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JP2010060309A - レーザレーダ及びレーザレーダによる境界監視方法 - Google Patents

レーザレーダ及びレーザレーダによる境界監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】境界監視用に使用する場合において、監視コストの上昇を少なく抑えたうえで、従来境界柵部の内側及び外側のいずれかに生じていた死角をなくすことが可能であるレーザレーダ及びレーザレーダによる境界監視方法を提供する。
【解決手段】二つの投光部2A,2Bと、投光部2A,2Bから発したレーザ光LTを走査する走査部3と、計測対象領域で反射して戻った反射レーザ光LRを受ける二つの受光部4A,4Bを備え、走査部3は、水平軸回りに回転する一つのポリゴンミラー31と、フェンスFの内外にそれぞれ配置されてポリゴンミラー31で反射した二つの投光部2A,2Bからの二筋のレーザ光LTをフェンスFの内外にそれぞれ走査すると共に、フェンスFの内外における互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光LRをポリゴンミラー31を介して個々に二つの受光部4A,4Bに戻す二つの揺動ミラー32,32を具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、領域を仕切る境界柵部、例えば、工場などの施設領域と外部とを仕切るフェンスの内外を監視するのに利用されるレーザレーダ及びレーザレーダによる境界監視方法に関するものである。
従来、上記した領域を仕切る境界柵部の内外を監視するレーザレーダとしては、例えば、レーザ光を発する投光部と、この投光部から発したレーザ光を二次元的に走査する走査部と、この走査部によるレーザ光走査により計測対象で反射して戻るレーザ光を受ける受光部を備えたものがあり、このようなレーザレーダにおいて、走査部は、投光部から発したレーザ光を水平方向に走査するポリゴンミラーと、このポリゴンミラーからのレーザ光を垂直方向に走査する揺動ミラーを具備したものとなっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-69975号
ところが、このレーザレーダを用いて領域を仕切る境界柵部、例えば、フェンスの内外を監視する場合には、このフェンスが否応なく障害となって内側及び外側のいずれかに死角が生じて監視の実効性が低下してしまうという問題があった。
また、このような死角をなくすために、上記レーザレーダを2組用いることが提案されているが、この場合には、監視コストの上昇を招いてしまうという問題があり、これらの問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上述した従来の課題に着目してなされたもので、境界監視用に使用する場合において、監視コストの上昇を少なく抑えたうえで、従来境界柵部の内側及び外側のいずれかに生じていた死角をなくすことが可能であるレーザレーダ及びレーザレーダによる境界監視方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に係る発明は、レーザ光を発する二つの投光部と、これらの投光部から発した二筋のレーザ光をそれぞれ二次元的に走査する走査部と、この走査部によるレーザ光走査により互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記走査部を介して個々に受ける二つの受光部を備え、前記走査部は、一つのポリゴンミラーと、このポリゴンミラーで反射した前記二つの投光部からの二筋のレーザ光を前記互いに異なる計測対象にそれぞれ走査すると共に、これらの互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記ポリゴンミラーを介して個々に前記二つの受光部に戻す二つの揺動ミラーを具備している構成としたことを特徴としており、このレーザレーダの構成を前述の従来の課題を解決するための手段としている。
また、本発明の請求項2に係る発明は、領域を仕切る境界柵部の内外を監視するレーザレーダであって、レーザ光を発する二つの投光部と、これらの投光部から発した二筋のレーザ光をそれぞれ二次元的に走査する走査部と、この走査部によるレーザ光走査により互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記走査部を介して個々に受ける二つの受光部を備え、前記走査部は、水平軸回りに回転する一つのポリゴンミラーと、前記境界柵部の内外にそれぞれ配置されて前記ポリゴンミラーで反射した前記二つの投光部からの二筋のレーザ光を前記境界柵部の内外にそれぞれ走査すると共に、該境界柵部の内外における互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記ポリゴンミラーを介して個々に前記二つの受光部に戻す二つの揺動ミラーを具備している構成としたことを特徴としており、このレーザレーダの構成を前述の従来の課題を解決するための手段としている。
さらに、本発明の請求項3に係るレーザレーダは、前記二つの投光部に所定の周期でレーザ光の投光指令を発すると共に前記走査部による走査を制御する一つの制御部を備え、この制御部から前記二つの投光部に対して、互いに半周期ずらしてレーザ光の投光指令が発せられる構成としている。
一方、本発明の請求項4に係る発明は、請求項1又は3に記載のレーザレーダにより、領域を仕切る境界柵部の内外を監視するに際して、走査部のポリゴンミラーの中心軸を水平方向に沿わせて該ポリゴンミラーを配置すると共に、このポリゴンミラーで反射した前記二つの投光部からの二筋のレーザ光を前記境界柵部の内外にそれぞれ走査し且つ該境界柵部の内外における互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記ポリゴンミラーを介して個々に前記二つの受光部に戻すべく前記境界柵部の内外に二つの揺動ミラーをそれぞれ配置し、前記走査部のポリゴンミラーを回転させつつ前記二つの投光部からレーザ光をそれぞれ投光して、前記二つの揺動ミラーを介して前記境界柵部の内外にレーザ光をそれぞれ走査し、この走査部によるレーザ光走査により前記境界柵部の内外における互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記走査部の二つの揺動ミラー及びポリゴンミラーを介して個々に前記二つの受光部で受ける構成としたことを特徴としており、このレーザレーダによる境界監視方法の構成を前述の従来の課題を解決するための手段としている。
本発明のレーザレーダ及びレーザレーダによる境界監視方法において、投光部から発するレーザ光としては、半導体レーザや固体レーザやガスレーザなどを用いることができ、信号波形がパルス状や位相変調した正弦波状を成すレーザ光が使用される。
本発明のレーザレーダにおいて、領域を仕切る境界柵部の内外を監視する場合、例えば、図2に示すように、走査部3のポリゴンミラー31をその回転軸31aが境界柵部Fの長手方向(水平方向)に沿うようにして境界柵部Fの上方に設置すると共に、このポリゴンミラー31を挟むようにして二つの揺動ミラー32,32を境界柵部Fの内外に設置する。
この際、二つの揺動ミラー32,32の各回動軸32a,32aを境界柵部Fの高さ方向(垂直方向)に合わせ、図3に示すように、ポリゴンミラー31における境界柵部Fの内側に位置する部分に二つの投光部2A,2Bのうちの一方の投光部2A及びこれと対を成す受光部4Aを向けると共に、ポリゴンミラー31における境界柵部Fの外側に位置する部分に二つの投光部2A,2Bのうちの他方の投光部2B及びこれと対を成す受光部4Bを向ける。
そして、このレーザレーダにおいて、走査部3のポリゴンミラー31及び二つの揺動ミラー32,32を動作させつつ、二つの投光部2A,2Bからパルス状や位相変調した正弦波状のレーザ光LTをそれぞれ投光すると、図5(a)に示すように、境界柵部Fの内外にレーザ光LTが二次元的にそれぞれ走査されることとなり、これらのレーザ光LTが境界柵部Fの内外の各監視領域A,Bにおける互いに異なる計測対象で反射して戻ってくるまでの時間を計測して処理することで、計測対象までの距離を求め得ることとなる。
このとき、境界柵部Fの内側におけるレーザ光走査では、図5(b)に示すように、境界柵部Fの外側に該境界柵部Fの厚み分の死角Daが生じ、一方、境界柵部Fの外側におけるレーザ光走査では、図5(c)に示すように、境界柵部Fの内側に該境界柵部Fの厚み分の死角Dbが生じるが、境界柵部F外側の死角Daは境界柵部Fの外側のレーザ光走査で解消され、境界柵部F内側の死角Dbは境界柵部Fの内側のレーザ光走査で解消されるので、実効性の高い監視がなされることとなる。
このように、本発明のレーザレーダでは、一つのポリゴンミラー及び二つの揺動ミラーを具備した走査部としているので、境界監視用に使用する場合において、監視コストの上昇を少なく抑え得ることとなる。
また、二つの投光部に所定の周期でレーザ光の投光指令を発する一つの制御部を備えている場合において、この制御部から二つの投光部に対して、互いに半周期ずらしてレーザ光の投光指令を発するようになすと、二つの投光部の電力消費タイミング及び距離演算タイミングをずらすことができ、したがって、一つの制御部に加えて、二つの投光部用高圧電源及び距離演算部がいずれも一つで済むこととなる。
本発明の請求項1に係るレーザレーダでは、上記した構成としたから、境界監視用に使用する場合において、コストの上昇を抑えたうえで、死角のない実効性の高い監視を行うことが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
また、本発明の請求項2に係るレーザレーダ及び請求項4に係るレーザレーダによる境界監視方法では、上記した構成としているので、監視コストの上昇を抑えつつ、死角のない実効性の高い監視を行うことが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
さらに、本発明の請求項3に係るレーザレーダでは、上記した構成としているので、より一層の監視コストの低減を実現することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
以下、本発明に係るレーザレーダ及びレーザレーダによる境界監視方法を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明に係るレーザレーダの一実施形態を示しており、この実施形態では、本発明に係るレーザレーダを工場などの施設領域と外部とを仕切るフェンス(境界柵部)の内外を監視するのに用いた場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、このレーザレーダ1は、パルス状のレーザ光LTを発する二つの投光部2A,2Bと、これらの投光部2A,2Bから発した二筋のレーザ光LT,LTをそれぞれ二次元的に走査する走査部3と、この走査部3によるレーザ光LT,LTの走査により走査範囲内の互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光LR,LRを走査部3を介して個々に受ける二つの受光部4A,4Bと、投光部2A,2Bにレーザ光LTの投光指令を発すると共に走査部3による走査を制御する制御部5と、この制御部5から与えられるレーザ光LT,LTの投光タイミング及び受光部4A,4Bから与えられる反射レーザ光LR,LRの受光タイミングに基づいて計測対象の距離情報を取得する距離演算部6を備えており、投光部2A,2Bは、共通の高圧電源7から供給される電源によりそれぞれレーザ光LTを投光するようになっている。
走査部3は、図2に示すように、モータ30の出力により回転する一つのポリゴンミラー31と、モータ33の出力により揺動してポリゴンミラー31で反射した二つの投光部2A,2Bからの二筋のレーザ光LTを互いに異なる計測対象にそれぞれ走査すると共に、これらの計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光LRをポリゴンミラー31を介して個々に二つの受光部4A,4Bに戻す二つの揺動ミラー32,32を具備していて、ポリゴンミラー31は、その回転軸31aがフェンスFの長手方向(水平方向)に沿うようにしてフェンスFの上方に設置してあり、一方、二つの揺動ミラー32,32は、このポリゴンミラー31を挟むようにしてフェンスFの内外に設置してある。
この場合、二つの揺動ミラー32,32の各揺動軸32a,32aをフェンスFの高さ方向(垂直方向)に合わせて、図3に示すように、ポリゴンミラー31におけるフェンスFの内側に位置する部分に二つの投光部2A,2Bのうちの一方の投光部2A及びこれと対を成す受光部4Aを向けると共に、ポリゴンミラー31におけるフェンスFの外側に位置する部分に二つの投光部2A,2Bのうちの他方の投光部2B及びこれと対を成す受光部4Bを向けるようにしている。
また、このレーザレーダ1において、図4に示すように、投光部2A,2Bに対して所定の指令周期でレーザ光LTの投光指令を発する制御部5では、投光部2Aに対する投光指令アと、投光部2Bに対する投光指令イとを互いに半周期分ずらして発するようにしており、受光部4A,4Bの受光タイミングア,イも互いに半周期分ずれるようにしている。
このレーザレーダ1において、走査部3のポリゴンミラー31及び二つの揺動ミラー32を動作させながら、制御部5からの指令により二つの投光部2A,2Bからパルス状のレーザ光LTを所定の周期で且つ互いに半周期分ずらしてそれぞれ投光させると、図5(a)に示すように、フェンスFの内外にレーザ光LTが二次元的にそれぞれ走査されて領域A,Bの監視が成されることとなり、これらのレーザ光LTがフェンスFの内外における領域A,Bの互いに異なる計測対象で反射して戻ってくるまでの時間を距離演算部6により計測して処理することで、計測対象までの距離dA,dBを求め、制御部5において、この走査部3のポリゴンミラー31及び二つの揺動ミラー32,32から得た角度情報と、距離演算部6から得た距離情報とから、三次元データを生成して外部に出力するものとなっている。
このとき、フェンスFの内側におけるレーザ光LTの二次元的走査による領域Aでは、図5(b)にも示すように、フェンスFの外側に該フェンスFの厚み分の死角Daが生じ、一方、フェンスFの外側におけるレーザ光LTの二次元的走査による領域Bでは、図5(c)もに示すように、フェンスFの内側に該フェンスFの厚み分の死角Dbが生じるが、フェンスF外側の死角DaはフェンスFの外側におけるレーザ光走査で解消され、フェンスF内側の死角DbはフェンスFの内側におけるレーザ光走査で解消されるので、実効性の高い監視がなされることとなる。
そして、この実施形態に係るレーザレーダ1では、一つのポリゴンミラー31及び二つの揺動ミラー32,32を具備した走査部3としているので、境界監視用に使用する場合において、監視コストの上昇を少なく抑え得ることとなる。
また、上記したレーザレーダ1では、制御部5において、二つの投光部2A,2Bのうちの一方の投光部2Aに対する投光指令アと、他方の投光部2Bに対する投光指令イとを互いに半周期分ずらして発するようにしているので、図4の破線楕円内に示すように、二つの投光部2A,2Bが電力を消費するタイミングをずらすことができるうえ、図4の実線楕円内に示すように、距離演算タイミングもずらすことができ、したがって、制御部5に加えて、高圧電源7及び距離演算部6がいずれも一つで済み、監視コストの上昇をより少なく抑え得ることとなる。
上記した実施形態では、本発明に係るレーザレーダを工場などの施設領域と外部とを仕切るフェンスの内外を監視するのに用いた場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。
また、本発明に係るレーザレーダの構成は、上記した実施形態によるレーザレーダ1の構成に限定されるものではない。
本発明に係るレーザレーダの一実施形態を示すブロック図である。 図1におけるレーザレーダの走査部,投光部,受光部の各位置関係を示すフェンス内側からの斜視説明図である。 図1におけるレーザレーダの走査部,投光部,受光部の各位置関係を示すフェンス上方からの斜視説明図(a)及びフェンス上方で且つポリゴンミラー後方からの斜視説明図(b)である。 図1に示したレーザレーダの制御部による投光部への投光指令タイミングを説明するグラフである。 図1におけるレーザレーダによる監視領域を示す平面説明図(a),フェンス内側監視領域の視野イメージ説明図(b)及びフェンス外側監視領域の視野イメージ説明図(c)である。
符号の説明
1 レーザレーダ
2A,2B 投光部
3 走査部
31 ポリゴンミラー
31a ポリゴンミラーの回転軸
32 揺動ミラー
32a 揺動ミラーの揺動軸
4A,4B 受光部
5 制御部
6 距離演算部
F フェンス(境界柵部)
LR 反射レーザ光
LT 投光レーザ光

Claims (4)

  1. レーザ光を発する二つの投光部と、
    これらの投光部から発した二筋のレーザ光をそれぞれ二次元的に走査する走査部と、
    この走査部によるレーザ光走査により互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記走査部を介して個々に受ける二つの受光部を備え、
    前記走査部は、一つのポリゴンミラーと、このポリゴンミラーで反射した前記二つの投光部からの二筋のレーザ光を前記互いに異なる計測対象にそれぞれ走査すると共に、これらの互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記ポリゴンミラーを介して個々に前記二つの受光部に戻す二つの揺動ミラーを具備している
    ことを特徴とするレーザレーダ。
  2. 領域を仕切る境界柵部の内外を監視するレーザレーダであって、
    レーザ光を発する二つの投光部と、
    これらの投光部から発した二筋のレーザ光をそれぞれ二次元的に走査する走査部と、
    この走査部によるレーザ光走査により互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記走査部を介して個々に受ける二つの受光部を備え、
    前記走査部は、水平軸回りに回転する一つのポリゴンミラーと、前記境界柵部の内外にそれぞれ配置されて前記ポリゴンミラーで反射した前記二つの投光部からの二筋のレーザ光を前記境界柵部の内外にそれぞれ走査すると共に、該境界柵部の内外における互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記ポリゴンミラーを介して個々に前記二つの受光部に戻す二つの揺動ミラーを具備している
    ことを特徴とするレーザレーダ。
  3. 前記二つの投光部に所定の周期でレーザ光の投光指令を発すると共に前記走査部による走査を制御する一つの制御部を備え、この制御部から前記二つの投光部に対して、互いに半周期ずらしてレーザ光の投光指令が発せられる請求項1又は2に記載のレーザレーダ。
  4. 請求項1又は3に記載のレーザレーダにより、領域を仕切る境界柵部の内外を監視するに際して、
    走査部のポリゴンミラーの中心軸を水平方向に沿わせて該ポリゴンミラーを配置すると共に、このポリゴンミラーで反射した前記二つの投光部からの二筋のレーザ光を前記境界柵部の内外にそれぞれ走査し且つ該境界柵部の内外における互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記ポリゴンミラーを介して個々に前記二つの受光部に戻すべく前記境界柵部の内外に二つの揺動ミラーをそれぞれ配置し、
    前記走査部のポリゴンミラーを回転させつつ前記二つの投光部からレーザ光をそれぞれ投光して、前記二つの揺動ミラーを介して前記境界柵部の内外にレーザ光をそれぞれ走査し、
    この走査部によるレーザ光走査により前記境界柵部の内外における互いに異なる計測対象で反射して戻った二筋の反射レーザ光を前記走査部の二つの揺動ミラー及びポリゴンミラーを介して個々に前記二つの受光部で受ける
    ことを特徴とするレーザレーダによる境界監視方法。
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