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JP2010051116A - スイッチング電源装置、電源システム、および電子装置 - Google Patents

スイッチング電源装置、電源システム、および電子装置 Download PDF

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JP2010051116A JP2008214274A JP2008214274A JP2010051116A JP 2010051116 A JP2010051116 A JP 2010051116A JP 2008214274 A JP2008214274 A JP 2008214274A JP 2008214274 A JP2008214274 A JP 2008214274A JP 2010051116 A JP2010051116 A JP 2010051116A
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Abstract

【課題】スイッチング電源装置の、瞬停耐量時間の確保用のコンデンサ容量を低減する。
【解決手段】本発明のスイッチング電源装置は、コンデンサ、コンデンサの両端の直流電圧をスイッチングする第1及び第2のスイッチ素子、第1のスイッチ素子を1次巻線の終端タップに接続し、第2のスイッチ素子を1次巻線の中間タップに接続するトランス、トランスの2次巻線に接続する整流回路、および整流回路に接続する平滑回路を設け、直流電圧の値に応じて第1及び第2のスイッチ素子のいずれか一方を選択的に動作させる制御回路を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング電源装置、スイッチング電源装置を使用した電源システム、スイッチング電源装置を使用した電子装置に関する。
電子装置には一般的にスイッチング電源装置が内蔵されている。一般的なスイッチング電源装置は、その入力電圧の瞬停(瞬時停電)発生時に一定時間に亘って電源動作を継続させる瞬停耐量が求められる。この瞬停耐量の時間を確保する方法として、一般的にスイッチング電源装置の整流回路とDC/DCコンバータ間に大容量のコンデンサを接続して、瞬停発生時にコンデンサに蓄積されたエネルギーを放電し、DC/DCコンバータの動作を継続させる方法が一般的に用いられている。
具体的な方式については、例えば特開2000−305641号(特許文献1)に記載されているような、整流ダイオードブリッジの出力とDC/DCコンバータの間にコンデンサを接続する方式が知られている。
図4に従来技術を用いたスイッチング電源装置の例を示す。図4のスイッチング電源装置301は、交流電源302の出力304a、304bをダイオードブリッジ311に入力し、ダイオードブリッジ311の整流出力をコンデンサ312に接続し、コンデンサ312の正極をトランス313の1次巻線313aに接続し、トランス313の1次巻線313aの他端をスイッチ素子S3に接続し、スイッチ素子S3をコンデンサ312の負極に接続し、トランス313の2次巻線313bを整流回路314に接続し、整流回路314を平滑回路315に接続し、平滑回路315の出力を電源出力305a、305bを通して負荷303に接続し、スイッチング電源装置301の電源出力305aを電圧比較器316の負入力に接続し、電圧比較器316の正入力を基準電圧源317に接続し、電圧比較器316の出力をPWM(Pulse Width Modulation)回路318に接続し、PWM回路318をスイッチ素子S3に接続した構成である。
図4のスイッチング電源装置の回路動作について説明する。交流電源302の出力はダイオードブリッジ311により整流され、コンデンサ312で平滑され、直流電圧に変換される。コンデンサ312両端の直流電圧はスイッチ素子S3によりスイッチングされ、トランス313の1次巻線313aに入力される。トランス313は1次巻線313aの電圧を降圧し、2次巻線313bに出力する。2次巻線313bの出力電圧は整流回路314により整流され、整流回路314の出力電圧は平滑回路315により平滑され、直流電圧に変換され、電源出力305a、305bを通して負荷303に出力される。
電圧比較器316はスイッチング電源装置301の出力電圧Voと基準電圧源317の基準電圧Vrefを比較する。PWM回路は電圧比較器316の出力電圧に応じて、スイッチ素子S3のオンデューティー比を変化させる。具体的には、基準電圧Vrefより出力電圧Voよりが低い場合は、スイッチ素子S3のオンデューティー比を増加させて出力電圧Voを増加させ、基準電圧Vrefより出力電圧Voよりが高い場合は、スイッチ素子S3のオンデューティー比を減少させて出力電圧Voを減少させる制御を行う。この制御により、スイッチング電源装置301の出力電圧Voは基準電圧Vrefと同一の電圧値に維持される。
また、交流電源302の停電発生時には、コンデンサ312に蓄積されたエネルギーを放電することにより、一定時間電源動作を継続させ、スイッチング電源装置の瞬停耐量の時間を確保している。
特開2000−305641号公報
図4に示した従来技術を用いたスイッチング電源装置では、瞬停耐量時間を確保するため、コンデンサ312の静電容量を大きくする必要がある。
一例として、スイッチング電源装置の入力電圧AC200V、出力電圧DC5V、出力電流100A、トランス313の1次巻線数N1=80ターン、トランス313の2次巻線数N2=2ターン、必要な瞬停耐量時間Th=20msの場合を想定する。
交流電源302の停電が発生していない場合のコンデンサ312の両端電圧VC1は次式(1)である。
Figure 2010051116
交流電源302に停電が発生すると、コンデンサ312が放電して、両端電圧は低下する。電源動作可能なコンデンサ312の下限電圧VC2はスイッチング電源装置の出力電圧Voとトランス313の1次巻線数N1と2次巻線数N2により決定される。具体的な値は、たとえば式(2)である。
Figure 2010051116
瞬停耐量時間を確保するために必要なコンデンサ容量Cは停電が発生していない場合のコンデンサ312の両端電圧VC1と電源動作可能なコンデンサ312の下限電圧VC2とスイッチング電源装置301の出力電圧Vo、出力電流Io、必要な瞬停耐量時間Thから、式(3)で計算され、具体的な値は、たとえば式(4)である。
Figure 2010051116
Figure 2010051116
以上のように、一般的に瞬停耐量時間を確保するためにはスイッチング電源装置に大容量のコンデンサを内蔵する必要がある。スイッチング電源装置への大容量のコンデンサの内蔵は、電源体積、コストの増加につながるため、スイッチング電源装置の小型化、低コスト化のためには、瞬停耐量時間の確保のためのコンデンサ容量の低減化が必要である。
また、瞬停耐量時間の確保のためのコンデンサ容量の低減策として、式(2)及び式(3)から分かるように、トランス313の1次巻線313aの巻数N1を少なくして、電源動作可能なコンデンサ312の下限電圧VC2を下げる方法がある。しかしこの方法では、通常動作におけるトランスの1次電流が増加して、トランスの1次巻線の発熱が増加するため、この対策として1次巻線径を太くする必要があり、その結果、トランスの寸法、コストが増加する弊害がある。
この問題解決のため、本発明のスイッチング電源装置は、コンデンサ、コンデンサの両端の直流電圧をスイッチングする第1及び第2のスイッチ素子、第1のスイッチ素子を1次巻線の終端タップに接続し、第2のスイッチ素子を1次巻線の中間タップに接続するトランス、トランスの2次巻線に接続する整流回路、および整流回路に接続する平滑回路を設け、直流電圧の値に応じて第1及び第2のスイッチ素子のいずれか一方を選択的に動作させる制御回路を備える。
本発明のスイッチング電源装置によれば、瞬停耐量時間の確保用のコンデンサ容量を低減化することができる。。
以下、本発明の実施形態を、スイッチング電源装置、電源システム、及び電子装置の実施例として、図面を用いて詳細に説明する。
図1は実施例1のスイッチング電源装置の回路構成を示す図である。図1に示すスイッチング電源装置1は、交流電源2の出力4a、4bをダイオードブリッジ11に入力し、ダイオードブリッジ11の整流出力をコンデンサ12に接続し、コンデンサ12の正極をトランス13の1次巻線13aに接続し、トランス13の1次巻線13aの他端をスイッチ素子S1に接続し、スイッチ素子S1をコンデンサ12の負極に接続し、トランス13の1次巻線13aの中点をスイッチ素子S2に接続し、スイッチ素子S2をコンデンサ12の負極に接続し、トランス13の2次巻線13bを整流回路14に接続し、整流回路14を平滑回路15に接続し、平滑回路15の出力を電源出力5a、5bを通して負荷3に接続し、スイッチング電源装置1の電源出力5aを電圧比較器16の負入力に接続し、電圧比較器16の正入力を第1の基準電圧源17に接続し、電圧比較器16の出力をPWM回路18に接続し、PWM回路18の出力を論理回路20に接続し、コンデンサ12の正極をコンパレータ21の負入力に接続し、第2の基準電圧源22をコンパレータ21の正入力に接続し、コンパレータ21の出力を論理回路20に接続し、論理回路20の出力をスイッチ素子S1に接続し、論理回路20の出力をスイッチ素子S2に接続した構成である。また、トランス13の1次巻線13aの巻数は、中点をはさみそれぞれN11ターン、N12ターンであり、合計N1(=N11+N12)ターンである。
図1のスイッチング電源装置1の回路動作について説明する。交流電源2はダイオードブリッジ11により整流され、コンデンサ12で平滑され、直流電圧に変換される。コンデンサ12両端の直流電圧はスイッチ素子S1もしくはスイッチ素子S2によりスイッチングされ、トランス13の1次巻線13aに入力される。トランス13は1次巻線13aの電圧を降圧し、2次巻線13bに出力する。2次巻線13bの出力電圧は整流回路14により整流され、整流回路14の出力電圧は平滑回路15により平滑され、直流電圧に変換される。平滑回路15の直流電圧出力は電源出力5a、5bを通して負荷3に出力される。
電圧比較器16は、スイッチング電源装置1の出力電圧Voと第1の基準電圧源17の基準電圧Vrefを比較する。PMW回路は電圧比較器16の出力電圧に応じて、出力するオンデューティー比を変化させる。具体的には、基準電圧Vrefより出力電圧Voよりが低い場合は、オンデューティー比を増加させて出力電圧Voを増加させ、基準電圧Vrefより出力電圧Voよりが高い場合は、オンデューティー比を減少させて出力電圧Voを減少させる制御を行う。この制御より、スイッチング電源装置1の出力電圧Voは第1の基準電圧Vrefと同一の電圧値に維持される。
コンパレータ21は、コンデンサ12の電圧と第2の基準電圧源22の基準電圧Vthを比較する。具体的には、コンデンサ12の電圧が基準電圧Vthより高い場合は、コンパレータ21はLレベルを出力し、コンデンサ12の電圧が基準電圧Vthより低い場合は、コンパレータ21はHレベルを出力する。論理回路20は、コンパレータ出力のレベルにより、駆動するスイッチ素子の切換えを行う。具体的には、コンパレータ21の出力がLレベルの場合はスイッチ素子S1をPWM回路18の出力のオンデューティー比で駆動し、コンパレータ21の出力がHレベルの場合はスイッチ素子S2をPWM回路18の出力のオンデューティー比で駆動する。
以上の制御により、コンデンサ12の電圧が基準電圧Vthより高い場合は、スイッチ素子S1が駆動されるため、駆動されるトランス13の1次巻線13aの巻数は(N11+N12)ターンであり、コンデンサ12の電圧が基準電圧Vthより低い場合は、スイッチ素子S2が駆動されるため、駆動されるトランス13の1次巻線13aの巻数はN11ターンである。
交流電源2の停電発生時には、コンデンサ12に蓄積されたエネルギーを放電することにより、一定時間電源動作を継続させ、スイッチング電源装置の瞬停耐量の時間を確保する。
一例として、スイッチング電源装置1の入力電圧AC200V、出力電圧(定格電圧)DC5V、出力電流100A、必要な瞬停耐量時間Th=20ms、トランス13の1次巻線数(N11+N12)=80ターン、トランス13の2次巻線数N2=2ターンを想定する。この想定は、発明が解決しようとする課題の欄で説明した例と同一の条件である。更に、トランス13の1次巻線には、N11=40ターン、N12=40ターンの位置に中点が設置され、また、第2の基準電圧源22の基準電圧Vth=200Vの場合を想定する。
停電が発生していない場合のコンデンサ12の両端電圧VC1は、式(1)で表され、DC282Vである。この状態において、コンパレータ21の負入力電圧は282V、正入力電圧は200Vであるため、コンパレータ21の出力レベルはLレベルとなり、スイッチ素子S1が駆動されるため、トランス13の1次巻線13aは、N11+N12=80ターンが駆動される。この場合のトランス13の1次巻線13aの電流値は、スイッチング電源装置1の出力電流とトランス13の巻数比によって決定され、具体的な値は、100A/(80ターン/2ターン)=2.5Aである。
交流電源2の停電発生時にはコンデンサ12が放電して、その両端電圧が低下する。コンデンサ12両端の電圧が282V〜200Vの範囲では、コンパレータ21の正入力の電圧より、負入力の電圧が高いため、コンパレータ21の出力レベルはLレベルとなり、スイッチ素子S1が駆動され、トランス13の1次巻線13aは、N11+N12=80ターンが駆動される。
この状態でのトランス13の1次巻線13aの電流値は、スイッチング電源装置1の出力電流とトランス13の巻数比によって決定され、具体的な値は、100A/(80ターン/2ターン)=2.5Aである。なお、コンデンサ12の電圧が200Vまで低下した場合においても、トランス13の2次巻線13bの出力電圧は、200V/(80ターン/2ターン)=5Vであるため、スイッチング電源装置1は定格電圧を出力可能である。
停電が継続しコンデンサ12の電圧が200Vより低下した場合について説明する。コンデンサ12両端の電圧が200V未満では、コンパレータ21の正入力の電圧より、負入力の電圧が低くなるため、コンパレータ21の出力レベルはHレベルとなり、スイッチ素子S2が駆動され、トランス13の1次巻線13aは、N11=40ターンが駆動される。
この状態でのトランス13の1次巻線13aの電流値は、スイッチング電源装置1の出力電流とトランス13の巻数比によって決定され、具体的な値は、100A/(40ターン/2ターン)=5Aである。この電流値は停電が発生していない場合の電流値2.5Aの2倍であり、1次巻線13aの発熱増加による影響が懸念されるが、停電発生時にトランス1次巻線の電流が増加する時間は、瞬停耐量時間Th=20ms以下の短い時間であるため、トランス1次巻線13aの発熱増加よる温度上昇は軽微であり、問題にならない。このため、トランスの1次巻線径を大きくする必要はなく、1次巻線径は停電が発生していない場合の通常電流である2.5Aを流すことができる設計とすれば良い。
電源動作可能なコンデンサ12の下限電圧VC2はスイッチング電源装置の出力電圧Voとスイッチ素子S2駆動時に1次巻線13aが駆動される巻数N11と2次巻線数N2により決定される。具体的な値は、VC2=Vo×(N11/N2)=5(V)×(40ターン/2ターン)=100(V)である。
瞬停耐量時間を確保するために必要なコンデンサ容量Cは停電が発生していない場合のコンデンサ12の両端電圧VC1と電源動作可能なコンデンサ12の下限電圧VC2とスイッチング電源装置1の出力電圧Vo、出力電流Io、必要な瞬停耐量の時間Thから、式(3)で計算され、具体的な値は、式(5)である。
Figure 2010051116
必要なコンデンサ容量は、式(4)の一例において必要であった容量506uFの57%であり、必要なコンデンサ容量を43%低減することができる。
以上の実施例では、トランス13の1次巻線数を、N11=40ターン、N12=40ターンとしたが、たとえばN11=50ターン、N12=30ターンのように、N11≠N12としても、必要なコンデンサ容量の低減効果が得られる。言い換えると、1次巻線数N1となる終端タップ(スイッチ素子S1の1次巻線への接続点)に対してN1≧N11となるように、1次巻線の途中に中間タップ(スイッチ素子S2の1次巻線への接続点)を設け、停電が発生した場合に、スイッチングしたコンデンサ12の両端電圧VC1をその中間タップに供給すれば良い。中間タップを複数設け、それらを段階的に切り替えて用いても良い。中間タップを段階的に切り替える場合、コンパレータ21と基準電圧源22との組を複数設け、順次切り替えても良いし、コンパレータ21の正入力となる基準電圧源22を複数設け、基準電圧Vthを順次切り替えるようにしても良い。
以上の説明したとおり、本実施例のスイッチング電源装置を使用すれば、コンデンサ両端の直流電圧の大きさに応じてスイッチ素子を選択的に動作させるので、電源動作が可能なコンデンサの下限電圧を下げることができるため、瞬停耐量時間の確保用のコンデンサ容量を、従来技術を使用した電源と比較して低減することが可能である。よって、スイッチング電源装置の小型化、コスト低減を図ることができる。
なお、スイッチ素子S1、S2には、MOS−FET、バイポーラトランジスタ、IGBTなどの半導体素子を使用することができる。
また、図1の実施例では、スイッチング電源回路がシングルフォワード型の場合を説明したが、回路方式をダブルフォワード型、ハーフブリッジ型、フルブリッジ型などに変更しても、同様の効果を得ることができる。
図2は実施例2の電源システムを示す図である。図2において、101は電源システムであり、102は電源システム入力であり、103a、103b、103cは電源入力であり、104a、104b、104cは図1のスイッチング電源装置1であり、105a、105b、105cは電源出力であり、106は電源システム出力である。図2に示すように本実施例の電源システム101は電源システム入力102にスイッチング電源装置104a、104b、104cの電源入力103a、103b、103cを並列接続し、スイッチング電源装置104a、104b、104cの電源出力105a、105b、105cを並列接続したものに電源システム101の電源システム出力106を接続するものである。
以上説明した通り、本電源システム101は実施例1のスイッチング電源装置を使用していることから、実施例1と同様にスイッチング電源装置を小型化、低コスト化することができ、小型、低コストの電源システムを提供することが可能である。
図3は実施例3で電子装置を示す図である。図3において、201は電子装置であり、202は電源入力であり、203は電源入力であり、204は図1のスイッチング電源装置1であり、205は電源出力であり、206は電子回路である。図3に示すように本実施例の電子装置201は電源入力202にスイッチング電源装置204を接続し、スイッチング電源装置204に電子回路206を接続したものである。ここで、電子回路206は、例えば電子演算回路、メモリ回路、増幅回路、発振回路、D/Aコンバータ、A/Dコンバータなどのデジタル回路、アナログ回路による電子回路である。
以上説明した通り、電子装置201は実施例1のスイッチング電源装置を使用していることから、実施例1と同様にスイッチング電源装置を小型化、低コスト化することができ、小型、低コストの電子装置を提供することが可能である。
本実施形態は、瞬停耐量時間の確保用のコンデンサ容量を低減化したスイッチング電源装置、電源システム、電子装置に関するもので、低体積、低コストのスイッチング電源装置、電源システム、電子装置を提供することができる。すなわち、AC/DC電源、DC/DC電源、UPS電源などの各種電源装置、各種電源システム、及び、各種電子装置に利用することができる。
実施例1のスイッチング電源装置の回路構成を示す図である。 実施例2の電源システムを示す図である。 実施例3で電子装置を示す図である。 従来技術を用いたスイッチング電源装置の例を示す図である。
符号の説明
1:スイッチング電源装置、2:交流電源、3:負荷、4a、4b:電源入力、5a、5b:電源出力、11:ダイオードブリッジ、12:コンデンサ、13:トランス、13a:トランス1次巻線、13b:トランス2次巻線、14:整流回路、15:平滑回路、16:電圧比較器、17:第1の基準電圧源、18:PWM回路、20:論理回路、21:コンパレータ、22:第2の基準電圧源、S1、S2:スイッチ素子、101:電源システム、102:電源システム入力、103a、103b、103c:電源入力、104a、104b、104c:スイッチング電源装置、105a、105b、105c:電源出力、106:電源システム出力、201:電子装置、202:電源入力、203:電源入力、204:スイッチング電源装置、205:電源出力、206:電子回路、301:スイッチング電源装置、302:交流電源、303:負荷、304a、304b:電源入力、305a、305b:電源出力、311:ダイオードブリッジ、312:コンデンサ、313:トランス、313a:トランス1次巻線、313b:トランス2次巻線、314:整流回路、315:平滑回路、316:電圧比較器、317:基準電圧源、318:PWM回路、S3:スイッチ素子。

Claims (4)

  1. コンデンサ、前記コンデンサの両端の直流電圧をスイッチングする第1及び第2のスイッチ素子、前記第1のスイッチ素子を1次巻線の終端タップに接続し、前記第2のスイッチ素子を前記1次巻線の中間タップに接続するトランス、前記トランスの2次巻線に接続する整流回路、および前記整流回路に接続する平滑回路を設け、前記直流電圧の値に応じて前記第1及び第2のスイッチ素子のいずれか一方を選択的に動作させる制御回路を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記制御回路は、前記直流電圧が所定電圧以上のときに前記第1のスイッチ素子を動作させ、前記直流電圧が前記所定電圧未満のときに前記第2のスイッチ素子を動作させることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 請求項1のスイッチング電源装置を備えたことを特徴とする電源システム。
  4. 請求項1のスイッチング電源装置を備えたことを特徴とする電子装置。
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