JP2009238329A - Optical disk unit and control method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、光ディスクを用いて情報の再生又は記録を行う光ディスク装置及びその制御方法に関する。 The present invention relates to an optical disc apparatus that reproduces or records information using an optical disc and a control method thereof.
光ヘッド上の対物レンズの駆動機構に設けられた二種類のフォーカスコイルを利用して、対物レンズのフォーカス制御と共に対物レンズのチルト補正をフィードフォワード制御で行う光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 There is known an optical disc apparatus that uses two types of focus coils provided in an objective lens drive mechanism on an optical head to perform objective lens focus control and objective lens tilt correction by feedforward control (for example, Patent Document 1).
また、光ディスク上の異なる半径位置で検出した対物レンズにおけるチルトの検出値の差を反映させたるかたちで、二つのフォーカスコイルに供給するための電流値を補正することにより、対物レンズのチルト制御に改善を加えた光ディスク装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上述した各文献の技術は、対物レンズのチルト方向への制御とフォーカス方向への制御とが互いに干渉し合い、対物レンズを適切に駆動制御することが難しい構成となっている。 However, the techniques of the above-described documents have a configuration in which it is difficult to appropriately drive and control the objective lens because the control of the objective lens in the tilt direction and the control in the focus direction interfere with each other.
そこで本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、光ヘッド上の対物レンズのチルト制御とフォーカス制御との互いの干渉を抑制しつつ、対物レンズの好適な駆動制御を実現できる光ディスク装置及びその制御方法の提供を目的とする。 Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described problem, and an optical disc capable of realizing suitable drive control of an objective lens while suppressing mutual interference between tilt control and focus control of the objective lens on the optical head. An object is to provide an apparatus and a control method thereof.
上記した課題を解決するために、この発明は、対物レンズ及びレンズホルダが一体化された対物レンズユニットと、前記対物レンズユニットを光ヘッド本体上に変位可能に支持する弾性支持部材と、前記弾性支持部材に支持された前記対物レンズユニットの重心位置を前記対物レンズの光軸と直交する方向から挟んで対向する当該対物レンズユニット上の第1及び第2の被駆動位置に互いに等しい駆動効率で駆動力をそれぞれ付与する第1及び第2の駆動部と、前記対物レンズユニットにチルト方向及びフォーカシング方向の変位力が作用したときに前記重心位置での前記フォーカシング方向への変位力が前記チルト方向の変位力に与え得る影響が回避されるように、前記第1及び第2の被駆動位置に前記第1及び第2の駆動部にて各々付与される前記駆動力の配分を調整する駆動力調整部とを具備する光ディスク装置を提供する。 In order to solve the above-described problems, the present invention includes an objective lens unit in which an objective lens and a lens holder are integrated, an elastic support member that supports the objective lens unit so as to be displaceable on an optical head body, and the elastic With a driving efficiency equal to the first and second driven positions on the objective lens unit facing each other with the center of gravity position of the objective lens unit supported by the support member sandwiched from the direction orthogonal to the optical axis of the objective lens. The first and second driving units that respectively apply driving force, and the displacement force in the focusing direction at the center of gravity position when the displacement force in the tilt direction and the focusing direction is applied to the objective lens unit is the tilt direction. The first and second driving units respectively apply the first and second driven positions so as to avoid the possible influence on the displacement force of the first and second driving positions. To provide an optical disk apparatus including a driving force adjustment unit that adjusts the distribution of the driving force.
また、上記した課題を解決するために、この発明は、光ヘッド本体上に変位可能に支持された対物レンズを有する対物レンズユニットの重心位置を、前記対物レンズの光軸と直交する方向から挟んで対向した当該対物レンズユニット上の第1及び第2の被駆動位置に互いに等しい駆動効率で各々付与するための駆動力を設定するステップと、チルト方向及びフォーカシング方向の変位力が作用したときに前記重心位置での前記フォーカシング方向への変位力がチルト方向の変位力に与え得る影響が回避されるように前記設定された駆動力の配分を調整するステップと、前記配分の調整された各駆動力を前記第1及び第2の被駆動位置にそれぞれ付与するステップとを有する光ディスク装置の制御方法を提供する。 In order to solve the above-described problem, the present invention sandwiches the position of the center of gravity of an objective lens unit having an objective lens supported so as to be displaceable on the optical head body from a direction perpendicular to the optical axis of the objective lens. A step of setting a driving force to be applied to each of the first and second driven positions on the objective lens unit facing each other with equal driving efficiency, and a displacement force in the tilt direction and the focusing direction is applied Adjusting the distribution of the set driving force so as to avoid the influence that the displacement force in the focusing direction at the center of gravity position may have on the displacement force in the tilt direction; and each drive in which the distribution is adjusted And a method of controlling the optical disk apparatus, the method including applying a force to the first and second driven positions, respectively.
本発明によれば、光ヘッド上の対物レンズのチルト制御とフォーカス制御との互いの干渉を抑制しつつ、対物レンズの好適な駆動制御を実現することの可能な光ディスク装置及びその制御方法を提供することができる。 According to the present invention, there is provided an optical disc apparatus capable of realizing suitable drive control of an objective lens while suppressing mutual interference between tilt control and focus control of the objective lens on the optical head, and a control method therefor can do.
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光ディスク装置1の構成を機能的に示すブロック図である。また、図2は、この光ディスク装置1に搭載された光ヘッド65の構造を模式的に示す図である。さらに、図3は、この光ディスク装置1が備えるフォーカス/チルト制御回路87及び第1及び第2の駆動力発生回路51、52の構成を機能的に示すブロック図である。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
[First Embodiment]
FIG. 1 is a block diagram functionally showing the configuration of the
図1及び図3に示すように、この実施形態の光ディスク装置1は、光ヘッド65、スピンドルモータ63、送りモータ67、スピンドルモータ制御回路64、送りモータ制御回路68、RFアンプ85、PLL制御回路76、データ再生回路78、トラック制御回路88、フォーカス/チルト制御回路87、第1及び第2の駆動力発生回路51、52、信号バス89、CPU90、RAM91、ROM92、NV−RAM99、エラー訂正回路62などを主に備える。また、このような光ディスク装置1は、所定のインタフェース回路93を介してホスト装置94に接続されている。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
すなわち、光ディスク装置1は、情報記憶媒体としての例えばHD DVD(High Definition Digital Versatile Disc)やBD(Ble-ray Disc)などの光ディスク100を用いて情報の再生及び/又は記録を行うものである。光ディスク100には、図2に示す情報記録面100aに同心円状又は螺旋状に溝が刻まれている。光ディスク100のこのような溝の凹部をランド、凸部をグルーブと呼び、グルーブ又はランドの一周をトラックと呼ぶ。ユーザデータは、このトラック(グルーブのみ又はグルーブ及びランド)に沿って、強度変調されたレーザ光を照射して記録マークを形成することで情報の記録が行われる。
That is, the
データ再生は、記録時より弱いリードパワー(read power)のレーザ光をトラックに沿って照射して、トラック上にある記録マークによる反射光強度の変化を検出することにより行われる。記録されたデータの消去は、前記リードパワーより強いイレースパワー(erase power)のレーザ光をトラックに沿って照射し、記録層を結晶化することにより行われる。 Data reproduction is performed by irradiating a laser beam with a read power weaker than that at the time of recording along the track and detecting a change in reflected light intensity caused by a recording mark on the track. The recorded data is erased by irradiating a laser beam of erase power stronger than the read power along the track to crystallize the recording layer.
光ディスク100は、図1に示すように、ディスク回転駆動部として機能するスピンドルモータ63によって回転駆動される。スピンドルモータ63に設けられたロータリエンコーダ63aからは回転角信号が得られる。回転角信号は、スピンドルモータ63が1回転すると、例えば5パルスのパルス信号を発生させる。この回転角信号からスピンドルモータ63の回転角度及び回転数を検出することができる。
As shown in FIG. 1, the
また、上述した光ヘッド65は、図1及び図2に示すように、対物レンズ70、対物レンズユニット74、第1〜第3のアクチュエータ71、72、73、レーザダイオード79、レーザ変調制御回路75、ハーフミラー96、FM−PD95、コリメータレンズ80、ハーフプリズム81、集光レンズ82、シリンドリカルレンズ83、光検出器84などから構成される。
The
つまり、光ディスク100に対する情報の記録、再生は、光ヘッド(光ピックアップ)65によって行われる。光ヘッド65は、ギア60やスクリューシャフト61を介して送りモータ67と連結されている。この送りモータ67は、送りモータ制御回路68により駆動される。つまり、送りモータ制御回路68からの送りモータ駆動電流により送りモータ67を回転させることによって、光ヘッド65は、光ディスク100の半径方向に移動する。
That is, recording and reproduction of information with respect to the
光ヘッド65には、図2に示すように、上記した対物レンズ70及びこの対物レンズ70を保持するレンズホルダ74aが一体化された対物レンズユニット74が設けられている。対物レンズユニット74は、サスペンションワイヤ又は板バネなどの弾性変形可能な弾性支持部材59を介して光ヘッド65本体(ヘッドベース)上に変位可能に支持されている。
As shown in FIG. 2, the
ここで、第1及び第2の駆動部として機能する上述した第1及び第2の駆動力発生回路51、52は、図1〜図3に示すように、第1、第2の磁気回路57、58を各々有する第1、第2のアクチュエータ71、72、並びに第1及び第2の駆動電流回路97、98をそれぞれ備える。第1及び第2の駆動電流回路97、98は、入力された信号の電圧値に対応する値の駆動電流を出力する。また、第1、第2のアクチュエータ71、72は、第1及び第2の駆動電流回路97、98から各々出力される駆動電流の値に対応する駆動力をそれぞれ発生させる。
Here, the first and second driving
すなわち、上記のアクチュエータ71、72は、図3に示すように、磁気駆動用のマグネット55、56やコイル53、54によって、第1、第2の磁気回路57、58を構成しており、第1及び第2の駆動電流回路97、98から駆動電流を上記コイル53、54に供給することで生じるローレンツ力によって、対物レンズユニット74を所定の方向に駆動させる駆動力を発生させる。また、同様に、第3のアクチュエータ73も、磁気駆動用のマグネットやコイルによって構成される磁気回路を有する。
That is, as shown in FIG. 3, the
詳述すると、図1〜図3に示すように、上記のアクチュエータ71、72を有する第1及び第2の駆動力発生回路51、52は、弾性支持部材59に支持された対物レンズユニット74の重心位置Gを対物レンズの光軸s1と直交する方向(本実施形態ではラジアル方向)xから挟んで対向する当該対物レンズユニット74上の第1及び第2の被駆動位置P1、P2に駆動力をそれぞれ付与する。
More specifically, as shown in FIGS. 1 to 3, the first and second driving
つまり、図2及び図3に示すように、第1及び第2の駆動電流回路97、98が、例えば互いに電流値の等しい駆動電流を磁気回路57、58の各コイル53、54に供給することで、図2に示すように、対物レンズ70の光軸s1に沿ったフォーカシング方向yへ、光ヘッド65上の対物レンズユニット74(対物レンズ70)を移動させることが可能である。一方、第1及び第2の駆動電流回路97、98が、例えば互いに電流値の異なる駆動電流を磁気回路57、58の各コイル53、54に供給することで、光ディスクの情報記憶面100aに対して対物レンズ70の光軸s1が傾く方向(光軸s1が光軸s2のように傾斜する方向)となるチルト方向θにも対物レンズユニット74(対物レンズ70)を駆動することが可能である。さらに、アクチュエータ73が備える磁気回路の駆動用コイルに所定の駆動電流を供給することで、光ディスク100の半径方向に沿ったトラッキング方向(ラジアル方向)xへ対物レンズユニット74を移動させることが可能である。なお、図2中のθは、タンジェンシャル方向dからみた、対物レンズ70の光軸s2とフォーカシング方向yとのずれ角を表している。
That is, as shown in FIGS. 2 and 3, the first and second drive
ここで、本実施形態の光ヘッド65では、図2に示すように、対物レンズユニット74の重心位置Gをラジアル方向xから挟んで対向する第1及び第2の被駆動位置P1、P2から、フォーカス方向yへの駆動力を付与する構造である。このため、アクチュエータ71、72により移動制御可能な対物レンズ70のチルト方向とは、ラジアルチルト方向である。ここで、アクチュエータ71、72に代えて、例えば対物レンズユニット74の重心位置Gをタンジェンシャル方向dから挟んで対向する二つの被駆動位置から、フォーカス方向yへの駆動力を付与するように配置した一対のアクチュエータを設けてもよい。この場合の制御可能な対物レンズ70のチルト方向とは、タンジェンシャルチルト方向となる。さらに、これらの中間の位置に一対のアクチュエータを配置することで、ラジアルチルト方向及びタンジェンシャルチルト方向のそれぞれに対物レンズ70を駆動制御できる光ヘッドを構成してもよい。
Here, in the
レーザ変調制御回路75は、情報記録時(記録マーク形成時)に、ホスト装置94からインタフェース回路93を介して送られてくる記録データに基づいて、書き込み用信号をレーザダイオード(レーザ発光素子)79に供給する。また、レーザ変調制御回路75は情報読取り時に、(前記書き込み用信号より駆動電流の小さい)読取り用信号をレーザダイオード79に供給する。
The laser
また、光ヘッド65は、フォトダイオードにより構成されるFM−PD95を備える。FM−PD95は、レーザダイオード79が発生するレーザ光の一部をハーフミラー96により一定比率だけ分岐し、光量、つまり照射パワーに比例した受光信号を検出してこの受光信号をレーザ変調制御回路75に供給する。レーザ変調制御回路75は、FM−PD95からの受光信号に基づいて、CPU90により各々設定される再生時、記録時及びデータ消去時に適するレーザパワーでレーザ光が発光されるように、レーザダイオード79を制御する。
In addition, the
レーザダイオード79は、レーザ変調制御回路75から供給される信号に応じてレーザ光を発生する。レーザダイオード79から発せられるレーザ光は、コリメータレンズ80、ハーフプリズム81、対物レンズ70を介して光ディスク100上に照射される。光ディスク100からの反射光は、対物レンズ70、ハーフプリズム81、集光レンズ82及びシリンドリカルレンズ83を介して、光検出器84に導かれる。
The
光検出器84は、例えば4分割の光検出セルから成り、これら光検出セルの検知信号はRFアンプ85に出力される。RFアンプ85は、光検知セルからの信号を処理し、ジャストフォーカスからの誤差を示すフォーカスエラー信号、レーザ光のビームスポット中心とトラック中心との誤差を示すトラッキングエラー信号、及び光検知セル信号の全加算信号である再生信号(RF信号)を生成する。つまり、RFアンプ85は、図1及び図2に示すように、スピンドルモータ63により回転駆動される光ディスク100の情報記録面100aと光ヘッド65上の対物レンズ70の焦点位置とのフォーカス方向の位置ずれを示すフォーカスエラー信号を出力するフォーカスエラー信号出力回路としての機能を有する。
The
フォーカスエラー信号は、フォーカス/チルト制御回路87に供給される。フォーカス/チルト制御回路87は、図2に示すように、スピンドルモータ63により回転駆動される光ディスク100の情報記録面100aと光ヘッド上の前記対物レンズの焦点位置とのフォーカス方向の位置ずれを補正するための補正量に対応する値を持つフォーカス駆動信号を生成する。このフォーカス駆動信号は、ヘッド65上の対物レンズユニット74を駆動する駆動力発生回路51、52に供給され、これにより、レーザ光が光ディスク100の情報記録面100aの記録膜上に常時ジャストフォーカスとなるフォーカスサーボが行われる。
The focus error signal is supplied to the focus /
また、CPU90は、図1及び図3に示すように、対物レンズ70の補正するために、後述するチルトエラー信号を信号バス89を介してフォーカス/チルト制御回路87に供給する。フォーカス/チルト制御回路87は、フォーカス駆動信号に後述するチルト駆動信号を加えた駆動信号を駆動力発生回路51、52に供給する。
Further, as shown in FIGS. 1 and 3, the
トラッキングエラー信号は、トラック制御回路88に供給される。トラック制御回路88はトラッキングエラー信号に応じてトラック駆動信号を生成する。トラック制御回路88から出力されるトラック駆動信号(トラック駆動電流)は、第3のアクチュエータ73側に供給される。これにより、レーザ光が光ディスク100上に形成されたトラック上を常時トレースするトラッキングサーボが行われる。
The tracking error signal is supplied to the
上記フォーカスサーボ及びトラッキングサーボがなされることで、光検出器84の各光検出セルの出力信号の全加算信号には、記録情報に対応して光ディスク100のトラック上に形成されたピットなどからの反射光の変化が反映される。この信号はデータ再生回路78に供給される。データ再生回路78は、PLL制御回路76からの再生用クロック信号に基づき、記録データを再生する。
By performing the focus servo and the tracking servo, the full addition signal of the output signal of each light detection cell of the
上記トラック制御回路88によって対物レンズ70が制御されているとき、送りモータ制御回路68により、対物レンズ70が光ヘッド65内の所定位置近傍に位置するよう送りモータ67、つまり光ヘッド65が制御される。
When the
また、スピンドルモータ制御回路64、送りモータ制御回路68、レーザ変調制御回路75、PLL制御回路76、データ再生回路78、フォーカス/チルト制御回路87、トラック制御回路88、エラー訂正回路62などは、信号バス89を介してCPU90によって制御される。CPU90は、インタフェース回路93を介してホスト装置94から提供される動作コマンドに従って、光ディスク装置1本体を統括的に制御する。また、CPU90は、RAM91を作業エリアとして使用すると共に、不揮発メモリで構成されるNV−RAM99に記録された例えば装置個体ごとの各種のパラメータを適宜参照しつつ、ROM92に記録された制御プログラムに従って動作する。
The spindle
ここで、図2に基づき、駆動力発生回路51、52のアクチュエータ71、72を通じて駆動される対物レンズユニット74に生じる作用について説明を行う。また、この図2では、上述した被駆動位置(の起点)P1、P2を結ぶ直線と上記光軸s1とが90°で直交しかつ被駆動位置P1、P2を結ぶ直線上に(対物レンズ70を保持した)対物レンズユニット74の重心位置Gが存在するものとして説明を行う。
Here, based on FIG. 2, the effect | action which arises in the
すなわち、図3に示すように、第1及び第2のアクチュエータ71、72のコイル53、54へそれぞれ駆動信号電流i1、i2を供給することにより、図3に示すように、二つのアクチュエータ71、72上の被駆動位置P1、P2の直上に光ヘッド65上の対物レンズ70の光軸s1に沿ったフォーカシング方向yと平行な方向の駆動力(ローレンツ力)f1、f2が生じる。これにより、上記したように、対物レンズユニット74をフォーカシング方向y、及びチルト方向θに駆動させることが可能となる。駆動信号電流i1、i2と駆動力f1、f2との関係は、光ヘッド65の物理的性質によって決定される定数をH1、H2とした場合、以下の式で与えられる。
That is, as shown in FIG. 3, by supplying drive signal currents i 1 and i 2 to the
f1=H1×i1
f2=H2×i2
また、本実施形態の光ヘッド65では、アクチュエータ71、72により駆動力f1、f2の付与される被駆動位置P1、P2から対物レンズユニット74の重心位置Gまでの各々の距離は、後に詳述する理由から、互いに異なる離間距離a、bであることが許容される。ここで、第1及び第2のアクチュエータ71、72それぞれに同じ電流値で、同一極性の駆動電流を供給した場合、同じ駆動力を生じさせる。すなわち以下の関係が成り立つ。
f 1 = H 1 × i 1
f 2 = H 2 × i 2
In the
H1=H2
また、図3に示すように、フォーカス/チルト制御回路87は、チルト制御回路877を備え、このチルト制御回路877は、スピンドルモータ63により回転駆動される光ディスク100の情報記録面100aと光ヘッド65上の対物レンズ70の光軸との傾き量に対応する値を持つチルト駆動信号(チルト駆動指令値電圧)を出力する。ここで、本実施形態の光ヘッド65上には、例えばチルトセンサが設けられており、光ディスク100の情報記録面100aと光ヘッド65上の対物レンズ70の光軸との傾き量を示す信号がこのチルトセンサから出力される。CPU90は、図1、図3に示すように、このチルトセンサから出力される信号をチルトエラー信号としてチルト制御回路877に供給する。チルト制御回路877は、このチルト誤差信号に基づいて、上述したチルト駆動信号を生成する。すなわち、このようにして得られたチルト駆動信号に対応する駆動電流をアクチュエータ71、72に供給することで、光ヘッド65上の対物レンズ70のチルトを補正することが可能となる。
H 1 = H 2
As shown in FIG. 3, the focus /
ここで、二つのフォーカスコイルを適用したチルトアクチュエータ機構を備える上記特許文献2(特開2003−272203号公報)の光ヘッドでは、二つのフォーカスコイルへ供給する駆動電流i1、i2が以下の関係を満たす。 Here, in the optical head of Patent Document 2 (Japanese Patent Laid-Open No. 2003-272203) having a tilt actuator mechanism to which two focus coils are applied, drive currents i 1 and i 2 supplied to the two focus coils are as follows. Satisfy the relationship.
i1=if−it
i2=if+it
上記の駆動電流ifによりフォーカス駆動を行い、駆動電流itによりチルト駆動を行うことが可能とされる。ここで、図2の構成において特許文献2の方法を適用すると、フォーカシング方向yの合力は、次の式で与えられる。
i 1 = i f -i t
i 2 = i f + i t
Performs focus driving by the driving current i f, is it possible to perform tilt driving by the driving current i t. Here, when the method of
f1+f2=H1×(if−it)+H2×(if+it)
f 1 + f 2 = H 1 × (i f -i t) +
=H1×(if−it)+H1×(if+it)
= H 1 × (i f -i t) +
=2H1×if
上記ifによりフォーカシング方向に対物レンズ(対物レンズユニット)を駆動できることがわかる。ところが、駆動電流の供給制御を本実施形態の光ヘッド65に適用した場合、対物レンズユニット74の重心位置Gから駆動力f1、f2の付与される被駆動位置P1、P2までの各々の距離が、互いに異なる離間距離a、bで構成されていることから、チルト方向θの合モーメントは、以下の関係となる。
= 2H 1 × i f
It can be seen that the objective lens (objective lens unit) can be driven in the focusing direction by the above if . However, when the drive current supply control is applied to the
−f1×a+f2×b=(−H1×a×i1+H2×b×i2)×cosθ −f 1 × a + f 2 × b = (− H 1 × a × i 1 + H 2 × b × i 2 ) × cos θ
=(−H1×a×(if−it)+H2×b×(if+it))×cosθ
= (- H 1 × a × (i f -i t) +
=H1×(b−a)×(if−it)×cosθ
上記の式より、チルト方向θへの対物レンズ70(対物レンズユニット74)の駆動においては、フォーカシング方向yへ対物レンズ70を駆動させるための駆動電流ifが干渉していることがわかる。すなわち、フォーカス駆動とチルト駆動とをそれぞれ独立したかたちで駆動制御できていない。このため、例えば特許文献2の方法によるフォーカス制御を行うとフォーカス駆動電流の干渉によってチルト方向θに予期せぬ駆動力を生じさせ、チルトサーボの制御性能を悪化させ、光ディスク100のトラック上に形成されたピットなどからの反射光の変化が正常に反映されず、信号がデータ再生回路78へ正常に供給されないといった問題の発生が予想される。
= H 1 × (b-a ) × (i f -i t) × cosθ
From the above equation, it can be seen that when the objective lens 70 (objective lens unit 74) is driven in the tilt direction θ, the drive current if for driving the
そこで、本実施形態の光ディスク装置1では、上述したフォーカス駆動に伴うチルト駆動への干渉の課題を考慮して、光ヘッド65本体の対物レンズユニット74の設計寸法や、対物レンズユニット74の本体の実寸を測定することなどで、予め取得しておいた上記の離間距離a、bの関係に基づいて、フィードフォワード的にフォーカス駆動とチルト駆動とを独立して行う。つまり、図2の構成の光ヘッド65において、
Therefore, in the
対物レンズユニット74にチルト方向θ及びフォーカシング方向yの変位力が作用したときに重心位置Gでのフォーカシング方向yへの変位力がチルト方向θの変位力に与え得る影響が回避されるように、フォーカシング方向yの制御に作用する駆動信号ifをそれぞれ1/a:1/bの比率で配分し、さらに、この駆動信号ifをチルト方向θへの制御に作用する駆動電流itに加算したものを第1及び第2のアクチュエータ71、72の駆動電流i1、i2とすることである。ここで、駆動電流ifだけに着目した場合、上記の比率で配分した駆動電流ifを第1及び第2のアクチュエータ71、72に供給することで、配分した駆動電流ifにより被駆動位置P1、P2に各々発生する重心位置Gを基準としたモーメントは、互いに等しくなる。このようにして配分された上記の駆動電流i1、i2は、次の式[1]、[2]で表すことができる。
The displacement force in the focusing direction y at the center of gravity G when the displacement force in the tilt direction θ and the focusing direction y is applied to the
i1=(if/a−it)…式[1]
i2=(if/b+it)…式[2]
ここで、この場合の対物レンズユニット74に作用するフォーカシング方向yの合力は次の式で与えられる。
f1+f2 =H1×i1+H2×i2
i 1 = (i f / a -i t) ... the formula [1]
i 2 = (i f / b + i t) ... the formula [2]
Here, the resultant force in the focusing direction y acting on the
f 1 + f 2 = H 1 × i 1 + H 2 × i 2
=H1×(if/a−it)+H2×(if/b+it)
= H 1 × (i f / a-i t) +
=H1×(1/a+1/b)×if…式[3]
=H2×(1/a+1/b)×if…式[4]
また、対物レンズユニット74に作用するチルト方向θの合モーメントは、以下の関係を満たす。
−f1×a+f2×b=(−H1×a×i1+H2×b×i2)×cosθ
= H 1 × (1 / a + 1 / b) × i f Equation [3]
= H 2 × (1 / a + 1 / b) × i f Formula [4]
Further, the resultant moment in the tilt direction θ acting on the
−f 1 × a + f 2 × b = (− H 1 × a × i 1 + H 2 × b × i 2 ) × cos θ
=(−H1×a×(if/a−it)+H2×b×(if/b+it))×cosθ
= (- H 1 × a × (i f / a-i t) +
=H1×(a+b)×it×cosθ…式[5]
=H2×(a+b)×it×cosθ…式[6]
つまり、対物レンズユニット74のフォーカス制御は、式[3]、式[4]に示すように駆動電流ifによって、また、対物レンズユニット74のチルト制御は、式[5]、式[6]に示すように駆動電流itによって、それぞれ独立したかたちで行われる。
= H 1 × (a + b ) × i t × cosθ ... Equation [5]
= H 2 × (a + b ) × i t × cosθ ... Equation [6]
That is, the focus control of the
前記の例では、フォーカス方向の駆動信号ifを倍1/aと1/b倍にし、チルト方向の駆動電流に加算した場合について説明したが、本態様では分配の比率が1/a:1/bであればよいので、等価な比率b:aや、b/(a+b):a/(a+b)、k×b:k×a (k:0でない定数)などの場合も同様にしてチルト駆動とフォーカス駆動とをitとifによって独立に行うことが可能である。いずれにせよフォーカス駆動信号ifに対し、最終的に何倍の駆動信号電流がフォーカス駆動に寄与するかは、駆動電流回路97、98や光ヘッド65に要求される仕様に応じて決定すればよい。また、レーザ光の波長が405nm、対物レンズ70のNAが0.65、光ディスク100の基板厚みが0.6mm時においては、再生信号のSbERを10−5オーダにするために対物レンズ70の光ディスク100の記録面垂直方向への許容傾き量0.05°×20/2.2以下になるように前記駆動信号電流を駆動する。
In the above example, the focusing direction of the drive signal i f doubled 1 / a and 1 / b times, has been described as being added to the tilt direction of the driving current, the ratio of distribution of 1 / In the present embodiment a: 1 / B, the equivalent ratio b: a, b / (a + b): a / (a + b), k × b: k × a (k: a constant other than 0), etc. it is possible to perform driving and a focus drive independently by i t and i f. In any case, how many times the drive signal current finally contributes to the focus drive signal with respect to the focus drive signal if can be determined according to the specifications required for the drive
以上の点を踏まえて、本実施形態の光ディスク装置1に係るフォーカス/チルト制御回路87は、次のように構成されている。すなわち、図3に示すように、フォーカス/チルト制御回路87は、フォーカス制御回路870、チルト制御回路877、駆動信号合成回路として機能する加算器(詳細には減算器)873及び加算器874、並びにアンプ(増幅器/AMP)871、872、875、876を備える。フォーカス制御回路870は、RFアンプ85から出力されるフォーカスエラー信号に基づいて、光ヘッド65上の対物レンズユニット74のフォーカシング方向yの駆動信号(フォーカス駆動信号)となるフォーカス駆動指令値電圧Vfを生成する。
Based on the above points, the focus /
アンプ871、アンプ872は、チルト制御回路877から出力されるチルト駆動信号としてのチルト駆動指令値電圧Vtを増幅する。アンプ871、アンプ872の増幅率の比率は、図2に示すように、対物レンズユニット74の重心位置Gからアクチュエータ71、72の駆動力f1、f2を付与する第1及び第2の被駆動位置P1、P2までの離間距離a、bに対応させて、1/a:1/bに定められている。一例として詳述すると、アンプ871の増幅率は、1/aであり、アンプ872の増幅率は、1/bである。すなわち、このようなアンプ871、872は、
対物レンズユニット74にチルト方向θ及びフォーカシング方向yの変位力が作用したときに重心位置Gでのフォーカシング方向yの変位力がチルト方向θへの変位力に与え得る影響が回避されるように、被駆動位置P1、P2に(駆動力発生回路51、52の)アクチュエータ71、72が各々付与する駆動力f1、f2の配分を調整する駆動力調整部として機能する。
In order to avoid the influence that the displacement force in the focusing direction y at the center of gravity G may have on the displacement force in the tilt direction θ when the displacement force in the tilt direction θ and the focusing direction y acts on the
ここで、上記の式[1]、式[2]を表す情報に加え、離間距離の値[a]、[b]を例えば光ヘッド65の固有の情報として、NV−RAM99などに予め(光ディスク装置1の製造時などに)記憶させておくと共に、アンプ871、872に可変利得アンプを適用してもよい。つまり、CPU90が、NV−RAM99に記憶された式[1]、式[2]の情報、及び離間距離の値[a]、[b]を示す情報を、対物レンズユニット74の駆動制御時に参照して、二つの可変利得アンプの増幅率の比率を適宜設定するものであってもよい。
Here, in addition to the information representing the above equations [1] and [2], the values [a] and [b] of the separation distance are preliminarily stored in the NV-
また、図3に示すように、加算器873は、アンプ871から出力される出力電圧に、チルト制御回路877のチルト駆動指令値電圧Vtを逆符号にして加算する(チルト制御回路877の出力電圧を減算する)。さらに、加算器874は、アンプ872から出力される出力電圧に、チルト制御回路877のチルト駆動指令値電圧Vtを加算する。
Further, as shown in FIG. 3, the
また、アンプ875、876の増幅率は、例えばフォーカス制御回路870から出力されるフォーカス駆動指令値電圧Vfの範囲及び分解能、アクチュエータ71、72を駆動する駆動電流回路97、98の仕様、アクチュエータ71、72に要求される駆動精度などに応じて設定されている。
The amplification factors of the
次に、このように構成された本実施形態の光ディスク装置1により行われる対物レンズユニット74上の第1及び第2の被駆動位置P1、P2に配分を調整した駆動力f1、f2を付与するための制御を図4に基づき説明する。ここで、図4は、図3のフォーカス/チルト制御回路87及び第1、第2駆動力発生回路51、52で行われる処理を示すフローチャートである。
Next, the driving forces f 1 and f adjusted to be distributed to the first and second driven positions P 1 and P 2 on the
図2〜図4に示すように、まず、フォーカス/チルト制御回路87は、対物レンズユニット74上の被駆動位置P1、P2へ各々付与するための基準となる配分調整前の駆動力の設定、つまり、配分調整前の駆動力に対応した駆動信号を生成する。この場合、フォーカス制御回路870は、フォーカスエラー信号に基づくフォーカス駆動指令値電圧Vfを生成(出力)し、一方、チルト制御回路877は、チルトエラー信号に基づくチルト駆動指令値電圧Vtを生成(出力)する(S[ステップ]11)。
As shown in FIGS. 2 to 4, first, the focus /
次に、アンプ871、アンプ872は、対物レンズユニット74にチルト方向θ及びフォーカシング方向yの変位力が作用したときに重心位置Gでのフォーカシング方向yの変位力がチルト方向θへの変位力に与え得る影響が回避されるように、第1及び第2の被駆動位置P1、P2に各々付与される駆動力f1、f2の配分を調整するための処理として、各々入力したフォーカス駆動指令値電圧Vfの互いに増幅率を変えたフォーカス駆動指令値Vf1、Vf2を各々出力する。すなわち、アンプ871は、フォーカス駆動指令値電圧Vfを1/a倍に増幅したチルト駆動指令値Vf1を出力し、一方、アンプ872は、フォーカス駆動指令値電圧Vfを1/b倍に増幅したフォーカス駆動指令値Vf2を出力する(S12)。
Next, when the displacement force in the tilt direction θ and the focusing direction y is applied to the
また、図3及び図4に示すように、加算器873は、アンプ871から出力されるフォーカス駆動指令値Vf1に、チルト制御回路877から出力されるチルト駆動指令値電圧Vtを逆符号で加算する。一方、加算器874は、アンプ872から出力されるフォーカス駆動指令値Vf2に、チルト制御回路877から出力されるチルト駆動指令値電圧Vtを加算する。アンプ875、876は、加算器873、874側から入力され電圧を増幅してアクチュエータ駆動指令値電圧V1、V2を生成し(S13)、これを第1及び第2の駆動電流回路97、98に供給する。駆動電流回路97、98は、供給されたアクチュエータ駆動指令値電圧V1、V2に対応する駆動電流i1=if/a−it、i2=if/b+itを磁気回路57、58(コイル53、54)に出力する。この磁気回路57、58(コイル53、54)を備える第1及び第2のアクチェータ71、72は、図2に示すように、駆動電流i1、i2に対応して発生する配分の調整された各駆動力f1、f2を対物レンズユニット74の第1及び第2の被駆動位置P1、P2にそれぞれ付与する(S14)。
Further, as shown in FIGS. 3 and 4, the
これにより、対物レンズユニット74のフォーカス制御は、式[3]、式[4]に示すように、駆動電流ifによって、また、対物レンズユニット74のチルト制御は、式[5]、式[6]に示したように、駆動電流itによって、それぞれ独立したかたちで行われる。したがって、本実施形態の光ヘッド65を備えた光ディスク装置1では、光ヘッド65上の対物レンズ70のチルト制御とフォーカス制御との互いの干渉を防止しつつ、対物レンズ70の好適な駆動制御を実現できる。
Thus, the focus control of the
また、本実施形態の光ディスク装置1では、上述したように、アクチュエータ71、72の駆動力f1、f2が生じる被駆動位置P1、P2から光ヘッド65の重心位置Gまでの各々の距離が、互いに異なる離間距離a、bであることが許容される。したがって、光ヘッド65の構成部品の部品レイアウトの自由度が高まり、これにより、機械的及び光学的に最適な設計の光ヘッド65を得ることができる。
Further, in the
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施形態を第1の実施形態で参照した図1〜図4を流用して説明を行う。また、図5はアンプ871、872の増幅率の好適な比率の決定に関する処理を示している。
[Second Embodiment]
Next, description will be made with reference to FIGS. 1 to 4 in which the second embodiment of the present invention is referred to in the first embodiment. FIG. 5 shows processing relating to determination of a suitable ratio of amplification factors of the
本実施形態に係る光ディスク装置1は第1の実施形態の光ディスク装置1が備えていたフォーカス/チルト制御回路87におけるアンプ871、872が、可変利得アンプ(AMP)であるとする。
In the
ここで、実施形態に係る光ディスク装置301では、対物レンズユニット74にチルト方向θ及びフォーカシング方向yの変位力が作用したときに重心位置Gでのフォーカシング方向yの変位力がチルト方向θへの変位力に与え得る影響が回避されるように、第1及び第2のアクチュエータ71、72へ駆動電流i1、i2が供給される。
Here, in the
また、上述したように、第1及び第2の駆動力発生回路51、52は、図1、図3に示すように、第1及び第2の駆動電流回路97、98は、入力された信号の電圧値(アクチュエータ駆動指令値電圧V1、V2)に対応する値の駆動電流i1、i2を出力する。また、図2に示したように、第1、第2のアクチュエータ71、72は、第1及び第2の駆動電流回路97、98から各々出力される駆動電流i1、i2の値に対応する駆動力f1、f2をそれぞれ発生させる。
As described above, the first and second driving
また、本実施形態では光ヘッド65の例えば製造時などにおいて、ランダムなデータなどが記録された光ディスクにサーボをかけ、RFアンプ85、データ再生回路78を通して得られた再生信号(RF信号)の振幅と、フォーカス/チルト制御回路87におけるアンプ871、872の増幅率の比率の関係を調べ、再生信号(RF信号)の振幅が最大となる最適な比率を求める。その比率を満たすアンプ871、872の増幅率を装置固有のパラメータとして、記憶部としての例えばNV−RAM99などに記憶される。さらに、CPU90は、光ディスク装置1の使用時(記録/再生時)にNV−RAM99に記憶された特性パラメータの値を読み出して、図1、図3に示すように、読み出した値に対応する増幅率で可変利得アンプ871、872の利得を設定する。これにより、製造時のばらつきが発生した場合に、第1の実施形態を実施しても好適な増幅率の比率にならない問題を解決する。
In the present embodiment, the amplitude of the reproduction signal (RF signal) obtained through the
以下では、具体的なアンプ871、872の増幅率の比率の決定に関する処理について説明する。まず、アンプ871、872の増幅率の分解能の仕様値などから、増幅率の探索間隔Δxを決める。以降は一例として、アンプ871の増幅率をΔxの探索間隔で変化させることにより、アンプ871、872の増幅率の好適な比率を決定する処理について説明する。まず、図5に示すように、アンプ871、872の増幅率を変化させることによって、測定された再生信号の振幅が増加していることを示す情報である振幅増加フラグをOFFにしておく(S21)。次に、アンプ871、872の増幅率の比率が1/a:1/bになるように各々の増幅率の初期値を設定し(S22)、ランダムなデータが記録された光ディスクにフォーカスサーボ、トラッキングサーボをかける(S23)。そして、再生信号(RF信号)の振幅値を測定する(S24)。このとき、測定が1回目の場合(S25)は、アンプ871の増幅率をΔxだけ変化させ(S28)、再びS23以降の処理へ移行する。測定が2回目以降の場合は、前回の再生信号の振幅値と比較を行い(S26)、前回の振幅値よりも今回の振幅値が大きい場合は、振幅増加フラグをONにし(S27)、アンプ871の増幅率をΔxだけ変化させ(S28)、再びS23以降の処理へ移行する。前回の振幅値よりも今回の振幅値が小さい場合は、振幅増加フラグがONであるかを確認し(S29)、OFFであれば、Δxの符号を反転し(S210)、再びS23以降の処理へ移行する。ONであれば、アンプ871、872の増幅率をNV−RAM99に保存し(S211)、アンプ871、872の増幅率の比率の決定に関する処理は終了する。
Below, the process regarding determination of the ratio of the amplification factor of
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施形態を図6〜図11に基づき説明する。ここで、図6は、この実施形態に係る光ディスク装置301の構成を機能的に示すブロック図である。また、図7は、光ディスク装置301が備えるフォーカス/チルト制御回路387及び上述した第1及び第2の駆動力発生回路51、52の構成を機能的に示すブロック図である。さらに、図8は、この光ディスク装置301が備える駆動電流回路97、98の特性パラメータの測定項目について説明するための図である。
[Third Embodiment]
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Here, FIG. 6 is a block diagram functionally showing the configuration of the
また、図9は、この光ディスク装置301が備える第1の駆動電流回路97の特性の測定及びその測定結果の登録に関する処理を示すフローチャートであり、図10は、光ディスク装置301が備える第2の駆動電流回路98の特性の測定及びその測定結果の登録に関する処理を示すフローチャートである。さらに、図11は、光ディスク装置301の使用時の第1及び第2の駆動電流回路の特性を補正するための動作制御を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、第1〜2の実施形態で参照した図1〜図5などを流用して説明を行うと共に、上記の図6〜図11において、図1〜図5に示した第1〜第2の実施形態の光ディスク装置で適用されていたものと同一の構成要素については、同一の符号、名称を付与しその説明を省略する。
FIG. 9 is a flowchart showing processing relating to measurement of characteristics of the first drive
すなわち、この実施形態に係る光ディスク装置301は、第1〜第2の実施形態いずれか一形態の光ディスク装置301が備えていたフォーカス/チルト制御回路に代えて、図6に示すように、フォーカス/チルト制御回路387を有すると共に、加算器303、304をさらに備えて構成されている。フォーカス/チルト制御回路387は、第1〜第2の実施形態いずれか一形態のフォーカス/チルト制御回路のアンプ875、876に代えて、可変利得アンプ(AMP)885、886を備える。
In other words, the
ここで、実施形態に係る光ディスク装置301では、対物レンズユニット74にチルト方向θ及びフォーカシング方向yの変位力が作用したときに重心位置Gでのフォーカシング方向yの変位力がチルト方向θへの変位力に与え得る影響が回避されるように、第1及び第2のアクチュエータ71、72へ駆動電流i1、i2が供給される。
Here, in the
また、上述したように、第1及び第2の駆動力発生回路51、52は、図6、図7に示すように、第1及び第2の駆動電流回路97、98は、入力された信号の電圧値(アクチュエータ駆動指令値電圧V1、V2)に対応する値の駆動電流i1、i2を出力する。また、図2に示したように、第1、第2のアクチュエータ71、72は、第1及び第2の駆動電流回路97、98から各々出力される駆動電流i1、i2の値に対応する駆動力f1、f2をそれぞれ発生させる。
As described above, the first and second driving
また、本実施形態では、この光ディスク装置301の例えば製造時などにおいて、第1及び第2の駆動電流回路97、98それぞれに入力した信号の電圧値とこの電圧値を持つ信号の入力より発生した駆動電流の値との対応関係を示す当該駆動電流回路ごとに固有の特性パラメータが記憶部としての例えばNV−RAM99などに記憶される。さらに、CPU90は、光ディスク装置301の使用時(記録/再生時)にNV−RAM99に記憶された特性パラメータの値を読み出して、図6、図7に示すように、読み出した値に対応する増幅率で可変利得アンプ885、886の利得を設定すると共に、加算器303、304を通じてこの特性パラメータの値を、可変利得アンプ885、886により値の増幅されたアクチュエータ駆動指令値電圧V1、V2に加算する。これにより、CPU90は、実質的に対物レンズユニット74の被駆動位置P1、P2に各々付与される駆動力f1、f2の配分を、上記の特性パラメータに基づいて実質的に調整する。
In the present embodiment, the
以下では、具体的な特定パラメータの測定及びその測定結果の登録に関する処理について説明する。すなわち、アクチュエータ71、72に駆動電流i1、i2供給する駆動電流回路97、98の電気的ばらつきによる望ましくない駆動力オフセットと駆動ゲインの差を取り除く方法は、まず、図8に示すように、それぞれの駆動電流回路97、98に印加された駆動指令値電圧と駆動電流の関係を2点以上調べ(97b〜97d、98b〜98dを調べ)、それぞれの駆動電流回路97、98の入出力関係を1次の関数で推定しておく。続いて1次の関数より駆動信号電流0[A]に相当するオフセット電圧と一次の関数の傾きに相当する駆動ゲインを測定し、これらを装置個体毎のパラメータとして不揮発メモリであるNV−RAM99に記憶させる。そして、製品使用段階において記憶された特性パラメータを参照して、それぞれの駆動電流回路97、98の駆動ゲインg1、g2(傾き)を補正し、かつ駆動電流のオフセットδi1、δi2に対応するオフセット電圧VO1、VO2、(切片)を印加する。
In the following, processing relating to specific measurement of specific parameters and registration of the measurement results will be described. That is, a method of removing the difference between the undesired driving force offset and the driving gain due to the electrical variation of the driving
そこで、まず、図8〜図10に示すように、光ディスク装置301の製造時などにおいて、可変利得アンプ885、886を互いに等しい増幅率、例えば1.0倍に設定した状態で、図8及び図9に示すように、駆動指令値電圧を駆動電流回路97、98に印加し(S41、S51)、この駆動指令値電圧V1、V2を記録する(S42、S52)。さらに、駆動電流回路97、98より出力された駆動電流値I1、I2を計測し(S43、S53)、この時の駆動電流値I1、I2を記録する(S44、S54)。
Therefore, first, as shown in FIGS. 8 to 10, when the
計測は、図8〜図10に示すように、それぞれの駆動電流回路97、98について少なくとも2点以上(駆動電流回路97の1次の関数97aを得るための測定点97b〜97d、駆動電流回路98の1次の関数98aを得るための測定点98b〜98dを)測定し(S45、S55)、かつ十分な回数だけ計測する(S46、S56)。次に、各アクチュエータ71、72の駆動電流回路97、98の入出力関係を1次の関数f1、f2で推定する(S47、S57)。次いで、駆動信号電流0[A]に相当するオフセット電圧Vo1、Vo2、及び前記一次の関数の傾きである駆動ゲインg1、g2を測定し、これら値を装置固有のパラメータとしてNV−RAM99に記録する(S48−S49、逆順可)(S58−S59、逆順可)。
As shown in FIGS. 8 to 10, the measurement is performed at least two points for each of the drive
光ディスク装置301の使用時(光ディスク100の記録/再生時)、図6、図7、図11に示すように、CPU90は、オフセット電圧VO1、VO2、駆動ゲインg1、g2を適宜参照し(S101−S104、順不同可)、CPU90より駆動力のオフセットがなくなるようにオフセット電圧VO1、VO2を駆動電流回路97、98へ印加する(S105−S106、逆順可)。また、CPU90は、駆動電流回路97、98の駆動ゲイン差が無くなるような利得補正値を供給して可変利得アンプ885、886の増幅率を変化させる。例えば、駆動ゲインの目標値をgとした場合、可変利得アンプ885、886の増幅率はそれぞれg/g1倍、g/g2倍にすればよい(S107−S108、逆順可)。
When using the optical disk device 301 (when recording / reproducing the optical disk 100), as shown in FIGS. 6, 7, and 11, the
このように本実施形態では、上述した各種の調整を実施することにより、駆動電流回路97、98の間の駆動電流オフセットの差や指令値電圧から駆動電流までのゲインの差をなくすことが可能となる。なお、フォーカス/チルト制御回路187、287のアンプ875、876を可変利得アンプに変更することなどで、このような駆動電流回路97、98の電気的特性の補正を、フォーカス/チルト制御回路187、287を搭載する光ディスク装置にも適用することができる。その他の効果として、フォーカス駆動とチルト駆動の干渉による制御性能の悪化が防がれたり、フォーカス方向とチルト方向に独立した制御系の設計が可能となったり、対物レンズアクチュエータの設計自由度が増すため、光学ヘッドの小型化や、駆動感度を高めて高倍速記録再生が可能となる。
As described above, in the present embodiment, it is possible to eliminate the difference in the drive current offset between the drive
以上、本発明を各実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば本発明は、光ディスクの記録/再生を行う光ディスク装置の他、いわゆるMOなどの光磁気ディスクの記録/再生を行うドライブ装置にも適用することが可能である。 The present invention has been specifically described above with reference to the embodiments. However, the present invention is not limited to these embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. For example, the present invention can be applied not only to an optical disk apparatus that records / reproduces an optical disk but also to a drive apparatus that records / reproduces a magneto-optical disk such as a so-called MO.
1,301…光ディスク装置、51…第1の駆動力発生回路、52…第2の駆動電流回路、53,54…コイル、55,56…マグネット、59…弾性支持部材、63…スピンドルモータ、63a…ロータリエンコーダ、64…スピンドルモータ制御回路、65…光ヘッド、70…対物レンズ、71…第1のアクチュエータ、72…第2のアクチュエータ、73…第3のアクチュエータ、74…対物レンズユニット、74a…レンズホルダ、85…RFアンプ、87,187,287,387…フォーカス/チルト制御回路、90…CPU、91…RAM、92…ROM、97…第1の駆動電流回路,98…第2の駆動電流回路、99…NV−RAM、100…光ディスク、303,304,873,874…加算器、870…フォーカス制御回路、871,872,875,876…アンプ、877…チルト制御回路、885,886…可変利得アンプ。
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,301 ... Optical disk apparatus, 51 ... 1st drive force generation circuit, 52 ... 2nd drive current circuit, 53, 54 ... Coil, 55, 56 ... Magnet, 59 ... Elastic support member, 63 ... Spindle motor, 63a ... Rotary encoder, 64 ... Spindle motor control circuit, 65 ... Optical head, 70 ... Objective lens, 71 ... First actuator, 72 ... Second actuator, 73 ... Third actuator, 74 ... Objective lens unit, 74a ... Lens holder, 85 ... RF amplifier, 87, 187, 287, 387 ... Focus / tilt control circuit, 90 ... CPU, 91 ... RAM, 92 ... ROM, 97 ... First drive current circuit, 98 ... Second drive
Claims (8)
前記対物レンズユニットを光ヘッド本体上に変位可能に支持する弾性支持部材と、
前記弾性支持部材に支持された前記対物レンズユニットの重心位置を前記対物レンズの光軸と直交する方向から挟んで対向する当該対物レンズユニット上の第1及び第2の被駆動位置に互いに等しい駆動効率で駆動力をそれぞれ付与する第1及び第2の駆動部と、
前記対物レンズユニットにチルト方向及びフォーカシング方向の変位力が作用したときに前記重心位置での前記フォーカシング方向への変位力が前記チルト方向の変位力に与え得る影響が回避されるように、前記第1及び第2の被駆動位置に前記第1及び第2の駆動部にて各々付与される前記駆動力の配分を調整する駆動力調整部とを具備することを特徴とする光ディスク装置。 An objective lens unit in which an objective lens and a lens holder are integrated;
An elastic support member for displacably supporting the objective lens unit on the optical head body;
Driving equal to the first and second driven positions on the objective lens unit facing each other with the center of gravity position of the objective lens unit supported by the elastic support member sandwiched from the direction orthogonal to the optical axis of the objective lens First and second drive units that respectively apply drive force with efficiency;
In order to avoid the influence of the displacement force in the focusing direction at the center of gravity position on the displacement force in the tilt direction when the displacement force in the tilt direction and the focusing direction is applied to the objective lens unit. An optical disc apparatus comprising: a driving force adjusting unit that adjusts the distribution of the driving force applied to the first and second driven positions by the first and second driving units, respectively.
前記第1及び第2の前記駆動電流回路それぞれに入力した信号の電圧値とこの電圧値を持つ信号の入力より発生した駆動電流の値との対応関係を示す当該駆動電流回路ごとに固有の特性パラメータを記憶する記憶部を光ディスク装置本体がさらに備え、
かつ、前記駆動力調整部は、前記記憶部に記憶された前記特性パラメータに基づいて、前記駆動力の配分を調整することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。 The first and second drive units include first and second drive current circuits that output a drive current having a value corresponding to a voltage value of an input signal, and the first and second drive units are configured. Each of the first and second driving force generation circuits for generating a driving force corresponding to the value of the driving current output from each of the driving current circuits,
A characteristic unique to each of the drive current circuits showing the correspondence between the voltage value of the signal input to each of the first and second drive current circuits and the value of the drive current generated from the input of the signal having this voltage value The optical disc apparatus main body further includes a storage unit for storing parameters,
2. The optical disc apparatus according to claim 1, wherein the driving force adjusting unit adjusts the distribution of the driving force based on the characteristic parameter stored in the storage unit.
チルト方向及びフォーカシング方向の変位力が作用したときに前記重心位置での前記フォーカシング方向への変位力がチルト方向の変位力に与え得る影響が回避されるように前記設定された駆動力の配分を調整するステップと、
前記配分の調整された各駆動力を前記第1及び第2の被駆動位置にそれぞれ付与するステップとを有することを特徴とする光ディスク装置の制御方法。 First and second on the objective lens unit opposed to each other with the gravity center position of the objective lens unit having an objective lens supported on the optical head body displaceably sandwiched from the direction orthogonal to the optical axis of the objective lens. Setting a driving force to be applied to each driven position with equal driving efficiency,
Distributing the set driving force so as to avoid the influence of the displacement force in the focusing direction at the center of gravity position on the displacement force in the tilt direction when the displacement force in the tilt direction and the focusing direction is applied. Adjusting steps,
And a step of applying each of the adjusted driving forces to the first and second driven positions, respectively.
前記駆動力を調整するステップでは、前記記憶部に記憶された前記特性パラメータに基づいて前記駆動力の配分を調整することを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置の制御方法。 The optical disc apparatus includes first and second drive current circuits that output a drive current having a value corresponding to a voltage value of an input signal, and is output from each of the first and second drive current circuits. First and second driving force generation circuits that respectively generate driving forces corresponding to the values of the driving currents, and voltage values of signals input to the first and second driving current circuits, respectively, and the voltage values A storage unit that stores a characteristic parameter unique to each drive current circuit indicating a correspondence relationship with the value of the drive current generated by the input of the signal having,
6. The method of controlling an optical disk device according to claim 5, wherein in the step of adjusting the driving force, the distribution of the driving force is adjusted based on the characteristic parameter stored in the storage unit.
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