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JP2009226531A - チャックハンドル - Google Patents

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JP2009226531A
JP2009226531A JP2008074337A JP2008074337A JP2009226531A JP 2009226531 A JP2009226531 A JP 2009226531A JP 2008074337 A JP2008074337 A JP 2008074337A JP 2008074337 A JP2008074337 A JP 2008074337A JP 2009226531 A JP2009226531 A JP 2009226531A
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chuck
handle
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tool chuck
frame
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Satoru Sato
哲 佐藤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】 工具チャックに対して姿勢が安定するチャックハンドルを実現する。
【解決手段】 チャックハンドルは、ハンドル軸と、前記ハンドル軸の先端に設けられたギヤと、前記ハンドル軸を回転可能に支持するフレームと、フレームに形成された係止ピンを備えている。このチャックハンドルでは、係止ピンが工具チャックのハンドル穴に挿入され、フレームが工具チャックの本体側面に当接し、ギヤが工具チャックの締付スリーブに係合する。このとき、フレームが工具チャックの本体側面に当接する範囲の少なくとも一部は、係止ピンがハンドル穴に挿入される位置に対して、締付スリーブの回転方向に関して後方側へ180度未満の角度範囲内に位置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、工具チャック用のチャックハンドルに関する。
ドリル等の回転工具を固定する工具チャックが知られている。工具チャックは、様々な種類のものが開発されている。そのなかで、チャックハンドルを用いて操作される工具チャックが多く利用されている。この種の工具チャックは、回転工具が挿入される本体と、本体に回転可能に設けられた締付スリーブと、締付スリーブの回転に伴って本体内で径方向に移動する複数のツメを供えている。本体側面には、チャックハンドルが挿入されるハンドル穴が形成されており、締付スリーブにはチャックハンドルに係合するギヤ部が形成されている。
特許文献1に、チャックハンドルが開示されている。特許文献1に開示されたチャックハンドルは、ハンドル軸と、ハンドル軸に設けられたギヤを備えている。ハンドル軸の先端には支持ピンが形成されている。この種のチャックハンドルでは、利用者が、ハンドル軸先端の支持ピンをハンドル穴に挿入し、ハンドル軸に設けられたギヤが締付スリーブのギヤ部に係合させ、ハンドル軸を回転させることによって締付スリーブを回転させる。締付スリーブを一方方向に回転させると、工具チャックを締め付けることができ、締付スリーブを他方方向に回転させると、工具チャックを緩めることができる。
実開平7−17404号公報
従来のチャックハンドルは、工具チャックを締め付けたり緩めたりするときに、工具チャックの姿勢が不安定となりやすい。そのことから、従来のチャックハンドルでは、工具チャックを強く締め付けたり、強く締め付けられた工具チャックを緩めたりすることが、非常にやりづらい。
本発明は、上記の問題を解決する。本発明は、工具チャックに対して姿勢が安定し、工具チャックを操作しやすいチャックハンドルを実現する。
本発明によって具現化される工具チャック用のチャックハンドルは、ハンドル軸と、前記ハンドル軸の先端に設けられたギヤと、前記ハンドル軸を回転可能に支持するフレームと、フレームに形成された係止ピンを備えている。
このチャックハンドルは、工具チャックに取り付けた際に、前記係止ピンが工具チャックの本体側面に形成されたハンドル穴に挿入され、前記フレームが工具チャックの本体側面に当接し、前記ギヤが工具チャックの締付スリーブに形成されたギヤ部に係合する。このとき、前記フレームが工具チャックの本体側面に当接する範囲の少なくとも一部は、前記係止ピンがハンドル穴に挿入された位置に対して、締付スリーブを回転させる方向に関して後方側へ180度未満の角度範囲内に位置することを特徴とする。
ハンドル軸によって締付スリーブを回転させると、チャックハンドルは締付スリーブから反力を受ける。反力を受けたチャックハンドルには、係止ピンがハンドル穴に挿入された位置を中心に、回転トルクが作用する。従来のチャックハンドルでは、この回転トルクによって、チャックハンドルの姿勢が不安定となってしまう。
一方、本発明に係るチャックハンドルでは、フレームが工具チャックの本体側面に当接する。そして、その当接範囲の少なくとも一部は、係止ピンの挿入位置に対して、締付スリーブの回転方向に関して後方側へ180度未満の角度範囲内(半周範囲内)に位置する。この場合、チャックハンドルに上記した回転トルクが作用すると、フレームが工具チャックの本体側面に強く押し付けられ、チャックハンドルが工具チャックに固定される。
本発明に係るチャックハンドルによると、工具チャックを強く締め付けるときほど、チャックハンドル10が工具チャック60にしっかりと固定される。工具チャックを強く締め付ける場合や、強く締め付けられた工具チャックを緩めたりする場合でも、チャックハンドルの姿勢が不安定となりにくい。
上記したチャックハンドルにおいて、前記フレームが工具チャックの本体側面に当接する範囲の少なくとも一部は、前記係止ピンがハンドル穴に挿入される位置に対して、締付スリーブを回転させる方向に関して後方側へ90度以上180未満の角度範囲内に位置することが好ましい。
この構成によると、チャックハンドルが反力に起因する回転トルクを受けた際に、フレームが工具チャックの本体側面により強く押し付けられるとともに、係止ピンがハンドル穴から外れにくくなる。
上記したチャックハンドルにおいて、前記ギヤが締付スリーブのギヤ部に係合する位置は、前記フレームが工具チャックの本体側面に当接する範囲よりも、前記係止ピンがハンドル穴に挿入される位置に対して、離れて位置することが好ましい。
係止ピンがハンドル穴に挿入される位置と、ギヤが締付スリーブのギヤ部に係合する位置との距離が離れているほど、締付スリーブからの反力に起因してチャックハンドルに作用する前記の回転トルクは強くなる。この場合、フレームが工具チャックの本体側面により強く押し付けら、チャックハンドルの姿勢がより安定する。
従って、ギヤが締付スリーブのギヤ部に係合する位置が、係止ピンがハンドル穴に挿入される位置に対して、締付スリーブを回転させる方向に関して後方側へ180度離れた位置であると、両者は最も離れた位置関係となることから、チャックハンドルの姿勢をしっかりと安定させることが可能となる。
前記フレームの工具チャックの本体側面に当接する当接面は、工具チャックの本体側面に沿って湾曲する円弧面であることが好ましい。
この場合、フレームの当接面が工具チャックの本体側面にしっかりと押し付けられ、チャックハンドルの姿勢がより安定することになる。
本発明のチャックハンドルによると、工具チャックを強く締め付けたり、強く締め付けられた工具チャックを緩めたりする場合でも、工具チャックに対する姿勢が安定することから、工具チャックの操作を容易に行うことができる。
最初に、以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。
(形態1) ハンドル軸は、その先端にギヤが設けられた主軸と、主軸の基端近傍に設けられたグリップを備えている。グリップは、主軸から径方向外側に向かって伸びている。
(形態2) フレームには、チャック本体の側面に当接するためのコンタクト面が設けられている。コンタクト面は、チャック本体の側面に沿って湾曲しており、コンタクト面の一部は、係止ピンに対して工具チャックの周方向に90度以上離れている。
(形態3) フレームのコンタクト面は、ハンドル軸に設けられたギヤに対向する位置から当該ギヤに向かって、90度以上の角度範囲に亘って円弧状に伸びている。
本発明を実施した実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、実施例のチャックハンドル10を示す正面図である。図2は、チャックハンドル10を示す右側面図である。チャックハンドル10は、可搬型の動力工具等の工具チャックを操作するためのものであり、工具チャックに着脱して用いるものである。
図1、図2に示すように、チャックハンドル10は、ハンドル軸12と、ベベルギヤ18と、フレーム20と、係止ピン26を備えている。図2に示すように、チャックハンドル10は、側方から観察したときに左右対称となる形状を有している。
ハンドル軸12は、主軸14と、主軸14の基端(図中上端)に設けられたグリップ14を備えている。グリップ14は、ハンドル軸12に対して略直交するように設けられている。ハンドル軸12は、利用者がその基端側を把持し、回転操作できるように構成されている。図中の直線Hは、ハンドル軸12の回転軸(即ち、主軸14の中心軸)を示している。
ベベルギヤ18は、ハンドル軸12の先端(図中下端)に設けられている。ベベルギヤ18は、ハンドル軸12の主軸14と同軸に設けられており、ハンドル軸12の主軸14に相対回転不能に固定されている。ベベルギヤ18は、回転軸Hを中心軸としてハンドル軸12と共に回転する。
フレーム20は、主に、略L字状のメインフレーム22と、略C字形状のコンタクトフレーム24を備えている。メインフレーム22の一端は、ハンドル軸12の主軸14を回転可能に支持している。メインフレーム22の他端には、コンタクトフレーム24が固定されている。コンタクトフレーム24には、その内周側にコンタクト面24aが設けられている。コンタクト面24aは、円弧状に湾曲する円弧面(円筒面の一部)であり、その中心軸Gはベベルギヤ18の回転軸Hの延長線上に位置している。コンタクト面24aの曲率半径は、後述する工具チャック60のチャック本体62(図3、図4、図5参照)の半径に合わせられており、チャック本体62の側面62bに沿って湾曲する形状となっている。コンタクト面24aは、ベベルギヤ18に対向する位置(即ち、ハンドル軸12の回転軸Hの延長線上)から、145度の角度範囲に亘って伸びている。
係止ピン26は、コンタクト面24aに設けられており、コンタクト面24aの中心軸Gに向かって突出している。本実施例の係止ピン26は、ベベルギヤ18に対向する位置(即ち、ハンドル軸12の回転軸Hの延長線上)に設けられており、ベベルギヤ18に向かって突出している。
図3、図4、図5を参照して、チャックハンドル10を工具チャック60に取り付けた状態について説明する。図3は、チャックハンドル10を工具チャック60に取り付ける様子を示している。図4、図5は、工具チャック60に取り付けたチャックハンドル10の正面図、側面図をそれぞれ示している。なお、チャックハンドル10は、工具チャック60を締め付ける場合と、工具チャック60を緩める場合とで、工具チャック60への取付姿勢が互いに異なる。図3、図4、図5では、工具チャック60を締め付ける場合の取付姿勢で、チャックハンドル10が図示されている。
ここで、チャックハンドル10の説明を行う前に、工具チャック60の構成について簡単に説明しておく。図3、図4、図5に示すように、工具チャック60は、従来のチャックハンドルでも操作可能な汎用の構造を有している。図3、図4、図5に示すように、工具チャック60は、ドリル等の回転工具80が挿入されるチャック本体62と、チャック本体62に回転可能に設けられた締付スリーブ64と、締付スリーブ64の回転に伴ってチャック本体62内で径方向に移動する複数のツメ66を備えている。チャック本体62の側面62bには、従来のチャックハンドルが挿入されるハンドル穴62aが形成されている。締付スリーブ64には、従来のチャックハンドルに係合するギヤ部64aが形成されている。
図3に示すように、チャックハンドル10を工具チャック60に取付ける際には、先ず、係止ピン26をハンドル穴62aに挿入する。次いで、係止ピン26を支点にチャックハンドル10を回転させ、フレーム20のコンタクト面24aをチャック本体62の側面62bに当接させるとともに、ベベルギヤ18を締付スリーブ64のギヤ部64aに係合させる。それにより、チャックハンドル10を、工具チャック60に取り付けることができる。
図4、図5に示すように、工具チャック60に取り付けたチャックハンドル10は、係止ピン26がハンドル穴62aに挿入され、フレーム20のコンタクト面24aがチャック本体62の側面62bに当接し、ベベルギヤ18が締付スリーブ64のギヤ部64aに係合する。ここで、係止ピン26がハンドル穴62aに挿入される位置と、コンタクト面24aがチャック本体62の側面62bに当接する範囲の一部と、ベベルギヤ18が締付スリーブ64のギヤ部64aに係合する位置は、工具チャック60の周方向に関して互いに異なる位置となっている。
図6に示すように、チャックハンドル10を工具チャック60に取付けた状態で、ハンドル軸12をA方向に回転させると、締付スリーブ64がB方向に回転して、工具チャック60が締め付けられる。このとき、チャックハンドル10のベベルギヤ18は、締付スリーブ64からC方向に反力を受ける。ベベルギヤ18がC方向に反力を受けると、チャックハンドル10に係止ピン26を中心とする回転トルクが作用する。この回転トルクにより、フレーム20のコンタクト面24aは、チャック本体62の側面62bに対してD方向に押し付けられる。その結果、チャックハンドル10は、チャック本体62に強く固定されることになる。即ち、チャックハンドル10では、係止ピン26とコンタクト面24aがカギスパナと同様の機能を発揮し、ベベルギヤ18が受けた反力によってチャックハンドル10が工具チャック60に固定されるようになっている。
特に、本実施例のチャックハンドル10では、フレーム20に形成されたコンタクト面24aが、係止ピン26の位置から略145度の角度範囲で伸びている。そのことから、コンタクト面24aがチャック本体62の側面62bに当接する範囲の一部は、係止ピン26がハンドル穴62aに挿入された位置に対して、締付スリーブ64を回転させる方向(B方向)に関して後方側へ90度以上180度未満の角度範囲に位置することになる。この場合、チャックハンドル10に作用する回転トルクに対して、フレーム20のコンタクト面26aがチャック本体62の側面62bに強く押し付けられる押付力が大きくなり、チャックハンドル10の姿勢がより安定する。
また、本実施例のチャックハンドル10では、係止ピン26とベベルギヤ18が対向する位置に設けられている。そのことから、係止ピン26がハンドル穴62aに挿入される位置に対して、ベベルギヤ18が締付スリーブ64のギヤ部64aに係合する位置は、締付スリーブ64を回転させる方向(B方向)に関して後方側へ180度離れた位置となる。即ち、ベベルギヤ18の係合位置と、係止ピン26の挿入位置が、最も離れた位置関係となっている。この場合、チャックハンドル10が締付スリーブ64から受ける反力(矢印Bで示す力)に対して、チャックハンドル10に作用する回転トルク(矢印Cで示す力)が大きくなる。その結果、フレーム20のコンタクト面26aがチャック本体62の側面62bに強く押し付けられ、チャックハンドル10の姿勢がしっかりと安定する。
次に、工具チャック60を緩める場合について説明する。図7に示すように、工具チャック60を緩める場合、チャックハンドル10の姿勢を左右反対にして取り付ける。そして、ハンドル軸12をP方向に回転させると、締付スリーブ64がQ方向に回転して、工具チャック60が緩められる。このとき、チャックハンドル10のベベルギヤ18は、締付スリーブ64からR方向に反力を受ける。ベベルギヤ18がR方向に反力を受けると、チャックハンドル10に係止ピン26を中心とする回転トルクが作用する。この回転トルクにより、フレーム20のコンタクト面24aは、チャック本体62の側面62bに対してS方向に強く押し付けられる。それにより、チャックハンドル10は、チャック本体62に強く固定される。
本実施例のチャックハンドル10によると、強く締め付けられた工具チャック60を緩めるときほど、チャックハンドル10が工具チャック60にしっかりと固定される。そのことから、強く締め付けられた工具チャック60を緩める際にも、チャックハンドル10の姿勢が不安定となることがない。
図6、図7を比較して明らかなように、工具チャック60を締め付ける場合と、工具チャック60を緩める場合では、チャックハンドル10の取付姿勢が左右反対となっている。即ち、工具チャック60を締め付ける場合(図6)は、係止ピン26に対してコンタクト面24aを反時計回りの方向に位置させ、工具チャック60を緩める場合(図7)は、係止ピン26に対してコンタクト面24aを時計回りの方向に位置させる。このコンタクト面24aを位置させるべき方向は、締付スリーブ64を回転させる方向B、Qに関係している。詳しく言えば、工具チャック60を締め付ける場合は、工具チャック60を時計回りに回転させるので、コンタクト面24aを反時計回りの方向に位置させる。一方、工具チャック60を緩める場合には、工具チャック60を反時計回りに回転させるので、コンタクト面24aを時計回りの方向に位置させる。即ち、いずれの操作を行う場合にも、係止ピン26がハンドル穴62aに挿入された位置に対して、コンタクト面24aがチャック本体62の側面62bに当接する範囲が、締付スリーブ64を回転させる方向B、Qに対して後方側へ180度の角度範囲内(半周範囲内)に位置させることになる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
チャックハンドルを示す正面図。 チャックハンドルを示す右側面図。 工具チャックに取り付けたチャックハンドルを示す正面図(締め付け時)。 工具チャックに取り付けたチャックハンドルを示す右側面図(締め付け時)。 チャックハンドルを工具チャックに取付ける様子を示す図(締め付け時)。 チャックハンドルに作用する力を示す図(締め付け時)。 工具チャックに取り付けたチャックハンドルを示す正面図(緩め時)。
符号の説明
10:チャックハンドル
12:ハンドル軸
14:グリップ
18:ベベルギヤ
20:フレーム
22:メインフレーム
24:コンタクトフレーム
24a:コンタクト面
26:係止ピン
60:工具チャック
62:チャック本体
62a:ハンドル穴
62b:チャック本体の側面
64:締付スリーブ
64a:ギヤ部
66:ツメ
80:回転工具

Claims (5)

  1. 工具チャック用のチャックハンドルであり、
    ハンドル軸と、
    前記ハンドル軸の先端に設けられたギヤと、
    前記ハンドル軸を回転可能に支持するフレームと、
    フレームに形成された係止ピンを備え、
    前記係止ピンが工具チャックの本体側面に形成されたハンドル穴に挿入され、前記フレームが工具チャックの本体側面に当接し、前記ギヤが工具チャックの締付スリーブに形成されたギヤ部に係合し、
    前記フレームが工具チャックの本体側面に当接する範囲の少なくとも一部は、前記係止ピンがハンドル穴に挿入される位置に対して、締付スリーブを回転させる方向に関して後方側へ180度未満の角度範囲内に位置することを特徴とするチャックハンドル。
  2. 前記フレームが工具チャックの本体側面に当接する範囲の少なくとも一部は、前記係止ピンがハンドル穴に挿入される位置に対して、締付スリーブを回転させる方向に関して後方側へ90度以上180未満の角度範囲内に位置することを特徴とする請求項1に記載のチャックハンドル。
  3. 前記ギヤが締付スリーブのギヤ部に係合する位置は、前記フレームが工具チャックの本体側面に当接する範囲よりも、前記係止ピンがハンドル穴に挿入される位置に対して、離れた位置となることを特徴とする請求項2に記載のチャックハンドル。
  4. 前記ギヤが締付スリーブのギヤ部に係合する位置は、前記係止ピンがハンドル穴に挿入される位置に対して、締付スリーブを回転させる方向に関して後方側へ180度離れた位置となることを特徴とする請求項3に記載のチャックハンドル。
  5. 前記フレームの工具チャックの本体側面に当接する当接面は、工具チャックの本体側面に沿って湾曲する円弧面であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のチャックハンドル。
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Cited By (4)

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