JP2009205268A - 障害物表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の障害物が自車の周囲に存在している場合に、監視の必要性が高いものを知らせてユーザの負担を軽減することができる障害物表示装置を提供する。
【解決手段】車両11に近づく障害物をリヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rで撮像してその映像をメインモニタ16、インパネ内モニタ17、および、ルームミラー内モニタ18に表示する障害物表示装置において、障害物を検知する外界センサ14L,14Rと、障害物に対する監視の必要性の程度を判定するとともに、複数の障害物がある場合に、監視必要性判定手段の判定結果に基づいて相対的に監視の必要性が高い障害物を相対的に監視の必要性が低い障害物よりも強調してメインモニタ16、インパネ内モニタ17、および、ルームミラー内モニタ18に表示させるECU20とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】車両11に近づく障害物をリヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rで撮像してその映像をメインモニタ16、インパネ内モニタ17、および、ルームミラー内モニタ18に表示する障害物表示装置において、障害物を検知する外界センサ14L,14Rと、障害物に対する監視の必要性の程度を判定するとともに、複数の障害物がある場合に、監視必要性判定手段の判定結果に基づいて相対的に監視の必要性が高い障害物を相対的に監視の必要性が低い障害物よりも強調してメインモニタ16、インパネ内モニタ17、および、ルームミラー内モニタ18に表示させるECU20とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、障害物表示装置に関するものである。
従来から、自動車等の車両の周囲に存在する障害物を表示する障害物表示装置が知られている。この障害物表示装置にあっては、自車と障害物との間の距離が分かるようにその位置関係をディスプレイに表示させるとともに、任意の部分の拡大表示が可能なものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−222698号公報
しかしながら、上述の障害物表示装置では、自車と障害物との位置関係が表示されるだけであるため、障害物が複数ある場合、ディスプレイに表示されている複数の障害物を全て監視し続けなければならず、特に運転中の場合に、ユーザの負担が増加してしまうという課題がある。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、特に複数の障害物が自車の周囲に存在している場合に、監視の必要性が高いものを知らせてユーザの負担を軽減することができる障害物表示装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、自車(例えば、実施の形態における車両11)に近づく障害物を撮像手段(例えば、実施の形態におけるリヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13R)で撮像してその映像を表示手段(例えば、実施の形態におけるメインモニタ16、インパネ内モニタ17、および、ルームミラー内モニタ18)に表示する障害物表示装置において、障害物の位置を検知する障害物検知手段(例えば、実施の形態における外界センサ14L,14R)と、障害物に対する監視の必要性の程度を判定する監視必要性判定手段(例えば、実施の形態におけるECU20)と、複数の障害物がある場合に、前記監視必要性判定手段の判定結果に基づいて相対的に監視の必要性が高い障害物を相対的に監視の必要性が低い障害物よりも強調して前記表示手段に表示させる表示制御手段(例えば、実施の形態におけるECU20)とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記監視必要性判定手段が、自車と障害物との距離が短いほど監視の必要性が高いと判定することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記監視必要性判定手段が、障害物の相対速度が高いほど監視の必要性が高いと判定することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記監視必要性判定手段が、自車方向に向かう障害物の相対的な速度ベクトルが大きいものほど監視の必要性が高いと判定することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、前記表示手段を複数備えると共に、運転者の視線の方向を検知する視線検出手段(例えば、実施の形態における視線検出装置15)を備え、該視線検出手段の検出結果に基づいて、運転者の視線方向に対応した位置に配置されている表示手段に障害物の映像を表示させることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、前記表示制御手段が、障害物の存在する方向を、当該障害物の映像に重畳して前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、監視必要性判定手段により自車の周囲の障害物の監視の必要性の程度を障害物毎に判定して、表示制御手段により監視の必要性が相対的に高い障害物を監視の必要性が低い障害物よりも強調して表示手段に表示させることができるため、監視の必要性が相対的に高い障害物をユーザに認識させることが可能となり、障害物を監視する際のユーザの負担を低減することができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、自車から近い障害物ほど監視の必要性が高いと判定することで、より自車から近い障害物を強調表示してユーザに認識させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、障害物の相対速度が高いほどその障害物の監視の必要性が高いと判定することで、障害物のうちより相対速度が高いものを強調表示してユーザに認識させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、自車に向かう障害物の相対的な速度ベクトルが高いほどその障害物の監視の必要性が高いと判定することで、自車に向かう相対的な速度ベクトルがより高い障害物を強調表示してユーザに認識させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、視線検出手段により検出された視線の方向に基づいて、例えば、複数の表示手段の中から視線の方向により近い位置の表示手段に障害物の映像を表示させることができるため、ユーザが映像を視認する際に、ユーザが視線を動かす量を低減させることができる。したがって、更なるユーザの負担を軽減して商品性を向上できる効果がある。
請求項6に記載した発明によれば、障害物の映像に対して、当該障害物が存在する方向を重畳して表示させることで、ユーザは監視の必要性が相対的に高い障害物がどの方向に存在しているのかを容易かつ迅速に認識することができるため、ユーザの更なる負担軽減を図ることができる効果がある。
次に、この発明の実施の形態における障害物表示装置を図面に基づいて説明する。
この実施形態にかかる障害物表示装置10は、図1に示すように、車両11に備え付けられており、リヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13R、外界センサ14L,14R、視線検出装置15、メインモニタ16、インパネ内モニタ17、ルームミラー内モニタ18、および、ECU20を備えて構成されている。
この実施形態にかかる障害物表示装置10は、図1に示すように、車両11に備え付けられており、リヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13R、外界センサ14L,14R、視線検出装置15、メインモニタ16、インパネ内モニタ17、ルームミラー内モニタ18、および、ECU20を備えて構成されている。
リヤカメラ12は、リヤのバンパーガーニッシュ等に取り付けられて車両11の後方を撮像するものであり、CCD(Charged Coupled Device)カメラ等の小型のカメラで構成されている。このリヤカメラ12で撮像された後方映像のデータはECU20に送信される。
後側方モニタ用カメラ13L,13Rは、左右のサイドミラー21L,21Rの下部にそれぞれ取り付けられてサイドミラー21L,21Rから見て後方の主にドライバーの死角となり易い車両11の後側方を撮像するカメラであり、リヤカメラ12と同様にCCDカメラ等の小型のカメラで構成されている。この後側方モニタ用カメラ13L,13Rで撮像された左側方映像および右側方映像のデータはそれぞれECU20に送信される。
後側方モニタ用カメラ13L,13Rは、左右のサイドミラー21L,21Rの下部にそれぞれ取り付けられてサイドミラー21L,21Rから見て後方の主にドライバーの死角となり易い車両11の後側方を撮像するカメラであり、リヤカメラ12と同様にCCDカメラ等の小型のカメラで構成されている。この後側方モニタ用カメラ13L,13Rで撮像された左側方映像および右側方映像のデータはそれぞれECU20に送信される。
外界センサ14L,14Rは、それぞれ車両11の左右のリヤ(C)ピラー23L,23L付近に取り付けられており、車両11の車幅方向中心を基準に左右対称となる所定の検知エリア内の物体の相対位置をスキャンする。図2は、外界センサ14Rの検知エリアの一例を示したものであり、この検知エリアaRは、車両11の右側方から後方に至る所定距離の範囲に設定される。また、外界センサ14Lの図示しない検知エリアaLは上述の検知エリアaRと車幅方向中心を基準に左右対称な検知エリアであり、車両11の後方で検知エリアaLと検知エリアaRとが一部重なることとなる。なお、図2中、外界センサ14L,14Rにより検知された物体の相対的な速度ベクトル(詳細は後述する)の一例を矢印で示している。また、符号Oは車両11の車両重心点を示している。
視線検出装置15は、視線検出用のカメラにより少なくともドライバーの目を撮像してその視線の向きを検出するセンサであり、運転席の前方のインスツルメントパネル内等に配置されている。
メインモニタ16は、GPS装置などにより自車位置を特定して目的地までの経路案内を行うカーナビゲーション装置用の液晶等のモニタであり、図3に示すように、インスツルメントパネルの車幅方向中央に配置されている。
インパネ内モニタ17は、インスツルメントパネル26の運転席前方のメータパネルなどに設けられた液晶等のモニタである。
ルームミラー内モニタ18は、後方を確認するために車室内に設置されたルームミラー25に設けられたモニタであり、例えば、ルームミラー25の一部分に一体的に設けられている。
メインモニタ16は、GPS装置などにより自車位置を特定して目的地までの経路案内を行うカーナビゲーション装置用の液晶等のモニタであり、図3に示すように、インスツルメントパネルの車幅方向中央に配置されている。
インパネ内モニタ17は、インスツルメントパネル26の運転席前方のメータパネルなどに設けられた液晶等のモニタである。
ルームミラー内モニタ18は、後方を確認するために車室内に設置されたルームミラー25に設けられたモニタであり、例えば、ルームミラー25の一部分に一体的に設けられている。
ECU20は、予めメモリ等に記憶されている各種プログラムを実行して車両11の様々な制御を行う演算装置であって、外界センサ14L,14Rの検出結果に基づいて、メインモニタ16、インパネ内モニタ17、および、ルームミラー内モニタ18の表示制御を行い、リヤカメラ12および後側方モニタ用カメラ13L,13Rで撮像した映像を表示させるものである。また、ECU20には、図示しない車速センサや、舵角センサ等のセンサが接続されており、上述したカーナビゲーション装置のGPS装置の検出結果とともに、車速や舵角の検出結果に基づいて自車位置を特定するようになっている。
さらに、ECU20は、外界センサ14L,14Rの検出結果に基づいて自車の周囲に存在する物体の位置を求め、この物体の単位時間当たりの位置の変化に基づいて物体の移動速度と移動方向とを求め、さらに、複数の物体が存在する場合には、これら複数の物体についてそれぞれ自車との接触の可能性を判定して、自車との接触の可能性が高いつまりユーザによる監視の必要性が相対的に高い物体を、監視の必要性が相対的に低い物体よりも強調してモニタ表示させるように設定されている。
また、ECU20は、視線検出装置15の検出結果に基づいて、物体の映像を表示させるモニタを、メインモニタ16、インパネ内モニタ17、および、ルームミラー内モニタ18の中から選択するように設定されている。より具体的には、図3に示すように、視線検出装置15により運転者の視線の方向が検出されて、この検出結果に基づいてECU20は、運転者の視線の方向が、運転者の前方に予め設定された略楕円形のエリアA1とこのエリアA1の周囲に設定された略楕円形のエリアA2とのうち何れの範囲に向いているのかを判定する。そして、この判定の結果、エリアA1に視線が向いていると判定された場合には、このエリアA1に最も近いインパネ内モニタ17に映像を表示させ、一方、エリアA2の場合には、エリアA2に比較的近いメインモニタ16とルームミラー内モニタ18とのうち少なくとも何れか一方に映像を表示させる。なお、エリアは上記エリアA1,A2の2個に限られず、例えば、エリアをより細分化することで運転者の視線の移動距離が短い最適なモニタを選択することができる。
この実施形態の障害物表示装置10は、上記構成を備えており、次に、この障害物表示装置10の動作を図4および図5のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS01においては、外界センサ14L,14Rで物体を検知したか否かを判定する。ステップS01の判定結果が「YES」(物体検知)である場合は、ステップS02に進み、「NO」(物体検知無し)である場合は、この一連の処理を終了して図示しないメインルーチンにリターンする。
まず、ステップS01においては、外界センサ14L,14Rで物体を検知したか否かを判定する。ステップS01の判定結果が「YES」(物体検知)である場合は、ステップS02に進み、「NO」(物体検知無し)である場合は、この一連の処理を終了して図示しないメインルーチンにリターンする。
ステップS02においては、検知された物体の位置及び方向を判断する。
ステップS03においては、検知された物体が単数か否かを判定する。ステップS03の判定結果が「YES」(物体が単数)である場合は、ステップS04に進み、「NO」(物体が複数)である場合は、ステップS06に進む。
ステップS03においては、検知された物体が単数か否かを判定する。ステップS03の判定結果が「YES」(物体が単数)である場合は、ステップS04に進み、「NO」(物体が複数)である場合は、ステップS06に進む。
ステップS04においては、ステップS02の判断に基づく方向のカメラを起動させて、撮像を開始する。
ステップS05においては、ステップS04で起動したカメラの映像を、視線検出装置15の検出結果に基づいてメインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18に投影させて、この一連の処理を終了し、メインルーチンにリターンする。
ステップS05においては、ステップS04で起動したカメラの映像を、視線検出装置15の検出結果に基づいてメインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18に投影させて、この一連の処理を終了し、メインルーチンにリターンする。
ステップS06においては、外界センサ14L,14Rで検知された物体が同一方向に位置するか否かを判定する。ステップS06の判定結果が「YES」(同一方向)である場合は、上述したステップS04に進み、「NO」(異なる方向)である場合は、ステップS07に進む。ここで、ステップS06の判定における「方向」とは、リヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rの各カメラの撮像方向を意味しており、例えば、リヤカメラ12のみで複数の物体を捉えることができる場合、これら複数の物体を同一方向に位置する物体と判定する。
ステップS07においては、全てのカメラすなわちリヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rを全て起動する。
ステップS08においては、検知した物体が自車に衝突する可能性が有るか否かを判定する。ステップS08の判定結果が「YES」(衝突可能性有り)である場合は、ステップS09に進み、「NO」(衝突可能性無し)である場合は、ステップS20に進む。
ステップS08においては、検知した物体が自車に衝突する可能性が有るか否かを判定する。ステップS08の判定結果が「YES」(衝突可能性有り)である場合は、ステップS09に進み、「NO」(衝突可能性無し)である場合は、ステップS20に進む。
ここで、ステップS08の衝突可能性の判定の一例について図6を参照しながら説明する。この図6では、車両11の後方に物体Aと物体Bとがそれぞれ存在し、物体A,Bのそれぞれの車両11に対する相対的な移動速度の速度ベクトルを太線矢印で示している。そして、車両重心点Oからの距離は、物体Bの方が物体Aよりも近く、さらに、速度ベクトルも物体Bの方が物体Aよりも大きい。さらに、車両重心点Oに向かう度合い(ベクトル成分)も物体Bの方が物体Aよりも大きく、物体Bと物体Aとの速度ベクトルの向きはそれぞれ同一方向となっている。
しかし、ステップS08の判定処理では、上述した物体A,Bそれぞれの速度ベクトルに基づいて自車に対する衝突可能性が判定されるようになっており、外界センサ14L,14Rの検出結果に基づいて求められた速度ベクトルの延長線上に車両11が存在する(図中、延長線と車両11との接点を○で示す。)物体Aの場合に衝突可能性が有ると判定され、速度ベクトルの延長線上に車両11が存在しない物体Bの場合には衝突可能性が無いと判定されることとなる。
ステップS09においては、検知した物体がどちらも衝突の可能性があるか否か判定する。ステップS09の判定結果が「YES」(衝突可能性有り)である場合は、ステップS10に進み、「NO」(衝突可能性無し)である場合は、ステップS12に進む。
ステップS10においては、検知した物体の衝突までの所要時間がどちらも同じか否かを判定する。ステップS10の判定結果が「YES」(所要時間同じ)である場合は、上述したステップS05に進みカメラ映像をモニタに投影し、「NO」(所要時間が異なる)である場合は、ステップS11に進む。
ステップS10においては、検知した物体の衝突までの所要時間がどちらも同じか否かを判定する。ステップS10の判定結果が「YES」(所要時間同じ)である場合は、上述したステップS05に進みカメラ映像をモニタに投影し、「NO」(所要時間が異なる)である場合は、ステップS11に進む。
ここで、ステップS10の判定に利用される衝突までの所要時間の求め方について図7を参照しながら説明する。図7も上述した図6と同様に物体A,Bが車両11の後方に存在する場合を示しており、物体A,Bは共に略同一の速度で移動し、車両11への衝突可能性が有る物体である。図7に示すベクトルの長さ(大きさ)をそれぞれ秒速距離とすると、物体Aが車両11に衝突するまでに要する時間は、物体Aから車両11までの距離がベクトル3つ分の長さとなるので約3秒となり、一方、物体Bが車両11に衝突するまでに要する時間は、物体Bから車両11までの距離がベクトル4つ分の長さとなるので約4秒となる。すなわち、図7のような場合は、ステップS10の判定では、物体Aが物体Bよりも衝突までの所要時間が短いと判定されることとなる。
ステップS11では、メインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18に、衝突までの時間が相対的に短い物体を大きく、衝突までの時間が相対的に長い物体を小さく投影させて、この一連の処理を終了してメインルーチンにリターンする。ここで、物体を投影させる大きさは、衝突までの時間が短い物体が、衝突までの時間が長い物体よりも相対的に大きく投影されればよく絶対的な大きさはメインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18の大きさに応じて適宜設定すればよい。
ステップS12では、メインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18に、衝突する可能性が有る物体を大きく、衝突する可能性が無い物体を小さく表示させて、この一連の処理を終了してメインルーチンにリターンする。ここで、このステップS12においても、物体を投影させる大きさは、衝突可能性が有る物体が、衝突可能性の無い物体よりも相対的に大きく投影されればよく絶対的な大きさはメインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18の大きさに応じて適宜設定すればよい。
ステップS20においては、検知した物体が車両11の車両重心点Oを基準にそれぞれ略同一距離に位置しているか否かを判定する。ステップS20の判定結果が「YES」(同一距離)である場合は、ステップS21に進み、「NO」(同一距離ではない)である場合は、ステップS26に進む。
ステップS21においては、検知した物体がそれぞれ略同一速度で移動しているか否かを判定する。ステップS21の判定結果が「YES」(同一速度)である場合は、ステップS22に進み、「NO」(同一速度ではない)である場合は、ステップS25に進む。
ステップS22においては、検知した物体の速度ベクトルのうち自車に向かうベクトル成分がそれぞれ略同一か否かを判定する。ステップS22の判定結果が「YES」(同一ベクトル成分)である場合は、ステップS23に進み、「NO」(同一ベクトル成分ではない)である場合は、ステップS24に進む。
ステップS22においては、検知した物体の速度ベクトルのうち自車に向かうベクトル成分がそれぞれ略同一か否かを判定する。ステップS22の判定結果が「YES」(同一ベクトル成分)である場合は、ステップS23に進み、「NO」(同一ベクトル成分ではない)である場合は、ステップS24に進む。
ここで、ステップS22における判定処理の一例について図8を参照しながら説明する。この図8に示す物体Aおよび物体Bは、それぞれ車両11の車両重心点Oから同一距離に位置し、物体Aの速度ベクトル(図中太線矢印で示す)のうち車両重心点Oに向かうベクトル成分(図中細線で示す)が、物体Bの速度ベクトル(図中太線で示す)のうち車両重心点Oに向かうベクトル成分(図中細線矢印で示す)よりも大きくなっている。すなわち、図8に示す場合ではステップS22の処理で「NO」と判定されることとなる。
物体Aの速度ベクトルの車両重心点Oに向かうベクトル成分は、例えば図10のように求めることができる。まず、外界センサ14Rと物体Aとの間の線分をlsとすると、このlsの水平方向成分lsxと垂直方向成分lsyとは、
lsx=ls sin(θs)・・・(1)
lsy=ls cos(θs)・・・(2)
となる。
また、車両重心点Oと物体Aとの間の線分と、上述の線分lsとのなす角をθ、物体Aの速度ベクトルをA、速度ベクトルAのうち外界センサ14Rに向かうベクトル成分をvv、このベクトル成分vvに垂直なベクトル成分をvhとする。
そして、θとθsとを含む三角形T1と相似な三角形T2を設定し、さらに、(Xs+lsx)を底辺とし物体Aが頂点に配置される直角三角形T3を設定し、この直角三角形T3に相似な三角形T2のθを含む三角形T4を設定する。この三角形T4の車両重心点O側の頂点の角度は(θ+θs)となるから、直角三角形T3の車両重心点O側の頂点の角度も(θ+θs)となる。したがって、角度θは次式で表すことができる。
θ=Tan−1{(Ys+lsy)/(Xs+lsx)}−θs・・・(3)
そして、速度ベクトルAの外界センサ14Rに対する角度は、Tan−1(|vh|/|vv|)となるからθを減算すると速度ベクトルAの車両重心点Oの方向に対する角度が求まるので、速度ベクトルAの車両重心点Oの方向に向かう速度ベクトル成分は、|A|Cos{Tan−1(|vh|/|vv|)−θ}となる。なお|A|は速度ベクトルAの大きさ、|vv|,|vh|はそれぞれベクトル成分vv,vhの大きさを表している。なお、物体Aと同様に、物体Bの速度ベクトルの車両重心点Oに向かうベクトル成分を求めることができるため詳細説明を省略する。
lsx=ls sin(θs)・・・(1)
lsy=ls cos(θs)・・・(2)
となる。
また、車両重心点Oと物体Aとの間の線分と、上述の線分lsとのなす角をθ、物体Aの速度ベクトルをA、速度ベクトルAのうち外界センサ14Rに向かうベクトル成分をvv、このベクトル成分vvに垂直なベクトル成分をvhとする。
そして、θとθsとを含む三角形T1と相似な三角形T2を設定し、さらに、(Xs+lsx)を底辺とし物体Aが頂点に配置される直角三角形T3を設定し、この直角三角形T3に相似な三角形T2のθを含む三角形T4を設定する。この三角形T4の車両重心点O側の頂点の角度は(θ+θs)となるから、直角三角形T3の車両重心点O側の頂点の角度も(θ+θs)となる。したがって、角度θは次式で表すことができる。
θ=Tan−1{(Ys+lsy)/(Xs+lsx)}−θs・・・(3)
そして、速度ベクトルAの外界センサ14Rに対する角度は、Tan−1(|vh|/|vv|)となるからθを減算すると速度ベクトルAの車両重心点Oの方向に対する角度が求まるので、速度ベクトルAの車両重心点Oの方向に向かう速度ベクトル成分は、|A|Cos{Tan−1(|vh|/|vv|)−θ}となる。なお|A|は速度ベクトルAの大きさ、|vv|,|vh|はそれぞれベクトル成分vv,vhの大きさを表している。なお、物体Aと同様に、物体Bの速度ベクトルの車両重心点Oに向かうベクトル成分を求めることができるため詳細説明を省略する。
ステップS23においては、起動したカメラすなわちリヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rで撮像した映像を、視線検出装置15の検出結果に基づいてメインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18に投影し、この一連の処理を終了してメインルーチンにリターンする。
ステップS24においては、速度ベクトルの向きに応じて自車に向かう度合い(ベクトル成分)の大きい物体が大きく、かつ、自車に向かう度合いの小さい物体が小さくなるように、リヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rで撮像した映像を、視線検出装置15の検出結果に基づいてメインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18に投影して、この一連の処理を終了し、メインルーチンにリターンする。つまり、自車に向かう度合いが大きい物体が、自車に向かう度合いが小さい物体よりも相対的に大きくなるように投影する。
ステップS25においては、検知した物体の相対速度(速度)に応じて、速い方の物体を大きく、遅い方の物体を小さくなるように、リヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rで撮像した映像を、視線検出装置15の検出結果に基づいてメインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18に投影して、この一連の処理を終了し、メインルーチンにリターンする。つまり、相対速度が大きい物体が、相対速度が小さい物体よりも相対的に大きくなるように投影する。
ステップS26においては、検知した物体の自車からの距離に応じて、近い方の物体を大きく、遠い方の物体を小さくなるように、リヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rで撮像した映像を、視線検出装置15の検出結果に基づいてメインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18に投影して、この一連の処理を終了し、メインルーチンにリターンする。つまり、自車からの距離が近い物体が、自車からの距離が遠い物体よりも相対的に大きくなるように投影する。
すなわち、検知した物体のうちいずれかが車両11と衝突の可能性が有る場合には、衝突可能性がある物体を衝突の可能性が無い物体よりも大きく投影し、全ての物体に衝突可能性が有る場合には、衝突までの所要時間が短い物体を長い物体よりも大きく投影する。
一方、何れの物体にも衝突可能性が無い場合には、まず車両11から各物体までの距離が近い物体を距離が遠い物体よりも大きく投影し、また距離が同一の場合には検知物体の移動速度が高い物体を低い物体よりも大きく投影し、さらに移動速度が同一の場合には車両11の車両重心点Oに向かうベクトル成分の大きさが大きい物体を小さい物体よりも大きく投影する。よって、投影される映像が大きいほど監視の必要性の程度が相対的に高い物体の映像となる。
一方、何れの物体にも衝突可能性が無い場合には、まず車両11から各物体までの距離が近い物体を距離が遠い物体よりも大きく投影し、また距離が同一の場合には検知物体の移動速度が高い物体を低い物体よりも大きく投影し、さらに移動速度が同一の場合には車両11の車両重心点Oに向かうベクトル成分の大きさが大きい物体を小さい物体よりも大きく投影する。よって、投影される映像が大きいほど監視の必要性の程度が相対的に高い物体の映像となる。
図9は、メインモニタ16に投影された映像の一例を示しており、車両11の左後側方の物体の監視必要性が高い場合であり、車両11の後方映像30や右後側方映像31よりも左後側方映像32が大きく強調表示されている。そして、各映像30〜31には、それぞれ車両11から見た物体の存在する方向として「Back Side」、「R Side」、「L Side」という文字が重畳して表示されている。なお、強調表示の方法は図9に示す方法に限られるものではなく、ユーザによって強調表示されていることが認識できればよく、例えば、強調表示される映像をそれ以外の映像に重ねて前方に配置するようにしてもよい。また、映像に重畳するのは文字に限られず、方向が認識できれば記号やイラストなどを用いても良い。
したがって、上述実施の形態によれば、ECU20により車両11の周囲の物体の監視の必要性の程度を物体毎に判定して、監視の必要性が相対的に高い物体を監視の必要性が低い物体よりも強調してメインモニタ16、インパネ内モニタ17、又は、ルームミラー内モニタ18に表示させることができるため、監視の必要性が相対的に高い物体をユーザに認識させることが可能となり、物体を監視する際のユーザの負担を低減することができる効果がある。
また、車両11から近い物体ほど監視の必要性が高いと判定することで、より車両11から近い物体を強調表示してユーザに認識させることができる。
さらに、車両11に向かう物体の相対速度が高いほどその物体の監視の必要性が高いと判定することで、より車両11に向かう相対速度が高い物体を強調表示してユーザに認識させることができる。
さらに、車両11に向かう物体の相対速度が高いほどその物体の監視の必要性が高いと判定することで、より車両11に向かう相対速度が高い物体を強調表示してユーザに認識させることができる。
そして、車両11に向かう物体の相対的な速度ベクトルが高いほどその物体の監視の必要性が高いと判定することで、車両11に向かう相対的な速度ベクトルがより高い物体を強調表示してユーザに認識させることができる。
また、視線検出装置15により検出された視線の方向に基づいて、複数のモニタの中から視線の方向により近い位置のモニタに物体の映像を表示させることができるため、ユーザが映像を視認する際に、ユーザが視線を動かす量を低減させることができ、その結果、更なるユーザの負担を軽減して商品性を向上することができる。
さらに、物体の映像に対して、当該物体が存在する方向を重畳して表示させることで、ユーザは監視の必要性の程度が相対的に高い物体がどの方向に存在しているのかを容易かつ迅速に認識することができるため、ユーザの更なる負担軽減を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、撮像した物体の映像をメインモニタ16、インパネ内モニタ17、および、ルームミラー内モニタ18に表示する場合について説明したが、映像を表示できるモニタであれば、これらに限られるものではない。
また、上述した実施形態ではリヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rの計3台のカメラを設けた場合について説明したが、この台数に限られず、車両11の周囲が効率よく撮像可能な台数であればよい。
また、上述した実施形態ではリヤカメラ12、後側方モニタ用カメラ13L,13Rの計3台のカメラを設けた場合について説明したが、この台数に限られず、車両11の周囲が効率よく撮像可能な台数であればよい。
さらに、上述した実施形態では、ステップS06でYES、ステップS04、ステップS05と流れる処理で、同一のカメラで撮像した同一方向にある複数の物体をそのまま同一映像でモニタに表示させる構成であったが、1つの映像の中にある複数の物体の監視の必要性の程度を個別に判定して、この判定の結果に基づいて1つの映像を物体毎に分割し、監視の必要性の程度が相対的に高い物体の映像を個別に強調表示させるようにしても良い。
また、上述した実施形態では、ECU20が監視の必要性の程度を、衝突可能性、衝突までの所要時間、車両重心点Oまでの距離、相対的な速度、および、車両11に向かうベクトル成分に基づいてそれぞれ判定する場合について説明したが、これに限られず、例えば、衝突可能性、衝突までの所要時間、車両重心点Oまでの距離、相対的な速度、および、車両11に向かうベクトル成分のうち、少なくともいずれか1つを用いて監視の必要性の程度を判定すればよい。
11 車両(自車)
12 リヤカメラ(撮像手段)
13L,13R 後側方モニタ用カメラ(撮像手段)
15 視線検出装置(視線検出手段)
16 メインモニタ(表示手段)
17 インパネ内モニタ(表示手段)
18 ルームミラー内モニタ(表示手段)
20 ECU(監視必要性判定手段,表示制御手段)
12 リヤカメラ(撮像手段)
13L,13R 後側方モニタ用カメラ(撮像手段)
15 視線検出装置(視線検出手段)
16 メインモニタ(表示手段)
17 インパネ内モニタ(表示手段)
18 ルームミラー内モニタ(表示手段)
20 ECU(監視必要性判定手段,表示制御手段)
Claims (6)
- 自車に近づく障害物を撮像手段で撮像してその映像を表示手段に表示する障害物表示装置において、
障害物の位置を検知する障害物検知手段と、
障害物に対する監視の必要性の程度を判定する監視必要性判定手段と、
複数の障害物がある場合に、前記監視必要性判定手段の判定結果に基づいて相対的に監視の必要性が高い障害物を相対的に監視の必要性が低い障害物よりも強調して前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする障害物表示装置。 - 前記監視必要性判定手段は、自車と障害物との距離が短いほど監視の必要性が高いと判定することを特徴とする請求項1に記載の障害物表示装置。
- 前記監視必要性判定手段は、障害物の相対速度が高いほど監視の必要性が高いと判定することを特徴とする請求項1に記載の障害物表示装置。
- 前記監視必要性判定手段は、自車方向に向かう障害物の相対的な速度ベクトルが大きいものほど監視の必要性が高いと判定することを特徴とする請求項1に記載の障害物表示装置。
- 前記表示手段を複数備えると共に、運転者の視線の方向を検知する視線検出手段を備え、
該視線検出手段の検出結果に基づいて、運転者の視線の方向に対応した位置に配置されている表示手段に障害物の映像を表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の障害物表示装置。 - 前記表示制御手段は、障害物の存在する方向を、当該障害物の映像に重畳して前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の障害物表示装置。
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- 2008-02-26 JP JP2008044591A patent/JP2009205268A/ja active Pending
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