JP2009280240A - Paper container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内部に弁当箱、弁当箱用の中敷容器、トレー、化粧品箱、化粧品箱用の中敷容器、お菓子箱、お菓子箱用の中敷容器、果物箱、果物箱用の中敷容器等のその他の容器として好適に用いられる紙製容器に関するものである。 The present invention includes a lunch box, an insole container for a lunch box, a tray, a cosmetic box, an insole container for a cosmetic box, a candy box, an insole container for a candy box, a fruit box, and a fruit box. The present invention relates to a paper container suitably used as another container such as an insole container.
例えば、四季折々の歳時や行楽の際に弁当を持参したり、少し改まった行事の際に仕出し弁当を出す際等において、ご飯や副菜を入れたプラスチック製の中敷容器の外側を覆って高級感や上質感或は豪華さを出すために紙製容器が用いられている。このような紙製容器の1つとして、例えば、下記する特許文献1のものが公知である。特許文献1に記載されている紙製容器は、基材の4つの側壁形成部を底部に対してそれぞれ上方に折り曲げて起立させ、これら起立させた側壁形成部を粘着テープ及び粘着剤を用いて固定することによって側壁が形成されて、紙製容器が形成されるものである。
この特許文献1に記載されている紙製容器は、その素材について限定されていないが、近年、リサイクルや焼却処分等の廃棄処理を容易に行えるようにプラスチック製や金属製に代わって紙製のものが広く使用されるようになってきている。このため、一枚の紙を折り曲げて底部と側壁とを有する紙製容器を形成すると、側壁の強度が低くい上に、安っぽい印象を与えてしまうという問題があった。 The paper container described in Patent Document 1 is not limited in its material, but in recent years, it has been made of paper instead of plastic or metal so that disposal such as recycling and incineration can be easily performed. Things are becoming widely used. For this reason, when a sheet of paper is folded to form a paper container having a bottom and a side wall, there is a problem that the side wall is low in strength and gives a cheap impression.
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、側壁の強度を高くすることができる上に、高級感を出すことができる紙製容器を提供することにある。以下にこの発明を主として弁当などの中敷容器を内部に収容させて高級感を出させる折箱容器として用いた場合について説明するが、この発明に係る紙製容器は、弁当用以外に菓子類、果物、化粧品等を様々な形で収容させる容器としても用いることができる。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a paper container that can increase the strength of the side wall and can provide a high-class feeling. . The case where the present invention is mainly used as a folded box container that accommodates an insole container such as a lunch box to give a high-class feeling is described below. It can also be used as a container for accommodating fruits, cosmetics, etc. in various forms.
前記の目的を達成するための本発明に係る紙製容器は、内部にさまざまなものを収容させる紙製容器であって、容器本体と蓋体とからなり、容器本体を1枚の紙基材を折り曲げることによって形成され、底部と、この底部の周縁部より立ち上げて外側へ折り返して貼付することによって形成した側壁と、この側壁より垂下させて底部より突出させて形成した脚部と、側壁の上縁部に形成させた縁部とで構成したことを特徴とする。 In order to achieve the above object, a paper container according to the present invention is a paper container that accommodates various items therein, and includes a container main body and a lid, and the container main body is a sheet of paper base material. A bottom part, a side wall formed by affixing the outer part of the bottom part by rising and folding outward, and a leg part formed by hanging from the side wall and projecting from the bottom part, and the side wall And an edge portion formed on the upper edge portion.
この発明によれば、容器本体を、底部と、この底部の周縁部より立ち上げて外側へ折り返して貼付することによって形成した側壁と、この側壁より垂下させて底部より突出させて形成した脚部と、側壁の上縁部に形成させた縁部とで構成したことで、側壁が底部の周縁部より立ち上げて外側へ折り返して貼付することによって形成されているので、側壁の強度が高くなり、複数の紙製容器を重ねたりすることが可能となる。また、側壁が底部の周縁部より立ち上げて外側へ折り返して貼付することによって形成されているので、見た目がよく高級感を与えることが可能となる。また、側壁の上縁部に縁部が形成されていることで、蓋体を縁部に係止させることが可能となる。 According to this invention, the container main body is formed from the bottom portion, the side wall formed by rising from the peripheral edge portion of the bottom portion and folded back and pasted, and the leg portion formed by hanging from the side wall and projecting from the bottom portion. And the edge formed on the upper edge of the side wall, the side wall is formed by rising from the peripheral edge of the bottom part and then folding back and sticking to the outside, thereby increasing the strength of the side wall. A plurality of paper containers can be stacked. In addition, since the side wall is formed by rising from the peripheral edge of the bottom portion and then folding back and sticking to the outside, it can be given a high quality appearance. In addition, since the edge is formed on the upper edge of the side wall, the lid can be locked to the edge.
本発明に係る紙製容器において、側壁は、外側へ若干傾斜して形成させることが好ましい。また、本発明に係る紙製容器において、縁部は、外側に突出して設けられ、断面略三角形状を呈するように形成することが好ましい。また、本発明に係る紙製容器において、縁部は、側壁の端部を外側に略直角に折り曲げてさらに下方に傾斜した状態で折り返してから逆方向に第3折曲部を介して鋭角に折り曲げて形成され、第3折曲部に、ミシン目を設けることが好ましい。また、本発明に係る紙製容器において、蓋体には、容器本体の縁部に係合して当該蓋体を容器本体に係止する係合部が設けられていることが好ましい。 In the paper container according to the present invention, the side wall is preferably formed to be slightly inclined outward. In the paper container according to the present invention, it is preferable that the edge portion is provided so as to protrude outward and has a substantially triangular cross section. Further, in the paper container according to the present invention, the edge portion is folded at a substantially right angle by bending the end portion of the side wall outward and then inclined downward, and then at an acute angle through the third bent portion in the reverse direction. It is preferably formed by bending, and a perforation is provided in the third bent portion. In the paper container according to the present invention, it is preferable that the lid body is provided with an engaging portion that engages with an edge portion of the container body and engages the lid body with the container body.
さらに、蓋体を、紙基材を折り曲げることによって形成されるものとし、当該紙基材の周縁に容器本体の縁部の内側へ差し込まれる差込片が折曲可能に設け、かつ、蓋体の上面は平坦であるが前記差込片を折り曲げた部分からは上方へ傾斜して持ち上がる隆起部を備えたものとすることができる。 Furthermore, the lid is formed by bending a paper base material, and an insertion piece to be inserted inside the edge of the container body is provided at the periphery of the paper base material so as to be foldable. Although the upper surface of the plug is flat, it may be provided with a raised portion that is inclined upward from a portion where the insertion piece is bent.
さらに、蓋体を、紙基材を折り曲げることによって形成されるものとし、当該紙基材に容器本体の外径寸法に合わせて4本の折曲線を設け、これらの折曲線で折り曲げることによって容器本体を全体に包囲するものとすることもできる。 Further, the lid is formed by folding a paper base material, and four folding curves are provided on the paper base material according to the outer diameter of the container body, and the container is bent by these folding curves. The main body may be surrounded entirely.
以上説明したように、本発明に係る紙製容器によれば、容器本体を1枚の紙基材を折り曲げることによって形成し、底部と、この底部の周縁部より立ち上げて外側へ折り返して貼付することによって形成した側壁と、この側壁より垂下させて底部より突出させて形成した脚部と、側壁の上縁部に形成させた縁部とで構成したので、側壁の強度を高くすることができると共に、蓋体を容器本体に係止させることができる上に、高級感を出すことができる。 As described above, according to the paper container according to the present invention, the container body is formed by bending a sheet of paper base material, raised from the bottom and the peripheral edge of the bottom, folded outward, and pasted. The side wall formed by the above structure, the leg part formed by hanging from the side wall and projecting from the bottom part, and the edge part formed on the upper edge part of the side wall can be used to increase the strength of the side wall. In addition, the lid can be locked to the container body, and a high-class feeling can be obtained.
以下、本発明に係る紙製容器を添付図面に基づいて詳述する。 Hereinafter, the paper container concerning this invention is explained in full detail based on an accompanying drawing.
図1〜図4は本発明に係る紙製容器の一例を示す図である。本発明に係る紙製容器は、図1〜図4に示すように、容器本体2と中敷容器3と蓋体4とからなる。中敷容器3は、容器本体2内に収容されて、ご飯や副菜などの食材を分けて盛り付ける合成樹脂製等の容器であり、容器本体2の形状や食材に応じて任意の形状・大きさに形成される。
1 to 4 are views showing an example of a paper container according to the present invention. The paper container which concerns on this invention consists of the container
蓋体4は、容器本体2の上方の開口部を閉塞するものであり、その形状は特に限定されず、例えば、透明の合成樹脂材料等で略矩形平板状に形成されている。蓋体4の4つの周縁部は、それぞれ下方に2段に形成されている。この2段目の部分が容器本体2の縁部23に載置される載置部41として形成されている。この載置部41の周縁部はそれぞれ下方に略直角に折り曲げられて下縁片42として形成されている。また、蓋体4の周縁部には、容器本体2の縁部23と係合して蓋体4を容器本体2に係止させる係合部51,52が設けられている。
The lid 4 closes the opening above the
係合部51,52は、例えば、載置部41の内側が下方に延出して容器本体2の上縁部の内側に係合する第1係合部51(図3(b)参照。)と、下縁片42の下端部近傍が内側に突出して載置部41とで略コの字状に形成されて、容器本体2の縁部23の端部を覆うように係合する第2係合部52(図3(c)参照。)とで構成されている。第1係合部51の設置位置は、特に限定されず、例えば、載置部41の幅方向の略中央部に設けられている(図3(a)参照。)。また、第2係合部52の設置位置も、特に限定されず、例えば、下縁片42の幅方向の中央部近くの2箇所と両端部近傍の2箇所の合計4箇所に設けられている(図3(a)参照。)。これにより、蓋体4を容器本体2に係止させることができる。このとき、蓋体4が透明の材料で形成されていると、容器本体2の中敷容器3に入れられている食材を目視することができる。
The
容器本体2は、1枚の紙基材11を折り曲げることによって形成され、底部21と底部21の周縁部に立設された側壁22と側壁22の上端縁に設けられた縁部23とからなる。底部21の形状は、特に限定されないが、例えば、矩形状(図示例では正方形状)に形成されている。側壁22は、底部21の4辺となる周縁部を上方に折り曲げてからさらに外側へ折り返して互いに貼付することによって形成されている。側壁22は、底部21に対して略直交する方向に延びて形成されていてもよいが、外側へ若干傾斜して形成してもよい。このように、側壁22を外側へ若干傾斜して形成することにより、高級感を出すことができる。
The
また、側壁22の上端縁には、縁部23が設けられている。縁部23は、外側に突出して設けられ、断面略三角形状に形成されている。この縁部23は、例えば、側壁22の端部を外側に略直角に折り曲げてさらに下方に傾斜した状態で折り返してから逆方向に鋭角に折り曲げることによって形成されている。この縁部23を形成した紙基材11の端部が、底部21より下方に延出して脚部24として形成されていることが好ましい。
An
この容器本体2は、例えば、裁断機を用いて、シート状の紙基材を所定の形に裁断して容器本体2を形成し得る例えば図5及び図6に示すような紙基材11を作り、この紙基材11を所定の箇所で折り曲げつつ貼り付けることにより作成される。紙基材11は、厚紙等の紙のみであってもよいが、表面に耐水・耐油性・耐摩性に優れた合成樹脂フィルムが設けられているもの等が好ましい。合成樹脂フィルムは、印刷やラミネート法により紙基材11に設けられるが、これらの方法に限定されず他の方法により設けるようにしてもよい。また、合成樹脂フィルムには、高級感や四季折々の歳時や行楽、行事等に応じた模様、文字、図柄等が含まれているもの(例えば図7(a)(b)(c)参照。)が好ましい。
For example, the
紙基材11は、例えば、図5及び図6に示すように、正方形状の底部21の4辺が側壁折曲部12として形成され、この側壁折曲部12を介して細長の矩形状の側壁部22aがそれぞれ連設されてなる。各側壁部22aの端部には、第1折曲部13を介して側壁部22aより幅が広い縁部上辺部23aがそれぞれ連設されている。縁部上辺部23aには、第2折曲部14を介して縁部下辺部23bが連設されている。縁部下辺部23bには、第3折曲部15を介して側板部25が連設されている。第3折曲部15は、ミシン目16が設けられてなることが好ましい。ミシン目16は、特に限定されず、例えば、直線の破線状に形成してもよい。また、図6に示すように、第3折曲部17は、ミシン目18の他に、コの字状の切欠部19を設けるようにしてもよい(以下、第3折曲部(15,17)と記載する場合がある)。また、側板部25は、特に図3に示すように、端部(先端部)が底部21より延出して脚部24となるような長さに形成されている。また、4つの側板部25のうちの対向する2つの側板部25の両側部には、連結折曲部28を介して連結部27がそれぞれ連設されている。
For example, as shown in FIGS. 5 and 6, the
この紙基材11を用いて容器本体2を作るには、底部21に対して4つの側壁部22aをそれぞれ側壁折曲部12で略直交する方向(上方)に折り曲げる。各側壁部22aに対して縁部上辺部23aをそれぞれ第1折曲部13で外側に略直交する方向に折り曲げてから、第2折曲部14で縁部下辺部23bを下方に傾斜した状態で折り返す。折り返し後、各側板部25を第3折曲部(15,17)でそれぞれ逆方向に鋭角に折り曲げると共に、側板部25を側壁部22aの外側表面に粘着剤を用いて貼り付けることによって、側壁22及び縁部23が形成される。この貼付方法は、側板部25(連結部27を含む)を側壁22に貼り付けることができれば特に限定されず、粘着剤の他、両面粘着テープ等を用いて行ってもよい。
In order to make the
側壁部22aに対する縁部上辺部23a、縁部下辺部23bの折曲及び側板部25の側壁22への貼付は、まず、連結部27を有する2つの側板部25及び縁部上辺部23a、縁部下辺部23bを第1〜第3折曲部13,14,(15,17)で折り曲げてから、この2つの側板部25を対向する側壁部22aへ貼り付けると共に、これら側板部25の両連結部27をそれぞれ隣接する側壁部22aへ貼り付ける。次に、残りの縁部上辺部23a、縁部下辺部23b及び側板部25を第1〜第3折曲部13,14,(15,17)で折り曲げる。この縁部上辺部23a、縁部下辺部23bの折曲は、縁部上辺部23aの両端部が先に折り曲げた縁部上辺部23aの両端部上に重なり合うように行う。この折曲後、各側板部25を連結部27が貼り付けられている上からそれぞれ側壁部22aに貼り付けて行う。これにより、側壁22及び外側に略三角形状に突出した縁部23を有する容器本体2が得られる。なお、容器本体2の形成を機械を用いて行う場合には、紙基材11を打ち抜いた後、粘着剤を必要な箇所に塗布させて、側壁を形成させる時に自動的に貼着するものである。
The bending of the
このように、本発明に係る紙製容器1は、側壁22が紙基材を貼り付けて形成されていると共に、容器本体2の縁部23が外側に突出した略三角形状に形成されているために、側壁22が曲がり難いと共に、側壁22に対して折れ曲がり難くなるので、複数の紙製容器1を上下方向に変形させることなく重ねることができる。このことは、容器本体2を逆台形状に形成させた場合には、より一層複数の紙製容器1を互いに嵌合状態で重ねることができ、完成品の搬送時、保管時にスペースを省略することができる。また、縁部23に蓋体4の第1係合部51、第2係合部52を係合させて蓋体4を係止させるので、蓋体4を容器本体2(縁部23)に確実に係止させることができる。
As described above, the paper container 1 according to the present invention is formed in a substantially triangular shape in which the
また、紙製容器1の容器本体2の縁部23が略三角形状に形成されていると、容器本体2の見た目がよく高級感を与えることができる。また、対向する2つの縁部23の両端部が先に折り曲げた対向する2つの縁部23の両端部上に重なり合い、かつ、連結部27を有する2つの側板部25を貼り付けると共にこれらの側板部25の両連結部27をそれぞれ隣接する側壁22へ貼り付け、この連結部27を貼り付けた上から残りの2つの側板部25を貼り付けるために、紙基材11の裏側が外部に露出することがないので、見栄えが一層よくなる。
Moreover, when the
また、底部21より下方に延出する脚部24が設けられていることで、紙製容器1(容器本体2)を置く箇所が濡れていても紙製容器1(容器本体2)の底部21が濡れることがない。また、紙製容器1(容器本体2)を置く箇所が液体例えば水で濡れている場合に、底部21がその箇所に面接触することがないので、その水が広がることもない。また、紙製容器1(容器本体2)の底部21が水で濡れていても、この紙製容器1(容器本体2)を置いても底部21の水が弁当を置いた箇所に付着することがない。また、紙製容器1を複数重ねたときに、底部21が下の紙製容器1の蓋体4の上面に面接触すると共に、脚部24が載置部41上に載置されるようにすることで、紙製容器1が倒れ難くなるので、複数の紙製容器1を安定して重ねることができる。
Further, since the
また、第3折曲部(15,17)にミシン目16やミシン目18と切欠部19が設けられていることで、側板部25を側壁22に良好に貼り付けることができる。すなわち、容器本体2を形成する際、平板状の紙基材11を折り曲げるので、第3折曲部(15,17)にミシン目16等が設けられていないと、上縁下部と側板部とは互いに同じ平面上になろうとする。すなわち、折り曲げる前の状態に戻ろうとする。このため、側板部25を側壁22の外側面に貼り付けるときに側板部25の縁部上辺部23aが側壁22から離れようとするので、側板部25を側壁22に良好に貼り付けることができないことがある。これに対して、第3折曲部(15,17)にミシン目16やミシン目18と切欠部19を設けることで、縁部下辺部23bと側板部25とは互いに折り曲がり易くなるために、側板部25を側壁22の外側面に貼り付けても側板部25の縁部23が側壁22から離れようとすることがないので、側板部25を側壁22に良好にしかも確実に貼り付けることができる。
Moreover, the
図8乃至図11は蓋体の他の実施例を示し、とくに図8に示したように、この実施例に係る蓋体29は、上記紙製容器と同じ材質と厚さの厚紙を用いるものであって、全体として平面矩形状を呈した厚紙の四角を切り欠いて切欠部30を設けることによって紙基材31を形成させ、さらに各切欠部30も角部の手前に第1折曲線32を付けることによって、差込片33をその4辺に形成してある。次に、各第1折曲線32の内側に所定間隔を空けて第2折曲線34が設けられることによって隆起部35が形成されている。各切欠部30が交わる手前を残して各切欠部30とそれぞれ45°を形成する傾斜部36が設けられ、この各傾斜部36より3本の短い第3折曲線37、第4折曲線38、及び第5折曲線39が逆放射状に各第2折曲線34の交わる位置に向けて形成させてある。さらに、一つの差込片33には、その一部を切り込み線40で切り込むことによって、指掛け部45が形成されている。
FIGS. 8 to 11 show another embodiment of the lid. In particular, as shown in FIG. 8, the
したがって、図8と図9に示したように、使用時にまず各第1折曲線32を同一方向へ略直角に折り曲げると、各差込片33が形成され、そのうちの切り込み線40を設けた差込片33からは指掛け部45が略直角方向へ突出されることになる。次いで、図10図に示したように、短い第4折曲線38を内側へ折り込むと、第1折曲線32の部分から第2折曲線34にかけて隆起して第2折曲線34より内側の部分が平坦な隆起部35が形成されることになる。
Therefore, as shown in FIG. 8 and FIG. 9, when each
このように形成した蓋体29を、図11に示したように、容器本体46の上側からその各差込片33をその各縁部43の内側へ差し込むことによって、その外側に印刷する図柄(図示せず)と、隆起部35の部分により、高級感を醸し出すことのできる紙製容器を構成することができるものである。
As shown in FIG. 11, the
次に、図12乃至図14は蓋体のさらに他の実施例を示し、図面によればこの実施例に係る蓋体55も、上記紙製容器と同じ材質と厚さの厚紙を用いるものであって、全体として平面矩形状を呈した紙基材56の一端部に第1折曲線57によって折り曲げ可能に係合片58を突設すると共に、容器本体の外径寸法に合わせて4本の第2折曲線59、第3折曲線60、第4折曲線61、及び第5折曲線62を平行に設けることによって、表面部63、両側面部64,65、底面部66、及び重合部67が形成されており、重合部67を形成する第5折曲線62には、係合片58の係止溝68が形成されている。
Next, FIGS. 12 to 14 show still another embodiment of the lid body. According to the drawings, the
したがって、使用時には、図13に示したように、第2折曲線59から第5折曲線62を折り曲げることによって、容器本体69を全体として包む形態となり、最後に第1折曲線57を折り曲げて係合片58を立ち上がらせて係止溝68へ差し込むことによって、その外側に印刷する図柄と、容器本体69全体を包むという丁寧さにより、図14に示したような高級感を醸し出すことのできる紙製容器を構成することができるものである。
Therefore, at the time of use, as shown in FIG. 13, by folding the
以上説明したように本発明に係る紙製容器は、容器本体と蓋体とで構成し、容器本体を1枚の紙基材を折り曲げることによって形成し、底部と、この底部の周縁部より立ち上げて外側へ折り返して貼付することによって形成した側壁と、この側壁より垂下させて前記底部より突出させて形成した脚部と、前記側壁の上縁部に形成させた縁部とで構成したので、側壁の強度を高くすることができると共に、様々な形態の蓋体を容器本体に被せることができることにより、安価で用途に応じた高級感を醸し出すことのできる紙製容器として好適に用いられるものである。 As described above, the paper container according to the present invention is composed of a container body and a lid, and the container body is formed by bending a sheet of paper substrate, and stands from the bottom and the peripheral edge of the bottom. Because it is composed of a side wall formed by lifting and folding outward and sticking, a leg part formed by hanging from this side wall and projecting from the bottom part, and an edge part formed on the upper edge part of the side wall In addition to being able to increase the strength of the side wall and covering the container body with various types of lids, the paper container can be suitably used as a paper container that can be produced at a low cost and can give rise to a high-class feeling according to the application. It is.
1 紙製容器
2,46,69 容器本体
4,29,55 蓋体
11,31,56 紙基材
15,17 第3折曲部
16、18 ミシン目
21 底部
22 側壁
23 縁部
24 脚部
25 側板部
33 差込片
35 隆起部
51 第1係合部
52 第2係合部
58 係合片
59 第1折曲線
60 第2折曲線
61 第3折曲線
62 第4折曲線
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (7)
容器本体と蓋体とからなり、前記容器本体を1枚の紙基材を折り曲げることによって形成され、底部と、この底部の周縁部より立ち上げて外側へ折り返して貼付することによって形成した側壁と、この側壁より垂下させて前記底部より突出させて形成した脚部と、前記側壁の上縁部に形成させた縁部とで構成したことを特徴とする、紙製容器。 A paper container that houses various things inside,
A container body and a lid, wherein the container body is formed by bending a sheet of paper base; a bottom part; a side wall formed by rising from the peripheral part of the bottom part and folding back to the outside; A paper container comprising: a leg portion formed by dropping from the side wall and projecting from the bottom portion; and an edge portion formed on the upper edge portion of the side wall.
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019123559A (en) * | 2019-05-13 | 2019-07-25 | シーピー化成株式会社 | Packaging container |
JP2019147618A (en) * | 2017-11-28 | 2019-09-05 | シーピー化成株式会社 | Packaging container |
JP2019147619A (en) * | 2019-05-13 | 2019-09-05 | シーピー化成株式会社 | Packaging container |
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2008
- 2008-05-22 JP JP2008134178A patent/JP2009280240A/en active Pending
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