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JP2009277374A - 固体酸化物形燃料電池 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池 Download PDF

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昌宏 柴田
Yasumasa Oguma
泰正 小熊
Hiroya Ishikawa
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Abstract

【課題】電力取り出し用の導電性部材からの放熱を低減可能な固体酸化物形燃料電池を提供する。
【解決手段】固体酸化物形燃料電池が,燃料電池スタックに,燃料ガスと反応させるための空気,燃料ガスを水蒸気改質するための水,燃料ガスのいずれかの流体を供給する供給経路と,燃料電池スタックで発生した電力を取り出す出力部材と,出力部材と流体との間で熱交換するための熱交換器と,を具備する
【選択図】図1

Description

本発明は,固体酸化物形燃料電池に関する。
固体酸化物形燃料電池は,固体酸化物を用いて,燃料ガス(可燃ガス)と酸素を反応させて,電力を発生する。ここで,燃料電池を構成する燃料電池スタックの均熱性を維持するための技術が開示されている(特許文献1参照)。即ち,エンドプレートからの放熱により,燃料電池へ投入される空気を加熱する。この結果,エンドプレートからの放熱を低減し,燃料電池スタックの均熱性が維持される。
ところで,燃料電池スタックから電力を取り出すために,燃料電池スタックに導電性の部材が接続される(特許文献2参照)。
特開2006−179286号公報 特開2005−183089号公報
ここで,電力取り出し用の導電性部材からの放熱が大きいことが判った。一般に,燃料電池スタックは断熱容器内に収納され,高温に維持される。このため,電力取り出し用の導電性部材は,断熱容器内の高温領域と外界の低温領域に跨って配置され,その温度差の関係で放熱量が大きくなり易い。
上記に鑑み,本発明は電力取り出し用の導電性部材からの放熱を低減可能な固体酸化物形燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る固体酸化物形燃料電池は,燃料極および空気極が両面に配置された酸素イオン伝導性固体電解質体が積層され,燃料ガスと空気中の酸素との反応により電力を発生する燃料電池スタックと,前記燃料電池スタックに,前記燃料ガスと反応させるための空気,前記燃料ガスを水蒸気改質するための水,前記燃料ガスのいずれかの流体を供給する供給経路と,前記燃料電池スタックで発生した電力を取り出す出力部材と,前記出力部材と前記流体との間で熱交換するための熱交換器と,を具備することを特徴とする。
本発明によれば,電力取り出し用の導電性部材からの放熱を低減可能な固体酸化物形燃料電池を提供できる。
以下,図面を参照して,本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る固体酸化物形燃料電池100を表す側面図である。固体酸化物形燃料電池100は,燃料ガスと空気の供給を受けて発電を行う装置である。燃料ガスとして,都市ガスなどの炭化水素燃料を用いることができる。固体酸化物形燃料電池100は,燃料電池スタック110,空気配管121,122,導電性出力部材131,132,熱交換器140,断熱容器170を有する。なお,熱交換器140および空気配管121,122は,切断した断面状態を表している。また,燃料ガスおよび排ガスの配管の図示が省略されている。
燃料電池スタック110は,積層された燃料電池セル111,エンドプレート112,113を有する。燃料電池セル111は,板形状をなし,発電単位である。本実施形態では,燃料電池スタック110に発電に必要な量よりも多くの燃料ガスが投入され,余った燃料ガスは燃料電池スタック110の内部で燃焼される。燃料電池スタック110での燃料ガスの燃焼による発熱および発電時の燃料電池スタック110でのジュール熱と,断熱容器170からの放熱や投入ガスの予熱といった吸熱分とがバランスする。この結果,燃料電池スタック110の温度が一定に保たれ,熱自立運転がなされる。なお,燃料電池セル111の詳細は後述する。
エンドプレート112,113は,耐熱性及び導電性に優れた板材(例えばステンレス製の板材)から構成される。エンドプレート112,113は,積層される燃料電池セル111を押圧する保持板であり,かつ燃料電池スタック110からの電流の出力端子でもある。エンドプレート112,113を介し,燃料電池スタック110を積層方向に貫く固定部材114,115により,燃料電池セル111が締め付けられて固定,一体化されることで,燃料電池スタック110が構成される。この固定部材114,115は,例えば,ボルト及びそれに螺合するナット等であり,燃料電池スタック110の枠部にあけられた貫通孔を貫く様に配置される。なお,本実施形態では,エンドプレート112,113がそれぞれ正極,負極となる。
空気配管121,122は,燃料ガスと反応させるための空気(流体)を燃料電池スタック110に供給するための供給経路である。空気配管122から供給される空気が熱交換器140で加熱され,空気配管121を経由して,燃料電池スタック110に供給される。
導電性出力部材131,132は,燃料電池スタック110から電力を取り出すための部材である。エンドプレート112,113それぞれに,棒状の導電性出力部材131,132が接続される。導電性出力部材131,132は,耐熱性及び導電性に優れた例えばニッケルからなり,燃料電池スタック110の外に電力を取り出すリード部として機能する。エンドプレート112,113の右側面に,雌ねじのねじ孔が形成される(図示せず)。一方,エンドプレート112,113に接続される導電性出力部材131,132の左端部の外周には,雄ねじのねじ部が形成されている(図示せず)。この雄ねじと雌ねじの螺合により,エンドプレート112,113と導電性出力部材131,132とが接続される。
熱交換器140は,空気配管122で供給される空気と,導電性出力部材131との間での熱交換を可能とする。熱交換器140は,容器141,および容器141内の空洞142を有する。導電性出力部材131が熱交換器140を貫通し,この空洞142内に配置される。空気配管122で供給される空気は,この空洞142内を通過する際に,導電性出力部材131からの放熱で加熱される。この熱交換により,導電性出力部材131からの放熱が有効利用され,外部に流出することが防止される。出力取り出し部位(導電性出力部材131)からの放熱を燃料電池スタック110に投入する空気により回収することで,熱ロスが少なくなる。この結果,燃料電池スタック110の熱自立運転が容易となる。
図2は,燃料電池セル111を分解した状態を表す斜視図である。燃料電池セル111は,コネクタプレート41(41a,41b),空気極フレーム42,絶縁フレーム43,セパレータ44,空気極45,電解質46,燃料極47,燃料極フレーム48を有する。
コネクタプレート41a,41bは,金属等の導電性材料から構成され,燃料電池セル111の厚み方向の両側に一対配置される。コネクタプレート41により,燃料電池セル111それぞれのガス流路が分離され,かつ板厚方向での導通が確保される。
隣り合う燃料電池セル111の間に配置されるコネクタプレート41は,インターコネクタとなり,隣り合う燃料電池セル111を区分する。燃料電池スタック110の積層方向の両端に配置されるコネクタプレート41が,エンドプレート112,113となる。
電解質46は,矩形の板形状であり,例えば,ZrO等の酸化物から構成され,セパレータ44の下面に固定される。電解質46は,酸素イオン伝導性固体電解質体として機能する。電解質46の上下に,空気極45および燃料極47が固着される。空気極45とコネクタプレート41aとの間には,その導通を確保するために,集電体(図示せず)が配置される。
コネクタプレート41a,空気極フレーム42,絶縁フレーム43によって,セパレータ44の上方に空気室が構成される。燃料極フレーム48,コネクタプレート41bによって,セパレータ44の下方に燃料室が構成される。燃料室,空気室それぞれに,燃料ガス,空気が導入され,高温(例えば,700℃程度)に加熱されることで,電解質46を介して,燃料ガスと空気中の酸素が反応し,空気極45,燃料極47をそれぞれ正極,負極とする直流の電気エネルギーが発生する。
断熱容器170は,断熱性能を有した容器であり,燃料電池スタック110を格納する。空気配管121,122は,断熱容器170の内外に配置される。導電性出力部材131,132は,断熱容器170を貫通して配置される。この例では,熱交換器140が断熱容器170の内外に渡って配置される。これに対して,熱交換器140を断熱容器170の内部あるいは外部のみに配置することも可能である。但し,どちらかと言えば,熱交換器140は断熱容器170の外部に設置するほうが好ましい。熱交換器140を断熱容器170の内部に設置すると,断熱容器170内の熱が熱交換器140により吸熱されるためである。
(第2の実施の形態)
図3は本発明の第2実施形態に係る固体酸化物形燃料電池200を表す側面図である。固体酸化物形燃料電池200は,燃料電池スタック110,空気配管221,222,導電性出力部材131,132,熱交換器240,断熱容器170を有する。なお,熱交換器240および空気配管221,222は,切断した断面状態を表している。また,燃料ガスおよび排ガスの配管の図示が省略されている。
熱交換器240は,空気配管222で供給される空気と,導電性出力部材131との間での熱交換を可能とする。熱交換器240は,容器241,および容器241内の空洞242を有する。導電性出力部材131が熱交換器240を貫通し,この空洞242内に配置される。空気配管222で供給される空気は,この空洞242内を通過する際に,導電性出力部材131からの放熱で加熱される。本実施形態では,容器141,空洞242が円筒形であり,その軸に沿って導電性出力部材131が配置される。導電性出力部材131が空洞242の軸に配置されることで,空洞242内の空気に導電性出力部材131からの放熱が均一に伝達され,熱ロスのさらなる低減が可能となる(効果的な熱の回収)。
以上の点を除き,本実施形態に係る固体酸化物形燃料電池200は,固体酸化物形燃料電池100と実質的に相違する訳ではないので,詳細な説明を省略する。
(第3の実施の形態)
図4は本発明の第3実施形態に係る固体酸化物形燃料電池300を表す側面図である。固体酸化物形燃料電池300は,燃料電池スタック110,空気配管321,322,導電性出力部材131,132,熱交換器340,断熱容器170を有する。なお,燃料ガスおよび排ガスの配管の図示が省略されている。
熱交換器340は,空気配管322で供給される空気と,導電性出力部材131との間での熱交換を可能とする。熱交換器340は,空気配管341を有する。空気配管341は,空気配管321,322の間に配置され,導電性出力部材131に螺旋状に巻き付けられる。空気配管341を通過する空気が,導電性出力部材131からの放熱で加熱される。
以上の点を除き,本実施形態に係る固体酸化物形燃料電池300は,固体酸化物形燃料電池100と実質的に相違する訳ではないので,詳細な説明を省略する。
(比較例)
図5は本発明の比較例に係る固体酸化物形燃料電池100xを表す側面図である。固体酸化物形燃料電池100xは,燃料電池スタック110,空気配管121x,導電性出力部材131,132,断熱容器170を有する。即ち,固体酸化物形燃料電池100xは熱交換器を有せず,空気配管121xから流入される空気はそのまま燃料電池スタック110に投入される。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張,変更可能であり,拡張,変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
1.上記実施形態では,熱交換器140〜340によって,燃料電池スタック110での反応用の空気を加熱していた。空気に換えて,他の流体を加熱することも可能である。このような流体として,(1)燃料ガス,(2)燃料ガスを水蒸気改質するための水,(3)汎用の水が考えられる。
固体酸化物形燃料電池100の燃料極47で炭素が析出すると燃料電池スタック110が劣化,もしくは破損する恐れがある。このため,燃料ガス(炭化水素燃料)を改質してから,燃料電池スタック110へ流すことが望ましい。水蒸気で燃料ガス(例えば,炭化水素燃料)を改質し(水蒸気改質方式),炭素の析出を防止できる。このために,水蒸気改質用の水が固体酸化物形燃料電池100に供給される。そして,その水を気化するために気化器が,燃料ガスを改質するために改質触媒を入れた改質器が必要となる。但し,固体酸化物形燃料電池の燃料極で水蒸気改質を行うことも可能である。この場合,改質器を別途に設ける必要は無い。この改質用の水を熱交換器140〜340によって加熱することでも,導電性出力部材131からの熱ロスを低減できる。
2.上記実施形態では,導電性出力部材131のみに,熱交換器140〜340が取り付けられていた。これに対して,導電性出力部材132のみ,導電性出力部材131,132の双方に熱交換器140〜340を取り付けても良い。また,導電性出力部材131,132で異なる流体を加熱することも可能である。例えば,導電性出力部材131,132それぞれで,空気,水を加熱することができる。
以下,本発明の実施例を説明する。
実施例1は,第1の実施形態に対応する。即ち,燃料電池スタック110からの出力取り出し部材(導電性出力部材131)が熱交換器140を貫通するように組付け,出力取り出し部材(導電性出力部材131)からの熱を回収する。但し,加熱される流体を汎用の水とした。この水は,例えば,風呂に利用できる。
実施例2は,熱交換器140に流す流体を水蒸気改質用の水をとして使用する以外は,実施例1と同様とした。
実施例3は,熱交換器140に流す流体を発電に必要な空気をとする以外は,実施例1と同様とした。
実施例4は,熱交換器140に流す流体を燃料ガスとしてのメタンとする以外は,実施例1と同様とした。
実施例5は,第2の実施形態に対応する。即ち,熱交換器240を二重構造とし,外側に空気,もしくは水を流す。
実施例6は,第3の実施形態に対応する。即ち,導電性出力部材131の外側に螺旋状に空気配管341を巻き付け,その空気配管341に空気,もしくは水を流す。
実施例7では,2つの熱交換器がある。即ち,導電性出力部材131,132それぞれに配管を取り付け,片側には燃料ガスをもう一方には空気を流した。
実施例8は,一方の配管に水,他方の配管に空気を流す以外は実施例7と同様とした。
実施例9は,一方の配管に燃料ガス(メタン),他方の配管に水を流す以外は実施例7と同様とした。
比較例では,熱交換器を有しない。即ち,導電性出力部材131,132に何の熱交換機能を付与されない。
燃料電池スタック110に投入される直前の温度と熱交換器に投入する時の温度差,比熱,密度,流量から計算して,熱交換器で回収した熱量を算出した。その結果を図6に示す。
比較例1では,出力取り出し部材(導電性出力部材131,132)からの放熱を回収していないため,φ15程度の出力線を用いた場合には,スタック温度が700℃の時に1本当たり15〜20Wの放熱がある。
導電性出力部材131,132からの放熱は,相当に大きい。導電性出力部材131がφ15mm,長さ200mmで,燃料電池スタック110の温度が700℃の時に,導電性出力部材131,132の1本当たり約20Wの放熱がある。固体酸化物形燃料電池100が1kW出力の場合,放熱が約900Wでも熱自立運転は可能である。しかし,固体酸化物形燃料電池100への負荷を500W,200W,100Wと下げた場合には,それぞれ放熱を450W,180W,90W以下としないと熱自立運転は不可能となる。このように,導電性出力部材131,132からの放熱は決して無視できる値ではない。その放熱を回収し,燃料電池スタック110へと返すことで,より低出力発電の時でも熱自立運転が容易となる。
実施例1のように水で熱交換させ,その水を例えばコジェネレーションとしての温水を生成する装置の前段階とすることで,熱を利用できることになり,全体のシステム効率の向上に繋がる。
実施例2では,熱交換した水を燃料電池スタック110へと投入することにより,水の移動距離が短くなる。このため,熱ロスが小さく,回収した熱を効果的に利用できる。
実施例3のように熱交換する流体を水ではなく,空気としても実施例2と同様の効果が得られる。
実施例4のように熱交換する流体を燃料としても実施例2と同様の効果が得られる。
実施例5のように熱交換器を二重構造とすることで,効果的な熱交換が可能となり,熱ロスが小さくなる。
実施例6のように,螺旋状に配管を巻き付け,その配管に熱交換する流体を流すことで,実施例5よりもより効果的に熱交換を行うことが可能となり,熱ロスがより小さくなる。
実施例7〜9のように,導電性出力部材131,132の両方に熱交換機能を付与することで,熱ロスは小さくできる。即ち,実施例7〜9のように,2本の導電性出力部材131,132に対し,燃料電池スタック110に必要な燃料,空気,水の内,いずれか2つの流体(媒体)にて熱交換することが最も効率が良かった。この場合,最終的な回収熱量は,2つの媒体それぞれでの回収熱量の和となる。この観点からすると,実施例8での水と空気の組み合わせが良かった。
なお,実施例5,6では,2つの媒体(空気,水)を別個に使用しているので(2つの媒体を同時に使用している訳ではない),最終的な回収熱量は,それぞれの媒体での回収熱量そのものである。
本発明の第1実施形態に係る固体酸化物形燃料電池100を表す側面図である。 燃料電池セル111を分解した状態を表す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る固体酸化物形燃料電池200を表す側面図である。 本発明の第3実施形態に係る固体酸化物形燃料電池300を表す側面図である。 本発明の比較例に係る固体酸化物形燃料電池100xを表す側面図である。 実験結果を纏めた表である。
符号の説明
100 固体酸化物形燃料電池
110 燃料電池スタック
111 燃料電池セル
112,113 エンドプレート
114,115 固定部材
121,122 空気配管
131,132 導電性出力部材
140 熱交換器
141 容器
142 空洞
170 断熱容器
41(41a,41b) コネクタプレート
42 空気極フレーム
43 絶縁フレーム
44 セパレータ
45 空気極
46 電解質
47 燃料極
48 燃料極フレーム

Claims (6)

  1. 燃料極および空気極が両面に配置された酸素イオン伝導性固体電解質体が積層され,燃料ガスと空気中の酸素との反応により電力を発生する燃料電池スタックと,
    前記燃料電池スタックに,前記燃料ガスと反応させるための空気,前記燃料ガスを水蒸気改質するための水,前記燃料ガスのいずれかの流体を供給する供給経路と,
    前記燃料電池スタックで発生した電力を取り出す出力部材と,
    前記出力部材と前記流体との間で熱交換するための熱交換器と,
    を具備することを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
  2. 前記熱交換器が,前記出力部材を囲み,前記流体を通過させる容器を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の固体酸化物形燃料電池。
  3. 前記熱交換器が,前記出力部材に巻き付けられ,前記流体を通過させる配管を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の固体酸化物形燃料電池。
  4. 前記出力部材が,正極,負極それぞれに対応する第1,第2の出力部材を有し,
    前記熱交換器が,第1,第2の出力部材それぞれに対応する第1,第2の熱交換器を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池。
  5. 前記第1,第2の熱交換器それぞれで熱交換される流体が異なる
    ことを特徴とする請求項4に記載の固体酸化物形燃料電池。
  6. 前記燃料電池スタックを覆う断熱容器
    をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池。
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