JP2009269162A - ロボットの制御プログラム構築方法およびロボットシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 物品の把持シーケンスプログラムを,データベースの物品情報ごとに記憶し,ロボット10の制御プログラムの実行時に,把持対象物品の電子タグ情報を電子タグリーダ13で読み取り,その電子タグ情報をキーとしてデータベースより該物品の把持シーケンスを取得し,ロボット制御プログラムに挿入する,という手順で処理する。
【選択図】図1
Description
多様な動作を可能とするシステムとしては,車輪を駆動して移動する自律移動型ロボットと,該自律移動型ロボットに着脱自在に取り付けられ,所定の機能(掃除機,配膳機能,車椅子機能,把持機能)を実行する複数の機能モジュールとを目的に応じて組み合わせ,容易に動作させる機能可変型ロボットシステムが提案されている。(たとえば,特許文献1参照)。該ロボットは,使用する機能モジュールの制御プログラムをデータベースからダウンロードすることで,対象機能を有した自律移動型ロボットとしてパーソナルコンピュータから制御可能とするものである。
例として,図7にロボットの把持動作のシーケンスを記述するプログラムを示す。なお,ここでロボットは,手先などに電子タグリーダが備えられており,物品に貼り付けられた電子タグを読み取り,読み取った電子タグIDをキーとしてデータベースシステムに物品情報を問い合わせているものとする。
図では,まず“ReadTag”コマンドで,物品に貼り付けされた電子タグを読み取っている。つぎに“GetTagInfo”コマンドで前記データベースに物品情報を問い合わせている。つぎに物品情報に応じて,“Switch”文で分岐し,対応する把持動作を実行する。なお,説明のため,図の左側に示す1つのケースのみ記述している。把持動作では,まず,“SetVar”コマンドにより必要なパラメータ設定を行い,つぎに“MOVLvcl”で移動台車の制御,“MOVJgrp”で左右グリッパの制御,“MOVJarm”で左右アームの制御を並列に実行している。また各コマンドのプロパティで位置情報などコマンドパラメータが設定されている。以上のようなシーケンスは,種別の異なる物品が増えるたびに分岐が必要となることが予想され,プログラムが複雑になる等の問題点がある。同様に,人間との会話の内容に応じた動作や,環境センサからのイベントに応じた動作の実現においても,音声の種類やイベントの種類に応じた分岐が必要となることが予想される。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり,多様な動作を実現するためのロボット制御プログラムの作成において,プログラムの複雑化を抑制し,操作者の負担を軽減できるプログラミング環境を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は,物品に設けられた物品識別手段の物品識別情報を読み取る読み取り手段と,前記物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,を備えたロボットシステムにおいて,前記物品識別情報および当該物品に対応する物品の把持プログラムシーケンスを記憶する第1のデータベースを備えたことを特徴とするものである。
また,請求項2に記載の発明は,前記物品識別手段は,電子タグであることを特徴とするものである。
また,請求項3に記載の発明は,前記読み取り手段は,電子タグリーダであることを特徴とするものである。
また,請求項4に記載の発明は,前記制御手段は,第1のコンピュータに設けられ,前記第1のデータベースは第2のコンピュータに設けられ,前記移動ロボット,前記第1および第2のコンピュータは,中継装置を備えたネットワークを介してデータを送受信することを特徴とするものである。
また,請求項5に記載の発明は,マイクと,前記マイクから得られた音声を解析し,当該音声に対応する音声識別情報を得る音声識別手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,を備えたロボットシステムにおいて,前記音声識別手段から得られた音声識別情報および当該音声識別情報に対応する動作プログラムシーケンスを記憶する第2のデータベースを備えたことを特徴とするものである。
また,請求項6に記載の発明は,前記制御手段は,第1のコンピュータに設けられ,前記第2のデータベースは第2のコンピュータに設けられ,前記移動ロボット,前記第1および第2のコンピュータは,中継装置を備えたネットワークを介してデータを送受信することを特徴とするものである。
また,請求項7に記載の発明は,物品に設けられた物品識別手段の物品識別情報を読み取る読み取り手段と,前記物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,前記物品識別情報および当該物品に対応する物品の把持プログラムシーケンスを記憶する第1のデータベースと,を備えたロボットシステムにおいて,前記ロボットの制御プログラムの実行時に,前記第1のデータベースから把持対象物品の物品識別情報をキーとして前記物品の把持シーケンスを取得し,前記制御プログラムに挿入する,という手順で処理することを特徴とするものである。
また,請求項8に記載の発明は,前記物品識別手段は,電子タグであることを特徴とするものである。
また,請求項9に記載の発明は,前記読み取り手段は,電子タグリーダであることを特徴とするものである。
また,請求項10に記載の発明は,前記制御手段は,第1のコンピュータに設けられ,前記第1のデータベースは第2のコンピュータに設けられ,前記移動ロボット,前記第1および第2のコンピュータは,中継装置を備えたネットワークを介してデータを送受信することを特徴とするものである。
また,請求項11に記載の発明は,マイクと,前記マイクから得られた音声を解析し当該音声に対応する音声識別情報を得る音声識別手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と, 前記音声識別手段から得られた音声識別情報および当該音声識別情報に対応する動作プログラムシーケンスを記憶する第2のデータベースと,を備えたロボットシステムにおいて,前記ロボットの制御プログラムの実行時に,前記第2のデータベースから前記音声識別情報をキーとして当該音声に対応する動作プログラムシーケンスを取得し,前記制御プログラムに挿入する,という手順で処理することを特徴とするものである。
また,請求項12に記載の発明は,前記制御手段は,第1のコンピュータに設けられ,
前記第2のデータベースは第2のコンピュータに設けられ,前記移動ロボット,前記第1および第2のコンピュータは,中継装置を備えたネットワークを介してデータを送受信することを特徴とするものである。
また,請求項13に記載の発明は,物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,前記移動ロボットおよび人間を含む移動体と環境をセンシングするセンシング手段を備えたロボットシステムにおいて,前記センシング手段が発行するイベント識別情報および当該イベントに対応する動作プログラムシーケンスを記憶する第3のデータベースを備えたことを特徴とするものである。
また,請求項14に記載の発明は,前記センシング手段は,環境センサと,センシング情報を処理する第3のコンピュータと,を備えたことを特徴とするものである。
また,請求項15に記載の発明は,物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,前記移動ロボットおよび人間を含む移動体と環境をセンシングするセンシング手段と,前記センシング手段が発行するイベント識別情報および当該イベントに対応する動作プログラムシーケンスを記憶する第3のデータベースと,を備えたロボットシステムにおいて,前記ロボットの制御プログラムの実行時に,前記第3のデータベースから前記イベント識別情報をキーとして当該イベントに対応する動作プログラムシーケンスを取得し,前記制御プログラムに挿入する,という手順で処理することを特徴とするものである。
また,請求項16に記載の発明は,物品に設けられた物品識別手段の物品識別情報を読み取る読み取り手段と,前記物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,を備え,前記物品識別手段に,前記物品識別情報および当該物品に対応する物品の把持プログラムシーケンスが予め記憶されたロボットシステムにおいて,前記移動ロボットの所定のコマンドの実行時に,前記物品識別手段に記憶された把持シーケンスを取得し,前記移動ロボットの制御プログラムに挿入する,という手順で処理することを特徴とするものである。
また,上記データベースに格納するシーケンスプログラムは,複数のクライアントから共有することができるため,同様のシーケンスプログラムをロボット制御プログラム毎に記述する必要がなくなる効果がある。
また,物品の種別に応じて異なる把持動作を実現するシーケンスプログラムを,該物品の電子タグの記憶領域に記憶し,ロボット制御プログラム実行時に,把持対象物品の前記記憶領域より該物品の把持シーケンスを取得し,前記ロボット制御プログラムに挿入することで,同様の効果が期待できる。
グリッパ12の先端に設置されている13は電子タグリーダ(読み取り手段)であり,把持対象物など物品に貼り付けられた電子タグ(物品識別手段)を読み取るのに使用される。また,移動台車14の底面に設置された電子タグリーダ15は,床面に敷設された電子タグを読み取るのに使用される。16はマイクであり,操作者の音声を認識するために使用される。17はデータベースシステムであり,物品情報などをデータベースに記憶しており,データ取得のためのインターフェースを提供している。18は,制御用コンピュータであり,移動ロボット10の制御プログラムを作成および実行するものである。
60は環境センサであり,人の存在の有無や,障害物の有無を検出するためのカメラやレーザレンジファインダなどである。61はセンサ用コンピュータであり,環境センサ60が検出した移動体の位置情報などを処理する。移動ロボット10,データベースシステム17,制御用コンピュータ18,センサ用コンピュータ61は,互いに中継装置19を使用したネットワークを介してデータの送受信を行う。
なお,制御用コンピュータ18,および,データベースシステム17は同一のコンピュータであっても良く,更には,センサ用コンピュータ61までも含んで同一のコンピュータとしても良い。すなわち,データベースシステム17,制御用コンピュータ18,センサ用コンピュータ61は,それぞれ独立していなくてもよく,要するに,データベースシステム17内のデータベースと,制御用コンピュータ18の機能と,環境センサ60とが,何らかの方法で互いにデータの送受信を行うことができればよいのである。さらには,これらの一部または全部を移動ロボット10に内蔵させることも可能である。
“MOVJarm”コマンドで,移動ロボット10のアーム11を制御している。この場合,プログラム実行部35は,移動ロボット10のモジュール管理部20からアーム制御モジュール21とやりとりするための情報を取得し,アーム制御モジュール21に駆動指令を送信する。
なお,図7のようにして作成されたプログラムの保存は,XML(eXtensible Markup Language)で記述されたテキスト形式で保存されるものとする。
“ParseGrip”コマンドでは,“GetTagInfo”コマンドの実行により得られた把持する際のプログラムシーケンスを記述したXMLファイル“dish1.xml”を該コマンドの位置に挿入し,実行を行う。これにより,物品に対応した把持動作が実行できる。
物品タグ情報51のデータとして,前記XMLファイルが関連付けられていない場合は,図7のようなプログラム記述となり,物品ごとの把持シーケンスを記述する必要が生じる。
図5(b)の会話情報53では,各音声データに割り当てられたIDと該音声を認識した際の移動ロボット10の動作プログラムシーケンスを記述したXMLファイル“action sequence”が関連付けられている。一方,制御用コンピュータ18のプログラミング画面で図6(b)のように作成し,プログラムの実行を行うと,プログラム実行部35は,まず“WaitEvent”コマンドに基づき,指定されたイベント(ここでは会話イベント)を待機する。“WaitEvent”コマンドは,移動ロボット10の音声認識モジュール25より音声IDが送信された場合に,“Switch”文の第1の分岐(図左側)を実行し,それ以外の場合(たとえば中断イベント)には第2の分岐(図右側)を実行する。つぎに,“GetWordInfo”コマンドに基づき,前記データベースシステム17に会話情報を問い合わせる。たとえば,受信した音声IDが“1002”である場合,会話情報53の該当行の情報が取得される。なお,該当行の“action sequence”は玄関へ移動するためのシーケンスプログラムが格納されている。
“ParseAction”コマンドでは,“GetWordInfo”コマンドの実行により得られたプログラムシーケンスを記述したXMLファイル“entrance.xml”を該コマンドの位置に挿入し,実行を行う。操作者の音声に対応した動作を実行できる。
会話情報53がデータベースに存在しない場合,図7の把持動作と同様,音声ごとの動作シーケンスを記述する必要が生じる。
データベースシステム17のデータベース処理モジュール16は通知されたイベント情報を,移動ロボットの制御用コンピュータ18に送信する。
図5のイベント情報59では,各イベントに割り当てられたIDと該イベント発生時の移動ロボット10の動作プログラムシーケンスを記述したXMLファイル“action sequence”が関連付けられている。たとえば,イベントID“101”は訪問者検出イベントであり,プログラムシーケンスとしては“玄関まで移動し,発話する”などが考えられる。また,イベントID“103”は障害物検出イベントであり,プログラムシーケンスとしては“生活空間の地図情報を再取得する”などが考えられる。
制御用コンピュータ18のプログラミング画面で図6(c)のように作成し,プログラムの実行を行うと,プログラム実行部35は,まず“WaitEvent”コマンドに基づき,イベントを待機する。なお,本コマンドは,待機するイベントの種別(イベントID)を指定するパターンと,指定せずに任意のイベントを待機するパターンの動作が可能とし,ここでは後者のパターンで実行するものとする。
“WaitEvent”コマンドは,データベースシステム17からイベントIDが送信されると,“GetEventInfo”コマンドの実行に移る。“GetEventInfo”コマンドでは,通知されたイベントIDに基づき,前記データベースシステム17にイベント情報を問い合わせる。たとえば,受信したイベントIDが“101”である場合,イベント情報59の該当行の情報が取得される。
つぎに,“ParseAction”コマンドでは,“GetEventInfo”コマンドの実行により得られたプログラムシーケンスを記述したXMLファイル“visitor.xml”を該コマンドの位置に挿入し,実行を行う。このようにしてイベント種別に対応した動作を実行できる。
なお,イベント情報59がデータベースに登録されておらず,イベントと動作シーケンスが関連付けられていない場合,“WaitEvent”コマンドで取得したイベントIDごとに,“Switch”文で分岐し,対応する動作シーケンスを記述する必要が生じる。
また,音声認識情報についても,音声の種類に対応する動作シーケンスプログラムを前記データベース50に格納しておきロボット制御プログラム実行時に動的に取得し,挿入できるようにすることで,同様の効果が期待できる。
また,イベント情報についても,イベントの種類に対応する動作シーケンスプログラムを前記データベース50に格納しておきロボット制御プログラム実行時に動的に取得し,挿入できるようにすることで,同様の効果が期待できる。
また,前記データベース50に格納するシーケンスプログラムは,複数のクライアントから共有することができるため,同様のシーケンスプログラムをロボット制御プログラム毎に記述する必要がなくなる。
制御用コンピュータ18のプログラミング画面で図6(d)のように作成し,プログラムの実行を行うと,プログラム実行部35は,まず“ReadTag”コマンドに基づき,物品に貼り付けされた電子タグを読み取り,このとき該物品を把持する際のプログラムシーケンスを取得する。
“ParseGrip”コマンドでは,電子タグの記憶領域から取得した把持する際のプログラムシーケンスを該コマンドの位置に挿入し,実行を行う。これにより,物品に対応した把持動作が実行できる。
前記プログラムシーケンス情報が電子タグに記憶されていない場合は,図7のようなプログラム記述となり,物品ごとの把持シーケンスを記述する必要が生じる。
11 アーム
12 グリッパ
13 電子タグリーダ(グリッパ設置)
14 移動台車
15 電子タグリーダ(移動台車設置)
16 マイク
17 データベースシステム
18 制御用コンピュータ
19 中継装置
20 モジュール管理部
21 アーム制御モジュール
22 グリッパ制御モジュール
23 移動台車制御モジュール
24 タグリーダ制御モジュール
25 音声認識モジュール
26 通信部
30 ユーザインタフェース
31 入力受付部
32 表示部
33 動作判定部
34 プログラム解析部
35 プログラム実行部
36 プログラム記憶部
37 通信部
50 データベース
51 物品タグ情報
52 床面タグ情報
53 会話情報
54 移動体情報
55 地図情報
56 データベース処理モジュール
57 通信部
58 ユーザインタフェース
59 イベント情報
60 環境センサ
61 センサ用コンピュータ
Claims (16)
- 物品に設けられた物品識別手段の物品識別情報を読み取る読み取り手段と,前記物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,
前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,を備えたロボットシステムにおいて,
前記物品識別情報および当該物品に対応する物品の把持プログラムシーケンスを記憶する第1のデータベースを備えたことを特徴とするロボットシステム。 - 前記物品識別手段は,電子タグであることを特徴とする請求項1記載のロボットシステム。
- 前記読み取り手段は,電子タグリーダであることを特徴とする請求項1記載のロボットシステム。
- 前記制御手段は,第1のコンピュータに設けられ,
前記第1のデータベースは第2のコンピュータに設けられ,
前記移動ロボット,前記第1および第2のコンピュータは,中継装置を備えたネットワークを介してデータを送受信することを特徴とする請求項1記載のロボットシステム。 - マイクと,前記マイクから得られた音声を解析し,当該音声に対応する音声識別情報を得る音声識別手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,
前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,を備えたロボットシステムにおいて,
前記音声識別手段から得られた音声識別情報および当該音声識別情報に対応する動作プログラムシーケンスを記憶する第2のデータベースを備えたことを特徴とするロボットシステム。 - 前記制御手段は,第1のコンピュータに設けられ,
前記第2のデータベースは第2のコンピュータに設けられ,
前記移動ロボット,前記第1および第2のコンピュータは,中継装置を備えたネットワークを介してデータを送受信することを特徴とする請求項5記載のロボットシステム。 - 物品に設けられた物品識別手段の物品識別情報を読み取る読み取り手段と,前記物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,
前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,前記物品識別情報および当該物品に対応する物品の把持プログラムシーケンスを記憶する第1のデータベースと,を備えたロボットシステムにおいて,
前記ロボットの制御プログラムの実行時に,前記第1のデータベースから把持対象物品の物品識別情報をキーとして前記物品の把持シーケンスを取得し,
前記制御プログラムに挿入する,という手順で処理することを特徴とするロボット制御プログラムの構築方法。 - 前記物品識別手段は,電子タグであることを特徴とする請求項7記載のロボット制御プログラムの構築方法。
- 前記読み取り手段は,電子タグリーダであることを特徴とする請求項7記載のロボット制御プログラムの構築方法。
- 前記制御手段は,第1のコンピュータに設けられ,
前記第1のデータベースは第2のコンピュータに設けられ,
前記移動ロボット,前記第1および第2のコンピュータは,中継装置を備えたネットワークを介してデータを送受信することを特徴とする請求項7記載のロボット制御プログラムの構築方法。 - マイクと,前記マイクから得られた音声を解析し当該音声に対応する音声識別情報を得る音声識別手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,
前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,
前記音声識別手段から得られた音声識別情報および当該音声識別情報に対応する動作プログラムシーケンスを記憶する第2のデータベースと,を備えたロボットシステムにおいて,
前記ロボットの制御プログラムの実行時に,前記第2のデータベースから前記音声識別情報をキーとして当該音声に対応する動作プログラムシーケンスを取得し,
前記制御プログラムに挿入する,という手順で処理することを特徴とするロボット制御プログラムの構築方法。 - 前記制御手段は,第1のコンピュータに設けられ,
前記第2のデータベースは第2のコンピュータに設けられ,
前記移動ロボット,前記第1および第2のコンピュータは,中継装置を備えたネットワークを介してデータを送受信することを特徴とする請求項11記載のロボット制御プログラムの構築方法。 - 物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,前記移動ロボットおよび人間を含む移動体と環境をセンシングするセンシング手段を備えたロボットシステムにおいて,
前記センシング手段が発行するイベント識別情報および当該イベントに対応する動作プログラムシーケンスを記憶する第3のデータベースを備えたことを特徴とするロボットシステム。 - 前記センシング手段は,環境センサと,センシング情報を処理する第3のコンピュータと,を備えたことを特徴とする請求項13記載のロボットシステム。
- 物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,前記移動ロボットおよび人間を含む移動体と環境をセンシングするセンシング手段と,前記センシング手段が発行するイベント識別情報および当該イベントに対応する動作プログラムシーケンスを記憶する第3のデータベースと,を備えたロボットシステムにおいて,
前記ロボットの制御プログラムの実行時に,前記第3のデータベースから前記イベント識別情報をキーとして当該イベントに対応する動作プログラムシーケンスを取得し,前記制御プログラムに挿入する,という手順で処理することを特徴とするロボット制御プログラムの構築方法。 - 物品に設けられた物品識別手段の物品識別情報を読み取る読み取り手段と,前記物品を把持するための把持手段と,床面を移動するための移動手段と,を備えた移動ロボットと,前記移動ロボットの制御を行う制御手段と,を備え,前記物品識別手段に,前記物品識別情報および当該物品に対応する物品の把持プログラムシーケンスが予め記憶されたロボットシステムにおいて,
前記移動ロボットの所定のコマンドの実行時に,前記物品識別手段に記憶された把持シーケンスを取得し,前記移動ロボットの制御プログラムに挿入する,という手順で処理することを特徴とするロボット制御プログラムの構築方法。
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