Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2009111462A - Uwb無線通信システムおよびそれを用いる非接触idシステム - Google Patents

Uwb無線通信システムおよびそれを用いる非接触idシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2009111462A
JP2009111462A JP2007278715A JP2007278715A JP2009111462A JP 2009111462 A JP2009111462 A JP 2009111462A JP 2007278715 A JP2007278715 A JP 2007278715A JP 2007278715 A JP2007278715 A JP 2007278715A JP 2009111462 A JP2009111462 A JP 2009111462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
pulse
slot
data
responder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007278715A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4995034B2 (ja
Inventor
Hideki Takenaga
秀樹 武長
Hideo Nabeshima
秀生 鍋嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2007278715A priority Critical patent/JP4995034B2/ja
Publication of JP2009111462A publication Critical patent/JP2009111462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4995034B2 publication Critical patent/JP4995034B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】質問器がタイミングパルスのようにして所定周期で連続して極短パルスを送信し、応答器から各パルスに応答したパルスが帰って来たら1、来なかったら0として、質問器がデータ列を復元することで、応答器から質問器へデータを伝送するようにしたUWB無線通信システムを用いる非接触IDシステムにおいて、測距も可能にする。
【解決手段】前記タイミングパルスとして送信されるパルスに対する応答がある、すなわち1のデータの場合に、送信から返信の受信までの時間差τを計測し、その時間差τに基づいて距離を計算する。そして、ID認証が得られ、かつ距離が所定値以下であるときに解錠動作を行うので、広いエリアで利便性を向上しつつも、誤作動を無くすことができる。また、インパルス式のUWB無線通信方式の特徴を利用して、特段、測距のための信号を送受信したりすることなく、測距を行うことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、UWB無線通信システムおよびそれを用いる非接触IDシステムに関する。
質問器(リーダー)が応答器(非接触IDタグ)から固有のIDを非接触で読取り、部屋の施解錠や照明の制御などを行う非接触IDシステムが実用化されている。そのような非接触IDシステムでは、質問器の通信エリアが広くなる程、応答器を所持する使用者にとっては、たとえば応答器を服のポケットに入れたままで認証を行い、入退室が可能になるなど、応答性が高くなって利便性が高くなるものの、たとえば廊下を通過しただけで反応したりして、システム的には誤作動が多くなる。そこで、そのような不具合を解消するために、質問器が応答器までの距離を測定し、ドア付近の狭い範囲に来た段階で解錠や照明の点灯を行うようにすると、前記誤作動が無くなり、より適切な制御を行うことができる。
そこで、特許文献1には、使用者の所持する鍵モジュールと車両側の基地局とが自動的に通信するようにした自動車のキーレスエントリーシステムにおいて、距離を求めて、使用者が近くにいるときだけ解錠することで、不正な解錠を阻止することが提案されている。
また、本件出願人による特許文献2では、測定対象物までUWBの極短いパルスを送信し、その反射波を受信するまでに掛かった時間を計測することで前記測定対象物までの距離を測定するにあたって、受信部が送信信号を受信してから反射信号を受信するまでの時間差から距離を求めることで、測距精度を向上するようにした測距装置が提案されている。
特表2006−503273号公報 特開2007−86015号公報
前記特許文献2は、壁裏配管の距離を求めるようなmm単位の高い精度が要求されるもので、特許文献1も、使用者が車内にいるのか社外にいるのかまでも区別できるようになっており、測距のための信号を送受信している。一方、接触式の自動改札のようにLF帯などの磁界を用いた場合、距離に対する減衰が大きいので、極近距離だけでの認証を行うことができるものの、或る程度の距離で認証させることは困難で、利便性が劣る。これに対して、UWBを用いることで、或る程度の距離でも(非接触で)データの通信を行うことができ、前述のような利便性を高めることができる。
本発明の目的は、特段、測距のための信号を送受信する必要のないUWB無線通信システムおよびそれを用いる非接触IDシステムを提供することである。
本発明のUWB無線通信システムは、一方の無線通信装置が予め定める周期で連続して極短いパルスを送信し、他方の無線通信装置が各パルスに応答してパルスを返信するか否かから、前記一方の無線通信装置がデータ列を復元することで、他方の無線通信装置から一方の無線通信装置へデータを伝送するようにしたUWB無線通信システムにおいて、前記一方の無線通信装置は、パルスの送信から返信の受信までの時間差に基づいて、測距を行う測距手段を備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、一方の無線通信装置がタイミングパルスのようにして予め定める周期で連続して極短パルスを送信し、他方の無線通信装置から各パルスに応答したパルスが帰って来たら1、来なかったら0として、前記一方の無線通信装置がデータ列を復元することで、他方の無線通信装置から一方の無線通信装置へデータを伝送するようにしたUWB無線通信システムにおいて、前記一方の無線通信装置に測距手段を設け、前記タイミングパルスとして送信されるパルスに対する応答がある、すなわち1のデータの場合に、送信から返信の受信までの時間差を計測し、その時間差に基づいて距離を計算する。
したがって、インパルス式のUWB無線通信方式の特徴を利用して、特段、測距のための信号を送受信したりすることなく、測距を行うことができる。
また、本発明のUWB無線通信システムでは、前記一方の無線通信装置は、前記周期を複数種類切換え可能であり、所定期間毎に循環して前記周期を切換えてゆくことを特徴とする。
上記の構成によれば、2つの無線通信装置間の距離が遠くなると応答のパルスが返信されて来るまでの時間が掛かり、次のタイミングパルスと衝突する可能性が生じ、これに対して前記周期を長くしておくとデータの伝送レートは低くなる。
したがって、前記周期を複数種類切換え可能として、所定期間毎に循環して(サイクリックに)前記周期を切換えてゆくことで、すなわち一方の無線通信装置から送信するパルス波の間隔を複数パターンとすることで、前記周期が短く短距離を対象とした場合には、高い伝送レートを得ることができ、前記周期を長くした場合には、伝送レートが低くなるものの、遠くの距離まで測定およびデータ伝送を行うことができ、測距エリアのダイナミックレンジを広げることができる。
さらにまた、本発明の非接触IDシステムは、前記のUWB無線通信システムを用い、前記一方の無線通信装置が質問器となり、前記他方の無線通信装置が応答器となることを特徴とする。
上記の構成によれば、質問器が応答器から固有のIDを非接触で読取り、施解錠などを行う非接触IDシステムにおいて、前記IDの識別だけでなく、距離も識別した制御を行うことができる。
したがって、より適切な制御を行うことができる非接触IDシステムを実現することができる。
また、本発明の非接触IDシステムでは、前記質問器は、前記極短いパルスを送信し、それに応答した返信パルスを受信する期間を複数のスロットを備えるデータ受信期間とし、それ以前にポーリングを行う制御スロットを有し、前記制御スロットにおいて、各応答器の応答すべきスロットを決定することを特徴とする。
上記の構成によれば、複数の応答器が存在する場合、一斉に応答するとデータが衝突してしまうので、データ受信期間を複数のスロットに分割するとともに、制御スロットでポーリングを行い、各応答器の応答すべきスロットを予め決定しておく。
したがって、TDMAによって、複数の応答器が存在しても、各応答器からのデータを確実に受信し、かつ測距を行うことができる。
さらにまた、本発明の非接触IDシステムでは、前記スロットの決定は、応答器からのスロット指定によって行われることを特徴とする。
上記の構成によれば、応答器はポーリングに対する応答とともに、スロット指定も合わせて行うことで、応答器の認証およびスロット指定に必要な通信時間を抑えることができる。
本発明のUWB無線通信システムは、以上のように、一方の無線通信装置がタイミングパルスのようにして予め定める周期で連続して極短パルスを送信し、他方の無線通信装置から各パルスに応答したパルスが帰って来たら1、来なかったら0として、前記一方の無線通信装置がデータ列を復元することで、他方の無線通信装置から一方の無線通信装置へデータを伝送するようにしたUWB無線通信システムにおいて、前記一方の無線通信装置に測距手段を設け、前記タイミングパルスとして送信されるパルスに対する応答がある、すなわち1のデータの場合に、送信から返信の受信までの時間差を計測し、その時間差に基づいて距離を計算する。
それゆえ、インパルス式のUWB無線通信方式の特徴を利用して、特段、測距のための信号を送受信したりすることなく、測距を行うことができる。
また、本発明のUWB無線通信システムは、以上のように、前記周期を複数種類切換え可能として、所定期間毎に循環して(サイクリックに)前記周期を切換えてゆく。
それゆえ、前記周期が短く短距離を対象とした場合には、高い伝送レートを得ることができ、前記周期を長くした場合には、伝送レートが低くなるものの、遠くの距離まで測定およびデータ伝送を行うことができ、測距エリアのダイナミックレンジを広げることができる。
さらにまた、本発明の非接触IDシステムは、以上のように、前記のUWB無線通信システムを用い、前記一方の無線通信装置を質問器とし、他方の無線通信装置を応答器とする。
それゆえ、質問器が応答器から固有のIDを非接触で読取り、施解錠などを行う非接触IDシステムにおいて、前記IDの識別だけでなく、距離も識別した制御を行うことができ、より適切な制御を行うことができる。
また、本発明の非接触IDシステムは、以上のように、データ受信期間を複数のスロットに分割するとともに、制御スロットでポーリングを行い、各応答器の応答すべきスロットを予め決定しておく。
それゆえ、TDMAによって、複数の応答器が存在しても、各応答器からのデータを確実に受信し、かつ測距を行うことができる。
さらにまた、本発明の非接触IDシステムは、以上のように、前記スロットの決定を、応答器からのスロット指定によって行う。
それゆえ、応答器はポーリングに対する応答とともに、スロット指定も合わせて行うことで、応答器の認証およびスロット指定に必要な通信時間を抑えることができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係るUWB無線通信システムを用いる非接触IDシステムの電気的構成を示すブロック図である。この非接触IDシステムは、ビルや商業施設などのドア付近に設置される1または複数(図1では1つだけで示す)の質問器1と、前記ビルや商業施設の利用者が保持する多数の応答器2(図1では1つだけで示す)と、前記質問器1によって予め登録された(入室が許可されている使用者の)応答器が認証されたときに、そのIDを受信し、入退室の履歴の管理などを行う上位装置3と、前記上位装置3からの制御信号によって、前記予め登録された応答器が認証されたときに部屋の解錠を行い、所定時間後に施錠する電気錠4と、前記予め登録された応答器の入室が検出されたときに照明を点灯し、退室が検出されたときに消灯する照明制御部5とを備えて構成される。
前記質問器1は、上位装置3との通信、データの送受信、測距のための制御を行うデータ通信制御部11と、極短いパルス波を生成して波形整形する送信パルス波生成部12と、前記パルス波を増幅する送信回路13と、その増幅されたパルス波を放射するアンテナ14と、応答器2からのパルス波を受信するアンテナ15と、受信されたパルス波を増幅する増幅回路16と、増幅されたパルス波を検波する検波部17と、検波された信号を復調する復調部18と、送信パルスと受信パルスとの時間差を計測し、後述するようにして距離を計算する測距部19とを備えて構成される。
これに対して、前記応答器2は、質問器1からのパルス波を受信するアンテナ21と、受信されたパルス波を増幅する増幅回路22と、増幅されたパルス波を検波する検波部23と、検波された信号を復調する復調部24と、復調された信号に応じて自機のIDを含む応答信号を作成するとともに、データ送受信の制御を行うデータ通信制御部25と、前記応答信号に応じた応答パルスを作成し、波形整形する送信パルス波生成部26と、その応答パルスを増幅する送信回路27と、増幅された応答パルスを放射するアンテナ28とを備えて構成される。
上述のように構成される非接触IDシステムにおいて、前記質問器1および応答器2は、図2に示すようなフレームで定期的に送受信を行う。すなわち、フレームの始めの制御スロットで質問器1は各応答器に対してポーリングを行い、後に続くデータ受信期間のスロット数、空きスロット情報などを送信し、応答器2が応答することで、各応答器2が質問器1と通信するスロットを決定する。その後、データ受信期間となり、その決定されたスロットにて、後述するようにしてIDの通信を行う。
したがって、複数の応答器2が存在する場合、一斉に応答するとデータが衝突してしまうのに対して、このようにデータ受信期間を複数のスロットに分割するとともに、制御スロットでポーリングを行い、各応答器2の応答すべきスロットを予め決定しておき、TDMAによって通信することで、複数の応答器2が存在しても、質問器1は各応答器2からのデータ(ID)を確実に受信し、かつ後述するように測距を行うことができる。
図3および図4は、スロットの決定方法を説明するための図である。図3に示す方法では、質問器1は、スロット決定フレームの制御スロットにおいて、ポーリング信号と空きスロット情報とを送信し、各応答器2は、それを受信すると、空きスロットの内、自機の希望するスロットを任意に選択し、その選択したスロットにおいて、自機のID番号を返信している。そして、質問器1は、応答器2の希望を承認した場合に、そのスロット内でACK信号を返信する。こうして使用スロットが確定すると、データ通信および後述する測距フレームとなり、該当スロットにて通信を行うとともに、前記空きスロット情報から、この選択されたスロットが除外される。
一方、図4に示す方法では、質問器1は、スロット決定フレームの制御スロットにおいて、ポーリング信号のみを送信し、応答器2は、それを受信すると自機のID番号だけを返信している。すると質問器1は、次のデータ通信および測距フレームの制御スロットにおいて、さらに応答器2に対してスロット番号を通知し(スロット決定フレームにおいて応答器2が応答したスロットとは限らない)、受信した応答器2は、そのスロットを使用して通信を行う。上述のようなスロットの決定方法において、図3の応答器2がスロット指定を行う方法では、手順が簡単で、応答器2の認証およびスロット指定に必要な通信時間を抑えることができる。一方、図4の質問器1がスロット指定を行う方法では、手順が複雑であるが、質問器1でスロット番号を管理できるので、特定のID番号の応答器に若い番号のスロットを割り当てるというようなことが可能になる。
図5は、本発明の実施の一形態に係る非接触IDシステムの前記データ受信期間における通信動作を説明するための図である。図5は、前述のスロット指定によって、スロット1と3とが使用される場合を示している。このように質問器1は、使用されるスロット内では、送信パルス波生成部12で予め定める周期T1毎に連続して極短いパルス波を生成し、送信回路13からアンテナ14を介して送信する。これに対して、応答器2は、アンテナ21から増幅回路22で送信されたパルス波を受信し、データ通信制御部25は、応答すべきスロットである場合には、自機のIDを含む返信データに合わせて、パルス波の返信の有無を選択し、送信パルス波生成部26に与える。送信パルス波生成部26は、検波部23で検波されたタイミングで、返信有り、すなわち1のデータの場合にはパルスを作成して、前記送信回路27からアンテナ28を介して送信し、返信無し、すなわち0のデータの場合にはパルスを作成せず、したがって返信も行われない。質問器1は、その応答パルスをアンテナ15から増幅回路16で受信した後、検波部17で検波し、復調部18で、各パルスに応答したパルスが帰って来たら1、来なかったら0としてデータ列を復元し、データ通信制御部11に与える。こうして、応答器2から質問器1へUWB無線通信にてデータを伝送する。
データ通信制御部11は、前記復元されたIDを上位装置3へ送信し、そのIDが予め登録された(入室が許可されている使用者の)IDであると認証されたときに、前述のように入退室の履歴の管理を行うとともに、電気錠4および照明制御部5を制御する。こうして、入退室の履歴の管理を行う非接触IDシステムが構成される。
注目すべきは、本発明では、測距部19が、図6で示すように、パルスの送信から返信の受信までの時間差τを計測し、その時間差τから下式によって距離Dを計算し、前記データ通信制御部11を介して上位装置3へ送信することである。具体的には、前記送信パルス波生成部12がパルスを送信したタイミングで該測距部19にスタート信号を出力し、検波部17が応答器2からのパルス波を受信したタイミングで該測距部19にストップ信号を出力し、それらの間の時間差τを計測する。
D=C・(τ/2)
ただし、Cは光速である。また、時間差τから、送信回路13、増幅回路16および検波部17ならびに応答器2側の応答遅れ分の時間を減算するようにしてもよい。
このように構成することで、インパルス式のUWB無線通信方式の特徴を利用して、特段、測距のための信号を送受信したりすることなく、測距を行うことができる。そして、質問器1の受信エリアは、たとえば3mで、応答器2がポケットなどに入れられていても確実に認証を行うことができ、利便性を向上することができるとともに、上位装置3が実際に入退室管理を行うのは、前記測距部19で得られた距離が、たとえば0.5〜1以下の範囲であり、不所望にドアが解錠されるような誤作動を無くすこともできる。
なお、測距部19は、1つのパルスだけでなく、複数のパルスの時間差τの平均値から距離を求めるようにしてもよく、またIDに0、すなわち応答無しのデータが連続する場合には、測距ができないので、ダミーで1、すなわち応答有りのデータが挿入されてもよい。
[実施の形態2]
図7は、本発明の実施の他の形態に係る非接触IDシステムの前記データ受信期間における通信動作を説明するための図である。本実施の形態には前述の図1で示す非接触IDシステムの構成を用いることができ、送信パルス生成部12によるパルス生成方法が異なるだけである。具体的には、前記パルスの周期T1を複数種類(こ図7の例では前記T1とT1’と)に切換え可能であり、所定期間(この図7の例ではスロット)毎に循環して切換えてゆくことである。
これは、応答器2が質問器1からの距離が遠くなると応答のパルスが返信されて来るまでの時間が掛かり、次のタイミングパルスと衝突する可能性が生じるためで、周期を長く(T1’)しておくことで、データの伝送レートは低くなるものの、衝突を回避することができるためである。このように構成することで、前記周期が短く(T1)、短距離を対象とした場合には、高い伝送レートを得ることができ、前記周期を長く(T1’)した場合には、伝送レートが低くなるものの、遠くの距離まで測定およびデータ伝送を行うことができ、測距エリアのダイナミックレンジを広げることができる。
ここで、前記特許文献1は、送受信部がそれぞれ少しずれた繰り返し周波数でパルスを送信し、周波数差から距離を測定するものであり、本発明とは方式が異なる。また、前記特許文献2は、測距を行うが、反射物との認証は行えないので、反射信号が測距したい対象かどうかを判別することはできない。
本発明の実施の一形態に係るUWB無線通信システムを用いる非接触IDシステムの電気的構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る通信フレームを説明するための図である。 スロットの決定方法の一例を説明するための図である。 スロットの決定方法の他の例を説明するための図である。 本発明の実施の一形態に係る非接触IDシステムのデータ受信期間における通信動作を説明するための図である。 本実施の形態に係る測距方法を説明するための図である。 本発明の実施の他の形態に係る非接触IDシステムのデータ受信期間における通信動作を説明するための図である。
符号の説明
1 質問器
2 応答器
3 上位装置
4 電気錠
5 照明制御部
11,25 データ通信制御部
12,26 送信パルス波生成部
13,27 送信回路
14,15,21,28 アンテナ
16,22 増幅回路
17,23 検波部
18,24 復調部
19 測距部

Claims (5)

  1. 一方の無線通信装置が予め定める周期で連続して極短いパルスを送信し、他方の無線通信装置が各パルスに応答してパルスを返信するか否かから、前記一方の無線通信装置がデータ列を復元することで、他方の無線通信装置から一方の無線通信装置へデータを伝送するようにしたUWB無線通信システムにおいて、
    前記一方の無線通信装置は、パルスの送信から返信の受信までの時間差に基づいて、測距を行う測距手段を備えることを特徴とするUWB無線通信システム。
  2. 前記一方の無線通信装置は、前記周期を複数種類切換え可能であり、所定期間毎に循環して前記周期を切換えてゆくことを特徴とする請求項1記載のUWB無線通信システム。
  3. 前記請求項1または2記載のUWB無線通信システムを用い、前記一方の無線通信装置が質問器となり、前記他方の無線通信装置が応答器となることを特徴とする非接触IDシステム。
  4. 前記質問器は、前記極短いパルスを送信し、それに応答した返信パルスを受信する期間を複数のスロットを備えるデータ受信期間とし、それ以前にポーリングを行う制御スロットを有し、前記制御スロットにおいて、各応答器の応答すべきスロットを決定することを特徴とする請求項3記載の非接触IDシステム。
  5. 前記スロットの決定は、応答器からのスロット指定によって行われることを特徴とする請求項4記載の非接触IDシステム。
JP2007278715A 2007-10-26 2007-10-26 Uwb無線通信システムおよびそれを用いる非接触idシステム Expired - Fee Related JP4995034B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007278715A JP4995034B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 Uwb無線通信システムおよびそれを用いる非接触idシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007278715A JP4995034B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 Uwb無線通信システムおよびそれを用いる非接触idシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009111462A true JP2009111462A (ja) 2009-05-21
JP4995034B2 JP4995034B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=40779534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007278715A Expired - Fee Related JP4995034B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 Uwb無線通信システムおよびそれを用いる非接触idシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4995034B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010125758A1 (ja) 2009-04-30 2010-11-04 株式会社吉野工業所 塗布器付容器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311511A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信装置、受信装置および通信システム
JP2007158562A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Sony Corp 情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311511A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信装置、受信装置および通信システム
JP2007158562A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Sony Corp 情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010125758A1 (ja) 2009-04-30 2010-11-04 株式会社吉野工業所 塗布器付容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4995034B2 (ja) 2012-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4754217B2 (ja) 無線起動システム、無線起動方法、送信装置及び受信装置
US7466219B2 (en) Communication device and distance calculation system
EP1982876A2 (en) Keyless entry system
US20060181393A1 (en) Method and corresponding system for hand-held rf tag locator
JP2008530939A (ja) 特殊な受信時間枠を採用した無線id(rfid)タグおよびその方法
JP2007002654A (ja) キーレスエントリー装置
US20210120407A1 (en) Method for operating authentication system and authentication system
WO2003098528A2 (en) Method and system for distance determination of rf tags
CN101089897A (zh) 认证系统
CN102555991A (zh) 通信非法成立防止系统
JPWO2019049623A1 (ja) ゲート装置及びゲート装置における方法
JP2015220470A (ja) 受信装置及びプログラム
JP4899941B2 (ja) 質問器、応答器、及び、無線認証システム
EP4354171A2 (en) Uwb localization device and method
KR101896152B1 (ko) 비콘을 이용한 출입 통제 관리시스템
JP4995034B2 (ja) Uwb無線通信システムおよびそれを用いる非接触idシステム
JP2006348497A (ja) キーレスエントリー装置
JP2010108039A (ja) モード自動切替無線通信システム
WO2012078076A2 (ru) Способ охранной сигнализации на основе мониторинга близости приемно-передающих радиоустройств
JP5332748B2 (ja) 入退室管理システム
JP4050260B2 (ja) Rfid管理装置、rfid管理方法およびrfid管理プログラム
JP2017007366A (ja) 通信不正成立防止システム
US20240038011A1 (en) Access control method, device and system
JP5247351B2 (ja) センサー付通信システム
US20240098682A1 (en) Uwb localization device and method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120410

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120509

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees