JP2009111056A - シート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】剥離用テープの弛みなく繰り出すとともに、当該剥離用テープを接着シートに接着して剥離することのできるシート剥離装置及び剥離方法を提供すること。
【解決手段】接着シートSが貼付された半導体ウエハ等の被着体Wを支持するテーブル11と、接着シートS上に剥離用テープTを繰り出す繰出手段12と、剥離用テープTを接着手段14と接着シートSとの間に案内する案内手段13と、剥離用テープTのリード端側を接着シートSに沿わせる姿勢維持手段16と、剥離用テープTを接着シートSに接着させる接着手段14と、前記剥離用テープTを介して接着シートSを剥離する剥離手段15とを備えてシート剥離装置10が構成されている。案内手段13は、剥離用テープTを吸引しながら接着シートSの上方に繰り出す。
【選択図】図1
【解決手段】接着シートSが貼付された半導体ウエハ等の被着体Wを支持するテーブル11と、接着シートS上に剥離用テープTを繰り出す繰出手段12と、剥離用テープTを接着手段14と接着シートSとの間に案内する案内手段13と、剥離用テープTのリード端側を接着シートSに沿わせる姿勢維持手段16と、剥離用テープTを接着シートSに接着させる接着手段14と、前記剥離用テープTを介して接着シートSを剥離する剥離手段15とを備えてシート剥離装置10が構成されている。案内手段13は、剥離用テープTを吸引しながら接着シートSの上方に繰り出す。
【選択図】図1
Description
本発明はシート剥離装置及び剥離方法に係り、更に詳しくは、被着体に貼付された接着シートを剥離するための剥離用テープを繰り出す際に、当該剥離用テープに弛みを生じさせないように繰り出すことのできるシート剥離装置及び剥離方法に関する。
半導体製造工程においては、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と称する)の裏面研削等、種々の処理を施すために、ウエハの表面(回路形成面)に保護シート等の接着シートを貼り付け、所定の処理を完了した後に、接着シートをウエハから剥離する工程が採用されている。
前記接着シートの剥離装置としては、例えば、特許文献1に示されるように、剥離用テープを接着シートの端部に溶着し、当該剥離用テープを保持する剥がしヘッドとウエハを支持するテーブルとを相対移動させることによって前記接着シートをウエハから剥離する構成が知られている。
しかしながら、特許文献1に記載された剥離装置にあっては、剥離用テープの溶着位置と剥がしヘッドとの間に存在する剥離用テープに弛みを生ずる場合がある。このような状態でヒータ工具によって溶着が行われると、弛んだ部分の接着面がウエハやテーブルに接着してしまい、次の剥離動作によってウエハを破損させたり、剥離用シートが切れたりして剥離不良を発生する、という不都合がある。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、剥離用テープを弛みなく繰り出して接着シートを所定箇所に接着でき、剥離用テープを介して接着シートを剥離することのできるシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、剥離用テープを弛みなく繰り出して接着シートを所定箇所に接着でき、剥離用テープを介して接着シートを剥離することのできるシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、接着シートが貼付された被着体の支持手段と、剥離用テープを繰り出す繰出手段と、前記剥離用テープを前記接着シートに接着する接着手段と、前記剥離用テープを介して接着シートを剥離する剥離手段とを備えたシート剥離装置において、
前記剥離用テープのリード端側を保持しない状態で当該剥離用テープを前記接着手段と接着シートとの間に案内する案内手段を備える、という構成を採っている。
前記剥離用テープのリード端側を保持しない状態で当該剥離用テープを前記接着手段と接着シートとの間に案内する案内手段を備える、という構成を採っている。
本発明において、前記案内手段は、前記剥離用テープの繰り出しを許容する状態で当該剥離用テープを吸引する吸引手段を備える、という構成を採ることができる。
また、前記案内手段は、前記繰出手段と協働して剥離用テープを繰り出す送出手段を備える、という構成を採っている。
更に、前記剥離用テープのリード端側を接着シートに沿わせる姿勢維持手段を更に含む構成を採ることもできる。
また、本発明は、被着体に貼付された接着シート上に剥離用テープを繰り出すとともに、接着手段を介して剥離用テープを接着シートに接着した後、剥離用テープを保持する剥離手段と被着体を支持するテーブルとを相対移動させて前記接着シートを剥離するシート剥離方法において、
前記剥離用テープのリード端側を保持することなく当該剥離用テープを案内手段に沿うように前記接着手段と接着シートとの間に繰り出し、剥離用テープを接着シートに接着した後に、前記剥離手段とテーブルとを相対移動させて前記接着シートを剥離する、という手法を採っている。
前記剥離用テープのリード端側を保持することなく当該剥離用テープを案内手段に沿うように前記接着手段と接着シートとの間に繰り出し、剥離用テープを接着シートに接着した後に、前記剥離手段とテーブルとを相対移動させて前記接着シートを剥離する、という手法を採っている。
前記シート剥離方法において、前記剥離用テープを吸引しながら前記接着手段と接着シートとの間に剥離用テープを繰り出す、という手法を採ることができる。
また、前記シート剥離方法において、前記剥離用テープのリード端は、前記接着シートの上方に離れた位置から弛みなく接近するように案内される、という手法を採っている。
本発明によれば、案内手段によって接着手段と接着シートとの間に剥離用テープが案内される構成であるため、剥離用テープのリード端側を保持しなくても、当該剥離用テープを所定位置に繰り出すことができるとともに、剥離用テープの弛みを防止して意図しない箇所への接着を回避することができる。
また、前記案内手段が剥離用テープの吸引手段を備えた構成とすることで、剥離用テープの繰出経路を一定の位置に保って弛み防止を図ることができる。
更に、前記案内手段が送出手段を備えた構成では、剥離用テープを吸引している状態であっても当該剥離用テープをスムースに送り出すことができるうえ、接着手段が剥離用テープを接着シートに接着している間に、剥離用テープを送り出す方向とは反対の方向に付勢することで、剥離用テープの弛みを防止して意図しない箇所への接着を回避することができる。
また、姿勢維持手段を含む構成では、剥離用テープのリード端側を接着手段と接着シートとの間にスムースに挿入することができ、この点からも意図しない箇所への接着防止を図ることができる。
また、前記案内手段が剥離用テープの吸引手段を備えた構成とすることで、剥離用テープの繰出経路を一定の位置に保って弛み防止を図ることができる。
更に、前記案内手段が送出手段を備えた構成では、剥離用テープを吸引している状態であっても当該剥離用テープをスムースに送り出すことができるうえ、接着手段が剥離用テープを接着シートに接着している間に、剥離用テープを送り出す方向とは反対の方向に付勢することで、剥離用テープの弛みを防止して意図しない箇所への接着を回避することができる。
また、姿勢維持手段を含む構成では、剥離用テープのリード端側を接着手段と接着シートとの間にスムースに挿入することができ、この点からも意図しない箇所への接着防止を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係るシート剥離装置の概略正面図が示され、図2には、その要部拡大正面図が示されている。これらの図において、シート剥離装置10は、接着シートSが貼付された被着体としてのウエハWを支持するテーブル(支持手段)11と、感熱接着性の剥離用テープTを繰り出す繰出手段12と、この繰出手段12から繰り出された剥離用テープTを案内する案内手段13と、剥離用テープTのリード端側を接着シートSに沿わせる姿勢維持手段16と、剥離用テープTのリード端側を接着シートSに接着させる接着手段14と、接着シートSに接着した剥離用テープTを介して接着シートSをウエハWから剥離する剥離手段15とを備えて構成されている。
前記テーブル11は、上面側が吸着面とされてウエハWを固定的に保持するように構成され、図示しない移動手段を介して図1中左右方向に移動可能に設けられている。
前記繰出手段12は、帯状に巻回された剥離用テープTを支持する支持軸17と、モータMを介して回転可能に設けられた駆動ローラ18と、当該駆動ローラ18に対して図示しない駆動手段によって離間接近可能に設けられているとともに、駆動ローラ18との間に剥離用テープTを挟み込むピンチローラ19とにより構成されている。支持軸17は、板状のフレームFに回転可能に支持されている一方、モータM、駆動ローラ18及びピンチローラ19は、図示しない移動手段を介して図1中左右方向に移動可能に設けられたフレームF1に支持されている。ここで、駆動ローラ18及びピンチローラ19は、それらの回転によって剥離用テープTに繰出力を付与する一方、前記テーブル11に対して左方向に相対移動することで、接着シートSを剥離するものとして構成されている。従って、駆動ローラ18及びピンチローラ19は、繰出手段12としての機能と、剥離手段15としての機能とを有するものとなる。
前記案内手段13は、水平面に対して所定角度傾斜した面内に開口面を有する吸引手段としての吸引口21を備えたケース22(図3参照)と、このケース22内に相対配置されたベルトローラ24、25と、これらベルトローラ24、25間に掛け回された複数のベルト26と、ケース22の外側において、ベルトローラ24の回転軸27に固定された従動プーリ28と、ケース22の上方に配置された正逆回転可能なモータM1によって回転駆動される駆動プーリ29と、これらプーリ28、29に掛け回されたベルト31と、ケース22内を減圧する図示しない減圧ポンプとを備えて構成されている。ここにおいて、前記吸引口21及び図示しない減圧ポンプにより吸引手段30が形成され、また、前記ベルトローラ24、25、プーリ28、29、ベルト26、31及びモータM1により送出手段32が構成されている。ベルト26は、前記傾斜面に沿って回行するように配置されており、ケース22内を減圧することで剥離用テープTが吸引されてベルト26方向に引き寄せられ、ベルト26が剥離用テープTの繰出方向に回転することで、当該剥離用テープTをベルト26に沿って繰り出すことが可能となっている。なお、ケース22は、図示しない移動手段に支持されて上下方向に移動可能に設けられている。
前記接着手段14は、図2に示されるように、前記ケース22の外側面に固定されたシリンダ33と、当該シリンダ33によって上下方向に進退可能に設けられたヒータ35を内蔵するヒータヘッド34からなる。この接着手段14は、前記案内手段13を経て接着シートSの上面側に繰り出された剥離用テープTのリード端側を前記ヒータヘッド34で押し付けて加熱することで、剥離用テープTを接着シートSに溶着して両者を連結するように構成されている。
前記姿勢維持手段16は、図示しない空圧ポンプと、当該空圧ポンプに接続されたノズル37とにより構成されている。ノズル37の開口部は、案内手段13から送り出される剥離用テープT方向に向けられ、吹き出されたエアは、ケース22と接着シートSとの間を吹き抜けるようになっており、剥離用テープTが意図しない方向に繰り出されないように規制するようになっている。
前記支持軸17と剥離手段15との間には、テープ保持手段38とテープ切断手段39とが配置されている。テープ保持手段38は、テープ受け板40と、このテープ受け板40を図1中左右方向に進退させるシリンダ41と、前記テープ受け板40の上方に配置されたシリンダ42と、当該シリンダ42によって上下方向に進退可能な押さえブロック45とからなる。
前記テープ切断手段39は、上下用シリンダ47と、この上下用シリンダ47の図示しないスライダに取り付けられ、図1中上下方向に移動可能に設けられた切断用シリンダ49と、当該切断用シリンダ49のスライダ50に取り付けられるとともに、図1中紙面直交方向に移動可能に設けられたカッター刃51とにより構成されている。
なお、図1中符号60は前記剥離手段15の一部を構成する剥離補助ローラを示し、当該剥離補助ローラ60は、接着シートSを剥離する際の剥離角度を一定に維持するとともに、ウエハWの浮き上がりを規制するようになっている。また、剥離補助ローラ60は、図示しない移動手段を介して図1中左右方向及び上下方向に移動可能に設けられている。
なお、図1中符号60は前記剥離手段15の一部を構成する剥離補助ローラを示し、当該剥離補助ローラ60は、接着シートSを剥離する際の剥離角度を一定に維持するとともに、ウエハWの浮き上がりを規制するようになっている。また、剥離補助ローラ60は、図示しない移動手段を介して図1中左右方向及び上下方向に移動可能に設けられている。
次に。本実施形態におけるシート剥離方法について、図4ないし図7をも参照しながら説明する。
先ず、図4に示されるように、カッター刃51が上方に退避した状態で、剥離手段15が二点鎖線の位置から実践で示すカッター刃51の下方に移動し、テープ受け板40と共に剥離用テープTのリード端を挟み込む。その後、シリンダ42、41の駆動によって押さえブロック45とテープ受け板40が二点鎖線で示す位置に退避する。これにより、剥離用シートTが駆動ローラ18とピンチローラ19とで挟み込まれる。この時、案内手段13は、接着シートSの外周側に接近した位置で待機する。
フレームF1が図4中左側に所定量移動することによって剥離用テープTが支持軸17から引き出され、駆動ローラ18、ピンチローラ19が案内手段13に近接した位置(図4中二点鎖線位置)に達したときに当該フレームF1の移動が停止する。
この状態で駆動ローラ18が剥離用テープTを繰り出す方向に回転することで、当該剥離用テープTの繰り出しが開始されて案内手段13側に送り出されることとなる。案内手段13は、ケース22の吸引口21が接着シートSに向かって次第に接近する傾斜形状に形成されているため、剥離用テープTは、当該傾斜方向に沿って接着シートS側に送り出される。この送り出しは、駆動ローラ18による繰り出しとベルト26による案内とによって行われることとなり、剥離用テープTをスムースに送り出すことができる。そして姿勢維持手段16の吹き出しエアによって剥離用テープTがヒータヘッド34と接着シートSとの間に入り込むように繰り出される。
図1に示されるように、剥離用テープTの繰り出しでリード端側が接着用のヒータヘッド34の直下を通過したことが図示しないセンサに検知されると、駆動ローラ18とベルト26との駆動が停止されると共に、前記テープ受け板40と押さえブロック45とが進行し、剥離用テープTをテープ受け板40との間に押さえ付ける。
この状態で、前記接着手段14のヒータヘッド34が下降して剥離用テープTのリード端側部分の近傍を接着シートSに溶着させ、当該溶着完了後に、案内手段13が上昇位置に移動する(図5参照)。なお、ヒータヘッド34による溶着中に、ベルト26を剥離用テープTを送り出す方向とは反対の方向に回転させて付勢することで、剥離用テープTの弛みを確実に防止して、剥離用テープTが意図しない部位への接着することを回避することができる。
この状態で、前記接着手段14のヒータヘッド34が下降して剥離用テープTのリード端側部分の近傍を接着シートSに溶着させ、当該溶着完了後に、案内手段13が上昇位置に移動する(図5参照)。なお、ヒータヘッド34による溶着中に、ベルト26を剥離用テープTを送り出す方向とは反対の方向に回転させて付勢することで、剥離用テープTの弛みを確実に防止して、剥離用テープTが意図しない部位への接着することを回避することができる。
次いで、図5に示されるように、案内手段13が上方に退避するとともに、剥離補助ローラ60が接着シートSの端部まで移動する。その後、フレームF1が左側に移動を開始するとともに、テーブル11が右側に移動を開始し、同時に、駆動ローラ18が回転することで剥離が開始されることとなる。
図6に示されるように、フレームF1とテーブル11との相対移動量に対応して剥離が進行し、図7に示されるように、接着シートSの剥離が完全に完了すると、テープ切断手段39のカッター刃51が下降すると共に、当該カッター刃51が紙面直交方向に移動することで剥離用テープTが切断される。
剥離用テープTが切断されると、当該剥離用テープTは、下方に位置する図示しない回収ボックス内に回収され、ウエハWは、図示しない搬送手段によって別工程に搬送される。
そして、案内手段15は、図4に示される位置に戻って次の繰り出し動作に備えることとなり、以後、同様のサイクルによって剥離用テープTの繰り出し、溶着、接着シートSの剥離が繰り返される。
従って、このような実施形態によれば、剥離用テープTを繰り出して接着シートSに接着させる際に、剥離用テープTのリード端側の支持がなされない状態においても、当該剥離用テープTを弛ませることなく繰り出して接着でき、その後の剥離動作に移行することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、前記実施形態では、案内手段13に送出手段32を設けた構成を図示、説明したが、当該送出手段32は必ずしも設けることを要しない。
また、剥離用テープTは、感熱接着性の接着テープを用いたが、感圧接着性の接着テープであってもよい。この場合、接着手段14はヒータ35を設ける必要はなく、接着テープを接着シートSに押圧するものであれば足りる。
更に、被着体は半導体ウエハWに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
また、姿勢維持手段は、エアの噴出に限定されることなく、棒状や板状のガイド部材としてもよい。更に、ケース22側から剥離用テープTを吸引し、当該剥離用テープTを接着シートSに沿わせるように構成してもよい。
10 シート剥離装置
11 テーブル(支持手段)
12 繰出手段
13 案内手段
14 接着手段
15 剥離手段
16 姿勢維持手段
21 吸引口(吸引手段)
24、25 ベルトローラ(送出手段)
28、29 プーリ(送出手段)
26、31 ベルト(送出手段)
M1 モータ(送出手段)
S 接着シート
T 剥離用テープ
W 半導体ウエハ(被着体)
11 テーブル(支持手段)
12 繰出手段
13 案内手段
14 接着手段
15 剥離手段
16 姿勢維持手段
21 吸引口(吸引手段)
24、25 ベルトローラ(送出手段)
28、29 プーリ(送出手段)
26、31 ベルト(送出手段)
M1 モータ(送出手段)
S 接着シート
T 剥離用テープ
W 半導体ウエハ(被着体)
Claims (7)
- 接着シートが貼付された被着体の支持手段と、剥離用テープを繰り出す繰出手段と、前記剥離用テープを前記接着シートに接着する接着手段と、前記剥離用テープを介して接着シートを剥離する剥離手段とを備えたシート剥離装置において、
前記剥離用テープのリード端側を保持しない状態で当該剥離用テープを前記接着手段と接着シートとの間に案内する案内手段を備えていることを特徴とするシート剥離装置。 - 前記案内手段は、前記剥離用テープの繰り出しを許容する状態で当該剥離用テープを吸引する吸引手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のシート剥離装置。
- 前記案内手段は、前記繰出手段と協働して剥離用テープを繰り出す送出手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート剥離装置。
- 前記剥離用テープのリード端側を接着シートに沿わせる姿勢維持手段を更に含むことを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート剥離装置。
- 被着体に貼付された接着シート上に剥離用テープを繰り出すとともに、接着手段を介して剥離用テープを接着シートに接着した後、剥離用テープを保持する剥離手段と被着体を支持するテーブルとを相対移動させて前記接着シートを剥離するシート剥離方法において、
前記剥離用テープのリード端側を保持することなく当該剥離用テープを案内手段に沿うように前記接着手段と接着シートとの間に繰り出し、剥離用テープを接着シートに接着した後に、前記剥離手段とテーブルとを相対移動させて前記接着シートを剥離することを特徴とするシート剥離方法。 - 前記剥離用テープを吸引しながら前記接着手段と接着シートとの間に剥離用テープを繰り出すことを特徴とする請求項5記載のシート剥離方法。
- 前記剥離用テープのリード端は、前記接着シートの上方に離れた位置から弛みなく接近するように案内されることを特徴とする請求項5又は6記載のシート剥離方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007280219A JP2009111056A (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | シート剥離装置及び剥離方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010278282A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Lintec Corp | シート貼付装置及び貼付方法 |
JP2013239509A (ja) * | 2012-05-14 | 2013-11-28 | Lintec Corp | シート剥離装置及び剥離方法 |
JP2017050363A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | リンテック株式会社 | シート剥離装置および剥離方法 |
-
2007
- 2007-10-29 JP JP2007280219A patent/JP2009111056A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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