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JP2009101466A - 回転式切削研磨動力工具及び回転式動力工具用の切削研磨先端工具 - Google Patents

回転式切削研磨動力工具及び回転式動力工具用の切削研磨先端工具 Download PDF

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JP2009101466A
JP2009101466A JP2007275798A JP2007275798A JP2009101466A JP 2009101466 A JP2009101466 A JP 2009101466A JP 2007275798 A JP2007275798 A JP 2007275798A JP 2007275798 A JP2007275798 A JP 2007275798A JP 2009101466 A JP2009101466 A JP 2009101466A
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JP
Japan
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cutting
tool
polishing
tip tool
power tool
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Application number
JP2007275798A
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English (en)
Inventor
Kenji Hirozawa
建二 広沢
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Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】切削と研磨の切換えを容易に行うことができる回転式動力工具及び回転式動力工具用の先端工具を提供する。
【解決手段】先端工具1に切削部4と研磨部7とが備えられ、所定の回転数又は所定範囲の回転数において、切削部4と研磨部7のいずれか一方がもう一方よりも相対的に半径線方向外方に突出した状態が形成され、それよりも大きな回転数において、遠心力により、前記もう一方が前記一方よりも相対的に半径線方向外方に突出した状態が形成されるようになされて、切削と研磨の切換えを行うことができるようになされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転式切削研磨動力工具及び回転式動力工具用の切削研磨先端工具に関する。
例えば、先端工具が交換可能な電動インパクトレンチなどの回転式動力工具を用いて切削と研磨を行う場合、従来は、切削用の先端工具と研磨用の先端工具とを用い、回転式動力工具に切削用の先端工具を取り付けて切削をした後、その先端工具を研磨用の先端工具と交換して研磨をするというようにして行われていた。
特開2006−255837号公報
しかしながら、切削と研磨の切換えを、先端工具を交換して行うのでは、非常に厄介である。
本発明は、このような問題点に鑑み、切削と研磨の切換えを容易に行うことができる回転式動力工具及び回転式動力工具用の先端工具を提供することを課題とする。
上記の課題は、先端工具に切削部と研磨部とが備えられ、所定の回転数又は所定範囲の回転数において、切削部と研磨部のいずれか一方がもう一方よりも相対的に半径線方向外方に突出した状態が形成され、それよりも大きな回転数において、遠心力により、前記もう一方が前記一方よりも相対的に半径線方向外方に突出した状態が形成されるようになされて、切削と研磨の切換えを行うことができるようになされていることを特徴とする回転式切削研磨動力工具によって解決される(第1発明)。
この動力工具では、回転数を変化させることによって、先端工具を、切削用の先端工具にしたり、研磨用の先端工具にしたりすることができ、先端工具の交換の必要がなく、切削と研磨の切換えを容易に行うことができ、ひいては、作業効率の向上を図ることができる。
また、上記の課題は、切削部と研磨部とが備えられ、所定の回転数又は所定範囲の回転数において、切削部と研磨部のいずれか一方がもう一方よりも半径線方向外方に相対的に突出した状態が形成され、それよりも大きな回転数において、遠心力により、前記もう一方が前記一方よりも相対的に半径線方向外方に突出した状態が形成されるようになされて、切削と研磨の切換えを行うことができるようになされていることを特徴とする回転式動力工具用の切削研磨先端工具によって同様に解決される(第2発明)。
本発明の回転式動力工具及び回転式動力工具用の先端工具は、以上のとおりのものであるから、切削と研磨の切換えを容易に行うことができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示す実施形態において、1は切削研磨先端工具であり、該切削研磨先端工具1は、図示しないインパクトレンチなどの回転式動力工具に着脱式で取り付けることができるようになされていて、図2(イ)(ロ)に示すように、先端工具本体2の基端部には、回転式動力工具と連結するための連結用軸部3が備えられている。
先端工具本体2は、外周部に複数本の切削用刃部4…を周方向に間隔的に備えた切削用ロッド部5を軸心位置に備え、該切削用ロッド部5には、切削用刃部4…間の位置において開口する周方向に複数本のスリット6…が備えられ、各スリット6内には、砥石などによる研磨部材7が出没可能に設けられている。
そして、各スリット6内に付勢手段としてのバネ8が組み込まれ、各研磨部材7は、バネ8の付勢力で、外方に突出することなくスリット6内に収容状態に保持されており、動力工具の回転駆動による遠心力が一定値を下回って小さいと、図1(イ)に示すように、バネ8の付勢力が遠心力に勝ち、スリット6内に後退した状態を保って、先端工具1を切削用先端工具に構成すると共に、動力工具の回転駆動による遠心力が一定値に以上に大きいと、図1(ロ)に示すように、遠心力が勝って、バネ8の付勢力に抗してスリット6から外方に突出し、先端工具1を研磨用先端工具に構成するようになされている。例えば、先端工具1は、動力工具の回転数が2000rpmで切削用先端工具に構成され、4000rpmで研磨用先端工具に構成されるようになされる。
上記の先端工具1は、図示しない回転式動力工具に連結接続して用いられ、図3(イ)に示すように、該動力工具を駆動して先端工具1を低い回転数で回転すると、先端工具1は、研磨部材7がスリット6内に後退した切削用先端工具を構成して加工対象物9の切削を行っていくことができ、切削を終えた後、図3(ロ)に示すように、該動力工具の出力を高めて先端工具1を高い回転数で回転すると、先端工具1は、研磨部材7がスリット6から外方に突出した研磨用先端工具となって加工対象物9の研磨を行っていくことができる。
このように、上記の先端工具1によれば、回転式動力工具の出力を代えて回転数を変化させるだけで、先端工具1を、切削用の先端工具にしたり、研磨用の先端工具にしたりすることができて、先端工具の交換の必要がなく、切削と研磨の切換えを容易に行うことができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、バネ8などの付勢手段を用いた場合を示したが、摩擦力などを利用して切削と研磨の切換えが行われるようになされていてもよく、その場合は、研磨のために遠心力で外方突出状態となった研磨部材を、動力工具の駆動停止後にスリット内に押し込んで切削用先端工具に戻す構造などになっていてもよい。
また、上記の実施形態では、先端工具1が、低回転数で切削用先端工具となり、高回転数で研磨用先端工具となる場合を示したが、低回転数で研磨用先端工具となり、高回転数で切削用先端工具となるように構成されていてもよい。
更に、上記の実施形態では、先端工具1が、汎用の回転式動力工具に接続して用いられる形式のものに構成されているが、専用の回転式切削研磨動力工具における先端工具として構成されていてもよい。また、本発明は、先端工具のほか、先端工具部を備えた回転式切削研磨動力工具を含む。
図(イ)及び図(ロ)は実施形態の先端工具の作動状態を示す断面図である。 図(イ)は同先端工具を示す正面図、図(ロ)は図(イ)のI−I線断面図矢視図である。 図(イ)及び図(ロ)は同先端工具の使用方法を順次に示す斜視図である。
符号の説明
1…切削研磨先端工具
4…切削用刃部(切削部)
7…研磨部材(研磨部)
8…バネ(付勢手段)

Claims (2)

  1. 先端工具に切削部と研磨部とが備えられ、所定の回転数又は所定範囲の回転数において、切削部と研磨部のいずれか一方がもう一方よりも相対的に半径線方向外方に突出した状態が形成され、それよりも大きな回転数において、遠心力により、前記もう一方が前記一方よりも相対的に半径線方向外方に突出した状態が形成されるようになされて、切削と研磨の切換えを行うことができるようになされていることを特徴とする回転式切削研磨動力工具。
  2. 切削部と研磨部とが備えられ、所定の回転数又は所定範囲の回転数において、切削部と研磨部のいずれか一方がもう一方よりも半径線方向外方に相対的に突出した状態が形成され、それよりも大きな回転数において、遠心力により、前記もう一方が前記一方よりも相対的に半径線方向外方に突出した状態が形成されるようになされて、切削と研磨の切換えを行うことができるようになされていることを特徴とする回転式動力工具用の切削研磨先端工具。
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