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JP2009178746A - 連続鋳造モールド幅変更方法および装置 - Google Patents

連続鋳造モールド幅変更方法および装置 Download PDF

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JP2009178746A
JP2009178746A JP2008020546A JP2008020546A JP2009178746A JP 2009178746 A JP2009178746 A JP 2009178746A JP 2008020546 A JP2008020546 A JP 2008020546A JP 2008020546 A JP2008020546 A JP 2008020546A JP 2009178746 A JP2009178746 A JP 2009178746A
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Japan
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mold
continuous casting
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JP2008020546A
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Inventor
Munenori Kusumoto
宗徳 楠本
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JFE Steel Corp
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JFE Steel Corp
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Abstract

【課題】鋳造モールド幅変更中に鋳型短辺位置が確実に移動しているかどうか確実に確認できる、連続鋳造モールド幅変更方法および装置を提供することを課題とする。
【解決手段】連続鋳造機で鋳片の鋳込幅を連続鋳造中に変更するにあたり、鋳型長辺の内部に、モールド幅方向にわたって所定の間隔で直線的に埋め込んだ複数の熱電対で鋳型内部の温度を計測して、幅変更指令が出された際の鋳型短辺通過前後での温度推移に基づいて鋳型短辺位置が確実に移動しているかどうかの判断を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、連続鋳造機で製造する鋳片の製品幅を、鋳造機の鋳型で鋳造中に幅変更する、連続鋳造モールド幅変更方法および装置に関するものである。
鋳型幅変更装置(例えば、特許文献1参照)を備えた連続鋳造機で鋼を連続鋳造する時に、異なる製品幅の鋳片を効率よく製造するために、鋳造中に鋳型幅を変更して鋳片の鋳込幅を変更する操業を行っている。
この幅変更中に鋳型短辺位置が確実に移動しているかどうかの確認は、鋳片の凝固シェル形成にとって極めて重要である。鋳片シェルが鋳型通過直後に破れるブレークアウトなどの重大トラブルに繋がりかねないからである。
このため、従来は、短辺駆動軸に位置検出器(例えばセルシン)を設置し、軸の回転を移動量に変換して、位置の検出を行っている。もし仮に、駆動指令が出力されたにもかかわらず、位置検出器が変化しない場合は、異常と判定し、幅変更を緊急停止し、被害を最小限に留めるようにしている。
特開昭54-128939号公報
しかしながら、上述した駆動軸の回転を移動量に変換して位置の検出を行う方法では、駆動軸と鋳型短辺の接合部が機械的に外れてしまい、駆動軸は回転するが、短辺は移動しないという状態の時にも、位置検出器は駆動軸回転のみを見ているため、短辺が移動していると誤検知することがある。また、位置検出器自身の電気的なトラブルによっても、誤検知することがある。
そしてこれら誤検知により、最悪の場合にはブレークアウトをおこし、復旧作業などで長時間にわたる設備停止という事態に陥ることもある。
本発明では、これら従来技術の問題点に鑑み、鋳造モールド幅変更中に鋳型短辺位置が確実に移動しているかどうか確実に確認できる、連続鋳造モールド幅変更方法および装置を提供することを課題とする。
本発明の請求項1に係る発明は、連続鋳造機で鋳片の鋳込幅を連続鋳造中に変更するにあたり、鋳型長辺の内部に、モールド幅方向にわたって所定の間隔で直線的に埋め込んだ複数の熱電対で鋳型内部の温度を計測して、幅変更指令が出された際の鋳型短辺通過前後での温度推移に基づいて鋳型短辺位置が確実に移動しているかどうかの判断を行うことを特徴とする連続鋳造モールド幅変更方法である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、連続鋳造機で鋳片の鋳込幅を連続鋳造中に変更するにあたり、鋳型長辺の内部に、モールド幅方向にわたって所定の間隔で直線的に埋め込んで鋳型内部の温度を計測する複数の熱電対と、該熱電対で計測した温度から、幅変更指令が出された際の鋳型短辺通過前後での温度推移を演算し、この温度推移に基づいて鋳型短辺位置が確実に移動しているかどうかの判断を行う演算装置とを備えることを特徴とする連続鋳造モールド幅変更装置である。
本発明によれば、鋳型長辺の内部に、モールド幅方向にわたって所定の間隔で直線的に埋め込んだ複数の熱電対で鋳型内部の温度を計測して、短辺通過前後での温度推移に基づいて鋳型短辺位置が確実に移動しているかどうかの判断を行うようにしたので、幅変更異常による長時間にわたる設備停止をなくし、機会損失を防止することが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態について、図を参照して以下に説明を行う。まず、図3は、従来の連続鋳造モールド幅変更装置の装置概要を説明する図である。図中、1は溶鋼、2は鋳型、3は長辺、4は短辺、5は位置検出器、6はモータ、7は駆動装置、8はコントローラ、および9は短辺駆動軸をそれぞれ表す。
鋳型2は、すれぞれ、対向する一対の長辺3および短辺2で構成される。この長辺3と短辺2の間に注ぎ込まれた溶鋼1は、下部より引抜きローラ(図示せず)にて連続的に引抜かれて連続鋳造操作が行われる。
図に示すように、鋳型2の幅変更は、短辺2の位置を移動させることによって行われる。短辺2の移動は、コントローラ8の動作指令を受けた駆動装置7によってモータ6の回転が制御されて、短辺駆動軸9の回転へと伝動して短辺駆動軸9が伸び縮みすることにより行われる。そして、短辺駆動軸9の移動量は、短辺駆動軸9に設置した位置検出器5によって、軸の回転を移動量に変換することによって測定している。
図1は、本発明に係る連続鋳造モールド幅変更装置の装置概要を説明する図である。図中の符号は、10は熱電対、11は温度変換器、および12は演算装置をそれぞれ表し、その他の符号は図3と同様である。
鋳型2の長辺3の内部に、モールド幅方向にわたって複数の熱電対10を所定の間隔で直線的に埋め込む。なお、図に示すように、長辺縦方向に前述の熱電対列を複数列設けるようにすると、計測およびその後の判断精度向上のためにより良い。
複数の熱電対10で測定された、それぞれの位置での鋳型内部の測定信号は、温度変換器11で温度データに変換されnて演算装置12に送られて演算および判定という処理が行われる。
図2は、短辺移動による温度推移の様子を説明する図である。ある位置での熱電対による温度計測値の経時変化を模式的に表した図であり、その位置での短辺通過前後での温度変化をしめしている。短辺通過前の溶鋼がある状態では、温度は高めに、かつ変動は少なめに推移するものの、短辺通過後には高温の溶鋼がなくなり急激な温度計測値の低下が生ずる。これが、鋳型短辺位置が確実に移動している、正常時の温度推移である。
しかしながら、鋳型短辺位置が確実に移動しない、異常状態では、短辺通過に伴う急激な温度計測値の低下が認められなくなる。このように、短辺通過前後での温度推移から、鋳型短辺移動すなわちモールド幅変更が正常に行われたかどうかを判断するものである。
また、複数の熱電対の内、急激な温度計測値の低下が認められる熱電対の位置が、鋳型短辺位置であり、鋳型短辺位置の検出としても用いることができる。
本発明に係る連続鋳造モールド幅変更装置の装置概要を説明する図である。 短辺移動による温度推移の様子を説明する図である。 従来の連続鋳造モールド幅変更装置の装置概要を説明する図である。
符号の説明
1 溶鋼
2 鋳型
3 長辺
4 短辺
5 位置検出器
6 モータ
7 駆動装置
8 コントローラ
9 短辺駆動軸
10 熱電対
11 温度変換器
12 演算装置

Claims (2)

  1. 連続鋳造機で鋳片の鋳込幅を連続鋳造中に変更するにあたり、
    鋳型長辺の内部に、モールド幅方向にわたって所定の間隔で直線的に埋め込んだ複数の熱電対で鋳型内部の温度を計測して、幅変更指令が出された際の鋳型短辺通過前後での温度推移に基づいて鋳型短辺位置が確実に移動しているかどうかの判断を行うことを特徴とする連続鋳造モールド幅変更方法。
  2. 連続鋳造機で鋳片の鋳込幅を連続鋳造中に変更するにあたり、
    鋳型長辺の内部に、モールド幅方向にわたって所定の間隔で直線的に埋め込んで鋳型内部の温度を計測する複数の熱電対と、
    該熱電対で計測した温度から、幅変更指令が出された際の鋳型短辺通過前後での温度推移を演算し、この温度推移に基づいて鋳型短辺位置が確実に移動しているかどうかの判断を行う演算装置とを備えることを特徴とする連続鋳造モールド幅変更装置。
JP2008020546A 2008-01-31 2008-01-31 連続鋳造モールド幅変更方法および装置 Pending JP2009178746A (ja)

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