JP2009171563A - 画像処理装置及び画像処理方法並びに画像処理方法を実行するプログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基準となる設置位置に対して傾斜して取り付けられ、画素センサを2次元に配列することで形成されたエリアセンサと、1回の原稿画像の走査により原稿画像に対応する副走査方向に隣接した複数ラインの画像データにて主走査方向のずれが1画素未満である複数枚の画像分の画像データを読み取るエリアセンサ手段、エリアセンサ手段にて取得した画像データの傾斜を補正する補正手段、補正された画像データに対し補間処理を施すことで、画素センサの解像度より高い解像度の画像データを得る高解像度変換手段を有する画像処理装置で、エリアセンサ手段で得られる画像の最大枚数と原稿画像を出力する際の解像度の実現に必要な画像の必要画像枚数より原稿読み取り回数を算出し、算出回数分原稿画像を読み取ることを特徴とする。
【選択図】 図19
Description
その技術を用いれば低解像度の画像から高解像度の画像への変換が可能となり、従来と同じデバイスで高解像度な画像を得ることが可能となる(「複数のデジタル画像データによる超解像度処理」(非特許文献1)。
また、上述の読み取り装置は、主走査方向に画素の整数倍の距離を隔てて水平に配置されている画素センサ群を用いて原稿画像の読み取りを行っている。この読み取られる位置において主走査方向にて微小(サブピクセル)なずれを持たせて原稿画像を読み取ることが出来ない。
原稿画像から1画素未満のずれを有する複数のフレーム分の画像データを読み取るエリアセンサ手段、
前記エリアセンサ手段にて取得した複数の画像データの傾斜を補正する補正手段、
該補正手段にて補正された複数の画像データを用いて補間処理を行うことで、前記画素センサの解像度より高い解像度の画像データを得る高解像度変換手段、
を有する画像処理装置であり、
前記エリアセンサ手段で得られる画像データの最大フレーム数を記憶する最大フレーム数記憶手段、
前記原稿画像を出力する際の解像度を設定する解像度設定手段、
前記解像度設定手段の結果から前記高解像度変換に必要なフレーム数を取得する必要フレーム数取得手段、
前記必要フレーム数取得手段と前記最大フレーム数記憶手段により原稿画像の読み取り回数を算出する読み取り回数算出手段、
前記読み取り回数算出手段によって決定された回数、前記原稿画像を読み取る読み取り回数制御手段、
を有することを特徴とする。
画像処理装置1の外観を図1に示す。画像処理装置1は原稿画像を読み取るスキャナ部11、読み取った画像データを再現するプリンタ部12、画像処理装置1の各種動作設定を指定する操作部13に分けられる。スキャナ部11は、原稿画像上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで原稿画像の情報を電気信号に変換する。スキャナ部11はさらに電気信号をR,G,B各色からなる輝度信号に変換し、この輝度信号を画像データとして後ほど図3で説明するコントローラ20に対して出力する。
スキャナ部11は、この指示を受けると原稿フィーダ15のトレイ14から原稿画像を1枚ずつフィードして、原稿画像の読み取り動作を行う。
なお、原稿画像の読み取り方法は原稿フィーダ15による自動送り方式ではなく、原稿画像を不図示のガラス面上に載置し露光部を移動させることで原稿画像の走査を行う方法であってもよい。
図2は、本実施例を適用した複合機の画像読み取り部の一例を示す図である。
同図において、201は読み取り装置本体、202は原稿画像を抑え、流し読みを行う時には原稿画像を原稿読み取り位置まで送るADF機能を有する。
203は原稿画像、204は原稿台読み取り時に原稿画像203を載せるガラス板である。
205は原稿画像203を読み取る読み取りデバイスを含むユニットであり、原稿画像を撮像するデバイスを含んでいる。
206は光源であり、キセノン管などの白色光源が用いられる。
207〜211はミラーであり、光源206から原稿画像に照射される光の反射光を、撮像素子まで伝達する役割を持つ。
212はミラー211により反射された原稿画像からの反射光を撮像素子幅に集光するためのレンズである。213は撮像素子である。
図3は、画像処理装置1の内部に存在するコントローラ20の構成をより詳細に説明するためのブロック図である。
図4にスキャナ画像処理部312の内部構成を示す。
スキャナ画像処理部312はスキャナ部11からスキャナI/F311を介してRGB各8bitの輝度信号からなる画像データを受け取る。この輝度信号は、マスキング処理部401によりCCDのフィルタ色に依存しない標準的な輝度信号に変換される。
この読み取り位置のずれは、整数倍の位置ずれをオフセット補正した結果残る、1画素未満のずれであってもよい。
主走査方向とは、原稿台上に設置された原稿画像をスキャナで読み取る際、原稿画像に対してユニット205が移動する方向に対して垂直な方向である。
そして、図8の矢印(A)に示すように、この読み取られた原稿画像の横方向を「主走査方向」という。
同様に、副走査方向とは、ユニット205の移動方向と水平な方向である。
そして、図8の矢印(B)に示すように、この読み取られた原稿画像の縦方向を「副走査方向」という。
本実施形態において、画像を読み取るセンサはエリアセンサで構成される。
エリアセンサとはデジタルカメラなどに適用されている撮像素子であり、上述したライン単位のセンサとは異なり、データを読み取る画素センサが2次元的に配列されている。
702はエリアセンサ701における画素センサを示しており、長辺方向にH画素、短辺方向にL画素の画素センサにより構成されている。この1つ画素は、この1画素の画素センサを4等分してRGBで構成されるカラー対応の画素センサであってもよい。また、H画素=L画素(長辺=短辺)としてもよい。
このエリアセンサの解像度は画素センサ間の距離Nにより決定される。
図2における原稿台204上にて、指定された位置に原稿画像を置いた時、原稿画像の下を原稿画像の縦方向と同じ方向に平行走行する光源から原稿画像に照射される光の反射光がセンサに集光される。この反射光がセンサに対して傾くことがないように取り込まれる。
光源が平行走査されることで得る1ライン分の画像データとしての反射光は、図7に示すセンサの横方向(長辺方向)に平行に集光される。
もちろん、長辺方向=短辺方向となる構造であってもよい。なお、前記画素センサ数は本実施例におけるエリアセンサの用途及び構成の説明を行うためのものであり、図示した画素センサ数に制限されるものではない。
本説明において読み取りを行う原稿画像を図8とする。
矢印(A)で示す方向が主走査方向、矢印(B)で示す方向が副走査方向に対応する方向である。
読み取りユニット205が原稿台下を副走査方向へ移動すると、図9(a)、10(a)、11(a)、12(a)で示す原稿画像の斜線部に、光源からの光が当たる。
すると、エリアセンサは光を検知して、光の当たった部分であるライン幅部分の原稿画像を検知する。
同時にラインセンサ705では図9(c)で示されるような画像データを検知する。
2つの画像データ間において読み取り位置のずれがあるのは、2つのラインセンサが副走査方向に物理的に距離をもって設置されているためである。
そして、読み取られる原稿画像は、読み取りラインセンサごと異なる画像データとして扱われ、図10(d)、図10(e)のようなメモリ等の記憶媒体へ別々に記憶される。
すると、読み取られた画像データは、順にメモリに格納され、それぞれ図13(a)、(b)に示すような副走査方向への1画素分のずれが生じた複数の画像データが取得できる。
このように、画像の読み取りに画素センサを2次元的に配置してエリアセンサとして用いると、一回の読み取り動作で副走査方向に連続して位相がずれたフレーム画像データが複数フレーム分得られる。
まず、図7で示したようなエリアセンサを、読み取り装置へ傾斜させて実装する。
1401はエリアセンサデバイスを示している。
1402は画素センサを示しており、本説明においては長辺方向に20画素、短辺方向に10画素の画素センサにより構成されているものとする。
つまり、左端上部の座標は(x,y)=(0,0)であり、右端上部の座標は(x,y)=(19,0)となる。
同様に、左端下部の座標は(x,y)=(0,9)、右端下部の座標は(x,y)=(19,9)となる。
1403は、エリアセンサ1401を構成する1ライン分の画素センサの集まりを示している。具体的には、長辺方向を構成する20個の画素センサにより構成されている。
つまり、座標位置(0,4)、(1,4)、(2,4)、・・・・(19,4)の画素センサで構成される。
同様に1404は、座標位置(0,5)、(1,5)、(2,5)、・・・・(19,5)の画素センサで構成され、以下の説明において読み取りラインセンサ1404と称する。
本説明において読み取りを行う原稿画像を図8とする。
つまり、この原稿画像は図2における原稿画像203に相当する。
原稿画像は前述した図9〜13において示されたように読み取られるが、θ傾斜していることで、角度θ傾斜した画像データが得られる。
同様に、センサユニット205が移動し光源が動くとともに図16(a)の斜線部に示す位置を読み取る。このときラインセンサ1403、1404は、図16(b)、(c)に示すように画像データを検知する。
この時、図18の矢印(A)に示す方向を主走査方向、矢印(B)に示す方向を副走査方向という。
これに対して、矢印(C)に示した方向を読み取り画像データの横方向という。また、矢印(D)に示した方向を読み取り画像データの縦方向という。
したがって、読み取りラインセンサ1403を構成する画素センサと、読み取りラインセンサ1404を構成する画素センサには、長辺方向に対して位相ずれがある。
そのずれは、副走査方向へΔβ分のずれをもたらす。
しかし、傾斜角度θにより、基準となる設置位置における水平方向に対して、サブピクセル以内の微小量Δαだけ位相がずれたものとなる。
つまり、読み取りラインセンサ内において長辺方向であるx軸方向に同じ位置の画素センサであっても、エリアセンサを傾けることにより、微小単位の位相ずれが発生する。この位相ずれは傾斜角度に依存する。
つまり、読み取りラインセンサは、エリアセンサ213を構成するx軸方向に並ぶ画素数分設けることが可能である。
つまり、エリアセンサ213内に、読み取りラインセンサを30ライン分構成すれば、1回の読み取り制御にて、それぞれに固有の位相ずれを有する30枚の読み取り画像を得ることが出来る。
長辺方向は、基準となる設置位置における水平方向と同じ方向である。しかし、短辺方向には、基準となる設置位置に対して傾斜している。
この場合も、図14(a)と同様に、1回の原稿画像の走査で、短辺方向に隣接したセンサが読み取る位置のずれが主走査方向及び/又は副走査方向に1画素未満であるフレーム画像データを得ることができる。
原稿画像に対して相対的に走査位置が平行に移動することにより、短辺方向に隣接した第1のセンサと第2のセンサ間で読み取る位置のずれが主走査方向及び/又は副走査方向に1画素未満であるフレーム画像データを得ることができるセンサであればよい。
図6にプリンタ画像処理部315の内部構成を示す。
下地飛ばし処理部601は、スキャナ画像処理部312で生成されたヒストグラムを用いて画像データの下地色を飛ばす(除去する)。
以下に本実施形態における超解像度処理の処理設定について詳細に説明する。
なお、本実施形態では、図14(a)に示したエリアセンサを用いる。そして、原稿画像をエリアセンサで読み取った際には、1回の走査により100dpi相当の低解像度のフレーム画像データが50フレーム取得可能な画像処理装置を用いる。また、この画像処理装置は、超解像度処理において低解像度のフレーム画像データを4フレーム分用いて200dpiの高解像度画像を生成可能とする。
同様に、低解像度のフレーム画像データを10フレーム分用いて解像度300dpiの高解像度画像を生成可能とする。
低解像度のフレーム画像データを40フレーム分用いて解像度600dpiの高解像度画像を生成可能とする。
低解像度のフレーム画像データを100フレーム分用いてで解像度1200dpiの高解像度画像を生成可能とする。
低解像度のフレーム画像データを400フレーム分用いて解像度2400dpiの高解像度画像が生成可能とする。
また、低解像度のフレーム画像データを50フレーム分用いて解像度500dpiの高解像度画像を生成しても良い。
これは、画像処理装置の能力に依存する。
このような低解像度フレームの画像データは取得したフレーム数にカウントされない。
この最大フレーム数は、後述するセンサの短辺方向における列の数によって決まる。
N=DICNT/SICNT
例えば、出力解像度が2400dpiであった場合、DICNT=400となるため、スキャン動作回数Nは
N=400/50=8
と算出される。
このように、読み取り回数算出結果より読み取り回数制御を行う。
得られたフレーム画像データの傾斜は前述したように、エリアセンサの傾斜角度θに等しい。
このエリアセンサの傾斜角度θは、このエリアセンサ含んだ複合機を組み立てる工程において、エリアセンサ213を読み取りユニット205に実装した時点で取得出来る値である。
なお、図14(b)にて示した様に短辺方向に隣接したセンサが読み取る位置のずれが主走査方向及び/又は副走査方向に1画素未満であるフレーム画像データを得られるセンサが、傾きなくフレーム画像データを得られる場合、この処理は必要ない。
なお、このS1909とS1910は順不同である。
先に超解像度処理を実施して得られた高解像度画像データに対して傾きをなくすようにを補正してもよい。
図22は超解像度処理に用いる低解像度フレーム画像データと超解像度処理後の画像データを示す図である。図22では原稿と原稿をエリアセンサで読み取られて得られた基準低解像度画像データF0と対象低解像度画像データF1〜F3を示している。原稿を囲む点線矩形は基準低解像度画像データF0をエリアセンサで読み取った際の領域を示し、実線矩形は対象低解像度画像データF1〜F3のそれぞれをエリアセンサで読み取った際の領域を示す。
しかし、本実施例のエリアセンサによる読み取りにおいては主走査方向と副走査方向に対して1画素未満の位相ずれが生じている。この微小なずれを利用することで画像の高解像度化が可能となる。
f(x,y)=[|x1―x|{|y1−y|f(x0,y0)+|y−y0|f(x0,y1)}+|x−x0|{|y1−y|f(x,y0)+|y−y0|f(x1,y1)}]/|x1−x0||y1−y0|
以上の処理を各生成画素位置について繰り返すことにより、例えば、図20に示す解像度が2倍の超解像度画像を得ることができる。なお、解像度は2倍に限らず、種々の倍率とすることができる。また、補間処理に複数の低解像度画像データのデータ値を用いるほど、高精細な超解像度画像を得ることができる。
図19のステップS1905で説明した原稿読み取り処理について詳細に説明する。本実施形態ではエリアセンサを用いて原稿読み取りを実施する。
また、この領域を何分割するか、つまりラインセンサを何本にするかは任意である。本実施例では設置されたエリアセンサを50分割し、50本のラインセンサとして扱う。
この時の読み取りは、原稿画像を原稿台上に固定し、光源を移動することで原稿画像を読み取る。これを第1の読み取り手段とする。
原稿画像の設置位置が変わらなくても、1度目のスキャンと2度目のスキャンとでは、光源の光学特性、スキャナが走査する際の機器の制御精度により、取得する信号に必ず差異が発生する。
この信号の差がサブピクセル内のものを低解像度フレーム画像データとして採用し、以後の処理に用いればよい。
この複数回のスキャンが行われている間、ユーザが原稿を動かさないようにUI上にユーザに警告を表示してもよいし、スキャン残回数をUI上に表示することも可能である。
その際にはスキャン残回数をUI上に表示することも可能である。
このように、
1回目の読み取りを第1の読み取り手段により原稿台上で行い、
2回目の読み取りを第2の読み取り手段によりADFを用いて行う場合も、
機器の読み取り位置の制御精度、光源の光学特性により読み取り時に取得する信号値に必ず差異が発生する。
この信号の差がサブピクセル内のものを低解像度のフレーム画像データとして採用し、以後の処理に用いればよい。
またこの他に、高解像度変換した画像データを用紙にはプリントアウトせず装置内に記憶しておくことも含む。
実施例1においては設定された出力解像度に応じてスキャン動作回数を設定して、設定されたスキャン動作回数を実施することにより高解像度の画像データを出力した。
なお、実施例1と同様の処理については同様の記号を図示し、概略説明を省略する。
スキャナ部11は原稿台ガラス上に静止させ光学系を移動させることにより原稿画像を読み取る圧板読みモードと、光学系を静止させ原稿画像を移動することにより原稿画像を読み取る流し読みモードを備える。
次にステップS2701で取得したスキャン動作回数Nが2以上であるかを判断する(ステップS2702)。
ステップS2702でスキャン動作回数Nが1回と判断された場合は、ステップS2705へ進み、圧板読みモードに設定される。
次に、残りのスキャン動作を圧板読みモードに設定する(ステップS2705)。
その反射光は第一ミラーユニット2602内の第1ミラー2606ーと、第二ミラーユニット2603内の第2ミラー2607及び、第3ミラー2608を経由して、レンズ2609を通してエリアセンサ2610上に結像される。
その後、光信号としてエリアセンサ2610に入力され、原稿画像読取を実施し(ステップS2706)、処理を終了する。
特に本実施例では2回のスキャン動作が実施される場合に、圧板読みスキャンを2回実施する系と比較して高速に読み取り処理を実施することが可能となる。
前述した実施形態の機能を実現するように前述した実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体に記憶されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も上述の実施形態の範疇に含まれる。また、前述のプログラムが記憶された記憶媒体はもちろんそのプログラム自体も上述の実施形態に含まれる。
11 スキャナ部
12 プリンタ部
13 操作部
14 トレイ
15 原稿フィーダ
16 排紙トレイ
17、18、19 用紙カセット
Claims (14)
- 原稿画像から1画素未満のずれを有する複数のフレーム分の画像データを読み取るエリアセンサ手段、
前記エリアセンサ手段にて取得した複数の画像データの傾斜を補正する補正手段、
該補正手段にて補正された複数の画像データを用いて補間処理を行うことで、読み取り時の解像度より高い解像度の画像データを得る高解像度変換手段、
を有する画像処理装置であり、
前記エリアセンサ手段で得られる画像データの最大フレーム数を記憶する最大フレーム数記憶手段、
前記原稿画像を出力する際の解像度を設定する解像度設定手段、
前記解像度設定手段の結果から前記高解像度変換に必要なフレーム数を取得する必要フレーム数取得手段、
前記必要フレーム数取得手段と前記最大フレーム数記憶手段により原稿画像の読み取り回数を算出する読み取り回数算出手段、
前記読み取り回数算出手段によって決定された回数、前記原稿画像を読み取る読み取り回数制御手段、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記読み取り回数算出手段により前記原稿画像の複数回の読み取りが必要と判断された場合にはUI上に必要とされる残りの読み取り回数を表示することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
- 前記読み取り回数算出手段により算出された回数の読み取りが中止された場合には、中止する前に読み取られた画像データを用いて前記高解像度変換を実施することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
- 前記エリアセンサ手段は、原稿画像を原稿台上に固定し、光源を移動することで前記原稿画像を読み取る第1の読み取り手段、
光源を固定し、原稿画像を移動することで前記原稿画像を読み取る第2の読み取り手段を備えており、
前記読み取り回数算出手段により算出された読み取り回数が複数の場合は、前記第1の読み取り手段と前記第2の読み取り手段を用いて前記原稿画像の読み取りを行い、
前記読み取り回数算出手段により算出された読み取り回数が複数でない場合は、前記第1の読み取り手段又は前記第2の読み取り手段のいずれかを用いて前記原稿画像の読み取りを行うように制御をする読み取り制御手段
を有することを特徴とする請求項1乃至3に記載された画像処理装置。 - 前記エリアセンサは読み取り領域を任意の数の領域に分割され、前記領域ごとに前記原稿画像の読み取りを行うことを特徴とする請求項1乃至4に記載された画像処理装置。
- 原稿画像から1画素未満のずれを有する複数のフレーム分の画像データを読み取るエリアセンサ手段、
前記エリアセンサ手段にて取得した複数の画像データの傾斜を補正する補正手段、
該補正手段にて補正された複数の画像データを用いて補間処理を行うことで、読み取り時の解像度よりも高い解像度の画像データを得る高解像度変換手段、
を有する画像処理装置における画像処理方法であり、
前記エリアセンサ手段で得られる画像データの最大フレーム数を記憶する最大フレーム数記憶ステップ、
前記原稿画像を出力する際の解像度を設定する解像度設定ステップ、
前記解像度設定ステップの結果から前記高解像度変換に必要なフレーム数を取得する必要フレーム数取得ステップ、
前記必要フレーム数取得ステップと前記最大フレーム数記憶ステップにより前記原稿画像の読み取り回数を算出する読み取り回数算出ステップ、
前記読み取り回数算出ステップによって決定された回数、前記原稿画像を読み取る読み取り回数制御ステップ、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記読み取り回数算出ステップにより前記原稿画像の複数回の読み取りが必要と判断された場合にはUI上に必要とされる残りの読み取り回数を表示することを特徴とする請求項6に記載された画像処理方法。
- 前記読み取り回数算出ステップにより算出された回数の読み取りが中止された場合には、中止する前に読み取られた画像データを用いて前記高解像度変換を実施することを特徴とする請求項6に記載された画像処理方法。
- 前記エリアセンサ手段は、原稿画像を原稿台上に固定し、光源を移動することで前記原稿画像を読み取る第1の読み取り手段、
光源を固定し、原稿画像を移動することで前記原稿画像を読み取る第2の読み取り手段を備えており、
前記読み取り回数算出手段により算出された読み取り回数が複数の場合は、前記第1の読み取り手段と前記第2の読み取り手段を用いて前記原稿画像の読み取りを行い、
前記読み取り回数算出手段により算出された読み取り回数が複数でない場合は、前記第1の読み取り手段又は前記第2の読み取り手段のいずれかを用いて前記原稿画像の読み取りを行うように制御をする読み取り制御ステップを有すること
を特徴とする請求項6乃至8に記載された画像処理方法。 - 前記エリアセンサは読み取り領域を任意の数の領域に分割され、前記領域ごとに前記原稿画像の読み取りを行うことを特徴とする請求項6乃至9に記載された画像処理方法。
- 原稿画像の読み取り位置が、複数のセンサのうち第1のセンサと該第1のセンサに隣接する第2のセンサ間で1画素未満ずれるように、前記第1のセンサと前記第2のセンサが配置されたエリアセンサ手段、
前記エリアセンサ手段にて読み取られた複数のフレーム分の画像データを用いて補間処理を行うことで、読み取り時の解像度よりも高い解像度の画像データを得る高解像度変換手段、
を有する画像処理装置であり、
前記エリアセンサ手段で得られる画像データの最大フレーム数を記憶する最大フレーム数記憶手段、
前記原稿画像を出力する際の解像度を設定する解像度設定手段、
前記解像度設定手段の結果から前記高解像度変換に必要な画像データのフレーム数を取得する必要フレーム数取得手段、
前記必要フレーム数取得手段と前記最大フレーム数記憶手段により前記原稿画像の読み取り回数を算出する読み取り回数算出手段、
前記読み取り回数算出手段によって決定された回数、前記稿画像を読み取る読み取り回数制御手段、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 原稿画像の読み取り位置が、複数のセンサのうち第1のセンサと該第1のセンサに隣接する第2のセンサ間で1画素未満ずれるように、前記第1のセンサと前記第2のセンサが配置されたエリアセンサ手段、
前記エリアセンサ手段にて読み取られた複数のフレーム分の画像データを用いて補間処理を行うことで、読み取り時の解像度よりも高い解像度の画像データを得る高解像度変換手段、
を有する画像処理装置における画像処理方法であり、
前記エリアセンサ手段で得られる画像データの最大フレーム数を記憶する最大フレーム数記憶ステップ、
前記原稿画像を出力する際の解像度を設定する解像度設定ステップ、
前記解像度設定ステップの結果から前記高解像度変換に必要な画像データのフレーム数を取得する必要フレーム数取得ステップ、
前記必要フレーム数取得ステップと前記最大フレーム数記憶ステップにより前記原稿画像の読み取り回数を算出する読み取り回数算出ステップ、
前記読み取り回数算出ステップによって決定された回数、前記原稿画像を読み取る読み取り回数制御ステップ、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 原稿画像から1画素未満のずれを有する複数のフレーム分の画像データを読み取るエリアセンサ手段、
前記エリアセンサ手段にて取得した複数の画像データの傾斜を補正する補正手段、
該補正手段にて補正された複数の画像データを用いて補間処理を行うことで、読み取り時の解像度よりも高い解像度の画像データを得る高解像度変換手段、
を有する画像処理装置における画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記プログラムは、以下のステップをコンピュータに実行させる、
前記エリアセンサ手段で得られる画像データの最大フレーム数を記憶する最大フレーム数記憶ステップ、
前記原稿画像を出力する際の解像度を設定する解像度設定ステップ、
前記解像度設定ステップの結果から前記高解像度変換に必要なフレーム数を取得する必要フレーム数取得ステップ、
前記必要フレーム数取得ステップと前記最大フレーム数記憶ステップにより前記原稿画像の読み取り回数を算出する読み取り回数算出ステップ、
前記読み取り回数算出ステップによって決定された回数、前記原稿画像を読み取る読み取り回数制御ステップ、
を実行させるためのプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取ることが可能な記憶媒体。
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