JP2009156149A - Intake manifold - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内燃機関の吸気マニホールドに関する。 The present invention relates to an intake manifold for an internal combustion engine.
特許文献1に記載の吸気マニホールドは、2つの気筒グループ毎にバンクを有する内燃機関(V型の内燃機関)のバンク間に配置されており、気筒列方向の端部に吸気入口部(導入通路)を有する容積室(サージタンク)と、この容積室から各気筒へ吸入空気を供給する気筒数分の吸気管(高回転用通路及び低回転用通路)とを含んで構成されている。
特許文献1に記載のような吸気マニホールドを、上述の内燃機関(V型の内燃機関)に用いた場合、気筒列方向で見て、一端側の気筒の吸気管路長(容積室の吸気入口部から一端側の気筒の吸気ポートまでの管路長)と、他端側の気筒の吸気管路長(容積室の吸気入口部から他端側の気筒の吸気ポートまでの管路長)とに差が生じる。このため、機関運転時に内燃機関から濁った音(ハーフ次数成分の音)が発生し、運転者などに不快感(ランブル感)を与えるという問題点がある。ここでハーフ次数成分とは、例えば、機関回転数の(n+1/2)倍(nは自然数)の周波数成分である。
When an intake manifold as described in
本発明はこのような問題点に鑑みて、機関運転時のハーフ次数成分の音の発生を抑制することで、運転者などの不快感(ランブル感)を軽減することを目的とする。 In view of such problems, the present invention has an object to reduce unpleasant feeling (rumble feeling) of a driver or the like by suppressing generation of a sound of a half-order component during engine operation.
そのため本発明に係る吸気マニホールドは、2つの気筒グループ毎にバンクを有する内燃機関のバンク間に配置されて、気筒列方向の端部に吸気入口部を有する容積室と、気筒グループ毎に一端部が容積室内の両側部にてベルマウス状に開口し、他端部が容積室外にて開口する、気筒グループ毎に延在方向を異ならせた気筒数分の吸気管と、容積室内に配置されて、一端部が吸気入口部に接続され、他端部が容積室内の気筒列方向中間部に開口する挿入管とを備える。 Therefore, an intake manifold according to the present invention is disposed between banks of an internal combustion engine having a bank for each of two cylinder groups, and has a volume chamber having an intake inlet at the end in the cylinder row direction, and one end for each cylinder group Are opened in a bell mouth shape on both sides of the volume chamber, and the other end is opened outside the volume chamber. The intake pipes for the number of cylinders having different extending directions for each cylinder group are disposed in the volume chamber. In addition, one end portion is connected to the intake inlet portion, and the other end portion is provided with an insertion pipe that opens to an intermediate portion in the cylinder row direction in the volume chamber.
本発明によれば、挿入管の一端部が吸気入口部に接続し、他端部が容積室内の気筒列方向中間部にて開口しているので、気筒列方向で見て、一端側の気筒の吸気管路長(容積室の吸気入口部から一端側の気筒の吸気ポートまでの管路長)と、他端側の気筒の吸気管路長(容積室の吸気入口部から他端側の気筒の吸気ポートまでの管路長)とが等長化される。これにより、機関運転時のハーフ次数成分の音の発生が抑制されるので、運転者などの不快感(ランブル感)を軽減することができる。 According to the present invention, one end portion of the insertion pipe is connected to the intake inlet portion, and the other end portion is opened at the intermediate portion in the cylinder row direction in the volume chamber. The intake pipe length (the pipe length from the intake inlet of the volume chamber to the intake port of the cylinder on one end side) and the intake pipe length of the cylinder on the other end (from the intake inlet of the volume chamber to the other end side) The pipe length to the intake port of the cylinder) is equalized. Thereby, since the generation of the sound of the half order component during engine operation is suppressed, it is possible to reduce uncomfortable feeling (rumble feeling) of the driver or the like.
尚、互いに独立した2つの吸気通路を有し、これら通路を介して吸気を行う2系統吸気システムを備えた内燃機関において、本発明を適用し、2つの吸気通路を容積室の吸気入口部の上流側にて合流させることにより、上述した吸気管の等長化を実現することができる。 In an internal combustion engine having a two-system intake system that has two intake passages independent of each other and performs intake through these passages, the present invention is applied, and the two intake passages are connected to the intake inlet portion of the volume chamber. By merging on the upstream side, it is possible to realize the above-described equal length of the intake pipe.
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における内燃機関の概略平面図、図2は内燃機関の概略正面図、図3は図1のZ−Z断面における吸気マニホールドの詳細を示す図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic plan view of an internal combustion engine according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a schematic front view of the internal combustion engine, and FIG. 3 is a diagram showing details of an intake manifold in the ZZ cross section of FIG. .
内燃機関1は、左右2つのバンクからなるV型8気筒の内燃機関であり、左バンク1Aには4つの気筒#1,#3,#5,#7が備えられ、右バンク1Bには4つの気筒#2,#4,#6,#8が備えられている。すなわち、内燃機関1は、2つの気筒グループ毎にバンクを備えている。
The
内燃機関1の左バンク1Aと右バンク1Bとの間で、内燃機関1の上方には、容積室2と、気筒数分の吸気管31〜38と、挿入管4とを備えた吸気マニホールド5が配置されている。ここで、吸気管31〜38は、気筒#1〜#8に対応している。
Between the
吸気マニホールド5に備えられた容積室2は、その気筒列方向の端部(気筒#1,#2側端部)に吸気入口部6を有している。この吸気入口部6には、途中にエアクリーナ(図示せず)と、吸入空気量を調節するスロットルバルブ(図示せず)とを備えた吸気通路(図示せず)が接続している。尚、この吸気通路は、吸気入口部6の上流側にて2つに分岐し、それぞれにエアクリーナと、スロットルバルブとを備えるように構成してもよい。
The
左バンク1Aに対応する吸気管31,33,35,37は、それら各々の一端部が容積室2の右バンク1B側にて下向きにベルマウス状に開口し、容積室2の上側を各々通り、各々の他端部が容積室2の左バンク1A側底壁を貫通し、左バンク1Aの各気筒の吸気ポートに独立して連通している。ここで、左バンク1Aに対応する各吸気管のベルマウス状の開口部は、気筒列方向に容積室2の上壁と平行に並んでいる。
The
一方、右バンク1Bに対応する吸気管32,34,36,38は、それら各々の一端部が容積室2の左バンク1A側にて下向きにベルマウス状に開口し、容積室2の上側を各々通り、各々の他端部が容積室2の右バンク1B側底壁を貫通し、右バンク1Bの各気筒の吸気ポートに独立して連通している。ここで、右バンク1Bに対応する各吸気管のベルマウス状の開口部は、気筒列方向に容積室2の上壁と平行に並んでいる。
On the other hand, each of the
このように、左バンク1Aに対応する吸気管31,33,35,37の延在方向と、右バンク1Bに対応する吸気管32,34,36,38の延在方向とは、互いに異なっている。
Thus, the extending direction of the
ここで、吸気管31〜38の開口部(一端部)は、ベルマウス状にすることにより、通気抵抗を軽減している。
挿入管4は中空円筒状であり、容積室2の内側に備えられ、その一端部が吸気入口部6に接続し、他端部が容積室2内の気筒列方向の中間部にて開口している。この挿入管4の開口部(他端部)は、例えば、吸気管31のベルマウス状の開口部と、吸気管38のベルマウス状の開口部との中間位置に設定する。これにより、気筒列方向で見て、一端側(気筒#1,#2側)の各気筒の吸気管路長と、他端側(気筒#7,#8側)の吸気管路長とが等長化されるので、挿入管4を有しない場合に比べ、各気筒間の吸気管路長の差が縮小され、ハーフ次数成分の音の発生が軽減される。
Here, the ventilation resistance is reduced by making the opening part (one end part) of the intake pipes 31-38 into a bell mouth shape.
The
図4は、本実施形態における内燃機関の音振性能を示す図である。
この図の縦軸は、内燃機関1にて発生する音(エンジン音)の音圧レベルを示しており、音圧レベルが悪いほど、音圧レベルは高くなる。
FIG. 4 is a diagram showing the sound vibration performance of the internal combustion engine in the present embodiment.
The vertical axis of this figure indicates the sound pressure level of the sound (engine sound) generated in the
一方、横軸は、エンジン音により運転者などが感じる透明感・不快感を定量化したものであり、透明感・不快感が悪いほど、上述したハーフ次数成分の音が多く発生している。
ここで、図に示されている点線の円に囲まれた「従来」は、本実施形態における吸気マニホールド5の構成のうち、挿入管4を有さない場合のエンジン音の音振性能に対応している。また、図に示されている「挿入管有」は、本実施形態における吸気マニホールド5を用いた場合のエンジン音の音振性能に対応している。
On the other hand, the horizontal axis quantifies the sense of transparency / discomfort felt by the driver or the like from the engine sound. The worse the transparency / discomfort, the more half-order component sounds are generated.
Here, “conventional” surrounded by a dotted circle shown in the figure corresponds to the sound vibration performance of the engine sound when the
この図において、「従来」に比べ「挿入管有」の方が透明感・不快感が良好であることが示されている。これは、吸気マニホールド5に挿入管4を備えることにより、各気筒間の吸気管路長の差が縮小され、ハーフ次数成分の音の発生が軽減されるためである。
In this figure, it is shown that “with insertion tube” has better transparency and discomfort than “conventional”. This is because by providing the
本実施形態によれば、2つの気筒グループ毎にバンク(1A,1B)を備える内燃機関1のバンク間に配置されて、気筒列方向の端部に吸気入口部6を有する容積室2と、気筒グループ毎に一端部が容積室2内の両側部にて下向きにベルマウス状に開口し、容積室2の上側を通って、他端部が容積室2の外にて開口する、気筒グループ毎に延在方向を異ならせた気筒数分の吸気管31〜38と、容積室2内に配置されて、一端部が吸気入口部6に接続され、他端部が容積室2内の気筒列方向中間部に開口する挿入管4とを備えるので、挿入管4を備えない場合と比べて、各気筒間の吸気管路長(容積室2の吸気入口部6から各気筒の吸気ポートまでの管路長)の差が縮小される。このため、各気筒の吸気管路長の等長度を向上させることができるので、機関運転時にハーフ次数成分の音の発生を抑制することができる。
According to the present embodiment, the
尚、本実施形態において、挿入管4の断面積が、容積室2内の気筒列方向中間部に向かうほど、大きくなるようにすることで、挿入管4の開口部(他端部)における吸入空気の流速変化及び通気抵抗を軽減することができるので、各気筒の充填効率を向上させることができる。
In the present embodiment, the suction area at the opening (the other end) of the
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、図1〜3にて示した第1の実施形態のうち、挿入管4の構成が相違している。この相違点について、図5〜7を用いて説明する。
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
2nd Embodiment differs in the structure of the
図5は、第2の実施形態における挿入管の斜視図、図6の(a)〜(c)は、挿入管の平面図・正面図・右側面図、図7は、第2の実施形態における挿入管を図1に適用した場合の、図1のZ−Z断面における吸気マニホールドの詳細を示す図である。 FIG. 5 is a perspective view of the insertion tube in the second embodiment, FIGS. 6A to 6C are a plan view, a front view, and a right side view of the insertion tube, and FIG. 7 is a second embodiment. FIG. 2 is a diagram showing details of an intake manifold in the ZZ cross section of FIG. 1 when the insertion pipe in FIG.
第2の実施形態において、中空円筒状(外径D1)の挿入管4は、その外壁に、気筒列方向(挿入管4の延在方向)に延びる一対の溝状の凹部71,72(鉛直方向の深さT1)を設けている点が、第1の実施形態と相違している。
In the second embodiment, the hollow cylindrical (outer diameter D1)
溝状の凹部71は、左バンク1A側に設けられ、右バンク1Bの吸気管32,34のベルマウス状の開口部の一部若しくはその延長部を形成する。
一方、溝状の凹部72は、右バンク1B側に設けられ、左バンク1Aの吸気管31,33のベルマウス状の開口部の一部若しくはその延長部を形成する。
The groove-
On the other hand, the groove-
このように、挿入管4の外壁に溝状の凹部71,72を設けることにより、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部近傍のスペースを拡張することができるので、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部での通気抵抗が軽減される。
Thus, by providing the groove-
次に、本実施形態における挿入管の溝状の凹部と、吸気管のベルマウス状の開口部との位置関係の具体例を、図7に基づいて説明する。
図7(a)及び図7(b)では、吸気管32,33のベルマウス状の開口部を、挿入管4の溝状の凹部71,72の上端と下端との間の中間位置に対応させて配置している。このため、吸気管32,33のベルマウス状の開口部に挿入管4の溝状の凹部71,72が隣接するため、吸気管32,33のベルマウス状の開口部近傍のスペースが拡張される。また、吸気管32,33のベルマウス状の開口部の壁面のうち、溝状の凹部71,72側の壁面を切り欠くことにより、容積室2内の吸入空気の一部が、挿入管4の溝状の凹部71,72を介して、スムーズに吸気管32,33のベルマウス状の開口部に向かうことが可能である。
Next, a specific example of the positional relationship between the groove-shaped recess of the insertion tube and the bell mouth-shaped opening of the intake tube according to this embodiment will be described with reference to FIG.
7A and 7B, the bell mouth opening of the
尚、図7(a)では、吸気管32,33のベルマウス状の開口部の壁面が挿入管4の溝状の凹部71,72に接するように配置しているが、図7(b)では、吸気管32,33のベルマウス状の開口部の壁面が挿入管4の溝状の凹部71,72に接しないように配置している。
In FIG. 7A, the wall surfaces of the bell mouth-like openings of the
図7(c)では、吸気管32,33のベルマウス状の開口部の壁面が挿入管4の溝状の凹部71,72の上端にて接するように配置している。これにより、挿入管4の溝状の凹部71,72が、吸気管32,33のベルマウス状の開口部の下方に位置するので、容積室2内の吸入空気の一部が、吸気管4の溝状の凹部71,72を介して、スムーズに吸気管32,33のベルマウス状の開口部に向かうことが可能である。
In FIG. 7C, the wall surfaces of the bell mouth-shaped openings of the
特に本実施形態によれば、挿入管4の外壁に、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部の一部若しくはその延長部を形成する溝状の凹部71,72を設けることにより、容積室2内の吸入空気の一部が挿入管4の外壁の溝状の凹部71,72を介してスムーズに吸気管31〜34のベルマウス状の開口部に向かうことができると共に、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部近傍のスペースを拡張することができる。このため、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部での通気抵抗が軽減されるので、特に気筒#1〜#4での充填効率が向上する。
In particular, according to the present embodiment, the outer wall of the
また本実施形態によれば、挿入管4の外壁に設けられた溝状の凹部71,72は、気筒列方向に延びていることにより、吸気マニホールド5の製造段階において、挿入管4を吸気マニホールド5の吸気入口部6側より挿入して設置する場合、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部と溝状の凹部71,72との干渉を防止することができるので、容易に挿入管4を設置することができる。
Further, according to the present embodiment, the groove-
また本実施形態によれば、挿入管4の外壁に溝状の凹部71,72を設けることにより、溝状の凹部71,72を設けない場合に比べて、挿入管4の強度(曲げ強度やねじり強度など)を高くすることができる。
Further, according to the present embodiment, by providing the groove-
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、上述した第2の実施形態と、挿入管4の構成が相違している。この相違点について、図8及び図9を用いて説明する。
Next, a third embodiment of the present invention will be described.
The third embodiment is different from the above-described second embodiment in the configuration of the
図8は、第3の実施形態における挿入管の斜視図であり、図9の(a)〜(c)は、挿入管の平面図・正面図・右側面図である。
第3の実施形態において、挿入管4は、その一端部(外径D1)が吸気入口部6に接続し、他端部(外径D2)が容積室2内の気筒列方向の中間部にて開口している。ここで、挿入管4の一端部の外径D1に比べて、挿入管4の他端部の外径D2は大きくなっている。すなわち、挿入管4は、その断面積が、容積室2内の気筒列方向中間部に向かうほど、大きくなっている。
FIG. 8 is a perspective view of the insertion tube in the third embodiment, and FIGS. 9A to 9C are a plan view, a front view, and a right side view of the insertion tube.
In the third embodiment, the
これに伴い、挿入管4の外壁に設けられ、気筒列方向(挿入管4の延在方向)に延びる一対の溝状の凹部71,72は、それらの一端部における鉛直方向の深さT1に比べて、他端部における鉛直方向の深さT2が大きくなっている。このように溝状の凹部71,72を形成することにより、吸気マニホールド5の製造段階において、挿入管4を吸気マニホールド5の吸気入口部6側より挿入して設置する場合、吸気管31〜34と溝状の凹部71,72との干渉を防止することが可能であるので、容易に挿入管4を設置することができる。
Accordingly, the pair of groove-
特に本実施形態によれば、挿入管4は、その断面積が、容積室2内の気筒列方向中間部に向かうほど、大きくなるので、挿入管4の開口部(他端部)における吸入空気の流速変化及び通気抵抗を軽減することが可能であるため、各気筒での充填効率を向上させることができる。
In particular, according to the present embodiment, the
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態は、上述した第3の実施形態と、挿入管4の構成が相違している。この相違点について、図10及び図11を用いて説明する。
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described.
The fourth embodiment is different from the above-described third embodiment in the configuration of the
図10は、第4の実施形態における挿入管の斜視図であり、図11の(a)〜(c)は、挿入管の平面図・正面図・右側面図である。
第4の実施形態において、挿入管4の上側の壁面は、気筒列方向に容積室2の上壁と平行に延びている。また挿入管4は、その一端部(外径D1)が吸気入口部6に接続し、他端部(外径D3)が容積室2内の気筒列方向の中間部にて開口している。ここで、挿入管4の一端部の外径D1に比べて、挿入管4の他端部の外径D3は大きくなっている。すなわち、挿入管4は、その上側の壁面が気筒列方向に容積室2の上壁と平行に延び、下側の壁面が容積室2の気筒列方向中間部に向かうほど容積室2の底壁側に傾斜している。
FIG. 10 is a perspective view of the insertion tube in the fourth embodiment, and FIGS. 11A to 11C are a plan view, a front view, and a right side view of the insertion tube.
In the fourth embodiment, the upper wall surface of the
また、本実施形態において、挿入管4の外壁に設けられ、気筒列方向(挿入管4の延在方向)に延びる一対の溝状の凹部71,72は、各々の一端部から他端部まで、鉛直方向の深さT1が一定になっている。これは、各バンクの吸気管のベルマウス状開口部列と、吸気管4の上側の壁面とが、それぞれ気筒列方向に容積室2の上壁と平行に配置されているからである。
In the present embodiment, the pair of groove-
特に本実施形態によれば、挿入管4は、その上側の壁面が気筒列方向に容積室2の上壁と平行に延び、下側の壁面が容積室2の気筒列方向中間部に向かうほど容積室2の底壁側に傾斜することにより、溝状の凹部71,72の鉛直方向の深さT1を一定にすることができるので、第3の実施形態に比べて、製造時に溝状の凹部71,72を容易に形成することができる。
In particular, according to the present embodiment, the
尚、第3の実施形態に記載の断面積を有する挿入管4が、その中心線を、容積室2の気筒列方向中心部に向かうほど容積室2の底壁側に傾斜させることによっても、溝状の凹部71,72の鉛直方向の深さT1を一定にすることができるので、第3の実施形態に比べて、製造時に溝状の凹部71,72を容易に形成することができる。
In addition, the
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態は、図1〜3にて示した第1の実施形態のうち、挿入管4の構成が相違している。この相違点について、図12〜14を用いて説明する。
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described.
5th Embodiment differs in the structure of the
図12は、第5の実施形態における挿入管の斜視図、図13の(a)〜(c)は、挿入管の平面図・正面図・右側面図、図14は、第5の実施形態における挿入管を図1に適用した場合の、図1のZ−Z断面における吸気マニホールドの詳細を示す図である。
である。
FIG. 12 is a perspective view of an insertion tube in the fifth embodiment, FIGS. 13A to 13C are a plan view, a front view, and a right side view of the insertion tube, and FIG. 14 is a fifth embodiment. FIG. 2 is a diagram showing details of an intake manifold in the ZZ cross section of FIG. 1 when the insertion pipe in FIG.
It is.
第5の実施形態において、中空円筒状(外径D1)の挿入管4は、その外壁に、各吸気管毎に対応して各別に凹部81〜84(鉛直方向の深さT4)を設けている点が、第1の実施形態と相違している。ここで、凹部81〜84は、吸気管31〜34に対応している。
In the fifth embodiment, the hollow cylindrical (outer diameter D1)
凹部81,83は、右バンク1B側に設けられ、左バンク1Aに対応した吸気管31,33のベルマウス状の開口部の一部若しくはその延長部を形成する。
一方、凹部82,84は、左バンク1A側に設けられ、右バンク1Bに対応した吸気管32,34のベルマウス状の開口部の一部若しくはその延長部を形成する。
The
On the other hand, the
このように、挿入管4の外壁に凹部81〜84を設けることにより、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部近傍のスペースを拡張することができるので、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部での通気抵抗が軽減される。
In this manner, by providing the
次に、本実施形態における挿入管の凹部と、吸気管のベルマウス状の開口部との位置関係の具体例を、図14に基づいて説明する。
図14(a)では、吸気管32,33のベルマウス状の開口部を、挿入管4の凹部82,83の上端と下端との間の中間位置に対応させて配置している。このため、吸気管32,33のベルマウス状の開口部に挿入管4の凹部82,83が隣接するため、吸気管32,33のベルマウス状の開口部近傍のスペースが拡張される。また、吸気管32,33のベルマウス状の開口部の壁面のうち、凹部82,83側の壁面を切り欠くことにより、容積室2内の吸入空気の一部が、挿入管4の凹部82,83を介して、スムーズに吸気管32,33のベルマウス状の開口部に向かうことが可能である。
Next, a specific example of the positional relationship between the recessed portion of the insertion tube and the bell mouth-shaped opening of the intake tube in the present embodiment will be described with reference to FIG.
In FIG. 14A, the bell mouth-shaped openings of the
尚、図14(a)では、吸気管32,33のベルマウス状の開口部の壁面が挿入管4の凹部82,83に接しないように配置している。これは、吸気マニホールド5の製造段階において、挿入管4を吸気マニホールド5の吸気入口部6側より挿入して設置する場合、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部と、挿入管4の外壁との干渉を防止するためである。
In FIG. 14A, the wall surfaces of the bell mouth-shaped openings of the
図14(b)では、吸気管32,33のベルマウス状の開口部の壁面が、挿入管4の凹部82,83の上端にて接するように配置している。これにより、挿入管4の凹部82,83が、吸気管32,33のベルマウス状の開口部の下方に位置するので、容積室2内の吸入空気の一部が、吸気管4の凹部82,83を介して、スムーズに吸気管32,33のベルマウス状の開口部に向かうことが可能である。
In FIG. 14B, the wall surfaces of the bell mouth-like openings of the
特に本実施形態によれば、挿入管4の外壁に、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部の一部若しくはその延長部を形成する凹部81〜84を、各気筒毎にそれぞれ独立させて設けることにより、容積室2内の吸入空気の一部が、挿入管4の外壁の凹部81〜84を介して、スムーズに吸気管31〜34のベルマウス状の開口部に向かうことができると共に、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部近傍のスペースを拡張することができる。このため、吸気管31〜34のベルマウス状の開口部で通気抵抗が軽減されるので、特に気筒#1〜#4での充填効率が向上する。
In particular, according to the present embodiment, the
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
第6の実施形態は、上述した第5の実施形態と、挿入管4の構成が相違している。この相違点について、図15を用いて説明する。
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described.
The sixth embodiment is different from the fifth embodiment described above in the configuration of the
図15の(a)〜(c)は、第6の実施形態における挿入管の平面図・正面図・右側面図である。
第6の実施形態において、挿入管4は、その一端部(外径D1)が吸気入口部6に接続し、他端部(外径D2)が容積室2内の気筒列方向の中間部にて開口している。ここで、挿入管4の一端部の外径D1に比べて、挿入管4の他端部の外径D2は大きくなっている。すなわち、挿入管4は、その断面積が、容積室2内の気筒列方向中間部に向かうほど、大きくなっている。
(A)-(c) of Drawing 15 is a top view, a front view, and a right side view of an insertion tube in a 6th embodiment.
In the sixth embodiment, the
これに伴い、挿入管4の外壁に、各気筒毎に各別に設けられた凹部81〜84は、挿入管4の他端部側(容積室2内の気筒列方向中間部側)に向かうほど、それらの鉛直方向の深さが大きくなっていく(例えば、図に示すように、凹部82の鉛直方向の深さT4に比べ、凹部84の鉛直方向の深さT5は大きくなっている)。
Accordingly, the
特に本実施形態によれば、挿入管4は、その断面積が、容積室2内の気筒列方向中間部に向かうほど、大きくなるので、挿入管4の開口部(他端部)における吸入空気の流速変化及び通気抵抗を軽減することができるため、各気筒での充填効率を向上させることができる。
In particular, according to the present embodiment, the
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。
第7の実施形態は、上述した第6の実施形態と、挿入管4の構成が相違している。この相違点について、図16を用いて説明する。
Next, a seventh embodiment of the present invention will be described.
The seventh embodiment differs from the sixth embodiment described above in the configuration of the
図16の(a)〜(c)は、第7の実施形態における挿入管の平面図・正面図・右側面図である。
第7の実施形態において、挿入管4の上側の壁面は、気筒列方向に容積室2の上壁と平行に延びている。また挿入管4は、その一端部(外径D1)が吸気入口部6に接続し、他端部(外径D3)が容積室2内の気筒列方向の中間部にて開口している。ここで、挿入管4の一端部の外径D1に比べて、挿入管4の他端部の外径D3は大きくなっている。すなわち、挿入管4は、その上側の壁面は、気筒列方向に容積室2の上壁と平行に延び、下側の壁面が容積室2の気筒列方向中間部に向かうほど容積室2の底壁側に傾斜している。
(A)-(c) of Drawing 16 is a top view, a front view, and a right side view of an insertion tube in a 7th embodiment.
In the seventh embodiment, the upper wall surface of the
また、本実施形態において、挿入管4の外壁に、各気筒毎に各別に設けられた凹部81〜84は、各々の鉛直方向の深さT4が一定になっている。これは、各バンクの吸気管のベルマウス状開口部列と、吸気管4の上側の壁面とが、それぞれ気筒列方向に容積室2の上壁と平行に配置されているからである。
Moreover, in this embodiment, the recessed part 81-84 provided in the outer wall of the
特に本実施形態によれば、挿入管4は、その上側の壁面が気筒列方向に容積室2の上壁と平行に延び、下側の壁面が容積室2の気筒列方向中間部に向かうほど容積室2の底壁側に傾斜することにより、凹部81〜84の鉛直方向の深さT4を一定にすることができるので、第6の実施形態と比べて、製造時に凹部81〜84を容易に形成することができる。
In particular, according to the present embodiment, the
尚、第6の実施形態に記載の断面積を有する挿入管4が、その中心線を、容積室2の気筒列方向中心部に向かうほど容積室2の底壁側に傾斜させることによっても、凹部81〜84の鉛直方向の深さT4を一定にすることができるので、第6の実施形態と比べて、製造時に凹部81〜84を容易に形成することができる。
In addition, the
尚、本発明の実施形態では、V型8気筒の内燃機関を用いて説明したが、気筒数はこれに限るものではなく、V型6気筒をはじめとするV型多気筒の内燃機関にも本発明を適用することが可能である。 In the embodiment of the present invention, the V-type 8-cylinder internal combustion engine has been described. However, the number of cylinders is not limited to this, and the V-type multi-cylinder internal combustion engine including the V-type 6-cylinder is also applicable. The present invention can be applied.
また本発明の実施形態では、V型の内燃機関を用いて説明したが、この他、2つの気筒グループ毎にバンクを有する水平対向型の内燃機関にも本発明を適用することが可能である。 In the embodiment of the present invention, the V-type internal combustion engine has been described. However, the present invention can also be applied to a horizontally opposed internal combustion engine having a bank for each of two cylinder groups. .
1 内燃機関(V型8気筒)
1A 左バンク
1B 右バンク
2 容積室
31〜38 吸気管
4 挿入管
5 吸気マニホールド
6 吸気入口部
71,72 溝状の凹部
81〜84 凹部
1 Internal combustion engine (
DESCRIPTION OF
Claims (7)
バンク間に配置されて、気筒列方向の端部に吸気入口部を有する容積室と、
気筒グループ毎に一端部が前記容積室内の両側部にてベルマウス状に開口し、他端部が容積室外にて開口する、気筒グループ毎に延在方向を異ならせた気筒数分の吸気管と、
前記容積室内に配置されて、一端部が前記吸気入口部に接続され、他端部が前記容積室内の気筒列方向中間部に開口する挿入管と、を備えることを特徴とする吸気マニホールド。 An internal combustion engine intake manifold having a bank for each of two cylinder groups,
A volume chamber disposed between the banks and having an intake inlet at an end in the cylinder row direction;
Intake pipes corresponding to the number of cylinders having different extending directions for each cylinder group, each cylinder group having one end opened in a bell mouth shape on both sides in the volume chamber and the other end opened outside the volume chamber When,
An intake manifold, comprising: an insertion pipe disposed in the volume chamber, having one end connected to the intake inlet, and the other end opened to an intermediate portion in the cylinder row direction in the volume chamber.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007334963A JP2009156149A (en) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | Intake manifold |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=40960425
Family Applications (1)
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009156149A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10364777B2 (en) * | 2016-05-09 | 2019-07-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Intake apparatus of V-type internal combustion engine |
-
2007
- 2007-12-26 JP JP2007334963A patent/JP2009156149A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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