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JP2009039307A - カテーテル固定具及びこれを用いた陰圧閉鎖療法用具又は排液管理用具 - Google Patents

カテーテル固定具及びこれを用いた陰圧閉鎖療法用具又は排液管理用具 Download PDF

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JP2009039307A JP2007207334A JP2007207334A JP2009039307A JP 2009039307 A JP2009039307 A JP 2009039307A JP 2007207334 A JP2007207334 A JP 2007207334A JP 2007207334 A JP2007207334 A JP 2007207334A JP 2009039307 A JP2009039307 A JP 2009039307A
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亘 奥山
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Alcare Co Ltd
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Abstract

【課題】構造が簡単で、かつ、隙間を設けることなくカテーテルを気密に固定し、患部を汚染から防止することのできるカテーテル固定具を提供する。
【解決手段】第1領域、第2領域および第3領域に分けられた基材であって、第1領域は基材中央部に設けられ、第1領域の右側および左側に第2領域および第3領域が設けられ、基材は表裏面を備え、第1領域は、基材の裏面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられると共に中央に穴が設けられ、第2及び第3領域は、基材の表面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられ、第1領域は皮膚に貼付され、第1領域と第2領域とを貼り合わせ、かつ、第2領域と第3領域とを貼り合わせることによってカテーテルの穿刺部を気密に保持する構成を備えたことを特徴とするカテーテル固定具。
【選択図】図1

Description

本発明は、体内に挿入もしくは体表面に設置されるチューブ、カニューレ、ドレーン等のカテーテル(以下、単に「カテーテル」という。)を皮膚に固定するためのカテーテル固定具に関する。
詳しくは、カテーテルの穿刺部を気密に固定するためのカテーテル固定具に関する。
また、本発明のカテーテル固定具は、創傷、火傷、褥瘡、潰瘍等における陰圧閉鎖療法用具又は排液管理用具としても好適に用いることができる。
なお、以下において、カテーテルの穿刺部、創傷、火傷、褥瘡、潰瘍等を「患部」という場合がある。また、カテーテルの穿刺部とは、カテーテルが体表面に刺さっている場合には刺入部をいい、体表面に載置されている場合にはカテーテルの先端部をいう。
医療分野において、薬剤投与、栄養管理、体液の排出、モニタリング等を目的として、カテーテルを体内に留置することが行われている。この種のカテーテルは、その目的とする処置のため、数時間ないし数日間留置されることがあるが、その期間は患者からカテーテルが脱落したり、逆に内部へ過度に挿入されたりしないように、カテーテルを皮膚の特定の位置に確実に固定、保持しなければならない。
カテーテルの固定、特に穿刺部においては、周囲の汚染などにより感染源となり易いため、細菌や液体の侵入が防止でき、穿刺部の定期的な観察が容易な、カテーテルに順応する薄いプラスチックフィルムと粘着剤からなる、いわゆるフィルムドレッシング等の貼付材(以下、単に「貼付材」という場合がある)が広く使用されている。
しかしながら、皮膚にカテーテルを載置し、その上から貼付材を貼り付けた場合、皮膚とカテーテルの間に隙間ができてしまい、そこから細菌や水などが侵入し、患部を汚染してしまうといった問題があった。
これに対して、特許文献1では、円形にした銀塩のフィルムを、順応性を有する基層に蒸着させた創傷用包帯が開示されている。
この創傷用包帯は、銀塩フィルムの中心を皮膚の経皮穿刺部に合わせてあてがって、患部を殺菌、保護することができる。
また、特許文献2においては、接着剤層を有するフィルムに吸液性パッド材を接着させたカテーテル固定用ドレッシングが開示されている。
この固定用ドレッシングの吸液性パッドは、貫通開口を有しており、カテーテルの穿刺部の観察が可能で、穿刺部からの血液や滲出液を処理することができる。
さらに、特許文献3では、カテーテルの皮膚から突出した部分を所定長さに亘って所定幅の2枚の固定片の挟着片で密着固定し、固定片の挟着片の下部に連設された皮膚固着片によって皮膚に密着固定するカテーテル固定装置が開示されている。
このカテーテル固定装置は、皮膚と貼付材の間に隙間ができないため、細菌や水などの侵入による患部の汚染を防止することができる。
特公平8-24709号公報 特開平5−285224号公報 特開平09−70439号公報
しかしながら、特許文献1に記載の創傷用包帯は、銀塩フィルムの届かない皮膚と貼付材の間にできた隙間から細菌や水などが侵入してしまい、患部の汚染を効率よく防ぐことができないといった問題がある。
また、特許文献2に記載のカテーテル固定用ドレッシングにおいては、パッドの硬さや弾性により阻害され、フィルムとカテーテルとの密着性が低下したり、カテーテルとパッドとの間に隙間が生じたりする問題がある。このような密着性の低下や、隙間の発生は、滲出液等がパッドから漏れたり、カテーテルの固定位置がずれたりする恐れがある。
また、本ドレッシングを長期間貼付した場合等には、吸液性パッド材自体が感染源となる恐れがある。
さらに、特許文献3に記載のカテーテル固定装置は、カテーテルを2枚の固定片の挟着片で密着固定するため、カテーテルの挟着部分との間に隙間はできないものの、2枚の固定片と皮膚との間に隙間ができるため、細菌や水などが侵入してしまい、患部の汚染を効率よく防ぐことができないといった問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、構造が簡単で、かつ、隙間を設けることなくカテーテルを気密に固定し、患部を汚染から防止することのできるカテーテル固定具を提供することにある。
また、本発明は、前記カテーテル固定具を用いた排液管理用具を提供することにある。
さらに、本発明は、前記カテーテル固定具を用いた陰圧閉鎖療法用具を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明は、第1領域、第2領域および第3領域に分けられた基材であって、前記第1領域は基材中央部に設けられ、前記第1領域の右側および左側に前記第2領域および第3領域が設けられ、前記基材は表裏面を備え、前記第1領域は、前記基材の裏面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられると共に中央に穴が設けられ、前記第2及び第3領域は、前記基材の表面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられ、前記第1領域は皮膚に貼付され、前記第1領域と第2領域とを貼り合わせ、かつ、前記第2領域と第3領域とを貼り合わせることによってカテーテルの穿刺部を気密に保持する構成を備えたことを特徴とする。
また、本発明のカテーテル固定具は、第1〜第3の領域からなる基材を、少なくとも2枚の基材を組み合わせることによって形成した構造とすることもできる。
また、本発明のカテーテル固定具は、第1〜第3の領域からなる基材を、3枚の基材を組み合わせることによって形成した構造とすることもできる。
また、本発明のカテーテル固定具は、第2領域の粘着剤層上であって、前記第1領域と第2領域とを張り合わせた際に前記第1領域の穴と対応する位置に、多孔性パッドを設けた構造とすることもできる。
また、本発明のカテーテル固定具は、第2領域を、再貼付・再剥離可能とした構造とすることもできる。
また、本発明のカテーテル固定具は、第2領域と第3領域とを張り合わせた際に、カテーテルと基材との隙間をより気密にするための補助シールを備えた構造とすることもできる。
また、本発明のカテーテル固定具は、縦方向と横方向とを有すると共に表裏面を備えた基材であって、前記基材は第1領域、第2領域および第3領域に分けられ、前記第1領域は基材中央部に設けられ、前記第1領域の右側および左側に前記第2領域および第3領域が設けられ、前記第1領域は、基材の裏面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられ、前記第2及び第3領域は、基材の表面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられ、前記第1領域は皮膚に貼付され、前記第1領域と第2領域とを貼り合わせ、かつ、前記第2領域と第3領域とを貼り合わせることによってカテーテルの穿刺部を気密に保持する構成を備えるとともに、前記第1〜第3の領域からなる基材は、前記縦方向に連続して形成された構造とすることもできる。
本発明のカテーテル固定具は、陰圧閉鎖療法用具としても使用することができる
本発明のカテーテル固定具は、排液管理用具としても使用することができる。
本発明によれば、カテーテルを貼付材によって被覆・挟着し、かつ、カテーテルと患部周辺の皮膚患部とをそれぞれ別々に貼付材で被覆するため、カテーテルと皮膚との間に隙間が発生しない。したがって、細菌や水などの侵入を防止することができるので、患部の汚染を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態に係るカテーテル固定具について、図面を適宜参照して詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
(第1実施形態について)
図1は、本発明のカテーテル固定具を示す分解斜視図である。
なお、第1実施形態では、図1の状態を基準に上下左右の方向を定めて説明するものとする。
≪カテーテル固定具1について≫
まず、本発明のカテーテル固定具の構成について説明する。
図1に示すように、カテーテル固定具1は、矩形状であり、後述する三つの貼付材10を組み合わせることにより構成されている。より詳しくは、カテーテル固定具1は、第1貼付材10Aの左右の周縁部を共有して、それぞれ第2貼付材10B及び第3貼付材10Cが重なり合うように貼り付けられて構成されている。
本発明における貼付材10としては、図1に示すように、基材11と、基材11の一面に形成された粘着剤層12と、粘着剤層12の表面に設けられた剥離シート13と、基材11の他面に仮着され、基材11よりも剛性の高い支持体14と、から構成されている。
[基材11]
本発明における基材11の形態としては、プラスチックフィルム、不織布、編布、織布等の繊維シート、フォームシート、紙等が挙げられ、これらの基材を単独で使用してもよいし、同一又は異なる種類の形態の基材をラミネートした積層構造の基材を使用してもよい。
プラスチックフィルムの材料としては、例えば、ポリウレタン;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル;ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド;ポリエチレン、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン・エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン・メチルアクリレート共重合体(EMA)、エチレン・メチルメタクリレート共重合体(EMMA)、エチレン・メタクリル酸重合体(EMAA)、エチレン・アクリル酸共重合体(EAA)等のオレフィン系共重合体;ポリビニルアルコール;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン;シリコーン;等をあげることができる。
より好ましくは、水蒸気透過性が良好で、不感蒸散等を妨げることが少ないポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド等が好ましい。
なお、これらの材料は、単一で使用してもよく、二種類以上を混合して使用してもよい。
繊維シートの材料としては、例えば、綿、ビスコースレーヨン、ポリノジック、銅アンモニアレーヨン、リヨセル等のセルロース系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリウレタン系繊維、ビニロン繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリ塩化ビニリデン系繊維等を利用できる。
これらの材料は、単一で使用してもよく、二種類以上を混紡して使用してもよい。
フォームシートの材料としては、ポリオレフィン、ポリウレタン、アクリル、クロロプレンゴム、シリコーン等をあげることができる。
紙としては、従来から知られている上質紙、クラフト紙、グラシン紙、コート紙等が使用できる。
基材11の厚さとしては、10〜150μmの範囲が好ましく、特に15〜75μmの範囲がより好ましい。厚さが10μmより薄いと、基材11の強度が十分でなく、使用時に繰り返し摩擦によって破れる可能性がある。また、厚さが150μmより厚いと、嵩高になり身体に貼付したときに違和感が生じ、特に曲面部位への追従性が悪くなる恐れがある。
本発明において用いる基材11の形態としては、身体に追従し得る柔軟性、伸縮性を有し、貼付部の観察が容易な透明又は半透明のプラスチックフィルムが好ましい。
また、これに限られるものではなく、一部又はすべてが不透明となっていても良い。
[粘着剤層12]
本発明における粘着剤層12としては、種々の感圧性粘着剤が使用でき、例えばアクリル系、シリコーン系、ウレタン系、ビニルエーテル系、天然ゴム系、合成ゴム系等の感圧性粘着剤が挙げられる。なかでも、アクリル系、シリコーン系が好ましい。
また、これらの感圧性粘着剤に、カルボキシメチルセルロース、カラヤガム、ペクチン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム等の親水性高分子化合物を加えた、いわゆるハイドロコロイド粘着剤を使用することがより好ましい。
ハイドロコロイド粘着剤を使用することにより、汗や創傷からの滲出液等を吸収することができ、蒸れによる気触れや掻痒感を軽減することができる。
粘着剤層12は、その厚さが5〜500μmであることが好ましく、5〜200μmであることがより好ましい。また、粘着剤層12の塗工重量は、10〜500g/m2の範囲が好ましく、20〜150g/m2の範囲がより好ましい。
粘着剤層12の厚さ、塗工重量がこの範囲内にあることにより、貼付時に適度な粘着力を示し、皮膚に対する密着性及び追従性にも優れ、良好な透湿度を得ることができる。
[剥離シート13]
本発明に用いられる剥離シート13としては、公知の剥離紙、剥離フィルムが利用でき、紙やフィルムの表面にシリコーン樹脂処理やフッソ樹脂処理等を施したものを利用できる。
[支持体14]
第1実施形態にかかる支持体14としては、基材11を貼付するときに基材11のしわ発生を防止する程度の硬さを有するものであればよく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエステル等のプラスチック材料、紙、不織布等が利用できる。
この支持体14は、基材11の貼付時に基材11を定型状態に維持できれば必ずしも基材11の上面の全面を覆う必要はなく、例えば、基材11の周縁部だけを窓枠状に被覆し、基材11の中央部は被覆しない形態にすることもできる。
また、基材11の外側に突出する部分を支持体14に設けても良い。このとき、突出した部分の形状が多角形、曲線又はこれらの組み合わせであることが好ましい。
さらに、多角形、曲線又はこれらの組み合わせからなる部分を支持体14に設け、当該部分が基材11の中央で重畳されるように配置することによって、基材11の中央から支持体14が剥がせるようにしてもよい。
なお、支持体14を基材11に仮着する方法としては、接着、熱圧着、共押し出しによる仮着等、公知の方法を使用することができる。
<第1貼付材10A>
第1貼付材10Aは、患部を含む周囲の皮膚に貼り付けられるためのものであって、例えば、縦10cm×横9cmの平面視矩形状に形成されている。また、第1貼付材10Aの中央には直径1.5cmの穴Wが設けられている。
ここで、図1の上下方向、左右方向は、特許請求の範囲に記載の「縦方向」、「横方向」にそれぞれ相当する。また、第1貼付材10Aは、特許請求の範囲に記載の「第1領域」に相当する。
図1に示すように、第1実施形態における第1貼付材10Aの向かい合う一対の左右周縁部の剥離シートは、上下方向に亘って一定の範囲で剥がされ、粘着剤層12が露出した状態となっている。
なお、第1貼付材10Aは、剥離シート13が裏側(皮膚側)に配置されている。
ここで、特許請求の範囲に記載の「基材の裏面」とは皮膚に接着剤層12を介して接する側の基材11の面を意味し、「基材の表面」とは皮膚に接しない側の基材11の面を意味する。
<第2貼付材10B>
第2貼付材10Bは、目的のカテーテルの穿刺部を、第1貼付材10Aの基材11とで挟み込むためのものであって、例えば、縦10cm×横10cmの平面視矩形状に形成されている。また、第2貼付材10Bは、後述する第3貼付部材10Cと貼り合わされることによって、目的のカテーテルを気密に固定するためのものである。
ここで、第2貼付材10Bは、特許請求の範囲に記載の「第2領域」に相当する。
図1に示すように、第2貼付材10Bの左周縁部は、剥離シート13が上下方向に亘って一定の幅で剥がされ、粘着剤層12が露出した状態となっている。また、第2貼付材10Bは、剥離シート13が表側(皮膚とは反対側)に配置されている。
<第3貼付材10C>。
第3貼付材10Cは、第2貼付材10Bと貼り合わされることで、カテーテルを被覆するためのものであって、例えば、縦10cm×横2cmの平面視矩形状に形成されている。
ここで、第3貼付材10Cは、特許請求の範囲に記載の「第3領域」に相当する。
図1に示すように、第3貼付材10Cの右周縁部は、剥離シート13が上下方向に亘って一定の幅で剥がされ、粘着剤層12が露出した状態となっている。また、第3貼付材10Cは、剥離シート13が表側(皮膚とは反対側)に配置されている。
第1実施形態におけるカテーテル固定具1において、第1貼付材10A、第2貼付材10B及び第3貼付材10Cに設けられた露出した粘着剤層12の左右幅は、全て同じに設けられている。したがって、第1貼付材10Aの左周縁部には第3貼付材10Cが、右周縁部には第2貼付材10Bが、それぞれ粘着剤層12同士が一致するように貼り合わされている。
なお、貼付材10としては、身体への追従性、透湿性、気密性、粘着剤の皮膚に対する安全性を備えたものであれば特に限定されるものではない。
ここで、「気密」とは、貼付材10を貼り合わせた際に、カテーテルと貼付材10との間から液漏れや外気の流出入がない程度に密着していることを意味し、完全に密閉できなくても良い。
また、本発明にかかる貼付材10は、第1実施形態に示した構成に限られるものではなく、基材11と、基材11の一面に形成された粘着剤層12と、粘着剤層12の表面に設けられた剥離シート13と、を少なくとも備えるものであれば特に限定されるものではない。
≪カテーテル固定具1の使用方法≫
次に、カテーテル固定具1の使用方法について図2及び図3を参照しながら説明する。図2及び図3は、カテーテル固定具1の使用方法を段階的に示した図である。
まず、第1貼付材10Aの剥離シート13を剥がし、第1貼付材10Aに設けた穴Wが、患部の大きさに合うように患部周囲に貼り付ける(図2A参照)。
このとき、穴Wの大きさは、患部の大きさに合わせて、鋏で切るなどして適宜変更しても良い。また、第1貼付材10Aに、口径の目印を設けておいても良い。
第1貼付材10Aを患部周囲に貼り付けたあと、第1貼付材10Aの支持体14及び第3貼付材10Cの剥離シート13を剥がす。
第1貼付材10Aの支持体14を剥がした後、カテーテルCを患部に配置する(図2B参照)。このとき、カテーテルCは第3貼付材10Cの粘着剤層12によって固定されるため、位置ずれを防止することができる。
なお、使用するカテーテルCの側面に複数の穴を設けても良い。
次に、第2貼付材10Bの剥離シート13を剥がし、第1貼付材10Aと第2貼付材10Bの貼り合わせた部分を基準に折り曲げる(図2C参照)。
第2貼付材10Bを折り曲げて、第2貼付材10Bの粘着剤層12を第1貼付材10A及び第3貼付材10Cに貼り付けるときには、カテーテルCの周りに隙間ができないように密着させて貼り付ける(図3D参照)。
このとき、第2貼付材10Bを扱くように貼り付けていくと効果的である。
第2貼付材10Bを折り曲げて第1貼付材10A及び第3貼付材10Cに張り合わせたのち、第2貼付材10B及び第3貼付材10Cの支持体14を剥がす(図3E参照)。
カテーテルCは、第1貼付材10Aと第2貼付材10Bとによって、気密に狭着される。また、第1貼付材10Aの穴W以外の部分が、患部周囲の皮膚に密着するため、皮膚と第1貼付材10Aとの間には隙間ができにくい。これによって、皮膚とカテーテルCの間の隙間といった問題が発生せず、より気密に固定することができる。
ここで、第1貼付材10Aと第2貼付材10Bは十分な面積があるため、第1貼付材10Aと第2貼付材10Bを張り合わせた際に多少皺が発生しても、カテーテルCを十分気密に保持することができる。
また、第1実施形態においては、第1貼付材10Aの支持体14を剥がすことで、基材11の柔らかさと薄さにより、皮膚への追従性が向上する。
なお、本発明において、折り曲げた第2貼付材10Bの大きさは、第1貼付材10Aと第3貼付材10Cを合わせた大きさと、大体同じかそれ以上であっても良い。
例えば、第2貼付材10Bの左右の長さが、第1貼付材10Aと第3貼付材10Cを合わせた左右の長さよりも長くても良いし、短くても良い。このとき、第2貼付材10Bの左右の長さとしては、穴Wの口径の周囲から10mm以上の範囲を被覆できる長さであれば、特に限定されるものではない。
また、第2貼付材10Bを折り曲げた際、第1貼付材10Aと第3貼付材10Cの大きさが一致する必要はなく、第2貼付材10Bが例えば円形状などであってもよいし、第1貼付材10Aに対して斜めに貼り付けられていてもよい。ただし、第2貼付材10Bは、少なくとも穴Wの口径の周囲から10mm以上の範囲を被覆できることが条件である。
かかる範囲を被覆できなければ、気密性を担保できない虞があるからである。なお、第2貼付材10Bを折り曲げた際、第2貼付材10Bと第3貼付材10Cとによって、カテーテルCの長手方向に沿って5mm以上の範囲を被覆することがより好ましい。これによって、より気密性を担保できる。
なお、本発明においては、第2貼付材10Bと第3貼付材10Cの接着を貼り合わせた部分であって、カテーテルCが出ている部分に、さらに気密性を高めるための補助シール(図示せず)を設けても良い。これにより、カテーテルCと貼付材10の隙間をより減らすことができる。
(第2実施形態について)
上記第1実施形態では、貼付材10を3枚組み合わせたカテーテル固定具1(図1参照)について説明したが、図4に示す第2実施形態にかかるカテーテル固定具1aは、1枚の基材11に粘着剤層12、剥離シート13、支持体14をパターン塗工することによって作製することができる。これにより、貼付材10を複数枚組み合わせる必要がないため、手間を省くことができる。
以下、1枚の基材11によって形成したカテーテル固定具1aについて、図4を参照して説明する。
第2実施形態は、例えば、基材11の両面に、それぞれ粘着剤層12、剥離シート13、支持体14をパターン塗工し、一枚の基材11で、実質的に第1実施形態を再現している。
これにより、複数枚の貼付材10を張り合わせなくても、第1実施形態における第1貼付材10Aから第3貼付材10C(図1参照)に相当する第1領域10ARから第3領域10CRが作製できるので、手間を省くことができる。
ここで、第2実施形態においては、基材11に折り曲げ線を設けておくと、使用時に折り畳みやすくすることができる。
なお、使用方法については、第1実施形態と変わらないため、説明は省略する。
(第3実施形態)
また、本発明においては、図1に示す第1貼付材10Aと第2貼付材10B若しくは第1貼付材10Aと第3貼付材10Cを1枚の基材11で形成し、第3貼付材10C若しくは第2貼付材10Bを別に形成し、あとから組み合わせても良い。
例えば、第1貼付材10Aと第3貼付材10Cを一つの基材11で形成し、第2貼付材10Bをシリコーン粘着材で作製してもよい。
シリコーン粘着材を用いた場合、シリコーン基材の柔軟性によって、カテーテルに追従して密着し、固定できる。これにより、粘着力を弱めることができるので、第2貼付材10Bを剥離・貼付自在とすることができる。したがって、医療従事者が適宜シリコーン粘着材を剥離・貼付することで患部の状態を観察できる。また、吸収パッドなどを用いた場合には、適宜交換することができるため、吸収パッドが感染源となる虞を防止することができる。
また、シリコーン粘着材を剥離・貼付することができるため、カテーテル固定具を繰り返し使用でき、患者の負担するコストを削減することができる。さらに、張り直しに伴う皮膚への刺激を緩和できる。
なお、剥離・貼付できるものであればシリコーン粘着材に限られるものではなく、例えば、第2貼付材10Bを濡れ性の高い弱粘着材で作製してもよい。この粘着材を用いた場合、高い濡れ性によってカテーテルCおよび第1貼付材10Aに追従して密着し、固定できる。
ここで、シリコーン粘着材の粘着力としては、0.5〜20N/25mmの範囲が好ましく、1〜10N/25mmの範囲がより好ましい。これにより、再粘着、再剥離可能とすることができる。
なお、粘着力は、JIS Z 0237の「背面に対する180度ひきはがし粘着力」に準じ、温度25℃において、第1貼付材10Aの基材11上に第2貼付材10Bの粘着層12を貼り合わせ、この第2貼付材10Bを第1貼付材10Aから300mm/minの速さで連続して引き剥がしたときの180度引き剥がし粘着力をいう。かかる値が0.5N/25mmより小さいと粘着力が弱過ぎてしまい、カテーテルCを気密に固定できない。また、20N/25mmより大きいと、再剥離が困難になり、位置調節、再固定の操作が行い難くい。
第2貼付材10Bの粘着剤層12の粘着力を上記の値範囲にするには、次のような方法がある。
第1は粘着剤の配合を変える方法で、粘着調整成分を適量粘着剤に混合するものである。
この粘着調整成分としては、レシチン、ナフタリン酸亜鉛、ナフタリン酸カルシウム、オレイン酸銅、オレイン酸等の界面活性剤、ジカルボン酸、リン酸のエステル等の可塑剤、シリコーン系、長鎖アルキル系等の剥離剤、シリカ、アルミナ、二酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク等の充填剤、ポリイソシアネート化合物、有機過酸化物、有機金属塩、金属アルコラート、金属キレート化合物、多官能性化合物など架橋剤がある。
第2は粘着剤層の塗工による方法である。
塗工方法としては、パターン塗工、スプレー塗工等により接着面積を減らす方法、塗工の厚みを薄くする方法、粘着面に非接着性の繊維・編物を配置する方法がある。
第3に粘着剤層中に非接着性の繊維織物・編物、ネット状シートを配置する方法がある。なお、この方法はカテーテルCの表面を低接着性にする方法と併合して使用してもよい。
このように、第2貼付材10Bの粘着剤層12の粘着力を上記の値範囲にすることによって、固定操作持の労力が軽減される。
なお、使用方法については、第1実施形態と変わらないため、説明は省略する。
(第4実施形態)
さらに本発明は、図5に示すように、カテーテルCの一端を患部上に、他端を吸引手段に接続することで、陰圧閉鎖療法用具として使用することもできる。
本発明においては、カテーテルCの穿刺部及びライン部分を気密に挟着でき、また、皮膚と貼付材10の間に隙間ができないため、患部を効率よく陰圧下におくことができる。さらに、隙間がないため、細菌の侵入を防ぐこともできる。これにより、患部の早期治癒を図ることができる。
ここで、本発明にかかる陰圧閉鎖療法用具としては、例えば図5に示すように、寝たきりなどによって仙骨部などにできた褥瘡Uを治療する際に使用することができる。
このとき、カテーテルCの他端に設けた吸引手段との間に、キャニスター等の排液回収器具を配置してもよい。かかる器具を配置することにより、排液の処理を効率よく行えるとともに、排液によって吸引手段等のポンプが壊れることを防ぐことができる。
患部に加える陰圧としては、大気圧から125mmHg程度減圧することが好ましいが、これに限られるものではなく適宜医療従事者の判断により変更可能である。
ここで、吸収パッドを患部上に配置し、その上にカテーテルCを配置してもよい。患部上に吸収パッドを配置することにより、減圧時に発生する物理刺激を緩和するための適度なクッションとしての役割を果たすと共に、滲出液を効率よく吸収する。
なお、吸収パッドとしては、編布、織布、不織布などの繊維材料、連続気泡発泡体等のフォーム材料等を用いることができる。また、繊維材料、フォーム材料としては、前記貼付材10の基材11と同様の材料を利用できる。
吸収パッドを連続気泡発泡体等の多孔質とした場合、均一な減圧を行うことができる。さらに、陰圧下では貼付材10同士がくっついてしまう場合があり、カテーテルCにより効率よく吸引作業を行うことができないが、吸収パッドを設けることにより空間を確保できるため、効率よく吸引作業を行うことができる。
また、陰圧閉鎖療法においては、患部を常時又は間断的に陰圧下におくため、雑菌などの繁殖を防ぐことができ、吸収パッドを設置しても汚染の感染源となる虞が少ない。
さらに、カテーテルCは吸収パッドの上もしくは患部近傍に配置することが好ましいが、滲出液の吸引及び患部を好適な陰圧下における位置であれば、カテーテルの位置は特に限定されるものではない。
また、本実施形態にかかる陰圧閉鎖療法用具は、一度取り付けた後、吸収パッドの取替えや患部の処置を行う度に交換する必要がないため、経済的である。
なお、第4実施形態においては、吸引により陰圧にするだけでなく、大気と同じかそれ以上に加圧しても良い。
(第5実施形態)
また、本発明は、カテーテルの他端を排液管理用バッグに接続することによって、排液管理用具として使用することもできる。
このとき、排液の回収方法としては、自然落下又は吸引手段によって吸引してもよい。また、カテーテルを2本以上設置することにより、1本を吸引用とし、残りを生理食塩水などの供給用とすることで、積極的に湿潤環境を作り出すことによって、早期治癒を図っても良い。
ここで、供給する液体としては、生理食塩水に限られず、例えば、血小板溶解液、血漿、あるいは血清などの自家、同種又は異種の血液又は血液製剤、血小板由来成長因子(PDGF)、血管内成長因子(VEGF)、形質転換成長因子α(TGFα)、あるいは形質転換成長因子β(TGFβ−1、2、あるいは3)、塩基性線維芽成長因子(FGF2としても知られたb−FGF)、上皮細胞成長因子(EGF)、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)などの精製された天然タンパク質または組換え生成されたタンパク質の成長因子;
インシュリン様成長因子−1(IGF−1)及びケラチノサイト成長因子2(KGF2(FGF7としても知られている));
インターロイキン1β(IL1β)又はインターロイキン8(IL−8)などの精製された天然タンパク質又は組換え生成されたタンパク質サイトカイン、その他の生理活性剤;
及びそれらを組み合わせたものを供給することができる。
また、メタロプロテアーゼ(TIMP1〜4)及びα1−抗トリプシン(AAT)の組織阻害剤、アプロチニン、α−2−マクログロブリンなどの、精製された天然タンパク質または組換え生成されたタンパク質のタンパク質分解酵素阻害剤;
マトリクスメタプロテアーゼ(MMP)の阻害剤、好中球エラスターゼ、トロンボスポンジンまたはカリスタチンなどの新血管形成(血管形成)の阻害剤の阻害剤などの、創傷滲出物からの創傷治癒に有害なプロセスまたは物質を抑制または不活化する不適切なレベルの抗体または化学合成された分子;
及びそれらを組み合わせたものを供給しても良い。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第1実施形態にかかる本発明の第1貼付材10Aの穴Wにペンローズドレーンを通し、ペンローズドレーンの体液排出口にガーゼを置き、ガーゼの上にさらにカテーテルを置き、その上から第2貼付材で被覆することによって、ペンローズドレーンを閉鎖的に管理することができる。
これにより、従来開放的で感染の恐れのあったペンローズドレーンを閉鎖的に管理することができる。
また、図6に示すように、第1実施形態にかかるカテーテル固定具1を上下方向(図1参照)に連続して形成してもよい。また、連続して形成したカテーテル固定具1をロール状に形成しても良い。
かかる構成によれば、傷の大きさにあわせて使用する大きさを決めることができる。また、連続的に製造することができるので、製造上も有利である。
なお、このとき第1貼付材10Aには穴Wは設けず、鋏等によってあとから設けることが好ましい。また、第1実施形態に限られず、第2実施形態にかかるカテーテル固定具1a(図4参照)を同様にロール状に巻き取っても良い。
また、あらかじめ吸収パッドを第2貼付材に貼り付けておいても良い。
これにより、施術時における手間を減らすことができるとともに、吸収パッドが滅菌されているため、衛生的である。
さらに、剥離シートに剥がす順序を記載しておいても良い。
これにより、効率よくカテーテルを固定することができる。
さらにまた、本発明においては、第1貼付材に設けられた穴の形状を円形のみならず、多角形状としても良い。さらに、穴は1つに限られず、複数設けても良い。
なお、穴に通じるように、第1貼付材にスリットを設けてもよいが、より気密性を確保するためにスリットを設けないことが好ましい。
なお、各実施形態の構成は、他の実施形態に用いても良い。
第1実施形態にかかるカテーテル固定具の概略説明図である。 第1実施形態にかかるカテーテル固定具の使用方法を示す説明図である。 第1実施形態にかかるカテーテル固定具の使用方法を示す説明図である。 第2実施形態にかかるカテーテル固定具の概略説明図である。 第4実施形態にかかるカテーテル固定具の使用状態図である。 ロール状に形成した第1実施形態にかかるカテーテル固定具を示す概略説明図である。
符号の説明
1,1a カテーテル固定具
10 貼付材
10A 第1貼付材
10B 第2貼付材
10C 第3貼付材
10AR 第1領域
10BR 第2領域
10CR 第3領域
11 基材
12 粘着剤層
13 剥離シート
14 支持体
C カテーテル
U 褥瘡
W 穴

Claims (9)

  1. 第1領域、第2領域および第3領域に分けられた基材であって、前記第1領域は基材中央部に設けられ、前記第1領域の右側および左側に前記第2領域および第3領域が設けられ、
    前記基材は表裏面を備え、前記第1領域は、前記基材の裏面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられると共に中央に穴が設けられ、
    前記第2及び第3領域は、前記基材の表面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられ、
    前記第1領域は皮膚に貼付され、
    前記第1領域と第2領域とを貼り合わせ、かつ、前記第2領域と第3領域とを貼り合わせることによってカテーテルの穿刺部を気密に保持する構成を備えたことを特徴とするカテーテル固定具。
  2. 前記第1〜第3の領域からなる基材は、少なくとも2枚の基材を組み合わせることによって形成されたことを特徴とする請求項1記載のカテーテル固定具。
  3. 前記第1〜第3の領域からなる基材は、3枚の基材を組み合わせることによって形成されたことを特徴とする請求項1記載のカテーテル固定具。
  4. 前記第2領域の粘着剤層上であって、前記第1領域と第2領域とを張り合わせた際に前記第1領域の穴と対応する位置に、多孔性パッドを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のカテーテル固定具。
  5. 前記第2領域は、再貼付・再剥離可能なものとしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のカテーテル固定具。
  6. 前記第2領域と第3領域とを張り合わせた際に、カテーテルと基材との隙間をより気密にするための補助シールを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のカテーテル固定具。
  7. 縦方向と横方向とを有すると共に表裏面を備えた基材であって、
    前記基材は第1領域、第2領域および第3領域に分けられ、前記第1領域は基材中央部に設けられ、前記第1領域の右側および左側に前記第2領域および第3領域が設けられ、
    前記第1領域は、基材の裏面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられ、
    前記第2及び第3領域は、基材の表面に粘着剤層及び粘着剤層を保護する剥離シートが設けられ、
    前記第1領域は皮膚に貼付され、
    前記第1領域と第2領域とを貼り合わせ、かつ、前記第2領域と第3領域とを貼り合わせることによってカテーテルの穿刺部を気密に保持する構成を備えるとともに、
    前記第1〜第3の領域からなる基材は、前記縦方向に連続して形成されたことを特徴とするカテーテル固定具。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のカテーテル固定具を用いたことを特徴とする陰圧閉鎖療法用具。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のカテーテル固定具を用いたことを特徴とする排液管理用具。
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KR20240059441A (ko) 2022-10-27 2024-05-07 가톨릭대학교 산학협력단 경피적 경간 담즙 배액술용 카테터 고정 장치

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