JP2009030330A - Drainage structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はヘアキャッチャーを有する排水構造に関する。 The present invention relates to a drainage structure having a hair catcher.
従来、浴室の洗い場等に形成される排水口には毛髪やごみ等を補足するヘアキャッチャーが配設される。 2. Description of the Related Art Conventionally, a hair catcher that supplements hair, dust, and the like is disposed at a drain outlet formed in a bathroom washroom or the like.
ところで、洗い場からの排水に含まれるシャンプーやリンス等は粘性の高い液体であるため、ヘアキャッチャーで補足した毛髪やごみ等の補足物に付着しやすいものである。ここで、一般的なヘアキャッチャーは浅底皿状に形成され、その周縁部が排水口の周縁部上に載設されるものであり、毛髪やごみ等が補足される多数の通水孔を形成した部分は通水時を除いて水に接触しない位置に配置される。しかし、このようなヘアキャッチャーにおいて前述のように毛髪やごみ等にシャンプーやリンス等の粘性の高い液体が付着してこれが乾燥した場合には毛髪やゴミ等がヘアキャッチャーにこびり付いてしまい、ヘアキャッチャーの手入れが煩わしくなり、また、この粘着性の高い汚れにより排水のスムーズな流れを妨げる恐れがある。 By the way, since shampoo, rinse, etc. contained in the waste water from a washing place are highly viscous liquids, they easily adhere to supplements such as hair and dust supplemented by a hair catcher. Here, a general hair catcher is formed in a shallow dish shape, and its peripheral portion is mounted on the peripheral portion of the drainage port, and has a large number of water holes for supplementing hair, dust, etc. The formed part is disposed at a position where it does not come into contact with water except when water is passed. However, in such a hair catcher, if a highly viscous liquid such as shampoo or rinse adheres to the hair or dust as described above and it dries, the hair catcher will stick to the hair catcher. In addition, there is a risk that the smooth flow of drainage may be hindered by this highly sticky dirt.
また、例えば特許文献1には排水口の下方に排水口からの排水を溜めて封水するトラップ部を形成し、排水口に全体に通水孔を形成した容器状のヘアキャッチャーを設け、該ヘアキャッチャーの下端部をトラップ部内の溜め水の水面よりも下方に位置させたものが開示してある。しかし、このヘアキャッチャーにあっては、わずかにヘアキャッチャーの下端部のみを溜め水の水面よりも下方に位置させ、大部分が溜め水の水面よりも上方に位置するものであり、この溜め水の水面よりも上方に位置する部分に形成した通水孔に毛髪やごみ等が付着した場合、上記一般的なヘアキャッチャーと同様の問題が生じる。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、毛髪やごみ等がヘアキャッチャーにこびり付くことを防止でき、ヘアキャッチャーの手入れを簡単に行うことができ、また排水の流れをスムーズにできる排水構造を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-described conventional problems, and can prevent hair, dust, and the like from sticking to the hair catcher, can easily clean the hair catcher, and the flow of drainage. It is an object of the present invention to provide a drainage structure capable of smoothing water.
上記課題を解決するために本発明に係る排水構造は、排水口2の下方に排水を溜めて封水するトラップ部19を形成し、上方に開口する容器状のヘアキャッチャー20を備え、該ヘアキャッチャー20の下部を多数の通水孔22を形成した通水部23とすると共に上部を非開口の非通水部24とし、該ヘアキャッチャー20を排水口2に配設し、該ヘアキャッチャー20の通水部23の全部又は大部分をトラップ部19内の溜め水25の水面よりも下方に位置させて成ることを特徴とする。このようにヘアキャッチャー20の下部を多数の通水孔22を形成した通水部23とすると共に上部を非開口の非通水部24とすることで、ヘアキャッチャー20の下部を構成する通水部23に毛髪やごみ等が溜まりやすくなる。そしてこのヘアキャッチャー20の通水部23の全部又は大部分をトラップ部19内の溜め水25の水面よりも下方に位置させることで、毛髪等が溜まる通水部23の全部又は大部分を溜め水25に浸けることができ、これにより、通水部23に溜まった毛髪等にシャンプーやリンス等の粘性の高い液体が付着し難くなり、また付着したとしてもこれら粘性の高い液体が乾燥することがない。よって毛髪やごみ等がヘアキャッチャー20にこびり付くことを防止でき、これによりヘアキャッチャー20の手入れを簡単に行うことができ、また排水の流れもスムーズになる。
In order to solve the above-mentioned problem, the drainage structure according to the present invention includes a trap-
また、請求項2は請求項1において、ヘアキャッチャー20の下部を網状として前記通水部23を形成すると共に該通水部23の網目を前記通水孔22とし、該通水部23の下部23aの網目を上部23bの網目よりも大きくして成ることを特徴とする。このように通水部23の下部23aの網目を上部23bの網目よりも大きくすることで、毛髪等が通水部23の上部23bに留まらないようにでき、このため通水部23の上部23bにおいては開口面積の大きな網目により排水能力を確保できる。
A second aspect of the present invention is the first aspect of the present invention, wherein the lower portion of the
請求項1に係る発明では、毛髪等が溜まる通水部の全部を溜め水に浸けることで、通水部に溜まった毛髪等にシャンプーやリンス等の粘性の高い液体が付着し難くなり、また付着したとしてもこれら粘性の高い液体が乾燥することがなく、よって毛髪やごみ等がヘアキャッチャーにこびり付くことを防止でき、これによりヘアキャッチャーの手入れを簡単に行うことができ、また排水の流れもスムーズになる。
In the invention according to
また請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、通水部の下部の網目を上部の網目よりも大きくすることで、毛髪等が通水部の上部に留まらないようにでき、このため通水部の上部においては開口面積の大きな網目により排水能力を確保でき、これにより通水部の網目を小さくした下部に毛髪等が多く溜まった場合に排水能力が著しく低下することを防止できる。
In addition, in the invention according to
本発明の実施形態の一例の排水構造を以下に示す。図1に示すように本例の排水構造は浴室の洗い場の床1に形成した排水口2から排水を行うものである。
An example of the drainage structure of the embodiment of the present invention is shown below. As shown in FIG. 1, the drainage structure of this example drains water from a
床パン3で構成される洗い場の床1に形成した上方に開口する凹所4の底部には取付口5を形成してあり、取付口5には排水トラップ6を取り付けている。排水トラップ6は、取付口5の下方に配置される容器状のトラップ本体7と、トラップ本体7に取り付けた排水筒8と、トラップ本体7の内側に挿入される封水筒9を備え、排水筒8及び封水筒9の上部で排水口2を構成している。
An
排水筒8の上端部外周からは上側鍔部10を突設し、下端部内周からは下側鍔部11を突設している。排水筒8の下部はトラップ本体7の開口部12にねじ込んで取り付けてあり、この排水筒8の上側鍔部10とトラップ本体7の開口部12の周縁部とで取付口5の周縁部をパッキン13を介して挟持することで、排水トラップ6を取付口5に水密的に取り付けている。
An
トラップ本体7の下部には上方に開口する容器状の溜水部16を形成している。また、トラップ本体7の外周壁部には排出口部15を設けてあり、排出口部15には溜水部16から溢れたトラップ本体7内の水を外部に排出するための排水管17を接続している。排水筒8の下側鍔部11上には封水筒9の上端部に周設したフランジ部18を載置している。封水筒9の下部はトラップ本体7の溜水部16内に挿入されて溜水部16内に溜まった排水に浸かり、この封水筒9の下部とトラップ本体7の溜水部16により排水口2からの排水を溜めて封水する椀型のトラップ部19を構成している。即ち、本例のトラップ部19は排水口2に通じる排水用の流路の途中に設けられ、尚且つ排水口2の下方に位置するものである。
In the lower part of the
上記排水筒8で構成した排水口2にはヘアキャッチャー20を配設している。ヘアキャッチャー20は上方に開口する容器状に形成され、ヘアキャッチャー20の外周縁部を構成する環状部21を排水筒8内に収納し、この環状部21を封水筒9のフランジ部18上に載置してある。つまり、環状部21は排水筒8の上側鍔部10からなる排水口2の周縁部上に前記フランジ部18を介して載置してある。なお、ヘアキャッチャー20は単に排水口2の周縁部上に載置するだけであっても良いし、また、例えば環状部21の外周面と排水筒8の内周面の夫々に係止部及び被係止部を設け、係止部と被係止部を係脱自在に係止したり、また、環状部21の外周面に形成した雄ねじを排水筒8の内周面に形成雌した雌ねじにねじ込む等して、ヘアキャッチャー20を排水口2に対して着脱自在に取り付けても良い。
A
図3に示すようにヘアキャッチャー20は下部を多数の通水孔22が形成された通水部23とすると共に上部を前記通水孔22のような貫通孔が形成されていない非開口の非通水部24としたものであり、図1に示すヘアキャッチャー20の設置状態においては非通水部24の下端部は溜水部16の上端(即ち溜水部16に溜めた溜め水25の水面)と同レベルに位置し、これにより通水部23はその全体がトラップ部19を構成する溜水部16内の溜め水25の水面よりも下方に位置して溜め水25に浸かることとなる。
As shown in FIG. 3, the
通水部23の周壁部分26は下側に行くに従って小径となるよう絞ってあり、該通水部23はヘアキャッチャー20の下部全体を網状とすることで形成され、該通水部23の網目で前記通水孔22を構成している。即ち、多数の通水孔22は通水部23の底部及び周壁26の全体に亘って形成されている。また、通水部23はその下部23aの網目を上部23bの網目よりも大きくしてある。
The
非通水部24はヘアキャッチャー20の上端開口を構成する円環状の環状部21と、環状部21の下端内周縁から下側に突出する周壁27とからなる。環状部21の内周面は下方に行くに従って徐々に小径となるよう傾斜した湾曲面28となっている。非通水部24の周壁27は下側に行く程小径となるよう絞ってあり、周壁27の内周面は内側程下り傾斜したテーパー面29となっている。
The non-water-
また、ヘアキャッチャー20の上端部を構成する環状部21には上方に向けて取手部30を一体に突設している。取手部30は環状部21の対向する2箇所から突出し、各取手部30は、環状部21から上方に立ち上げた立上部31と、立上部31の上端部からヘアキャッチャー20の中心と反対側の横方向に向かって突出する摘み部32とからなり、断面L字状をしている。図1に示すように各取手部30の立上部31は排水筒8の上端よりも上方に突出し、取手部30の摘み部32は排水筒8の上側鍔部10の上方に位置している。このため、排水口2より上方に突出した取手部30の摘み部32を指で摘んで上方に引き上げ、これによりヘアキャッチャー20を簡単且つ清潔に排水口2から取り出せる。なお、図示は省略するが、前述の凹所4には上記排水口2に設けたヘアキャッチャー20の上方を覆う排水カバーが配置される。
In addition, a
上記排水構造における排水の流れは図2の矢印に示すものとなる。即ち、洗い場の床1を構成する床パン3上の水は凹所4から排水筒8を介して封水筒9内に流入し、次いでヘアキャッチャー20を通過して封水筒9の下端からトラップ本体7の溜水部16に流入し、この後、溜水部16の周壁と封水筒9の間の空間、排出口部15、排水管17を経て排出される。そしてこの排水時においては、ヘアキャッチャー20の上開口から流入した排水は上部から下部へと流れ、下部の多数の通水孔22を通過して排水がなされるので、このヘアキャッチャー20にて毛髪を補足できる。
The flow of drainage in the drainage structure is shown by the arrow in FIG. That is, the water on the
ここで、ヘアキャッチャー20の上部は非開口の非通水部24としてあるので、非通水部24の内面には排水に含まれる毛髪やごみ等が引っ掛かり難くなっている。また、ヘアキャッチャー20に流入した排水は環状部21の湾曲面28及び非通水部24のテーパー面29に沿って通水部23へと案内されるので、この点でも毛髪等が非通水部24に留まり難くなっている。従って、ヘアキャッチャー20に流れ込んだ排水に含まれる毛髪等は、図2に示すように通水孔22を形成した通水部23の内部に溜まりやすくなり、特に通水部23において網目を小さくした下部23aの底面に多く溜まる。そして、このヘアキャッチャー20の通水部23は前述したようにその全部がトラップ部19に溜めた溜め水25の水面よりも下方に位置して溜め水25に浸かっているので、通水部23の下部23aに溜まった毛髪等にシャンプーやリンス等の粘性の高い液体が付着し難く、また付着したとしてもこれら粘性の高い液体が乾燥することがなく、よって毛髪やごみ等がヘアキャッチャー20にこびり付くことを防止できる。また、通水部23の上部23bは下部23aよりも網目が大きいので毛髪等が上部23bに留まり難く、このため通水部23の上部23bにおいては開口面積の大きな網目(通水孔22)により排水能力を確保でき、これにより上記のように通水部23の網目を小さくした下部23aに毛髪等が多く溜まった場合に排水能力が著しく低下することを防止できる。なお、上記通水部23の全体に形成した網目の大きさは通水部23の上端(上部23bの上端)から下方に行くに従って徐々に小さくなるようにしても良いし、また、通水部23の下部23aにおける網目の大きさを一定の大きさとすると共に上部23bにおける網目の大きさを一定の大きさとし、且つ通水部23の下部23aの網目を上部23bの網目よりも大きくしても良いものとする。
Here, since the upper portion of the
また、本例では通水部23の全部をトラップ部19内の溜め水25の水面よりも下方に位置させたが、通水部23の上端部を除く大部分をトラップ部19内の溜め水25の水面よりも下方に位置させても良いものとする。
Further, in this example, all of the
2 排水口
19 トラップ部
20 ヘアキャッチャー
23 通水部
24 非通水部
25 溜め水
2
Claims (2)
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---|---|---|---|
JP2007195155A JP2009030330A (en) | 2007-07-26 | 2007-07-26 | Drainage structure |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010190005A (en) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Inax Corp | Bathroom draining device |
JP2010229790A (en) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Toto Ltd | Washing place floor for bathroom |
JP2011021412A (en) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Noritz Corp | Draining perforated plate |
-
2007
- 2007-07-26 JP JP2007195155A patent/JP2009030330A/en not_active Withdrawn
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