JP2009088942A - イヤホン装置 - Google Patents
イヤホン装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009088942A JP2009088942A JP2007255335A JP2007255335A JP2009088942A JP 2009088942 A JP2009088942 A JP 2009088942A JP 2007255335 A JP2007255335 A JP 2007255335A JP 2007255335 A JP2007255335 A JP 2007255335A JP 2009088942 A JP2009088942 A JP 2009088942A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- bone conduction
- sound
- ear
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
【課題】構造が簡単で重量も軽くコスト低減が図れるとともに、使用時の違和感もなく、また使用中にずれや隙間が生じることなく小出力で十分な骨導音を伝達でき、より深い臨場感を付与できるイヤホン装置を提供せんとする。
【解決手段】筐体5耳挿入側に音響出力部3を設け、前記筐体5内における前記音響出力部3の後方に骨伝導ドライバー4を設け、前記音響出力部3より耳内に音響信号を出力するとともに、前記骨伝導ドライバー4より前記筐体5を通じて耳内壁に振動信号を出力するものとした。
【選択図】図1
Description
本発明はイヤホン装置に関するものであり、より詳しくは、空気伝導と骨伝導を併用することにより、高音質で臨場感のある音を提供することができるイヤホン装置に関するものである。
従来、イヤホン装置は耳内に挿入される筐体内に音響出力部を設け、該音響出力部より空気伝導される音響信号を出力するものであるが、音の臨場感に乏しいといった問題があり、これを解決するべく、音響出力部とは別に骨伝導ドライバーを併設したものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特許文献1は、音響出力部を筐体に収容したヘッドホンにおいて、骨伝導受話器を連結部材を介して取り付けたものが開示されており、連結部材の先の前記骨伝導受話器を皮膚の薄い耳の後ろ部位に当てて頭蓋骨に振動信号を伝達し、臨場感を付与するように構成したものである。また、特許文献2は、左右の耳に対向して配置されるように設計された一対の音響出力部と、頸の背後に対向して配置されるように設計された振動出力部と、音声再生信号に基づいて、上記音響出力部から音声を出力すると同時に、上記骨電導部から振動信号を出力するように構成したものであり、音響出力部から出力された音声は左右の耳に聴取されると同時に、骨伝導部から出力された振動信号が頸の背後で感受され、これら音響信号と振動信号の組合された臨場感のある音響効果を聴取者は得ることができる。
しかしながら、特許文献1は、耳内に挿入される音響出力部の筐体とは別に連結部材を介して骨伝導部を設けているため構造が複雑となり、重量も増え、製造コストが嵩張るとともに、使用時の違和感も避けられない。また、使用中に骨伝導部にずれが生じたり、皮膚との隙間が生じたりして十分に骨導音を伝えることができない場合があった。
また、特許文献2は、骨伝導部がヘッドバンドの略中央部に取り付けられているため、ヘッドバンドが存在しないイヤホン装置には適応できず、また、頭蓋骨から遠いことから、骨導音として十分に伝えるためには大出力が必要である。さらに、上記いずれの文献のものも、鼓膜と耳小骨を経由するのではなく、頭蓋骨を介して蝸牛に送られるものであるため、付与できる臨場感に限界があった。
そこで、本発明が解決しようとするものは、構造が簡単で重量も軽くコスト低減が図れるとともに、使用時の違和感もなく、また使用中にずれや隙間が生じることなく小出力で十分な骨導音を伝達でき、より深い臨場感を付与できるイヤホン装置を提供する点にある。
本発明者は前述の課題を解決するにあたり鋭意検討を進めた結果、耳に挿入されるイヤホン筐体内に音響出力部とともに骨伝導ドライバーを収納し、該筐体を通じて直接、耳内壁に振動信号を出力することで、耳内の振動に敏感な耳小骨等からより直接的に蝸牛に対して骨導音を伝えることができ、これにより臨場感を飛躍的に向上できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、筐体耳挿入側に音響出力部を設け、前記筐体内における前記音響出力部の後方に骨伝導ドライバーを設け、前記音響出力部より耳内に音響信号を出力するとともに、前記骨伝導ドライバーより前記筐体を通じて耳内壁に振動信号を出力することを特徴とするものである。
ここで、前記骨伝導ドライバーを前記音響信号出力部と同軸上に設けてなると好ましい。
さらに、前記音響出力部及び前記骨伝導ドライバーに送る信号出力の大きさを調整するための出力調整手段を設け、前記出力調整手段を前記音響出力部に送る信号出力を調整する第1の出力調整部と、前記骨伝導ドライバーに送る信号出力を調整する第2の出力調整部とを設けてなると好ましい。
また、前記第1の出力調整部の最小出力値を、15〜40デシベル以上の値に設定してなると好ましい。
さらに、前記骨伝導ドライバーを筐体後方の内壁面に当接して設け、該内壁を通じて筐体全体に前記振動信号を出力してなるものが好ましい。
本発明に係るイヤホン装置によれば、音響出力部を有する同一筐体内に骨伝導ドライバーを設け、該筐体を介して耳内壁に骨導音となる振動信号を出力するため、連結部材もなく構造が簡単で且つ軽量となり、使用中にずれや隙間も生じず、コスト低減が図れるとともに使用時に違和感なく、小出力で十分な骨導音を蝸牛に伝達でき、より深い臨場感を付与できる。
さらに、骨伝導ドライバーを音響出力部と同軸上に設けてなると、骨伝導ドライバーから出力される振動信号を同軸にある音響出力部の耳挿着部周縁から均一的に耳内壁へ伝えるため、振動の伝わり方の偏りを無くし、より高音質で臨場感のある音を伝えることができる。
また、音響出力部及び骨伝導ドライバーに送る信号出力の大きさを調整するための出力調整手段を設け、出力調整手段を音響出力部に送る信号出力を調整する第1の出力調整部と、骨伝導ドライバーに送る信号出力を調整する第2の出力調整部とを設けてなると、場面に応じて、骨導音又は気導音を主とすることができ、使用者の多様な好みに対応することができる。
さらに、第1の出力調整部の最小出力値を、15〜40デシベル以上の値に設定してなると、音質に必要な最低限の気導音を確保できる。
また、骨伝導ドライバーを筐体後方の内壁面に当接して設け、該内壁を通じて筐体全体に振動信号を出力してなると、簡単な構造で且つ十分な振動信号(骨導音)伝えることができる。
次に、図1〜図9に基づき、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明に係るイヤホン装置の全体構成を示す斜視図であり、図1〜図5は本発明の第1実施形態、図6及び図7は第2実施形態、図8及び図9は第3実施形態を示し、図中符号1はイヤホン装置、2、2A、2Bはイヤホン部、3は音響出力部、4は骨伝導ドライバー、5は筐体をそれぞれ示している。
まず、図1〜図5に基づき第1実施形態を説明する。
本発明のイヤホン装置1は、図1及び図3に示すように、イヤホン部2を構成する筐体5の耳挿入側に音響出力部3を設け、前記筐体5内における前記音響出力部3の後方に骨伝導ドライバー4を設けたものであり、これにより図4に示すように、前記音響出力部3より音響信号を耳内に出力するとともに、前記骨伝導ドライバー4より前記筐体5を通じて耳内壁eに振動信号を出力することを特徴としている。
本発明のイヤホン装置1は、図1及び図3に示すように、イヤホン部2を構成する筐体5の耳挿入側に音響出力部3を設け、前記筐体5内における前記音響出力部3の後方に骨伝導ドライバー4を設けたものであり、これにより図4に示すように、前記音響出力部3より音響信号を耳内に出力するとともに、前記骨伝導ドライバー4より前記筐体5を通じて耳内壁eに振動信号を出力することを特徴としている。
イヤホン部2の全体は、図1に示すように、丸みを帯びた耳挿入側を外耳道に数ミリ挿入して、外耳道の入口で装着支持して使用する構成としたが、これら以外にもヘッドバンド型やネックバンド型、クリップを外耳に引っ掛ける耳掛け型及びクリップ型として構成してもよい。これにより、スポーツなど激しい動きでも脱落しにくいものとすることができる。また、耳穴に深く差し込んで使用するカナル型を用いれば、遮音性能を極めて高いものとすることができる。
音響出力部3は、従来イヤホン装置に用いられている公知のものを広く適用することができ、例えば駆動方式においてもコイルを取り付けた振動板が磁石の発生する磁界の中で前後に振動する方式であるダイナミック型が一般的であるが、これに限られず、薄い圧電体を2枚の金属板で挟み、電圧を加えることによって振動を発生させる圧電型や、静電型及びコンデンサ型、バランスド・アーマチュア型と呼ばれるタイプの駆動方式、又はその他同様の効果を得られるものであってもよい。また、その後方に設ける骨伝導ドライバー4についても従来の骨伝導スピーカーに用いられている種々の構造のものを適用できる。
筐体5は、合成樹脂により成型されており、図2に示すように、耳挿入側に音響出力部3を収納する半球状の耳挿着部50と、その後方に骨伝導ドライバー4を収納する筒状の骨伝導収納部51と、該骨伝導収納部51より下方に先細形状に延びるコード保持部52とより一体的に構成されている。尚、筐体5を合成樹脂で成型する以外に、金属材料等で成形してもよい。
耳挿着部50は、より具体的には先端開口したラッパ状に形成され、該開口部50aに従来から同様の音響振動板を備える音響ドライバーユニット30を嵌め込んだものである。
耳挿着部50は、より具体的には先端開口したラッパ状に形成され、該開口部50aに従来から同様の音響振動板を備える音響ドライバーユニット30を嵌め込んだものである。
また、骨伝導収納部51は、前記耳挿着部50の開口部50aと同軸に後方に開放される開口部51aとこれを閉塞する蓋部材53を備え、前記開口部51aに骨伝導ドライバー4を収納し、前記開口部51aが閉塞されることで骨伝導ドライバー4により蓋部材53が直接振動を付与され、筐体5全体に振動が伝わる。
これにより音響ドライバーユニット30の後方の同軸上に骨伝導ドライバー4が位置され、音響ドライバーユニット30から出力される音響信号を包み込むようにして、耳挿着部の周囲より骨伝導ドライバー4から出力された振動信号が耳内壁に対して均一に付与され、深みのある優れた臨場感が実現されるのである。
なお、本例では音響出力部3と同軸上に骨伝導ドライバー4が位置するように骨伝導収納部51を形成しているが、これに関わらず、骨伝導ドライバー4を同軸上でない部位、例えば、筐体5内の側壁や同軸上の位置から上下左右にずれた位置に収納するものであってもよい。
これにより音響ドライバーユニット30の後方の同軸上に骨伝導ドライバー4が位置され、音響ドライバーユニット30から出力される音響信号を包み込むようにして、耳挿着部の周囲より骨伝導ドライバー4から出力された振動信号が耳内壁に対して均一に付与され、深みのある優れた臨場感が実現されるのである。
なお、本例では音響出力部3と同軸上に骨伝導ドライバー4が位置するように骨伝導収納部51を形成しているが、これに関わらず、骨伝導ドライバー4を同軸上でない部位、例えば、筐体5内の側壁や同軸上の位置から上下左右にずれた位置に収納するものであってもよい。
骨伝導ドライバー4は、図2及び図3に示すように、ユニットケース48底部に固定されるコイル41と、該コイル41の内側領域に位置される柱状の第1のマグネット42と、外側領域に位置される円筒形状の第2のマグネット43と、該第1のマグネット42のユニットケース48底面側に設けられる第1のプレート44と、第2のマグネットのユニットケース48底面側に設けられる第2のプレート45と、第1のマグネット42及び第2のマグネット43をユニットケース開口側で一体化するための薄板状の基盤46と、該基盤46に固定される振動リング47とより構成されている。振動リング47は、中心部47aと周縁部47cとこれを連結する連結部47bよりなり、中心部47aが基盤46に固定され、且つ周縁部47cが蓋部材53の内面側に固定されている。これにより音響に関係された電気的な信号が骨伝導ドライバー4に信号出力するための出力線を通じてコイル41に供給され、コイル41の内部及び外部に、伝達された電気的信号の強さに比例した磁気場が形成され、この磁気場が第1のマグネット42及び第2のマグネット43と相互作用する。すなわち上記第1のプレート44及び第2のプレート45の間のギャップに生じている磁場と相互作用することにより、コイル41と、第1のマグネット42、第2のマグネット43、第1のプレート44、第2のプレート45、基盤46及び振動リング47が互いに骨伝導収納部51軸方向において所定の周波数で相対振動することとなる。この振動が前記振動リングを介して前記蓋部材に伝わり、骨伝導収納部51、耳挿着部50を通じて耳内壁eへと伝達される。
なお、本例では1個の音響出力部3に対して1個の骨伝導ドライバー4を設けているが、1個の音響出力部3に対して、複数の骨伝導ドライバー4を設けてもよい。
なお、本例では1個の音響出力部3に対して1個の骨伝導ドライバー4を設けているが、1個の音響出力部3に対して、複数の骨伝導ドライバー4を設けてもよい。
そして、図4に示すように、振動リング47が固定される前記蓋部材53に振動を付与することにより、該蓋部材53から骨伝導収納部51及び耳挿着部50の筐体5全体に振動が伝えられ、該耳挿着部50から耳内壁に振動信号が伝達される。
なお、本例では振動リング47から蓋部材53を介して筐体5を振動付与するように構成したが、本発明はこれに限らず、蓋部材53以外の部位、例えば側壁等から骨伝導収納部51に振動付与するようにしてもよい。
なお、本例では振動リング47から蓋部材53を介して筐体5を振動付与するように構成したが、本発明はこれに限らず、蓋部材53以外の部位、例えば側壁等から骨伝導収納部51に振動付与するようにしてもよい。
また、筐体5のコード保持部52から延びるコード60は、音響ドライバーユニット30に信号出力するための出力線と骨伝導ドライバー4に信号出力するための出力線よりなり、該コード60は、図1に示すように、各信号出力の大きさを調整するための出力調整部6に接続され、該出力調整部6から電気音響機器に接続するためのプラグ部7を先端に有する接続コード61が延設されている。
出力調整部6は、音響ドライバーユニット30及び骨伝導ドライバー4に送る信号出力の大きさを調整するものであり、図5に示すように、音響ドライバーユニット30に送る信号出力を調整する第1の出力調整部62と、骨伝導ドライバー4に送る信号出力を調整する第2の出力調整部63とがそれぞれ独立に構成されており、音響出力のみで音楽を楽しんだり、骨伝導出力を付与して楽しんだりユーザーの好みに応じて各出力を調整することが可能となる。本例では第1の出力調整部62の最小出力値が15〜40デシベル以上に設定されており、これにより第1の出力調整部62を最小にして第2の出力調整部63により骨伝導出力を優先して聞く際にも音響出力により最低限の音質を確保できるように構成されている。なお、このように独立調節可能に構成する以外に、例えば予め各出力を所定の値で合算して出力するように設定しておいてもよい。
出力調整部6は、音響ドライバーユニット30及び骨伝導ドライバー4に送る信号出力の大きさを調整するものであり、図5に示すように、音響ドライバーユニット30に送る信号出力を調整する第1の出力調整部62と、骨伝導ドライバー4に送る信号出力を調整する第2の出力調整部63とがそれぞれ独立に構成されており、音響出力のみで音楽を楽しんだり、骨伝導出力を付与して楽しんだりユーザーの好みに応じて各出力を調整することが可能となる。本例では第1の出力調整部62の最小出力値が15〜40デシベル以上に設定されており、これにより第1の出力調整部62を最小にして第2の出力調整部63により骨伝導出力を優先して聞く際にも音響出力により最低限の音質を確保できるように構成されている。なお、このように独立調節可能に構成する以外に、例えば予め各出力を所定の値で合算して出力するように設定しておいてもよい。
本例では、上記のような構成としたが、出力調整部はなくてもよいし、イヤホン部2が左右一対のものでなくてもひとつだけのものでもよい。また、他の機能、例えばスピーカーに加え小型マイクを内蔵し、そのマイクで拾った周囲の雑音と正反対の波形データ(逆位相)をスピーカーへ出力して、雑音を大幅にカットするノイズキャンセリング機能等を備えてなるようにしてもよい。
次に、図6及び図7に基づき第2実施形態を説明する。
本実施形態のイヤホン装置1Aは、筐体5の骨伝導収納部51を、耳挿着部50とほぼ対称となるように後方に向けて同様にラッパ状に突出形成したものであり、骨伝導収納部51と耳挿着部50を前後に連結しているほぼ筒状の頸部54から略T字状にコード保持部52が延設されている。
そして、骨伝導収納部51に装着した骨伝導ドライバー4の骨伝導振動が、前記筒状の頸部54を通じて効率よく耳挿着部50に伝達できるように構成されている。
その他の構成については、上記第1実施形態と同様であり、同一構造については同一符号を付してその説明を省略する。
そして、骨伝導収納部51に装着した骨伝導ドライバー4の骨伝導振動が、前記筒状の頸部54を通じて効率よく耳挿着部50に伝達できるように構成されている。
その他の構成については、上記第1実施形態と同様であり、同一構造については同一符号を付してその説明を省略する。
次に、図8及び図9に基づき第3実施形態を説明する。
本実施形態のイヤホン装置1Bは、図8に示すようにほぼ筒状の骨伝導収納部51側面に略く字状のコード保持部52を連結したものであり、骨伝導収納部51に装着した骨伝導ドライバー4の骨伝導振動が、前記筒状の頸部54を通じて効率よく耳挿着部50に伝達できるとともに、耳挿着部50を挿入した耳穴によってのみイヤホン部2を保持するのではなく、コード保持部52が接する耳介によっても保持し、耳穴への負担を減らすため、長時間使用する場合であっても快適に装着することができる。
その他の構成については、上記第1実施形態と同様であり、同一構造については同一の符号を付してその説明を省略する。
その他の構成については、上記第1実施形態と同様であり、同一構造については同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明に係るイヤホン装置の実施例と従来のイヤホン装置について、受聴音質に関する比較試験を行った結果を説明する。
実施例1として、上記第2実施例の構造を備えたイヤホン装置を用い、従来のイヤホン装置としては、音響出力部のみ有するものを比較例1、及び同じく音響出力部のみ有するイヤホンと骨伝導イヤホンを併用し、骨伝導イヤホンを耳の後ろ部位に当てるものを比較例2とした。
そして、これら実施例1、比較例1、2について5人の試聴者がそれぞれ比較試聴を行い、その音質のクリア感、厚み、明るさ、開放感、安定感、高音域の質、低音域の質の各項目について5段階のポイント(1;かなり悪い/2;悪い/3;普通/4;良い/5;かなり良い)で評価した。
そして、これら実施例1、比較例1、2について5人の試聴者がそれぞれ比較試聴を行い、その音質のクリア感、厚み、明るさ、開放感、安定感、高音域の質、低音域の質の各項目について5段階のポイント(1;かなり悪い/2;悪い/3;普通/4;良い/5;かなり良い)で評価した。
結果を、下記の表1及び図10のグラフに示す。各項目のポイントは視聴者5人の評価ポイントの合計である。
クリア感、厚み、明るさ、開放感、安定感、高音域の質、低音域の質の7つの項目全てにおいて、実施例1のイヤホン装置が音響出力部のみ有する比較例1や、これに骨伝導イヤホンを併用した比較例2のいずれよりも高い評価となった。特に、厚み(深み)と低音域では実施例1の全員の評価が最高値であり、本発明に係るイヤホン装置が従来のイヤホン装置よりも深い臨場感を表すことができるものであることが分かる。
また、試聴者から比較例1のものは物足りない音に感じる、立体感がないといった感想があり、比較例2のものは骨伝導の音はイヤホンの音(空気伝導の音)に消される、音が軽く感じるといった感想があった。一方、実施例1のものは重低音の響きが良い、身体にしみるような音を感じるといった感想もあり、臨場感のある音が出ていることを表す。
クリア感、厚み、明るさ、開放感、安定感、高音域の質、低音域の質の7つの項目全てにおいて、実施例1のイヤホン装置が音響出力部のみ有する比較例1や、これに骨伝導イヤホンを併用した比較例2のいずれよりも高い評価となった。特に、厚み(深み)と低音域では実施例1の全員の評価が最高値であり、本発明に係るイヤホン装置が従来のイヤホン装置よりも深い臨場感を表すことができるものであることが分かる。
また、試聴者から比較例1のものは物足りない音に感じる、立体感がないといった感想があり、比較例2のものは骨伝導の音はイヤホンの音(空気伝導の音)に消される、音が軽く感じるといった感想があった。一方、実施例1のものは重低音の響きが良い、身体にしみるような音を感じるといった感想もあり、臨場感のある音が出ていることを表す。
1 イヤホン装置
2 イヤホン部
3 音響出力部
4 骨伝導ドライバー
5 筐体
6 出力調整部
7 プラグ部
30 音響ドライバーユニット
41 コイル
42 第1のマグネット
43 第2のマグネット
44 第1のプレート
45 第2のプレート
46 基盤
47 振動リング
50 耳挿着部
50a 開口部
51 骨伝導収納部
51a 開口部
52 コード保持部
53 蓋部材
54 頸部
60 コード
61 接続コード
62 第1の出力調整部
63 第2の出力調整部
2 イヤホン部
3 音響出力部
4 骨伝導ドライバー
5 筐体
6 出力調整部
7 プラグ部
30 音響ドライバーユニット
41 コイル
42 第1のマグネット
43 第2のマグネット
44 第1のプレート
45 第2のプレート
46 基盤
47 振動リング
50 耳挿着部
50a 開口部
51 骨伝導収納部
51a 開口部
52 コード保持部
53 蓋部材
54 頸部
60 コード
61 接続コード
62 第1の出力調整部
63 第2の出力調整部
Claims (5)
- 筐体耳挿入側に音響出力部を設け、前記筐体内における前記音響出力部の後方に骨伝導ドライバーを設け、前記音響出力部より耳内に音響信号を出力するとともに、前記骨伝導ドライバーより前記筐体を通じて耳内壁に振動信号を出力することを特徴とするイヤホン装置。
- 前記骨伝導ドライバーを前記音響信号出力部と同軸上に設けてなる請求項1記載のイヤホン装置。
- 前記音響出力部及び前記骨伝導ドライバーに送る信号出力の大きさを調整するための出力調整手段を設け、前記出力調整手段を前記音響出力部に送る信号出力を調整する第1の出力調整部と、前記骨伝導ドライバーに送る信号出力を調整する第2の出力調整部とを設けてなる請求項1または2記載のイヤホン装置。
- 前記第1の出力調整部の最小出力値を、15〜40デシベル以上の値に設定してなる請求項3記載のイヤホン装置。
- 前記骨伝導ドライバーを筐体後方の内壁面に当接して設け、該内壁を通じて筐体全体に前記振動信号を出力してなる請求項1〜4のいずれか1項に記載のイヤホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007255335A JP2009088942A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | イヤホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007255335A JP2009088942A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | イヤホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009088942A true JP2009088942A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40661780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007255335A Pending JP2009088942A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | イヤホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009088942A (ja) |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012083551A1 (zh) * | 2010-12-24 | 2012-06-28 | Jin Zaishan | 骨传导耳机 |
WO2014041613A1 (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-20 | パイオニア株式会社 | イヤホン |
JP2014143582A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 通話装置 |
JP2015053640A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社ファインウェル | ステレオイヤホン |
CN106714022A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-05-24 | 深圳市八达晟电子有限公司 | 骨传导游戏耳机及其控制方法 |
WO2017168903A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | ソニー株式会社 | 音響再生装置 |
JP2017192093A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | 株式会社ファインウェル | ステレオイヤホンおよびステレオヘッドセット |
US9980024B2 (en) | 2011-02-25 | 2018-05-22 | Rohm Co., Ltd. | Hearing system and finger ring for the hearing system |
US10013862B2 (en) | 2014-08-20 | 2018-07-03 | Rohm Co., Ltd. | Watching system, watching detection device, and watching notification device |
CN108496345A (zh) * | 2016-01-19 | 2018-09-04 | 罗姆股份有限公司 | 笔型呼入呼出通话装置 |
US10075574B2 (en) | 2013-08-23 | 2018-09-11 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
US10079925B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-09-18 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
US10103766B2 (en) | 2013-10-24 | 2018-10-16 | Rohm Co., Ltd. | Wristband-type handset and wristband-type alerting device |
JP2018170810A (ja) * | 2014-10-30 | 2018-11-01 | ソニー株式会社 | 音響出力装置 |
US10158947B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-12-18 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone utilizing cartilage conduction |
WO2018230880A1 (ko) * | 2017-06-13 | 2018-12-20 | 최남식 | 골전도 스피커를 내장한 이어셋 |
US10356231B2 (en) | 2014-12-18 | 2019-07-16 | Finewell Co., Ltd. | Cartilage conduction hearing device using an electromagnetic vibration unit, and electromagnetic vibration unit |
KR102113928B1 (ko) * | 2018-12-14 | 2020-05-20 | 최남식 | 골전도 스피커의 진동을 이용하여 소리를 전달하는 소리전달 기기 및 골전도 스피커를 내장한 이어셋 |
KR20200074059A (ko) * | 2018-12-14 | 2020-06-24 | 최남식 | 골전도 스피커의 진동을 이용하여 소리를 전달하는 소리전달 기기 및 골전도 스피커를 내장한 이어셋 |
US10779075B2 (en) | 2010-12-27 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Incoming/outgoing-talk unit and incoming-talk unit |
US10795321B2 (en) | 2015-09-16 | 2020-10-06 | Finewell Co., Ltd. | Wrist watch with hearing function |
US10967521B2 (en) | 2015-07-15 | 2021-04-06 | Finewell Co., Ltd. | Robot and robot system |
JP2022031060A (ja) * | 2020-08-07 | 2022-02-18 | 興弘 小林 | 電気音響アクチュエータ |
US11526033B2 (en) | 2018-09-28 | 2022-12-13 | Finewell Co., Ltd. | Hearing device |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06269074A (ja) * | 1993-03-16 | 1994-09-22 | Hiroshi Yoshino | 音に合わせて振動するヘッドホンやイヤホン |
JPH07288887A (ja) * | 1994-02-22 | 1995-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ヘッドホン |
JP2001245384A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Nippon Telegraph & Telephone East Corp | ハイブリッド型受聴装置 |
WO2008140149A1 (en) * | 2007-05-15 | 2008-11-20 | Ifeelu Inc. | Small-sized sound receiver for producing body-sensing vibration |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007255335A patent/JP2009088942A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06269074A (ja) * | 1993-03-16 | 1994-09-22 | Hiroshi Yoshino | 音に合わせて振動するヘッドホンやイヤホン |
JPH07288887A (ja) * | 1994-02-22 | 1995-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ヘッドホン |
JP2001245384A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Nippon Telegraph & Telephone East Corp | ハイブリッド型受聴装置 |
WO2008140149A1 (en) * | 2007-05-15 | 2008-11-20 | Ifeelu Inc. | Small-sized sound receiver for producing body-sensing vibration |
Cited By (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012083551A1 (zh) * | 2010-12-24 | 2012-06-28 | Jin Zaishan | 骨传导耳机 |
US10779075B2 (en) | 2010-12-27 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Incoming/outgoing-talk unit and incoming-talk unit |
US9980024B2 (en) | 2011-02-25 | 2018-05-22 | Rohm Co., Ltd. | Hearing system and finger ring for the hearing system |
US10079925B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-09-18 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
US10778823B2 (en) | 2012-01-20 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Mobile telephone and cartilage-conduction vibration source device |
US10158947B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-12-18 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone utilizing cartilage conduction |
US10834506B2 (en) | 2012-06-29 | 2020-11-10 | Finewell Co., Ltd. | Stereo earphone |
US10506343B2 (en) | 2012-06-29 | 2019-12-10 | Finewell Co., Ltd. | Earphone having vibration conductor which conducts vibration, and stereo earphone including the same |
WO2014041613A1 (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-20 | パイオニア株式会社 | イヤホン |
JP2014143582A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 通話装置 |
US10237382B2 (en) | 2013-08-23 | 2019-03-19 | Finewell Co., Ltd. | Mobile telephone |
US10075574B2 (en) | 2013-08-23 | 2018-09-11 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
JP2015053640A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社ファインウェル | ステレオイヤホン |
US10103766B2 (en) | 2013-10-24 | 2018-10-16 | Rohm Co., Ltd. | Wristband-type handset and wristband-type alerting device |
US10380864B2 (en) | 2014-08-20 | 2019-08-13 | Finewell Co., Ltd. | Watching system, watching detection device, and watching notification device |
US10013862B2 (en) | 2014-08-20 | 2018-07-03 | Rohm Co., Ltd. | Watching system, watching detection device, and watching notification device |
US10659863B2 (en) | 2014-10-30 | 2020-05-19 | Sony Corporation | Sound output device and sound guiding device |
JP2018170810A (ja) * | 2014-10-30 | 2018-11-01 | ソニー株式会社 | 音響出力装置 |
US11601538B2 (en) | 2014-12-18 | 2023-03-07 | Finewell Co., Ltd. | Headset having right- and left-ear sound output units with through-holes formed therein |
US10356231B2 (en) | 2014-12-18 | 2019-07-16 | Finewell Co., Ltd. | Cartilage conduction hearing device using an electromagnetic vibration unit, and electromagnetic vibration unit |
US10848607B2 (en) | 2014-12-18 | 2020-11-24 | Finewell Co., Ltd. | Cycling hearing device and bicycle system |
US10967521B2 (en) | 2015-07-15 | 2021-04-06 | Finewell Co., Ltd. | Robot and robot system |
US10795321B2 (en) | 2015-09-16 | 2020-10-06 | Finewell Co., Ltd. | Wrist watch with hearing function |
CN108496345A (zh) * | 2016-01-19 | 2018-09-04 | 罗姆股份有限公司 | 笔型呼入呼出通话装置 |
CN108496345B (zh) * | 2016-01-19 | 2021-02-26 | 株式会社精好 | 笔型呼入呼出通话装置 |
US10778824B2 (en) | 2016-01-19 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Pen-type handset |
JPWO2017168903A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2019-02-07 | ソニー株式会社 | 音響再生装置 |
WO2017168903A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | ソニー株式会社 | 音響再生装置 |
US11240588B2 (en) | 2016-03-29 | 2022-02-01 | Sony Corporation | Sound reproducing apparatus |
JP2017192093A (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | 株式会社ファインウェル | ステレオイヤホンおよびステレオヘッドセット |
CN106714022A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-05-24 | 深圳市八达晟电子有限公司 | 骨传导游戏耳机及其控制方法 |
KR101937032B1 (ko) * | 2017-06-13 | 2019-01-09 | 최남식 | 골전도 스피커를 내장한 이어셋 |
WO2018230880A1 (ko) * | 2017-06-13 | 2018-12-20 | 최남식 | 골전도 스피커를 내장한 이어셋 |
US11526033B2 (en) | 2018-09-28 | 2022-12-13 | Finewell Co., Ltd. | Hearing device |
KR20200074059A (ko) * | 2018-12-14 | 2020-06-24 | 최남식 | 골전도 스피커의 진동을 이용하여 소리를 전달하는 소리전달 기기 및 골전도 스피커를 내장한 이어셋 |
KR102113928B1 (ko) * | 2018-12-14 | 2020-05-20 | 최남식 | 골전도 스피커의 진동을 이용하여 소리를 전달하는 소리전달 기기 및 골전도 스피커를 내장한 이어셋 |
KR102261766B1 (ko) | 2018-12-14 | 2021-06-09 | 최남식 | 골전도 스피커의 진동을 이용하여 소리를 전달하는 소리전달 기기 및 골전도 스피커를 내장한 이어셋 |
JP2022031060A (ja) * | 2020-08-07 | 2022-02-18 | 興弘 小林 | 電気音響アクチュエータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009088942A (ja) | イヤホン装置 | |
US11240588B2 (en) | Sound reproducing apparatus | |
US8891799B2 (en) | Earphone | |
US10034076B2 (en) | Earphone | |
US20170111728A1 (en) | Bone conduction speaker module and bone conduction earphones having bone conduction speaker modules | |
CN106465009B (zh) | 耳插入设备 | |
JP6631530B2 (ja) | 音響出力装置 | |
KR20100108871A (ko) | 골전도와 공기전도 기능을 갖는 듀얼 이어폰 | |
CN105612760A (zh) | 骨传导扬声器 | |
JP2019530343A (ja) | イヤホン | |
JP2014232905A (ja) | イヤホンとそれを用いた聴取装置 | |
JP2020025341A (ja) | イヤーピース及びそれを用いたイヤホン | |
JP2012257049A (ja) | 音声出力装置 | |
JP2008270879A (ja) | 受話装置 | |
KR20060043937A (ko) | 이어폰 | |
JP2010016792A (ja) | イヤホン | |
CN212572925U (zh) | 耳机 | |
KR101387944B1 (ko) | 인-이어 이어폰 | |
US9906850B2 (en) | Headphone unit | |
JP2017147533A (ja) | イヤホン | |
KR101124013B1 (ko) | 다기능 이어폰 | |
JP2017103618A (ja) | インナーイヤホン | |
CN105282636A (zh) | 一种声波振动喇叭及采用该振动喇叭的按摩保健耳机 | |
KR101123864B1 (ko) | 보빈에 의해 지지되는 압전소자 타입의 골전도 이어폰 | |
US20100232629A1 (en) | Sound vibrator having tuning fork |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20100913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120522 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20121002 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |