JP2009076464A - 照明装置及びそれを備えた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導光する光を拡散反射させる拡散反射層30a、30b、31a、31bと、拡散反射された光が射出する光射出面38、39と、拡散反射層30a、30b、31a、31bが形成され、互いに分離された複数の発光領域A1、A2、B1、B2とをそれぞれ備え、光射出面38、39に垂直方向に見て複数の発光領域A1、A2、B1、B2がほぼ相補的に配置されるように積層された複数の導光板20、21と、複数の導光板20、21の端部にそれぞれ配置された複数の光源22a、22b、23a、23bとを有するように構成する。
【選択図】 図2
Description
本発明の第1の実施の形態による照明装置及びそれを備えた表示装置について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態による表示装置の例として、アクティブマトリクス型の液晶表示装置を冷陰極管の管軸方向に直交する面で切断した断面構成を示している。図1に示すように、液晶表示装置1は、バックライトユニット2と、バックライトユニット2上に搭載された液晶表示パネル3とを有している。また、液晶表示装置1は、液晶表示パネル3の表示領域が露出するように開口された金属ベゼル16と、金属ベゼル16と同様に開口された樹脂フレーム18とを有している。金属ベゼル16及び樹脂フレーム18によって液晶表示パネル3及びバックライトユニット2が固定され、これにより液晶表示装置1がユニット状態になっている。
次に、本発明の第2の実施の形態による照明装置及びそれを備えた表示装置について図3乃至図16を用いて説明する。本実施の形態は、高い表示品質の得られる照明装置及びそれを備えた表示装置に関する。特に、動画像を鮮明に表示させるためのスキャン型の照明装置及びそれを備えた表示装置に関する。
まず、本実施の形態の実施例2−1による照明装置について図8を用いて説明する。図8は、本実施例による照明装置の断面構成を模式的に示している。なお、図8及び後に説明する図9乃至図11では、導光板50の発光領域Aに形成された採光要素54、導光板51の発光領域Bに形成された採光要素55、導光板52の発光領域Cに形成された採光要素56、及び導光板53の発光領域Dに形成された採光要素57の図示を省略している。
次に、本実施の形態の実施例2−2による照明装置について図9を用いて説明する。図9は、本実施例による照明装置の断面構成を模式的に示している。図9に示すように、バックライトユニット2の下側導光板50、53は、上側導光板51、52に比較して厚さが厚くなっている。上側導光板51、52の長さ方向での光減衰が比較的小さく、むしろ導光板50、51、及び導光板53、52の積層構造に起因する光損失が大きい場合には、下側導光板50、53の厚さを厚くして上記の入射効率及び導光効率を向上させ、下側導光板50、53からの光量を増加させるのが輝度の均一化に効果的である。
次に、本実施の形態の実施例2−3による照明装置について図10を用いて説明する。図10は、本実施例による照明装置の断面構成を模式的に示している。図10に示すように、バックライトユニット2の下側の冷陰極管46、49は、上側の冷陰極管47、48と異なる輝度で発光するようになっている。例えば、冷陰極管46、49は、冷陰極管47、48と異なる管電圧(管電流)、管周波数等で駆動させる。また、冷陰極管46、49の本数を冷陰極管47、48と異ならせてもよい。ただし、例えば管電流を増加させると、冷陰極管の寿命は一般に短くなる。このため、本実施例では、液晶表示装置の寿命を考慮して冷陰極管の管種等を選定するのが望ましい。
次に、本実施の形態の実施例2−4による照明装置について図11を用いて説明する。図11は、本実施例による照明装置の断面構成を模式的に示している。図11に示すように、バックライトユニット2の上側導光板51、52の形状と下側導光板50、53の形状とは、互いに異なっている。上側導光板51、52は、共に平行板形状で形成されている。下側導光板50、53は、共に冷陰極管46、49側の厚さが厚いくさび形状で形成されている。本実施例では、互いに異なる形状の導光板50、51や導光板52、53を組み合わせて各発光領域A〜Dの輝度を調整し、発光領域A、B間及び発光領域C、D間の輝度をそれぞれ均一化している。
次に、本実施の形態の実施例2−5による照明装置について図12及び図13を用いて説明する。図12は、本実施例による照明装置の断面構成を模式的に示している。図12に示すように、下側導光板50の発光領域Aに形成された採光要素54及び下側導光板53の発光領域Dに形成された採光要素57と、上側導光板51の発光領域Bに形成された採光要素55及び上側導光板52の発光領域Cに形成された採光要素56とは、互いに種類が異なっている。例えば、採光要素54、57はプリズムパターンであり、採光要素55、56は散乱印刷パターンである。本実施例では、互いに種類の異なる採光要素54、55が形成された導光板50、51や、互いに種類の異なる採光要素56、57が形成された導光板52、53を組み合わせて各発光領域A〜Dの輝度を調整し、発光領域A、B間及び発光領域C、D間の輝度をそれぞれ均一化している。
次に、本実施の形態の実施例2−6による照明装置について、図14乃至図16を用いて説明する。上記実施例2−1乃至2−5によれば、発光領域A、B間及び発光領域C、D間の輝度をそれぞれほぼ均一化できる。しかし、発光領域A、Bの境界部(図7の領域δ)及び発光領域C、Dの境界部での輝度むらは、必ずしも解消されない。短い距離での輝度変化は変化量が微小であったとしても視認され易いため、輝度がわずかに異なる領域同士が隣接している境界部は、局所的な横すじ状の輝度むらとして視認されてしまう。本実施例によるバックライトユニット2は、この横すじ状の輝度むらをぼかすような構成を有している。
次に、本発明の第3の実施の形態による照明装置及びそれを備えた表示装置について、図6を参照しつつ図17乃至図23を用いて説明する。図6に示した液晶表示装置には、動画表示に対応するために、フレーム毎の黒書込みを光源の部分的な点滅で実現するバックライトユニット2が用いられている。バックライトユニット2は、上側導光板51、52と下側導光板50、53との2層構造になっている。表示画面側から見ると、下側導光板50、53は、上側導光板51、52と比較すると、幅(図の紙面に垂直な方向)がほぼ同じで長さ(図中左右方向)が約半分になっている。したがって表示画面側から見ると、下側導光板50、53の面積は、上側導光板51、52の面積の約半分になっている。上側導光板51の裏面側(図中下側)には、下側導光板50と重なっていない領域にのみ採光要素55が形成されている。下側導光板50の裏面側には、上側導光板51と重なっている領域、すなわちほぼ全領域に採光要素54が形成されている。同様に、上側導光板52の裏面側には、下側導光板53と重なっていない領域にのみ採光要素56が形成されている。下側導光板53の裏面側には、上側導光板52と重なっている領域、すなわちほぼ全領域に採光要素57が形成されている。
まず、本実施の形態の実施例3−1による照明装置について図18及び図19を用いて説明する。図18は、本実施例による照明装置の構成を示す部分断面図であり、図17に対応する領域を示している。図18に示すように、互いに接合された導光板51と導光板52との間には、裏面側がΛ形状に開いた隙間部70が設けられている。隙間部70の所定の位置より裏面側には、反射ミラー69が設けられている。反射ミラー69の高さは、導光板51、52の厚さよりも例えばわずかに低くなっている。したがって、導光板51、52は光学的に完全には分離されない。このため、隙間部70の表面側では、一方の導光板51(又は52)からの光が、隣接する他方の導光板52(又は51)側に一部漏れるようになっている。
次に、本実施の形態の実施例3−2による照明装置及びそれを備えた表示装置について図20を用いて説明する。図20は、本実施例による照明装置及びそれを備えた表示装置の断面構成を示している。図20に示すように、液晶表示パネル3の裏面側(図の下側)のほぼ同一面内に2枚の上側導光板51、52が配置されている。導光板51は発光領域A、Bに配置され、導光板52は発光領域C、Dに配置されている。導光板51の裏面側には、導光板51とほぼ同形状でほぼ同じ長さの導光板50が配置されている。導光板50は、発光領域A及びその外側に配置されている。導光板52の裏面側には、導光板52とほぼ同形状でほぼ同じ長さの導光板53が配置されている。導光板53は、発光領域D及びその外側に配置されている。
次に、本実施の形態の実施例3−3による照明装置及びそれを備えた表示装置について図21乃至図23を用いて説明する。図21は、本実施例による照明装置及びそれを備えた表示装置の概略の断面構成を示している。図21に示すように、液晶表示装置1は、液晶表示パネル3とバックライトユニット2を有している。液晶表示パネル3とバックライトユニット2との間には、不図示の拡散シート等が配置されている。
次に、本発明の第4の実施の形態による照明装置について、図24乃至図28を用いて説明する。近年、画素毎にTFTを備えたアクティブマトリクス型の液晶表示装置は、あらゆる用途の表示装置として広く使われるに至っている。このような状況にあって、特に動画表示における視認性の高い液晶表示装置が望まれている。
まず、本実施の形態の実施例4−1による照明装置について図25及び図26を用いて説明する。図25は、本実施例による照明装置の構成を示す断面図である。図25に示すように、導光板50表面の発光領域Aには、採光要素54が形勢されている。導光板51表面の発光領域Bには採光要素55が形成され、発光領域Aには採光要素55が形成されていない。導光板52表面の発光領域Cには採光要素56が形成され、発光領域Dには採光要素56が形成されていない。導光板53表面の発光領域Dには採光要素57が形成されている。
また本実施例では、液晶パネル96の液晶層への電圧の印加/無印加を所定の周期で切り替えることにより、スキャン型のバックライトユニット2を実現できる。
次に、本実施の形態の実施例4−2による照明装置について図27を用いて説明する。図27は、本実施例による照明装置のうち、導光板50、51近傍の構成を示す部分断面図である。図27に示すように、導光板50、51はくさび型の形状を有している。導光板50の一端部には冷陰極管46が配置されている。導光板50は、冷陰極管46側の厚さが厚くなっている。導光板51の一端部には冷陰極管47が配置されている。導光板51は、冷陰極管47側の厚さが厚くなっている。導光板50、51は、互いに入れ子状になるように配置されている。図27では図示していないが、導光板50、51の図中右側に隣接して、対称構造の導光板52、53が配置されている。導光板50は導光板51より長さが短く、冷陰極管46が導光板51の採光要素55の下方に配置されるようになっている。冷陰極管47及び採光要素55の間の距離と、冷陰極管46及び採光要素54の間の距離との差異を約20%以下に抑えることにより、輝度むらのない均一な表示を実現できる。ここで、図示されていない導光板52、53に於いて、導光板51と線対称の導光板52は、導光板51と一体化することも可能なことは言うまでもない。
次に、本実施の形態の実施例4−3による照明装置について図28を用いて説明する。一般にスキャン型バックライトユニットでは、発光領域毎に設けられた複数の冷陰極管を点滅させるため、隣接する発光領域間の線状の境界部が視認され易くなってしまうという問題が生じる。図28は、上記の問題を解決する本実施例による照明装置の構成を示す断面図である。本実施例によるバックライトユニット2は、直下型とサイドライト型とを兼ね備えた構成を有し、スキャン型に対応している。図28に示すように、略台形状の断面を有する4つの導光板100〜103は、表面側(図中上方)が互いに隣接するようにほぼ同一平面上に配置されている。隣接する導光板100、101の裏面側(図中下方)には、くさび状の隙間部106が形成されている。同様に、導光板101、102の裏面側にはくさび状の隙間部107が形成され、導光板102、103の裏面側にはくさび状の隙間部108が形成されている。隙間部106には冷陰極管110が配置され、隙間部108には冷陰極管111が配置されている。導光板100〜103の表面側には、採光要素104が設けられている。導光板100、101、冷陰極管110は、所定の発光領域を発光させる光源ユニット(100,101,110)を構成している。また、導光板102、103、冷陰極管111は、他の発光領域を発光させる光源ユニット(102,103,111)を構成している。
次に、本発明の第5の実施の形態による照明装置及びそれを備えた表示装置について、図29乃至図32を用いて説明する。液晶表示装置は、ノート型PCの表示部や携帯型テレビ受像機、モニタ装置、投射型プロジェクタ等に用いられている。しかし、従来のカラー液晶表示装置は、動画表示特性がCRTに比較して劣っているという問題を有している。この問題点を解消し、インパルス型であるCRTに近い動画表示特性を得るため、表示方式がホールド型である液晶表示装置で擬似的なインパルス型表示を行なうことが試みられている。手法は様々であるが、液晶表示パネルへの負担の少ない、バックライトユニットの調光法が盛んに検討されている。
まず、本実施の形態の実施例5−1による照明装置及びそれを備えた表示装置について図29乃至図31を用いて説明する。図29は、本実施例による照明装置及びそれを備えた表示装置の構成を示す断面図である。図29に示すように、液晶表示パネル3の裏面側には、略板状の導光板120が配置されている。図示していないが、導光板120の裏面側の全領域には、散乱反射パターン等の採光要素が形成されている。導光板120の一端部近傍には、光源部124が配置されている。光源部124は、例えば表示画面側から見ると導光板120の上側に配置される。光源部124は、冷陰極管122とリフレクタ26と円筒状部材126とを有している。
次に、本実施の形態の実施例5−2による照明装置について図32を用いて説明する。図32は、本実施例による照明装置の構成を示す断面図である。図32に示すように、バックライトユニット2は、拡散反射パターンが形成されていない略板状の導光板121を有している。導光板121は、光を射出する光射出面134と、光射出面134に対向する対向面136とを有している。導光板121の一端部近傍には、冷陰極管122が配置されている。冷陰極管122の周囲には、導光板121側が開口された断面U字状のリフレクタ26が配置されている。導光板121の裏面側には、機械的な上下動により導光板121に光学的に接触/分離できる数本のアクチュエータ130(図32では5本示している)が互いに並列して設けられている。アクチュエータ130の導光板121に対する接触面には、拡散反射パターン等の採光要素が形成された光学的反射板132が光反射面として取り付けられている。駆動部である各アクチュエータ130は、例えばいずれかの光学的反射板132が順次導光板121に光学接触するように駆動する。図中の矢印で示すように、導光板121に入射した光は、導光板121に接触している光学的反射板132でのみ拡散反射され、導光板121の表面側から射出する。
次に、本発明の第6の実施の形態による照明装置及びそれを備えた表示装置について、図33及び図34を用いて説明する。一般的な液晶表示装置では、線順次駆動により各画素に階調データを書き込むことにより所望の表示が得られている。しかしながら液晶表示装置は、あるフレームで書き込まれた各画素の階調を次フレームまでのフレーム期間表示し続けるホールド型の表示を行うため、動画を表示させた場合に表示画像がぼけてしまうという問題を有していた。この動画ぼけの問題を解決するために、バックライトユニットを複数の領域毎に分割し、階調データの書き込みに同期させて各分割領域の光源を点滅させるスキャンバックライト方式の液晶表示装置がある。
また、表示領域の全画素に同時に階調データが書き込まれると、表示領域全体に同時に電流が流れるためにノイズが生じ易くなるおそれがある。上記の例では、各被照明領域毎に階調データが書き込まれるため、ノイズの発生を抑制できる。
次に、本発明の第7の実施の形態による照明装置及びそれを備えた表示装置について、図35乃至図40を用いて説明する。従来の液晶表示装置において、テレビ映像等の動画を表示させると、観察者にはぼけた映像として視認されていた。この動画ぼけは、液晶の応答速度が遅いために生じていた。近年、液晶の応答速度を改善するために、階調電圧より振幅の大きい電圧を液晶層に印加する駆動補償(オーバードライブ)機能(例えば、特許文献15参照)が広く一般的に用いられている。
(付記1)
導光する光を拡散反射させる光拡散反射面と、拡散反射された前記光が射出する光射出面と、前記光拡散反射面が形成され、互いに分離された複数の発光領域とをそれぞれ備え、前記光射出面に垂直方向に見て前記複数の発光領域がほぼ相補的に配置されるように積層された複数の導光板と、
前記複数の導光板の端部にそれぞれ配置された複数の光源と
を有することを特徴とする照明装置。
付記1記載の照明装置において、
前記光拡散反射面は、前記光射出面に垂直方向に見て、前記複数の導光板間で互いに重ならないように配置されていること
を特徴とする照明装置。
付記1記載の照明装置において、
前記光拡散反射面は、前記光射出面に垂直方向に見て、前記複数の導光板間で互いに部分的に重なるように配置されていること
を特徴とする照明装置。
付記1乃至3のいずれか1項に記載の照明装置において、
前記複数の光源を順次間欠点灯させる光源制御系をさらに有していること
を特徴とする照明装置。
(付記5)
第1の導光板とその端部に配置された第1の光源とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
前記第1の光源ユニットの前記表示パネル側に積層され、前記第1の導光板と異なる形状を有する第2の導光板とその端部に配置された第2の光源とを備え、前記第1の発光領域に隣接する第2の発光領域を主として発光させて前記表示パネルを照明する第2の光源ユニットと
を有することを特徴とする照明装置。
付記5記載の照明装置において、
前記第1の導光板は、前記第2の導光板より厚さが薄いこと
を特徴とする照明装置。
付記5記載の照明装置において、
前記第1の導光板は、前記第2の導光板より厚さが厚いこと
を特徴とする照明装置。
付記5乃至7のいずれか1項に記載の照明装置において、
前記第1の導光板は、くさび形状であること
を特徴とする照明装置。
付記5乃至8のいずれか1項に記載の照明装置において、
前記第1及び第2の導光板は、前記第1及び第2の発光領域の境界近傍に、前記表示パネル表面に垂直方向に見て、互いに相補的に混在する採光要素をそれぞれ有していること
を特徴とする照明装置。
(付記10)
第1の導光板とその端部に配置された第1の光源とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
前記第1の導光板に対してほぼ同一平面上に隣接して配置された第2の導光板とその端部に配置された第2の光源とを備え、前記第1の発光領域に隣接する第2の発光領域を主として発光させて前記表示パネルを照明する第2の光源ユニットと、
前記第1の導光板と第2の導光板とに挟まれて配置され、前記第1及び第2の導光板の厚さより高さの低い反射ミラーと
を有することを特徴とする照明装置。
第1の導光板と、前記第1の導光板の端部に配置された第1の光源と、前記第1の導光板に形成され前記第1の光源からの光を採り出す第1の採光要素とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
前記第1の光源ユニットの前記表示パネル側に積層され、前記第1の導光板とほぼ同じ長さを有する第2の導光板と、前記第2の導光板の端部に配置された第2の光源と、前記第2の導光板に形成され、前記第2の光源からの距離が前記第1の光源及び前記第1の採光要素の間の距離に等しい領域に配置されて、前記第2の光源からの光を採り出す第2の採光要素とを備え、前記第1の発光領域に隣接する第2の発光領域を主として発光させて前記表示パネルを照明する第2の光源ユニットと
を有することを特徴とする照明装置。
表示パネルを照明する面状光源と、
前記面状光源の前記表示パネル側に配置され、前記面状光源からの光の透過/非透過の切替えが複数の領域毎に可能な光シャッタと
を有することを特徴とする照明装置。
付記12記載の照明装置において、
前記光シャッタは、液晶分子の傾斜方向が互いに直交するように積層された2枚のゲストホストモードの液晶パネルを有していること
を特徴とする照明装置。
付記13記載の照明装置において、
前記液晶パネルは、垂直配向モードであること
を特徴とする照明装置。
(付記15)
第1の導光板と、
前記第1の導光板に積層された第2の導光板と、
前記第1又は第2の導光板の端部に配置された光源と、
前記光源からの光を前記第1の導光板又は前記第2の導光板のいずれか一方に切り替えて入射させる光路切替え部と
を有することを特徴とする照明装置。
付記15記載の照明装置において、
前記光路切替え部は、所定の偏光方向を有する直線偏光を透過させる偏光選択層と、前記直線偏光の偏光方向を回転可能な液晶パネルと、偏光方向が回転された前記直線偏光を選択的に反射/透過させる偏光ビームスプリッタとを少なくとも有すること
を特徴とする照明装置。
くさび型の形状を有する第1の導光板とその端部に配置された第1の光源とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
くさび型の形状を有し前記第1の導光板の前記表示パネル側に入れ子状に積層された第2の導光板とその端部に配置された第2の光源とを備え、前記第1の発光領域に隣接する第2の発光領域を主として発光させて前記表示パネルを照明する第2の光源ユニットと
を有することを特徴とする照明装置。
互いにほぼ同一平面上に配置された複数の第1の導光板と、前記複数の第1の導光板間に配置された第1の光源とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
前記第1の導光板に対してほぼ同一平面上に配置され、一部が前記第1の導光板に結合された複数の第2の導光板と、前記複数の第2の導光板間に配置された第2の光源とを備え、第2の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第2の光源ユニットと
を有することを特徴とする照明装置。
(付記19)
光を導光する導光板と、
前記導光板の端部に配置された光源と、
前記光源からの光の射出方向を所定周期で変更させる光射出方向変更部と
を有することを特徴とする照明装置。
付記19記載の照明装置において、
前記光射出方向変更部は、前記光源を囲んで回転可能に設けられ、光を透過させる光透過部と光を透過させない光非透過部とが回転方向に交互に配置された円筒状部材と、前記円筒状部材を回転させる駆動部とを有していること
を特徴とする照明装置。
付記20記載の照明装置において、
前記円筒状部材は光透過材料で形成され、前記光非透過部は前記円筒状部材表面に光反射材料で形成された反射膜であること
を特徴とする照明装置。
付記21記載の照明装置において、
前記光反射材料はアルミニウムであること
を特徴とする照明装置。
付記20記載の照明装置において、
前記円筒状部材は光反射材料で形成され、前記光透過部は前記円筒状部材が開口された開口部であること
を特徴とする照明装置。
光を射出する光射出面と、前記光射出面に対向する対向面とを備えた導光板と、
前記導光板の端部に配置された光源と、
前記導光板の前記対向面側に並列して配置され、前記対向面に光学的に接触/分離可能な複数の光反射面と、
前記複数の光反射面を前記対向面に順次光学的に接触させる駆動部と
を有することを特徴とする照明装置。
付記24記載の照明装置において、
前記導光板は、光学的に接触されている前記光反射面でのみ光を拡散反射すること
を特徴とする照明装置。
付記24又は25に記載の照明装置において、
前記駆動部は、前記光により照明される表示パネルに形成されたゲートバスラインに順次出力されるゲートパルスのいずれかに同期して、前記複数の光反射面を前記対向面に順次光学的に接触させること
を特徴とする照明装置。
表示領域を備えた表示パネルと、前記表示領域を照明する照明装置とを有する表示装置において、
前記照明装置は、付記1乃至26のいずれか1項に記載の照明装置が用いられていること
を特徴とする表示装置。
(付記28)
表示領域を備え、前記表示領域全体又は前記表示領域が複数に分割された分割領域毎の画素に、所定の階調データを所定のタイミングで同時に書き込む表示パネルと、
前記タイミングの直前に、前記階調データが書き込まれた画素を照明する照明装置と
を有することを特徴とする表示装置。
付記28記載の表示装置において、
前記画素は、前記階調データを記憶する記憶部と、所定の信号の入力により前記階調データを当該画素に書き込むスイッチング部とを有していること
を特徴とする表示装置。
(付記30)
表示領域を備えた表示パネルと、
前記表示領域を照明する照明装置と、
前記照明装置を周期毎に異なる発光タイミングで発光させる光源制御系と
を有することを特徴とする表示装置。
付記30記載の表示装置において、
前記発光タイミングは、前記表示パネルの駆動周波数の整数倍でない周波数を有すること
を特徴とする表示装置。
付記30又は31に記載の表示装置において、
前記発光タイミングは、前記表示パネルの駆動位相と異なる位相を有すること
を特徴とする表示装置。
付記30乃至32のいずれか1項に記載の表示装置において、
前記表示パネルは、駆動補償機能を有すること
を特徴とする表示装置。
2 バックライトユニット
3 液晶表示パネル
12 TFT基板
14 対向基板
16 金属ベゼル
18 樹脂フレーム
20、21、50〜53、100〜103、120、121 導光板
22a、22b、23a、23b、46〜49、110、111、122 冷陰極管
26 リフレクタ
28 発光面
30a、30b、31a、31b 拡散反射層
32 拡散反射シート
33 順次点灯回路
34、35、60 拡散シート
36 プリズムシート
38、39、64〜67、134 光射出面
40 線状突起
42、82 液晶
42a、42b、78 液晶分子
44 画素電極
54〜57、104 採光要素
62 拡散反射板
68、69、180 反射ミラー
70、71 隙間部
72、73、96 液晶パネル
74 液晶シャッタ
76 面状光源
80 二色性色素分子
84 透明基板
86a〜86d 透明電極
88、89 光路切替え部
90、91 反射ミラー
92 1/4波長板
94 偏光選択層
98 偏光ビームスプリッタ
124 光源部
126 円筒状部材
128 反射膜
130 アクチュエータ
132 光学的反射板
136 対向面
140、141 TFT
142、143 蓄積容量
150 制御回路
152 液晶表示パネル駆動回路
154 インバータ回路
156 表示画面
158 黒縦帯
160 ゴースト
162 動画ぼけ部
170 ゴーストリダクション回路
Claims (20)
- 導光する光を拡散反射させる光拡散反射面と、拡散反射された前記光が射出する光射出面と、前記光拡散反射面が形成され、互いに分離された複数の発光領域とをそれぞれ備え、前記光射出面に垂直方向に見て前記複数の発光領域がほぼ相補的に配置されるように積層された複数の導光板と、
前記複数の導光板の端部にそれぞれ配置された複数の光源と
を有することを特徴とする照明装置。 - 請求項1記載の照明装置において、
前記光拡散反射面は、前記光射出面に垂直方向に見て、前記複数の導光板間で互いに重ならないように配置されていること
を特徴とする照明装置。 - 第1の導光板とその端部に配置された第1の光源とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
前記第1の光源ユニットの前記表示パネル側に積層され、前記第1の導光板と異なる形状を有する第2の導光板とその端部に配置された第2の光源とを備え、前記第1の発光領域に隣接する第2の発光領域を主として発光させて前記表示パネルを照明する第2の光源ユニットと
を有することを特徴とする照明装置。 - 請求項3記載の照明装置において、
前記第1の導光板は、前記第2の導光板より厚さが薄いこと
を特徴とする照明装置。 - 請求項3又は4に記載の照明装置において、
前記第1及び第2の導光板は、前記第1及び第2の発光領域の境界近傍に、前記表示パネル表面に垂直方向に見て、互いに相補的に混在する採光要素をそれぞれ有していること
を特徴とする照明装置。 - 第1の導光板とその端部に配置された第1の光源とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
前記第1の導光板に対してほぼ同一平面上に隣接して配置された第2の導光板とその端部に配置された第2の光源とを備え、前記第1の発光領域に隣接する第2の発光領域を主として発光させて前記表示パネルを照明する第2の光源ユニットと、
前記第1の導光板と第2の導光板とに挟まれて配置され、前記第1及び第2の導光板の厚さより高さの低い反射ミラーと
を有することを特徴とする照明装置。 - 第1の導光板と、前記第1の導光板の端部に配置された第1の光源と、前記第1の導光板に形成され前記第1の光源からの光を採り出す第1の採光要素とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
前記第1の光源ユニットの前記表示パネル側に積層され、前記第1の導光板とほぼ同じ長さを有する第2の導光板と、前記第2の導光板の端部に配置された第2の光源と、前記第2の導光板に形成され、前記第2の光源からの距離が前記第1の光源及び前記第1の採光要素の間の距離に等しい領域に配置されて、前記第2の光源からの光を採り出す第2の採光要素とを備え、前記第1の発光領域に隣接する第2の発光領域を主として発光させて前記表示パネルを照明する第2の光源ユニットと
を有することを特徴とする照明装置。 - 表示パネルを照明する面状光源と、
前記面状光源の前記表示パネル側に配置され、前記面状光源からの光の透過/非透過の切替えが複数の領域毎に可能な光シャッタと
を有することを特徴とする照明装置。 - 請求項8記載の照明装置において、
前記光シャッタは、液晶分子の傾斜方向が互いに直交するように積層された2枚のゲストホストモードの液晶パネルを有していること
を特徴とする照明装置。 - 第1の導光板と、
前記第1の導光板に積層された第2の導光板と、
前記第1又は第2の導光板の端部に配置された光源と、
前記光源からの光を前記第1の導光板又は前記第2の導光板のいずれか一方に切り替えて入射させる光路切替え部と
を有することを特徴とする照明装置。 - 請求項10記載の照明装置において、
前記光路切替え部は、所定の偏光方向を有する直線偏光を透過させる偏光選択層と、前記直線偏光の偏光方向を回転可能な液晶パネルと、偏光方向が回転された前記直線偏光を選択的に反射/透過させる偏光ビームスプリッタとを少なくとも有すること
を特徴とする照明装置。 - くさび型の形状を有する第1の導光板とその端部に配置された第1の光源とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
くさび型の形状を有し前記第1の導光板の前記表示パネル側に入れ子状に積層された第2の導光板とその端部に配置された第2の光源とを備え、前記第1の発光領域に隣接する第2の発光領域を主として発光させて前記表示パネルを照明する第2の光源ユニットと
を有することを特徴とする照明装置。 - 互いにほぼ同一平面上に配置された複数の第1の導光板と、前記複数の第1の導光板間に配置された第1の光源とを備え、第1の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第1の光源ユニットと、
前記第1の導光板に対してほぼ同一平面上に配置され、一部が前記第1の導光板に結合された複数の第2の導光板と、前記複数の第2の導光板間に配置された第2の光源とを備え、第2の発光領域を主として発光させて表示パネルを照明する第2の光源ユニットと
を有することを特徴とする照明装置。 - 光を導光する導光板と、
前記導光板の端部に配置された光源と、
前記光源からの光の射出方向を所定周期で変更させる光射出方向変更部と
を有することを特徴とする照明装置。 - 請求項14記載の照明装置において、
前記光射出方向変更部は、前記光源を囲んで回転可能に設けられ、光を透過させる光透過部と光を透過させない光非透過部とが回転方向に交互に配置された円筒状部材と、前記円筒状部材を回転させる駆動部とを有していること
を特徴とする照明装置。 - 光を射出する光射出面と、前記光射出面に対向する対向面とを備えた導光板と、
前記導光板の端部に配置された光源と、
前記導光板の前記対向面側に並列して配置され、前記対向面に光学的に接触/分離可能な複数の光反射面と、
前記複数の光反射面を前記対向面に順次光学的に接触させる駆動部と
を有することを特徴とする照明装置。 - 請求項16記載の照明装置において、
前記導光板は、光学的に接触されている前記光反射面でのみ光を拡散反射すること
を特徴とする照明装置。 - 表示領域を備えた表示パネルと、前記表示領域を照明する照明装置とを有する表示装置において、
前記照明装置は、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の照明装置が用いられていること
を特徴とする表示装置。 - 表示領域を備え、前記表示領域全体又は前記表示領域が複数に分割された分割領域毎の画素に、所定の階調データを所定のタイミングで同時に書き込む表示パネルと、
前記タイミングの直前に、前記階調データが書き込まれた画素を照明する照明装置と
を有することを特徴とする表示装置。 - 表示領域を備えた表示パネルと、
前記表示領域を照明する照明装置と、
前記照明装置を周期毎に異なる発光タイミングで発光させる光源制御系と
を有することを特徴とする表示装置。
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