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JP2009075736A - 医用ネットワークシステム並びに検査依頼管理装置及びその管理方法 - Google Patents

医用ネットワークシステム並びに検査依頼管理装置及びその管理方法 Download PDF

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JP2009075736A JP2007242418A JP2007242418A JP2009075736A JP 2009075736 A JP2009075736 A JP 2009075736A JP 2007242418 A JP2007242418 A JP 2007242418A JP 2007242418 A JP2007242418 A JP 2007242418A JP 2009075736 A JP2009075736 A JP 2009075736A
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Abstract

【課題】異なるタイムゾーンに属する読影機関に読影依頼を行う際に、読影レポートの完了日時を容易に把握することができるようにする。
【解決手段】病院D1のクライアント端末19より読影機関A1に対する読影依頼情報を受け付けた際に、病院D1及び読影機関A1がそれぞれ属するタイムゾーンを識別する。タイムゾーンの識別結果と、読影依頼情報の受付日時(日本国時間)とに基づき、読影機関A1におけるレポート完了予定日時を算出する。レポート完了予定日時(A国時間)の算出結果に基づき、病院D1が属するタイムゾーンを基準とする読影機関A1のレポート完了日時を算出する。算出したレポート完了日時(D国時間)を含む依頼先納期情報を病院D1のクライアント端末19に配信する。病院D1の担当者は、配信された依頼先納期情報に基づき、読影レポートの完了日時を容易に把握することができる。
【選択図】図13

Description

本発明は、ネットワークを介して、検査依頼を受け付けるとともに、この検査依頼の依頼元とは異なるタイムゾーンに属している依頼先に検査依頼を行うための医用ネットワークシステム並びに検査依頼管理装置及びその管理方法に関するものである。
CT装置やMRI装置などのモダリティで撮影された医用画像を観察して画像診断(読影)を専門に行う読影機関が知られている。読影機関には読影の専門医である読影医師が所属しており、読影医師は、依頼元の求めに応じて医用画像の読影を行い、その結果を記した読影レポートを作成し、これを依頼元に返送する。こうした読影機関は、地方の診療所など、スタッフに読影医師がいない小規模の医療施設に利用される。
こうした読影を支援するために、読影の依頼元の医療施設と、読影の依頼先の読影機関との遠隔地間で、読影依頼情報、医用画像、読影レポートなどの中継を行う医用ネットワークシステムが知られている。この医用ネットワークシステムは、医療施設及び読影機関にそれぞれ設置されたクライアント端末と、各クライアント端末とIP(インターネットプロトコル)ネットワークなどを介して接続され、各クライアント端末からの要求に応じて種々のサービスを提供するサーバを有するデータセンタとからなる。
医用ネットワークシステムに参加している医療施設は、ククライアント端末よりサーバにアクセスして、モニタに表示される所定の読影依頼の入力画面に読影依頼情報の入力を行う。これにより、読影依頼情報がデータセンタに送信されるとともに、このデータセンタを中継して依頼先の読影機関へ読影依頼情報が配信される。読影依頼を受けた読影機関は、依頼元の診療施設よりデータセンタにアップロードされた医用画像をダウンロードして、読影レポートを作成する。そして、依頼元の医療施設は、読影機関よりデータセンタにアップロードされた読影レポートをダウンロードし、これを参照する。このようなサービスを利用することにより、医療施設は、例えば翌日の指定時間にまでに読影レポートを得ることができる。
ところで、近年では読影医師の数が不足しているため、医療施設側が希望する日時までに読影レポートを作成してくれる読影機関を日本国内で見つけられない場合がある。こうした問題を解決するため、データセンタと海外の読影機関のクライアント端末とをIPネットワークを介して接続することで、海外の読影機関を検索して読影依頼を行うことができる医用ネットワークシステムが知られている(特許文献1参照)。また、この医用ネットワークシステムを利用することで、読影医師の少ない国の医療施設から、日本国内のデータセンタを中継して他の国の優れた読影機関に読影依頼を行うこともできる。
特開2005−173785号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているように、日本国内の医療施設から海外の読影機関に対して読影依頼を行った場合や、読影医師の少ない国の医療施設から日本国以外の国の読影機関に読影依頼を行った場合には、依頼元の医療施設と、依頼先の読影機関との間に時差が生じてしまう。このように両者の間に時差が生じていると、依頼元の医療施設は、読影レポートの作成完了(アップロード)日時が容易に分からなくなるという問題が生じる。
例えば、依頼先の読影機関の時差が依頼元の医療施設の時差よりも2時間進んでおり、読影機関が、所定の受付制限時刻までに受け付けた読影依頼に対する読影レポートを翌日の12:00までにアップロードする場合を例に挙げて説明する。この場合には、読影機関が属するタイムゾーンを基準とする時間では翌日の12:00がレポート完了予定日時となるが、医療施設の属するタイムゾーンを基準とする時間では翌日の10:00がレポート完了予定日時となる。このように異なるタイムゾーンに属する読影機関に読影依頼を行う場合には、読影レポートの完了予定日時等を時差計算により求めるなどの運用で対処しなければならないといった問題が発生する。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、異なるタイムゾーンに属する医療検査施設に医療検査の依頼を行った場合でも、その結果報告の日時等を容易に把握することができる医用ネットワークシステム並びに検査依頼管理装置及びその管理方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、医療検査の検査依頼をするための依頼用端末、及び依頼用端末の属するタイムゾーンとは異なるタイムゾーンに属しており、検査依頼を受け付けるための受付用端末からなる複数の端末と、依頼用端末及び受付用端末にネットワークを介して接続され、依頼用端末から受付用端末へ発行される依頼情報を中継して、依頼用端末により指定された受付用端末へ配信するサーバとからなる医用ネットワークシステムにおいて、前記サーバは、前記依頼用端末及び受付用端末のタイムゾーン情報を格納するタイムゾーン情報格納手段と、前記依頼用端末より前記検査依頼に関するアクセスを受け付けるアクセス受付手段と、前記アクセス受付手段がアクセスを受け付けた際に、前記タイムゾーン情報格納手段を参照して、前記依頼用端末及び受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するタイムゾーン識別手段と、前記タイムゾーン識別手段の識別結果に基づき、前記アクセス受付手段がアクセスを受け付けたアクセス受付日時から、前記受付用端末が設置されている医療検査施設の少なくとも1つにおける検査結果報告の納期に関する時間情報を求め、求めた前記時間情報を前記依頼用端末の属するタイムゾーンを基準とする時間に変換した変換時間情報を求める納期算出手段と、前記変換時間情報をアクセス元の前記依頼用端末に配信する時間情報配信手段とを備えることを特徴とする。
前記アクセス受付手段が前記検査依頼を受け付けたときに、前記タイムゾーン識別手段は、アクセス元の前記依頼用端末及び前記医療検査の依頼先の前記受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するとともに、前記納期算出手段は、前記依頼先の前記医療検査施設における前記時間情報を求めて前記変換時間情報に変換することが好ましい。
前記アクセス受付手段が前記医療検査の依頼先を検索するための検索依頼を受け付けたときに、前記タイムゾーン識別手段は、アクセス元の前記依頼用端末及び全ての前記受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するとともに、前記納期算出手段は、全ての前記医療検査施設における前記時間情報を求めてそれぞれ前記変換時間情報に変換することが好ましい。これにより、医療検査の依頼を行う際に、各医療検査施設における納期を参照して依頼先を決定することができる。
前記納期算出手段は、前記アクセス受付日時を前記受付用端末の属するタイムゾーンを基準とする時間に変換した変換アクセス受付日時を求めて、求めた前記変換アクセス受付日時と、前記医療検査施設において前記検査結果報告に要する期間とから前記時間情報を求めることが好ましい。
前記納期算出手段は、前記変換アクセス受付日時の時刻が前記医療検査施設ごとに予め定められている受付制限時刻を超えたときに、前記検査結果報告に要する期間に1日加えた期間に基づき前記時間情報を求めることが好ましい。これにより、より正確な納期を求めることができる。
前記サーバは、前記医療検査施設毎の詳細情報を格納した詳細情報格納手段と、前記依頼用端末からの要求に基づき、前記依頼用端末により指定された前記医療検査施設の詳細情報を要求元の前記依頼用端末へ配信する詳細情報配信手段とを備えていることが好ましい。さらに、前記詳細情報は、前記医療検査施設において前記医療検査を行う医師の医師情報と、前記医療検査施設において作成される前記結果報告の様式情報とを含むことが好ましい。これにより、医療検査の依頼を行う際に、各医療検査施設の納期だけではなく、それぞれの詳細情報を参照して依頼先を決定することができる。
前記医療検査には、モダリティによって撮影された医用画像の読影を行う読影依頼が含まれていることが好ましい。医用画像の読影を依頼する場合には、ネットワークを介して医用画像を依頼先に配信することができるので、検査対象が依頼先へ配送されるまでの期間を考慮する必要がなく、納期を容易に算出することができる。
上記問題を解決するため、本発明は、医療検査の検査依頼をするための依頼用端末、及び依頼用端末の属するタイムゾーンとは異なるタイムゾーンに属しており、検査依頼を受け付けるための受付用端末からなる複数の端末とネットワークを介して接続され、依頼用端末から受付用端末へ発行される依頼情報を中継して、依頼用端末により指定された受付用端末へ配信する検査依頼管理装置において、前記依頼用端末及び受付用端末のタイムゾーン情報を格納するタイムゾーン情報格納手段と、前記依頼用端末より前記検査依頼に関するアクセスを受け付けるアクセス受付手段と、前記アクセス受付手段がアクセスを受け付けた際に、前記タイムゾーン情報格納手段を参照して、前記依頼用端末及び受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するタイムゾーン識別手段と、前記タイムゾーン識別手段の識別結果に基づき、前記アクセス受付手段がアクセスを受け付けたアクセス受付日時から、前記受付用端末が設置されている医療検査施設の少なくとも1つにおける検査結果報告の納期に関する時間情報を求め、求めた前記時間情報を前記依頼用端末の属するタイムゾーンを基準とする時間に変換した変換時間情報を求める納期算出手段と、前記変換時間情報をアクセス元の前記依頼用端末に配信する時間情報配信手段とを備えることを特徴とする。
上記問題を解決するため、本発明は、ネットワークを介して、医療検査の検査依頼をするための依頼用端末から、依頼用端末の属するタイムゾーンとは異なるタイムゾーンに属しており、検査依頼を受け付けるための受付用端末へ発行される依頼情報を中継して、依頼用端末により指定された受付用端末へ配信する検査依頼管理方法において、前記依頼用端末及び受付用端末のタイムゾーン情報を格納するタイムゾーン情報格納ステップと、前記依頼用端末から前記検査依頼に関するアクセスを受け付けた際に、前記タイムゾーン情報格納ステップにおいて格納された前記タイムゾーン情報を参照して、前記依頼用端末及び受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するタイムゾーン識別ステップと、前記タイムゾーン識別ステップにおける識別結果に基づき、前記依頼用端末からのアクセスを受け付けたアクセス受付日時から、前記受付用端末が設置されている医療検査施設の少なくとも1つにおける検査結果報告の納期に関する時間情報を求め、求めた前記時間情報を前記依頼用端末の属するタイムゾーンを基準とする時間に変換した変換時間情報を求める納期算出ステップと、前記変換時間情報をアクセス元の前記依頼用端末に配信する時間情報配信ステップとを有することを特徴とする。
本発明は、依頼用端末からのアクセスを受け付けた際に、タイムゾーン情報格納手段を参照して、依頼用端末及び受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するとともに、この識別結果とアクセス受付日時とに基づき、受付用端末が設置されている医療検査施設の少なくとも1つにおける検査結果報告の納期に関する時間情報を求め、求めた時間情報を依頼用端末の属するタイムゾーンを基準とする時間に変換した変換時間情報を、アクセス元の依頼用端末に配信するようにしたので、異なるタイムゾーンに属する医療検査施設に対して検査依頼を行った場合でも、その検査結果報告の納期を容易に把握することができる。これにより、医療検査を依頼する側では、結果報告の納期を時差計算等で求める必要がなくなるので、担当者の作業を減らすことができる。
図1に示す医用ネットワークシステム2は、日本国内のデータセンタ10と、海外の医療施設(A〜C国内の読影機関、D〜E国内の病院)とをIPネットワーク12を介して接続することで構成されており、オンラインで医用画像の読影依頼を行うシステムである。なお、日本国及びA〜E国はそれぞれ異なるタイムゾーンに属しているものとする。また、データセンタ10に接続される医療施設の数は、特に限定はされない。
データセンタ10は、複数の医療施設に対して、医療検査の予約のスケジュール管理サービス、複数の医療施設が保有する医療情報をバックアップして保管するデータバックアップサービス、症例データを蓄積して医療施設間で共有させる症例参照サービスなどのアプリケーションサービスを提供するセンタである。
IPネットワーク12は、例えば、ベースネットワークとして通信事業者が保有する専用の広域IP網を使用しており、この広域IP網上にVPN(Virtual Private Network)を構築した閉域のネットワークである。こうすることで、IPネットワーク12内を行き交うデータが、医用ネットワークシステム2の外部に漏洩することがないようにデータセキュリティを確保することができる。
A国〜C国内には、それぞれ読影機関A1〜C1がある。読影機関A1〜C1は、依頼対象の医用画像の読影を行い、その結果を表す読影レポートを作成し、作成した読影レポートをデータセンタ10にアップロードする。各読影機関A1〜C1には、それぞれ通信インタフェース15、クライアント端末16等が設けられており、両者は読影機関A1〜C1内のLANなどを介して互いに接続される。
通信インタフェース15は、読影機関A1〜C1のLANに対応した形式とIPネットワーク12に対応した形式とでデータ形式を変換することにより、読影機関A1〜C1のLANとIPネットワーク12とを接続する。なお、この通信インタフェース15は、例えば、モデムやルータなどであり、読影機関A1〜C1のLANやIPネットワーク12の規格に準拠して適宜選択される。
クライアント端末16(受付用端末)は、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーションなどによって構成されている。クライアント端末16は、データセンタ10と通信を行って、読影依頼の受付や、医用画像のモニタへの表示、読影レポートのデータセンタ10へのアップロードなどに用いられる。
D〜E国には、それぞれ病院D1,E1がある。病院D1,E1は、医用画像の撮影のためのCT(Computed Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などモダリティ機器17を保有してはいるが、医用画像の読影を行う読影部門を有さない、または読影医師の人数が少ない中規模な医療施設である。従って、病院D1,E1が読影の依頼元となって、各読影機関A1〜C1に対して読影依頼を行う。
病院D1,E1には、それぞれモダリティ機器17、通信インタフェース18、クライアント端末19(依頼用端末)が設けられており、これらの各部は、例えば病院D1、E1内のLANなどを介して互いに接続される。通信インタフェース18は、上述の通信インタフェース15と基本的に同じものである。また、クライアント端末19も、上述のクライアント端末16と基本的に同じものであり、データセンタ10への読影の依頼情報の送信や、医用画像のデータセンタ10へのアップロードなどに用いられる。
モダリティ機器17で撮影を行う場合には、患者氏名や、各医療施設固有の患者IDなどが入力される。こうして入力された情報は、医用画像のデータファイル内に付帯情報として格納される。医用画像のデータファイルは、例えば、医用デジタル画像と通信に関する標準規格である、DICOM(Digital Imaging and COMmunications)規格のファイル形式で保存される。DICOM規格のファイルには、画像本体のデータを格納するエリアの他に、付帯情報を格納するエリアが設けられており、この付帯情報には、患者名、患者ID、性別、年齢などの患者情報や、撮影するモダリティ機器の種類、撮影対象となる撮影部位、撮影を行った医療施設名などの撮影情報が含まれる。また、医用画像がデータセンタ10にアップロードされる際に、付帯情報には画像IDが付与される。これら各項目のデータが格納されるデータフィールドはそれぞれタグとして定義されている。
データセンタ10は、D,E国の病院D1,E1のクライアント端末19から、A〜C国の各読影機関A1〜C1へ発行される読影依頼情報を中継して、依頼元が指定した読影機関A1〜C1のクライアント端末16に対して読影依頼情報を配信する。また、データセンタ10は、依頼元の病院D1,E1からアップロードされた医用画像を格納するとともに、依頼先の読影機関A1〜C1からアップロードされた読影レポートを格納する。また、データセンタ10は、クライアント16,19からの要求に応じて、各種情報(完了通知情報、画像登録情報、納期情報等)を要求元のクライアント端末16,19に対して配信する。
データセンタ10は、受付サーバ20(サーバ、検査依頼管理装置)と、画像サーバ21と、レポートサーバ22と、通信インタフェース23とから構成されている。これらの各部は、例えば、データセンタ10内のLANなどによって接続されている。受付サーバ20は、上述の読影依頼情報の中継及び各種情報の配信を行う。
画像サーバ21は、病院D1,E1からデータセンタ10にアップロードされた医用画像を格納する。医用画像は、画像IDなどのID毎に整理分類して、種々の検索キーで検索が可能なように格納される。レポートサーバ22は、読影機関A1〜C1からアップロードされた読影レポートを格納する。読影レポートも、アップロード時に付与されたレポートID毎に整理分類して格納される。通信インタフェース23は、各サーバ20〜22をIPネットワーク12に接続するためのものであり、通信インタフェース15,18と基本的に同じものである。
図2に示すように、受付サーバ20は、大別して制御部25と、ストレージユニット26とから構成されている。制御部25には、受付サーバ20の各部を統括的に制御するCPU27が設けられている。CPU27は、制御部25のHDD(図示せず)などから各種プログラムを読み出し、読み出したプログラムを逐次実行することにより、受付サーバ20の各部を統括的に制御する。
図2〜図6に示すように、ストレージユニット26には、読影受付リスト30と、本発明のタイムゾーン情報格納手段を構成する各テーブル(病院テーブル31、読影機関テーブル32、地域テーブル33、タイムゾーンテーブル34)と、本発明の詳細情報格納手段を構成するレポート様式データベース(DB)35、及び登録医師DB36とが構築されている。
読影受付リスト30(図3参照)には、依頼元の病院D1,E1のクライアント端末19から受信した読影依頼情報が受付順に格納される。この読影依頼情報としては、例えば「受付番号」、「受付日時」、「患者氏名」、「画像ID」、「依頼元病院ID」、「依頼先読影機関ID」、「撮影部位」などが記録される。「受付番号」は、読影依頼情報の受付順番であり、「受付日時」は、データセンタ10における読影依頼情報の受付日時であり、「患者氏名」は、医用画像を撮影された患者氏名である。
「画像ID」は、上述したように医用画像がデータセンタ10にアップロードされる際に、後述するCPU27(依頼受付部)により付与されるID番号である。「依頼元病院ID」は、読影の依頼元となる病院に予め割り当てられているID番号であり、「依頼先読影機関ID」は、読影の依頼先の読影機関に予め割り当てられているID番号である。「撮影部位」は、医用画像の読影を依頼する部位である。
病院テーブル31(図2参照)には、「病院名」、「病院ID」、「地域ID」などが記録される。「病院名」は、各病院の名称であり、「病院ID」は、各病院のID番号である。「地域ID」は、各病院が属している国(地域)ごとに予め割り当てられているID番号である。
読影機関テーブル32(図4参照)には、「読影機関名」、「読影機関ID」、「地域ID」、「納期」、「受付制限時刻」などが記録される。「読影機関名」は、各読影機関の名称であり、「読影機関ID」は、各読影機関のID番号である。「地域ID」は、各読影機関が属している国(地域)のID番号である。
「納期」は、各読影機関においてそれぞれ読影依頼を受け付けてから、読影レポートをアップロードするまでに要する期間である。例えば、読影機関A1の納期である「1日(翌日12:00)」は、A国のタイムゾーンを基準とする時間(A国時間)において、読影依頼を受け付けた日の翌日の12:00までに読影レポートがアップロードされることを示している。
「受付制限時刻」は、各読影機関A1〜C1において上述の納期で読影レポートのアップロードを可能な読影依頼の受付制限時刻である。この受付制限時刻を超えて読影依頼がなされると、読影レポートがアップロードされるまでに、上述の納期の期間にさらに1日を加えた期間を要する。例えば、読影機関A1において18:00より後に受け付けた読影依頼に対する読影レポートは、その翌々日の12:00(A国時間)までにアップロードされる。
地域テーブル33(図2参照)には、「地域名」、「地域ID」、「タイムゾーンID」などが記録されている。「地域名」は、共通の標準時を使う地域全体の名称であり、ここでは、データセンタ10、各医療施設がそれぞれ属している国の名称である。「地域ID」は、各国のID番号である。「タイムゾーンID」は、各国がそれぞれ属しているタイムゾーンごとに予め割り当てられているID番号である。なお、1つの国に複数のタイムゾーンがある場合には、各タイムゾーンに属する地域毎に「地域ID」を割り当てればよい。
タイムゾーンテーブル(図2参照)には、「地域ID」、「時差」などが記録されている。「時差」は、協定世界時(UTC)と、各国が属するタイムゾーンの地方標準時との時差である。
レポート様式DB35(図5参照)には、各読影機関A1〜C1においてそれぞれ作成される読影レポートの様式を示す様式レポート35aが格納されている。各国A〜Cの読影機関A1〜C1では、それぞれ異なる様式で読影レポートを作成する。このため、詳しくは後述するが、各読影機関A1〜C1のレポート様式をデータセンタ10に予め格納しておくことで、依頼元の病院D1,E1は、読影依頼を行う前に各読影機関A1〜C1のレポート様式を参照して、依頼先を決定することができる。なお、様式レポート35aは、各読影機関A1〜C1において撮影部位ごとに作成されており、各レポート様式35aには、それぞれ予め割り当てられた様式IDが付帯情報として本文に付与されている。
また、レポート様式DB35には、DB内に格納されている様式レポート35aをリスト化した様式レポートリスト35bが格納されている。この様式レポートリスト35bには、「様式名」、「読影機関ID」、「撮影部位」、「様式ID」が記録されている。
登録医師DB36(図6参照)には、各読影機関A1〜C1にそれぞれ所属している読影医師を紹介するためのプロファイル36aと、各プロファイル36aをリスト化した登録医師リスト36bとが格納されている。プロファイル36aには、読影医師の顔写真、経歴(勤務年数)、得意分野等の情報が含まれているとともに、それぞれ各読影医師ごとに予め割り当てられた医師IDが付帯情報として本文に付与されている。これにより、詳しくは後述するが、読影依頼を行う前に各読影機関A1〜C1の読影医師のプロファイル36aを参照して、読影の依頼先を決定することができる。登録医師リスト36bには、「読影医師名」、所属先の「読影機関ID」、「医師ID」などが記録されている。
図2に戻って、CPU27は、制御部25のHDD等にインストールされているプログラムを実行することにより、受付部39(アクセス受付手段)、情報配信部40(時間情報配信手段、詳細情報配信手段)、翻訳部41、タイムゾーン識別部42(タイムゾーン識別手段)、納期演算部43(納期算出手段)として機能する。
受付部39は、各クライアント端末16,19より読影依頼(医用画像のアップロードを含む)に関するアクセスを受け付けて、各種処理を実行する。具体的には、受付部39は、病院D1,E1のクライアント端末19より読影依頼情報を受信したら、受信した読影依頼情報を読影受付リスト30に記録する。この際に、受付部39により読影依頼情報に「受付番号」、「受付日時」、「画像ID」が付与される。同時に、受付部39は、読影依頼情報とともにアップロードされる医用画像に対して同じ画像IDを付与する。
また、受付部39は、各読影機関A1〜C1のクライアント端末16より読影レポートがデータセンタ10にアップロードされたときに、読影レポートに対してレポートIDを付与する。さらに、受付部39は、読影レポートがアップロードされたときに、アップロードされた読影レポートに対応する読影依頼情報を読影受付リスト30から削除する。
情報配信部40は、病院D1,E1のクライアント端末19より、受付部39が読影依頼先の検索依頼の要求(アクセス)を受け付けた場合や、新たな読影依頼を行った依頼元のクライアント端末19からのアクセスを受け付けた場合に、アクセス元のクライアント端末19に対して納期情報を配信する。
納期情報は、読影の依頼元となる病院D1,E1に対して、読影レポートがアップロードされる予定日時(以下、レポート完了予定日時という)を通知するためのものである。この納期情報は、全ての読影機関A1〜C1のレポート完了予定日時の情報を含む統合納期情報と、読影の依頼先に指定された読影機関A1〜C1のみのレポート完了予定日時の情報を含む依頼先納期情報とからなる。なお、両納期情報で通知されるレポート完了予定日時は、後述する納期演算部43により、依頼元の病院D1,E1がそれぞれ属するタイムゾーンを基準とする時間で算出される。
統合納期情報は、受付部39に対して読影依頼先の検索依頼のアクセスを行ったアクセス元のクライアント端末19に対して配信される。依頼先納期情報は、新たな読影依頼を行った依頼元のクライアント端末19に対して配信される。
また、情報配信部40は、受付部39がクライアント端末16,19よりデータの配信要求(アクセス)を受け付けたときに作動して、要求元のクライアント端末16,19に対して最新のデータを配信する。これにより、依頼画面表示用ページデータ、依頼先選択用ページデータ、読影機関紹介ページデータ等が配信される。
依頼画面表示用ページデータは、クライアント端末19において読影依頼画面(図10参照)を表示するためのページデータであり、制御部25のHDD等にインストールされている画面レイアウトデータに基づき作成される。依頼先選択用ページデータは、クライアント端末19において読影依頼先選択画面(図11参照)を表示するためのページデータであり、読影機関テーブル32に記録されている情報に基づき作成される。読影機関紹介ページデータは、クライアント端末19において読影機関紹介画面(図12参照)を表示するためのページデータであり、レポート様式及び登録医師リスト35b,36b(図5,図6参照)に記録されている情報に基づき作成される。
また、情報配信部40は、受付部39がクライアント端末16,19よりデータの配信要求を受け付けたときに、読影受付リスト30等が更新されている場合には、更新情報の配信も行う。これにより、更新情報として、依頼受領情報、完了通知情報、画像登録情報などが配信される。
依頼受領情報は、新しい読影依頼があったことを依頼先の読影機関A1〜C1に通知するためのものであり、新たな依頼先となる読影機関A1〜C1のクライアント端末16が受付サーバ20の受付部39にアクセスした際に、アクセス元のクライアント端末16に対して配信される。
完了通知情報は、読影レポートがアップロードされたことを依頼元の病院D1,E1に通知するためのものであり、依頼元の病院D1,E1のクライアント端末19が受付部39にアクセスした際に、アクセス元のクライアント端末19に対して配信される。
画像登録情報は、読影を依頼された医用画像が画像サーバ21に格納されたことを依頼先の読影機関A1〜C1に通知するためのものであり、依頼先のクライアント端末16が受付部39にアクセスした際に、アクセス元のクライアント端末16に対して配信される。
翻訳部41は、詳しくは後述するが、病院D1,E1のクライアント端末19が各DB35,36に格納されているレポート様式35a、プロファイル36aをダウンロードする際に、それぞれA国〜C国の言語で記載されているレポート様式35a及びプロファイル36aの本文をD国、E国の言語に翻訳する。これにより、病院D1,E1のクライアント端末19において、それぞれD国、E国の言語でレポート様式35a及びプロファイル36aが表示される。
タイムゾーン識別部42は、受付部39が病院D1,E1のクライアント端末19で発行された読影依頼情報を受け付けたときに、依頼元の病院D1,E1(D国、E国)のタイムゾーンと、読影の依頼先に指定された読影機関A1〜C1(A国〜C国)のタイムゾーンとを識別する。具体的には図7に示すように、タイムゾーン識別部42は、読影受付リスト30に新たに記録された読影依頼情報の「依頼元病院ID」、「依頼先読影機関ID」を検索する。
次いで、タイムゾーン識別部42は、病院テーブル31内から「依頼元病院ID」と一致する「病院ID」に対応する「地域ID」を検索するとともに、読影機関テーブル32内から「依頼先読影機関ID」と一致する「読影機関ID」に対応する「地域ID」を検索する。これにより、依頼元の病院D1,E1及び依頼先の読影機関A1〜C1の「地域ID」が判別する。
依頼元及び依頼先の「地域ID」が判別したら、タイムゾーン識別部42は、地域テーブル33内から依頼元及び依頼先の「地域ID」に対応する「タイムゾーンID」をそれぞれ検索する。これにより、依頼元の病院D1,E1及び依頼先の読影機関A1〜C1の「タイムゾーンID」が判別する。
このように依頼元及び依頼先の「タイムゾーンID」が判別したら、タイムゾーン識別部42は、タイムゾーンテーブル34内から依頼元及び依頼先の「タイムゾーンID」に対応する時差情報を検索する。これにより、依頼元の病院D1,E1及び依頼先の読影機関A1〜C1がそれぞれ属するタイムゾーン(時差)を識別することができる。
また、タイムゾーン識別部42は、受付部39が病院D1,E1のクライアント端末19より読影依頼先の検索依頼のアクセスを受け付けたときは、アクセス元の病院D1,E1が属するタイムゾーンと、全ての読影機関A1〜C1がそれぞれ属するタイムゾーンとを識別する。この場合も図7で説明した通りの手順で行えばよいので、説明は省略する。
図2に戻って納期演算部43は、受付部39が病院D1,E1のクライアント端末19より新たな読影依頼情報を受け付けたときに、依頼元の病院D1,E1がそれぞれ属するタイムゾーンを基準とする時間におけるレポート完了予定日時(依頼先納期情報)を算出する。このレポート完了予定日時の算出は、読影依頼情報の受付日時と、上述のタイムゾーン識別部42による識別結果と、読影機関テーブル32とに基づき行われる。以下、図8に示すフローチャートを用いて、病院D1から読影機関A1に対して読影依頼が行われた場合におけるレポート完了予定日時の算出処理を例に挙げて説明する。なお、図8では、病院D1及び読影機関A1のタイムゾーンが識別されるまでは図示を省略している。
最初に納期演算部43は、受付サーバ20(受付部39)における読影依頼情報の受付日時(アクセス受付日時)から、読影機関A1(A国)のタイムゾーンを基準とする受付日時(変換アクセス受付日時)を算出する。具体的には、既知の受付サーバ20(日本国)のタイムゾーン情報(+9:00)と、先に求めた読影機関A1のタイムゾーン情報(+10:00)とから、A国が日本国よりも時差が1時間進んでいることが分かる。従って、受付サーバ20の受付日時に1時間を加えることで、読影機関A1における受付日時が算出される。
次いで、納期演算部43は、読影機関A1における受付日時の時刻と、読影機関テーブル32における読影機関A1の「受付制限時刻」とを比較して、受付日時の時刻が受付制限時刻(18:00)を超えているか否かを判定する。そして、納期演算部43は、受付制限時刻を越えていない場合には、読影機関テーブル32の読影機関A1の「納期」に基づき、受付日時の翌日の12:00を読影機関A1におけるレポート完了予定日時(時間情報)として算出する。また、納期演算部43は、受付制限時刻を越えている場合には、受付日時の翌々日の12:00を読影機関A1におけるレポート完了予定日時として算出する。
読影機関A1におけるレポート完了予定日時が算出されたら、納期演算部43は、D国のタイムゾーンを基準とする病院D1におけるレポート完了予定日時を算出する。具体的には、先に求めた読影機関A1のタイムゾーン情報(+10:00)と、病院D1のタイムゾーン情報(+8:00)とから、D国はA国よりも時差が2時間遅れていることが分かる。このため、読影機関A1におけるレポート完了予定日時から2時間引くことで、病院D1におけるレポート完了予定日時(変換時間情報)が算出される。この算出されたレポート完了予定日時は、上述の情報配信部40により依頼先納期情報として、病院D1のクライアント端末19に対して配信される。
また、納期演算部43は、病院D1,E1のクライアント端末19より、受付部39が読影依頼先の検索依頼のアクセスを受け付けたときに、各読影機関A1〜C1におけるレポート完了予定日時を算出する。次いで、納期演算部43は、算出した各読影機関A1〜C1のレポート完了予定日時のそれぞれから、アクセス元の病院D1,E1のタイムゾーンを基準とする各読影機関A1〜C1のレポート完了予定日時を算出する。
このような各読影機関A1〜C1のレポート完了予定日時の算出は、検索依頼の受付日時と、上述のアクセス元の病院D1,E1及び全ての読影機関A1〜C1がそれぞれ属するタイムゾーンの識別結果と、読影機関テーブル32とに基づき、上述の図8で説明した通りの手順で行われる。そして、算出された各読影機関A1〜C1のレポート完了予定日時は、上述の情報配信部40により統合納期情報として、アクセス元の病院D1,E1のクライアント端末19に対して配信される。
図9に示すように、病院D1,E1のクライアント端末19には、CPU46と、コンソール47と、ストレージユニット48とが設けられている。CPU46は、制御部25のCPU27と同様に、プログラムを逐次処理することによって、クライアント端末19の各部を統括的に制御する。なお、読影機関A1〜C1のクライアント端末16も基本的に同じ構成である。
コンソール47は、入力機器49やモニタ50などから構成されている。入力機器49は、例えば、マウスやキーボードなどといった周知の入力デバイスであり、ユーザからの操作指示を受け付けて、その操作指示に応じた信号をCPU46に入力する。モニタ50は、CPU46の処理に応じて様々な画面を表示する。このモニタ50には、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイなどの周知の表示装置が用いられる。
ストレージユニット48には、データセンタ10から配信される各種データ・情報を表示するWebブラウザ48aがインストールされている。このWebブラウザ48aを起動して、読影依頼用の読影依頼画面50aのURLを指定することで、Webブラウザ48aは、受付サーバ20の受付部39にアクセスして、依頼画面表示用ページデータの配信要求を行う。これにより、情報配信部40から依頼画面表示用ページデータがアクセス元のクライアント端末19に配信される。Webブラウザ48aは、配信された依頼画面表示用ページデータの記述に従って、読影依頼画面50aをモニタ50に表示する。なお、Webブラウザ48a(クライアント端末19)は、定期的に受付サーバ20の受付部39にアクセスして、最新データの配信要求等を行う。
図10に示すように、読影依頼画面50aには、入力ボックス53と、読影依頼画像選択ボックス54と、読影画像表示領域55と、読影依頼先選択ボタン56と、依頼ボタン57と、キャンセルボタン58とが設けられている。入力ボックス53には、「患者名」、「性別」、「生年月日」、「撮影日」、「撮影部位」、「コメント」などの基本項目が入力される。
読影依頼画像選択ボックス54は、読影を依頼する医用画像の選択に用いられる。この読影依頼画像選択ボックス54の右端の逆三角形のマークをポインタ59で指定してクリックすることで、各病院D1,E1で撮影され個々の病院の病院画像サーバ(図示せず)に格納されている医用画像のリストが、プルダウンメニューの形式で表示される。この中から読影を依頼する医用画像を選択すると、選択した医用画像が病院画像サーバからダウンロードされて、読影画像表示領域55に表示される。
読影依頼先選択ボタン56は、読影を依頼する読影機関A1〜C1の選択に用いられる。この読影依頼先選択ボタン56をポインタ59で指定してクリックすると、Webブラウザ48aが、受付サーバ20の受付部39に対して読影依頼先の検索依頼のアクセスを行い、統合納期情報及び依頼画面表示用ページデータの配信を要求する。
読影依頼先の検索依頼が受付部39で受け付けられると、タイムゾーン識別部42により、アクセス元の病院D1,E1が属するタイムゾーンと、全ての読影機関A1〜C1がそれぞれ属しているタイムゾーンとが識別される。次いで、納期算出部43により、アクセス元の病院D1,E1のタイムゾーンを基準とする各読影機関A1〜C1のレポート完了予定日時が算出される。これにより、情報配信部40から統合納期情報と、依頼画面表示用ページデータとがアクセス元のクライアント端末19に配信される。
図11に示すように、Webブラウザ48aは、情報配信部40から配信された依頼画面表示用ページデータに基づき、新たに読影依頼先選択画面50bをポップアップ表示する。この読影依頼先選択画面50bには、各読影機関A1〜C1の概略情報を表示する読影機関一覧表61が設けられている。この概略情報としては、「国名」、「読影機関名」、「レポート完了予定日時」、「受付制限時刻」等が表示される。
「レポート完了予定日時」には、情報配信部40から配信された統合納期情報に基づき、アクセス元の病院D1,E1が属するタイムゾーンを基準とする各読影機関A1〜C1のレポート完了予定日時が表示される。これにより、病院D1,E1の担当者は、読影依頼先選択画面50bに表示されるレポート完了予定日時に基づき、読影機関A1〜C1を選択することができる。
「受付制限時刻」には、アクセス元の病院D1,E1が属するタイムゾーンを基準とする各読影機関A1〜C1の受付制限時刻が表示される。なお、図中に表示される時刻は、病院A1の属するタイムゾーンを基準したものである。これら受付時刻は、上述のタイムゾーン識別部42によるタイムゾーン識別結果と、読影機関テーブル32に記録されている「受付制限時刻」(図4参照)とに基づき、例えば納期演算部43などが算出する。これにより、アクセス元の病院D1,E1の担当者は、表示されているレポート完了予定日時に読影レポートを得る場合には、何時までに読影依頼を行えばよいかを容易に把握することができる。
また、読影機関一覧表61の各読影機関A1〜C1の概略情報の両端には、選択ボタン62と参照ボタン63とがそれぞれ設けられている。選択ボタン62は、読影を依頼する読影機関A1〜C1の決定に用いられる。
参照ボタン63は、各読影機関A1〜C1における読影医師及びレポート様式の紹介画面を表示するために用いられる。例えば読影機関A1の参照ボタン63をポインタ59で指定してクリックすると、Webブラウザ48aは、受付サーバ20の受付部39にアクセスして、読影機関A1の読影機関紹介ページデータの配信要求を行う。これにより、情報配信部40から読影機関A1の読影機関紹介ページデータがアクセス元のクライアント端末19に配信される。
図12に示すように、Webブラウザ48aは、情報配信部40から配信された読影機関A1の読影機関紹介ページデータに基づき、新たに読影機関A1の読影機関紹介画面50cをポップアップ表示する。読影機関紹介画面50cには、読影医師一覧表65とレポート様式一覧表66が表示される。
読影医師一覧表65には、読影機関A1に所属する読影医師の氏名の一覧が表示される。そして、各読影医師の氏名の横に設けられている表示ボタン68をポインタ59で指定してクリックすると、Webブラウザ48aは、受付サーバ20の受付部39にアクセスして、選択された読影医師のプロファイル36a(図6参照)の配信要求を行う。また、レポート様式一覧表66には、読影機関A1における撮影部位ごとのレポート様式の一覧が表示される。同様に撮影部位の横の表示ボタン69をクリックすると、受付サーバ20の受付部39に対して、選択された撮影部位のレポート様式35a(図5参照)の配信要求が行われる。
これらプロファイル36a及びレポート様式35aの配信要求が受付部39で受け付けられると、翻訳部41は、選択された読影医師の医師IDに対応するプロファイル36aを登録医師DB36内から検索して、プロファイル36aの本文をアクセス元のD国、E国の言語に翻訳する。また、同様に翻訳部41は、選択されたレポート様式の様式IDに対応するレポート様式35aをレポート様式DB35内から検索して、レポート様式35aの本文をアクセス元の言語に翻訳する。次いで、情報配信部40は、翻訳されたプロファイル36a及びレポート様式35aを、アクセス元のクライアント端末19に配信する。Webブラウザ48aは、配信されたプロファイル36a及びレポート様式35aに基づき、読影医師のプロファイル画面やレポート様式画面(図示せず)を表示する。
このように本実施形態では、各読影機関A1〜C1ごとの読影医師のプロファイルやレポート様式を比較することができる。このため、読影依頼を行う病院D1,E1は、上述の読影依頼先選択画面50bに表示されるレポート完了予定日時(図11参照)に加えて、読影医師のプロファイルやレポート様式を考慮して、読影を依頼する読影機関A1〜C1を決定することができる。そして、読影の依頼先として選択した読影機関A1〜C1の選択ボタン62(図11参照)をポインタ59で指定してクリックすると、読影を依頼する読影機関A1〜C1が決定されて読影依頼先画面50bが閉じる。
図10に戻って、読影依頼先を決定したら、依頼ボタン57をポインタ59で指定してクリックする。これにより、読影依頼画面50aにおいて設定された情報に基づき、読影依頼情報が発行されて受付サーバ20に送信され、読影受付リスト30に記録される。また、これと同時に、読影画像表示領域55に表示されている医用画像がデータセンタ10にアップロードされて、画像サーバ21に格納される。なお、読影依頼を中止する場合には、キャンセルボタン58をクリックする。
図2に戻って、読影依頼情報が受付部39で受け付けられると、上述したように、タイムゾーン識別部42による依頼元及び依頼先のタイムゾーンの識別が行われた後、納期算出部43より依頼元のタイムゾーンを基準とする依頼先のレポート完了予定日時が算出される。これにより、依頼元のクライアント端末19に対して依頼先納期情報が配信される。Webブラウザ48aは、配信された依頼先納期情報を表示させる情報表示画面(図示せず)を表示させる。
次に図14を用いて医用ネットワークシステム2及び受付サーバ20の作用について説明を行う。なお、本説明では、病院D1から読影機関A1に対して読影依頼を行う場合を例に挙げて説明を行う。
病院D1の担当者は読影依頼を行う際に、クライアント端末19のWebブラウザ48aを起動して、モニタ50に読影依頼画面50aを表示させる。次いで、読影依頼画面50aを見ながら入力ボックス53に各種情報を入力するとともに、読影を依頼する医用画像の選択を行う。これらが完了したら、読影依頼先選択ボタン56をクリックして、受付サーバ20に対して読影依頼先の(1)検索依頼を行う。
検索依頼が受付部39で受け付けられると、タイムゾーン識別部42により、病院D1及び全ての読影機関A1〜C1がそれぞれ属しているタイムゾーンが識別される。次いで、納期算出部43により、病院D1のタイムゾーンを基準とする各読影機関A1〜C1のレポート完了予定日時が算出される。これにより、情報配信部40から(2)統合納期情報と依頼画面表示用ページデータとが病院D1のクライアント端末19に配信されて、モニタ50に読影依頼先選択画面50b(図11参照)が表示される。
病院D1の担当者は、読影依頼先選択画面50bに表示されるレポート完了予定日時(図11参照)に基づき、読影を依頼する読影機関A1〜C1を選択する。この際に、担当者は、必要に応じて参照ボタン63をクリックして、各読影機関A1〜C1の読影機関紹介画面50c(図12参照)を表示させ、各読影機関A1〜C1の読影医師のプロファイルやレポート様式を参照して読影機関A1〜C1の選択を行う。
担当者は、読影機関A1に読影依頼を行うことを決定したら、読影機関A1の選択ボタン62をクリックした後、読影依頼画面50aの依頼ボタン57をクリックする。これにより、(3)読影依頼情報が受付サーバ20に送信されて読影受付リスト30に記録されるとともに、医用画像が画像サーバ21に格納される。そして、読影機関A1のクライアント端末16より受付サーバ20に対してアクセスが行われると、このクライアント端末16に対して(4)依頼受領情報、画像登録情報が配信される。
また、読影依頼情報が受付サーバ20(受付部39)で受け付けられると、タイムゾーン識別部42により、病院D1及び読影機関A1がそれぞれ属しているタイムゾーンが識別される(図7参照)。次いで、納期算出部43により、病院D1のタイムゾーンを基準とする読影機関A1のレポート完了予定日時が算出される(図8参照)。そして、病院D1のクライアント端末19より受付サーバ20に対してアクセスが行われると、情報配信部40から病院D1のクライアント端末19に対して(5)依頼先納期情報が配信される。これにより、病院D1のクライアント端末19のモニタ50に依頼先納期情報を表示する情報表示画面(図示せず)が表示される。病院D1の担当者は、D国のタイムゾーンを基準とする読影機関A1のレポート完了予定日時を把握することができる。
依頼先の読影機関A1の担当者は、読影を依頼された(6)医用画像を画像サーバ21からダウンロードし、この医用画像の読影を行って読影レポートを作成する。次いで、読影機関A1の担当者は、作成した(7)読影レポートをデータセンタ10にアップロードして、レポートサーバ22に格納させる。これにより、一連の読影(医療検査)が終了して、対応する読影依頼情報が読影受付リスト30から削除される。そして、病院D1のクライアント端末19より受付サーバ20に対してアクセスが行われると、情報配信部40からクライアント端末19に対して(8)完了通知情報が配信される。病院D1の担当者は、読影レポートをレポートサーバ22からダウンロードし、これを参照する。
以上のように本発明は、異なるタイムゾーンに属する読影機関に対して読影の依頼を行う際に、読影の依頼元の病院が属するタイムゾーンを基準とする読影機関のレポート完了予定日時を算出して、算出したレポート完了予定日時に基づく納期情報(依頼先納期情報)を依頼元に通知するようにしたので、依頼元の病院と依頼先の読影機関との間に時差が生じていた場合でも、依頼元の担当者は、読影レポートのレポート完了予定日時を容易に把握することができる。これにより、依頼元の担当者は、読影レポートの完了予定日時等を時差計算等で求める必要がなくなるので、担当者の作業を減らすことができる。
なお、上記実施形態では、読影を依頼する病院D1,E1と、読影の依頼を受け付ける読影機関A1〜C1と、データセンタ10とがそれぞれ異なるタイムゾーンに属している場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、病院D1,E1のいずれか、または読影機関A1〜C1のいずれかが、データセンタ10と同じタイムゾーン10に属していてもよい。
また、上記実施形態では、翻訳部41により各読影機関A1〜C1のレポート様式35aや読影医師のプロファイル36aをそれぞれアクセス元のD,E国の言語に翻訳するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、予め日本国や他の各国A〜E国の言語で作成されたレポート様式やプロファイルデータをそれぞれ各DB35,36に格納するようにしてもよい。さらに、翻訳部41により読影機関A1〜C1で作成された読影レポートをD,E国の言語に翻訳してもよい。
なお、上記実施形態では読影依頼画面50aで読影依頼を行うことで、医用画像も同時にデータセンタ10にアップロードされる場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、読影依頼を行った後で医用画像のアップロードを行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、読影部門を備えていない中期規模の病院D1,E1が、読影機関A1〜C1に対して読影依頼を行う場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、読影部門を備える大規模病院が、異なるタイムゾーンに属する読影機関や病院に読影依頼を行う場合にも本発明を適用することができる。
なお、上記実施形態では、本発明の医療検査として医用画像の読影を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば病理サンプルの検査などの各種医療検査の検査依頼に本発明を適用することができる。なお、病理サンプルの検査を依頼する場合には、依頼元から発送された病理サンプルが依頼先に着くまでの期間を考慮して、上述のレポート完了日時を算出すればよい。
医用ネットワークシステムの構成を概略的に示す説明図である。 受付サーバの構成を概略的に示す機能ブロック図である。 読影受付リストの構成を概略的に示す説明図である。 読影機関テーブルの構成を概略的に示す説明図である。 レポート様式DBの構成を概略的に示す説明図である。 登録医師DBの構成を概略的に示す説明図である。 タイムゾーン識別部によるタイムゾーンの識別の手順を説明するための説明図である。 納期演算部によるレポート完了予定日時の算出の手順を示したフローチャートである。 クライアント端末の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 読影依頼画面の一例を示す説明図である。 読影依頼先画面の一例を示す説明図である。 読影機関紹介画面の一例を示す説明図である。 異なるタイムゾーンに属する読影機関に対して読影依頼が行われた場合の受付サーバの処理手順を説明するための説明図である。
符号の説明
2 医用ネットワークシステム
10 データセンタ
16,19 クライアント端末
20 受付サーバ
27 CPU
26 ストレージユニット
30 読影受付リスト
32 読影機関テーブル
33 地域テーブル
34 タイムゾーンテーブル
35 レポート様式DB
36 登録医師DB
39 受付部
40 情報配信部
42 タイムゾーン識別部
43 納期演算部
50a 読影依頼画面
50b 読影依頼先選択画面
50c 読影機関紹介画面

Claims (10)

  1. 医療検査の検査依頼をするための依頼用端末、及び依頼用端末の属するタイムゾーンとは異なるタイムゾーンに属しており、検査依頼を受け付けるための受付用端末からなる複数の端末と、依頼用端末及び受付用端末にネットワークを介して接続され、依頼用端末から受付用端末へ発行される依頼情報を中継して、依頼用端末により指定された受付用端末へ配信するサーバとからなる医用ネットワークシステムにおいて、
    前記サーバは、
    前記依頼用端末及び受付用端末のタイムゾーン情報を格納するタイムゾーン情報格納手段と、
    前記依頼用端末より前記検査依頼に関するアクセスを受け付けるアクセス受付手段と、
    前記アクセス受付手段がアクセスを受け付けた際に、前記タイムゾーン情報格納手段を参照して、前記依頼用端末及び受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するタイムゾーン識別手段と、
    前記タイムゾーン識別手段の識別結果に基づき、前記アクセス受付手段がアクセスを受け付けたアクセス受付日時から、前記受付用端末が設置されている医療検査施設の少なくとも1つにおける検査結果報告の納期に関する時間情報を求め、求めた前記時間情報を前記依頼用端末の属するタイムゾーンを基準とする時間に変換した変換時間情報を求める納期算出手段と、
    前記変換時間情報をアクセス元の前記依頼用端末に配信する時間情報配信手段とを備えることを特徴とする医用ネットワークシステム。
  2. 前記アクセス受付手段が前記検査依頼を受け付けたときに、前記タイムゾーン識別手段は、アクセス元の前記依頼用端末及び前記医療検査の依頼先の前記受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するとともに、前記納期算出手段は、前記依頼先の前記医療検査施設における前記時間情報を求めて前記変換時間情報に変換することを特徴とする請求項1記載の医用ネットワークシステム。
  3. 前記アクセス受付手段が前記医療検査の依頼先を検索するための検索依頼を受け付けたときに、前記タイムゾーン識別手段は、アクセス元の前記依頼用端末及び全ての前記受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するとともに、前記納期算出手段は、全ての前記医療検査施設における前記時間情報を求めてそれぞれ前記変換時間情報に変換することを特徴とする請求項1または2記載の医用ネットワークシステム。
  4. 前記納期算出手段は、前記アクセス受付日時を前記受付用端末の属するタイムゾーンを基準とする時間に変換した変換アクセス受付日時を求めて、求めた前記変換アクセス受付日時と、前記医療検査施設において前記検査結果報告に要する期間とから前記時間情報を求めることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の医用ネットワークシステム。
  5. 前記納期算出手段は、前記変換アクセス受付日時の時刻が前記医療検査施設ごとに予め定められている受付制限時刻を超えたときに、前記検査結果報告に要する期間に1日加えた期間に基づき前記時間情報を求めることを特徴とする請求項4記載の医用ネットワークシステム。
  6. 前記サーバは、前記医療検査施設毎の詳細情報を格納した詳細情報格納手段と、前記依頼用端末からの要求に基づき、前記依頼用端末により指定された前記医療検査施設の詳細情報を要求元の前記依頼用端末へ配信する詳細情報配信手段とを備えていることを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項記載の医用ネットワークシステム。
  7. 前記詳細情報は、前記医療検査施設において前記医療検査を行う医師の医師情報と、前記医療検査施設において作成される前記結果報告の様式情報とを含むことを特徴とする請求項6記載の医用ネットワークシステム。
  8. 前記医療検査には、モダリティによって撮影された医用画像の読影を行う読影依頼が含まれていることを特徴とする請求項1ないし7いずれか1項記載の医用ネットワークシステム。
  9. 医療検査の検査依頼をするための依頼用端末、及び依頼用端末の属するタイムゾーンとは異なるタイムゾーンに属しており、検査依頼を受け付けるための受付用端末からなる複数の端末とネットワークを介して接続され、依頼用端末から受付用端末へ発行される依頼情報を中継して、依頼用端末により指定された受付用端末へ配信する検査依頼管理装置において、
    前記依頼用端末及び受付用端末のタイムゾーン情報を格納するタイムゾーン情報格納手段と、
    前記依頼用端末より前記検査依頼に関するアクセスを受け付けるアクセス受付手段と、
    前記アクセス受付手段がアクセスを受け付けた際に、前記タイムゾーン情報格納手段を参照して、前記依頼用端末及び受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するタイムゾーン識別手段と、
    前記タイムゾーン識別手段の識別結果に基づき、前記アクセス受付手段がアクセスを受け付けたアクセス受付日時から、前記受付用端末が設置されている医療検査施設の少なくとも1つにおける検査結果報告の納期に関する時間情報を求め、求めた前記時間情報を前記依頼用端末の属するタイムゾーンを基準とする時間に変換した変換時間情報を求める納期算出手段と、
    前記変換時間情報をアクセス元の前記依頼用端末に配信する時間情報配信手段とを備えることを特徴とする検査依頼管理装置。
  10. ネットワークを介して、医療検査の検査依頼をするための依頼用端末から、依頼用端末の属するタイムゾーンとは異なるタイムゾーンに属しており、検査依頼を受け付けるための受付用端末へ発行される依頼情報を中継して、依頼用端末により指定された受付用端末へ配信する検査依頼管理方法において、
    前記依頼用端末及び受付用端末のタイムゾーン情報を格納するタイムゾーン情報格納ステップと、
    前記依頼用端末から前記検査依頼に関するアクセスを受け付けた際に、前記タイムゾーン情報格納ステップにおいて格納された前記タイムゾーン情報を参照して、前記依頼用端末及び受付用端末がそれぞれ属するタイムゾーンを識別するタイムゾーン識別ステップと、
    前記タイムゾーン識別ステップにおける識別結果に基づき、前記依頼用端末からのアクセスを受け付けたアクセス受付日時から、前記受付用端末が設置されている医療検査施設の少なくとも1つにおける検査結果報告の納期に関する時間情報を求め、求めた前記時間情報を前記依頼用端末の属するタイムゾーンを基準とする時間に変換した変換時間情報を求める納期算出ステップと、
    前記変換時間情報をアクセス元の前記依頼用端末に配信する時間情報配信ステップとを有することを特徴とする検査依頼管理方法。
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