JP2009054852A - 固体撮像素子および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低消費電力でかつ設計の容易な固体撮像素子および撮像装置を得る。
【解決手段】光電変換部2から読み出された信号電荷を列方向に転送する複数の垂直電荷転送部3と、垂直電荷転送部3を転送されてきた信号電荷を前記列方向Yに直交する行方向Xに転送する水平電荷転送部5とを有する固体撮像素子100であって、水平電荷転送部5はそれぞれ信号電荷を転送する少なくとも3つのブロック5bに分割されてなり、各ブロック5bの信号電荷転送方向下流側に、ブロック内を転送されてきた信号電荷をフローティングディフュージョンで検出して出力する出力部8がそれぞれ接続され、各出力部8は、水平転送電極から離反する方向に延設され水平電荷転送部5とフローティングディフュージョンとを連結するダミー転送部を有し、少なくとも水平電荷転送部5とダミー転送部が同一の遮光膜13で覆われる。
【選択図】図1
【解決手段】光電変換部2から読み出された信号電荷を列方向に転送する複数の垂直電荷転送部3と、垂直電荷転送部3を転送されてきた信号電荷を前記列方向Yに直交する行方向Xに転送する水平電荷転送部5とを有する固体撮像素子100であって、水平電荷転送部5はそれぞれ信号電荷を転送する少なくとも3つのブロック5bに分割されてなり、各ブロック5bの信号電荷転送方向下流側に、ブロック内を転送されてきた信号電荷をフローティングディフュージョンで検出して出力する出力部8がそれぞれ接続され、各出力部8は、水平転送電極から離反する方向に延設され水平電荷転送部5とフローティングディフュージョンとを連結するダミー転送部を有し、少なくとも水平電荷転送部5とダミー転送部が同一の遮光膜13で覆われる。
【選択図】図1
Description
本発明は、光電変換素子と、この光電変換素子で発生した電荷を垂直方向に転送する多数の垂直電荷転送路と、垂直電荷転送路を転送されてきた電荷を前記垂直方向と直交する水平方向に転送する水平電荷転送路とを有する固体撮像素子に関する。
CCD型の固体撮像素子は、近年の多画素化に伴って水平CCDの駆動周波数が増大しており、これが消費電力の増加の原因となっている。従来、消費電力を抑えるために、水平CCDをなくした構成のCCD型の固体撮像素子が提案されている。この固体撮像素子によれば、水平CCDがないため、消費電力を大幅に削減することが可能である。しかし、水平CCDがないために、水平方向での画素加算等の画質向上のための柔軟な駆動を行うことができない。
そこで、水平CCDを有する固体撮像素子で、消費電力を低減したものとして特許文献1及び特許文献2記載のものが提案されている。特許文献1及び特許文献2記載の固体撮像素子は、水平CCDを2つに分割して、これら分割した2つの水平CCDにそれぞれ出力アンプを接続した構成としている。
しかし、特許文献1及び特許文献2記載のように、水平CCDを2つに分割しただけでは、更なる多画素化による消費電力の増大に対応することは困難である。また、特許文献2記載の構成では、水平CCDの構造を工夫する必要があると共に、多画素化による微細化が進んだ場合には、その設計が容易ではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、低消費電力でかつ設計の容易な固体撮像素子および撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 複数の光電変換部を有する受光部と、前記複数の光電変換部から読み出された信号電荷を列方向に転送する複数の垂直電荷転送部と、前記垂直電荷転送部を転送されてきた信号電荷を前記列方向に直交する行方向に転送する水平電荷転送部とを有する固体撮像素子であって、
前記水平電荷転送部はそれぞれ前記信号電荷を転送する少なくとも3つのブロックに分割されてなり、前記各ブロックの信号電荷転送方向下流側に、前記ブロック内を転送されてきた信号電荷をフローティングディフュージョンで検出して出力する出力部がそれぞれ接続され、
前記各出力部は、前記水平転送電極から離反する方向に延設され前記水平電荷転送部とフローティングディフュージョンとを連結するダミー転送部を有し、
少なくとも前記水平電荷転送部と前記ダミー転送部が同一の遮光膜で覆われた固体撮像素子。
(1) 複数の光電変換部を有する受光部と、前記複数の光電変換部から読み出された信号電荷を列方向に転送する複数の垂直電荷転送部と、前記垂直電荷転送部を転送されてきた信号電荷を前記列方向に直交する行方向に転送する水平電荷転送部とを有する固体撮像素子であって、
前記水平電荷転送部はそれぞれ前記信号電荷を転送する少なくとも3つのブロックに分割されてなり、前記各ブロックの信号電荷転送方向下流側に、前記ブロック内を転送されてきた信号電荷をフローティングディフュージョンで検出して出力する出力部がそれぞれ接続され、
前記各出力部は、前記水平転送電極から離反する方向に延設され前記水平電荷転送部とフローティングディフュージョンとを連結するダミー転送部を有し、
少なくとも前記水平電荷転送部と前記ダミー転送部が同一の遮光膜で覆われた固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、遮光膜の端部と水平電荷転送部との距離を十分に確保できるとともに、フローティングディフュージョンに対しては所定距離を確保することができる。
(2) (1)記載の固体撮像素子であって、
前記ダミー転送部が、複数段の転送電極を備えて構成されている固体撮像素子。
前記ダミー転送部が、複数段の転送電極を備えて構成されている固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、段数を増やすことで水平電荷転送部からの離反距離を稼ぐことができ、より確実に水平電荷転送部を遮光することができる。
(3) (1)または(2)記載の固体撮像素子であって、
前記ダミー転送部が、前記水平電荷転送部の転送電極にそれぞれ接続されて前記水平電荷転送部の駆動信号と同期して信号電荷が転送される固体撮像素子。
前記ダミー転送部が、前記水平電荷転送部の転送電極にそれぞれ接続されて前記水平電荷転送部の駆動信号と同期して信号電荷が転送される固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、水平電荷転送部用の駆動信号をそのままダミー転送部に適用でき、ダミー転送部の駆動が簡単化される。
(4) (1)〜(3)のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
前記ダミー転送部の電荷転送方向下流端に出力ゲート電極が接続され、
前記ダミー転送部の前記出力ゲート電極との接続位置までを前記遮光膜が覆っている固体撮像素子。
前記ダミー転送部の電荷転送方向下流端に出力ゲート電極が接続され、
前記ダミー転送部の前記出力ゲート電極との接続位置までを前記遮光膜が覆っている固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、フローティングディフュージョン直近の出力ゲート電極までが遮光膜で覆われることで、フローティングディフュージョンに対して一定距離を確保しつつ、水平電荷転送部からの距離を稼ぐことができる。
(5) (1)〜(4)のいずれか1項記載の固体撮像素子と、
前記固体撮像素子に光学像を結像させる光学系と、
を備えた撮像装置。
前記固体撮像素子に光学像を結像させる光学系と、
を備えた撮像装置。
この撮像装置によれば、低消費電力でかつ迷光による偽信号の影響しない良好な画像が取得可能となる。
本発明に係る固体撮像素子によれば、低消費電力でかつ設計の容易な固体撮像素子を提供できるとともに、水平電荷転送部と遮光膜端との距離を離すことができ、迷光に対する遮光性を強くできる。
本発明に係る撮像装置によれば、上記固体撮像素子と、固体撮像素子に光学像を結像させる光学系とを備えたので、低消費電力でかつ迷光による偽信号の影響しない良好な画像を取得できる。
以下、本発明に係る固体撮像素子および撮像装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子の半導体基板上方の積層物を除く部分の平面模式図である。
図1に示す固体撮像素子100は、n型の半導体基板1の行方向(図中のX方向)と、行方向Xに直交する列方向(図中のY方向)に正方格子状に配設された多数の光電変換素子(光電変換部)2と、各光電変換素子2から読み出された電荷を列方向Yに転送するための多数本の垂直電荷転送部である垂直転送チャネル(VCCD)3と、各垂直転送チャネル3に接続され、各垂直転送チャネル3を転送されてきた電荷を一時的に蓄積するラインメモリ(LM)4と、LM4に蓄積されている電荷を読み出して行方向Xに転送するための水平電荷転送部である水平転送チャネル(HCCD)5と、を備える。
図1は本発明の実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子の半導体基板上方の積層物を除く部分の平面模式図である。
図1に示す固体撮像素子100は、n型の半導体基板1の行方向(図中のX方向)と、行方向Xに直交する列方向(図中のY方向)に正方格子状に配設された多数の光電変換素子(光電変換部)2と、各光電変換素子2から読み出された電荷を列方向Yに転送するための多数本の垂直電荷転送部である垂直転送チャネル(VCCD)3と、各垂直転送チャネル3に接続され、各垂直転送チャネル3を転送されてきた電荷を一時的に蓄積するラインメモリ(LM)4と、LM4に蓄積されている電荷を読み出して行方向Xに転送するための水平電荷転送部である水平転送チャネル(HCCD)5と、を備える。
HCCD5は、行方向Xに少なくとも3つのブロックに分割されており、各ブロック5bには、行方向Xに並ぶ例えば8本のVCCD3が電気的に接続されている。各ブロック5bに接続されるVCCD3の数は複数であれば良く、特に限定されない。各ブロック5bには、各ブロック5b内のHCCD5を最後まで転送された電荷に応じた信号を出力する出力部8が接続されている。各出力部8には、出力部8から出力されたアナログ信号に対して相関二重サンプリング処理のアナログ信号処理を行い、処理後のアナログ信号をデジタル化するCDS/AD部9が接続されている。出力部8は、出力ゲート部6と、アンプ部7とから構成される。
図2は、図1に示すHCCD5の1ブロック分の構成例を(a),(b)で表した拡大図である。図2では、ブロック5bの半導体基板上方に積層される部分も一部図示している。
図2(a)に示すように、ブロック5b内のHCCD5は、HCCD5の電荷転送動作時に電荷を蓄積する領域となるn型不純物からなる蓄積領域10と、HCCD5の電荷転送動作時にバリアを形成する領域となるn−型不純物からなるバリア領域11とを含み、蓄積領域10とバリア領域11は行方向Xに交互に配置されている。各蓄積領域10には、図1に示したLM4が接続されている。図2には図示していないが、蓄積領域10上方には、蓄積領域10と略同じ形状の蓄積電極が形成され、バリア領域11上方には、バリア領域11と略同じ形状のバリア電極が形成されている。
図2(a)に示すように、ブロック5b内のHCCD5は、HCCD5の電荷転送動作時に電荷を蓄積する領域となるn型不純物からなる蓄積領域10と、HCCD5の電荷転送動作時にバリアを形成する領域となるn−型不純物からなるバリア領域11とを含み、蓄積領域10とバリア領域11は行方向Xに交互に配置されている。各蓄積領域10には、図1に示したLM4が接続されている。図2には図示していないが、蓄積領域10上方には、蓄積領域10と略同じ形状の蓄積電極が形成され、バリア領域11上方には、バリア領域11と略同じ形状のバリア電極が形成されている。
ブロック5bの行方向Xの両端のHCCD5には、各ブロック5b同士を分離するバリアを形成するためのn−型不純物からなるブロック間バリア領域12が形成されている。図2には図示していないが、ブロック間バリア領域12上方には、ブロック間バリア領域12と同じ形状のブロック間バリア電極が形成されている。
蓄積電極、バリア電極、及びブロック間バリア電極の上方にはタングステン等からなる不図示の配線が形成され、この配線上方にはタングステン等からなる遮光膜13が形成されている。蓄積電極、バリア電極、及びブロック間バリア電極は、それぞれ、不図示のコンタクト部にて配線と接続されている。
上記の配線を介して、蓄積電極、バリア電極、及びブロック間バリア電極に供給する電圧を制御することで、LM4から各蓄積領域10に転送された電荷を、行方向Xに転送することができる。ここでは、図2における左方から右方に向かって電荷が転送されるものとし、図中、左端に配置された蓄積領域10を初段の蓄積領域10と定義し、右端に配置された蓄積領域10を最終段の蓄積領域10と定義する。バリア領域11についても同様に、左端に配置されたバリア領域11を初段のバリア領域11と定義し、右端に配置されたバリア領域11を最終段のバリア領域11と定義する。
奇数段の蓄積領域10上の蓄積電極及び偶数段のバリア領域11上のバリア電極に接続された配線と、偶数段の蓄積領域10上の蓄積電極及び奇数段のバリア領域11上のバリア電極に接続された配線とには、異なる駆動パルスが供給される。これにより、各ブロック5bのHCCD5は2相駆動される。HCCD5では、駆動パルスをハイレベル、ローレベルとする駆動を繰り返すことで、電荷が次段の蓄積領域10に順次移動され、最終段の蓄積領域10まで転送される。
最終段の蓄積領域10の列方向Yの端部のうち、VCCD3とは反対側の端部、すなわち、LM4と接続されていない端部には、出力部8が接続されている。
出力ゲート部6は、最終段の蓄積領域10に接続されたn−型不純物からなる出力ゲートバリア領域14と、出力ゲートバリア領域14に接続された電荷蓄積領域15と、電荷蓄積領域15に接続されたフローティングディフュージョン(FD)16領域と、FD16領域の電位をリセットするためのリセットゲート17とからなる。図示していないが、出力ゲートバリア領域14及び電荷蓄積領域15の上方には、それぞれ、その領域に電圧を印加するための電極が形成されている。最終段の蓄積領域10に転送された電荷は、出力ゲートバリア領域14のポテンシャルが深くなることで電荷蓄積領域15に移動して蓄積され、蓄積された電荷はFD16領域に移動して蓄積される。
アンプ部7は、ソースフォロワ回路によって構成される。アンプ部7はHCCD5下方に位置し、水平転送されてきた電荷はアンプ部7側のFD16領域に読み出され、出力される。このソースフォロワ回路の初段のMOSトランジスタを構成するのが、FD16領域に接続されたゲート電極18と、ソース領域19と、ドレイン領域20である。FD16領域の電位変化が初段のMOSトランジスタによって信号に変換され、この信号がソースフォロワ回路によって増幅される。増幅された信号は、CDS/AD部9に入力される。出力部8の構成は、図示したものに限らず、公知の様々なものを利用することができる。
このような構成により、最終段の蓄積領域10まで転送された電荷を、その蓄積領域10の列方向Yの端部から列方向Yに転送してFD16領域に蓄積し、FD16領域に蓄積した電荷に応じた電圧信号を得ることができる。
この構成の固体撮像素子では、各ブロック5bにおいて、最終段の蓄積領域10まで転送された電荷を列方向Yに転送して電荷蓄積領域15に蓄積する構成のため、最終段の蓄積領域10から電荷蓄積領域15への列方向Yの電荷転送にかかる時間は、蓄積領域10から次段の蓄積領域10への行方向Xの電荷転送にかかる時間よりも長くなり、ブロック5bにおける電荷転送効率の低下が懸念される。
このため、固体撮像素子100では、各ブロック5b内の最終段の蓄積領域10の電圧印加時のポテンシャルが、その最終段の蓄積領域10の列方向Yの端部のうち、VCCD3側の端部から、その反対側の端部に向かって深くなるようにしている。このようにすることで、最終段の蓄積領域10から電荷蓄積領域15への列方向Yの電荷転送にかかる時間を短縮することができ、ブロック5b全体での電荷転送効率を向上させることが可能となる。
固体撮像素子100は、HCCD5が少なくとも3つのブロック5bに分割され、各ブロック5bに出力部8が設けられているため、HCCD5が分割されていない場合に比べ、HCCD5の駆動周波数を大幅に小さくすることができる。例えば、HCCD5に含まれる蓄積領域10の数が2048個である場合を考える。この場合、HCCD5を分割せずに駆動しようとすると、あるフレームレートを実現するのに36MHzの駆動周波数が必要であるとする。特許文献1,2のように、HCCD5を2つに分割した場合は、上記フレームレートを実現するのに36/2=18MHzの駆動周波数があれば良い。さらに、本実施形態のようにHCCD5を3つ以上(例えば256とする)に分割した場合には、上記フレームレートを実現するのに2048/256=140kHzの駆動周波数があれば良い。このように、HCCD5の分割数が増える程、駆動周波数を小さくすることができ、その分、消費電力を削減することができる。このように、固体撮像素子100は、多画素化、高フレームレート化を実現しつつ水平駆動周波数を低周波数化でき、低消費電力化が可能となっている。
ところで、固体撮像素子100では、HCCDチャネル領域とアンプ部7が近接した構造となっており、HCCD遮光膜13Aの端はHCCDチャネルから近い位置でしか切れない。この理由は、FD16領域におけるアンプ部7のゲート電極18と基板とのコンタクト21を、HCCD遮光膜13Aと同じプロセスで形成する遮光膜13Bを用い、遮光膜13Bを介して行われており、HCCD遮光膜13AとFD16領域で使用している遮光膜13Bとの間に一定のギャップGを設ける必要があるためである。遮光膜13Aと遮光膜13Bとを近づけると、寄生容量が発生して光の検出感度が下がってしまう。つまり、HCCD5は完全に覆いたいが、FD16領域については寄生容量発生のため覆うことはできない。
これに対し、FD16領域におけるゲート電極18と基板とのコンタクト21に、図2(b)に示すように、HCCD遮光膜13とは別の遮光膜23を用い、HCCD遮光膜13でFD16領域を含めたアンプ部7を覆ってしまう構成とした場合、図3に図2のA−A矢視図を示すように、上下にタングステンの膜が重なりあうことになる。その結果、FD16領域の遮光膜23とHCCD遮光膜13との間に寄生容量Fが発生してしまい、これが電荷検出感度を下げる要因となり、高感度化に対して不利となる。絶縁層24a,24bは適宜介装するが、膜厚は水平距離よりも距離を稼げないため、上下の遮光膜13,23の間で寄生容量が発生してしまう。このように、上記2つの場合を想定しても、寄生容量が増えてしまい、高感度化ができず、偽信号が迷光により発生して入り込むことになる。また、チャネル部を長く形成すれば、電荷の移動が遅くなった。
そこで、本実施の形態による固体撮像素子100では、以下の構成をさらに付加することで、これらの不具合を解消している。
図4はダミー転送部を付加したHCCD近傍の拡大図である。
すなわち、チャンネルストップ領域27と交互に設けられたVCCD3の一端には、LM4を介してHCCD5が接続される。HCCD5の上方には、逆L字型の電極26aと長方形の電極26bとをこの順番で水平方向Xに配列する。
図4はダミー転送部を付加したHCCD近傍の拡大図である。
すなわち、チャンネルストップ領域27と交互に設けられたVCCD3の一端には、LM4を介してHCCD5が接続される。HCCD5の上方には、逆L字型の電極26aと長方形の電極26bとをこの順番で水平方向Xに配列する。
HCCD5の転送電極に、VCCD3の8列ごとにアンプ部7側へ電荷を転送する電極(以降CG電極と呼ぶ)、および、そのとき水平転送しないようにする電極(以降HS電極と呼ぶ)がある。水平転送を防止するHS電極には転送防止パルスφHSが印加される。第一電極H1とダミー転送部25にはCG電極が介在し、CG電極には転送パルスφCGが印加される。
HCCD5には、HS電極から図中右方に第一電極H1、第二電極H2、第三電極H3、第四電極H4の電極組が繰り返される。この電極組には、転送パルスφH1,φH2,φH3,φH4が印加される。HCCD5は、これら電極組に印加される転送パルスのレベルをハイレベルとローレベルとに切り替えることで、電荷蓄積領域、バリア領域を形成させるように動作させ、複数の電荷転送段を形成する。
各出力部8は、VCCD3とはHCCD5を跨いだ反対側でHCCD5から離反する方向に延設され、HCCD5とFD16領域とを連結するダミー転送部25を有している。そして、少なくともHCCD5とダミー転送部25は、同一の遮光膜13で覆われている。ダミー転送部25には、複数段の転送電極である第一ダミー電極HD1、第二ダミー電極HD2、第三ダミー電極HD3が設けられ、第一ダミー電極HD1〜第三ダミー電極HD3は第一電極H1、第二電極H2、第三電極H3と並列接続される。これらの第一電極H1と第一ダミー電極HD1には転送パルスφH1、第二電極H2と第二ダミー電極HD2には転送パルスφH2、第三電極H3と第三ダミー電極HD3には転送パルスφH3、第四電極H4には転送パルスφH4が印加される。
ダミー転送部25の第一ダミー電極HD1には出力ゲート電極OGが接続され、出力ゲート電極OGはDCバイアスφOGが印加される。出力ゲート電極OGに接続されたFD16領域には、FD16領域の電位をリセットするためのリセット端子RSが接続される。アンプ部7は、ソースフォロワ回路の初段のMOSトランジスタを構成するソース端子OD、リセットドレイン端子RDを有する。FD領域の電位変化が初段のMOSトランジスタによって信号に変換され、この信号がソースフォロワ回路によって増幅される。HS電極がロー、かつCG電極がH4電極と同期しているとき、FD16領域側に電荷が転送され、ダミー転送部25の1段分の転送、DCバイアスであるOG電極を経て、FD16領域へ転送、出力される構造となっている。
本実施の形態による構造において、HCCD遮光膜13端は、FD16領域から一定のギャップGを取って、OG電極近傍までとなる。HCCD5からアンプ部7ヘの転送にかけて、ダミー転送部25を有さない従来構造でも、HCCD遮光膜13は、同じくFD16領域から一定のギャップGを取ってOG電極近傍までとなっているが、HCCD5がない分、HCCD遮光膜13の端は水平転送を行うHCCDチャネルに近接しており、迷光が入射してきた場合に水平転送を行うHCCDチャネル領域に入り込みやすい構造となっていた(すなわち、ダミー転送部25が存在しない分、図中、Lの距離が短くなっていた)。一方、本実施形態では、ダミー転送部25の段数分だけHCCD遮光膜13の端は水平転送を行うHCCDチャネル領域から離れているため、迷光が入射しても、水平転送を行うHCCDチャネル領域に入り込むことはない。
つまり、HCCD5の駆動パルスを利用して、HCCD5に接続されるダミー転送路25を形成し、このダミー転送路25にHCCD5の駆動パルスを印加することで、信号電荷をHCCD5から離れたところまで搬送して、HCCD5と遮光膜13の端部との距離Lを稼ぎ、光漏れを防止している。そして、FD16領域はダミー転送部25で接続されるので、電荷蓄積面積が増加することによる電荷転送効率低下等の転送路の延長による問題は生じない。また、HCCD遮光膜13とFD16領域で使用している遮光膜13(図2(a)参照)との間に一定のギャップGも確保される。
したがって、本実施の形態による固体撮像素子100は、HCCD5を少なくとも3つのブロック5bに分割し、各ブロック5bの信号電荷転送方向下流側に、ブロック5b内を転送されてきた信号電荷をFD16領域で検出して出力するアンプ部7を接続した構成でありながら、HCCD5と遮光膜13端との距離Lを離すことができ、迷光に対する遮光性を強くできる。つまり、アンプ部7には、HCCD5から離反する方向に延設されHCCD5とFD16領域とを連結するダミー転送部25を設け、HCCD5とダミー転送部25を同一の遮光膜13で覆ったので、低消費電力でかつ設計の容易な固体撮像素子100が提供できる。
そして、ダミー転送部25が、複数段の転送電極を備えて構成されており、所望の段数とすることでHCCD5からの離反距離を稼ぐことができ、より確実に水平電荷転送部を遮光することができる。
また、ダミー転送部25が、HCCD5の転送電極にそれぞれ接続されて、HCCD5の駆動信号φH1〜φH4と同期して信号電荷が転送されるので、HCCD5用の駆動信号をそのままダミー転送部25に適用でき、ダミー転送部25の駆動が簡単化される。
さらに、ダミー転送部25の電荷転送方向下流端に、出力ゲート電極OGが接続され、ダミー転送部25の出力ゲート電極OGとの接続位置までを遮光膜13が覆っているので、FD16領域直近の出力ゲート電極OGまでが遮光膜13で覆われることで、FD16領域に対して一定距離を確保しつつ、HCCD5からの距離を稼ぐことができる。
次に、上記した実施の形態による固体撮像素子100を備えた撮像装置であるデジタルカメラについて説明する。
図5は本発明に係る固体撮像素子を搭載したデジタルカメラのブロック図である。
図示するデジタルカメラは、撮影レンズ41と、上記した固体撮像素子100と、この両者の間に設けられた絞り43と、赤外線カットフィルタ45と、光学ローパスフィルタ47とを備える。デジタルカメラの全体を統括制御するCPU49は、フラッシュ発光部51および受光部53を制御し、レンズ駆動部55を制御して撮影レンズ41の位置をフォーカス位置に調整し、絞り駆動部57を介し絞り43の開口量を制御して露光量調整を行う。
図5は本発明に係る固体撮像素子を搭載したデジタルカメラのブロック図である。
図示するデジタルカメラは、撮影レンズ41と、上記した固体撮像素子100と、この両者の間に設けられた絞り43と、赤外線カットフィルタ45と、光学ローパスフィルタ47とを備える。デジタルカメラの全体を統括制御するCPU49は、フラッシュ発光部51および受光部53を制御し、レンズ駆動部55を制御して撮影レンズ41の位置をフォーカス位置に調整し、絞り駆動部57を介し絞り43の開口量を制御して露光量調整を行う。
また、CPU49は、撮像素子駆動部59を介して固体撮像素子100を駆動し、撮影レンズ41を通して撮像した被写体画像を色信号として出力させる。CPU49には、操作部61を通してユーザからの指示信号が入力され、CPU49はこの指示にしたがって各種制御を行う。
デジタルカメラの電気制御系は、固体撮像素子100の出力に接続されたアナログ信号処理部67と、このアナログ信号処理部67から出力されたRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路69とを備え、これらはCPU49によって制御される。
さらに、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ(フレームメモリ)71に接続されたメモリ制御部73と、ガンマ補正演算,RGB/YC変換処理,画像合成処理等の画像処理を行うデジタル信号処理部75と、撮像画像をJPEG画像に圧縮したり圧縮画像を伸張したりする圧縮伸張処理部77と、測光データを積算しデジタル信号処理部75が行うホワイトバランス補正のゲインを求める積算部79と、着脱自在の記録媒体81が接続される外部メモリ制御部83と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部85が接続される表示制御部87とを備え、これらは、制御バス89およびデータバス91によって相互に接続され、CPU49からの指令によって制御される。
本実施の形態によるデジタルカメラで被写体画像を撮像する場合、図1に示す各光電変換素子2が受光量に応じた信号電荷を蓄積し、この信号電荷を先ずVCCD3に読み出し、VCCD3に沿ってHCCD5の方向に転送する。
各信号電荷をVCCD3に読み出す直前のタイミングでは、各VCCD3やHCCD5は掃き出し動作によって信号電荷が空の状態になっている。注入された所定電荷量の上記読出処理後に、各画素の受光量に応じた信号電荷を固体撮像素子100から読み出し、デジタル信号処理部75は、被写体画像データを生成する。
このデジタルカメラによれば、固体撮像素子100と、固体撮像素子100に光学像を結像させる光学系とを備えたので、転送効率の劣化が生じず、高速動作を実現でき、ノイズの無い良好な画像を高速に取得することができる。また、均一な基準信号を用いて、出力信号差を高精度に補正することができ、良好な画像を得ることができる。
本発明は、CCD型の固体撮像素子で、特には、水平電荷転送部を少なくとも3つのブロックに分割し、各ブロックの信号電荷転送方向下流側に、ブロック内を転送されてきた信号電荷をフローティングディフュージョンで検出して出力する出力部を接続した固体撮像素子に対し、低消費電力でかつ設計を容易にし、迷光に対する遮光性を強くでき、例えば、電子カメラやビデオカメラ、或いは携帯端末などへの利用に有効である。
2 光電変換素子(光電変換部)
3 VCCD(垂直電荷転送部)
5 HCCD(水平電荷転送部)
5b 3つのブロック
8 出力部
13,13A,13B 遮光膜
16 FD(フローティングディフュージョン)
25 ダミー転送部
53 受光部
100 固体撮像素子
HD1,HD2,HD3 第一、第二、第三ダミー電極(複数段の転送電極)
OG 出力ゲート電極
X 行方向
Y 列方向
3 VCCD(垂直電荷転送部)
5 HCCD(水平電荷転送部)
5b 3つのブロック
8 出力部
13,13A,13B 遮光膜
16 FD(フローティングディフュージョン)
25 ダミー転送部
53 受光部
100 固体撮像素子
HD1,HD2,HD3 第一、第二、第三ダミー電極(複数段の転送電極)
OG 出力ゲート電極
X 行方向
Y 列方向
Claims (5)
- 複数の光電変換部を有する受光部と、前記複数の光電変換部から読み出された信号電荷を列方向に転送する複数の垂直電荷転送部と、前記垂直電荷転送部を転送されてきた信号電荷を前記列方向に直交する行方向に転送する水平電荷転送部とを有する固体撮像素子であって、
前記水平電荷転送部はそれぞれ前記信号電荷を転送する少なくとも3つのブロックに分割されてなり、前記各ブロックの信号電荷転送方向下流側に、前記ブロック内を転送されてきた信号電荷をフローティングディフュージョンで検出して出力する出力部がそれぞれ接続され、
前記各出力部は、前記水平転送電極から離反する方向に延設され前記水平電荷転送部とフローティングディフュージョンとを連結するダミー転送部を有し、
少なくとも前記水平電荷転送部と前記ダミー転送部が同一の遮光膜で覆われた固体撮像素子。 - 請求項1記載の固体撮像素子であって、
前記ダミー転送部が、複数段の転送電極を備えて構成されている固体撮像素子。 - 請求項1または請求項2記載の固体撮像素子であって、
前記ダミー転送部が、前記水平電荷転送部の転送電極にそれぞれ接続されて前記水平電荷転送部の駆動信号と同期して信号電荷が転送される固体撮像素子。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
前記ダミー転送部の電荷転送方向下流端に出力ゲート電極が接続され、
前記ダミー転送部の前記出力ゲート電極との接続位置までを前記遮光膜が覆っている固体撮像素子。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の固体撮像素子と、
前記固体撮像素子に光学像を結像させる光学系と、
を備えた撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007221223A JP2009054852A (ja) | 2007-08-28 | 2007-08-28 | 固体撮像素子および撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2007221223A Pending JP2009054852A (ja) | 2007-08-28 | 2007-08-28 | 固体撮像素子および撮像装置 |
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-
2007
- 2007-08-28 JP JP2007221223A patent/JP2009054852A/ja active Pending
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