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JP2008515118A - バスケット取引及び取引配分のためのシステム及び方法 - Google Patents

バスケット取引及び取引配分のためのシステム及び方法 Download PDF

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JP2008515118A JP2007534869A JP2007534869A JP2008515118A JP 2008515118 A JP2008515118 A JP 2008515118A JP 2007534869 A JP2007534869 A JP 2007534869A JP 2007534869 A JP2007534869 A JP 2007534869A JP 2008515118 A JP2008515118 A JP 2008515118A
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Abstract

クライアントは意図した株式オーダーのバスケットを生成し、このバスケットを1又は2以上のウェーブのオーダーにスライスし、取引オーダーを実行のためにブローカー/ディーラーに送信し、株式を1又は2以上ののクライアントのアカウントに配分する。バックエンドサーバーは、バスケット又はウェーブオーダーを受信し、各バスケット又はウェーブオーダーを個々の株式オーダーに分解し、そして上記個々の株式オーダーを、このオーダーを実行するオーダーマネージメントシステムへの送信のために待ち行列に入れる。クライアントに与えられたマーケットデータは、このクライアントに表示される情報を継続的に更新する。クライアントは、クライアントコンピュータに常駐するデータベースに行使情報を入力することにより、バスケット又はウェーブ又は個々の株式を行使する。

Description

本願は、先に出願された2004年9月30日付けの米国出願シリアル番号60/615405の35 U.S.C.§119(e)に基づく利益を主張し、それは参照することによりそっくりそのまま本明細書に組み込まれる。
本発明は、証券取引(securities trades)を成立させるためのシステム及び方法に関する。更に詳しくは、本発明は、クライアントが株式(stocks)のバスケットの取引を直接的に動かし配分(allocate)することを可能にするソフトウェア及びハードウェアに関する。
自動システムは、オーダーを出し又は為替(exchange)での取引を行うのに必要とされる時間を低減させるために仲買業務(brokerages)によって使用される。ブローカー/ディーラーは、通常、1又は2以上の為替市場のメンバーであり、そのトレーダーは、ブローカー/ディーラーの名義で取引を行う。ブローカー/ディーラーは、それ自身の株式の有価証券(portfolio)を取引してもよいが、為替市場のメンバーではない投資家のためにも取引を行う。ブローカー/ディーラーは、Belzbergに対して2000年10月17日に発行された米国特許第6134535号に述べられているようなソフトウェアを用いて手動または自動で株式のバスケットを動かす。しかしながら、Belzbergのシステムおよび方法はトレーダーによって使用され、ブローカー/ディーラークライアントは、トレーダーによって行われるプログラム取引(program trades)をコントロールすることができない。また、Belzbergは、実行された取引を複数のアカウントに配分する問題に対処していない。
ブローカー/ディーラーは、通常、機関投資家であるところの多数のクライアントを有する。機関投資家は、通常、例えば投資信託、ヘッジファンド、年金制度などのような株式の大規模な有価証券を運用する。機関投資家は、為替市場のメンバーではなく、かれらの取引を発行し実行するためにブローカー/ディーラーを使用する。また、機関投資家は、通常、大規模なグループの株式を一つのグループとして取引を行う。更に、機関投資家は、多数の異なるアカウント(account)を管理し、そして、実行された取引をアカウントに正しく配分することができなければならない。
従って、投資家が、彼ら自身の取引プログラムを作成して実行し、そして、それらの取引を彼ら自身のアカウントに配分することを可能にするシステム及び方法に対する要請が存在している。
クライアントが、意図した株式のオーダーのバスケットを作成するところのシステム及び方法は、このバスケットを1又は2以上のウェーブのオーダーにスライスし、取引のオーダーを実行のためのブローカー/ディーラーに送信し、そして、株式を1又は2以上のクライアントのアカウントに配分する。バックエンドサーバーは、バスケット又はウェーブオーダーを受信し、各バスケット又はウェーブオーダーを個々の株式オーダーに分解し、そして、そのオーダーを実行するためのオーダーマネージメントシステムへの送信のために個々の株式のオーダーを待ち行列(queues)に入れる。クライアントに提供される市場データは、このクライアントに対して表示される情報を継続的に更新する。クライアントは、クライアントコンピュータ上に常駐するクライアントデータベースに行使情報(strike information)を入力することにより、バスケット、またはウェーブ、または個々の株式を行使(strike)してもよい。本システムは、また、クライアント特定のアカウントに対する実行された取引の配分を提供する。
本発明の実施形態は、ユーザーが、US株(U.S. equities)のバスケットをモニタし取引することを可能にする。オーダーは、活性化(activate)されたバスケットからウェーブをスライスすることにより生成される。実行動作は、現在の市場データ又は以前の確立した行使レベル(strike levels)に対し追跡(track)される。2段階レベルのブロッタービュー(dual-level blotter view)は、選択されたバスケット又はウェーブに関する情報が下側のパネルに現れた状態で、ディスプレイの上半分に全ての活性バスケットに関する集約情報を提供する。
他のシステムから生成されたバスケット詳細は、カンマで区切ったテキストファイルによってロードされ、又は、単に、例えばマイクロソフト(登録商標)のエクセル(登録商標)のような他のプログラムからドラッグアンドドロップされ得る。バスケットが詳細な分析のためにアップロードされ、または取引のためにインポートされることを可能にするインターフェイスが提供される。ユーザーが任意に定義可能な好み(preference)、カラム構成、多段階レベルの動的分類(dynamic sorting)は、本アプリケーションの概観及び動作が各ユーザーによって選択されたビューにカスタマイズされることを可能にする。
本発明の一実施形態は、クライアントコンピュータと、前記クライアントコンピュータと通信するバックエンドサーバーとを備えたシステムを対象とし、前記バックエンドサーバーは、前記クライアントコンピュータから受信されたウェーブオーダーを処理し、該処理されたウェーブオーダーをオーダーマネージメントシステム(OMS)に方向づけ、前記ウェーブオーダーは、複数の株式オーダーを含み、前記クライアントコンピュータに格納された株式のバスケットの一部に相当する。本発明の幾つかの態様において、また本システムは、前記クライアントコンピュータに格納された少なくとも二つのアカウントに前記ウェーブオーダーを配分するための手段を備える。
本発明の他の実施形態は、クライアントコンピュータと、前記クライアントコンピュータに常駐するクライアントデータベースと、株式のバスケットを生成すると共に前記クライアントデータベースに前記バスケットを特徴づける情報を格納するよう作動する1又は2以上のコンピュータプロセッサと、前記クライアントコンピュータからウェーブオーダーを受信し、該ウェーブオーダーを処理してオーダーマネージメントシステム(OMS)に転送し、前記クライアントコンピュータにステータス情報を送信するよう構成されたバックエンドサーバーと、を備えたシステムを対象とする。本発明の幾つかの態様において、本システムは、また、少なくとも一つのアカウント間で前記バスケットを配分し、前記配分を特徴づける情報を前記クライアントデータベースに格納するよう作動する1又は2以上のコンピュータプロセッサを備える。
本発明の他の実施形態は、クライアント指向のプログラム取引及び配分のコンピュータ実施の方法を対象とし、本方法は、クライアントに情報を表示すると共にクライアントから情報を入力するためのバスケットブロッターマネージャーと、クライアントデータベースからのバスケットデータの読み取りと格納を管理するためのバスケット格納マネージャーと、前記クライアントデータベースで表された株式のための市場データを収容する市場データキャッシュとを有するクライアントコンピュータを提供するステップと、バスケットに株式と数量を付加することによって該バスケットを生成すると共に、前記バスケットブロッターマネージャーが前記株式のための前記市場データキャッシュから入力された市場データを表示するステップと、前記バスケットを複数のウェーブオーダーにスライスし、各ウェーブオーダーが前記バスケットにおける株式とウェーブの数量を識別し、複数のウェーブオーダーにわたるウェーブの数量の合計が前記バスケットにおける前記株式の数量に等しいステップと、前記ウェーブオーダーを前記オーダーの実行のための仲介業務に送信するステップと、を含む。本発明の幾つかの態様において、本方法は、更に、少なくとも二つのアカウントに前記バスケットにおける前記株式を配分するステップと、配分情報を前記クライアントデータベースに格納するステップを備える。
本発明は、添付の図面とともに、その好ましい代替の実施形態を参照して説明される。
図1は、本発明の実施形態におけるシステムの構成要素を例示するブロック図である。
図2は、本発明の実施形態における新たなバスケットを活性化するための状態遷移図である。
図3は、本発明の実施形態におけるバスケットをスライスするための状態遷移図である。
図4は、本発明の実施形態におけるウェーブキャンセルの状態遷移図である。
図5は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示されるユーザーインターフェイスを例示する図である。
図6は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示される実行詳細ウィンドウを例示する図である。
図7は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示される新たなバスケットダイアログボックスを例示する図である。
図8は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示されるスライスダイアログを例示する図である。
図9は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示される配分ウィンドウを例示する図である。
図10は、本発明の幾つかの実施形態において表示される修正配分ブロックウィンドウを例示する図である。
図11は、本発明の幾つかの実施形態において表示されるバスケット配分詳細ウィンドウを例示する図である。
ここでの説明は、本発明の好ましい一実施形態を述べるにすぎない。例えば、当業者であれば、ここで述べられる実施形態は、バスケット取引及び取引配分の新規なシステム及び方法のほんの一つの簡略化された例に過ぎないことが分かる。この簡略化された例は、本発明が備える更に一般的なシステム及び方法を可能にするために詳細に説明される必要のある全てである。
図1は、本発明の一実施形態におけるシステムの構成要素を示すブロック図である。図1において、クライアントコンピュータ110は、例えばインターネットのような通信ネットワーク120に接続され、サーバー140,150に対してセキュリティを提供するファイアーウォール130に経路指定(routing)されている。
統合サーバー(integration server)は、メッセージング(messaging)145、市場データ供給(market data feed)147、アドレスマネージャープロキシ(address manager proxy)143を含むミドルウェアーサービスを提供する。メッセージングサーブレット(messaging servlet)145は、トークン検証(token validation)144を備え、このトークン検証144は、クライアントコンピュータ110と統合サーバー140との間を通るセキュリティトークンを管理するものであり、好ましくは、統合サーバー140にてキャッシュ(cashed)されている。メッセージングサーブレット145とバックエンドサーバー150との間の1又は2以上のメッセージングミドルウェアー接続は、バックエンドサーバーが大量のオーダーデータを処理することを可能にする。或いは、統合サーバー140とバックエンドサーバー150との間の通信は、httpメッセージングを使用してもよい。
市場データサーブレット147は、市場データの予約申し込み(subscription)を管理(manage)し、そして市場データをクライアントに勧める。好ましい実施形態では、クライアントのログインの後のクライアントプログラムの初期化中に、専用のメッセージング接続が市場データサーブレット147とクライアント110との間に確立される。この専用のメッセージング接続は、例えば、ニューヨークNYのランダムワークコンピューティング社(Random Walk Computing, Inc.)から利用可能なJTIWeb(登録商標)のような実時間HTTPメッセージングフレームワークによって提供されてもよい。上記専用接続は、クライアントの有価証券のために適時の市場データの更新を可能にする。市場データサーブレット147は、例えばロイター(Reuter)のような市場データ供給源160から市場データを受信する。市場データサーブレット147は、クライアントによって予約申し込みされたシンボルのために市場データを推奨するだけである。
クライアントの予約申し込み(Client subscriptions)は、好ましくは、アドレスマネージャー155によってバックエンドサーバー150において処理される。アドレスマネージャー155は、統合サーバー140におけるアドレスマネージャープロキシサーブレット143を通じてクライアントと通信する。
バックエンドサーバー150は、プログラム取引リクエストを受信して関連のバックエンドインターフェイスに委託し、そして、ウェーブオーダーの待ち行列(queuing)を処理する。バックエンドサーバー150は、ウェーブオーダーを単一のオーダーに分解し、そしてこのオーダーを、マッチングOMSインターフェイス190を通じて適切なオーダーマネージメントシステム(OMS)に送信する。
回復/管理データベース(Recovery/administrative database)170は、待ち行列に入れられた取引オーダーと、実行された取引情報を格納する。
図2は、本発明の一実施形態における新規なバスケットを活性化するための状態遷移図である。図2において、各状態は、その状態のための処理を行う対応ソフトウェアモジュールによってインスタンス化されてもよい。好ましい実施形態において、上記ソフトウェアモジュールのうちの5つはクライアントコンピュータに常駐し、そして上記ソフトウェアモジュールのうちの3つはバックエンドサーバーに常駐する。これら8個のソフトウェアのそれぞれを次に説明する。
バスケットブロッターモジュール(basket blotter module)は、クライアントコンピュータに常駐し、そして、クライアントがプログラム取引サービス(Program Trading service)の“取引バスケット(Trade Baskets)”タブをクリックすると、このクライアントにメインのバスケットブロッターを提示して投入(populate)する。バスケットブロッターモジュールは、クライアントコンピュータのグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)を管理し、そして、上側のブロッターにウェーブ情報を表示するのに拡張可能なバスケット情報を表示する。バスケットブロッターモジュールは、バスケットにおける銘柄用の下側のブロッターに銘柄情報を表示し、または上側のブロッターに選択されたウェーブを表示する。また、バスケットブロッターは、例えば、バスケットを生成してバスケットをスライスするようなタスクを実行するためにユーザーが選択する選択可能なコントロールを提示する。選択されたコントロールに応じて、バスケットブロッターは、適切なリクエストを他のモジュールに送信し、このモジュールからデータを受信し、そして、受信した情報を反映するためにブロッターを更新する。
バスケットエディターモジュールは、クライアントコンピュータに常駐し、そしてインポートされた銘柄(name)と数量(quantity)を示すポップアップエディタースクリーンを提示する。ユーザーは、バスケットエディターを通じて銘柄の収集物に割り当てられたアカウントとバスケット銘柄を入力する。また、ユーザーは、バスケットにおける銘柄またはシンボルを修正してもよい。バスケットエディターは、バスケットにおける各銘柄を認証(validate)する。各銘柄がバスケットエディターに付け加えられると、このエディターは、この付け加えられた銘柄を認証(validate)するために、エンタープライズセキュリティマネージャー(EMS)にリクエストを送信する。EMSは、世界中の為替市場において使用されるシンボルと銘柄のデータベースを備える。EMSは、付け加えられた銘柄を調べて、銘柄とそのエイリアス(aliases)を戻し、或いは、付け加えられた上記銘柄が無効であることをエディターに警告する。
バスケット格納マネージャー(BSM)は、クライアントのバスケットデータを保持し、そしてクライアントコンピュータに常駐する。BSMは、ローカルデータ格納を更新し、そしてバスケット更新応答をバスケットエディター及び/又はバスケットブロッターに返す。BSMは、ローカルデータ格納の回りのカプセルレイヤー(encapsulating layer)として作用し、クライアントDB I/Oレイヤーとの情報のやり取りを簡単化する。
クライアントDBモジュールは、クライアントコンピュータに常駐し、このクライアントコンピュータ上で直接的にバスケットデータを読み込み、書き込み、そして更新する。好ましい実施形態では、クライアントDBモジュールは、SQLベースのエンベデッドデータベースマネージメントシステム(DBMS)を備える。或いは、バスケットデータストレージは、XMLインターフェイスを通じてもよい。
市場データキャッシュ(MDC)は、クライアントコンピュータに常駐し、そして、全てのバスケット及びサービス(株およびプログラム)にわたって、クライアントが予約申し込みをした全てのシンボルについてバックエンドサーバーから更新を継続的に受信する。
プログラムサービスモジュール(PSM)は、バックエンドサーバーに常駐し、そして、適切なOMSインターフェイスへのメッセージの経路指示(routing)を管理する。プログラムサービスモジュールは、ミドルウェア(統合)サーバーからメッセージを受信し、そして、このメッセージを、このメッセージの内容に従って適切なOMSインターフェイスに経路指示(route)する。
市場データ供給モジュールは、バックエンドサーバーに常駐し、そして、例えばロイター市場データ供給(the Reuters market data feed)のような市場データ供給の受信(receipt)および配信(distribution)を処理する。
サーバーDBは、バックエンドサーバーに常駐し、OMSインターフェイスに送信された全てのオーダーを管理し格納する。
図2において、ユーザーは、メインのバスケットブロッターにおける適切なコントロールを選択することによって新規のバスケットの生成及び活性化を開始する。バスケットブロッターモジュールは、バスケット生成リクエスト(CreateBasket request)をバスケットエディターモジュールに送信し、バスケットエディターモジュールは、例えば、バスケット銘柄とアカウントのような新規のバスケット情報を入力することができるポップアップウィンドウを表示する。ユーザーがバスケットに新規な銘柄を入力すると、バスケットエディターは、ESMに対する銘柄を認証(validate)する。もし、入力された銘柄が有効であれば、ESMは、その銘柄とエイリアス(aliases)をエディターに戻す。バスケット情報は入力されて認証された後、ユーザーは、エディターの活性化ボタン(Activate button)をクリックする。エディターは、活性化リクエストをバスケット格納マネージャーに送信する。バスケット格納マネージャーは、インサートリクエストをクライアントDBモジュールに発行し、クライアントDBモジュールは、クライアントDBにバスケット情報を格納する。上記新規なバスケットを格納した後、クライアントDBは、バスケット格納マネージャーに確認応答(Acknowledgement)を返す。バスケット格納マネージャーは、バスケットエディターに確認応答を送信する。バスケットエディターは、バスケット表示に新規なバスケットを付け加えるために、バスケットブロッターモジュールにリクエストを発行する。
上記の新規のバスケットがクライアントDBに格納された後、バスケットブロッターは、上記新規のバスケットにおける銘柄について市場データを提供するため、MDCにリクエストを発行する。もし、ユーザーが、上記新規のバスケットにおける同一のシンボルの幾つか又は全てを含む他のバスケットを活性化すれば、市場データはMDCから直接的に読み取られてもよい。もし、上記新規なバスケットにおけるシンボルが既にMDCに存在しなければ、MDCは、上記新規なシンボルのための最新のデータをMDCに付け加えるためにPSMにリクエストを発行する。PSMは、上記新規のシンボルのための上記最新のデータを返すために、市場データ供給モジュールにリクエストを送信する。そして、市場データは、MDCにストリーミングされ、MDCは、そのデータを、ユーザーに表示するためのバスケットブロッターモジュールに渡す。バスケットが生成されて活性化された後、メインのバスケットブロッターは、バスケットエントリーを表示し、それはストリーミングされた市場データ更新を受信する。
バスケットが活性化された後、ユーザーは、このバスケットをウェーブにスライスしてもよい。そして、各ウェーブは、オーダー実行のために送信される。期間(time period)にわたって、より小さなオーダーを送信することは、市場に単一の大きなオーダーを送信することの市場への影響(market impact)を低減する。図3は、本発明の実施形態におけるバスケットをスライスするための状態遷移図である。ユーザーは、好ましくは、バスケットブロッターマネージャーによって表示されるバスケットを右クリックすることにより、バスケットをスライスしてもよい。これに応答して、バスケットブロッターマネージャーは、バスケットスライスリクエスト(Slice Basket request)をバスケットスライスダイアログマネージャー(BSDM)に送信し、BSDMは、ユーザーがスライスの詳細を入力することを可能とするウィンドウをポップアップする。ユーザーは、バスケット全体をウェーブにスライスしてもよく、ここで、各ウェーブは同一パーセントの各銘柄を有する。或いは、ユーザーは、下側のブロッターにおける1又は2以上の個々の銘柄を選択して“スライス”オプションをクリックすることにより、アドホック(ah hoc)のスライスを生成してもよい。BSDMは、バスケットにおける各銘柄についての現在の相場(current price)を読み取るためにMDCにリクエストを送信し、そしてウェーブにおける各銘柄についての制限値(limit value)とオーダータイプを確認するためにユーザーに確認ダイアログを提示する。一旦、ウェーブ詳細が入力されて確認されると、ユーザーは、実行のためにウェーブを送信してもよい。BSDMは、BSMにバスケットスライスリクエストを送信する。BSMは、実行のためのウェーブを送信するためにPSMにメッセージを送信する。BSMは、このウェーブリクエストを単一のオーダーに分解し、そして実行のために各単一のオーダーを待ち行列に入れる。BSMは、オーダーをサーバーDBに格納して、このオーダーを、実行のための適切なOMSインターフェイスに送信する。BSMは、上記オーダーの待ち行列入りを確認するBSMに応答を送信する。BSMは、待ち行列に入れられたウェーブの状態を反映するためにクライアントDBを更新し、そして、更新された情報を、ユーザーに表示するためにバスケットブロッターマネージャーに送信する。OMSインターフェイスを通じて受信されたオーダーステータスの更新はサーバーDBに格納され、そしてバスケットブロッターマネージャーに対するBMSにプログラムサービスマネージャーによって発行される。バスケットブロッターマネージャーは、銘柄(下側)ブロッターに更新されたステータスを表示し、そして、各銘柄について%コンプリート(%complete)を含む。各銘柄、ウェーブ、バスケットの全てが、更新された%コンプリートデータを反映するために更新される。
ユーザーは、送信されてはいるが未だ実行されていない複数のオーダー又は個々のオーダーのウェーブをキャンセル及び/又は再発行(replace)してもよい。バスケットのキャンセル/再発行は、選択されたバスケットにおける全ての発行済みのオーダーをキャンセル又は再発行する。ウェーブのキャンセル/再発行は、選択されたウェーブにおける全ての発行済み(outstanding)のオーダーをキャンセル又は再発行する。銘柄のキャンセル/再発行は、選択された銘柄についての全ての活性化されたバスケットにわたって全ての発行済みのオーダーをキャンセル又は再発行する。ユーザーは、“全てキャンセル”コントロールを選択することにより、全てのバスケットにわたって全ての現在の発行済みのオーダーをキャンセルすることができる。ユーザーは、数量、オーダータイプ、制限価格、及び/又はオーダーのサイド(side of order)を修正してもよい。一旦、リクエストが実行されると、キャンセルされたオーダーに関連する数量はスライス可能なプール(sliceable pool)に戻される。
図4は、本発明の一実施形態におけるバスケットのキャンセルのための状態遷移図である。図4において、バスケットブロッターマネージャーは、ユーザーがプログラムツールバーにおけるキャンセルボタンの一つをクリックすると、バスケットキャンセルリクエスト(Cancel Basket request)をBSDMに送信する。BSDMは、バスケットスライスダイアログウィンドウを表示し、このウィンドウでユーザーがキャンセルリクエストを確認する。確認後、BSDMは、キャンセルリクエストをBSMに送信し、BSMはキャンセルリクエストをPSMに送信する。PSMは、キャンセルされたバスケットを含むウェーブを決定し、各ウェーブについてのキャンセルリクエストをサーバーDBに保存(save)する。PSMは、待ち行列にある残りのウェーブオーダーを除去し、そして、サーバーDBを更新して、除去された待ち行列のウェーブがキャンセルされたことを知らせる。PSMは、待ち行列から除去された各ウェーブについてのキャンセルウェーブ応答をBSMに送信する。また、PSMは、実行のために既にOMSに送信されたウェーブオーダーを識別するためにサーバーDBに問い合わせ(query)を行い、そして、それらのウェーブオーダーについてのキャンセルリクエストを送信する。OMSからのオーダー更新は、サーバーDBに格納され、そしてPSMに送信される。PSMはBSMを更新し、BSMは、ユーザーに表示されるブロッターを更新するバスケットブロッターモジュールに送信されるオーダーキャンセルリストを管理する。
図5は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示されるユーザーインターフェイスを例示する図である。このインターフェイスは、サービスを選択するサービス選択タブ510を含む。図5において、3つのサービスがユーザーによって選択され、そのサービスとは、個々のオーダーを発行するための株オーダー(equity order)と、個々のアカウントにバスケット取引における株式を配分するための配分(Allocation)と、株式のバスケットまたはグループを取引するためのバスケット取引(basket trade)である。プログラムツールバー520は、サービス選択タブ510の下側に表示され、ユーザーが即座にアクションを選択することを可能にする。選択されたサービスタブに依存して、別のアクションがプログラムツールバー520に表示される。ステータスメッセージ領域560は、ユーザーにステータス情報を提供し、そしてプログラムが市場データ更新を受信していることを知らせるための市場データステータスインジケータ562を含んでもよい。接続ステータスインジケータ564は、クライアントが首尾よく接続されてオーダーを送信することができ実行更新(execution updates)を受信することができるかどうかを示す。メッセージログ566は、ステータスメッセージ領域562に表示されるメッセージの履歴(history)を表示するためにユーザーによって選択されてもよい。
上側のブロッター530は、活性化されたバスケットを表示すると共に、このバスケットに関する集約情報(aggregate information)を表示する。詳細の掘り下げ(drill-down details)は、バスケットの行の左にあるプラス(+)記号によって示され、このプラス記号をクリックすることにより表示される。詳細行のコンテンツは、プログラムツールバーにおけるコントロールボタンをクリックすることにより選択されてもよい。ユーザーが“バスケット/ウェーブによる(By Basket/Wave)”ボタンをクリックすると、詳細行が各ウェーブについて付加され、そして、そのウェーブに起因する全バスケットのうちの一部を示す。ユーザーが“バスケット/サイドによる(By Basket/Side)”ボタンをクリックすると、詳細行は、市場と並べてバスケット値の概要(breakdown)を表示すると共に、売りオーダーと買いオーダーによる全バスケットへの分担金(contribution)を表示する。
表1は、バスケット集約ビューに表示されるカラムを示す。
Figure 2008515118
下側のブロッター、バスケット/ウェーブ詳細ビュー550は、上側のブロッターにおける選択されたバスケットに関連する詳細情報を表示し、太い境界線535によって示されている。もし、バスケット集約ビューにおいて複数のバスケットが選択されれば、バスケット/ウェーブ詳細ビューは、シンボルによって集約された選択項目(selected item)について全オーダー数量を表示する。バスケット/ウェーブ詳細ビューは、バスケット又はウェーブの実行に関する情報を表示する。ユーザーは、各ウェーブについてのオーダー情報を示すために、プラス(+)記号をクリックすることにより、各行の左に詳細を広げてもよい。表2は、バスケット/ウェーブ詳細ビューに表示されるカラムを示す。
Figure 2008515118
Figure 2008515118
ユーザーは、適切なブロッターの任意の場所で右クリックし、コンテキストメニューから“ビュー−>カラムを示す/隠す”のアイテムを選択することにより、何れかのブロッターにおけるそれらのオーダーを修正し、表示されるカラムを修正してもよい。ユーザーは、カラム選択ウィンドウにカラムを表示してオーダーするために、カラムを選択してもよい。或いは、ユーザーは、カラムヘッダーを所望の位置にドラッグアンドドロップすることにより、選択されたカラムの表示順を変更してもよい。ユーザーは、カラムヘッダー上で右クリックすることにより、表示されたカラムを隠してもよく、それは、ユーザーにそのカラムを隠すオプションを提供する。
各ブロッターパネルにおけるデータは、カラムヘッダー上で左クリックすることにより、並べ替え(sort)されてもよい。デフォルトの並べ替え順は昇順であるが、カラムヘッダー上をクリックしながら<シフト>キーを押し続けることにより、並べ替えの降順が選択されてもよい。好ましい一実施形態において、カラムヘッダーに小さな三角形が表示され、それは、並べ替えが実施されていることを示す。マルチレベルの並べ替えは、サブシーケンスカラムをクリックしながら<コントロール>キーを押し続けることにより実行されてもよく、並べ替えキーの優先順位(precedence)を示すヘッダーに数値が配置される。“動的な並べ替え”は、特定の並べ替えを維持するための各データ更新の後、ブロッターを再並べ替えするコンテキストメニューから選択されてもよい。
図6は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示される実行詳細ウィンドウを例示する図である。オーダーについての個々の記入の詳細は、実行詳細ウィンドウを表示するためのプログラムツールバー上で“実行詳細を示す”ボタンをクリックすることにより表示されてもよい。実行データは、バスケット集約ビュー(Basket Aggregate view)における現在の選択に基づき表示される。実行(execution)は、複数の選択によって反映される単一のウェーブまたはサイド、単一のバスケット又は任意の組み合わせについて示されてもよい。ユーザーは、ウィンドウのコンテンツをエクセル(登録商標)コンパチブルのcvsファイルにエクスポートするために、実行詳細ウィンドウにおいて“エクスポート”ボタンをクリックしてもよい。
新規なバスケットは、プログラムツールバー520上の“新規なバスケット”ボタンをクリックすることにより、新規なバスケットウィザードを用いて生成されてもよい。新規なバスケットは、テンプレートにより、または手入力により、その前の日のオーダーからの残余(residual)を生成することにより、ファイルからロードすることにより生成されてもよい。
好ましくは、バスケットオーダー情報は、最も多い集計表(spreadsheet)と多くのサードパーティのアプリケーションにより生成され得るカンマで区切られたファイルからロードされてもよい。cvsファイルにおいて唯一必要なフィールドは、シンボル(Symbol)および数量(Quantity)であり、ここで、シンボルは証券(security)を識別し、数量はシェアー(share)の数を表す。負の数量は、売りオーダーとして解釈されてもよく、正の数量は買いオーダーとして解釈されてもよい。
残余(residual)のバスケットは、新たなウィザードにおける残余の方法を選択することにより、前の日の未実行のプログラムから生成されてもよい。このウィザードは、残余のバスケットの基礎となる日付の選択をユーザーに促す。
新規なバスケットは、既存のバスケットテンプレートから生成されてもよい。このバスケットテンプレートは、csv又はxlsファイルとして格納されてもよい。図7は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示される新規なバスケットダイアログボックスを例示する。図7において、テンプレート適用(Apply Template)チェックボックスは、ユーザーが新規なバスケットについてテンプレートを特定することを可能にする。ドロップダウンボックスは、ユーザーが新規なバスケットを生成するために使用する既存のテンプレートを表示する。ダイアログボックスにおける銘柄及びアカウントフィールドには、選択されたテンプレートの銘柄及びアカウントが予め入れられている。ユーザーは、情報を適切なフィールドに入力することにより、銘柄及びアカウントを変更してもよい。ユニット乗算器(unit multiplier)は、新規なバスケットに適用されて、新規なバスケットについて数量を設定するためにテンプレートにおける数量を乗算してもよい。セットサイドドロップダウンボックス(set side drop-down box)は、テンプレートにおけるオーダーのそれぞれを上記特定されたサイドに設定することにより、ユーザーがテンプレートサイド(template sides)を無効(over ride)にすることを可能にする。銘柄テーブルは、情報を銘柄テーブルに直接的に入力することにより、テンプレートの銘柄が予め入れられている。ユーザーは、個々の銘柄、実際の数量、またはサイドを修正してもよい。
新規なバスケットウィザードは、ポップアップバスケットエディターを、選択されたときに、ユーザーが新規なバスケット情報を入力しバスケットを命名することができる場所に表示する。また、バスケットエディターは、バスケット生成方法とは関係なく、必要に応じて、バスケット情報を修正するために使用することができる。要約グリッド(summary grid)は、買い及び売りオーダーについてトータルシェアー(total share)及び銘柄の数に関する情報をそれぞれ表示する。全ての銘柄に行使値(strike value)が提供されている場合に限り、行使値は要約(summarize)される。オーダー情報は、利用可能なシンボルタイプの何れかを用いて入力されてもよく、シンボルタイプは単一のバスケット内で混合(mix)されてもよい。
新規なバスケット情報が入力された後、バスケットエディターにおける活性化ボタンをクリックすることにより、バスケットは活性化される。現在の取引セッションについてのバスケット銘柄の特異性(uniqueness)を認証し、シンボル情報を認証し、そしてバスケットのコンテンツについての分析的情報及び市場データを予約申し込みした後、活性化(activation)はブロッター表示にバスケットを追加する。バスケットから生成された各オーダーに付けられるオプションのアカウントナンバーは、バスケット活性化中に供給されてもよい。もし、バスケットエントリーウィンドウにおける行の何れかが認証(validate)されなければ、この行は、ユーザーがこの行を編集またはキャンセルできるように、強調表示されてエントリーウィンドウの上部に赤く表示される。もし、バスケットが市場の同じサイドで複製シンボル(duplicate symbols)を含んでいれば、ユーザーは、複製を単一のレコードに集約するように自動的に促される。もし、例えば複製のシンボルが異なるサイド又はシンボルタイプであるために、それらをマージすることができなければ、エラーが発生し、そして、この問題の行はウィンドウの上部に表示されて並び替えられる。
目標または行使価格は、各活性化されたバスケットに適用される。この行使価格は、プログラムブロッターにける実行性能を評価するためのベンチマークとして使用されてもよい。バスケットにおける各銘柄についての行使価格は、バスケットが生成されたときにインポート又は入力されてもよい。現在の活性バスケットを行使するために、ユーザーは、バスケット集約ビュー530におけるバスケットを選択して、プログラムツールバー上の“行使”ボタンをクリックしてもよい。
要約グリッドは、任意の既存の行使値のほかに、それぞれについてのシェアー数量及びバスケットにおける買い及び売りの数を表示する。要約グリッドは、変化して、選択された行使方法を反映させ、ユーザーがバスケット行使を計算するために利用可能な市場データ要素の何れかを選択すると、結果として得られたバスケット集約(basket aggregate)を表示する。もし、何らかの理由で、バスケットにおける銘柄の何れかについての市場データが利用不能であれば、値フィールドは“N/A”を示し、そして欠落したアイテムの数を示すためにエラーメッセージが表示されるが、ユーザーは、利用可能な状態にあるデータを用いて依然として行使(strike)することができる。もし、バスケットにおける全ての銘柄が関連の行使値を有していなければ、プログラムブロッターにおける性能評価の不実表示(misrepresent)を回避するために、集約データは、行使カラムには表示されず、または、行使値から得られた何れのカラムにも表示されない。
バスケットは、取引プログラムを表し、ユーザーは、バスケットをオーダーのウェーブに“スライシング”することにより、オーダーが市場に送信される方法を特定してもよい。バスケット全体にわたるスライスは、プログラムツールバー上の“スライス”ボタンをクリックすることにより生成されてもよい。或いは、スライスされるべき個々の銘柄を選択し、そして詳細ブロッターのコンテンツメニューを用いて“スライス選択(Slice Selected)”を選択することにより、バスケットのサブセットがバスケット詳細ブロッター550内でスライスされてもよい。
図8は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示されるスライスダイアログを例示する。要約グリッド810は、選択されたオーダーに関する情報を表示する。スライス詳細820は、選択されたスライスについてユーザーが入力し又は修正してもよいパラメータを表示する。選択されたバスケットに含まれるサイドのみが可能(enabled)とされる。ユーザーは、オリジナルのバスケット数量のパーセンテージ、オープンのままのシェアー数量のパーセンテージとして、または達成すべき目標パーセンテージとして表されたスライスすべき部分的数量を特定してもよい。或いは、ユーザーは、バスケットを終える(finish)ために“全て残存(All Remaining)”を選択してもよい。ウェーブ設定表示830は、各ロット(lot)を丸める方法をユーザーが特定することを可能にする。もし、ロットサイジング(lot sizing)が“丸め(Round)”に設定されると、数量は、その証券について指定された“丸めロット(round lot)”サイズの倍数に丸められる。丸めの方向、アップ又はダウンは、ユーザーによって選択されてもよい。
ユーザーは、“価格”設定822において、適切な方法を選択することにより、ウェーブが市場(market)として送信されるか、または制限オーダー(limit order)として送信されるかどうかを選択してもよい。もし、価格制限方法が選択されれば、ユーザーは、“価格制限(Limit Price)”表示824において、適切なパラメータを設定することにより、各オーダーについての制限価格を計算する方法を特定する。ドロップダウンボックス826は、ユーザーが、各オーダーについて制限価格の基礎を形成するために使用されるデータ値を選択することを可能にする。データ値の選択は、事前に確立された行使価格と同様に市場データフィールドを含んでもよい。市場の両サイドでのオーダーを有するバスケットは、現在の付け値(bid price)から買いを計算し、現在の売り出し価格から売りを計算することにより値段が付けられ、逆も同様である。また、ユーザーは、“+”又は“−”ボタンをそれぞれ選択し、増加値を選択することにより、制限を増加または減少させるためのオフセットを特定してもよい。もし、バスケットが市場の両サイドでのオーダーを含んでいれば、ユーザーは、“+”または“−”のラジオボタンの何れかを選択することにより同一方法で買い及び売りの両方をオフセットさせること、または、“>イン<”又は“<アウト>”を選択することにより、それぞれ、価格を内側(inside)または外側(outside)に移動させることを選択してもよい。
全てのデータフィールドが入力されて認証(validate)された後、“ウェーブ送信(Send Wave)”ボタン840が有効にされ、そして、ユーザーがウェーブを送信することを可能とする。ウェーブが送信された後、バスケット詳細ブロッター550は、ウェーブの詳細を表示して、構成要素のオーダーの実行に関する進捗を報告する。
発行済みのプログラムオーダーは、プログラムツールバー上に提供されるグローバル又は選択ベースの方法を用いてキャンセルされてもよい。プログラムツールバー上の“全てキャンセル”ボタンは、全てのバスケットにわたって全てのオープン及び保留オーダーをユーザーがキャンセルすることを可能にする。プログラムツールバー上の“全てキャンセル/シンボル”ボタンは、ユーザーにシンボルの入力を促し、そして、全てのバスケットにわたって、そのシンボルについて全てのオーダーをキャンセルすることを促す。プログラムツールバー上の“キャンセル”ボタンは、ユーザーが、バスケット集約ビューにおける選択のために全てのオーダーをキャンセルすることを可能にする。集約ビューの現在のビュー構成に応じた、選択されたバスケット、ウェーブ、またはサイドにおける全てのオーダーはキャンセルされる。“キャンセル/シンボル”ボタンは、ユーザーにシンボルの入力を促し、そして、バスケット集約ビューにおいて、選択されたバスケット、ウェーブ、またはサイドの内でシンボルが発見されるところの全てのオーダーをキャンセルする。或いは、ユーザーは、バスケット集約ビューにおいて右クリックして、ユーザーが、プログラムツールバーにおいて提供されるものと同じキャンセル操作を選択するところのコンテキストメニューを提示してもよい。
オーダーまたはウェーブは、そのオーダーが送信された後であって、その完全な実行又はキャンセルの前に、リプレース機能(Replace function)を通じて修正されてもよい。ユーザーは、ウェーブを選択して、コンテキストメニューから“リプレース”を選択することによりウェーブを修正してもよい。ウェーブリプレースダイアログが表示され、それは、ユーザーが、オーダータイプと、リミットオーダーについては制限価格を変更することを可能にする。ユーザーは、オーダーを選択し、そしてコンテキストメニューから“リプレース”を選択することにより、オーダーを修正してもよい。オーダーリプレースダイアログが表示され、それは、ユーザーが、オーダータイプと、制限価格、制限価格コントロールを変更することを可能にする。
ユーザーは、プログラムツールバー上の“ヒストリカルクエリー(Historical Query)”ボタンを選択することにより、過去の取引日についてオーダーの動き(order activity)を表示してもよい。好ましい実施形態では、過去の30の取引日についてのバスケット情報は、ユーザーのローカルコンピュータ上に保持される。前の取引情報の機密性を保護するために、バスケットに反映されたトータル数量に関してリーマン(Lehman)にデータは送信されない。もし、30日よりも古いクエリー(query)が選択されれば、ユーザーは、実行された取引情報を見てもよいが、トータルのバスケット数量は、バスケットの実行された部分を反映するだけであろう。好ましい実施形態において、履歴情報(historical information)は、読み出しのみがなされ、取引は修正されず、或いは、そうでなければ、影響(acted upon)される。もし、クエリーが30日より少なければ、“残余生成”ボタンがプログラムツールバーに追加される。“残余生成”ボタンをクリックすることは、ユーザーが、選択された履歴バスケットから終了されていない数量から成る新規なバスケットを迅速に生成することを可能にする。
“配分(Allocations)”サービス選択タブを選択することは、ユーザーが、ブローカー/ディーラーを通じた決済(settlement)のためのクエリー取引アカウント配分詳細を送信することが可能にする。配分処理は、配分ブロックを生成し、配分詳細を入力し、そして、配分情報を上記ブローカー/ディーラーに送信する処理を含む。
図9は、本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示される配分ウィンドウを例示する。図9において、表示の上部分は、シンボル(ティッカー(ticker)、RICなど)、サイド(買い/売り)、数量、取引日、決済タイプ、決済日、平均価格、コミッションタイプ(commission type)、及びコミッション値(commission value)のような、ブロック情報を表示するブロック配分ブロッターである。状態に関わらず、全ての配分は、ブロック配分ブロッターに表示される。“トランスタイプ(Trans. Type)”カラムは、配分ブロックが新規またはキャンセル状態であるかどうかを示す。“ステータス”フィールドは、ブロックアクションが、未送信(Unsent)、送信済み(Sent)、または受信済み(Received)かどうかを示す。“送信ステータス”フィールドは、配分は送信されてはいるがブローカー/ディーラーに未だ受信されていないことを示す。受信されたステータスは、ブローカー/ディーラーがブロックにおける指示(オーダー)を受信しており、このブロックが新規であるかキャンセルされるかどうかを示す。表3は、ブロック配分ブロッターと関連するデータ要素をしめし、リストにしたものである。
Figure 2008515118
図9に示される下部分はオーダーブロッターである。オーダーブロッターは、配分に適したオーダーのリストを表示する。オーダーは、オーダー数量の幾つかまたは全てが実行されると適格になる。適格なオーダーは、それらの取引特性が一致すると、ブロックにグループ化されてもよい。オーダーがグループ化される取引特性の例は、シンボル、シンボルタイプ、取引日、決済日、そしてコミッションタイプを含む。クライアントリファレンスフィールドは、発注(order placement)中に入力された場合には、追加的な一致判断基準(matching criterion)として使用されてもよい。ユーザーは、個々の互換性を有するオーダー(compatible order)を選択し、そして“グループ選択(Group Selected)”ボタンをクリックすることにより、オーダーグループを生成してもよい。グルーピングビュー(grouping view)は、オーダーブロッターにおける“全グループ(Group All)”又は“非グループ(un-group)”ボタンの何れかをクリックすることによりトグルされてもよい。各行の右にあるプラス(+)アイコンは、選択されると、個々のオーダーを表示するためにオーダーグループを拡張し、そして、オーダーレベルでは、個々の実行を表示するためにオーダーを拡張する。
配分ブロックは、個々のオーダーまたはオーダーのグループを選択することにより生成されてもよい。“全ブロック(Block All)”ボタンは、オーダーブロッターにおける全ての適格なオーダーから配分ブロックを生成する。配分ブロックは、各グループについて生成されると共に、グループ化されない各オーダーについて生成される。“ブロック選択(Block Selected)”ボタンは、全ブロック(Block All)ボタンと同じに動作するが、既に選択されたグループとオーダーに関してのみ動作する。“単一ブロック(Single Block)”ボタンは、選択されたオーダーをグループ化し、単一の配分ブロックを生成することに関連している。もし、選択されたオーダー又はグループの何れかが、他の選択されたアイテムと互換性のない取引データを含んでいれば、この動作は成功ではない。
また、オーダー及びグループは、マウスを用いてブロック配分ブロッターにドラッグされてもよい。もし、他のブロッターにおける空のスペースにドロップされれば、新規なブロックが生成される。もし、既存の互換性のあるブロックにドロップされれば、このドロップされたデータは、この既存のブロックに追加される。また、右クリックコンテンツメニューは、オーダーをコピー/ペーストし、そして互換性のある特性でグループ化するために使用されてもよい。
“フリーフォーム(freeform)”ブロックは、ユーザーが、手動でブロックレベルデータを入力することを可能にする。“フリーフォームコピー(Copy Freeform)”ボタンは、既存の配分ブロックからブロックレベルのデータを入れるために選択されてもよい。
一旦、オーダーがブロックされると、それらは、“配分のためのオーダー(Orders to Allocate)”ウィンドウから消え、そして、“配分ブロック(Allocation Blocks)”ウィンドウに現れる。全ての関連ブロックレベルの情報は、配分ブロックデータフィールドに入れるための取引から取られる。
配分ブロックが生成された後、配分詳細は、配分ブロックをダブルクリックすることにより、または、それを選択して“ビュー/配分(View/Allcate)”ボタンをクリックすることにより、ブロックについて入力または修正されてもよい。修正配分ブロックウィンドウは、表示され、ユーザーが適切な情報を入力することを可能にする。図10は、本発明の幾つかの実施形態における修正配分ブロックウィンドウを例示する。図10において、ブロックレベルの情報は、ブロック要約領域に表示される。このブロック要約領域におけるフィールドは、ブロックにおけるオーダーからの情報が予め入れられていてもよい。表4は、配分詳細に関連するデータ要素をリストアップして記述したものである。
Figure 2008515118
Figure 2008515118
個々のアカウント配分は、修正配分ブロックウィンドウの配分セクションにおけるテーブルに直接的に入力されてもよい。追加の行は、最後の既存の行における任意のセル(cell)において<エンター(ENTER)>キーを押すか、或いは“新規追加(Add New)”ボタンをクリックすることにより生成される。各エントリーは、アカウントと数量(サイズ)を含まなければならない。数量は、サイズカラムにおける絶対的シェアー数量として、または、パーセンテージカラムに入力されたトータルのオーダーのパーセンテージとして入力されてもよい。また、データは、エクセル(登録商標)の集計表からドラッグアンドドロップまたはコピーアンドペーストされてもよい。ソフトドルチェックボックス(Soft Dollar checkbox)は、ソフトドルでの手配(soft-dollar arrangement)を指示するためにチェックされてもよい。コミッションの部分は、“ステップ指示(Step Indicator)”を設定し、“ブローカークレジット(Broker of Credit)”を特定することにより、外されても良い(stepped-out)。
配分詳細は、“保存(Save)”ボタンを用いて更なる編集のために保存されてもよく、或いは、ブローカー/ディーラーに直接的に送信されてもよい。“送信”ボタンは、配分詳細がブロックレベルの情報と一致したときに可能とされる。ブロックレベルの情報は、手動で編集されてもよく、その場合、フィールドは、変更されたことを示すために、異なる色で表する。いつでも、“再−トータル(Re-Total)”ボタンは、ブロックレベルデータをリセットしてブロックに関連するオーダーの詳細を一致(match)させるために押されても良い。配分詳細ウィンドウのブロックステータス部分は、ブロックのトータル数量に関する情報と、配分詳細のステータスを表示する。
“送信(Send)”ボタンは、有効な未送信のブロックが選択された場合に有効にされる。同様に、“キャンセル”ボタンは、送信されて受信されたブロックが選択された場合に有効にされる。キャンセルされたブロックに関連するオーダーは、オーダーブロッターに再び現れないが、キャンセルされたブロックを選択し、“リサイクル(Recycle)”ボタンをクリックすることにより、新規なブロックが、任意の関連オーダーに対するリファレンスとリサイクルされたブロックの詳細を含んで生成される。
図11は、本発明の幾つかの実施形態において表示されるバスケット配分詳細ウィザードを例示する。図11に例示されるウィンドウは、ブロックのポップアップメニュー上でユーザーによる“配分詳細(Allocation Details)”の選択に応答して表示されてもよい。バスケット配分詳細ウィンドウは、バスケット/グループに関する情報を表示するバスケット/グループ要約ナゲット(basket/group summary nugget)を含む。ユーザーは、テーブルナゲット1110における各アカウントに配分されるパーセンテージ、数量、または、パーアカウントユニット(per account unit)を入力してもよい。テーブルナゲット1110における各アカウントについて、そのアカウントに対応するタブ(tab)は証券ナゲット(securities nugget)1120において生成される。証券ナゲット1120は、選択されたアカウントに配分される証券を表示する。ユーザーは、アカウントにおける各個々の証券について配分数量を修正してもよい。配分された数量が、まさしくバスケットのトータルシェアーの100%に一致した場合、“今送信(Send Now)”ボタンが有効にされ、ユーザーがOMSにバスケットを送信することを可能にする。
“削除(Delete)”ボタンをクリックすることにより、未送信のブロックが削除されてもよい。関連のオーダーに対するリファレンスは、“オーダーの排除(Exclude Order)”ボタンをクリックすることにより除去されてもよい。また、オーダーは、未送信のブロックからオーダーブロッターにドラッグにより戻されてもよい。オーダーが除去されたブロックは削除されない。
本発明の実施形態は、コンピュータ構成要素と、コンピュータ実施のステップを含み、それは、当業者には明らかであろう。説明の便宜のため、本発明の全てのステップまたは構成要素がコンピュータシステムの部分として説明されたとは限らないが、当業者であれば、各ステップまたは構成要素は、対応するコンピュータシステム又はソフトウェアコンポーネントを備えることを理解することができるであろう。従って、このようなコンピュータシステム及び/又はソフトウェアコンポーネントは、それらの対応するステップおよび構成要素(即ち、それらの機能性)を記述することにより可能とされ、そして、本発明の要旨の範囲内である。
従って、少なくとも、本発明の例示的な実施形態が説明され、当業者であれば、種々の変形および改良を容易に行うことができ、それは本発明の範囲内である。よって、上述の説明は一例にすぎず、本発明を制限するものではない。本発明は、添付の特許請求の範囲およびその均等物において規定されるように、それによってのみ限定される。
本発明の実施形態におけるシステムの構成要素を例示するブロック図である。 本発明の実施形態における新たなバスケットを活性化するためのステータス遷移図である。 本発明の実施形態におけるバスケットをスライスするためのステータス遷移図である。 本発明の実施形態におけるウェーブキャンセルのステータス遷移図である。 本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示されるユーザーインターフェイスを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示される実行詳細ウィンドウを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示される新たなバスケットダイアログボックスを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示されるスライスダイアログを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態におけるユーザーに表示される配分ウィンドウを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態において表示される修正配分ブロックウィンドウを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態において表示されるバスケット配分詳細ウィンドウを示す図である。
符号の説明
110 クライアントコンピュータ
130 ファイアーウォール
140 統合サーバー
150 バックエンドサーバー
160 市場データ供給源
170 回復/管理データベース

Claims (8)

  1. クライアントコンピュータと、
    前記クライアントコンピュータと通信可能なバックエンドサーバーと
    を備え、
    前記バックエンドサーバーは、前記クライアントコンピュータから受信したウェーブオーダーを処理し、前記処理されたウェーブオーダーをオーダーマネージメントシステムに方向付けし、前記ウェーブオーダーは、複数の株式オーダーを含み、前記クライアントコンピュータに格納された株式のバスケットの一部を表すものであるシステム。
  2. 前記ウェーブオーダーを前記クライアントコンピュータに格納された少なくとも二つのアカウントに配分するための手段を更に備えた請求項1記載のシステム。
  3. クライアントコンピュータと、
    前記クライアントコンピュータに常駐するクライアントデータベースと、
    株式のバスケットを生成し、前記バスケットを特徴づける情報を前記クライアントデータベースに格納するよう作動する1又は2以上のコンピュータプロセッサと、
    前記バスケットを1又は2以上のウェーブオーダーにスライスし、前記1又は2以上のウェーブオーダーを特徴づける情報を前記クライアントデータベースに格納するよう作動する1又は2以上のコンピュータプロセッサと、
    前記クライアントコンピュータからウェーブオーダーを入力し、該ウェーブオーダーを処理してオーダーマネージメントシステムに転送し、ステータス情報を前記クライアントコンピュータに送信するバックエンドサーバーと、を備えたシステム。
  4. 少なくとも二つのアカウントの間で前記バスケットを配分するよう作動する1又は2以上のコンピュータプロセッサを更に備えた請求項3記載のシステム。
  5. 前記配分を特徴づける情報を前記クライアントデータベースに更に格納することを含む請求項4記載のシステム。
  6. クライアント指向のプログラム取引及び配分のコンピュータ実施の方法であって、
    クライアントに情報を表示すると共に該クライアントから情報を受信するためのバスケットブロッターマネージャーと、クライアントデータベースからのバスケットデータの読み取りおよび格納を管理するためのバスケット格納マネージャーと、前記クライアントデータベースにおいて表された株式についての市場データを含む市場データキャッシュとを含み、クライアントコンピュータを提供するステップと、
    バスケットに株式及び数量を付加することによりバスケットを生成し、前記バスケットブロッターが前記市場データキャッシュから読み出された前記株式についての市場データを表示するステップと、
    前記バスケットを複数のウェーブオーダーにスライスし、各ウェーブオーダーが前記バスケットにおける株式及びウェーブ数量を識別し、ここで、前記複数のウェーブオーダーにわたるウェーブ数量の和が前記バスケットにおける前記株式の数量に等しいステップと、
    前記オーダーの実行のために仲介業務に前記ウェーブオーダーを送信するステップと、を含む方法。
  7. 前記バスケットにおける前記株式を少なくとも二つのアカウントに配分するステップを更に含む請求項6記載のコンピュータ実施の方法。
  8. 前記クライアントデータベースに配分情報を格納するステップを更に含む請求項7記載のコンピュータ実施の方法。
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