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JP2008544595A - 無線通信システムにおけるスロットおよびブロックの効率的なフォーマットによるデータ送信 - Google Patents

無線通信システムにおけるスロットおよびブロックの効率的なフォーマットによるデータ送信 Download PDF

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Abstract

スロットとブロックの新しいフォーマットを用いてデータとトレーニングシーケンスを効率的に送信する技法が記載される。複数の出力ブロックを取得するために、送信器(110)は一のデータブロックを処理する(例えば、符号化し、インタリーブし、及び区分けする)。各出力ブロックに関して、該送信器(110)は、複数のバーストによって共有される一のトレーニングシーケンスを有する該複数のバーストを生成する。該送信器(110)は、複数のタイムスロット(例えば、一つのフレーム内の連続するタイムスロット)において、各出力ブロックに関する該複数のバーストを送信する。各出力ブロックに関する該複数のバーストは、(1)一又は複数の短いトレーニングシーケンスを含んでもよく、(2)隣接するバースト間でガード周期を省略してもよく、(3)第1のバーストの開始位置における第1のテイルビットフィールドと、最後のバーストの終端における第2のテイルビットフィールドを含んでもよく、(4)少なくとも一つのスティーリングフラッグフィールドを含んでもよく、また、(5)これら上記の任意の組み合わせを有してもよい。
【選択図】図1

Description

本開示は、一般的には通信に関し、より具体的には、無線通信システムにおいてデータを伝送するための技術に関する。
(米国特許法119条に基づく優先権の主張)
本特許出願は、「無線ハイレート通信のための方法と装置(METHOD AND APPARATUS FOR WIRELESS HIGH RATE COMMUNICATIONS)」と題され、2005年5月9日に出願され、本出願の譲受人に譲渡された仮特許出願60/679,316号に基づく優先権を主張するものであり、参照により明示的に本明細書に組み込まれる。
無線通信システムにおいて、データシンボルを生成するために、送信器は典型的にはトラフィックデータを処理する(例えば、符号化し、シンボルマップする)。チャネル推定のような様々な機能を受信器が実行するのを援助するために、送信器はデータシンボルと共にトレーニングシーケンス(training sequence)を多重化してもよい。該トレーニングシーケンスは一般的にパイロットとも呼ばれる。その後、送信器は、無線周波数(RF)の変調された信号を生成するために該データシンボルとトレーニングシーケンスとを処理し、無線チャネルを介してこの信号を送信する。該無線チャネルは該送信された信号をチャネル応答により歪め、更に雑音と干渉により該信号を劣化させる。
受信器は該送信された信号を受信し、サンプルを取得するために該受信した信号を処理する。該受信器は、トレーニングシーケンスに基づいて無線チャネル応答を推定してもよい。その後、受信器はシンボル推定を取得するため、該チャネル推定により該複数のサンプル上でデータ検出(例えば、等化)を実行してもよく、該シンボル推定は送信器により送信されたデータシンボルの推定である。その後、受信器は、復号化されたデータを取得するため、該シンボル推定を処理する(例えば、シンボルデマップする、および復号化する)。
良好な性能を達成するためにトレーニングシーケンスは有用である。しかしながら、トレーニングシーケンスは、システムの効率を低減するオーバーヘッドを表す。従って、無線通信システム内でデータとトレーニングシーケンスを効率的に送信する技法に対する需要が当該技術分野において存在する。
発明の概要
無線通信システム(例えば、GSM/EDGEシステム)内でデータとトレーニングシーケンスを効率的に送信するための技法が本明細書に記載される。これらの技法は、より高いデータ容量を有する新しいスロットフォーマット、および/または新しいブロックフォーマットを利用することができ、以下に記載される。
本発明の一の実施例に従うと、少なくとも一つのプロセッサとメモリを含む装置が記載される。該プロセッサは複数のバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える該複数のバーストを生成する。その後、プロセッサは、各タイムスロット毎に一つのバーストの割合で複数のタイムスロット内の複数のバーストを送信する。以下に記載するように、該複数のバーストは他のフィールドを含んでもよい。
他の実施例に従うと、少なくとも一つのプロセッサとメモリを含む装置が記載される。該プロセッサは複数のバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える該複数のバーストを受信する。各タイムスロット毎に一つのバーストの割合で複数のタイムスロットにおいて、複数のバーストは受信される。該プロセッサは該トレーニングシーケンスに基づいてチャネル推定を導出し、該チャネル推定により、該複数のバースト上でデータ検出(例えば、等化)を実行する。
さらに他の実施例に従うと、少なくとも一つのプロセッサとメモリを含む装置が記載される。該プロセッサは、複数の出力ブロックを取得するために一のデータブロックを処理し、各出力ブロックについて少なくとも二つのバーストを生成し、各タイムスロット毎に一つのバーストの割合で、それぞれのフレームの少なくとも2つのタイムスロットにおいて、各出力ブロックについて少なくとも2つのバーストを送信する。異なる出力ブロックについてのバーストは異なるフレームにおいて送信される。
さらに他の実施例に従うと、少なくとも一つのプロセッサとメモリを含む装置が記載される。該プロセッサは、複数の出力ブロックの各々について少なくとも2つのバーストを受信する。異なる出力ブロックについてのバーストは異なるフレームにおいて受信され、各出力ブロックについての各バーストはそれぞれのフレームの1個のタイムスロットにおいて受信される。該プロセッサは、シンボル推定を取得するために該複数の出力ブロックについて受信された該複数のバーストを処理し、さらに、復号化されたデータブロックを取得するために該シンボル推定を復号化する。
本発明の様々な態様と実施形態は以下でさらに詳細に説明される。
発明の詳細な説明
本明細書において用語「例示的な(exemplary)」は「例、実例、例証としての役割を果たすこと」を意味するために用いられる。本明細書において「例示的」として記載された如何なる実施形態も、必ずしも他の実施形態に対して好ましい、又は有利であるとして解釈されない。
本明細書で説明される技法は、時分割多重アクセス(TDMA)システム、符号分割多重アクセス(CDMA)システム、周波数分割多重アクセス(FDMA)システム、及び直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システムなどの様々な無線通信システムのために使用されうる。用語「システム」および「ネットワーク」はしばしば交換可能に用いられる。あるTDMAシステムはGlobal System for Mobile Communications(GSM)のような無線技術を実装してもよい。GSMはデータ送信のためにGeneral Packet Radio Service(GPRS)、又はEnhanced Data rates for Global Evolution(EDGE)を利用してもよい。EDGEはGPRSの拡張であり、同一のGSMスペクトラムを用いてより高いデータレートをサポートする。あるCDMAシステムはWideband-CDMA(W-CDMA)、cdma2000、などの無線技術を実装してもよい。Cdma2000はIS-2000、IS-856、及びIS-95の標準をカバーする。これらの様々な無線技術と標準は当該技術分野において知られている。GSMとW−CDMAは「3rd Generation Partnership Project(3GPP)」と名付けられた組織からの文書に記載されている。Cdma2000は「3rd Generation Partnership Project 2(3GPP2)」と名付けられた組織からの文書に記載されている。明確化のために、該技法はGSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)について下記に具体的に記載されており、GSMについての用語法は下記の説明の大部分で用いられている。
図1は、GERANのような無線通信ネットワーク100における送信器110と受信器150の一実施形態のブロック図を示す。ダウンリンク送信に関して、送信器110は基地局(BS)の一部でありえ、受信器150は移動局(MS)の一部でありうる。アップリンク送信に関して、送信器110は移動局の一部でありえ、受信器150は基地局の一部でありうる。基地局は一般的には移動局と通信する固定された局であり、ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバーステーション(BTS)または他の用語で呼ばれてもよい。移動局は、固定され又は移動可能であってよく、ユーザー機器(UE)、ユーザー端末、端末、加入者局、または他の用語で呼ばれてもよい。移動局はセルラー電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線デバイス、無線モデム、ハンドヘルドデバイス、又は他のデバイス又は装置であってもよい。
送信器110において、送信(TX)データプロセッサ120は複数のパケットデータブロックに区分けされてもよいトラフィックデータを受信する。プロセッサ120は、符号化スキーム(coding scheme)(MCS)に従って各パケットデータブロックを処理し(例えば、符号化し、およびインタリーブし)、該パケットデータブロックに関して複数の(例えば4つの)出力ブロックを供給する。プロセッサ120は、プロトコルスタック内のリンク層における2つのサブレイヤーであるRadio Link Control(RLC)とMedium Access Control(MAC)に関する処理を実行してもよい。変調器122はトレーニングシーケンスとオーバーヘッド・ビットと共に該出力ブロックを多重化し、GSM/EDGEにより指定されるように該多重化されたデータ、トレーニングシーケンス、およびオーバーヘッドを処理し、出力シンボルを供給する。変調器122は、プロトコルスタック内のリンク層の下にある物理層に関する処理を実行してもよい。送信器ユニット(TMTR)124は該出力シンボルを処理し(例えば、アナログに変換し、増幅し、フィルタリングし、周波数アップコンバートし)、アンテナ126から送信されるRFの変調された信号を生成する。
受信器150において、アンテナ152は該送信された信号を受信し、受信器ユニット(RCVR)154に受信された信号を供給する。受信器ユニット154は、サンプルを取得するために該受信された信号を処理する(例えば、フィルタリングする、増幅する、周波数ダウンコンバートする、デジタル化する)。復調器(Demod)/等化器156はサンプル上でデータ検出(例えば、等化)を実行し、シンボル推定を供給する。受信(RX)データプロセッサ160は、復号化されたデータブロックを取得するために該シンボル推定を処理する(例えば、逆インタリーブする、および復号化する)。一般的に、変調器122とTXデータプロセッサ120による処理に対して、復調器156とRXデータプロセッサ160による処理は相補的である。
コントローラ/プロセッサ130と170はそれぞれ、送信器110と受信器150における様々な処理ユニットの動作を指示する。メモリ132と172はそれぞれ、送信器110と受信器150のためのプログラムコードとデータを格納する。
図2はGSM/EDGEにおけるフレーム構造を示す。データ送信の時間軸は複数のスーパーフレームに分割される。各スーパーフレームは6.12秒間の期間を有し、1326個のTDMAフレームを含む。一のスーパーフレームは51個のマルチフレームに区分けされてもよい。各マルチフレームは120ミリ秒(ms)にわたり、TDMAフレーム0〜25とラベル付けされる26個のTDMAフレームを含む。トラフィックデータは各マルチフレームのTDMAフレーム0〜11、および、TDMAフレーム13〜24において送信されてもよい。各TDMAフレームは4.615msにわたり、タイムスロット0〜7とラベル付けされる8個のタイムスロットにさらに区分けされる。各タイムスロットにおける送信はGSMにおいて「バースト」と呼ばれている。GSM/EDGEに関するフレーム構造は「技術的仕様グループGERAN;デジタルセルラー電気通信システム(フェーズ2+);無線経路上の物理層;一般的説明(1999年、2001年11月版)」と題され、公衆に対して利用可能な3GPP TS 05.01において説明されている。
GERANにおけるタイムスロットの管理とスケジューリングは2つのレベル、即ち、下記のように簡単に説明される割り当て(assignment)と割り付け(allocation)において生起する。
・ 割り当て
ユーザーがデータを受信する可能性のあるRFチャネルの一または複数のタイム
スロットの集合を該ユーザーは割り当てられる。該割り当てられるタイムスロッ
トは他の6つまでのユーザーにより共有されてもよい。タイムスロットの割り当ては準静的であり、上位層のシグナリングにより制御される。
・ 割り付け
ユーザーに対して所与のタイムスロット内でデータが送信されるならば、該ユーザーはそのタイムスロットを割り付けられる。タイムスロットの割り付けは動的であり、MAC層によりパケットデータブロック単位で制御される。各パケットデータブロックは、該パケットデータブロックの意図された受信者を表示するヘッダーを含む。
音声の呼に関しては、移動局/ユーザーは該呼の期間中1個のタイムスロットを割り当てられてもよい。パケットデータの呼に関しては、ユーザーは一又は複数のタイムスロットを割り当てられてもよい。複数スロットの割り付けは、ユーザーに対する、一のTDMAフレーム内の連続する、または不連続の2つ以上のタイムスロットの割り付けである。音声とパケットデータの両者に関しては、ユーザーに割り当てられた各タイムスロット内で、および、トラフィックデータのために用いられる複数のTDMAフレーム内で、該ユーザーに関するユーザー特有のデータは送信されてもよい。
図3は、GSM/EDGEにおける一のパケットデータブロックの送信を示す。パケットデータブロックは、メッセージ、パケット、データブロック、RLCブロック、RLC/MACブロック、または他の用語でも呼ばれてもよい。該パケットデータブロックは、4個の出力ブロックを取得するために処理される(例えば、フォーマットされ、符号化され、インタリーブされ、および区分けされる)。その後、以下に説明されるように、該4個の出力ブロックに関して4個のバーストが生成される。4個の連続するTDMAフレーム内で同一のインデックスを有する4個のタイムスロットにおいて、該4個のバーストは送信される。従って、該パケットデータブロックは時間ダイバーシティを達成するために4個のTDMAフレームにわたって送信される。
1. 物理層のためのスロットフォーマット
図4は、EDGEにおいてトラフィックデータを送信するために用いられる通常のバースト(normal burst)410のフォーマットを示す。通常のバースト410は、2つのテイルビットフィールド(tail bit fields)、2つのデータフィールド、2つのスティーリングフラッグ(SF)フィールド(stealing flag fields)、一のトレーニングシーケンスフィールド(training sequence fields)、および一のガード周期(guard period)を含む。シンボルの個数で表した各フィールドの期間の長さは該フィールドの下に示されている。EDGEはGMSK、または8−PSKの何れか一方を用いる。各シンボルはGMSKにおいては1ビット、8−PSKにおいては3ビットを運ぶ。各テイルビットフィールドはテイルビット(tail bits)(例えば、全て1または全て0)を運ぶ。テイルビットはバーストの開始と終了時点において受信器における等化器/復号器を既知の状態に設定するために用いられる。パケットデータブロックにおいてトラフィックデータが送信されているか、それともシグナリングが送信されているかに関わらず、該パケットデータブロックに関して、及び/または、該パケットデータブロックについての他の情報に関して、どのパケットフォーマットが採用されるかを示すためにスティーリングフラッグは、用いられてもよい。各データフィールドはトラフィックデータを運ぶ。トレーニングシーケンスフィールドは、異なるトレーニングシーケンス符号(training sequence coded)(TSCs)によって識別される所定の26個のシンボルのシーケンスの集合の中の一つである。他のRFチャネルへの干渉を最小化するような方法で、送信器が最初のテイルビットフィールドに先立って立ち上がり、最後のテイルビットフィールドの後で立ち下がるように、ガード周期は供給される。
EDGEがGMSKを用いる場合、通常のバーストのフォーマットは8−PSKで用いられる通常のバーストのフォーマットと若干異なる。スティーリングフラッグフィールドは4つの可能なパケットフォーマットを区別するために用いられ、8−PSKの場合については異なるように配置される。各データフィールドは58個のシンボルを含む。
図4における通常のバースト410は、156.25シンボル周期の中で114個のデータシンボルと34個のオーバーヘッドシンボルを送信するのに用いられる。これは、データに関しておおよそ73%(即ち、114/156.25)の効率を表す。
一の態様において、より高いデータの効率を有する新しいスロットフォーマットが説明される。データの容量を増加させるために幾つかのバーストにおいて、トレーニングシーケンス(TS)フィールドやガード周期のような特定のオーバーヘッドフィールドをこれらの新しいスロットフォーマットは取り除く。幾つかの新しいスロットフォーマットは更に、複数スロットの割り付けにおける複数のタイムスロットの集約をも伴う。幾つかの新しいスロットフォーマットは単一スロットの割り付けのために用いられてもよく、その一方で、他の新しいスロットフォーマットは複数スロットの割り付けに適している。
図5Aは、トレーニングシーケンスを伴わない一のTSフリーバースト510の実施例を示す。TSフリーバースト510は、2つのテイルビットフィールドと一つのデータフィールドを含む。各フィールドは該フィールドの下に与えられた期間を有してもよい。この実施例では、トレーニングシーケンスフィールドと2つのスティーリングフラッグフィールドは省略される。データに関してTSフリーバースト510はおおよそ91%(即ち、142/156.25)の効率を有し、これは図4における通常のバーストをおおよそ24%上回る改善である。
トレーニングシーケンスを伴わない他の様々なバーストもまた定義されうる。他の実施態様においては、一のTSフリーバーストは2つのテイルビットフィールド、一のデータフィールド、一のスティーリングフラッグフィールドを含む。該スティーリングフラッグフィールドは、左側のテイルビットフィールドの次、右側のテイルビットフィールドの次、または該バースト内の他の位置の次に配置されてもよい。更に他の実施態様においては、一のTSフリーバーストは図4に示すシンボル位置、又は幾つかの他の位置に配置されてもよい複数の(例えば、2つの)スティーリングフラッグフィールドを含む。更に他の実施態様においては、一のスティーリングフラッグフィールドはテイルビットフィールドと組み合わされる。例えば、テイルビットに関するオール0は「0」のスティーリングフラッグに対応してもよく、テイルビットに関するオール1は「1」のスティーリングフラッグに対応してもよい。
更に他の実施態様においては、一のTSフリーバーストは一のデータフィールドのみを含む。受信器は、バーストの開始と終了でテイルビットを必要としない等化器を利用しうる。更に他の実施態様においては、一のTSフリーバーストはデータフィールドに続く巡回プリフィックスフィールドを含む。該巡回プリフィックスフィールドは該データフィールドの最も右側の部分のコピーを伝送する。該巡回プリフィックスは線形の畳み込みを巡回の畳み込みに変換し、受信器が、一のバーストの高速フーリエ変換(FFT)を取り、周波数ドメインで等化を実行することを可能にする。
トレーニングシーケンスを伴わずに受け入れ可能な性能が達成できるときはいつでも、図5のバースト510のような一のTSフリーバーストが送信のために使用されうる。一の実施態様においては、一のマルチスロット割り付けのために一のTSフリーバーストが用いられる。例えばN>1の場合でN連続スロットが割り付けられるならば、第1のバーストはトレーニングシーケンスを運び、第2からN番目のバーストはトレーニングシーケンスを省略するようにしてもよい。受信器は、該第1のバースト内のトレーニングシーケンスに基づいてチャネル推定を導出してもよく、このチャネル推定を後続する各バーストの等化のために用いてもよい。他の実施例において、一のTSフリーバーストは静的な又はゆっくりと変化するチャネルのために用いられる。例えば、ユーザーが静止している場合、無線チャネルは時間と共にそれほど大きくは変動せず、トレーニングシーケンスを各バースト毎に送る代わりに周期的に(例えば幾つかの数のタイムスロット毎またはTDMAフレーム毎に)送ることによって良好な性能が達成されうる。如何なるトレーニングシーケンスも送ることなく、良好な性能を達成することもまた可能でありうる。
単一スロットとマルチスロットの割り付けのために使用されてもよい他の実施態様においては、通常のバーストとTSフリーバーストは所定のパターンに基づいて送信される。このパターンは、どのタイムスロットが通常のバーストを送信し、どのタイムスロットがTSフリーバーストを送信するかを表示してもよい。例えば、マルチスロットの割り付けにおいて、該パターンは、第1の、中間の、及び/又は、他のタイムスロット内での通常のバーストの送信、そして残りのタイムスロット内でのTSフリーバーストの送信を表示してもよい。他の実例として、単一スロットの割り付けにおいて、該パターンは、L番目のTDMAフレーム毎における通常のバーストの送信と、残りのTDMAフレームにおけるTSフリーバーストの送信を表示してもよい。該パターンはチャネル条件、及び/又は他の要因に基づいて定義されてもよく、必要に応じて更新されてもよい。一般的に、十分に短い周期の時間内に(例えば、連続する複数のタイムスロット内で)複数のバーストがあるユーザーに向けて送信されるならば、一又は複数のバーストはトレーニングシーケンスと共に送信されてもよく、残りのバーストはトレーニングシーケンス無しで送信されてもよい。
例えば図5Aに示された実施態様のような上記した幾つかの実施態様において、一のTSフリーバーストはスティーリングフラッグフィールドを全く含まない。シグナリングは様々な方法で送信されても良い。一の実施態様において、マルチスロット送信の第1のバーストはこのマルチスロット送信における後続の全てのバーストに適用してもよい複数のスティーリングフラッグを含んでも良い。他の実施態様においては、シグナリングの送信を表示するために一のスティーリングフラッグが必要とされる時はいつでも、通常のバースト410が使用されても良い。受信器は、例えばトレーニングシーケンスフィールド内の受信されたデータを既知のトレーニングシーケンスと相関することによって、所与の受信されたバーストのフォーマットを検出する。
図5Bは、一の短いトレーニングシーケンスを伴う一の短いTSバーストの実施態様を示している。短いTSバースト520は二つのテイルビットフィールド、二つのデータフィールド、一の短いトレーニングシーケンスフィールドを含む。各フィールドは該フィールドの下に与えられた期間を有しても良い。該短いトレーニングシーケンスは図4の(通常の/完全な)トレーニングシーケンスよりも短く、図5Bに示すような5個のシンボルの期間、または他の期間を有しても良い。短いトレーニングシーケンスを有する様々な他のバーストもまた定義されても良い。
一般的に、単一スロットおよびマルチスロットの送信のために、通常のバースト、TSフリーバースト、および短いTSバーストの如何なる組み合わせも使用され得る。例えば、一のマルチスロット送信は一の通常のバーストとそれに続く複数の短いTSバーストを備えていても良い。他の実例として、一のマルチスロット送信は一の通常のバーストとそれに続く複数の短いTSバーストとTSフリーバーストの組み合わせを備えても良い。チャネルトラッキングと等化処理に関して受信器を補助するために、短いTSバーストは周期的に(例えば他のタイムスロット毎に)送信されても良い。該受信器は、一又は複数のクラスに属するように分類されても良い。受信器の一つのクラスはタイムスロット2〜Nにおいて、トレーニングシーケンスを全く伴わずに良好に動作することができる可能性が有る。受信器の他のクラスはタイムスロット2〜Nの各々において一の短いトレーニングシーケンスが送信されることによる利益を受ける可能性が有る。受信器の更に他のクラスはタイムスロット2〜Nのうちの一部のみにおいて送信された短いトレーニングシーケンスにより、良好に振舞う可能性が有る。通常のバースト、TSフリーバースト、及び/又は短いTSバーストは単一スロットの送信のためにもまた用いられても良い。
図6Aは、バースト間にガード周期を伴わない2スロットのフォーマット600の実施態様を示している。スロットのフォーマット600はガード周期を全く有さない完全なバースト610とそれに続く一のガード周期を伴う一の通常のバースト620を含む。完全なバースト610は、単一のテイルビットフィールド、二つのデータフィールド、二つのスティーリングフラッグフィールド、および、一のトレーニングシーケンスフィールドを含む。単一のテイルビットフィールドはバースト610の開始位置に配置され、該バーストの終端にはテイルビットフィールドは全く含まれていない。第2のデータフィールドは省略されたテイルビットフィールドと省略されたガード周期を含むように拡張される。通常のバースト620は、バーストの開始位置における第1のテイルビットフィールドを除いて図4の通常のバーストの全てのフィールドを含む。第1のデータフィールドは省略されたテイルビットフィールドを含むように拡張される。各バーストの各フィールドは、該フィールドの下に与えられた期間を有しても良い。
ガード周期を伴わない様々な他の完全なバーストもまた定義されうる。例えば、(1)一つだけのデータフィールド、(2)一つ又は複数のデータフィールド、及び、一のトレーニングシーケンスフィールド、(3)一又は複数のデータフィールド、及び一の短いトレーニングシーケンスフィールド、(4)一または複数のデータフィールド、一のトレーニングシーケンスフィールド、及び、一又は複数のスティーリングフラッグフィールド、(5)一又は複数のデータフィールド、及び、一又は複数のテイルビットフィールド、または(6)フィールドのその他の組み合わせ、を一の完全なバーストは含み得る。
同一のユーザーに割り付けられた二つのタイムスロットの間のガード周期においてデータを送信することにより効率を改善するために、マルチスロットの割り付けにおいて一の完全なバーストが使用されても良い。該ユーザーが複数の連続したタイムスロットを割り付けられるならば、送信器は、最初のタイムスロットの前に立ち上がり、最後のタイムスロットの後に立ち下がってもよい。他の傾斜は省略されてもよく、最初と最後のバーストの間の全てのガード周期においてデータは送信されても良い。
図6Aで示すように、立ち上がりと立ち下りが省略される時はいつでも、テイルビットフィールドは削除され得る。バースト610と620の他のフィールドもまた削除され得る。例えば、二つのトレーニングシーケンスフィールドのうちの一方は削除されても良く、スティーリングフラッグフィールドの二つの集合のうちの一方は削除されても良く、その他も同様である。
図6Bは、二つのバーストにより共有された一のトレーニングシーケンスフィールドを伴い、バースト間にガード周期を伴わない2スロットのフォーマット602の実施態様を示す。スロットのフォーマット602は、完全なバースト610とそれに続く一のTSフリーバースト630を含む。TSフリーバースト630は、単一のデータフィールド、単一のテイルビットフィールド、及び、一のガード周期を含む。単一のテイルビットフィールドはバースト630の終端に配置され、該バーストの開始位置にはテイルビットフィールドは全く含まれていない。データフィールドは省略されたテイルビットフィールド、トレーニングシーケンスフィールド、及びスティーリングフラッグフィールドを含むように拡張される。各バーストの各フィールドは、該フィールドの下に与えられた期間を有しても良い。
スロットのフォーマット602において、該トレーニングシーケンスは第1のバースト610において送信され、図4の通常のバースト410の中のトレーニングシーケンスと同じ位置に配置される。スロットのフォーマット602における該トレーニングシーケンスのこの配置は受信器の処理を簡単化するだろう。しかし、該トレーニングシーケンスを他の位置に移動することにより性能が改善されるだろう。
図6Cは、二つのバーストにより共有された一のトレーニングシーケンスを伴い、バースト間にガード周期を伴わない2スロットのフォーマット604の他の実施態様を示している。スロットのフォーマット604は、一の完全なバースト612とそれに続く一のバースト632を含む。バースト612と632の組み合わせは図6Bにおけるバースト610と630の全てのフィールドを含む。しかし、この実施態様においては、該トレーニングシーケンスフィールドと該2つのスティーリングフラッグフィールドは2つの集約されたバースト612と632の中央部の近くに移動される。スロットのフォーマット604は、連接されたバーストの左端と右端のデータがスロットのフォーマット602におけるよりも、該トレーニングシーケンスに対してより短い距離を有するという結果となる。該トレーニングシーケンスのこのセンタリングは時間的に変化するチャネルにおいて性能を改善する可能性が有る。
図6Aから6Cは二つのバーストに関する例示的なスロットフォーマットを示す。より少ない、異なる、又は追加のフィールドと共に、そして場合によっては他の位置に配置されたフィールドと共に、二つのバーストに関する他のスロットフォーマットもまた、定義され得る。
図7Aは、N>2の場合であって、N個のバーストにより共有された一のトレーニングシーケンスを伴い、バースト間にガード周期を伴わないNスロットのフォーマット700の実施態様を示している。スロットのフォーマット700は、2つより多いタイムスロットのマルチスロット割り付けのために用いられても良い。この実施態様では、一のトレーニングシーケンスと2つのスティーリングフラッグフィールドはN個のバーストの中央部の近くに配置される。該トレーニングシーケンスフィールドとスティーリングフラッグフィールドは(例えば、Nが奇数の値の場合は)図7Aに示すように単一のバーストの中に配置されても良く、(例えば、Nが偶数の値の場合は)図6Cに示すように2つのバーストに跨っても良い。最初のN−1個のバーストはガード周期を持たない完全なバーストであっても良く、最後のバーストは一のガード周期を持つ。第1のバーストは該バーストの開始位置に配置された一のテイルビットフィールドを含んでも良く、最後のバーストは該バーストの終端に配置された一のテイルビットフィールドを含んでも良い。一般的に、NスロットのフォーマットはN個のバーストの中のどこに配置されても良い複数のフィールドの任意の組み合わせを含んでも良い。
図7Bは、完全な、及び、短いトレーニングシーケンスを伴い、バースト間にガード周期を伴わないNスロットのフォーマット702の実施態様を示している。この実施態様においては、一のトレーニングシーケンスフィールドと2つのスティーリングフラッグフィールドは最初のバーストの中に含まれる。一の短いトレーニングシーケンスは後続する各々のバースト、または後続するバーストの一部のみに含まれてもよい。
一の実施態様において、2つのタイムスロットに関して2スロットのフォーマットが定義され、3つのタイムスロットに関して3スロットのフォーマットが定義され、4つのタイムスロットに関して4スロットのフォーマットが定義され、以下同様である。従って、可能なマルチスロット割り付けの各々について特定のスロットフォーマットが定義され、用いられ得る。そして、割り付けられたタイムスロットの数に基づいて、与えられたマルチスロット送信に関して用いられるスロットフォーマットの知識を受信器は持つだろう。
一般的に、様々なマルチスロットのフォーマットはマルチスロット割り付けにおける複数のタイムスロットの集合体について定義されても良い。中間での立ち上がりと立ち下り、そしてそれ即ち割り付けられた複数のタイムスロット間のガード周期は削除されても良い。一実施態様において、図6Bから7Bに示す如く、一のマルチスロット送信の中で単一のトレーニングシーケンスが送信される一方、該送信の残りは殆どがデータである。他の実施態様においては、一のマルチスロット送信は(1)一の完全なトレーニングシーケンスと一又は複数の短いトレーニングシーケンス、(2)複数の完全なトレーニングシーケンス、(3)複数の短いトレーニングシーケンス、又は(4)完全な、及び短いトレーニングシーケンスの他の組み合わせ、を含んでも良く、又は(5)トレーニングシーケンスを全く含まないことも可能である。一の実施態様においては、図6Aから7Bに示されるように一のマルチスロット送信の開始位置と終端においてテイルビットフィールドが含まれる。他の実施態様においては、一のマルチスロット送信の期間中(例えば、中間において)、一又は複数の追加のテイルビットフィールドが含まれても良い。
例えばトレーニングシーケンスフィールド、ガード周期、スティーリングフラッグフィールド、及びテイルビットフィールドのようなオーバーヘッド・フィールドの削除は削除されたオーバーヘッド・フィールド内でより多くのデータシンボルが送信されることを可能にする。追加のデータ容量は物理層において帯域幅の増加として観察されることができ、そしてそれは、より多くのデータシンボルを送信することに使用され得る。該追加のデータ容量は、以下に説明するように性能を改善し、又は保護を増大させるためにもまた活用することができる。
スロット集約(slot aggregation)とは、複数のタイムスロット内で送信された複数のバーストがトレーニングシーケンスを共有でき、幾つかのオーバーヘッド・フィールドの除去を通じてより高いデータ効率を達成するようにこれらのタイムスロットを組み合わせること、または集約(aggregation)を指して言う。図6Bから7Bまでに示すように一の集約されたスロットを形成するために任意の数のタイムスロットが組み合わされても良い。一の実施態様においては各タイムスロットは156.25個のシンボル周期の期間を持つ。最後のバーストの終端におけるガード周期が少なくとも8個のシンボル周期の長さであるように、複数のタイムスロットは集約され得る。他の実施態様においては、一のTDMAフレームは、157個、156個、156個、156個、157個、156個、156個、及び156個のシンボル周期の8つのタイムスロットを持つとして定義される。両方の実施態様に関して、連続するタイムスロット間の0.25個のシンボルによって導入される複雑さを回避できるように、連続的なシンボルタイミングは集約されたスロット全体にわたって維持される。
トレーニングシーケンスの除去は性能を低下させないかもしれない。小さい集約(例えば、2つのタイムスロットの集約)に関して、新しいスロットフォーマットの期間は、依然として着目しているコヒーレンス時間以内であるかもしれない。コヒーレンス時間(coherence time)は無線チャネルが比較的静的であると考えられる時間の長さである。例えば、GSM900の周波数帯域内での時速200キロにおいても、コヒーレンス時間はおおよそ3ミリ秒であり、これは5個のタイムスロットよりも長い。コヒーレンス時間はより低い速度においては更にもっと長い。従って、4個又は場合によってはそれより多くのタイムスロットをカバーする一の集約されたスロットの中央部の近くに配置されるならば、単一のトレーニングシーケンスは良好な性能を提供することができるかもしれない。望まれる性能を達成するために、必要ならば、追加の完全な又は短いトレーニングシーケンスが送信されても良い。
より大きな集約(例えば、4個またはそれより多くのタイムスロットの集約)について性能を改善するために、受信器はチャネルトラッキング等化器(channel tracking equalizer)をも実装してもよい。該チャネルトラッキング等化器は適応型最尤系列推定器(MLSE)(adaptive maximum likelihood sequence estimator)、最小平均二乗(LMS)(least mean square)、及び/又はカルマンフィルター(Kalman filtering)などに基づいても良い。
2. RLC/MACのためのブロックフォーマット
再び図3を参照すると、一のパケットデータブロックはは一のL2ヘッダーと一のL2ペイロードを含む。該L2ヘッダーは該パケットデータブロックを送信するために用いられるタイムスロットを割り当てられた全てのユーザーの中から該パケットデータブロックの意図された受信者を表示する。EDGEは、符号化スキームCS1からCS4、及びMC1からMC9をサポートする。該L2ペイロードは符号化スキームCS1からCS4、及びMCS1からMCS6に関する一ブロックのデータ、MCS7からMCS9に関する2ブロックのデータを運ぶ。一のフォーマットされたブロックを形成するために、各ブロックは12個のパリティビット(BCS)とそれに続く6個の「0」のテイルビットを付け加えられる。これらのパリティビットはブロック符号シーケンス(BCS)(block code sequence)と呼ばれ誤り検出のために用いられる。フォーマットされた各ブロックは畳み込み符号によって符号化され望まれる数の符号ビットを有する符号ブロックを取得するために破裂させられる。同様に、該L2ヘッダーは他の畳み込み符号で符号化され、符号化されたヘッダーを生成するために破裂させられた8個のパリティビットとそれに続く6個のテイルビットを付け加えられる。該L2ヘッダーのパリティビットはヘッダー符号シーケンス(HCS)(header code sequence)と呼ばれ、誤り検出のために用いられる。該符号化されたヘッダーと符号化されたブロックは多重化され、インタリーブされ、そして四つの出力ブロックに区分けされる。図3に示されるように、該4つの出力ブロックに関して4つのバーストが生成され、4つの連続したTDMAフレームにおいて、同一のインデックスを持つ4つのタイムスロットの中で送信される。
図8は、2スロット割り付けにおける2つのパケットデータブロック810の送信を示す。各パケットデータブロック810は、4つのバーストを生成するために処理され、そしてそれは4つのタイムスロットにおいて送信される。一般的に、図8に示された従来型のブロックフォーマットでは、L≧1とした場合、L個のパケットデータブロックはL個のタイムスロットの割り付けにおいて送信される。一のパケットデータブロックは割り付けられた各々のタイムスロットにおいて送信される。幾つかの他のパケットデータブロックもまた送信されているか否かに関わらず、各パケットデータブロックは同じ方法で処理され、送信される。各パケットデータブロックは、データ効率を低下させるオーバーヘッドとなるL2ヘッダーを含む。該符号化されたヘッダーはGSMにおけるMCS1からMCS4のより低いデータレートにとって、該符号化されたパケットデータブロックの大きなパーセンテージ(おおよそ17%)を表す。
他の側面において、より高いデータ効率を有する新しいブロックフォーマットが説明される。これらの新しいブロックフォーマットはマルチスロット割り付け(又は、データブロックの集約)において送信されるデータの集約をサポートし、2つ又はそれより多くのタイムスロットの割り付けのために使用されても良い。これらの新しいブロックフォーマットは、、従来型のスロットフォーマット(例えば、図4で示された通常のバースト410)と共に用いられても良く、既に述べた新しいスロットフォーマットと共に用いられても良い。
図9Aは、図4における通常のバースト410を用いて2スロットの割り付けにおいて送信されるパケットデータブロック910のフォーマットを示す。パケットデータブロック910は、図8におけるパケットデータブロック810のL2ヘッダーと同一のサイズとフォーマットを有しても良い一のL2ヘッダーを含む。しかし、2スロットの割り付けに対して一つのみのL2ヘッダーを用いることに起因して、パケットデータブロック910のL2ペイロードは、パケットデータブロック810のL2ペイロードの2倍以上である。パケットデータブロック910は、4つのTDMAフレームにおいて送信される4つの出力ブロックを生成するために処理される。各出力ブロックは一のTDMAフレームの2つのタイムスロット内で2つのバーストとして送信される。
図9Bは、図6Bにおける2スロットのフォーマット602を用いて2スロットの割り付けにおいて送信されるパケットデータブロック920のフォーマットを示している。パケットデータブロック920は、図8におけるパケットデータブロック810のL2ヘッダーと同一のサイズとフォーマットを有してもよい一のL2ヘッダーを含む。しかし、2スロットのフォーマット602における2つのバーストのより高い容量に起因して、パケットデータブロック920のL2ペイロードはパケットデータブロック910のL2ペイロードよりも大きい。例えば、パケットデータブロック920は、符号化スキームMCS1からMCS6に関して2ブロックのデータ、及び、MCS7からMCS9に関して4ブロックのデータを含んでも良い。
図9Cは、図7AにおけるNスロットのフォーマット700を用いてNスロットの割り付けにおいて送信されるパケットデータブロック930のフォーマットを示している。パケットデータブロック930は、4つのTDMAフレームにおいて送信されても良い4つの出力ブロックを生成するために処理されてもよい。各出力ブロックはN個のタイムスロットから構成される一の集約されたスロットにおいて送信される。パケットデータブロック930は、単一のL2ヘッダーを含み、パケットデータブロック810のL2ペイロードのN倍以上である一のL2ペイロードを持つ。Nスロットのフォーマット700におけるN個のバーストのより高い容量に加えて、タイムスロット2〜NのためのL2ヘッダーを含まなくても良いことによる結果として、追加のデータ容量が生じる。
図9Aから9Cは、2スロットとNスロットの割り付けに関する例示的な新しいブロックフォーマットを示している。一の実施態様において、2スロットのブロックフォーマットは2つのタイムスロットの割り付けに関して定義され、3スロットブロックフォーマットは3つのタイムスロットの割り付けに関して定義され、4スロットフォーマットは4つのタイムスロットの割り付けに関して定義され、以下同様である。この実施態様において、可能なマルチスロットの割り付けの各々に関して特定のブロックフォーマットが使用されても良い。そして、割り付けられたタイムスロットの数に基づいて、与えられたマルチスロット送信において送信されているパケットデータブロックの知識を受信器は持つだろう。
上述の実施態様において、時間ダイバーシティを達成するために一のパケットデータブロックは4つのTDMAフレームに渡って送信される。他の実施態様において、一のパケットデータブロックはより少ない又は4つよりも多いTDMAフレームにおいて送信されても良い。例えば、より短い送信間隔(TTI)を達成するために、一のパケットデータブロックは(1)2つの出力ブロックに区分けされ、2つのTDMAフレームにおいて送信される、又は(2)一のTDMAフレームにおいて一の出力ブロックとして送信されることが可能である。各出力ブロックは、マルチスロットの割り付けを伴う複数のタイムスロットにおいて送信されても良い。
3. 物理層、およびRLC/MAC層における集約
図6Aから9Cにおいて示されるように、RLC/MACにおけるデータブロックの集約は物理層におけるタイムスロット/バーストの集約とは独立に実行されても良い。物理層のみにおける集約に関して、複数の(K個の)パケットデータブロックはK個の出力ブロックの組を生成するために処理されても良い。集約されたスロットの各々は、その後、K個のパケットデータブロックに関するK個の出力ブロックを運んでも良い。RLC/MACのみにおける集約に関しては、単一のパケットデータブロックが4つの出力ブロックの組の複数を生成するために処理されても良い。図9A、および9Bにおいて示されるように、出力ブロックの組の各々は、その後、同一のインデックスの4つのタイムスロットにおいて送信されても良い。物理層とRLC/MACの両方における集約に関しては、単一のパケットデータブロックが出力ブロックの一つの組を生成するために処理されても良く、各出力ブロックは複数のタイムスロットから成る一の集約されたスロットにおいて送信されても良い。
本明細書において説明されるスロットとブロックの新しいフォーマットはオーバーヘッドを低減することによりデータ容量を改善する。より高いデータ容量により、より多くのデータが送信されうる。従って、該新しいスロットとブロックのフォーマットにより、より高いデータレートとスループットが達成されうる。
該新しいスロットとブロックのフォーマットは、追加の利得を提供するかもしれないより効率的な符号化スキームをもサポートする。GSMにおけるビタビ復号化(Viterbi decoding)を伴うテイルビッティング畳み込み符号化(Tail-biting convolutional coding)は、小さいブロックサイズ(例えば、150ビットまで)に関してよい性能を提供する可能性がある。上述したマルチスロットのフォーマット、及び/又はマルチスロットブロックのフォーマットを用いて、より大きなブロックが送信されても良い。例えば、ターボ符号(Turbo codes)、ハイパー符号(hyper-codes)、低密度パリティチェック(low density parity check)(LDPC)符号、及び/又はより大きなブロック(例えば150ビット以上)に関してテイルビッティング畳み込み符号よりも性能において勝ることが可能な他の符号のような、より効率的な符号により、より大きなブロックは符号化されてもよい。例えば、4つのイテレーションを伴うターボ符号は、K=7の制約長を伴う畳み込み符号の上で、2個、3個、及び4個の集約されたタイムスロットにおいて送信されたより大きなパケットデータブロックに関して、全体の雑音比率に対するビット当たりのエネルギー(energy-per-bit-to-total-noise-ratio)(Eb/No)の点から、それぞれ、おおよそ1.5、1.8、及び2.0デシベル(dB)の利得を生じる。
該新しいスロットとブロックのフォーマットは、誤り検出の性能の改善のためにより大きなBCS(例えば、12ビットの代わりに16ビット)、誤り訂正の性能の改善のために新しい破裂処理、及び/又は符号化スキーム、又はそれらの組み合わせと共に用いられても良い。
無線ネットワークは、従来型の、及び、新しいスロットフォーマットをサポートしても良い。代替的に、又は追加的に、該無線ネットワークは従来型の、及び、新しいブロックフォーマットをサポートしても良い。新しいスロットとブロックのフォーマットのサポートの観点から無線ネットワークと移動局の機能を表示する為にシグナリングが用いられても良い。従来型の、又は新しいスロットフォーマットのどちらが用いられているか、及び、従来型の、又は新しいブロックフォーマットのどちらが用いられているかを表示する為にもまた、シグナリングは用いられても良い。一の実施態様においては、シグナリングは下記の様に実行される。
・ 「Technical Specification Group GSM EDGE Radio Access Network; Mobile radio interface layer 3 specification, Radio Resource Control Protocol, Release 1999, June 2001」と題された3GPP TS 04.18に記載されているクラスマーク情報要素(Classmark information element)、及び/又はMS無線アクセス機能メッセージ(MS Radio Access Capabilities message)において、スロット、及び/又はブロックの新しいフォーマットを移動局のシグナルはサポートする。
・ 無線ネットワークは移動局を一のパケットデータチャネル(PDCH)に割り当て、該移動局がスロット、及び/又はブロックの新しいフォーマットをサポートするならば、該PDCHが該移動局のためにそれらを採用しているか否かを判定する。これは、該無線ネットワークがレガシーモードで稼動し、新しいスロットとブロックのフォーマットをサポートすることが可能な「新しい」移動局のために、スロットとブロックの従来型のフォーマットを用いることを可能にする。
スロットのブロックの新しいフォーマットは、移動局から基地局へのアップリンク送信に用いられるのと同様に、基地局から移動局へのダウンリンク送信にも用いられてもよい。ダウンリンク、及びアップリンクのために、同一の又は異なる新しいスロットのフォーマットが用いられても良い。同様に、ダウンリンク、及びアップリンクのために、同一の又は異なる新しいブロックのフォーマットが用いられても良い。各リンクのために用いるスロットとブロックの特定のフォーマットは別個に、例えば無線ネットワークと移動局の機能、チャネル条件、及び/又は他の要因に基づいて選択されても良い。
図10は、スロット集約によりデータを送信するための方法1000の実施態様を示す。方法1000は一の送信器によって実行されてもよく、該送信器はダウンリンク送信に関しては基地局、アップリンク送信に関しては移動局であってもよい。複数の出力ブロックを取得するために一のデータブロックは処理される(例えば、符号化され、インタリーブされ、そして区分けされる)(ブロック1012)。各出力ブロックに関して、複数のバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える該複数のバーストが生成される(ブロック1014)。各出力ブロックに関する該複数のバーストは、各タイムスロット毎に一つのバーストの割合で、複数のタイムスロット(例えば、一のTDMAフレームにおける連続するタイムスロット)において送信される(ブロック1016)。
各出力ブロックに関する該複数のバーストは、GSM/EDGEに従って生成されてもよい。該複数のバーストは、様々な方法により生成されてもよい。図6Bにおいて示されるように、該複数のバーストは、トレーニングシーケンスを伴う第1のバースト、及び、トレーニングシーケンスを伴わない第2のバーストを備えてもよい。例えば、図6C、及び7Aにおいて示されるように、該トレーニングシーケンスは、該複数のバーストの中央部の近くに配置されてもよい。例えば、図7Bにおいて示されるように、短いトレーニングシーケンスの各々が該トレーニングシーケンスよりも短いような、少なくとも一つの短いトレーニングシーケンスを該複数のバーストは更に備えてもよい。例えば、該トレーニングシーケンスは該第1のバーストにおいて送信され、残りのバーストの各々は一の短いトレーニングシーケンスを備えるようにしてもよい。
該複数のバーストは隣接するバースト間にガード周期を全く有さなくてもよい。一のガード周期は、最後のバーストに続くようにしてもよい。例えば、図5A、6B、及び7Aにおいて示されるように、該複数のバーストはデータとテイルビットのみを有する少なくとも一つのバーストを含んでもよい。該複数のバーストは、第1のバーストの開始位置に配置された第1のテイルビットフィールド、及び、最後のバーストの終端に配置された第2のテイルビットフィールドを備えてもよい。該複数のバーストは少なくとも一つのスティーリングフラッグフィールドを備えてもよい。
図11はスロット集約によりデータを受信するための方法1100の実施態様を示している。方法1100は、受信器によって実行されてもよく、該受信器は、アップリンク送信に関しては基地局、ダウンリンク送信に関しては移動局でありうる。複数の出力ブロックの各々に関して、複数のバーストによって共有される一のトレーニングシーケンスを備える該複数のバーストが受信される(ブロック1112)。各出力ブロックに関する該複数のバーストは、各タイムスロット毎に一つのバーストの割合で、複数のタイムスロットにおいて受信される。該複数のバーストにおけるトレーニングシーケンスに基づいて各出力ブロックに関する該複数のバーストのために、チャネル推定が導出される(ブロック1114)。データ検出(例えば、等化)が、該複数のバーストに関するチャネル推定により各出力ブロックに関する該複数のバーストの上で実行される(ブロック1116)。該複数のバーストは、少なくとも一つの短いトレーニングシーケンスを更に備えてもよい。各出力ブロックに関する該複数のバーストのためのチャネル推定は、その出力ブロックのための該複数のバーストにおける少なくとも一つの短いトレーニングシーケンスによりその後に更新されてもよい。
図12は、データブロック集約によりデータを送信するための方法1200の実施態様を示している。複数の出力ブロックを取得するために一のデータブロックは処理される(例えば、符号化され、インタリーブされ、及び区分けされる)(ブロック1212)。該データブロックは、該データブロックの意図された受信者を表示する一のヘッダー、及び、データを運ぶ一のペイロードを備えてもよい。該データブロックは、該データブロックのために割り付けられたタイムスロットの数により決定されるサイズを有してもよい。該データブロックは、ターボ符号、畳み込み符号、及び/又は,符号化されたデータを生成する他の符号により符号化されてもよく、該符号化されたデータは、該複数の出力ブロックに区分けされてもよい。各出力ブロックに関して少なくとも2つのバーストが生成される(ブロック1214)。各出力ブロックに関する該少なくとも2つのバーストは、各タイムスロット毎に一つのバーストの割合で、それぞれのフレームの少なくとも2つのタイムスロット(例えば、連続するタイムスロット)において送信される(ブロック1216)。異なる出力ブロックに関するバーストは、異なるフレームにおいて送信される。例えば、該データブロックに関して4つの出力ブロックが取得されてもよく、該4つの出力ブロックに関するバーストは4つの連続するフレームにおいて送信されてもよい。
各出力ブロックに関するバーストは、(1)これらのバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備えてもよく、(2)隣接するバースト間にガード周期を全く持たなくてもよく、及び/又は(3)第1のバーストの開始位置に配置された第1のテイルビットフィールド、及び、最後のバーストの終端に配置された第2のテイルビットフィールドを備えてもよい。各出力ブロックに関する該バーストは異なる、及び/又は、追加のフィールドを有してもよい。
図13は、データブロック集約によりデータを受信するための方法1300の実施態様を示している。複数の出力ブロックの各々に関して少なくとも2つのバーストが受信される(ブロック1312)。異なる出力ブロックに関するバーストは異なるフレームにおいて受信され、各出力ブロックに関する各バーストはそれぞれのフレームの一つのタイムスロットにおいて受信される。複数の出力ブロックに関して受信されたバーストはシンボル推定を取得するために処理される(例えば、等化処理される)(ブロック1314)。ブロック1314に関して、該バーストにおけるトレーニングシーケンスに基づいて、各出力ブロックに関するこれらのバーストのためにチャネル推定が導出される。各出力ブロックに関するバーストは、その後、該出力ブロックに関するシンボル推定を取得するために該チャネル推定により等化処理されてもよい。該シンボル推定は、一の復号化されたデータブロックを取得するために、(例えば、ターボ復号器(Turbo decoder)、ビタビ復号器(Viterbi decoder)、または他の復号器により)復号化される。
情報と信号は多種多様な異なる技術、及び、技法のいずれを用いても表現されうることを当業者は理解するだろう。例えば、上記説明の全体を通して参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界又は粒子、光学的フィールド又は粒子、またはこれらの任意の組み合わせにより表現されてもよい。当業者は更に、本明細書において開示された実施態様との関係で説明された様々な例証的な論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムのステップは、電子的ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、または両者の組み合わせにより実装されてもよい。ハードウェアとソフトウェアのこの交換可能性を明確に例証するために、様々な例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップはそれらの機能の観点から一般的に上述してきた。このような機能がソフトウェアとして実装されるか、ハードウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーション、及び全体のシステムに課される設計上の制約に依存する。特定のアプリケーションの各々に関して、当業者は異なる方法で該記載された機能を実装してもよいが、そのような実装上の判断は本発明の範囲から逸脱する原因となると解釈されるべきではない。本明細書にて開示された実施態様に関連して説明された様々な例証的な論理ブロック、モジュール、及び、回路は、汎用プロセッサー、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、又は他のプログラム可能論理デバイス、別個のゲート又はトランジスターロジック、別個のハードウェア部品、又は本明細書に記載された機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせにより実装され、実行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、しかし代替においては、該プロセッサーは如何なる従来型のプロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラー、又は状態機械であってもよい。プロセッサーは、例えば、DSPとマイクロプロセッサーの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサー、DSPコアと接続された一又は複数のマイクロプロセッサー、または任意の他のこれに類する構成のような、コンピューティング・デバイスの組み合わせとしても実装されてもよい。
本明細書にて開示された実施態様との関係で記載された方法、又はアルゴリズムのステップは、ハードウェアの中に、プロセッサーによって実行されるソフトウェア・モジュールの中に、またはこれら2つの組み合わせの中に直接的に具現化されてもよい。ソフトウェア・モジュールはRAMメモリー、フラッシュメモリー、ROMメモリー、EPROMメモリー、EEPROMメモリー、レジスター、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、又は当該技術分野において知られている記憶媒体の他の任意の形態の中に存在してもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサーが情報を該記憶媒体から読み出すことができ、情報を該記憶媒体に書き込むことができるように、該プロセッサーに接続される。代替において、該記憶媒体は該プロセッサーに統合されてもよい。該プロセッサーと該記憶媒体はASICの中に存在してもよい。該ASICは、ユーザー端末の中に存在してもよい。代替において、該プロセッサーと該記憶媒体はユーザー端末内で別個の構成要素として存在してもよい。
参照のため、及び特定の節の位置を探すのを助けるために見出しが本明細書に含められる。これらの見出しは、これらの下に記載された概念の範囲を限定することは意図されておらず、これらの概念は、本明細書全体を通して他の節において適用可能性を有することが可能である。
開示された実施態様のこれまでの記載は、如何なる当業者にも本発明を製造し利用することを可能にするために提供される.これらの実施態様に対する多様な変形が当業者には直ちに明らかであり、本明細書で定義された一般的原理は本発明の思想、又は範囲から逸脱することなしに他の実施態様にも適用されることが可能である。従って、本発明は、本明細書に示された実施態様に限定されるようには意図されておらず、本明細書に開示された原理と新規な特徴と整合する最も広い範囲が与えられる。
送信器と受信器のブロック図 GSM/EDGEにおけるフレーム構造 GSM/EDGEにおけるパケットデータブロックの送信 EDGEにおける通常のバースト トレーニングシーケンスを伴わないバースト 短いトレーニングシーケンスを伴うバースト 二つのバースト間にガード周期を伴わない2スロットフォーマット 二つのバーストにより共有されるトレーニングシーケンスを伴い、該バースト間にガード周期を伴わない2スロットフォーマット 二つのバーストにより共有されるトレーニングシーケンスを伴い、該バースト間にガード周期を伴わない2スロットフォーマット 一つのトレーニングシーケンスを伴い、バースト間にガード周期を伴わないマルチスロットフォーマット 「完全な」、および「短い」トレーニングシーケンスを伴い、バースト間にガード周期を伴わないマルチスロットフォーマット 2スロット割り当てにおける2つのパケットデータブロックの送信 通常のバーストを用いた2スロット割り当てにおける一のパケットデータブロックの送信 連結されたバーストを用いた2スロット割り当てにおける一のパケットデータブロックの送信 マルチスロット割り当てにおける一のパケットデータブロックの送信 スロット集約によりデータを送信するための手順 スロット集約によりデータを受信するための手順 データブロック集約によりデータを送信するための手順 データブロック集約によりデータを受信するための手順
符号の説明
100…無線通信ネットワーク、110…送信器、120…TXデータプロセッサ、122…変調器、124…TMTR、126…アンテナ、130…コントローラ/プロセッサ、132…メモリ、150…受信器、152…アンテナ、154…RCVR、156…復調器/等化器、160…RXデータプロセッサ、170…コントローラ/プロセッサ、172…メモリ、410…通常のバースト、510…トレーニングシーケンスを伴わない一のTSフリーバースト、520…短いTSバースト、600…バースト間にガード周期を伴わない2スロットのフォーマット、602…二つのバーストにより共有された一のトレーニングシーケンスフィールドを伴い、バースト間にガード周期を伴わない2スロットのフォーマット、604…二つのバーストにより共有された一のトレーニングシーケンスを伴い、バースト間にガード周期を伴わない2スロットのフォーマット、610…完全なバースト、612…完全なバースト、620…通常のバースト、630…TS−フリーバースト、632…バースト、700…N個のバーストにより共有された一のトレーニングシーケンスを伴い、バースト間にガード周期を伴わないNスロットのフォーマット、702…完全な、及び、短いトレーニングシーケンスを伴い、バースト間にガード周期を伴わないNスロットのフォーマット、810…2スロット割り付けにおける2つのパケットデータブロック、910…通常のバースト410を用いて2スロットの割り付けにおいて送信されるパケットデータブロック、920…2スロットのフォーマット602を用いて2スロットの割り付けにおいて送信されるパケットデータブロック、930…Nスロットのフォーマット700を用いてNスロットの割り付けにおいて送信されるパケットデータブロック、1000…スロット集約によりデータを送信するための方法、1012…複数の出力ブロックを取得するために、データブロックを処理する(例えば、符号化し、インタリーブし、区分けする)、1014…出力ブロックの各々について、複数のバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える複数のバーストを生成する、1016…各タイムスロット毎に一つのバーストの割合で、複数のタイムスロット内の各出力ブロックに関する複数のバーストを送信する、1100…スロット集約によりデータを受信するための方法、1112…出力ブロックの各々について、複数のバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える複数のバーストを受信する、1114…複数のバースト内のトレーニングシーケンスに基づいて各出力ブロックについての複数のバーストに関するチャネル推定を導出する、1116…複数のバーストに関するチャネル推定により、各出力ブロックについての複数のバーストの上でデータ検出(例えば、等化)を実行する、1200…データブロック集約によりデータを送信するための方法、1212…複数の出力ブロックを取得するために、データブロックを処理する(例えば、符号化し、インタリーブし、区分けする)、1214… 各出力ブロックについて少なくとも2つのバーストを生成する、1216…各タイムスロット毎に一つのバーストの割合で、それぞれのフレームの少なくとも2つのタイムスロット内の、各出力ブロックに関する少なくとも2つのバーストを送信する、1300…データブロック集約によりデータを受信するための方法、1312…複数の出力ブロックの各々に関する少なくとも2つのバーストを受信する、1314…シンボル推定を取得するために、複数の出力ブロックに関して受信された複数のバーストを処理する(例えば、等化する)、1316…復号化されたデータブロックを取得するために、シンボル推定を復号化する

Claims (40)

  1. 下記を備える装置:
    複数のバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える前記複数のバーストを生成し、各タイムスロット毎に一つのバーストで、複数のタイムスロットにおいて前記複数のバーストを送信するように構成された少なくとも一つのプロセッサー;および、
    該少なくとも一つのプロセッサーに接続された一のメモリー。
  2. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストは下記を備える:
    前記トレーニングシーケンスを伴う第1のバースト;および、
    トレーニングシーケンスを伴わない第2のバースト。
  3. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記トレーニングシーケンスは、前記複数のバーストの中央の近くに配置される。
  4. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストは更に下記を備える:
    短いトレーニングシーケンスの各々は前記トレーニングシーケンスよりも短い、少なくとも一つの短いトレーニングシーケンス。
  5. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記トレーニングシーケンスは前記複数のバーストの第1のバーストにおいて送信され、残りのバーストの各々は、前記トレーニングシーケンスよりも短い、一の短いトレーニングシーケンスを備える。
  6. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストは、隣接するバースト間にガード周期を全く持たない。
  7. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    一のガード周期は前記複数のバーストの最後のバーストの後に続く。
  8. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストはデータとテイルビットのみを有する少なくとも一つのバーストを備える。
  9. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストは更に下記を備える:
    第1のバーストの始端に配置された第1のテイルビットフィールド;
    前記複数のバーストのうちの最後のバーストの終端に配置された第2のテイルビットフィールド。
  10. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストは少なくとも一つのスティーリングフラッグフィールドを更に備える。
  11. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストは、一のフレームの連続したタイムスロットにおいて送信される。
  12. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記少なくとも一つのプロセッサーは、複数の出力ブロックを取得するために一のデータブロックを処理し、前記複数の出力ブロックの各々に関する前記複数のバーストを生成する。
  13. 請求項1記載の装置、ここにおいて、
    前記少なくとも一つのプロセッサーは、GSM、及びEDGEに従って前記複数のバーストを生成する。
  14. 下記を備える方法:
    複数のバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える前記複数のバーストを生成すること;および、
    各タイムスロット毎に一つのバーストで、複数のタイムスロットにおいて、前記複数のバーストを送信すること。
  15. 請求項14記載の方法、ここにおいて、
    前記複数のバーストを生成することは、隣接するバースト間にガード周期を全く持たない前記複数のバーストを生成することを備える。
  16. 請求項14記載の方法、ここにおいて、
    前記複数のバーストを生成することは、データとテイルビットのみを有する少なくとも一つのバーストを生成することを備える。
  17. 請求項14記載の方法、ここにおいて、
    前記複数のバーストを生成することは、GSM、及びEDGEに従って前記複数のバーストを生成することを備える。
  18. 下記を備える装置:
    複数のバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える前記複数のバーストを生成する手段;および、
    各タイムスロット毎に一つのバーストで、複数のタイムスロットにおいて、前記複数のバーストを送信する手段。
  19. 請求項18記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストを生成する前記手段は、隣接するバースト間にガード周期を全く持たない前記複数のバーストを生成する手段を備える。
  20. 請求項18記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストを生成する前記手段は、データとテイルビットのみを有する少なくとも一つのバーストを生成することを備える。
  21. 請求項18記載の装置、ここにおいて、
    前記複数のバーストを生成する前記手段は、GSM、及びEDGEに従って前記複数のバーストを生成する手段を備える。
  22. 下記を備える装置:
    複数のバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える前記複数のバーストを受信し、前記トレーニングシーケンスに基づいてチャネル推定を導出し、前記チャネル推定により、前記複数のバースト上でデータの検出を実行するように構成された少なくとも一つのプロセッサー、ここにおいて各タイムスロット毎に一つのバーストで、複数のタイムスロットにおいて前記複数のバーストは受信される;
    前記少なくとも一つのプロセッサーに接続された一のメモリー。
  23. 請求項22記載の装置、ここにおいて、
    短いトレーニングシーケンスの各々が、前記トレーニングシーケンスよりも短い、少なくとも一つの短いトレーニングシーケンスを前記複数のバーストは更に備え、
    前記少なくとも一つの短いトレーニングシーケンスにより、前記チャネル推定を前記少なくとも一つのプロセッサーが更新する。
  24. 下記を備える装置:
    複数の出力ブロックを取得するために一のデータブロックを処理し、各出力ブロックに関して少なくとも2つのバーストを生成し、各タイムスロット毎に一つのバーストで、それぞれのフレームの少なくとも2つのタイムスロットにおいて、各出力ブロックに関する少なくとも2つのバーストを送信するように構成され、ここにおいて、異なる出力ブロックに関するバーストは、異なるフレームにおいて送信される;および、
    前記少なくとも一つのプロセッサーに接続された一のメモリー。
  25. 請求項24記載の装置、ここにおいて、
    各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストは連続したタイムスロットにおいて送信される.
  26. 請求項24記載の装置、ここにおいて、
    前記データブロックに関して4つの出力ブロックが取得され、前記4つの出力ブロックに関する前記バーストは、4つの連続したフレームにおいて送信される。
  27. 請求項24記載の装置、ここにおいて、
    前記データブロックは下記を備える:
    前記データブロックの意図された受信者を表示する一のヘッダー;および、
    データを運ぶ一のペイロード。
  28. 請求項24記載の装置、ここにおいて、
    前記データブロックのために割り付けられたタイムスロットの数に基づいて決定されたサイズを、前記データブロックは有する。
  29. 請求項24記載の装置、ここにおいて、
    前記少なくとも一つのプロセッサーは、符号化されたデータを生成するために、ターボ符号により前記データブロックを符号化し、前記符号化されたデータを前記複数の出力ブロックに区分けする。
  30. 請求項24記載の装置、ここにおいて、
    各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストは、前記少なくとも2つのバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを備える。
  31. 請求項24記載の装置、ここにおいて、
    各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストは、隣接するバースト間にガード周期を全く持たない。
  32. 請求項24記載の装置、ここにおいて、
    各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストは下記を備える:
    第1のバーストの始端に配置された第1のテイルビットフィールド;
    前記少なくとも二つのバーストの中で最後のバーストの終端に配置された第2のテイルビットフィールド。
  33. 下記を備える方法:
    複数の出力ブロックを取得するために、一のデータブロックを処理すること;
    各出力ブロックに関して少なくとも2つのバーストを生成すること;および、
    各タイムスロット毎に一つのバーストで、それぞれのフレームの少なくとも2つのタイムスロットにおいて、各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストを送信すること、そして、ここにおいて、異なる出力ブロックに関するバーストは、異なるフレームにおいて送信される。
  34. 更に下記を備える請求項33記載の方法:
    前記データブロックのために割り付けられたタイムスロットの数に基づいて前記データブロックのサイズを決定すること。
  35. 請求項33記載の方法、ここにおいて、
    各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストを生成することは下記を備える、
    前記少なくとも2つのバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを包含するために、各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストを生成すること。
  36. 下記を備える装置:
    複数の出力ブロックを取得するために、一のデータブロックを処理する手段;
    各出力ブロックに関して少なくとも2つのバーストを生成する手段;および、
    各タイムスロット毎に一つのバーストで、それぞれのフレームの少なくとも2つのタイムスロットにおいて、各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストを送信する手段、そして、ここにおいて、異なる出力ブロックに関するバーストは、異なるフレームにおいて送信される。
  37. 更に下記を備える請求項36記載の装置:
    前記データブロックのために割り付けられたタイムスロットの数に基づいて、前記データブロックのサイズを決定する手段。
  38. 請求項36記載の装置、ここにおいて、
    各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストを生成する前記手段は下記を備える、
    前記少なくとも2つのバーストにより共有される一のトレーニングシーケンスを包含するために、各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストを生成する手段。
  39. 下記を備える装置:
    複数の出力ブロックの各々に関する少なくとも2つのバーストを受信し、シンボル推定を取得するために前記複数の出力ブロックに関して受信されたバーストを処理し、そして一の復号化されたデータブロックを取得するために前記シンボル推定を復号化するように構成された少なくとも一つのプロセッサー、ここにおいて、異なる出力ブロックに関するバーストは異なるフレームにおいて受信され、各出力ブロックに関する各バーストは、それぞれのフレームの一つのタイムスロットにおいて受信される;
    前記少なくとも一つのプロセッサーと接続された一つのメモリー。
  40. 請求項39記載の装置、ここにおいて、
    各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストは、一のトレーニングシーケンスを備え、前記少なくとも一つのプロセッサーは、前記少なくとも2つのバースト内の前記トレーニングシーケンスに基づいて、各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストのためのチャネル推定を導出し、前記出力ブロックのためのシンボル推定を取得するために、前記チャネル推定により、各出力ブロックに関する前記少なくとも2つのバーストを処理する。
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