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JP2008306255A - 入力切換え装置 - Google Patents

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JP2008306255A JP2007149025A JP2007149025A JP2008306255A JP 2008306255 A JP2008306255 A JP 2008306255A JP 2007149025 A JP2007149025 A JP 2007149025A JP 2007149025 A JP2007149025 A JP 2007149025A JP 2008306255 A JP2008306255 A JP 2008306255A
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Tomonori Shioji
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Abstract

【課題】設定操作に不慣れなユーザであっても、楽に設定することができ、ユーザの使用頻度や好みに応じた外部入力を設定することで、外部入力選局時の操作キーの操作回数を減少することが可能な入力切換え装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係るテレビジョン受信機は、複数の外部入力端子を備える。また、リモコン装置や操作パネル上の操作キーを連動して押圧することで、制御部20が記憶されたデータベース400に基づいて外部入力を順次切換える。また、制御部20は、データベース400上に記憶された各種履歴を参照して、操作キー81の押圧により切換えされない外部入力を特定することができる。これにより、本発明に係るテレビジョン受信機100は、ユーザの優先度の高い外部入力だけを、操作キーの連続押により切換えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の外部入力を切換え可能な入力切換え装置に関し、特に、操作キーの簡単な操作により外部入力の切換えを切換えることが可能な入力切換え装置に関するものである。
入力切換え装置とは、接続された複数の外部入力からの入力を切換えて出力するための装置である。入力切換え装置は、例えばテレビジョン受信機内に実装され、外部機器から入力された信号を切換え選択出力させる。入力切換え装置は、外部入力を受付けるインターフェースと、インターフェースを介して入力された外部入力を切換えする切換え手段と、外部入力の切換え順序を記憶する記憶手段とを備えている。このような入力切換え装置では、リモコン装置等の操作キーの押圧に連動して、切換え手段が記憶手段に記憶された切換え順序に基づいて外部入力を順次切換える。そのため、記憶手段に記憶された切換え順序が下位の外部入力を選択する場合は、該外部入力が選択されるまで操作キーを押し続ける必要が生じる。そのため、外部入力が複数存在する場合、ユーザは所要の外部入力を切換えるまで時間が掛かっていた。
上述した問題を解決するために、記憶手段に予め異なる切換え順序(トグルループ)を記憶しておき、ユーザが複数のトグルループの中から特定のトグルループを切換える技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような技術では、ユーザが複数のトグルループの中から所要のものを選択することにより、切換えキーの押圧に連動した外部入力を設定することができる。
また、同様の問題を解決するために、外部入力を受付ける優先順位を予め設定しておき、設定された優先順位に基づいて外部入力を切換える技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
このような技術では、ユーザの所要に応じた外部切換えの順序を設定することができる。
特開平8−321997号公報 特開2005−102002号公報
上述した特許文献1又は2の発明は、次のような課題があった。つまり、ユーザの使用頻度や好みに応じた外部入力を設定を行なうことが難しかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、設定操作に不慣れなユーザであっても、楽に設定することができ、且つユーザの使用頻度や好みに応じた外部入力を設定を行なうことで、外部入力選局時の操作キーの操作回数を減少することが可能な入力切換え装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる発明では、異なる外部入力を受付ける複数の外部入力受付手段と、前記外部入力の切換え順序を記憶する切換え順序記憶手段と、操作キーの押圧に連動して、前記記憶された切換え順序に沿って外部入力を順次切換える外部入力切換え手段とを備える入力切換え装置において、前記切換え順序記憶手段に記憶された外部入力の中から、切換え出力されない外部入力を特定する非切換え手段とを有する構成としてある。
このような構成により、本発明では非切換え手段が特定した外部入力は、外部入力切換え手段により切換え対象とされない。このため、ユーザが予め切換えをしない外部入力を設定しておくことで、操作キーを押圧しても設定された外部入力を飛ばして他の外部入力が切換えされる。そのため、設定操作に不慣れなユーザであっても、切換える必要のない外部入力を設定しておくだけで設定が完了される。これによりユーザの使用頻度や好みに応じた外部入力を設定を行なうことができる。また、設定後は、操作キーの押圧により必要な外部入力だけ切換えされるため簡単に切換え操作を行うことができる。
ここで、非切換え手段により非切換えと特定された外部入力は、操作キーの連続押では切換えできなくなる。そこで、切換え対象から外れた外部入力からの信号を出力させたい場合、その外部入力から出力された識別信号に基づいて、上記外部入力を切換えるようにすることで、上記問題を解決することができる。そのため、本発明では、前記非切換え手段に特定された外部入力から、該外部入力の特徴を示す識別信号を受信した場合に、前記特定された外部入力に切換えるよう前記外部入力切換え手段に指示を出す特定信号切換え手段を有する構成としてもよい。
このような構成により、非切換え手段により特定された外部入力であっても、操作キーの操作に関連しない方法により特定された外部入力を切換えて出力することができる。 ここで、識別信号とは、各外部入力の種類を特定するものである。その一例として外部機器から出力されるコントロール信号がある。
また、非切換え手段による外部入力の設定は、ユーザが直接設定を行う方法に限定されず、予め設定条件を設けておき、その設定条件を満たした場合に自動で切換えから除外するものであってもよい。そのため、本発明では、前記外部入力切換え手段が切換えた外部入力の切換え履歴を記憶する切換え履歴記憶手段と、記憶された前記切換え履歴に基づいて、前記切換え順序記憶手段に記憶された前記外部入力の切換え順序と、前記非切換え手段による外部入力の特定とを更新する切換え順序更新手段とを有する構成としてある。 ここで、操作履歴の更新とは、切換え順序の入替え、非切換え手段による非切換えの特定を意味している。これにより切換え頻度が高い外部入力を自動で切換え順序の早いものに設定するため、ユーザは外部入力の切換え設定を行う必要がなくなる。
そして、参照される切換えとしては様々なものが想定することができる。そのため、本発明では、切換え履歴記憶手段が記憶する切換え履歴は、外部入力が切換えされた回数である構成としてもよい。
上記構成により、外部入力が切換えされた回数により非切換え切換え手段による特定が行なわれるため、使用頻度に応じた外部入力の優先順序を設定することができる。
さらに、切換え履歴記憶手段が記憶する切換え履歴は、外部入力の累積実行時間であってもよい。これにより、累積実行時間に応じた優先順序を設定することができる。
そして、本発明は、入力切換え装置を実装する製品であれば何にでも適応することができる。そのため、本入力切換え装置は、テレビジョン受信機内に実装されるとともに、前記切換え順序記憶手段は、不揮発性記録媒体に記録されるデータベースであって、前記外部入力切換え手段と、前記非切換え手段とはCPUを備えた制御部により実現され、前記データベースは、外部入力の切換え履歴を記憶すると共に、各外部入力が切換え対象であるか否かを示すフラグを記憶し、前記制御部は、記憶された前記切換え履歴に基づいて、前記データベースに記憶された外部入力の切換え順序と、前記フラグとを更新し、前記データベース上で非切換え対象と特定された外部入力から、該外部入力の特徴を示す識別信号を受信した場合に、前記制御部が前記特定された外部入力に切換えるよう指示を出す構成としてもよい。
以上説明したように本発明によれば、設定操作に不慣れなユーザであっても簡易な設定方法により、ユーザの使用頻度や好みに応じた外部入力を設定を行なうことができ、外部入力選択時の操作キーの操作回数を減少させることができる。
また請求項2にかかる発明によれば、非切換え手段により特定された外部入力であっても、操作キーの操作に関連しない方法により特定された外部入力を切換えて出力することができる。が可能となる。
そして請求項3にかかる発明によれば、ユーザは外部入力の切換え設定を行う必要がなくなる。
さらに請求項4にかかる発明によれば、使用頻度に応じた外部入力の優先順序を設定することができる。
また請求項5にかかる発明によれば、累積実行時間に応じた優先順序を設定することができる。
さらに請求項6のような、より具体的な構成において、上述した請求項2〜請求項5の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)テレビジョン受信機の構成
(2)実施例1
(3)実施例2
(4)各種変形例
(5)まとめ
(1)テレビジョン受信機の構成
本発明に係るテレビジョン受信機は、図1に示すように、複数の入力端子(外部入力受付手段)によって異なる外部入力から出力される信号を受付けることができる。この複数の入力端子は、図2(a)に示すように、リモコン装置や操作パネル上の操作キーを連動して押圧することで、制御部(外部入力切換え手段、非切換え手段)が予め登録された切換え順序に沿って順次切換えられる。ここで、制御部は、記憶されたデータベース(切換え順序記憶手段)に従って外部入力を順次切換える。また、制御部はデータベース上に記憶された各種履歴(履歴記憶手段)を参照して、操作キーの押圧により切換え対象とされない外部入力を特定することができる。これにより、本発明に係るテレビジョン受信機は、ユーザの優先度の高い外部入力だけを、操作キーの連続押により切換えることができる。
図1に示すように、テレビジョン受信機100は、受像機90とリモコン装置80とから構成されている。受像機90はアンテナ200が受信したテレビジョン放送信号から所要の周波数帯を受信して、映像信号と音声信号とを取り出すチューナモジュール91と、取り出された映像信号を一時的に記憶するメモリ92と、テレビジョン受信機100の駆動を制御する制御部20と、メモリ92に記憶された映像信号に所定の信号処理を施すディジタル回路93と、音声を出力する音声出力部94と、画像を表示するディスプレイ95と、外部機器からの外部入力を受付ける各入力端子30,31,32と、入力の切換えを行う切換え部11,12,13と、リモコン装置80からの操作を受付けるリモコン受信部40と、メニュー画面を映像信号に重畳するOSD回路50とを備えている。
テレビジョン受信機100は、リモコン装置80の操作により所要のチャンネルが選局されると、リモコン受信部40がその選局に対応した制御信号を受信する。そしてリモコン受信部40は制御部20に制御信号を出力し、制御部20は選局されたチャンネルに対応した周波数帯を検波するようチューナモジュールに命令する。次に、チューナモジュール91は検波したテレビジョン放送信号をデコードして映像信号と音声信号とを取り出す。取り出された映像信号はメモリ92に一時記憶され、ディジタル回路93により所定の信号処理を施される。その後、映像信号は、ディスプレイ95に出力され、音声信号は音声出力部94に出力される。また、リモコン装置80の外部入力切換えキー81が押圧されると、制御部20は、予め記憶された順序に従って、各切換え部11,12,13を切換え、外部機器から入力された信号を切換える。また、テレビジョン受信機100はOSD回路50に記憶されたOSDデータをメモリ92に記憶された映像信号に重畳させることで、画面上にメニュー画面を表示させることができる。
テレビジョン受信機100は複数の入力端子を備えている。本発明に係るテレビジョン受信機100が備える入力端子の一例として、再生装置等の映像や音声の入力を受付ける第一外部入力端子30と、21ピンマルチコネクタに接続可能な外部機器からの接続を受付ける第二外部入力端子31と、8ピンコネクターと接続可能なパーソナルコンピュータ等の外部機器と接続可能な第三外部入力端子32とから構成されている。また、第一外部入力端子30とチューナモジュールの出力端子はそれぞれモード切換え部11と接続されている。同様に、第二外部入力端子31とモード切換え部11とはAV切換え部12に接続され、第三外部入力端子32とAV切換え部12の出力とはRGB切換え部13と接続されている。これにより、制御部20の制御により各切換え部は入力信号の切換えを行う。
制御部20は、テレビジョン受信機100の駆動を制御する。制御部20は、演算中枢としてのCPU21と、各種プログラムが記憶されたマスクROM23と、書き換え可能なデータベースが記憶されたEEPROM24と、CPU21がデータベースやプログラムを展開するRAM22とから構成されている。マスクROM23には、CPU21がテレビジョン受信機100の駆動を制御するための制御プログラム300や、外部入力端子の切換えを各切換え部に命令するための外部入力切換えプログラム301や、データベースを更新するための履歴更新プログラム302とが記憶されている。また、EEPROM24には、CPU21が各外部入力の切換え順序を参照するための履歴テーブル400が記憶されている。
図3は、マスクROM23に記憶された外部入力切換えプログラム301を表すフローチャートである。リモコン装置80の外部入力切換えキー81が押圧されると、制御部20はマスクROM23に記憶された外部入力切換えプログラム301を読み出し、RAM22上に展開する。外部入力切換えプログラム301は、外部入力切換えキー81の押圧に応じて、CPU21が各切換え部に外部入力を切換えさせるためのプログラムである。次に、CPU21はEEPROM24上に記憶されたデータベースを参照する(ステップS100)。このとき、CPU21はデータベース上で各外部入力が選択可能であるかを判断する(ステップS110)。判断の一例として、データベース上で切換え対象であることを示すフラグが1である場合は、その外部入力を切換え対象とすればよい。さらに、CPU21は、データベースを参照しながら、各外部入力切換え部に切換え命令を出す(ステップS120)。これにより、各外部入力切換え部は、出力する信号を切換える。
ステップS120でCPU21が各外部入力を切換える順序としては以下の通りである。本テレビジョン受信機100では、一例として外部入力としてVIDEO1、VIDEO2、Component1、Component2、HDMI1、HDMI2、PCとを受付けることが可能である。そのため、テレビジョン受信機100でVIDEO1,VIDEO2と表示させる場合は、CPU21はモード切換え部11を制御して、チューナモジュール91から第一外部入力端子30へ切換えを行う。また、Component1,Component2を選択する場合は、モード切換え部11及びAV切換え部12とを制御して、第二外部入力端子31からの信号を入力させる。さらに、HDMI1,HDMI2及びPCとを選択する場合は、RGB切換え部13を制御して、第三外部入力端子32からの信号を入力させる。
また、データベース上で外部入力が選択可能でない場合は、CPU21は該外部入力から映像信号等が入力されているかを判断する(ステップS130)。このとき、外部入力端子から映像又は音声信号が出力されているかを確認する方法としては、各外部入力端子を介して外部機器から入力されるコントロール信号を検出するものであってもよいし、映像信号や音声信号を直接検出するものであってもよい。これにより制御部20は特定信号切換え手段を構成する。
(2)実施例1
以下に、本テレビジョン受信機100を使用した実施の形態を説明する。この実施例では、ユーザが予め外部入力切換えキー81の押圧により選択される各外部入力を設定しておくものである。そのため、ユーザが外部入力切換えキー81を操作すると、各キーの押圧に応じて設定された外部入力だけが選択される。これにより画面上には選択された外部入力が表示される。
テレビジョン受信機100は、図2(a)に示すように、VIDEO1、VIDEO2、Component1、Component2、HDMI1、HDMI2、PCの各外部入力を切換え可能であるものとする。これを、図2(b)に示すように、VIDEO1、VIDEO2、Component1、Component2、HDMI1と切換えるようにする場合、ユーザは以下の手順でテレビジョン受信機100の設定を行う。まず、ユーザは、例えばリモコン装置80を操作して受像機90の画面上にメニュー画面を表示させる。次に、ユーザは、メニュー画面上でEEPROM24に記憶されたデータベースに基づいた画面を表示させて、画面上で切換え対象となる外部入力を選択していく。このとき、切換えの対象としない外部入力を選択するものであってもよい。その後、決定キーが押圧されると、CPU21は、画面上で更新されたデータベースを参照してEEPROM24に記憶された実際のデータベースを書き換える。その後、外部入力切換えキー81を順次押圧することにより、CPU21は図3に示した外部入力切換えプログラム301に沿って外部入力の切換えを命令する。これにより、外部入力切換えキー81を押圧するごとに、図2(b)に示す順序で各外部入力を切換えていく。
(3)実施例2
以下に、本テレビジョン受信機100を使用した他の実施の形態を説明する。この実施例では、CPU21が参照するデータベースは、各外部入力の使用毎に自動で更新されるものである。更新されるデータベースの履歴の一例としては、外部入力の使用回数又は使用時間である。この更新されたデータベースに基づいてCPU21は、外部入力の切換え対象を変更していく。その後、外部入力切換えキー81が押圧されると、CPU21は更新されたデータベースに基づいて外部入力を切換え選択を行なう。
本発明に係るEEPROM24には、データベースとして図4に示す履歴テーブルが記憶されている。履歴テーブルには、外部入力の選択順序を示すコード番号と、各外部入力の名称と、更新される履歴情報として外部入力の選択回数と外部入力の実行時間とが記憶されている。CPU21は各外部入力が選択されると、図5に示す履歴更新プログラムに従って履歴テーブルを更新する。ここで、各外部入力の選択回数とは外部入力が何回選択されたかを示すものである。回数のカウント方法としては、外部機器から出力されるコントロール信号及び映像/音声信号の入力を基にカウントを行う。また、外部入力の実行時間とは、各外部入力が何時間使用されたかを示すものである。実行時間のカウント方法としては、例えば、コントロール信号や映像/音声信号の入力時間に基づいてカウントを行うものとする。
選択された外部入力端子に接続された外部機器から信号が入力されると、CPU21は履歴テーブル400の履歴項目を更新する。具体的には、各外部入力端子を介して外部機器から信号が出力されると、CPU21はマスクROM23上に記憶された履歴更新プログラム302を読み出しRAM22に展開する。そして、CPU21はEEPROM24に記憶された履歴テーブル400を参照し(ステップS200)、各履歴情報を更新する(ステップS210)。次に、CPU21は、履歴テーブル400に記憶された各履歴情報を所定のしきい値Tと比較する(ステップS220)。具体的には、CPU21が参照する履歴情報が外部入力の使用回数である場合は、所定の回数を表すしきい値Tmと使用回数を示す履歴情報とを比較する。このとき、履歴情報がしきい値Tmより小さい場合は、履歴テーブルに記憶されたフラグを更新して、対応する外部入力を切換え対象から外す。無論、予め切換え対象外である場合は、フラグは変更されない。また、ステップS220で、履歴情報がしきい値Tmより大きい場合は、フラグを変更しない。その後、CPU21は、内部カウンタ内に記憶されたジョブ番号nを1繰り上げる(ステップS240)。さらに、CPU21は内部カウンタのジョブ番号nと総ジョブ数Nとを比較する(ステップS250)。内部カウンタの数nが総ジョブ数N以下の場合、CPU21はステップS220に戻り、同様の処理を繰り返す。その後、内部カウンタの数nが総ジョブ数Nと同数となれば、CPU21は処理を終了する。
上述した履歴テーブルの更新の後、ユーザが切換えキー81を連続押すると、テレビジョン受信機100の画面上では、自動で更新された履歴テーブルに基づいて各外部入力が切換えられる。ここで、しきい値Tm=20である場合、図4に示す履歴テーブル上で、HDMI1と、HDMI2とPCとが切換え対象から外れ、VIDEO1、VIDEO2、Component1、Component2だけが切換え対象となる。そのため、ユーザが外部入力切換えキー81を連続押しすると、VIDEO1、VIDEO2、Component1、Component2の順番で各外部入力が表示される。これにより、使用頻度の高い外部入力だけを切換えることができるとともに、外部入力の切換え対象をユーザ側で設定してやる必要がなく、煩雑な設定操作からも開放されることとなる。
(4)各種変形例
本発明に係るテレビジョン受信機100には様々な変形例が存在する。
上述した、履歴テーブルを自動で更新するに際し、履歴情報に基づいて外部入力の順番を並べ替えるものであってもよい。図6に示すように、本変形例では、使用回数の降順に従って、履歴テーブルに記憶された外部入力を並び替えていく。そして、外部入力切換えキー81を連続押しすると、CPU21は並べ替えられた順序に従って外部入力を切換えていく。そのため、外部入力の切換え順序を使用頻度に応じたものとすることができる。また、本変形例を実施例2の技術と組み合わせることで、ユーザの使用頻度に応じた順番で、使用頻度に応じた外部入力だけを選択することが可能となる。無論、これにより外部入力キーの押圧回数が減少することも言うまでもない。
(5)まとめ
本発明に係るテレビジョン受信機は、複数の外部入力端子(外部入力受付手段)によって異なる外部入力から出力されるデータを受付けることができる。この複数の外部入力端子は、リモコン装置や操作パネル上の操作キーを連動して押圧することで、制御部が予め登録された切換え順序に沿って順次切換えられる。ここで、制御部は、記憶されたデータベースに従って外部入力を順次切換える。また、制御部は、データベース上に記憶された各種履歴を参照して、操作キーの押圧により切換えされない外部入力を特定することができる。これにより、本発明に係るテレビジョン受信機は、ユーザの優先度の高い外部入力だけを、操作キーの連続押により切換えることができる。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
テレビジョン受信機のブロック構成図である。 外部入力の切換えを示すイメージ図である。 記憶された外部入力切換えプログラムを表すフローチャートである。 一例としての履歴テーブルを示す図である。 記憶された履歴更新プログラムを表すフローチャートである。 一例としての履歴テーブルを示す図である。
符号の説明
11…モード切換え部、12…AV切換え部、13…RGB切換え部、20…制御部、21…CPU、22…RAM、23…マスクROM、24…EEPROM、30…第一外部入力端子、31…第二外部入力端子、32…第三外部入力端子、40…リモコン受信部、50…OSD回路、80…リモコン装置、81…外部入力切換えキー、100…テレビジョン受信機、200…アンテナ、300…制御プログラム、301…外部入力切換えプログラム、302…履歴更新プログラム、400…履歴テーブル

Claims (6)

  1. 異なる外部入力を受付ける複数の外部入力受付手段と、
    前記外部入力の切換え順序を記憶する切換え順序記憶手段と、
    操作キーの押圧に連動して、前記記憶された切換え順序に沿って外部入力を順次切換える外部入力切換え手段とを備える入力切換え装置において、
    前記切換え順序記憶手段に記憶された外部入力の中から、切換え出力されない外部入力を特定する非切換え手段とを有することを特徴とする入力切換え装置。
  2. 前記非切換え手段に特定された外部入力から、該外部入力の特徴を示す識別信号を受信した場合に、前記特定された外部入力に切換えるよう前記外部入力切換え手段に指示を出す特定信号切換え手段を有することを特徴とする請求項1に記載の入力切換え装置。
  3. 前記外部入力切換え手段が切換えた外部入力の切換え履歴を記憶する切換え履歴記憶手段と、
    記憶された前記切換え履歴に基づいて、前記切換え順序記憶手段に記憶された前記外部入力の切換え順序と、前記非切換え手段による外部入力の特定とを更新する切換え順序更新手段とを有することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の入力切換え装置。
  4. 前記切換え履歴記憶手段が記憶する切換え履歴は、外部入力が切換えされた回数であることを特徴とする請求項3に記載の入力切換え装置。
  5. 前記切換え履歴記憶手段が記憶する切換え履歴は、外部入力の累積実行時間であることを特徴とする請求項3に記載の入力切換え装置。
  6. 本入力切換え装置は、テレビジョン受信機内に実装されるとともに、
    前記切換え順序記憶手段は、不揮発性記録媒体に記録されるデータベースであって、
    前記外部入力切換え手段と、前記非切換え手段とはCPUを備えた制御部により実現され、
    前記データベースは、外部入力の切換え履歴を記憶すると共に、各外部入力が切換え対象であるか否かを示すフラグを記憶し、
    前記制御部は、記憶された前記切換え履歴に基づいて、前記データベースに記憶された外部入力の切換え順序と、前記フラグとを更新し、
    前記データベース上で非切換え対象と特定された外部入力から、該外部入力の特徴を示す識別信号を受信した場合に、前記制御部が前記特定された外部入力に切換えるよう指示を出すことを特徴とする請求項1に記載の入力切換え装置。
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