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JP2008239020A - 車両用シートシステム - Google Patents

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JP2008239020A
JP2008239020A JP2007084173A JP2007084173A JP2008239020A JP 2008239020 A JP2008239020 A JP 2008239020A JP 2007084173 A JP2007084173 A JP 2007084173A JP 2007084173 A JP2007084173 A JP 2007084173A JP 2008239020 A JP2008239020 A JP 2008239020A
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belt
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JP2007084173A
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Masashi Sakakida
昌史 榊田
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Mazda Motor Corp
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Abstract

【課題】シート移動時にシートベルトの弛みの発生を防止し得る車両用シートシステムを提供する。
【解決手段】シートクッション及びシートバックを備えた車両用シートと、該シートに着座した乗員を拘束可能なシートベルトと車両の所定状態に応じて該シートベルトの引出しを規制する機能をもつリトラクタとを備えたシートベルト装置とを有する車両用シートシステムにおいて、上記車両用シートにて、シート本体をフロアに対して前後若しくは車幅方向に移動可能に設置する一方、上記シートベルト装置にて、上記リトラクタを、上記シートクッション下のフロア側の所定位置に設置し、上記シートベルトを該リトラクタからシートクッション後端を介してシートバック上端近傍に設けられた引出し部まで延び、該引出し部から着座乗員側に向かって引出し可能であるように構成するとともに、上記シートベルトの弛みを抑制する弛み抑制手段を更に設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用シートシステムに、より詳しくは、シートクッションと該シートクッションに対して傾倒可能に取り付けられるシートバックと該シートバックの上端に取り付けられたヘッドレストとを備えた車両用シートと、上記シートに着座した乗員を拘束可能なシートベルトと車両の所定状態に応じて該シートベルトの引出しを規制する機能をもつリトラクタとを備えたシートベルト装置とを有する車両用シートシステムに関する。
従来、車両に装備されるシートベルト装置では、シートベルトの巻取り及び繰出しを可能とするリトラクタが、シート近傍のセンタピラー内に設けられることが一般的であったが、近年、乗員の乗降時の開放感及び乗降性の向上を目的として、スライド式のドアや観音開きタイプのドアを採用しセンタピラーをなくした車両が広く知られるようになってきた。かかるタイプの車両では、リトラクタがシート内に組み込まれる、若しくは、フロアパネル側に配設されるようなシートベルト構造が採用される。後者の構造としては、例えば下記特許文献1において、シートクッション下部のフロアパネル上にリトラクタを配置し、シートベルトをシートバック上端まで延ばし、上端開口から引出し可能とするものが開示されている。
特開2003−11781号公報
しかしながら、上記特許文献1で開示される構造において、リトラクタは、常時、シートベルトを巻き取る方向に付勢しているが、通常使用時におけるフロアに対するシート移動に伴い、シートベルトがリトラクタとシートバック上端の引出し部との間で最短距離をとらなくなる場合がある。この場合、例えば乗員の前方移動によりシートベルトが前方に引っ張られ、リトラクタが作動すると、シートベルトは最短距離となるまで引出し部から引き出されてしまい、シートベルトに弛みが生じ、乗員拘束性が不十分となるおそれがある。
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、シートの移動時にシートベルトの弛みの発生を防止することができる車両用シートシステムを提供することを目的とする。
そこで、本願の請求項1に係る発明は、シートクッションと、該シートクッションに対して傾倒可能に取り付けられるシートバックと、を備えた車両用シートと、該シートに着座した乗員を拘束可能なシートベルトと、車両の所定状態に応じて該シートベルトの引出しを規制する機能をもつリトラクタとを備えたシートベルト装置とを有する車両用シートシステムにおいて、該車両用シートにて、シート本体がフロアに対して前後若しくは車幅方向に移動可能に設置される一方、該シートベルト装置にて、上記リトラクタが、上記シートクッション下のフロア側の所定位置に設置され、上記シートベルトが、該リトラクタからシートクッション後端を介してシートバック上端近傍に設けられた引出し部まで延び、該引出し部から着座乗員側に向かって引出し可能であるように構成されるとともに、上記シートベルトの弛みを抑制する弛み抑制手段が更に設けられている、ことを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記弛み抑制手段が、上記リトラクタに設置され、車両が衝突判定時若しくは判定前に上記シートベルトを巻き取るテンショナ機構である、ことを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、上記弛み抑制手段が、シートクッション後端又はその近傍若しくはシートバック下端又はその近傍に設置され、シートの前後又は車幅方向の移動に連動して、弛みを抑制するように構成されている、ことを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項4に係る発明は、請求項1〜3に係る発明のいずれかにおいて、上記リトラクタは、シートベルトがリトラクタ後面の上端部より下方からシートクッション後端に向けて延びるように配設されている、ことを特徴としたものである。
そこで、本願の請求項1に係る発明によれば、通常使用時のシート移動に伴い、それ以降にリトラクタが作動する前に、リトラクタとシートバック上端の引出し部との間で最短距離をとるようにシートベルトを調整することができ、シートベルトの弛みの発生を抑制して、乗員の拘束性を確実に確保することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、既存のテンショナ機構を適用して、上記請求項1に係る発明による効果を奏することができる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、比較的簡単な構成で、上記請求項1に係る発明による効果を奏することができる。
また、更に、本願の請求項4に係る発明によれば、シートベルトのシートクッション後端近傍における延設方向の変更角度を、リトラクタ上面からシートベルトを延設するのに比べ小さくすることができ、その結果、シートクッション後端近傍でのシートベルトに対する抵抗が小さくなり、シートベルトの弛みの発生をより効果的に抑制することができる。また、リトラクタ作動時にシートベルトの張力によりシートクッション後端近傍にかかる荷重を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1及び2は、それぞれ、本発明の実施形態に係る車両用シートシステムを示す側面図及び背面図である。この車両用シートシステムは、基本的に、車両用シート及び該シートに着座した乗員を拘束するためのシートベルト装置から構成されている。車両用シートは、シートクッション2Aと、シートクッション2Aに対して傾倒可能に取り付けられるシートバック2Bと、シートバック2Bの上端に取り付けられたヘッドレスト2Cとを有するもので、そのフレーム構造として、シートクッション2Aの下方でフロアパネル24側に設置されたスライドレール11上でスライド可能に支持されるシートクッションフレーム3と、シートクッションフレーム3にリクライニングアジャスタ(不図示)を介して傾倒自在に取り付けられた略逆U字状のシートバックフレーム5と、を備えている。そして、シートバックフレーム5の上端には、ヘッドレスト2Cが取り付けられている。
左右のリクライニングアジャスタはヒンジシャフト6を介して連結されており、一方のリクライニングアジャスタに取り付けられた操作レバー(不図示)を操作することにより、左右のリクライニングアジャスタが連動してシートバックフレーム5は所望の角度に設定される。
また、車両用シートは車両の前後方向に移動可能であるが、このシート移動用のガイド機構として、まず、互いに平行に延びる一対のスライドレール11がフロアパネル24側にシートマウントブラケット13A,13Bを介して取り付けられている。具体的には、図1に示すように、スライドレール11は、車両の前後方向における前側で、シートマウントブラケット13Aを介して、クロスメンバ22に固定され、他方、車両前後方向における後側で、シートマウントブラケット13Bを介して、シートの側方で車両前後方向に延びるサイドシルやトンネルと結合されつつ車幅方向に沿ってフロアパネル24に形成される台座部24aに固定されている。
かかるスライドレール11に対して、シートクッション2Aがその上でスライド可能に連結されている。具体的には、シートクッション2Aの下面側に、スライダ12が取り付けられ、その下端側でスライドレール11内にスライド可能に保持されている。そして、このスライダ12がスライドレール11に沿ってスライドすることで、シートクッション2Aは車両の前後方向に移動可能となっている。車両用シートは、シートクッション2Aがスライドレール11上でスライドすることにより、車両の前後方向に移動可能である。
更に、ここでは、車両用シートが、座高調整用に、上下方向に移動可能であるように構成されており、この昇降機構として、シートクッションフレーム3は、スライダ12に前後方向に広がる鉛直面内で揺動するリンク部材8A,8Bを介して連結されている。これら前後左右のリンク部材8A,8Bが連動することで、シートクッション2Aがスライダ12に対して前後方向に移動しつつ上下に移動する。図1に示す状態では、リンク部材8A,8Bが後傾し、シートクッション2Aが後側及び下側に位置させられている。
また、一方、シートベルト装置は、シートベルト21と、シートベルト21の巻取り及び繰出しを可能とするリトラクタ20とを有する。リトラクタ20は、常時シートベルト21を巻き取る方向へ付勢しているが、この付勢力は、乗員によるシートベルト21の繰り出しが容易に行える程度のものに設定されている。本実施形態では、リトラクタ20が、シートクッション2Aの下側の所定位置に固定式に配設されている。シートベルト21の一端は、リトラクタ20から引き出され、シートクッション2Aの後端側に車幅方向に沿って設けられた支持シャフト7に掛け回された上で、シートバック2B内でシートバックフレーム5の後側に通過させられ、シートバック2Bの上端に設けられたベルト引出し部30の開口30a(図4参照)からシートバック2Bの前方に引き出される。
図1に示すように、リトラクタ20は、車幅方向に延びるクロスメンバ22にブラケット23を介して固定されている。また、シートクッション2Aには、乗員の着座性を向上させるために、車両前後方向の後側かつ車幅方向における中央にて下方に凹むような形状を備えたシートパン4が組み込まれるが、本実施形態では、リトラクタ20が、シートパン4に干渉しないように、車両前後方向においては前側に配置され、また、車幅方向においてはシートバック上端の引込み部30に近い側に配置されている。
更に、図2からよく分かるように、支持シャフト7は、シートクッションフレーム3に対して、左右のリンク部材8B間に、それらリンク部材8B,8Bの枢支軸と同軸上に延びるように取り付けられている。
ところで、前述したように構成されたシートベルト装置においては、通常使用時におけるフロアに対するシート移動に伴い、シートベルト21がリトラクタ20とシートバック2Bの上端の引出し部30との間で最短距離をとらなくなる場合があり、この場合に、乗員の前方移動によりシートベルト21が前方に引っ張られ、リトラクタ20が作動すると、シートベルト21は最短距離となるまで引出し部30から引き出されてしまい、シートベルト21に弛みが生じるおそれがあるが、本実施形態では、シートベルト21に瞬時に強い張力を付加してリトラクタ20内にシートベルト21を引き込むテンショナ機構を利用して、かかる事態を回避するようにしている。
なお、参考までに、図3には、本発明に係る車両用シートシステムを採用しない場合につき、リトラクタ20と引出し部30との間に延びるシートベルト21のシート移動前後の状態を示す。図中の下側が車両の前方に対応し、(a)及び(b)は、それぞれ、シート移動前後の状態をあらわしている。シートが後方にある(a)の状態では、シートベルト21は、リトラクタ20と引出し部30との間で一点鎖線で示す最短距離をとるように延びている。この状態からシートが前方(矢印Dで示す方向)へ移動させられると、(b)に示すように、シートベルト21が支持シャフト7にて車幅方向外側(矢印Wに示す方向)にシフトし得ず(つまり(a)の図で、シートベルト21に接する支持シャフト7の位置Xが変化せず)、リトラクタ20と引出し部30との間で最短距離をとらなくなる。このような現象は、シートを前方位置から後側へスライドさせる場合にも同様に発生する。
特に図示しないが、本実施形態では、テンショナ機構として、リトラクタ20に組み込まれ、通常、車両が衝突判定時若しくは衝突判定前に乗員Pの操作性を著しく悪化させないようにシートベルト21を巻き取るために用いられるモータ式のテンショナ機構が用いられる。シートの移動に伴い、このテンショナ機構を作動させることにより、それ以降にリトラクタ20が作動する前に、シートベルト21に張力が付加されて、リトラクタ20と引出し部30との間でシートベルト21の最短距離が確保される。なお、テンショナ機構としては、モータ式に限定されず、車両が衝突判定直後に急激なガス発生によりピストンを作動させて、前述したモータ式のテンショナ機構がシートベルト21を巻き取る張力よりも極めて大きな張力でシートベルト21を巻き取るプリテンショナ機構を用いてもよい。
図4には、本実施形態に関して、リトラクタ20と引出し部30との間に延びるシートベルト21のシート移動前後の状態を示す。図3と同様に、図中の下側が車両の前方に対応し、(a)及び(b)は、それぞれ、シート移動前後の状態をあらわしている。シートが後方にある(a)の状態では、シートベルト21は、リトラクタ20と引出し部30との間で最短距離をとるように延びている。この状態からシートが前方(矢印Dで示す方向)へ移動させられると、(b)に示すように、それに応じて、プリテンショナ機構が作動され、矢印Pで示す方向にシートベルト21が引き込まれる。これにより、シートベルト21が支持シャフト7にて車幅方向外側にシフトし、リトラクタ20と引出し部30との間で最短距離をとることとなり、シートの移動に伴うシートベルト21の弛みの発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、図1に示すように、リトラクタ20が、シートベルト21がリトラクタ後面の下端部近傍からシートクッション2Aの後端に向けて延びるように配設されている。これにより、リトラクタ20と支持シャフト7との間で延びる部分と、支持シャフト7と引出し部30との間で延びる部分とがなす角度(図中のθ)を大きくする、すなわち、リトラクタ20がその上面からシートクッション2Aの後端に向けてシートベルト21が延びるように配設された場合に比べて、支持シャフト7におけるシートベルト21の延び方向の変更角度を小さくすることができる。結果として、支持シャフト7でのシートベルト21に対する抵抗が小さくなり、シートベルト21の弛みの発生をより効果的に抑制することができる。また、リトラクタ20の作動時にシートベルト21の張力により支持シャフト7にかかる荷重を軽減することができる。
更に、本実施形態では、前述したように、リトラクタ20が、シートクッション2A側のシートパン4との干渉を防止しつつ、車幅方向において引出し部30側に配置されるが、かかる配置もシートベルト21の弛みの発生を抑制する上では効果的である。ただし、リトラクタ20を、車幅方向において引出し部30側に過度に偏って配置すると、前突時に乗員が前方移動するのに伴って発生するシートベルト21の張力が引出し部30側に過剰にかかり、剛性上好ましくないため、リトラクタ20は、スライダ12に近接配置させず、正面視でシートバックフレーム5の引出し部30側の上下方向延設部分からリトラクタ側面までの車幅方向における離間距離(図2中の符号L)を例えば50mm以上に設定することが好ましい。
前述した実施形態では、シート移動に伴うシートベルト21の弛みの発生を防止する手段として、シートベルト21に張力を付加するテンショナ機構が用いられたが、これに限定されることなく、例えば、支持シャフト7に対し、そのシャフト7上で回動可能であるガイドローラ9が取り付けられてもよい。図5には、かかる実施形態に関して、リトラクタ20と引出し部30との間に延びるシートベルト21のシート移動前後の状態を示す。図3及び4と同様に、図中の下側が車両の前方に対応し、(a)及び(b)は、それぞれ、シート移動前後の状態をあらわしている。シートが後方にある(a)の状態では、シートベルト21は、リトラクタ20と引出し部30との間で最短距離をとるように延びている。この状態からシートが前方(矢印Dで示す方向)へ移動させられると、(b)に示すように、ガイドローラ9が回動して、シートベルト21が支持シャフト7にて車幅方向外側にシフトし、リトラクタ20と引出し部30との間で最短距離をとることとなる。これにより、比較的簡単な構成で、シート移動に伴うシートベルト21の弛みの発生を抑制することができる。
なお、このガイドローラ9は、シートクッション後端における支持シャフト7に限らず、シートクッション後端近傍若しくはシートバック下端又はその近傍にて、車幅方向に延びつつシートベルト21を支持するように別途設置されたシャフト上に取り付けられてもよい。また、ガイドローラ9は、前述したようなテンショナ機構と併用されてもよく、この場合には、シートの移動に伴い、テンショナ機構によりシートベルト21がリトラクタ20内に引き込まれつつ、ガイドローラ9が回動する、シートベルト21が支持シャフト7にてより迅速にシフトするため、シートベルト21の弛みの発生を一層確実に抑制することができる。
加えて、本発明は、例示された実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、前述した実施形態では、シートクッション2Aが車両の前後方向に移動させられる形態のみが例示されたが、本発明は、シートクッション2Aが車幅方向や斜め方向に移動させられる形態にも適用可能である。
本発明の実施形態に係る車両用シートシステムを示す側面図である。 上記車両用シートシステムを示す背面図である。 上記車両用シートシステムを採用しない場合に、リトラクタ〜引出し部間に延びるシートベルトのシート移動前後の状態を示す説明図である。 上記車両用シートシステムを採用した場合に、リトラクタ〜引出し部間に延びるシートベルトのシート移動前後の状態を示す説明図である。 本発明の別の実施形態に係る車両用シートシステムを採用した場合に、リトラクタ〜引出し部間に延びるシートベルトのシート移動前後の状態を示す説明図である。
符号の説明
2A…シートクッション,2B…シートバック,3…シートクッションフレーム,5…シートバックフレーム,7…支持シャフト,9…ガイドローラ,11…スライドレール,12…スライダ,20…リトラクタ,21…シートベルト,24…フロアパネル,30…引出し部。

Claims (4)

  1. シートクッションと、該シートクッションに対して傾倒可能に取り付けられるシートバックと、を備えた車両用シートと、
    上記シートに着座した乗員を拘束可能なシートベルトと、車両の所定状態に応じて該シートベルトの引出しを規制する機能をもつリトラクタとを備えたシートベルト装置とを有する車両用シートシステムにおいて、
    上記車両用シートにて、シート本体がフロアに対して前後若しくは車幅方向に移動可能に設置される一方、
    上記シートベルト装置にて、上記リトラクタが、上記シートクッション下のフロア側の所定位置に設置され、上記シートベルトが、該リトラクタからシートクッション後端を介してシートバック上端近傍に設けられた引出し部まで延び、該引出し部から着座乗員側に向かって引出し可能であるように構成されるとともに、上記シートベルトの弛みを抑制する弛み抑制手段が更に設けられている、ことを特徴とする車両用シートシステム。
  2. 上記弛み抑制手段が、上記リトラクタに設置され、車両が衝突判定時若しくは判定前に上記シートベルトを巻き取るテンショナ機構である、ことを特徴とする請求項1記載の車両用シートシステム。
  3. 上記弛み抑制手段が、シートクッション後端又はその近傍若しくはシートバック下端又はその近傍に設置され、シートの前後又は車幅方向の移動に連動して、弛みを抑制するように構成されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シートシステム。
  4. 上記リトラクタは、シートベルトがリトラクタ後面の上端部より下方からシートクッション後端に向けて延びるように配設されている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の車両用シートシステム。
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