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JP2008219084A - 無線通信制御装置、ノード及び無線システム - Google Patents

無線通信制御装置、ノード及び無線システム Download PDF

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Abstract

【課題】フレーム衝突を回避するために、適切な送信タイミングで送信信号を送信することができるようにする。
【解決手段】本発明の無線通信制御装置は、無線システムを構成する移動ノードが送信する無線信号を受信すると共に、1又は複数の他ノードが上記移動ノードに向けて送信する無線信号を受信する受信手段と、移動ノードに向けて送信信号を送信する送信手段と、各他ノードからの無線信号の受信結果と移動ノードからの無線信号の受信結果とに基づいて求めた、各他ノードも含めた移動ノードとの間の位置関係結果に応じて、送信信号の送信タイミングを制御する通信制御手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信制御装置、ノード及び無線システムに関し、例えば、複数の無線ノードで構成された無線システムにおいて、特定の無線ノードの位置を検出するための位置推定システムの送信信号の通信制御を行う無線通信制御装置、ノード及び無線システムに適用し得る。
例えば、特定の物体の位置を知りたい場合や、特定の物体の有無を遠隔地から知りたい場合等に、無線通信デバイスを特定の物体に付与しておき、この無線通信デバイスを利用して物体の位置を推定する技術がある。この位置推定技術としては、例えば、GPS(Global Positioning System)や、又はPHS(Personal Handyphone System)を利用して無線通信デバイスの位置を推定するものがある。
しかし、これらのシステムは、複数の衛星や基地局からの電波を受信する必要があるため、屋外や広い空間での用途には適しているが、屋内等での用途には適用できない場合がある。
従来、屋内等で用いられる位置推定技術としては、例えば、受信電波の受信電力強度(以下、受信電力値ともいう)に基づいて対象物の位置を推定する方法がある(非特許文献1及び特許文献1参照)。これは、一般に、電波の受信電力強度は距離に反比例する特性を利用し、受信電力値から距離を推定することで、複数の無線通信装置間の距離を測定し、対象物の位置を推定するというものである。
例えば、予め位置の分かっている固定ノードを利用して、移動ノードの位置を推定する場合、主に、以下に示す2種類の方法が考えられる。
第1は、移動ノードが複数の固定ノードに対して測定信号を送信する場合の方法である。この場合、各固定ノードが、移動ノードからの測定信号の受信電力値を測定し、測定した受信電力値を返信信号に乗せて移動ノードに返信する。そして、移動ノードが、複数の固定ノードからの受信電力値及び各固定ノードの位置を用いて、自ノードの位置を推定するというものである。なお、受信電力の測定結果を特定の固定ノードに収集し、特定の固定ノードで位置推定の演算処理させることも可能である。
第2は、固定ノードが定期的に測定信号を送出する場合の方法である。この場合、移動ノードが、複数の固定ノードからの測定信号の受信電力値を測定し、これらの受信電力値及び各固定ノードの位置を用いて、自ノードの位置を推定するというものである。
特表2005−507070号公報 「IEEE802.15.4を用いた屋内位置推定システム」、電子情報通信学会、第3回センサネットワーク研究会、2006年1月
しかしながら、上述した第1の位置推定方法は、測定信号の受信電力値を測定した固定ノードが、受信電力値を移動ノードに通知する必要がある。そのため、複数の固定ノードが同じタイミングで一斉に送信する場合、複数の固定ノードからのフレーム同士が衝突するおそれがあり、その結果、移動ノードで位置推定に必要な受信電力値の測定結果を収集できず、自ノードの位置推定を正確に演算できないことが起こりうる。
ここで、固定ノードが送信する受信電力値の測定結果の中には、例えば受信電力値があまりにも小さい等のように、位置推定の演算にとって重要でない測定結果も含まれ得る。そのため、このような重要でない測定結果の送信は、無線帯域の有効利用の観点から望ましくないと共に、他のフレームとの衝突により、重要な測定結果の収集欠如を冗長する観点からも望ましくない。
また、上述した第2の位置測定方法は、固定ノードが定期的に測定信号を送信する必要がある。この場合も、上記と同様に、複数の固定ノードが同じタイミングで一斉に測定信号を送信すると、フレーム(測定信号)同士が衝突するおそれがあり、自ノードの位置推定を正確に演算できないことが起こりうる。
なお、位置推定システムだけでなく、他の無線通信システムにおいても、フレーム衝突により、フレーム受信が適切にできない場合が生じ得る。
そのため、フレーム衝突を回避するために、適切な送信タイミングで送信信号を送信することができる無線通信制御装置、ノード及び無線システムが求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の無線通信制御装置は、(1)無線システムを構成する移動ノードが送信する無線信号を受信すると共に、1又は複数の他ノードが上記移動ノードに向けて送信する無線信号を受信する受信手段と、(2)移動ノードに向けて送信信号を送信する送信手段と、(3)各他ノードからの無線信号の受信結果と移動ノードからの無線信号の受信結果とに基づいて求めた、各他ノードも含めた移動ノードとの間の位置関係結果に応じて、送信信号の送信タイミングを制御する通信制御手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明のノードは、無線システムを構成する移動ノードに向けて無線信号を送信するノードにおいて、第1の本発明の通信制御装置を備える。
第3の本発明の無線システムは、移動ノードと、複数の第2の本発明のノードとを有して構成される。
本発明によれば、フレーム衝突を回避するために、適切な送信タイミングで送信信号を送信することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明の無線通信制御装置、ノード及び無線システムの第1の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態は、例えば、IEEE802.15.4規格を採用した複数の無線通信装置から構成された無線ネットワークシステムにおいて、ある無線通信装置の位置を推定する位置推定システムに適用した場合を例に挙げて説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、第1の実施形態の無線ネットワークシステムの構成例を示す構成図である。図2において、無線ネットワークシステム200は、位置推定対象である移動ノード201と、事前に自身の正確な位置情報が入力されている固定ノード203〜208と、固定ノードの機能を持ちながら、例えばインターネットやイントラネットワーク等の外部ネットワーク210との接続機能を備えたゲートウェイノード202と、を有して構成される。
固定ノード203〜208、ゲートウェイ202は、位置推定対象である移動ノード201から送信された受信電力の測定信号を受信すると、この測定信号の受信電力値を測定し、その測定結果を含む返信信号を移動ノード201に対し返信するものである。
また、固定ノード203〜208、ゲートウェイ202は、他の固定ノードが送信した返信信号を受信すると、この他の固定ノードからの返信信号の受信電力値を測定し、他の固定ノードからの返信信号の受信電力値と自ノードで測定した測定信号の受信電力値とを比較し、その比較結果に応じて移動ノード201に対して返信する返信信号の送信タイミングを制御するものである。
図1は、第1の実施形態の固定ノード100(203〜208)の内部構成を示す機能ブロック図である。図1において、第1の実施形態の固定ノード100は、無線受信処理部101、受信電力測定部102、ヘッダ検出部103、返信信号生成部104、データ読取部105、バッファ部106、送信制御部107、無線送信処理部108、を少なくとも有する。
無線受信処理部101は、受信した無線信号に対して所定の復調処理や周波数変換処理を行い、無線信号から所定フレームを抽出し、その所定フレームをヘッダ検出部103に与えるものである。
受信電力測定部102は、到来した無線信号の受信に基づいて受信電界強度を測定し、その受信電界強度に基づく受信電力値を求めるものである。
ヘッダ検出部103は、無線受信処理部101により抽出された所定フレームから、送信先アドレス、送信元アドレス等のアドレス情報や、そのフレームの種別を示す識別子などを検出するものである。
返信信号生成部104は、受信したフレームの送信元アドレスが移動ノード201のアドレスであって、そのフレーム種別が受信電力の測定信号である場合に、受信電力測定部102で測定された当該無線信号の受信電力値の測定結果及び自ノード100の位置情報を、フレームのデータ部に挿入して返信信号を生成するものである。
バッファ部106は、返信信号生成部104により生成された返信信号を一時的に保持するものである。
データ読取部105は、受信したフレームの送信元アドレスが他の固定ノードのアドレスであって、そのフレーム種別が受信電力の測定結果の返信信号である場合に、そのフレームのデータ部に含まれている受信電力値を読み出すものである。
送信制御部107は、データ読取部105により読み出された他の固定ノードでの測定結果の受信電力値に基づき、バッファ部106に保持された測定結果の返信フレームを送信するタイミングを制御するものである。
また、送信制御部107は、他の固定ノードからの返信信号の受信個数を、移動ノード毎に計数するカウンタ部107aを有する。
さらに、送信制御部107は、バッファ部106に保持する返信信号のバッファ保持時間を設定するためのものであって、他の固定ノードでの受信電力値と自ノードでの受信電力値との比較結果に応じて、タイマ値を可変にできるタイマ部107bを有する。
また、送信制御部107は、測定信号を送信した移動ノード201宛の、他の固定ノードからの返信信号の個数を計測する
送信処理部108は、送信するフレームに対して周波数変換や所定の変調処理を行い、無線信号として送信するものである。
なお、図1において、バッファ部106及び送信制御部107は、複数の処理機能を備える場合を示す。これにより、複数の処理を並列的に実行することができ、複数の移動ノード201の位置を同時に推定することができる。勿論、それぞれ1個の処理機能を備えるようにしてもよい。
次に、移動ノード201について説明する。移動ノード201は、自ノードの位置推定を行う際、受信電力を測定させる測定信号を送信するものである。また、移動ノード201は、固定ノード203〜208、ゲートウェイ202から受信電力値を含む返信信号を受信し、この受信電力値に基づいて自ノードの位置を推定するものである。
図3は、移動ノード201の内部構成を示す機能ブロック図である。図3において、移動ノード201は、受信処理部301、ヘッダ検出部302、データ読取部303、バッファ部304、位置推定処理部305、測定信号生成部306、送信処理部307、を少なくとも有する。
測定信号生成部306は、自ノードの位置を推定したい場合に、受信電力の測定用の測定信号を生成し、生成した測定信号を送信処理部307に与えるものである。
送信処理部307は、測定信号生成部306から測定信号を受け取ると、その測定信号に対して周波数変換処理や所定の変調処理を行い、無線信号として送信するものである。なお、送信処理部307は、測定信号の送信処理だけでなく、移動ノード201が送信する全送信信号の送信処理も兼ねるものである。
受信処理部301は、受信した無線信号に対して所定の復調処理や周波数変換処理を行い、無線信号から所定フレームを抽出し、その所定フレームをヘッダ検出部302に与えるものである。
ヘッダ検出部302は、受信処理部301からフレームを受け取り、このフレームから送信元アドレスや送信先アドレス等のアドレス情報や、当該フレームの種別を示す識別子などを検出するものである。
データ読取部303は、受信したフレームの送信元が固定ノードのアドレスであって、そのフレーム種別が測定信号の受信電力値の測定結果の返信信号である場合に、当該フレームのデータ部に含まれている、測定信号の受信電力値の測定結果を読み取り、バッファ部304に与えるものである。
バッファ部304は、データ読取部303により読み取られた、複数の固定ノードでの測定信号の受信電力値の測定結果及び各固定ノードの位置情報を、一時的に保持するものである。
位置推定処理部305は、バッファ部304により保持されている、複数の固定ノードでの測定信号の受信電力値と各固定ノードの位置情報に基づいて、自ノード201の位置を推定するものである。位置推定処理手段305による位置推定処理の方法としては、既存する技術を適用できるので、ここでの詳細説明を省略する。
なお、第1の実施形態では、説明便宜上、固定ノードと移動ノードの機能を区別しているが、それぞれの特徴機能を重複して備えるようにし、いずれのノードとして動作させるようにしてもよい。また、各機能は、ハードウェア資源(例えば、汎用的なプロセッサなどの演算装置や、メモリやディスクなどの記憶装置等の構成)が処理プログラムを実行して実現されるソフトウェア処理とする場合を示すが、ハードウェアにより実現するようにしてもよい。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の位置推定システムにおけるフレーム送信制御処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図4は、固定ノード100におけるフレーム送信制御処理の動作を示すフローチャートである。
まず、移動ノード201の位置推定を開始する場合に、移動ノード201では測定信号生成部306により測定信号が生成され、その測定信号が送信される。移動ノード201から送信された測定信号は、移動ノード201の近くに存在する固定ノード203〜208、ゲートウェイ202で受信され、測定信号を受信した固定ノード203〜208、ゲートウェイ202において図4に示す処理が行われる。
無線信号が固定ノード100で受信されると、無線受信処理部101において、所定の復調処理や周波数変換処理等が行われ、所定フレームが抽出される(S401)。
抽出されたフレームは、ヘッダ検出部103により、フレームの種別やアドレス情報等が検出され、移動ノード201からの測定信号であるか、又は、他の固定ノードからの返信信号であるか否か判別される(S402、S403)
なお、ヘッダ検出部103により測定信号でも返信信号でもないと判断された場合、当該フレームは廃棄される(S404)。
S402において、受信フレームが測定信号であると判断された場合、送信制御部107において、当該測定信号を送信した移動ノード201宛とする、他の固定ノードからの返信信号の個数を計測するカウンタ107aが初期化される(S405)。
また、受信電力測定部102により、当該測定信号の無線信号の受信電力強度が測定され、その測定結果である受信電力値が返信信号生成部104に与えられる。返信信号生成部104では、測定信号の受信電力値及び自ノード100の位置情報が、フレームのデータ部に挿入され、返信信号が生成される(S406)。
返信信号が生成されると、タイマ部107bの示す値に従って、返信信号を保持するバッファ保持時間が設定され(S407)、バッファ保持時間が経過するまで、返信信号はバッファ部106に一時的に保持される(S408、S409)。なお、タイマ部107bが示す値の設定については後述する。
そして、バッファ保持時間が経過すると、バッファ部106に保持される返信信号は、送信制御部107から読み出される(S408、S409)。
一方、S403において、受信フレームが他の固定ノードからの返信信号であると判断された場合、当該返信信号の送信先毎(すなわち、測定信号を送信した移動ノード毎)に、他の固定ノードから受信した返信信号の個数を計測するカウンタ107aのカウント値を加算する(S410)。
次に、当該返信信号のフレームがデータ読取部105に与えられ、当該フレームのデータ部から、他の固定ノードで測定された測定信号の受信電力値が読み出される(S411)。
そして、送信制御部107において、測定信号を送信した移動ノード毎に、自ノード100で測定した測定信号の受信電力値と、他の固定ノードで測定した受信電力値とが比較される(S412)。
その結果、他の固定ノードで測定した受信電力値が自ノード100で測定した受信電力値よりも大きい値である場合、送信制御部107によりタイマ部107bのタイマ値が加算される(S413)。これにより、返信信号のバッファ保持時間を長くすることができるので、自ノードよりも他の固定ノードの方が、先に返信信号を送信することができる。これは、自ノードからの返信信号より、他の固定ノードからの返信信号の方が、移動ノード201にとって優先度が高いと判断できるからである。
一方、他の固定ノードで測定した受信電力値が自ノードで測定した受信電力値以下である場合、送信制御部107によりタイマ部107bのタイマ値が減算される(S414)。これにより、返信信号のバッファ保持時間を短くすることができるので、他の固定ノードより自ノードの方が、先に返信信号を送信することができる。これは、他の固定ノードからの返信信号より、自ノードからの返信信号の方が、移動ノード201にとって優先度が高いと判断できるからである。
このように、各固定ノード100から移動ノード201への返信信号の送信タイミングは、各固定ノード100において自律的に調整することができる。その結果、自ノード100が測定した受信電力値が他の固定ノードのそれ以上である場合には、送信タイミングを早く(すなわち優先度が高く)、自ノードが測定した受信電力値が他の固定ノードのそれより小さい場合には、送信タイミングを遅く(すなわち優先度が低く)なるため、移動ノード201では、常に受信電力値の大きな測定結果を含む返信信号が優先的に受信されることとなる。また、固定ノード間で自律的に返信信号の送信タイミングが調整されるため、返信信号同士のフレームの衝突を回避できる。
なお、タイマ部107bのタイマ値を加算及び減算する幅は、一定値としてもよいし、又は変数値としてもよい。変数値とする場合、例えば、自ノードでの受信電力値と他の固定ノードでの受信電力値との間の差が大きくなるほど、加算幅及び減算幅を大きくするように調整する。この場合、所定の演算式により変数値を求めるようにしてもよいし、又は、予め設定された、受信電力値の差と変数値との間の対応テーブルを利用して変数値を求めるようにしてもよい。
続いて、カウンタ107aのカウント値が規定の送信個数以下である場合(S415)、バッファ部106で保持される返信信号は、無線送信処理部108により無線信号として送信される。
一方、カウンタ107aのカウンタ値が規定の送信個数より大きい場合(S415)、返信信号のフレームは廃棄され(S404)、返信信号は無線信号として送信されない。これにより、既に規定の送信個数を超えた、移動ノード201にとって冗長的な返信信号を送信しないようにすることができる。
ここで、規定の送信個数は、移動ノード201で位置推定を行うために必要となる返信信号の送信個数である。一般に、最低3個以上の返信信号を受信すれば、位置推定することができるので、それに応じた数値を設定することが望ましい。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、測定信号の受信電力値の大きさに応じて、返信信号の送信タイミングを調整することができるので、フレーム衝突を回避することができると共に、移動ノード201にとって、測定信号の受信電力値の大きい返信信号を優先的に受信させることができ、位置推定演算に必要なデータを効率よく収集させることができる。
また、第1の実施形態によれば、規定送信個数を用いて、移動ノード201にとって、冗長的な返信信号を送信しないようにしたため、無線帯域の利用効率を向上することができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明の無線通信制御装置、ノード及び無線システムの第2の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
第2の実施形態も、例えば、IEEE802.15.4規格を採用した複数の無線通信装置から構成された無線ネットワークシステムにおいて、ある無線通信装置の位置を推定する位置推定システムに適用した場合を例に挙げて説明する。
また、第2の実施形態は、固定ノードが定期的に測定信号を送信し、その測定信号を受信した移動ノードが返信信号を返信する場合を前提とする。
(B−1)第2の実施形態の構成
図5は、第2の実施形態の固定ノードの内部構成を示す機能ブロック図である。図5において、第2の実施形態の固定ノード500は、無線受信処理部501、受信電力測定部502、ヘッダ検出部503、測定信号生成部504、バッファ部506、送信制御部507、無線送信処理部508、を少なくとも有する。
第2の実施形態の固定ノード500の構成が、第1の実施形態の構成と異なる点は、返信信号生成部104の代わりに測定信号生成部504を備える点と、データ読取部105を備えない点である。
測定信号生成部504は、定期的に、移動ノード201に向けて送信する測定信号を生成し、生成した測定信号をバッファ部506に与えるものである。
図6は、第2の実施形態の移動ノードの内部構成を示す機能ブロック図である。図6において、第2の実施形態の移動ノード600は、受信処理部601、ヘッダ検出部602、データ読取部603、バッファ部604、位置推定処理部605、返信信号生成部606、送信処理部607、を少なくとも有する。
第2の実施形態の移動ノード600の構成が、第1の実施形態の構成と異なる点は、測定信号生成部306の代わりに返信信号生成部606を備える点である。
返信信号生成部606は、位置推定処理部605による位置推定処理結果をデータ部に挿入して、返信信号を生成するものである。
(B−2)第2の実施形態の動作
続いて、第2の実施形態の位置推定システムにおけるフレーム送信処理の動作を図面を参照しながら詳細に説明する。
図7は、固定ノード500におけるフレーム送信処理の動作を示すフローチャートである。
以下の信号送受信シーケンスは、固定ノードが定期的に測定信号を送信し、その測定信号を受信した移動ノードが返信信号を送信するケースを前提とする。
まず、固定ノード500では、測定信号生成部504により、測定信号が定期的に生成され(S701)、タイマ部507bのタイマ値に従って測定信号のバッファ保持時間が設定され(S702)、生成された測定信号はバッファ部506に保持される(S703)。
一方、無線信号が到来すると、無線信号は、無線受信処理部501により受信され、所定の復調処理や周波数変換処理等が行われ、フレームが抽出される(S704)。このとき、無線信号は、受信電力測定部502により受信電力値が測定される(S705)。
受信されたフレームは、ヘッダ検出部503により、フレームの送信先や送信元のアドレス情報やフレーム種別等が識別され、当該フレームが他の固定ノードが送信した測定信号であるか、又は移動ノード201が送信した返信信号であるか判別される(S706、S707)。
なお、当該フレームが測定信号でも返信信号でもない場合、当該フレームは廃棄される(S708)。これは、このフレームが位置推定に必要ないフレームと判断されるからである。
S706及びS707において、受信フレームが測定信号及び返信信号である場合、受信されたフレームはバッファ部506に一時的に保持され、同じ移動ノードについて、他の固定ノードが送信した測定信号の受信電力値と、移動ノード201が送信した返信信号の受信電力値とが送信制御部507により比較される(S709)。
送信制御部507による比較の結果、他の固定ノードが送信した測定信号の受信電力値が、移動ノードが送信した返信信号の受信電力値よりも大きい場合に、自ノード500から見て移動ノード201は、他の固定ノードよりも遠くに位置するものであると判断し、タイマ部507bのタイマ値を加算し(S710)、測定信号のバッファ保持時間を長くする。
これにより、自ノード500の送信する測定信号の送信周期が長くなり、移動ノード201にとって冗長となる測定信号が送信される頻度が低下する。
一方、他の固定ノードが送信した測定信号の受信電力値が、移動ノードが送信した返信信号の受信電力値以下である場合に、自ノード500から見て移動ノード201は、他の固定ノードよりも近くに位置するものであると判断し、タイマ部507bのタイマ値を減算し(S711)、測定信号のバッファ保持時間を短くする。
これにより、自ノード500の送信する測定信号の送信周期が短くなり、移動ノード201にとって必要となる測定信号が送信される頻度が高くなる。
そして、バッファ部506に保持されている測定信号は、バッファ保持時間が経過した後、送信制御部507により読み出され、無線送信処理部508により送信される(S712、S713)。
以上のようにして、固定ノード500の測定信号の送信タイミングを調整することで、移動ノード201では、移動ノード201に近いと思われる固定ノード500からの測定信号を、優先的に受信することができる。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、移動ノードに近い固定ノードからの測定信号の送信周期が短くなり、移動ノードから遠い固定ノードからの測定信号の送信周期が長くなることで、位置推定に必要とされるデータを効率よく収集することが可能となる。
また、第2の実施形態によれば、冗長な測定信号の送信周期が短くなることで、無線帯域の利用効率の向上が実現できる。
(C)他の実施形態
(C−1)第1の実施形態では、他の固定ノードからの返信信号に含まれる受信電力値に基づいて、自ノードから送信する返信信号の送信タイミングを調整することとしたが、移動ノード201が送信した測定信号の受信電力値の逆数値に比例する値を、返信信号の送信間隔として設定してもよい。
これにより、移動ノード201からの測定信号の、受信電力値が大きい場合には自ノード100での返信信号の送信間隔を短く設定することができ、受信電力値が小さい場合には自ノード100での返信信号の送信間隔を長く設定することができるため、第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
この場合、送信制御部107は、受信電力測定部102が測定した他の固定ノードの返信信号の受信電力値を逆数にする演算部を備える。さらに、送信制御部107は、その演算結果である、他の固定ノードの返信信号の受信電力値の逆数の値、若しくは、この逆数値に比例する値に基づいて、送信間隔を設定する送信間隔設定部を備える必要がある。
(C−2)第2の実施形態では、移動ノード201からの返信信号の受信電力値と他の固定ノードからの測定信号の受信電力値とを測定し、他の固定ノードとの位置関係を推定して、バッファ保持時間を調整する場合を説明したが、これに限定せず、他の方法を適用してもよい。
例えば、固定ノードが、移動ノードからの返信信号のデータ部に含まれている、移動ノードで推定された位置情報の値や位置推定に用いた固定ノード情報等を読み取り、これらの情報に基づいて、バッファ保持時間を調整してもよい。
具体的な例としては、例えば、移動ノードで推定された位置情報と他の固定ノードの位置情報を比較し、自身の位置の方が移動ノードに近ければバッファ保持時間を短くし、他の固定ノードの方が移動ノードに近ければバッファ保持時間を長くすることで、移動ノードに近い固定ノードが積極的に測定信号を送信することが可能となる。
この場合、移動ノードは、固定ノードからの測定信号の受信電力値を測定する受信電力測定部と、その測定結果に基づく位置推定結果及び位置推定に用いた固定ノード情報を返信信号に挿入して、返信信号を送信する送信手段を備える必要がある。
また、固定ノードは、移動ノードからの返信信号に含まれる位置推定情報及び位置推定に用いた固定ノード情報を読み取るデータ読取部(データ抽出部)を備える。さらに、固定ノードの送信制御部が、自ノードの位置情報、移動ノードの位置情報、及び、移動ノードが位置推定に用いた固定ノードの位置情報の相互の位置関係を推定し、バッファ保持時間を調整する送信タイミング調整部を備える。
(C−3)第1、第2の実施形態では、移動ノードが位置推定処理を行う位置推定システムに適用した場合を示したが、例えば、固定ノードが移動ノードの位置推定処理を行うシステムや、又は、移動ノードや固定ノードとは異なる別の装置が移動ノードの位置推定処理を行うシステム等にも適用できる。
また、第1、第2の実施形態では、位置推定システムでのフレーム送信処理に適用した場合を説明したが、他の無線通信ネットワークシステムにも広く適用できる。例えば、PAN(Personal Area Network)領域を対象としたIEEE802.15シリーズや、LAN(Local Area Network)領域を対象としたIEEE802.11シリーズや、MAN(Metropolitan Area Network)を対象としたIEEE802.16シリーズなどを採用した無線通信ネットワークシステムに本発明を適用できる。
第1の実施形態の固定ノードの内部構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態の無線通信ネットワークの構成を示す構成図である。 第1の実施形態の移動ノードの内部構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態のフレーム送信処理の動作フローチャートである。 第2の実施形態の固定ノードの内部構成を示す機能ブロック図である。 第2の実施形態の移動ノードの内部構成を示す機能ブロック図である。 第2の実施形態のフレーム送信処理の動作フローチャートである。
符号の説明
100、203〜208、500…固定ノード、201、600…移動ノード、102、502…受信電力測定部、103、302、503、602…ヘッダ検出部、104、606…返信信号生成部、105、303、603…データ読取部、106、304、506、604…バッファ部、107、507…送信制御部、107a…カウンタ部、107b、507b…タイマ部、504…測定信号生成部、305、605…位置推定処理部。

Claims (11)

  1. 無線システムを構成する移動ノードが送信する無線信号を受信すると共に、1又は複数の他ノードが上記移動ノードに向けて送信する無線信号を受信する受信手段と、
    上記移動ノードに向けて送信信号を送信する送信手段と、
    上記各他ノードからの無線信号の受信結果と上記移動ノードからの無線信号の受信結果とに基づいて求めた、上記各他ノードも含めた上記移動ノードとの間の位置関係結果に応じて、上記送信信号の送信タイミングを制御する通信制御手段と
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  2. 上記移動ノードが送信する無線信号が、受信電界強度の測定要求をする測定信号であり、
    上記各他ノードが送信する無線信号が、上記移動ノードの上記測定要求に対して、上記各他ノードで測定した受信電界強度を含む返信信号であり、
    上記通信制御手段が、
    上記移動ノードからの上記測定信号の受信電界強度を測定する受信電界強度測定部と、
    上記受信電界強度測定部により測定された上記測定信号の受信電界強度を含む上記返信信号を作成する返信信号作成部と、
    上記各他ノードからの上記各返信信号の受信結果と上記受信電界強度測定部による上記測定信号の受信電界強度とに基づいて、上記返信信号作成部が作成した上記返信信号の送信タイミングを自律的に制御する送信制御部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 上記送信制御部が、
    上記各他ノードからの上記各返信信号に含まれている、上記各他ノードでの上記測定信号の受信電界強度を抽出する他ノード電界強度抽出部と、
    上記他ノード電界強度抽出部により抽出された上記各他ノードでの上記各受信電界強度と、上記受信電界強度測定部による上記受信電界強度とを比較し、その比較結果に応じて、上記返信信号の送信タイミングを調整する送信タイミング調整部と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 上記送信タイミング調整部が、上記比較結果に応じて上記返信信号の保持期間を設定して、上記返信信号の送信タイミングを調整することを特徴とする請求項3に記載の通信制御装置。
  5. 上記受信電界強度測定部が、さらに、上記各他ノードから受信した上記各返信信号の受信電界強度も測定し、
    上記送信制御部が、上記各他ノードの上記各返信信号の受信電界強度の逆数に比例する値を演算し、その各演算結果に応じた間隔で、上記返信信号を送信させる送信タイミングを調整する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。
  6. 上記受信手段が、上記各他ノードからの無線信号の個数を計数するカウンタ部を有し、
    上記通信制御手段は、上記カウンタ部が示すカウンタ値が所定値以下である場合に、上記返信信号を送信させるようにすることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の通信制御装置。
  7. 上記各他ノードが送信する無線信号が、間欠的に送信する測定信号であり、
    上記移動ノードが送信する無線信号が、上記測定信号の受信に対して返信する返信信号であり、
    上記通信制御手段が、
    上記各他ノードからの上記各測定信号の受信電界強度を測定する受信電界強度測定部と、
    上記移動ノードからの上記返信信号の受信結果と上記各他ノードからの上記各測定信号の受信電界強度とに基づいて、上記測定信号の送信タイミングを制御する送信制御部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  8. 上記受信電界強度測定部が、さらに、上記移動ノードから受信した上記返信信号の受信電界強度も測定し、
    上記送信制御部が、上記各他ノードからの上記各測定信号の受信電界強度と、上記移動ノードからの上記返信信号の受信電界強度とを比較し、その比較結果に応じて、上記測定信号の送信タイミングを調整する
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信制御装置。
  9. 上記送信制御部が、上記移動ノードからの上記返信信号に含まれている、上記移動ノードの位置推定情報、及び、この位置推定に用いた他ノードの位置情報に基づいて、上記測定信号の送信タイミングを調整することを特徴とする請求項7に記載の通信制御装置。
  10. 無線システムを構成する移動ノードに向けて無線信号を送信するノードにおいて、請求項1〜9のいずれかに記載の通信制御装置を備えるノード。
  11. 移動ノードと、複数の請求項10に記載のノードとを有して構成される無線システム。
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