JP2008289786A - 画像表示装置、遊技機、画像表示方法、画像表示プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成でウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示することができる画像表示装置の提供。
【解決手段】画像表示装置4は、表示手段41と、CGROM42と、GPU43と、スケーラ45と、制御手段47とを備える。制御手段47は、GPU43に、CGROM42に記憶された全体背景画像データに基づく全体背景画像を生成させるとともに、この全体背景画像をスケーラ45に転送させる背景画像転送部471と、GPU43に、CGROM42に記憶されたウィンドウ表示画像データに基づくウィンドウ表示画像を生成させるとともに、このウィンドウ表示画像をスケーラ45に転送させるウィンドウ表示画像転送部472と、スケーラ45に、背景画像およびウィンドウ表示画像の合成画像を出力させる表示制御部473とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】画像表示装置4は、表示手段41と、CGROM42と、GPU43と、スケーラ45と、制御手段47とを備える。制御手段47は、GPU43に、CGROM42に記憶された全体背景画像データに基づく全体背景画像を生成させるとともに、この全体背景画像をスケーラ45に転送させる背景画像転送部471と、GPU43に、CGROM42に記憶されたウィンドウ表示画像データに基づくウィンドウ表示画像を生成させるとともに、このウィンドウ表示画像をスケーラ45に転送させるウィンドウ表示画像転送部472と、スケーラ45に、背景画像およびウィンドウ表示画像の合成画像を出力させる表示制御部473とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像表示装置、遊技機、画像表示方法、画像表示プログラム、および記録媒体に関する。
従来、パチンコ機等の遊技機において、所定の演出パターンの画像を表示する画像表示装置を備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の画像表示装置は、画像を表示する表示手段と、表示用の画像データを記憶するCGROM(Character Generator Read Only Memory)と、CGROMに記憶された画像データに基づく画像を生成するVDP(Video Display Processor)と、VDPにて生成された画像が仮想的に描画される表示バッファ等を備えている。そして、VDPは、表示バッファに描画された画像に基づく画像信号を表示手段に出力し、表示手段は、この画像信号に基づく画像を表示する。
特許文献1に記載の画像表示装置は、画像を表示する表示手段と、表示用の画像データを記憶するCGROM(Character Generator Read Only Memory)と、CGROMに記憶された画像データに基づく画像を生成するVDP(Video Display Processor)と、VDPにて生成された画像が仮想的に描画される表示バッファ等を備えている。そして、VDPは、表示バッファに描画された画像に基づく画像信号を表示手段に出力し、表示手段は、この画像信号に基づく画像を表示する。
なお、表示バッファに描画された画像の解像度と、表示手段における表示領域の解像度とが異なる場合には、VDPから出力される画像信号をスケーラと呼ばれる解像度を調整するデバイスに入力する。このスケーラは、VDPから出力される画像信号に係る画像の解像度を、表示手段における表示領域の解像度と同じ解像度に調整し、解像度の調整された画像に基づく画像信号を表示手段に出力する。
ところで、画像表示装置において、表示手段における表示領域の一部分に画像をウィンドウ表示する表示方法が知られている。このような場合には、前述したスケーラは、ウィンドウ表示画像の外周を単色の画像として表示手段における表示領域の解像度と同じ解像度の画像を生成し、生成した画像に基づく画像信号を表示手段に出力する。
しかしながら、ウィンドウ表示画像の外周を単色の画像とすると、魅力的な演出パターンの画像を表示手段に表示することができず、表示される画像による演出効果が小さくなるという問題がある。このため、ウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示したいという要求があった。
しかしながら、ウィンドウ表示画像の外周を単色の画像とすると、魅力的な演出パターンの画像を表示手段に表示することができず、表示される画像による演出効果が小さくなるという問題がある。このため、ウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示したいという要求があった。
ここで、ウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示するには、例えば、前述したVDPや、GPU(Graphics Processing Unit)などの画像生成デバイスを2つと、2系統の入力を有するスケーラとを備える画像表示装置の構成が考えられる。すなわち、一方の画像生成デバイスにてウィンドウ表示画像を生成し、他方の画像生成デバイスにて背景画像を生成する。そして、これらの画像に基づく画像信号をスケーラに出力し、スケーラにて各画像を合成する。このような構成によれば、ウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示することができる。
しかしながら、このような構成では、2つの画像生成デバイスおよび2系統の入力を有するスケーラを備えるので、煩雑な構成になり画像表示装置の製造コストが増加するという問題がある。
しかしながら、このような構成では、2つの画像生成デバイスおよび2系統の入力を有するスケーラを備えるので、煩雑な構成になり画像表示装置の製造コストが増加するという問題がある。
本発明の目的は、簡易な構成でウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示することができる安価な画像表示装置、遊技機、画像表示方法、画像表示プログラム、および記録媒体を提供することにある。
本発明の画像表示装置は、画像を表示する表示手段と、表示用の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データに基づく画像を生成する画像生成手段と、前記画像生成手段にて生成される画像を仮想的に描画して記憶する描画用記憶部とを有し、当該描画用記憶部に記憶された画像の解像度を調整して前記表示手段に出力する解像度調整手段と、前記画像生成手段および前記解像度調整手段を制御する制御手段とを備える画像表示装置であって、前記画像データ記憶手段には、前記表示手段における表示領域に背景画像を表示するための背景画像データと、前記表示領域の一部分に画像をウィンドウ表示するためのウィンドウ表示画像データとが記憶され、前記制御手段は、前記背景画像データに基づく背景画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該背景画像を前記解像度調整手段に転送させる背景画像転送部と、前記ウィンドウ表示画像データに基づくウィンドウ表示画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該ウィンドウ表示画像を前記解像度調整手段に転送させるウィンドウ表示画像転送部と、前記解像度調整手段による前記描画用記憶部に記憶された画像の出力を制御する表示制御部とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、制御手段は、背景画像転送部と、ウィンドウ表示画像転送部と、表示制御部とを備えるので、背景画像に基づく画像信号と、ウィンドウ表示画像に基づく画像信号とを時間的に分割して別々に解像度調整手段に出力させることができる。そして、背景画像転送部およびウィンドウ表示画像転送部にて転送された背景画像およびウィンドウ表示画像は、解像度調整手段の描画用記憶部に上書きで記憶される。すなわち、背景画像およびウィンドウ表示画像は合成されて描画用記憶部に記憶される。
したがって、画像表示装置は、1つの画像生成手段(画像生成デバイス)および1系統の入力を有する解像度調整手段(スケーラ)を備えた簡易な構成でウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示することができる。
したがって、画像表示装置は、1つの画像生成手段(画像生成デバイス)および1系統の入力を有する解像度調整手段(スケーラ)を備えた簡易な構成でウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示することができる。
本発明では、前記背景画像転送部は、前記表示手段における表示領域全体の解像度に応じた解像度の全体背景画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該全体背景画像を前記解像度調整手段に転送させることが好ましい。
前述したVDPや、GPUなどの画像生成デバイスおよびスケーラは、それぞれ所定のドットクロック(動作クロック)に応じて画像信号を出力している。そして、画像生成デバイスおよびスケーラから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、このドットクロックと、画像の解像度とに応じて変化する。
ここで、画像生成デバイスから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートと、スケーラから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートとは同じになるように設計する必要がある。画像生成デバイスおよびスケーラから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートが異なる場合には、スケーラは、表示手段に正常な画像信号を出力することができないからである。
ここで、画像生成デバイスから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートと、スケーラから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートとは同じになるように設計する必要がある。画像生成デバイスおよびスケーラから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートが異なる場合には、スケーラは、表示手段に正常な画像信号を出力することができないからである。
具体的に、例えば、画像生成デバイスから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートが、スケーラから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートよりも早い場合には、スケーラが表示手段に1フレーム分の画像データに係る画像信号を出力する前に、画像生成デバイスから新たな1フレーム分の画像データに係る画像信号が出力されてしまうため、スケーラは、表示手段に正常な画像信号を出力することができない。
また、例えば、画像生成デバイスから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートが、スケーラから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートよりも遅い場合には、スケーラが表示手段に1フレーム分の画像データに係る画像信号を出力する際に、画像生成デバイスから1フレーム分の画像データに係る画像信号が出力されていないため、スケーラは、表示手段に正常な画像信号を出力することができない。
なお、表示手段は、スケーラから出力される正常でない画像信号に基づく画像を表示領域に表示する場合には、乱れた画像を表示することとなる。
また、例えば、画像生成デバイスから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートが、スケーラから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートよりも遅い場合には、スケーラが表示手段に1フレーム分の画像データに係る画像信号を出力する際に、画像生成デバイスから1フレーム分の画像データに係る画像信号が出力されていないため、スケーラは、表示手段に正常な画像信号を出力することができない。
なお、表示手段は、スケーラから出力される正常でない画像信号に基づく画像を表示領域に表示する場合には、乱れた画像を表示することとなる。
したがって、例えば、画像生成デバイスのドットクロックを、ウィンドウ表示画像に基づく画像信号を出力する際に、画像生成デバイスから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートと、スケーラから出力される画像のリフレッシュレートとが同じになるように設計した場合、画像生成デバイスからウィンドウ表示画像よりも大きい解像度の背景画像に基づく画像信号を出力すると、画像生成デバイスから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは遅くなる。すなわち、本発明における背景画像転送部により背景画像が転送されている場合には、画像生成デバイスおよびスケーラから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートが異なるので、表示手段は、乱れた画像を表示することとなる。
しかしながら、本発明によれば、背景画像転送部は、表示手段における表示領域全体の解像度に応じた解像度の全体背景画像を生成させるので、解像度調整手段に、この全体背景画像を一括して転送させることができる。そして、背景画像転送部により全体背景画像が転送された後、ウィンドウ表示画像が転送される。したがって、例えば、背景画像転送部により全体背景画像が転送されている場合に、スケーラから出力される画像信号を停止すれば、表示手段は、乱れた画像を表示することなく、正常な画像のみを表示することができる。
なお、全体背景画像は、表示手段における表示領域全体の解像度に応じた解像度で生成されるので、例えば、スケーラにて解像度が2倍に拡大調整される場合には、表示手段における表示領域全体の解像度に対して1/2倍の解像度の全体背景画像が生成される。
なお、全体背景画像は、表示手段における表示領域全体の解像度に応じた解像度で生成されるので、例えば、スケーラにて解像度が2倍に拡大調整される場合には、表示手段における表示領域全体の解像度に対して1/2倍の解像度の全体背景画像が生成される。
本発明では、前記背景画像転送部は、前記画像生成手段に、前記背景画像が分割された分割背景画像を生成させるとともに、当該分割背景画像を前記解像度調整手段に転送させることが好ましい。
ここで、画像生成手段に分割背景画像を生成させるには、例えば、画像データ記憶手段に複数の部分に分割された分割背景画像データを予め記憶させておき、この分割背景画像データに基づく分割背景画像を生成させてもよい。また、例えば、画像生成手段が画像データ記憶手段に記憶された背景画像データを複数の部分に分割して取り込むことで、分割背景画像を生成させてもよい。
ここで、画像生成手段に分割背景画像を生成させるには、例えば、画像データ記憶手段に複数の部分に分割された分割背景画像データを予め記憶させておき、この分割背景画像データに基づく分割背景画像を生成させてもよい。また、例えば、画像生成手段が画像データ記憶手段に記憶された背景画像データを複数の部分に分割して取り込むことで、分割背景画像を生成させてもよい。
このような構成によれば、例えば、画像データ記憶手段に複数の部分に分割された分割背景画像データを予め記憶させておくようにすれば、分割されていない大きな背景画像データを記憶させている場合と比較して、画像データ記憶手段の記憶領域を有効に利用することができる。すなわち、大きな背景画像データを画像データ記憶手段の記憶領域に記憶する場合には、連続した大きな記憶領域が必要となるが、分割された画像データを記憶する場合には、連続した記憶領域は小さくてよいので、画像データ記憶手段の記憶領域を有効に利用することができる。
また、例えば、画像生成手段が画像データ記憶手段に記憶された背景画像データを複数の部分に分割して取り込むことで、分割背景画像を生成させるようにすれば、画像生成手段は、表示バッファに確保する記憶領域を小さくすることができる。具体的に、画像生成手段は、生成する画像の解像度に応じた記憶領域を表示バッファに確保し、確保した記憶領域に生成した画像を仮想的に描画する。例えば、画像生成手段は、ウィンドウ表示画像の解像度に応じた記憶領域を表示バッファに確保した場合には、確保した記憶領域にウィンドウ表示画像より大きい解像度の背景画像を仮想的に描画することはできない。しかしながら、画像生成手段は、確保した記憶領域に応じて背景画像データを複数の部分に分割して取り込むことで分割背景画像を生成すれば、確保した記憶領域に分割背景画像を仮想的に描画することができる。したがって、画像生成手段は、表示バッファに確保する記憶領域を小さくすることができ、表示バッファの記憶領域を有効に利用することができる。
本発明では、前記表示制御部は、前記画像生成手段により前記背景画像が転送されている場合に、前記描画用記憶部に記憶された画像の出力を前記解像度調整手段に停止させることが好ましい。
このような構成によれば、表示制御部は、背景画像転送部により背景画像が転送されている場合に、描画用記憶部に記憶された画像の出力を解像度調整手段に停止させるので、表示手段は、乱れた画像を表示することなく、正常な画像のみを表示することができる。
このような構成によれば、表示制御部は、背景画像転送部により背景画像が転送されている場合に、描画用記憶部に記憶された画像の出力を解像度調整手段に停止させるので、表示手段は、乱れた画像を表示することなく、正常な画像のみを表示することができる。
本発明の遊技機は、前述した画像表示装置を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、前述した画像表示装置と同様の作用効果を奏することができる。
このような構成によれば、前述した画像表示装置と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の画像表示方法は、画像を表示する表示手段と、表示用の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データに基づく画像を生成する画像生成手段と、前記画像生成手段にて生成される画像を仮想的に描画して記憶する描画用記憶部とを有し、当該描画用記憶部に記憶された画像の解像度を調整して前記表示手段に出力する解像度調整手段と、前記画像生成手段および前記解像度調整手段を制御する制御手段とを備える画像表示装置に用いられる画像表示方法であって、前記制御手段が、前記表示手段における表示領域に背景画像を表示するための背景画像データに基づく背景画像を生成させるとともに、当該背景画像を前記解像度調整手段に転送させる背景画像転送ステップと、前記表示領域の一部分に画像をウィンドウ表示するためのウィンドウ表示画像データに基づくウィンドウ表示画像を生成させるとともに、当該ウィンドウ表示画像を前記解像度調整手段に転送させるウィンドウ表示画像転送ステップと、前記解像度調整手段による前記描画用記憶部に記憶された画像の出力を制御する表示制御ステップとを実行することを特徴とする。
このような構成によれば、前述した画像表示装置と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の画像表示プログラムは、画像を表示する表示手段と、表示用の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データに基づく画像を生成する画像生成手段と、前記画像生成手段にて生成される画像を仮想的に描画して記憶する描画用記憶部とを有し、当該描画用記憶部に記憶された画像の解像度を調整して前記表示手段に出力する解像度調整手段と、前記画像生成手段および前記解像度調整手段を制御する制御手段とを備える画像表示装置に用いられる画像表示プログラムであって、前記表示手段における表示領域に背景画像を表示するために背景画像データに基づく背景画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該背景画像を前記解像度調整手段に転送させる背景画像転送ステップと、前記表示領域の一部分に画像をウィンドウ表示するためにウィンドウ表示画像データに基づくウィンドウ表示画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該ウィンドウ表示画像を前記解像度調整手段に転送させるウィンドウ表示画像転送ステップと、前記解像度調整手段による前記描画用記憶部に記憶された画像の出力を制御する表示制御ステップとを前記制御手段に実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、前述した画像表示プログラムがコンピュータに読取可能に記録されていることを特徴とする。
このような構成によれば、前述した画像表示装置と同様の作用効果を奏することができる。
このような構成によれば、前述した画像表示装置と同様の作用効果を奏することができる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔パチンコ機の概略構成〕
図1は、パチンコ機1の概略構成を示すブロック図である。
遊技機としてのパチンコ機1は、遊技者の操作により遊技球を遊技盤上に打ち出し、打ち出された遊技球が遊技盤に設けられた入賞口に入賞した場合に、所定数の遊技球を払い出すものである。このパチンコ機1は、図1に示すように、遊技機構2と、主制御装置3と、画像表示装置4を備える。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔パチンコ機の概略構成〕
図1は、パチンコ機1の概略構成を示すブロック図である。
遊技機としてのパチンコ機1は、遊技者の操作により遊技球を遊技盤上に打ち出し、打ち出された遊技球が遊技盤に設けられた入賞口に入賞した場合に、所定数の遊技球を払い出すものである。このパチンコ機1は、図1に示すように、遊技機構2と、主制御装置3と、画像表示装置4を備える。
遊技機構2は、遊技盤21と、球打ち出し機構22と、払出装置23とを備える。
遊技盤21は、図示は省略するが、遊技面(遊技者側の面)に遊技球を導く複数の釘および風車等が配設されるとともに、遊技球が入賞すると主制御装置3に抽選処理を実行させるスタートチャッカー211や、主制御装置3の抽選処理に当選した場合に開放される大入賞口(アタッカー)212等の入賞口が所定位置に設けられている。なお、遊技面には開口が形成され、この開口から画像表示装置4を構成する後述の表示手段41における表示領域が露出している。
遊技盤21は、図示は省略するが、遊技面(遊技者側の面)に遊技球を導く複数の釘および風車等が配設されるとともに、遊技球が入賞すると主制御装置3に抽選処理を実行させるスタートチャッカー211や、主制御装置3の抽選処理に当選した場合に開放される大入賞口(アタッカー)212等の入賞口が所定位置に設けられている。なお、遊技面には開口が形成され、この開口から画像表示装置4を構成する後述の表示手段41における表示領域が露出している。
球打ち出し機構22は、遊技盤21上に遊技球を打ち出すものであり、例えば、回動操作可能なハンドルと、このハンドルの回動角度に応じた力で遊技盤21上に遊技球を打ち出すモータ等で構成される。
払出装置23は、スタートチャッカー211や、大入賞口212等の入賞口に遊技球が入賞した際に所定数の遊技球を払い出す。
払出装置23は、スタートチャッカー211や、大入賞口212等の入賞口に遊技球が入賞した際に所定数の遊技球を払い出す。
主制御装置3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等を含んで構成され、前述した抽選処理を実施する他、パチンコ機1全体を制御する。また、主制御装置3は、抽選処理の結果に応じた制御コマンドを画像表示装置4に出力し、画像表示装置4に抽選処理の結果に応じた演出パターンのアニメーション等を表示させる。この際、所定の制御コマンドを画像表示装置4に出力することで、演出パターンのアニメーション等の表示をウィンドウ表示画像とし、このウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示する画像表示処理を実施させることができる。なお、画像表示処理については後に詳述する。
画像表示装置4は、主制御装置3からの制御コマンドに応じて、所定の演出パターンのアニメーション等を表示するものであり、表示手段41と、CGROM42と、GPU43と、表示バッファ44と、スケーラ45と、フレームバッファ46と、制御手段47とを備える。
表示手段41は、液晶パネルおよびバックライトを備えて構成され、スケーラ45から出力される画像信号に基づく画像を所定の表示領域に表示する。また、表示手段41における表示領域は、遊技盤21の遊技面における開口から露出しているので、パチンコ機1の遊技者は、表示手段41における表示領域に表示される画像を遊技盤21の開口を介して見ることができる。なお、本実施形態では、表示手段41における表示領域の解像度は、1280×960(水平1280ピクセル×垂直960ライン)とする。
また、表示手段41は、液晶パネルおよびバックライトを備える構成に限らず、例えば、有機EL(Electro Luminescence)素子等を備える構成を採用してもよい。
表示手段41は、液晶パネルおよびバックライトを備えて構成され、スケーラ45から出力される画像信号に基づく画像を所定の表示領域に表示する。また、表示手段41における表示領域は、遊技盤21の遊技面における開口から露出しているので、パチンコ機1の遊技者は、表示手段41における表示領域に表示される画像を遊技盤21の開口を介して見ることができる。なお、本実施形態では、表示手段41における表示領域の解像度は、1280×960(水平1280ピクセル×垂直960ライン)とする。
また、表示手段41は、液晶パネルおよびバックライトを備える構成に限らず、例えば、有機EL(Electro Luminescence)素子等を備える構成を採用してもよい。
画像データ記憶手段としてのCGROM42は、表示用の画像データを記憶するものであり、表示手段41における表示領域全体の解像度と同じ解像度の全体背景画像を表示するための全体背景画像データと、表示手段41における表示領域の一部分に画像をウィンドウ表示するためのウィンドウ表示画像データとが記憶されている。なお、ウィンドウ表示画像データは、例えば、文字や絵柄等のキャラクタ画像データや、これらのキャラクタ画像データと合成する静止画像データ等から構成されている。
画像形成手段としてのGPU43は、CGROM42に記憶された画像データに基づく画像を生成し、生成した画像に基づく画像信号をスケーラ45に出力する。具体的に、GPU43は、制御手段47による制御の下、CGROM42に記憶された画像データに基づいて1フレーム分の画像を生成し、生成した画像を表示バッファ44に仮想的に描画することで記憶させる。表示バッファ44は、GPU43にて生成された画像を仮想的に記憶するものであり、GPU43は、この表示バッファ44に記憶された画像に基づく画像信号をスケーラ45に出力する。
また、GPU43は、図示しない水晶振動子を備え、この水晶振動子の出力に基づくドットクロックに応じて画像信号を出力する。なお、本実施形態では、GPU43のドットクロックは略37MHzとする。そして、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、このドットクロックと、画像信号の水平周期および垂直周期とにより定まる。
また、GPU43は、図示しない水晶振動子を備え、この水晶振動子の出力に基づくドットクロックに応じて画像信号を出力する。なお、本実施形態では、GPU43のドットクロックは略37MHzとする。そして、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、このドットクロックと、画像信号の水平周期および垂直周期とにより定まる。
ここで、水平周期は、水平方向の画素1ライン分の画像データに基づく画像信号の出力期間と、画像を描画する際に同期をとるための水平同期信号などが含まれる水平ブランキング期間とを加算した周期であり、ピクセル数を単位として表したものである。すなわち、水平周期のピクセル数には、水平ブランキング期間に相当するピクセル数が含まれるので、画像信号に係る画像における水平方向のピクセル数よりも大きく設定する必要がある。
また、垂直周期は、垂直方向の画素1フレーム分の画像データに基づく画像信号の出力期間と、画像を描画する際に同期をとるための垂直同期信号などが含まれる垂直ブランキング期間とを加算した周期であり、ライン数を単位として表したものである。すなわち、垂直周期のライン数には、垂直ブランキング期間に相当するライン数が含まれるので、画像信号に係る画像における垂直方向のライン数よりも大きく設定する必要がある。
なお、GPU43における水平周期、垂直周期、および画像の解像度は、後述する制御手段47により設定される。
また、垂直周期は、垂直方向の画素1フレーム分の画像データに基づく画像信号の出力期間と、画像を描画する際に同期をとるための垂直同期信号などが含まれる垂直ブランキング期間とを加算した周期であり、ライン数を単位として表したものである。すなわち、垂直周期のライン数には、垂直ブランキング期間に相当するライン数が含まれるので、画像信号に係る画像における垂直方向のライン数よりも大きく設定する必要がある。
なお、GPU43における水平周期、垂直周期、および画像の解像度は、後述する制御手段47により設定される。
例えば、水平周期を998ピクセル、垂直周期を618ラインとして指定すると、GPU43のドットクロックは、略37MHzであるので、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、略60Hzとなる。この場合には、GPU43にて生成される画像の解像度を800×600に指定することができる。
一方、水平周期を1408ピクセル、垂直周期を989ラインとして指定すると、GP43のドットクロックは、略37MHzであるので、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、略26.7Hzとなる。この場合には、GPU43にて生成される画像の解像度を1280×960に指定することができる。
すなわち、GPU43のドットクロックが同じ場合には、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、GPU43にて生成される画像の解像度が大きくなるに従って遅くなる。
一方、水平周期を1408ピクセル、垂直周期を989ラインとして指定すると、GP43のドットクロックは、略37MHzであるので、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、略26.7Hzとなる。この場合には、GPU43にて生成される画像の解像度を1280×960に指定することができる。
すなわち、GPU43のドットクロックが同じ場合には、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、GPU43にて生成される画像の解像度が大きくなるに従って遅くなる。
解像度調整手段としてのスケーラ45は、入力される画像信号に係る画像の解像度を調整して表示手段41に出力する。具体的に、スケーラ45は、制御手段47による制御の下、GPU43から出力される画像信号に係る画像をフレームバッファ46に仮想的に描画することで記憶させる。すなわち、描画用記憶部としてのフレームバッファ46は、GPU43にて生成される画像を仮想的に描画して記憶する。そして、スケーラ45は、フレームバッファ46に記憶された画像の解像度を調整し、解像度の調整された画像に基づく画像信号を生成して表示手段41に出力する。
また、スケーラ45は、GPU43と同様に、図示しない水晶振動子を備え、この水晶振動子の出力に基づくドットクロックに応じて画像信号を出力する。なお、本実施形態では、スケーラ45のドットクロックは略83.25MHzとする。そして、スケーラ45から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、このドットクロックと、画像信号の水平周期および垂直周期とにより定まる。
また、スケーラ45は、GPU43と同様に、図示しない水晶振動子を備え、この水晶振動子の出力に基づくドットクロックに応じて画像信号を出力する。なお、本実施形態では、スケーラ45のドットクロックは略83.25MHzとする。そして、スケーラ45から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、このドットクロックと、画像信号の水平周期および垂直周期とにより定まる。
例えば、前述したように、GPU43から出力される画像信号の水平周期を998ピクセル、垂直周期を618ラインとして指定し、画像の解像度を800×600に指定すると、スケーラ45は、GPU43のドットクロックと、GPU43から出力される画像信号に含まれる水平同期信号および垂直同期信号とに同期して解像度が800×600の画像をフレームバッファ46に仮想的に描画することで記憶させる。そして、フレームバッファ46に記憶された画像の解像度を、表示手段41における表示領域の解像度と同じ解像度、すなわち、1280×960の解像度に調整し、解像度の調整された画像に基づく画像信号を生成して表示手段41に出力する。
ここで、例えば、水平周期を1408ピクセル、垂直周期を989ラインとして指定すると、スケーラ45にて出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、略60Hzとなる。この場合には、スケーラ45にて調整される画像の解像度を、表示手段41における表示領域の解像度と同じ1280×960に指定することができる。
なお、スケーラ45における水平周期、垂直周期、および画像の解像度は、後述する制御手段47により設定される。本実施形態では、制御手段47は、前述のようにスケーラ45から出力される画像信号の水平周期を1408ピクセル、垂直周期を989ラインとして指定し、スケーラ45にて調整される画像の解像度を1280×960に指定する。
なお、スケーラ45における水平周期、垂直周期、および画像の解像度は、後述する制御手段47により設定される。本実施形態では、制御手段47は、前述のようにスケーラ45から出力される画像信号の水平周期を1408ピクセル、垂直周期を989ラインとして指定し、スケーラ45にて調整される画像の解像度を1280×960に指定する。
制御手段47は、図示しないCPUや、メモリ等を含んで構成され、GPU43およびスケーラ45を制御する他、画像表示装置4全体を制御するものであり、背景画像転送部471と、ウィンドウ表示画像転送部472と、表示制御部473とを備える。なお、メモリには、画像表示装置4に、後述する画像表示処理を実行させる画像表示プログラムが記憶されている。
背景画像転送部471は、CGROM42に記憶された全体背景画像データに基づく全体背景画像をGPU43に生成させるとともに、この全体背景画像をスケーラ45に転送させる。具体的に、背景画像転送部471は、GPU43から出力される画像信号の水平周期を1408ピクセル、垂直周期を989ラインとして指定し、GPU43にて生成される画像の解像度を1280×960に指定する。そして、背景画像転送部471は、GPU43に、表示手段41における表示領域全体の解像度である1280×960と同じ解像度の全体背景画像を生成させるとともに、この全体背景画像をスケーラ45に転送させる。すなわち、背景画像転送部471は、GPU43に、表示手段41における表示領域全体の解像度に応じた解像度の全体背景画像を生成させる。なお、この場合において、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、前述したように略26.7Hzとなる。
ウィンドウ表示画像転送部472は、CGROM42に記憶されたウィンドウ表示画像データに基づくウィンドウ表示画像をGPU43に生成させるとともに、このウィンドウ表示画像をスケーラ45に転送させる。具体的に、ウィンドウ表示画像転送部472は、GPU43から出力される画像信号の水平周期を998ピクセル、垂直周期を618ラインとして指定し、GPU43にて生成される画像の解像度を800×600に指定する。そして、ウィンドウ表示画像転送部472は、表示手段41における表示領域の解像度である1280×960よりも小さい800×600の解像度のウィンドウ表示画像をGPU43に生成させるとともに、生成されたウィンドウ表示画像をスケーラ45に転送させる。なお、この場合において、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、前述したように略60Hzとなる。
表示制御部473は、スケーラ45によるフレームバッファ46に記憶された画像の出力を制御する。
具体的に、背景画像転送部471による制御の下、GPU43からスケーラ45に全体背景画像が転送されている場合には、表示制御部473は、スケーラ45に、フレームバッファ46に記憶された画像の出力を停止させる。この場合には、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、前述したように略26.7Hzであり、スケーラ45から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、前述したように60Hzであり、GPU43およびスケーラ45から出力される画像のリフレッシュレートが異なるので、スケーラ45は、表示手段41に正常な画像信号を出力することができないからである。なお、表示手段41は、スケーラ45から出力される正常でない画像信号に基づく画像を表示領域に表示する場合には、乱れた画像を表示することとなる。
具体的に、背景画像転送部471による制御の下、GPU43からスケーラ45に全体背景画像が転送されている場合には、表示制御部473は、スケーラ45に、フレームバッファ46に記憶された画像の出力を停止させる。この場合には、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、前述したように略26.7Hzであり、スケーラ45から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、前述したように60Hzであり、GPU43およびスケーラ45から出力される画像のリフレッシュレートが異なるので、スケーラ45は、表示手段41に正常な画像信号を出力することができないからである。なお、表示手段41は、スケーラ45から出力される正常でない画像信号に基づく画像を表示領域に表示する場合には、乱れた画像を表示することとなる。
また、ウィンドウ表示画像転送部472による制御の下、GPU43からスケーラ45にウィンドウ表示画像が転送されている場合には、表示制御部473は、フレームバッファ46に記憶された画像の出力をスケーラ45に開始させる。この場合には、GPU43から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは、前述したようにスケーラ45から出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートと同じ略60Hzであり、GPU43およびスケーラ45から出力される画像のリフレッシュレートが同じであるので、スケーラ45は、表示手段41に正常な画像信号を出力することができるからである。
そして、表示制御部473による制御の下、スケーラ45から表示手段41に画像信号が出力されると、表示手段41は、スケーラ45から出力される画像信号に基づく画像を所定の表示領域に表示する。
そして、表示制御部473による制御の下、スケーラ45から表示手段41に画像信号が出力されると、表示手段41は、スケーラ45から出力される画像信号に基づく画像を所定の表示領域に表示する。
次に、パチンコ機1の画像表示装置4による画像表示方法について図2および図3を参照して説明する。図2は、画像表示装置4による画像表示処理を示すフローチャートである。図3は、フレームバッファ46に仮想的に描画される画像を示す図である。
画像表示装置4は、主制御装置3から出力された所定の制御コマンドが入力されると、制御手段47のメモリ(図示略)に記憶された画像表示プログラムに従って、演出パターンのアニメーション等の表示をウィンドウ表示画像とし、このウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示する画像表示処理を実行する。
画像表示装置4は、主制御装置3から出力された所定の制御コマンドが入力されると、制御手段47のメモリ(図示略)に記憶された画像表示プログラムに従って、演出パターンのアニメーション等の表示をウィンドウ表示画像とし、このウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示する画像表示処理を実行する。
画像表示処理が実行されると、まず、表示制御部473は、スケーラ45に、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号の出力を停止させる(ステップS1)。
スケーラ45による画像の出力が停止されると、背景画像転送部471は、GPU43から出力される画像信号の水平周期を1408ピクセル、垂直周期を989ラインとして指定し、GPU43にて生成される画像の解像度を1280×960に指定する(ステップS2)。
次に、背景画像転送部471は、GPU43に、CGROM42に記憶された全体背景画像データに基づいて、表示手段41における表示領域の解像度である1280×960と同じ解像度の全体背景画像B1を生成させるとともに、この全体背景画像B1をスケーラ45に転送させる(ステップS3)。
スケーラ45による画像の出力が停止されると、背景画像転送部471は、GPU43から出力される画像信号の水平周期を1408ピクセル、垂直周期を989ラインとして指定し、GPU43にて生成される画像の解像度を1280×960に指定する(ステップS2)。
次に、背景画像転送部471は、GPU43に、CGROM42に記憶された全体背景画像データに基づいて、表示手段41における表示領域の解像度である1280×960と同じ解像度の全体背景画像B1を生成させるとともに、この全体背景画像B1をスケーラ45に転送させる(ステップS3)。
GPU43から全体背景画像B1が転送されると、スケーラ45は、この全体背景画像B1を、図3(A)に示すように、GPU43のドットクロックと、GPU43から出力される画像信号に含まれる水平同期信号および垂直同期信号に同期してフレームバッファ46に仮想的に描画することで記憶させる(ステップS4)。
フレームバッファ46に全体背景画像B1が記憶されると、ウィンドウ表示画像転送部472は、GPU43から出力される画像信号の水平周期を998ピクセル、垂直周期を618ラインとして指定し、GPU43にて生成される画像の解像度を800×600に指定する(ステップS5)。
次に、ウィンドウ表示画像転送部472は、GPU43に、CGROM42に記憶されたウィンドウ表示画像データに基づいて、表示手段41における表示領域の解像度である1280×960よりも小さい800×600の解像度のウィンドウ表示画像W1を生成させるとともに、このウィンドウ表示画像W1をスケーラ45に転送させる(ステップS6)。
フレームバッファ46に全体背景画像B1が記憶されると、ウィンドウ表示画像転送部472は、GPU43から出力される画像信号の水平周期を998ピクセル、垂直周期を618ラインとして指定し、GPU43にて生成される画像の解像度を800×600に指定する(ステップS5)。
次に、ウィンドウ表示画像転送部472は、GPU43に、CGROM42に記憶されたウィンドウ表示画像データに基づいて、表示手段41における表示領域の解像度である1280×960よりも小さい800×600の解像度のウィンドウ表示画像W1を生成させるとともに、このウィンドウ表示画像W1をスケーラ45に転送させる(ステップS6)。
GPU43からウィンドウ表示画像W1が転送されると、スケーラ45は、このウィンドウ表示画像W1を、GPU43のドットクロックと、GPU43から出力される画像信号に含まれる水平同期信号および垂直同期信号とに同期してフレームバッファ46に仮想的に描画することで記憶させる(ステップS7)。なお、この際、ウィンドウ表示画像W1は、フレームバッファ46に記憶されている全体背景画像B1における所定位置に上書きされる。すなわち、全体背景画像B1およびウィンドウ表示画像W1は、図3(B)に示すように、合成されてフレームバッファ46に記憶される。
フレームバッファ46にウィンドウ表示画像W1が記憶されると、表示制御部473は、スケーラ45に、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号の出力を開始させる(ステップS8)。この際、フレームバッファ46に記憶された全体背景画像B1およびウィンドウ表示画像W1の合成画像の解像度は1280×960であり、表示手段41における表示領域の解像度と同じであるので、スケーラ45は、解像度の調整をすることなく、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号を出力する。
フレームバッファ46にウィンドウ表示画像W1が記憶されると、表示制御部473は、スケーラ45に、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号の出力を開始させる(ステップS8)。この際、フレームバッファ46に記憶された全体背景画像B1およびウィンドウ表示画像W1の合成画像の解像度は1280×960であり、表示手段41における表示領域の解像度と同じであるので、スケーラ45は、解像度の調整をすることなく、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号を出力する。
そして、スケーラ45により1フレーム分の画像データに基づく画像信号が出力されると、制御手段47は、ウィンドウ表示画像W1の更新をするか否かを判定する(ステップS9)。ウィンドウ表示画像W1の更新をすると判定されると(ステップS9:Y)、制御手段47は、再度、ステップS6〜S9を実行する。
一方、ウィンドウ表示画像W1の更新をしないと判定されると(ステップS9:N)、制御手段47は、全体背景画像B1の更新をするか否かを判定する(ステップS10)。全体背景画像B1の更新をすると判定されると(ステップS10:Y)、制御手段47は、再度、ステップS1〜S10を実行する。そして、全体背景画像B1の更新をしないと判定されると(ステップS10:N)、制御手段47は、画像表示処理を終了する。
以上のようなステップS1〜S10により、画像表示装置4は、演出パターンのアニメーション等の表示をウィンドウ表示画像W1とし、このウィンドウ表示画像W1の外周に任意の全体背景画像B1を表示することができる。
一方、ウィンドウ表示画像W1の更新をしないと判定されると(ステップS9:N)、制御手段47は、全体背景画像B1の更新をするか否かを判定する(ステップS10)。全体背景画像B1の更新をすると判定されると(ステップS10:Y)、制御手段47は、再度、ステップS1〜S10を実行する。そして、全体背景画像B1の更新をしないと判定されると(ステップS10:N)、制御手段47は、画像表示処理を終了する。
以上のようなステップS1〜S10により、画像表示装置4は、演出パターンのアニメーション等の表示をウィンドウ表示画像W1とし、このウィンドウ表示画像W1の外周に任意の全体背景画像B1を表示することができる。
本実施形態に係るパチンコ機1によれば、次のような効果がある。
(1)制御手段47は、背景画像転送部471と、ウィンドウ表示画像転送部472と、表示制御部473とを備えるので、全体背景画像B1に基づく画像信号と、ウィンドウ表示画像W1に基づく画像信号とを時間的に分割して別々にスケーラ45に転送することができる。したがって、画像表示装置4は、1つのGPU43および1系統の入力を有するスケーラ45を備えた安価な構成でウィンドウ表示画像W1の外周に任意の全体背景画像B1を表示することができる。
(1)制御手段47は、背景画像転送部471と、ウィンドウ表示画像転送部472と、表示制御部473とを備えるので、全体背景画像B1に基づく画像信号と、ウィンドウ表示画像W1に基づく画像信号とを時間的に分割して別々にスケーラ45に転送することができる。したがって、画像表示装置4は、1つのGPU43および1系統の入力を有するスケーラ45を備えた安価な構成でウィンドウ表示画像W1の外周に任意の全体背景画像B1を表示することができる。
(2)背景画像転送部471は、表示手段41における表示領域全体の解像度に応じた解像度の全体背景画像B1をGPU43に生成させるので、スケーラ45に、生成した全体背景画像を一括して転送させることができる。そして、表示制御部473は、背景画像転送部471により全体背景画像B1が転送されている場合に、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号の出力をスケーラ45に停止させるので、表示手段41は、乱れた画像を表示することなく、正常な画像のみを表示することができる。
(3)フレームバッファ46に同一の画像が長時間記憶されていると、静電ノイズなどの影響により、記憶されている画像に係るデータが壊れてしまう恐れがあるため、フレームバッファ46に記憶された画像は、所定時間ごとに更新されることが望ましい。本実施形態によれば、制御手段47は、ステップS10を実行するので、所定時間ごとにフレームバッファ46に記憶された画像を更新することができる。
(3)フレームバッファ46に同一の画像が長時間記憶されていると、静電ノイズなどの影響により、記憶されている画像に係るデータが壊れてしまう恐れがあるため、フレームバッファ46に記憶された画像は、所定時間ごとに更新されることが望ましい。本実施形態によれば、制御手段47は、ステップS10を実行するので、所定時間ごとにフレームバッファ46に記憶された画像を更新することができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態に係るパチンコ機1Aについて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4は、パチンコ機1Aの概略構成を示すブロック図である。
前記第1実施形態に係るパチンコ機1を構成する画像表示装置4は、背景画像転送部471を備え、背景画像転送部471は、CGROM42に記憶された全体背景画像データに基づいて、表示手段41における表示領域の解像度と同じ解像度の全体背景画像B1をGPU43に生成させるとともに、この全体背景画像B1をスケーラ45に転送させていた。これに対して、本実施形態に係るパチンコ機1Aを構成する画像表示装置4Aは、図4に示すように、背景画像分割転送部474を備え、背景画像分割転送部474は、GPU43Aに、CGROM42Aに記憶された分割背景画像データに基づいて、全体背景画像B1が複数の部分に分割された分割背景画像を生成させるとともに、この分割背景画像をスケーラ45Aに順次転送させている点で異なる。
本発明の第2実施形態に係るパチンコ機1Aについて説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4は、パチンコ機1Aの概略構成を示すブロック図である。
前記第1実施形態に係るパチンコ機1を構成する画像表示装置4は、背景画像転送部471を備え、背景画像転送部471は、CGROM42に記憶された全体背景画像データに基づいて、表示手段41における表示領域の解像度と同じ解像度の全体背景画像B1をGPU43に生成させるとともに、この全体背景画像B1をスケーラ45に転送させていた。これに対して、本実施形態に係るパチンコ機1Aを構成する画像表示装置4Aは、図4に示すように、背景画像分割転送部474を備え、背景画像分割転送部474は、GPU43Aに、CGROM42Aに記憶された分割背景画像データに基づいて、全体背景画像B1が複数の部分に分割された分割背景画像を生成させるとともに、この分割背景画像をスケーラ45Aに順次転送させている点で異なる。
CGROM42Aには、表示手段41における表示領域全体の解像度と同じ解像度の全体背景画像を表示するための全体背景画像データを4分割した分割背景画像データと、表示手段41における表示領域の一部分に画像をウィンドウ表示するためのウィンドウ表示画像データとが記憶されている。すなわち、分割背景画像データは、表示手段41における表示領域の解像度である1280×960の背景画像データを4分割した640×480の解像度の画像データである。
背景画像分割転送部474は、CGROM42Aに記憶された分割背景画像データに基づく分割背景画像をGPU43Aに生成させるとともに、この分割背景画像をスケーラ45Aに順次転送させる。具体的に、背景画像分割転送部474は、GPU43Aから出力される画像信号の水平周期を1236ピクセル、垂直周期を498ラインとして指定し、GPU43Aにて生成される画像の解像度を640×480に指定する。そして、背景画像分割転送部474は、GPU43に、表示手段41における表示領域の解像度である1280×960の全体背景画像を4分割した640×480の解像度の分割背景画像を生成させるとともに、これらの分割背景画像をスケーラ45Aに順次転送させる。なお、この場合において、GPU43Aから出力される画像信号に係る画像のリフレッシュレートは略60Hzとなる。
スケーラ45Aは、入力される画像信号に係る画像の解像度を調整して表示手段41に出力する。具体的に、GPU43Aから全体背景画像B1を4分割した分割背景画像が順次転送されるので、スケーラ45Aは、これらの分割背景画像を順次フレームバッファ46に仮想的に描画することで記憶させる。この際、640×480の解像度の分割背景画像は、フレームバッファ46上で合成される。すなわち、スケーラ45Aは、4分割される前の1280×960の全体背景画像B1をフレームバッファ46に仮想的に描画することで記憶させる。そして、スケーラ45Aは、フレームバッファ46に記憶された画像の解像度を調整し、解像度の調整された画像に基づく画像信号を生成して表示手段41に出力する。
次に、パチンコ機1Aの画像表示装置4Aによる画像表示方法について図5および図6を参照して説明する。図5は、画像表示装置4Aによる画像表示処理を示すフローチャートである。図6は、フレームバッファ46に仮想的に描画される画像を示す図である。
画像表示装置4Aは、主制御装置3から出力された所定の制御コマンドが入力されると、演出パターンのアニメーション等の表示をウィンドウ表示画像とし、このウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示する画像表示処理を実行する。
画像表示処理が実行されると、まず、表示制御部473は、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号の出力をスケーラ45Aに停止させる(ステップS1)。
画像表示装置4Aは、主制御装置3から出力された所定の制御コマンドが入力されると、演出パターンのアニメーション等の表示をウィンドウ表示画像とし、このウィンドウ表示画像の外周に任意の背景画像を表示する画像表示処理を実行する。
画像表示処理が実行されると、まず、表示制御部473は、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号の出力をスケーラ45Aに停止させる(ステップS1)。
スケーラ45Aによる画像の出力が停止されると、背景画像分割転送部474は、GPU43Aから出力される画像信号の水平周期を1236ピクセル、垂直周期を498ラインとして指定し、GPU43Aにて生成される画像の解像度を640×480に指定する(ステップS22)。
次に、背景画像分割転送部474は、GPU43Aに、CGROM42Aに記憶された分割背景画像データに基づく分割背景画像B21〜B24を生成させるとともに、これらの分割背景画像B21〜B24をスケーラ45Aに順次転送させる(ステップS23)。
次に、背景画像分割転送部474は、GPU43Aに、CGROM42Aに記憶された分割背景画像データに基づく分割背景画像B21〜B24を生成させるとともに、これらの分割背景画像B21〜B24をスケーラ45Aに順次転送させる(ステップS23)。
GPU43Aから分割背景画像B21〜B24が転送されると、スケーラ45Aは、これらの分割背景画像B21〜B24を、GPU43Aのドットクロックと、GPU43Aから出力される画像信号に含まれる水平同期信号および垂直同期信号とに同期してフレームバッファ46に仮想的に描画することで記憶させる(ステップS24)。この際、図6(A)〜(D)に示すように、640×480の解像度の分割背景画像B21〜B24は、フレームバッファ46上で順次合成される。
具体的に、まず、背景画像分割転送部474は、GPU43Aに、CGROM42Aに記憶された全体背景画像B1の左上に位置する分割背景画像データに基づく左上分割背景画像B21を生成させるとともに、この左上分割背景画像B21をスケーラ45Aに転送させる。そして、スケーラ45Aは、この左上分割背景画像B21を、フレームバッファ46における左上位置に仮想的に描画することで記憶させる(図6(A))。
具体的に、まず、背景画像分割転送部474は、GPU43Aに、CGROM42Aに記憶された全体背景画像B1の左上に位置する分割背景画像データに基づく左上分割背景画像B21を生成させるとともに、この左上分割背景画像B21をスケーラ45Aに転送させる。そして、スケーラ45Aは、この左上分割背景画像B21を、フレームバッファ46における左上位置に仮想的に描画することで記憶させる(図6(A))。
次に、背景画像分割転送部474は、GPU43Aに、CGROM42Aに記憶された全体背景画像B1の右上に位置する分割背景画像データに基づく右上分割背景画像B22を生成させるとともに、この右上分割背景画像B22をスケーラ45Aに転送させる。そして、スケーラ45Aは、この右上分割背景画像B22を、フレームバッファ46における右上位置に仮想的に描画することで記憶させる(図6(B))。
そして、背景画像分割転送部474は、左下分割背景画像B23および右下分割背景画像B24をスケーラ45Aに順次転送させ、スケーラ45Aは、この左下分割背景画像B23および右下分割背景画像B24を、フレームバッファ46における左下位置および右下位置に仮想的に描画することで記憶させる(図6(C),図6(D))。
そして、背景画像分割転送部474は、左下分割背景画像B23および右下分割背景画像B24をスケーラ45Aに順次転送させ、スケーラ45Aは、この左下分割背景画像B23および右下分割背景画像B24を、フレームバッファ46における左下位置および右下位置に仮想的に描画することで記憶させる(図6(C),図6(D))。
フレームバッファ46に分割背景画像B21〜B24が記憶されると、前記第1実施形態と同様に、画像表示装置4はステップS5〜S9を実行する。
そして、ステップS9において、ウィンドウ表示画像W1の更新をしないと判定されると(ステップS9:N)、制御手段47は、分割背景画像B21〜B24の更新をするか否かを判定する(ステップS210)。分割背景画像B21〜B24の更新をすると判定されると(ステップS210:Y)、制御手段47は、再度、ステップS1〜S210を実行する。そして、分割背景画像B21〜B24の更新をしないと判定されると(ステップS210:N)、制御手段47Aは、画像表示処理を終了する。
そして、ステップS9において、ウィンドウ表示画像W1の更新をしないと判定されると(ステップS9:N)、制御手段47は、分割背景画像B21〜B24の更新をするか否かを判定する(ステップS210)。分割背景画像B21〜B24の更新をすると判定されると(ステップS210:Y)、制御手段47は、再度、ステップS1〜S210を実行する。そして、分割背景画像B21〜B24の更新をしないと判定されると(ステップS210:N)、制御手段47Aは、画像表示処理を終了する。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態と同様の作用、効果を得ることができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
すなわち、CGROM42Aに全体背景画像データが4分割された分割背景画像データを予め記憶させているので、分割されていない大きな背景画像データを記憶させている場合と比較して、CGROM42Aの記憶領域を有効に利用することができる。
すなわち、CGROM42Aに全体背景画像データが4分割された分割背景画像データを予め記憶させているので、分割されていない大きな背景画像データを記憶させている場合と比較して、CGROM42Aの記憶領域を有効に利用することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、フレームバッファ46に記憶された全体背景画像B1およびウィンドウ表示画像W1の合成画像の解像度は1280×960であり、表示手段41における表示領域の解像度と同じであるので、スケーラ45は、解像度の調整をすることなく、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号を出力していた。これに対して、例えば、表示手段における表示領域の解像度よりも小さい解像度の背景画像を画像生成手段に生成させて、解像度調整手段にて背景画像の解像度を拡大するように調整してもよい。なお、この場合には、ウィンドウ表示画像は、背景画像の拡大率と同じ比率で拡大される。したがって、例えば、表示手段における表示領域の解像度が1280×960であり、背景画像の解像度が1024×768である場合には、背景画像は、解像度調整手段にて1.25倍に拡大されるので、ウィンドウ表示画像の解像度を640×480とすると、表示手段の表示領域には、解像度が800×600のウィンドウ表示画像が表示される。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、フレームバッファ46に記憶された全体背景画像B1およびウィンドウ表示画像W1の合成画像の解像度は1280×960であり、表示手段41における表示領域の解像度と同じであるので、スケーラ45は、解像度の調整をすることなく、フレームバッファ46に記憶された画像に基づく画像信号を出力していた。これに対して、例えば、表示手段における表示領域の解像度よりも小さい解像度の背景画像を画像生成手段に生成させて、解像度調整手段にて背景画像の解像度を拡大するように調整してもよい。なお、この場合には、ウィンドウ表示画像は、背景画像の拡大率と同じ比率で拡大される。したがって、例えば、表示手段における表示領域の解像度が1280×960であり、背景画像の解像度が1024×768である場合には、背景画像は、解像度調整手段にて1.25倍に拡大されるので、ウィンドウ表示画像の解像度を640×480とすると、表示手段の表示領域には、解像度が800×600のウィンドウ表示画像が表示される。
前記各実施形態では、表示制御部473は、GPU43からスケーラ45に背景画像が転送されている場合に、スケーラ45,45Aに、フレームバッファ46に記憶された画像の出力を停止させていたが、例えば、解像度調整手段に単色の画像を出力させるようにしてもよい。さらには、画像生成手段により背景画像が転送される時間が短く、表示手段における表示領域に表示される画像の乱れが気にならない場合などには、表示制御部は、描画用記憶部に記憶された画像の出力を停止させなくてもよい。
前記第2実施形態では、CGROM42Aには、表示手段41における表示領域全体の解像度と同じ解像度の全体背景画像を表示するための全体背景画像データを4分割した分割背景画像データが記憶されていたが、例えば、16分割した分割背景画像データが記憶されていてもよい。要するに、背景画像データが複数の部分に分割された分割背景画像データを画像データ記憶手段に予め記憶させておけばよい。
前記第2実施形態では、CGROM42Aには、表示手段41における表示領域全体の解像度と同じ解像度の全体背景画像を表示するための全体背景画像データを4分割した分割背景画像データが記憶されていたが、例えば、16分割した分割背景画像データが記憶されていてもよい。要するに、背景画像データが複数の部分に分割された分割背景画像データを画像データ記憶手段に予め記憶させておけばよい。
前記第2実施形態では、背景画像分割転送部474は、GPU43Aに、CGROM42Aに記憶された分割背景画像データに基づく分割背景画像B21〜B24を生成させるとともに、これらの分割背景画像B21〜B24をスケーラ45Aに順次転送させていた。これに対して、例えば、画像生成手段が画像データ記憶手段に記憶された背景画像データを複数の部分に分割して取り込むことで、分割背景画像を生成させてもよい。
前記実施形態では、画像表示装置4は、パチンコ機1に用いられるとしたが、パチスロ機などの他の遊技機に用いてもよく、さらには、携帯機器や、オーディオ機器などに用いてもよい。また、液晶テレビ等の画像表示装置に本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、画像表示装置4は、パチンコ機1に用いられるとしたが、パチスロ機などの他の遊技機に用いてもよく、さらには、携帯機器や、オーディオ機器などに用いてもよい。また、液晶テレビ等の画像表示装置に本発明を適用してもよい。
本発明は、画像表示装置に利用することができ、特に、遊技機に用いられる画像表示装置に好適に利用することができる。
1,1A…パチンコ機(遊技機)、4,4A…画像表示装置、41…表示手段、42,42A…CGROM(画像データ記憶手段)、43,43A…GPU(画像生成手段)、45,45A…スケーラ(解像度調整手段)、46…フレームバッファ(描画用記憶部)、47,47A…制御手段、471…背景画像転送部、472…ウィンドウ表示画像転送部、473…表示制御部、474…背景画像分割転送部(背景画像転送部)、S23,S3…背景画像転送ステップ、S6…ウィンドウ表示画像転送ステップ、S8…表示制御ステップ。
Claims (8)
- 画像を表示する表示手段と、表示用の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データに基づく画像を生成する画像生成手段と、前記画像生成手段にて生成される画像を仮想的に描画して記憶する描画用記憶部とを有し、当該描画用記憶部に記憶された画像の解像度を調整して前記表示手段に出力する解像度調整手段と、前記画像生成手段および前記解像度調整手段を制御する制御手段とを備える画像表示装置であって、
前記画像データ記憶手段には、前記表示手段における表示領域に背景画像を表示するための背景画像データと、前記表示領域の一部分に画像をウィンドウ表示するためのウィンドウ表示画像データとが記憶され、
前記制御手段は、
前記背景画像データに基づく背景画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該背景画像を前記解像度調整手段に転送させる背景画像転送部と、
前記ウィンドウ表示画像データに基づくウィンドウ表示画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該ウィンドウ表示画像を前記解像度調整手段に転送させるウィンドウ表示画像転送部と、
前記解像度調整手段による前記描画用記憶部に記憶された画像の出力を制御する表示制御部とを備えることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記背景画像転送部は、前記表示手段における表示領域全体の解像度に応じた解像度の全体背景画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該全体背景画像を前記解像度調整手段に転送させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記背景画像転送部は、前記背景画像が分割された分割背景画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該分割背景画像を前記解像度調整手段に転送させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像表示装置において、
前記表示制御部は、前記画像生成手段により前記背景画像が転送されている場合に、前記描画用記憶部に記憶された画像の出力を前記解像度調整手段に停止させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像表示装置を備えることを特徴とする遊技機。
- 画像を表示する表示手段と、表示用の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データに基づく画像を生成する画像生成手段と、前記画像生成手段にて生成される画像を仮想的に描画して記憶する描画用記憶部とを有し、当該描画用記憶部に記憶された画像の解像度を調整して前記表示手段に出力する解像度調整手段と、前記画像生成手段および前記解像度調整手段を制御する制御手段とを備える画像表示装置に用いられる画像表示方法であって、
前記制御手段が、
前記表示手段における表示領域に背景画像を表示するための背景画像データに基づく背景画像を生成させるとともに、当該背景画像を前記解像度調整手段に転送させる背景画像転送ステップと、
前記表示領域の一部分に画像をウィンドウ表示するためのウィンドウ表示画像データに基づくウィンドウ表示画像を生成させるとともに、当該ウィンドウ表示画像を前記解像度調整手段に転送させるウィンドウ表示画像転送ステップと、
前記解像度調整手段による前記描画用記憶部に記憶された画像の出力を制御する表示制御ステップとを実行することを特徴とする画像表示方法。 - 画像を表示する表示手段と、表示用の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データに基づく画像を生成する画像生成手段と、前記画像生成手段にて生成される画像を仮想的に描画して記憶する描画用記憶部とを有し、当該描画用記憶部に記憶された画像の解像度を調整して前記表示手段に出力する解像度調整手段と、前記画像生成手段および前記解像度調整手段を制御する制御手段とを備える画像表示装置に用いられる画像表示プログラムであって、
前記表示手段における表示領域に背景画像を表示するための背景画像データに基づく背景画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該背景画像を前記解像度調整手段に転送させる背景画像転送ステップと、
前記表示領域の一部分に画像をウィンドウ表示するためのウィンドウ表示画像データに基づくウィンドウ表示画像を前記画像生成手段に生成させるとともに、当該ウィンドウ表示画像を前記解像度調整手段に転送させるウィンドウ表示画像転送ステップと、
前記解像度調整手段による前記描画用記憶部に記憶された画像の出力を制御する表示制御ステップとを前記制御手段に実行させることを特徴とする画像表示プログラム。 - 請求項7に記載の画像表示プログラムがコンピュータに読取可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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