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JP2008286528A - マイクロナイフとマイクロナイフ製造方法 - Google Patents

マイクロナイフとマイクロナイフ製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 切断位置が容易に特定できる程度に薄い厚みの切断刀を有するマイクロナイフとそのようなマイクロナイフを容易に製造することを可能にするマイクロナイフ製造方法を提供すること。
【解決手段】 切断刃がマイクロマシニングエ程によって製造された結晶性材質からなることを特徴とするもの。
又、シリコン基板の裏表より切断刃の厚さに対応するだけエッチングし、シリコン基板の掘り込まれた部分に切断刃の厚さに対応する深さの溝を形成し、溝の深さにより最終品の刃の厚みを調整し、その後、前記シリコン基板の裏面よりエッチングするようにしたもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、細胞、卵、微生物等を切断するために使用されるマイクロナイフとそのようなマイクロナイフを製造するマイクロナイフ製造方法に係り、特に、その刃厚を微細な細胞等の直径より薄くすることを容易化し、顕微鏡下の操作に際して細胞を破損させることなく切断することができるように工夫したものに関する。
生物学の分野においては、卵子の性判別を行ったり或いはクローン動物を作る研究のために、未受精卵の一部を切断したり或いは受精卵を分割することが行われている。又、医療分野においては、病原菌の特定のためにDNA・RNA等を含む蛋白質の切り出しを行うため、細胞・組織等を切断・加工することが行われている。
このような細胞の切断・加工の様子を図7に示す。図7(a)に示すように、生理食塩水等よりなるスポット103の中に細胞105が含まれており、この細胞105をナイフ101によって切断する。上記ナイフ101は金属刃を研磨した薄肉状のものである。その切断・加工の様子を図7(b)に示す。
尚、先行技術を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2等がある。
特開平11−138494号公報 特開2004−141360号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、細胞105の直径は一般的に数μmから数百μm程度である。例えば、牛等の未受精卵子の直径は120μm程度である。これに対して従来の金属を加工・研磨した金属製のナイフ101の場合には、その厚みが細胞105の径に比べ同等か或いはそれより厚くなっている。そのため、顕微鏡下で切断しようとしても細胞105の切断位置を特定することができないという問題があった。
又、細胞105に含まれる組織・核・DNA等の切り出しを行う場合、できるだけ組織・核・DNA等を破壊することがないように透明帯を切断する必要がある。その為には十分鋭角な刃先である必要があり、且つ、組織・核・DNA等を正確に分離するために透明帯の蛋白質が刃先へ付着することを防止する必要がある。しかしながら従来のナイフ101ではそのようなことは不可能であった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、切断位置が容易に特定できる程度に薄い厚みの切断刀を有するマイクロナイフとそのようなマイクロナイフを容易に製造することを可能にするマイクロナイフ製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1によるマイクロナイフは、切断刃がマイクロマシニング工程によって製造された結晶性材質からなることを特徴とするものである。
又、請求項2によるマイクロナイフは、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃と支持体は一連のマイクロマシニング工程によって一体に成形されたものであることを特徴とするものである。
又、請求項3によるマイクロナイフは、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃の刃先半径が200nm以下であることを特徴とするものである。
又、請求項4によるマイクロナイフは、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃の刃先は酸化処理により、アモルフォス化されていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるマイクロナイフは、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃が単結晶シリコン製であることを特徴とするものである。
又、請求項6によるマイクロナイフは、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、細胞や組織等の生体を切断する生体切断用であることを特徴とするものである。
又、請求項7によるマイクロナイフは、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃の刃先が結晶方位により形成されたものであることを特徴とするものである。
又、請求項8によるマイクロナイフは、シリコン基板の裏表より切断刃の厚さに対応するだけエッチングし、シリコン基板の堀り込まれた部分に切断刃の厚さに対応する深さの溝を形成し、溝の深さにより最終品の刃の厚みを調整し、その後、前記シリコン基板の裏面よりエッチングすることを特徴とするものである。
以上説明したように、本願発明の請求項1によるマイクロナイフによると、切断刃がマイクロマシニング工程によって製造された結晶性材質からなることを特徴としているので、刃厚を容易に薄くすることができ、強度のある切断刃とすることができる。また、一度に多数のマイクロナイフを得ることができる。
又、請求項2によるマイクロナイフによると、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃と支持体は一連のマイクロマシニング工程によって一体に成形されたものであるので、切断刃を支持体に固定するために特別の作業や構造物を必要としないという利点がある。
又、請求項3によるマイクロナイフによると、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃の刃先半径が200nm以下であるので、光学顕微鏡下で切断作業を行うとき、マイクロナイフの影ができず、影により作業が妨げられることがない。
又、請求項4によるマイクロナイフによると、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃の刃先は酸化処理によりアモルフォス化されているので、蛋白質の癒着を防止することができ、顕微鏡下で切断作業を行うときに、良好に操作することができる。
又、請求項5によるマイクロナイフによると、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃が単結晶シリコン製であるので、上記切断刃の刃先は酸化処理によりアモルフォス化されているので、刃先端を非常に鋭角にすることができ、細胞や組織等を容易に切断することができる。
又、請求項6によるマイクロナイフによると、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、細胞や組織等の生体を切断する生体切断用であるので、生体切断に優れた効果を発揮する。
又、請求項7によるマイクロナイフによると、請求項1記載のマイクロナイフにおいて、上記切断刃の刃先が結晶方位により形成されたものであるので、鋭利なマイクロナイフを容易に得ることができる。
又、請求項8によるマイクロナイフ製造方法によると、シリコン基板の裏表より切断刃の厚さに対応するだけエッチングし、シリコン基板の堀り込まれた部分に切断刃の厚さに対応する深さの溝を形成し、溝の深さにより最終品の刃の厚みを調整し、その後、前記シリコン基板の裏面よりエッチングし、マイクロナイフとして構成されるので、微細なマイクロナイフをシリコン基板から一度に多数枚製造することができる。
以下、図1乃至図5を参照して本発明の一実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態によるマイクロナイフ1の構成を示す斜視図である。上記マイクロナイフ1は、肉厚30μmの切断刃3と、この切断刃3を支持する厚さ220μmの支持体5とから構成されている。上記支持体5はマイクロナイフ1を保持具7(図3に示す)に取り付けるための固定部として機能するものである。
上記切断刃3は結晶性材料で構成されており、マイクロマシニングエ程により形成されたものである。又、切断刃3の材質としては、強度が大きくてマイクロマシニングエ程により加工でき、且つ、結晶性材料であれば何でもよいが、その中でも単結晶シリコンが好適である。
上記切断刃3と上記支持体5は既に説明したように一体的に形成されており、又、上記切断刃3は上記支持体5と同じ材質で構成され、支持体5より厚みが薄く形成されている。切断刃3の厚みが支持体5の厚みより薄く形成されていることにより、切断の際の使い勝手が良好なものとなっている。
尚、上記保持具7の材質は、上記支持体5と接合できるものであれば何でもよい。
次に、図2を参照して、本実施の形態によるマイクロナイフ1の製造工程を説明する。図2は図1をZ方向からみた状態を製造工程順に示した図である。図2において、符号11は酸化膜、符号13はパターンマスク、符号15は単結晶シリコン、符号16はポジ型レジストを夫々示している。
まず、図2(a)に示すように、自然酸化膜で覆われていて、直径4インチ、厚さ220μm、(100)面方位の単結晶シリコン基板15を図示しない電気炉に入れる。それによって、シリコン基板15の表面に酸化膜11を0.2〜0.7μmの範囲で成長させる。
次に、図2(b)に示すように、ポジ型レジスト16をスピンコーターによりシリコン基板15の表面に均一に塗布する
次に、図2(c)に示すように、図1の斜視図に示すようなナイフ平面形状を描いたパターンマスク13を使用し、結晶方位を合わせパターニングし、ナイフ形状周囲を所望のナイフ最終肉厚になるようTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液又はKOH(水酸化カリウム)等のアルカリ溶液によりエッチングして30μmの溝を形成する。その様子を図2(d)に示す。
次に、図2(e)に示すように、シリコン基板15を図示しない電気炉に入れて表面に再酸化膜11´を0.2〜0.7μmの範囲で成長させる。
次に、図2(f)に示すように、片面エッチングしたシリコン基板15を反転させる。次に、図2(g)に示すように、シリコン基板15の裏面にポジ型レジスト16をスピンコーターにより均一に塗布する。そして、先に使用したパターンマスク13と位置合わせされた裏面パターンマスク13´を使用してパターンニングを施す。
その後、ナイフ形状周囲をシリコン基板15が貫通するまでTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液によりエッチングしてナイフを形成する。
次に、図2(i)に示すように、シリコン基板15を図示しない電気炉に入れて表面に再酸化膜11´を1μm成長させ。そして、熱拡散による結晶のアモルファス化を促進し、刃先の緻密性を向上させる。
最後に、図2(j)に示すように、酸化膜11´を除去して刃厚30μmのマイクロナイフ1とするものである。
そして、図3に示すように、得られたマイクロナイフ1を、予め支持体5の厚みに合わせた溝加工が施された保持具7に差し込み、接着剤を用いて固定する。
次に、図3に示すように、得られたマイクロナイフ1を使用して細胞を切断・加工する。すなわち、マニュピュレーターハンド21の先に、保持具7を介してマイクロナイフ1を取り付けて家畜の胚細胞23の切断・加工を行った。上記胚細胞23はシャーレ25の中においてスポット27の中に含まれている。
上記マイクロナイフ1によって胚細胞23を切断・加工する様子を対物レンズ29を介して撮影し、それによって得られた連続写真を図面化したものを図4に示す。図4(a)〜図4(c)にかけては上記マイクロナイフ1によって胚細胞23を切断している様子が順次示されている。図4(d)は切断が完了した状態を示しているものである。直径約120μmの牛胚細胞23に対して、厚さ30μmのマクロナイフ1は、対象細胞の視認性もよく、胚細胞23の組織30を何等破損させることなく、又、蛋白質の癒着もなく、良好に切断できていることがわかる。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、マイクロナイフ1がマイクロマシニング工程によって製造された結晶性材質、その中でも特に単結晶シリコン材料から構成されているので、その刃厚を容易に薄くすることができ、強度のある切断刃とすることができる。それによって、細胞23を破損させることなく、又、蛋白質の癒着が生じることもなく、容易に切断することができるものである。
又、一度に多数のマイクロナイフ1を得ることができる。
又、上記マイクロナイフ1において、上記切断刃3と支持体5は一連のマイクロマシニング工程によって一体に成形されたものであるので、切断刃3を支持体5に固定するために特別の作業を必要としない。
又、本実施の形態によるマイクロナイフ1においては、上記切断刃3の刃先半径は200nm以下であるので、切断刃3を容易に薄くすることができる。そして、光学顕微鏡下で切断作業を行うとき、マイクロナイフ1の影ができず、影により作業が妨げられることがない。
又、本実施の形態によるマイクロナイフ1においては、切断刃3の刃先は酸化処理によりアモルフォス化されているので、酸化処理をすることにより刃先端を非常に鋭角にすることができる。
又、蛋白質の癒着を防止することができ、顕微鏡下で切断作業を行うときに、良好に操作することができる。
又、本実施の形態によるマイクロナイフ1は、切断刃3の刃先が結晶方位により形成されたものであるので、鋭利なマイクロナイフを容易に得ることができる。
又、本実施の形態の場合には、シリコン基板の裏表より切断刃の厚さに対応するだけエッチングし、シリコン基板の堀り込まれた部分に切断刃3の厚さに対応する深さの溝を形成し、溝の深さにより最終品の刃の厚みを調整し、その後、前記シリコン基板の裏面よりエッチングし、マイクロナイフを形成するようにしているので、微細なマイクロナイフ1を1枚のシリコン基板から一度に多数製造することができる。
又、前記第1の実施の形態の場合には、マイクロナイフ1を製造する段階で再酸化処理を行っている。これに対して、そのような再酸化処理を行わずにマイクロナイフ1を得ることもあり、そのようなマイクロナイフ1も本願発明の範囲である。
但し、この場合は、図5に示すように、マイクロナイフ1によって細胞23を切断しようとした場合に、切断不良により細胞23内の組織30がはみ出したり飛び出てしまうことがある。
これに対して、前記第1の実施の形態の場合のように、マイクロナイフ1を製造する段階で再酸化処理を行った場合には、そのような切断不良を確実に防止することができる。
次に、図6を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、切断刃3の形状を鋭利な三角形形状としたが、この第2の実施の形態の場合には、これを平形としたものである。このようにパターンマスクの設計により、様々な形状のマイクロナイフを容易に形成することができ、使用形態に合わせて自由度の高いマイクロナイフを得ることができる。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
したがって、この場合も前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。
尚、本発明は前記第1、第2の実施の形態に限定されるものではない。
まず、マイクロナイフの形状、大きさについてはこれを特に限定するものではない。
前記第1、第2の実施の形態の場合には、切断刃3と支持体5を一体化させた構成を例に挙げて説明したが、別体の場合も考えられる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、細胞、卵、微生物等を切断するために使用されるマイクロナイフとそのようなマイクロナイフを製造するマイクロナイフ製造方法に係り、特に、その刃厚を微細な細胞等の直径より薄くすることを容易化し、顕微鏡下の操作に際して細胞を破損させることなく切断することができるように工夫したものに関し、例えば、生物学の分野においては、卵子の性判別を行ったり、クローン動物を作るための研究に好適である。
本発明の第1の実施の形態を示すで、マイクロナイフの全体の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1をZ方向から見た状態をマイクロナイフの製造方法の工程順に示す図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、マイクロナイフを使用して胚細胞を切断する様子を示す斜視国である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、家畜の胚細胞をマイクロナイフによって切断する様子を順次写真撮影してそれを図面化した図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、再酸化処理を行っていないマイクロナイフにより切断する様子を順次写真撮影してそれを図面化した図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、マイクロナイフの全体の構成を示す斜視図である。 従来例を示す図で、図7(a)は細胞の加工を行なう前の様子を示す平面図、図7(b)は細胞の加工を行なう様子を示す平面図である。
符号の説明
1 マイクロナイフ
3 切断刃
5 支持体
7 保持具
11 酸化皮膜
11´ 再酸化皮膜
13 パターンマスク
13´ 裏面パターンマスク
15 シリコン基板
16 ポジ型レジスト
21 マニュピレータハンド
23 胚細胞
25 シャーレ
27 スポット
29 対物レンズ
30 細胞組織

Claims (8)

  1. 切断刃がマイクロマシニング工程によって製造された結晶性材質からなることを特徴とするマイクロナイフ。
  2. 請求項1記載のマイクロナイフにおいて、
    上記切断刃と支持体は一連のマイクロマシニング工程によって一体に成形されたものであることを特徴とするマイクロナイフ。
  3. 請求項1記載のマイクロナイフにおいて、
    上記切断刃の刃先半径が200nm以下であることを特徴とするマイクロナイフ。
  4. 請求項1記載のマイクロナイフにおいて、
    上記切断刃の刃先は酸化処理によりアモルフォス化されていることを特徴とするマイクロナイフ。
  5. 請求項1記載のマイクロナイフにおいて、
    上記切断刃が単結晶シリコン製であることを特徴とするマイクロナイフ。
  6. 請求項1記載のマイクロナイフにおいて、
    細胞や組織等の生体を切断する生体切断用であることを特徴とするマイクロナイフ。
  7. 請求項1記載のマイクロナイフにおいて、
    上記切断刃の刃先が結晶方位により形成されたものであることを特徴とするマイクロナイフ。
  8. シリコン基板の裏表より切断刃の厚さに対応するだけエッチングし、シリコン基板の掘り込まれた部分に切断刃の厚さに対応する深さの溝を形成し、溝の深さにより最終品の刃の厚みを調整し、その後、前記シリコン基板の裏面よりエッチングすることを特徴とするマイクロナイフの製造方法。
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