JP2008284354A - 生体インピーダンスの測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、被測定者が足電極が設けられた踏み台の如何なる部位を踏んでも、被測定者の生体インピーダンスの測定が可能になる生体インピーダンスの測定装置を提供する。
【解決手段】本発明の生体インピーダンスの測定装置は、被測定者の両足のそれぞれに接触される足電極体を互いに離隔して配する少なくとも3個の電極を備える。
【選択図】図4
【解決手段】本発明の生体インピーダンスの測定装置は、被測定者の両足のそれぞれに接触される足電極体を互いに離隔して配する少なくとも3個の電極を備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、生体インピーダンスの測定装置に係り、特に、生体インピーダンスの測定装置の足電極の構造に関するものである。
生体インピーダンスの測定(BIA:Bioelectrical Impedance Analysis)技術は、人体の水分を電気的な方法を用いて測定する技術である。人体に弱い交流電流の電気信号を送る時、電気は高伝導性の体水分に沿って流れる。水分の多少は、電気が流れる通路の広狭を決定するが、これをインピーダンス(Impedance)という測定値として表われる。
インピーダンス(Z)とは、電気が流れる時、これを妨害する力である。インピーダンスは、工学的には電気抵抗(R)とリアクタンス(Xc)のベクトル和で決定される。
導体の電気抵抗(R)は、比抵抗(ρ)と導体の長さ(L)に正比例し、断面積(A)に反比例する。
身体を構成する体成分は、体水分、タンパク質、体脂肪、無機質(骨)の4種の成分主に構成されている。これら4種の成分が体重で占める比率は、性別と個人差とはあるが、おおよそ55:20:20:5の程度である。ところで、これら成分のうち体水分量と体脂肪量とが分かれば、残りの成分を求めることができる。なぜならば、タンパク質と体水分は、筋肉を形成する主成分であって、これらは相互比例的な関係を有している。すなわち、健康な筋肉は、約73%が水になっており、残りの27%がタンパク質である。無機質は、主に骨を形成する主成分であり、骨の重さは筋肉量と密接な関係を有している。したがって、体水分量からタンパク質量と無機質量とを求めることができるので、体水分量と体脂肪量とが分かれば、体成分を成す4種の成分のすべてが分かれる。
すなわち、人体の生体インピーダンス値を求めれば、人体の水分量を求めることができ、この体水分量からタンパク質量と無機質量とを求めることができて、体水分量からタンパク質量と無機質量とを差引くと体脂肪量が求められる。したがって、人体の生体インピーダンスの測定を通じて人体の体脂肪などの臨床情報の獲得が可能となる。
図1は、人体の生体インピーダンスの測定装置の一例を示す図である。図に示されたように、人体の生体インピーダンスを測定するために、人体の右手首及び手の甲と、右足首及び足の甲とに、ECG(Electro Cardio Gram)などに使う接着式電極を付着させて、これら電極を生体インピーダンスの測定装置に連結させる。生体インピーダンスの測定装置は、手の甲と足の甲とにある電極に電流(i)を流す。電流は、右腕、胴体、右足を通過して人体を流れるようになり、このとき、生体インピーダンスの測定装置により手の甲と足の甲とにある電極の間の電圧(V)を測定する。次いで、オームの法則
図2は、人体部位別に生体インピーダンスを測定する原理を示す図であり、図3は、図2に図示した原理を適用して人体部位別に生体インピーダンスを測定可能にした生体インピーダンスの測定装置の一例を示す図である。
人体の腕、足、胴体は、その人体抵抗(生体インピーダンス)の大きさがかなり異なる。人体抵抗は、腕では250Ωぐらいで非常に大きいが、胴体では25Ωぐらいしかならない。このように、部位別の大きな生体インピーダンスの差は、図1に示されたように、腕、足、胴体の区別なしに全身のインピーダンスのみを測定する生体インピーダンスの測定装置の精度に非常に大きな影響を及ぼす。
例えば、標準の体形に比べ、1kgの筋肉成分が胴体にさらに添加される場合は、2〜3Ωの小さな抵抗値の変化を起こすが、同じ量の筋肉が腕に添加される場合は、20〜30Ωの大きな抵抗値の差をもたらす。言い換えれば、同じ量の水分や筋肉量でも人体の如何なる部位にあるかによって生体インピーダンスに及ぶ感度が大きく異なる。
図1に示されたような生体インピーダンスの測定装置の場合、手首から足首までの全身の人体抵抗(生体インピーダンス)を測定し、その人体抵抗値は、腕、胴体、足のそれぞれの生体インピーダンスの和で、約500Ωの程度であった。もし、1kgの筋肉が胴体に加わった場合、人体抵抗値は503Ωに変化するが、同じ量が腕に加わわる場合、人体抵抗値は530Ω程度に大きな変化を起こす。
健康な人体は、腕、足、胴体の大きさが比較的に比例関係を維持して、このような問題点が著しく表われないが、年を取って活動量が減ることに伴って、腕、足が衰退し、胴体が肥大する傾向が表われるが、このような現象は、従来の生体インピーダンスの測定装置の測定誤差として表われる。従って、従来の生体インピーダンスの測定装置は、患者、運動選手、胴体の肥大な人、ひどい肥満患者、老弱者、子供などのように体形が平均成人男女と異なる被測定者に対しては大きな測定誤差を表わす。
図2は、人体部位別に生体インピーダンスを測定するための人体の電気的モデルを示している。図2に図示した人体の電気的モデルは、図1に図示したものとは異なって、人体を一つの人体抵抗を有した伝導体として仮定せず、右腕、左腕、胴体、右足及び左足のそれぞれに5個の人体抵抗を有した伝導体として仮定している。
同図で、部位別の電気抵抗は、RRA、RLA、RT、RRL、RLLと表示されている。抵抗R1とR2は、手の親指と手の平との抵抗を表わし、手首部位で枝を作って外に伸びている。抵抗R3とR4は、きびすと前足部位との抵抗を表わし、足首部位で枝を作って外に伸びている。
測定のために、被測定者は、足電極E5、E6、E7、E8を踏んで手電極E1、E2、E3、E4を握った後で、気を付け姿勢を取れば、生体インピーダンスの測定装置により人体部位別に生体インピーダンスを自動測定して結果を出力する。前記手電極及び足電極としては、ステンレス板からなる8個の金属面が使われる。
部位別の人体抵抗を測定する方法を調べてみると、例えば、右腕の人体抵抗RRAを測定するためには、手電極E1と足電極E5との間に電流を流し、手電極E2と手電極E4との間で電圧を測定する。電流は、R1→RRA→RT→RRL→R3を通じて流れ、電圧は、R2→RRA→RLA→R2に形成されるループで測定される。電流が流れた通路と電圧が測定されたループは、RRAで重畳されて右腕の人体抵抗RRAを測定する。このような測定において、生体インピーダンスの測定装置の電圧測定端子の入力インピーダンスがかなり大きい場合、R1〜R4にかけた末端の人体抵抗値は、右腕の抵抗の測定に影響を及ぼさない。これは、接触抵抗が変化してR1〜R4の抵抗値が変化しても、人体の部位別の抵抗値の測定に影響を及ぼさないということを意味する。
右側の他の部位の生体インピーダンスは、右腕の測定と同様に測定する。手電極E1と足電極E5との間に電流を流して、手電極E4と足電極E8との間で電圧を測定することで胴体の人体抵抗RTを、足電極E6と足電極E8との間で電圧を測定することで右側の足の人体抵抗RRLを求めることができる。左側の部位別の生体インピーダンスを求めるためには、手電極E3と足電極E7との間に電流を流して、手電極E2と手電極E4との間で電圧を測定することで左腕の人体抵抗RLAを、足電極E6と足電極E8との間で電圧を測定することで左側の足の人体抵抗RLLを求めることができる。
部位別の生体インピーダンスの測定技術は、生体インピーダンスを右腕、左腕、胴体、右足、左足に区別して測定する。それぞれの部位も完全な円筒形ではないが、腕と胴体の差のような大きな差ではないので、その精度を大きく高めうる。実際に、腕でも手首と上腕上での断面積は2−3倍の大きさの差を表われうるが、生体インピーダンスの測定時、これによる誤差は2−3%しかならない。
図2及び図3に図示した人体部位別に生体インピーダンスを測定するための生体インピーダンスの測定装置は、右腕、左腕、胴体、右足、左足をそれぞれ測定する部位別の測定機能を有しており、体形変化による部位別の個人差から生じる誤差を除去することで測定の精度を大きく向上させうる。また、部位別に提供された体成分の分析を通じて、上体発達、下体虚弱のような身体均衡と部位別の浮腫診断は、非常に有用な臨床情報を提供することができる。
しかし、前記した図1に図示した生体インピーダンスの測定装置は、電極の着脱が煩わしいことだけでなく、正確な位置に付着させなければならないため、訓練された測定者が必要になる問題点があった。また、被測定者が横になる時、体水分は下体から上体に流れて再分布するが、このとき5−10分程度の時間が必要で、測定時間が多くかかり、ベッドの設置など広い面積を必要とする。
図2及び図3に図示した生体インピーダンスの測定装置は、導体で作られた電極に人体の皮膚を接触させることで電気的連結を成すタッチ式構造を採択して、前記図1に示した生体インピーダンスの測定装置の短所である測定誤差及び時間的損失を最小化して測定の精度を高めるようにした。この生体インピーダンスの測定装置は、電極の着脱という煩わしさがなく、このような簡便性のために右手と足だけではなく、左手と足にも適用する8点電極法が可能である。8点電極法は、人体の各部位別にインピーダンスを測定することができる部位別の測定技術を容易にできるという長所がある。
ところが、図2及び図3に示されたようなタッチ式構造の生体インピーダンスの測定装置は、被測定者の足の裏と足のきびすとに接触する固定された足電極1を備えている。この足電極1の一つは、電流を人体に印加するための電極1aであり、他の一つは、電圧を測定するための電極1bである。電流電極1aと、電圧電極1bとを分離することで身体接触面積を広げることができ、これにより、接触抵抗を減らしうるなど正確な測定値の獲得に有利である。このタッチ式構造の生体インピーダンスの測定装置は、生体インピーダンスの測定時、被測定者が一つの電極に足の裏を接触し、これと同時に他の一つの電極に足のきびすを正確に接触すると正確な生体インピーダンス値の獲得が可能である。
従って、被測定者が電極を踏まずに立つか、子供のように足が小さくて、二つの電極に同時に足を接触することができない場合、生体インピーダンスの測定が困るようになる。また、ユーザーの立場では、足電極に正確に位置させるには時間がかかり不便である。実際に、ヘルスセンターでほとんどの老人や経験のない人々は、専門家の助けなしには正確な測定が困るが、その主な理由のうち一つがこの足電極にある。
更に、手電極を同時に使う場合、被測定者が足を前後に移動させうる余地がないため、手電極を流動可能な構造で製作しなければならない。手電極2は、本体から紐で連結して設けられ、或いは、ヒンジ構造を有したバーの先端に設けられるが、これにより、手電極の設置構造に対する追加的な設計が必要であって、構造が複雑になりかつ製作コストも上昇する問題がある。
本発明は、前述した問題点を解決するためのものであって、ユーザーが容易に使うことができる足電極の構造を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、測定時に別途の努力なしにも測定精度を果たすことができる足電極の構造を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、被測定者の足位置に流動可能性を付与することで手電極の構造を単純化して全体的に製作コストを低めながらも使用上の便宜性を改善することを追加的な目的とする。
前記目的を果たすための本発明の一態様によれば、本発明による生体インピーダンスの測定装置は、被測定者の両足のそれぞれに接触される足電極体を互いに離隔して配する少なくとも3個の電極を備えることを特徴とする。
一方、本発明の付加的な態様によれば、本発明による生体インピーダンスの測定装置が、被測定者の両足のそれぞれに接触されるが、互いに離隔して配する少なくとも3個の電極を備えた足電極体と被測定者の両手のそれぞれに接触される手電極体とを備えることを特徴とする。
したがって、被測定者が、足電極が設けられた踏み台の如何なる部位を踏んでも、被測定者の生体インピーダンスの測定が可能であり、さらに、被測定者の足の自由移動が可能であるので、固定された構造の手電極を採用することができ、装置構造が簡単になって設計及び製作コストを低めうる長所を有する。
本発明による生体インピーダンスの測定装置は、被測定者が足電極が設けられた踏み台の如何なる部位を踏んでも、被測定者の生体インピーダンスの測定が可能であり、更に、被測定者の足の自由移動が可能であるので、固定された構造の手電極を採用することができ、装置構造が簡単になって設計及び製作コストを低めうる非常に有用な効果を有する。
以下、添付した図面を参照して、記述される望ましい実施形態を通じて本発明を当業者が容易に理解して再現できるように詳しく記述する。図4は、本発明による生体インピーダンスの測定装置の一実施形態による外観図であり、図5は、本発明による生体インピーダンスの測定装置の一実施形態の構成を図示したブロック図である。
図面に示したように、本発明による生体インピーダンスの測定装置100は、被測定者が足で踏むことができる踏み台10と、ユーザー入力及び画面表示のための上部体20と、前記踏み台10と上部体20とを支持する支持部材30とを含んでなり、前記踏み台10と上部体20及び支持部材30のうち適当な部分に設けられる操作部110と、表示部120と、足電極体130と、インピーダンス測定部140と、制御部150とを含む。
前記操作部110は、生体インピーダンスの測定のためのユーザー入力をするキーボタン、タッチパッドなどの入力手段であって、ユーザー操作を容易にするために前記上部体20に設けられることが望ましい。前記表示部120は、生体インピーダンスの測定結果を表示してユーザーに知らせるためのLCDなどの表示手段であって、ユーザーが容易に測定結果を見せるために前記上部体20に設けられることが望ましい。
前記足電極体130は、被測定者の両足のそれぞれに接触される部分であって、前記踏み台10の上面に設けられる。この時、前記足電極体130を互いに離隔して配する少なくとも3個の電極を備えており、被測定者が踏み台の如何なる部位を踏んでも、常に被測定者の足に電極が接触されるので、被測定者の生体インピーダンスの測定が容易になる。
一方、前記足電極体130の互いに離隔して配する電極は、電流印加用電極131と、電圧測定用電極132とを含む。前記電流印加用電極131は、これと接触される被測定者の足を通じて人体に電流を印加するために、電源(図示せず)を接続する端子である。前記電圧測定用電極132は、これと接触される被測定者の足を通じて人体に流れる人体抵抗(生体インピーダンス)を検出するために、インピーダンス測定回路を連結するための端子である。
前記インピーダンス測定部140は、被測定者の生体インピーダンスを測定するインピーダンス測定回路であって、前記踏み台10と上部体20と支持部材30のうち何れか一つの内部に構成することができる。前記制御部150は、前記インピーダンス測定部140によって測定された生体インピーダンスを処理して、生体インピーダンスの測定結果を前記表示部120を通じて表示するように、装置全般を制御するマイクロコントローラであって、前記踏み台10と上部体20と支持部材30とのうち何れか一つの内部にICチップ形態に設けられうる。
前記した構成を有する本発明による生体インピーダンスの測定装置の生体インピドンス測定動作を調べれば、被測定者が生体インピーダンスの測定のために踏み台10に足を接触すれば、被測定者が踏み台10の如何なる部位を踏んでも、常に被測定者の足が踏み台10の上面に形成された足電極体130の互いに離隔して配する電流印加用電極131と電圧測定用電極132とに接触される。
この状態で、前記操作部110を通じて、生体インピーダンスを測定するためのユーザー入力をすれば、制御部150の制御下に前記電流印加用電極131を通じて被測定者の人体に電流が印加され、前記電圧測定用電極132に連結されるインピーダンス測定部140を通じて前記図2から説明した方法で被測定者の生体インピーダンスが測定され、生体インピーダンスの測定結果が前記表示部120を通じて表示される。
したがって、本発明による生体インピーダンスの測定装置は、被測定者が踏み台の如何なる部位を踏んでも、常に被測定者の足に電極が接触されることにより、従来の生体インピーダンスの測定装置とは異なって、被測定者が電極に足を正確に接触しようと注意する必要がなく、足が小さな子供の生体インピーダンスの測定も可能になって、被測定者に対する生体インピーダンスの測定が非常に容易である。
一方、本発明の付加的な態様によれば、足電極体130の互いに離隔して配する電流印加用電極131と、電圧測定用電極132とが互いに交互に配列されることが望ましい。このとき、前記電流印加用電極131と電圧測定用電極132とが一定していない間隔に配列されることもあるが、一定間隔に配列されることが望ましい。
すなわち、この実施形態は、電流印加用電極131と、電圧測定用電極132を、例えば、約3cm離隔した状態で互いに交互に配列し、電流印加用電極131を集めて電源入力端子(図示せず)に連結し、電圧測定用電極132を集めてインピーダンス測定端子(図示せず)に連結することによって、それ自体で図1のような4極電極法効果を有するようになって、接触抵抗を大きく低める。この実施形態による本発明は、互いに離隔した状態で互いに交互に配列される小型の電流印加用電極131と、電圧測定用電極132が被測定者の足に接触されるので、接触抵抗を大きく低めうる。
一方、本発明の付加的な態様によれば、前記生体インピーダンスの測定装置が、被測定者の両手のそれぞれに接触される手電極体160をさらに含む。図面で、161は電流印加用電極、162は電圧測定用電極である。このとき、前記手電極体160を前記上部体20または支持部材30の上部に固定されるように設けることで、手電極を紐で連結するか、或いはバー状で具現する従来の生体インピーダンスの測定装置に比べて、装置構造が簡単になり、設計及び製作コストを低めるようになる。
もちろん、従来の生体インピーダンスの測定装置にも固定された手電極を設けることができるが、この場合、被測定者が足を自由に移動することができないため、固定された手電極を設けたとき、被測定者が手電極を手で握る時に被測定者の身長によって姿勢が一定でないので、生体インピーダンスの測定値に一貫性がなくなった。このような問題を解決するために、従来の生体インピーダンスの測定装置は、手電極を紐で連結して設け、或いは被測定者の両手側に長く伸ばされるバー状の手電極を採用したが、このようにすると、手電極の連結構造に対する追加的な設計が必要であり、手電極の製作コストも上昇する問題が発生した。
しかし、本発明による生体インピーダンスの測定装置は、被測定者が足電極が設けられた踏み台の如何なる部位を踏んでも、被測定者の生体インピーダンスの測定が可能であって、被測定者が足を前後に自由移動することができるし、固定された手電極構造を採用しても、一定の姿勢を取ることができる。即ち、背が小さい子供の場合、手電極体側の近くに足を移動して手電極体を取り、背の高い大人の場合、手電極体と遠く離れる方向に足を移動して手電極体を取れば、姿勢が安定した状態での生体インピーダンスの測定が可能となる。このような固定された構造の手電極を採用する場合、製作コストを低めることで、販売時の価格競争力に優れる。
一方、本発明の付加的な態様によれば、図面の図示は省略したが、前記手電極体160を、前記足電極体130のように、互いに離隔して配する少なくとも3個の電極を備えるように構成して、被測定者が如何なる部位を握っても、常に被測定者の手に電極が接触されるように具現することもできる。前記電極は、電流印加用電極と、電圧測定用電極とを含み、互いに離隔して配する電流印加用電極と、電圧測定用電極とが互いに交互に配列されることが望ましい。このとき、前記電流印加用電極と電圧測定用電極とが一定していない間隔に配列されることもできるが、一定間隔に配列されることが望ましい。
図6ないし図9では、本発明による生体インピーダンスの測定装置の足電極の配列構造の多様な実施形態を図示している。
図6は、バー状の電流印加用電極と、電圧測定用電極を離隔した状態で互いに交互に配列したバー状スリット方式の足電極体を示す図である。
図7は、四角形の電流印加用電極と、電圧測定用電極を離隔した状態で互いに交互に配列した行列方式の足電極体を示す図である。
図8は、四角輪状の電流印加用電極と、電圧測定用電極を離隔した状態で互いに交互に配列した四角輪方式の足電極体を示す図である。
図9は、V字状の電流印加用電極と、電圧測定用電極を離隔した状態で互いに交互に配列したV型スリット方式の足電極体を示す図である。
本発明による生体インピーダンスの測定装置の足電極体は、前記図6ないし図9に図示した形態外にも電流印加用電極と、電圧測定用電極を離隔した状態で互いに交互に配列したすべての形態の足電極の構造を包括する。
前記のように構成することによって、本発明による生体インピーダンスの測定装置は、被測定者が足電極が設けられた踏み台の如何なる部位を踏んでも、被測定者の生体インピーダンスの測定が可能であり、さらに、被測定者の足の自由移動が可能で、固定された構造の手電極が採用でき、前述した本発明の目的を果たすことができる。
本発明は、添付した図面によって参照される望ましい実施形態を中心に記述されたが、このような記載から後述する特許請求の範囲によって包括される範囲内で本発明の範疇を外れずに多様な変形が可能であるということは明白である。
本発明は、生体インピーダンスの測定装置の分野で適用可能である。
10 踏み台
20 上部体
30 支持部材
100 生体インピーダンスの測定装置
110 操作部
120 表示部
130 足電極体
131 電流印加用電極
132 電圧測定用電極
140 インピーダンス測定部
150 制御部
160 手電極体
20 上部体
30 支持部材
100 生体インピーダンスの測定装置
110 操作部
120 表示部
130 足電極体
131 電流印加用電極
132 電圧測定用電極
140 インピーダンス測定部
150 制御部
160 手電極体
Claims (10)
- 生体インピーダンスの測定結果を表示するための表示部と、
被測定者の両足のそれぞれに接触される足電極体と、
被測定者の生体インピーダンスを測定するインピーダンス測定部と、
装置全般を、前記インピーダンス測定部によって測定された生体インピーダンスを処理して生体インピーダンスの測定結果を前記表示部を通じて表示するように制御する制御部とを備える生体インピーダンスの測定装置において、
前記足電極体を互いに離隔して配する少なくとも3個の電極を含んでなることを特徴とする生体インピーダンスの測定装置。 - 前記電極は、電流印加用電極と、電圧測定用電極とを含むことを特徴とする請求項1に記載の生体インピーダンスの測定装置。
- 前記電流印加用電極と電圧測定用電極とが交互に配列されることを特徴とする請求項2に記載の生体インピーダンスの測定装置。
- 前記電流印加用電極と電圧測定用電極とが一定間隔に配列されることを特徴とする請求項3に記載の生体インピーダンスの測定装置。
- 前記生体インピーダンスの測定装置は、被測定者の両手のそれぞれに接触される手電極体をさらに含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の生体インピーダンスの測定装置。
- 前記生体インピーダンスの測定装置は、ユーザーの入力のための操作部をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の生体インピーダンスの測定装置。
- 前記手電極体は、互いに離隔して配する少なくとも3個の電極を含んでなることを特徴とする請求項6に記載の生体インピーダンスの測定装置。
- 前記電極は、電流印加用電極と、電圧測定用電極とを含むことを特徴とする請求項7に記載の生体インピーダンスの測定装置。
- 前記電流印加用電極と電圧測定用電極とが交互に配列されることを特徴とする請求項8に記載の生体インピーダンスの測定装置。
- 前記電流印加用電極と電圧測定用電極とが一定間隔に配列されることを特徴とする請求項9に記載の生体インピーダンスの測定装置。
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