JP2008282475A - Information storage medium, its manufacturing apparatus and information reproduction method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は,複数のコンテンツを記憶する情報記憶媒体,およびその製造装置に関する。 The present invention relates to an information storage medium for storing a plurality of contents and a manufacturing apparatus thereof.
映画,音楽等のコンテンツが書き込まれた光ディスク(情報記憶媒体)およびその光ディスクを再生するディスク再生装置(情報再生装置)が用いられている(例えば,特許文献1参照)。
光ディスクでは,DVD規格からより大容量のHD DVD規格への急速な移行が進み,多数のHD DVD-Videoコンテンツが制作,販売されている。
As for optical discs, a rapid transition from the DVD standard to a larger capacity HD DVD standard has progressed, and many HD DVD-Video contents have been produced and sold.
ところで,光ディスクの容量が増大した結果,容量の点では,複数のコンテンツを光ディスクに書き込むことが容易となってきている。
しかし,HD DVD規格では,1つの光ディスクに複数のコンテンツを格納し,再生することは考慮されていない。
上記に鑑み,本発明は複数のコンテンツの書き込み,再生が可能な情報記憶媒体,およびその製造装置を提供することを目的とする。
By the way, as a result of an increase in the capacity of the optical disk, it has become easier to write a plurality of contents on the optical disk in terms of capacity.
However, the HD DVD standard does not consider storing and reproducing a plurality of contents on one optical disk.
In view of the above, an object of the present invention is to provide an information storage medium capable of writing and reproducing a plurality of contents, and an apparatus for manufacturing the same.
本発明の一態様に係る情報記憶媒体は,第1のディレクトリの下に配置される,第1のコンテンツに対応する第1のコンテンツファイルと,この第1のコンテンツの再生を制御するための第1のプレイリストファイルと,第2のディレクトリの下に配置される,前記第1のコンテンツと異なる第2のコンテンツに対応する第2のコンテンツファイルと,この第2のコンテンツの再生を制御するための第2のプレイリストファイルと,所定のディレクトリの下に配置され,前記第1,第2のコンテンツの選択を管理するためのコンテンツ管理ファイルと,を具備することを特徴とする。 An information storage medium according to an aspect of the present invention includes a first content file corresponding to the first content, which is arranged under the first directory, and a first content file for controlling the reproduction of the first content. One playlist file, a second content file arranged under the second directory and corresponding to a second content different from the first content, and the reproduction of the second content The second playlist file and a content management file arranged under a predetermined directory for managing the selection of the first and second contents.
本発明によれば,複数のコンテンツの書き込み,再生が可能な情報記憶媒体,およびその製造装置を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide an information storage medium capable of writing and reproducing a plurality of contents, and an apparatus for manufacturing the same.
以下,図面を参照して,本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は,本発明の一実施形態に係る情報再生システム100を表すブロック図である。
情報再生システム100は,ディスクD,パーシステントストレージST,情報再生装置110,映像・音声出力装置120を有し,ネットワークNWに接続される。
情報再生装置110は,データアクセスマネージャ111,ナビゲーションマネージャ112,データキャッシュ113,プレゼンテーションエンジン114,AVレンダラ115,入力部116,設定情報記憶部117を有する。
映像・音声出力装置120は,表示装置(例えば,液晶表示装置,プラズマディスプレイ),音声出力装置(例えば,スピーカ,ヘッドホン)である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing an
The
The
The video /
データアクセスマネージャ111は,ディスクD,パーシステントストレージST,ネットワークNWとのデータのアクセスを制御する。即ち,データアクセスマネージャ111は,ディスクDからのデータ読み込み,パーシステントストレージST(情報保存用の不揮発性メモリ)からのデータ読み込み,ネットワークNWからのデータのダウンロードが可能である。
The
データアクセスマネージャ111は,これらのデータソース(ディスクD,パーシステントストレージST,ネットワークNW)からデータ(例えば,HD DVD-Videoフォーマットに従ったデータ)を入力し,ナビゲーションマネージャ112,データキャッシュ113,プレゼンテーションエンジン114に振り分けて出力する。データアクセスマネージャ111からナビゲーションマネージャ112に,XML(eXtended Markup Language)やECMA (European Computer Manufacturers Association) スクリプトで記述された再生制御ファイル等(後述のプレイリスト,マニフェスト,マークアップ,スクリプトなど)が送られる(直接,あるいはデータキャッシュ113を介して間接的に)。
The
ナビゲーションマネージャ112は,コンテンツ種別判定部131,コンテンツ選択部132,コンテンツ再生部133を有し,コンテンツの再生制御を司る。
コンテンツ種別判定部131は,ディスクD等のコンテンツの種別を判別する。コンテンツ選択部132は,コンテンツ選択メニューを利用して,ディスクD内の複数のコンテンツの選択を可能とする。なお,コンテンツの種別の判別,コンテンツの選択の詳細は後述する。
コンテンツ再生部133は,選択されたコンテンツの再生を制御するものであり,データアクセスマネージャ111から送られた再生制御ファイル等を解釈して,再生制御命令を生成し,プレゼンテーションエンジン114に出力する。コンテンツ再生部133は,入力部116(キーボード,リモコン等)への入力(ユーザオペレーション)を受け,再生制御命令を生成してプレゼンテーションエンジン114に出力する。
The
The content type determination unit 131 determines the type of content such as the disc D. The
The
データキャッシュ113は再生に使用されるデータを仮置きしておくためのメモリである。
プレゼンテーションエンジン114は再生制御命令や再生で使用されるデータ(後述のプライマリービデオセット,セカンダリービデオセットなど)から,映像や音声の出力内容を決定し,再生に利用できる情報へと変換する。ディスクD等に格納されている再生用データは,映像や音声などが多重化(マルチプレックス)されている。プレゼンテーションエンジン114は,再生に必要な映像・音声等のデータを選別し,マルチプレックスされたデータを元に戻す(デマックス)。デマックスされたデータは,様々なコーデック(圧縮方式)で符号化されている。このため,プレゼンテーションエンジン114は,デマックスされたデータをデコード(復号)する。プレゼンテーションエンジン114は,デコードされたデータとナビゲーションマネージャ112からの再生制御命令をもとに,再生用データ等を生成し,AVレンダラ115に順次出力する。
The
The
AVレンダラ115は,映像の重ね合わせや音声のミキシングを行い,映像・音声出力装置120に出力する。
入力部116は,キーボード,リモートコントローラ等の入力手段である。
設定情報記憶部117は,再生等に関する設定情報を記憶する。設定情報には,後述の基準ディレクトリの情報が含まれる。基準ディレクトリの情報に従って,ディスクDがマウントされる。
映像・音声出力装置120は,AVレンダラ115からの信号にしたがって,映像や音声を出力する。
The
The
The setting
The video /
ディスクDは,例えば,書き込み可能なHD DVD規格の光ディスクである。
HD DVD-Video規格では,スタンダードコンテンツやアドバンスドコンテンツと呼ばれる二種類のコンテンツが規定されている。
The disk D is, for example, a writable HD DVD standard optical disk.
The HD DVD-Video standard defines two types of content called standard content and advanced content.
スタンダードコンテンツはDVD規格の拡張版という位置付けであり,データ構成等はDVD規格に近い。このため,スタンダードコンテンツは,DVDを制作していたスタジオ等に受け入れられやすいと考えられる。ただし,スタンダードコンテンツは,DVDに比べて,映像や音声の高品質化や使用可能なナビコマンド(タイトルジャンプやメニュなどで使用される命令郡)が拡張されている。 Standard content is positioned as an extended version of the DVD standard, and the data structure is close to the DVD standard. For this reason, standard content is likely to be accepted by studios that produced DVDs. However, standard content has higher video and audio quality and usable navigation commands (instruction groups used in title jumps and menus) than DVD.
アドバンスドコンテンツはDVD規格と異なるデータ構成等を有する。アドバンスドコンテンツでは,スタンダードコンテンツのような映像や音声の高品質化に加えて,インターネット上のホームページのように,XMLやECMAスクリプトといったプログラミング言語で再生制御情報を表現できる。また,HD DVD-Videoのアドバンスドコンテンツでは,ディスクD以外に,パーシステントストレージST,およびネットワークNWからのコンテンツを再生できる。 Advanced content has a data structure different from the DVD standard. In advanced content, in addition to improving the quality of video and audio like standard content, playback control information can be expressed in programming languages such as XML and ECMA script, like a homepage on the Internet. In addition, in the advanced content of HD DVD-Video, content from the persistent storage ST and the network NW can be reproduced in addition to the disc D.
以上のようにHD DVD-Videoには2種類のコンテンツが規定されており,それぞれデータ構造等も異なる。本実施形態のディスクDは,この二種類のコンテンツのうち,アドバンスドコンテンツを対象とする。 As described above, two types of contents are defined in HD DVD-Video, and the data structure and the like are different from each other. The disc D of the present embodiment targets advanced content among these two types of content.
A.ディスクDのデータ構造の概要
(1)コンテンツのデータ構造
ディスクDは,複数コンテンツの格納を容易とするためのデータ構造を有する。
図2A,図2Bはそれぞれ,複数コンテンツの格納を可能とするディスクDのデータ構造の例を示す図である。
A. Outline of Data Structure of Disc D (1) Content Data Structure Disc D has a data structure for facilitating storage of a plurality of contents.
2A and 2B are diagrams showing examples of the data structure of the disc D that can store a plurality of contents.
図2A,図2Bに示すように,アドバンスドコンテンツのルートディレクトリの下に,HVDVD_TS(HVDVD_TS01,HVDVD_TS02)ディレクトリ領域,およびADV_OBJ(ADV_OBJ01,ADV_OBJ02)ディレクトリ領域が配置される。HVDVD_TSディレクトリ領域は,プライマリービデオセットを格納する。ADV_OBJディレクトリ領域は,プレイリストやDISCID.DAT,アドバンスドアプリケーション,アドバンスドサブタイトル,セカンダリービデオセットをデータとして格納する。 As shown in FIGS. 2A and 2B, an HVDVD_TS (HVDVD_TS01, HVDVD_TS02) directory area and an ADV_OBJ (ADV_OBJ01, ADV_OBJ02) directory area are arranged under the root directory of the advanced content. The HVDVD_TS directory area stores the primary video set. The ADV_OBJ directory area stores playlists, DISCID.DAT, advanced applications, advanced subtitles, and secondary video sets as data.
図2A,図2Bに示すように,ADV_OBJディレクトリ下に,アドバンスドコンテンツ用のディレクトリの配置が可能である。DISCID.DATはADV_OBJディレクトリ直下に配置される。また,プレイリストをディスクから読み込む必要があるコンテンツの場合は,プレイリストファイルが最低1つADV_OBJ直下に存在することが好ましい。 As shown in FIGS. 2A and 2B, a directory for advanced content can be arranged under the ADV_OBJ directory. DISCID.DAT is placed directly under the ADV_OBJ directory. In addition, in the case of content that needs to read a playlist from the disc, it is preferable that at least one playlist file exists immediately under ADV_OBJ.
図2Aの例では,ルートディレクトリの直下にコンテンツごとのHVDVD_TSディレクトリやADV_OBJディレクトリを置く。この場合,それぞれのHVDVD_TSやADV_OBJがどのコンテンツのものであるかを,例えば,ディレクトリ名で分類できることが好ましい。この例では,HVDVD_TS01, HVDVD_TS02というようにディレクトリ名で,コンテンツを分類している。 In the example of FIG. 2A, the HVDVD_TS directory and ADV_OBJ directory for each content are placed directly under the root directory. In this case, it is preferable that the content of each HVDVD_TS and ADV_OBJ can be classified by, for example, a directory name. In this example, contents are classified by directory names such as HVDVD_TS01 and HVDVD_TS02.
また,図2Bの例では,ルートディレクトリ直下に各コンテンツ用のディレクトリ(HDCONT01, HDCONT02など)を置き,その中にそれぞれのコンテンツの中身(HVDVD_TS, ADV_OBJなど)を格納している。 In the example of FIG. 2B, a directory for each content (such as HDCONT01 and HDCONT02) is placed directly under the root directory, and the contents of each content (such as HVDVD_TS and ADV_OBJ) are stored therein.
なお,HD DVD-Video規格のアドバンスドコンテンツでは,ルートディレクトリの直下にHVDVD_TSディレクトリおよびADV_OBJディレクトリが格納され,その中にそれぞれ再生データや再生制御ファイルなどが格納される。 In the advanced content of the HD DVD-Video standard, the HVDVD_TS directory and the ADV_OBJ directory are stored immediately under the root directory, and playback data, playback control files, and the like are stored therein.
図2Aの例では,ルートディレクトリからのディレクトリ構造の深さが1ディスク1コンテンツの場合のHD DVD-Video(従来のHD DVD-Video規格)と変わらないというメリットがある。図2Bの例では,各コンテンツ用のディレクトリより下のデータ構造が従来のHD DVD-Video規格と変わらないというメリットがある。 The example of FIG. 2A has an advantage that the depth of the directory structure from the root directory is not different from HD DVD-Video (conventional HD DVD-Video standard) in the case of one disc and one content. In the example of FIG. 2B, there is an advantage that the data structure below each content directory is not different from the conventional HD DVD-Video standard.
図2A,図2Bに示したように,ディスクDに次のようなコンテンツデータが格納されている。 As shown in FIGS. 2A and 2B, the following content data is stored in the disc D.
・プレイリスト:XML言語で記述された再生制御ファイル。
・DISCID.DAT:ディスクDのIDやプロバイダIDなどが記述された設定ファイル。
Play list: A playback control file written in XML language.
DISCID.DAT: Setting file that describes the ID and provider ID of disk D
・プライマリービデオセット:再生に使用される映像や音声といったデータを含むプライマリーオーディオビデオから成る。プライマリーオーディオビデオは,メインビデオ(主映像),メインオーディオ(主音声),サブビデオ(副映像),サブオーディオ(副音声),サブピクチャー(字幕)などから構成される。 Primary video set: Consists of primary audio video including data such as video and audio used for playback. The primary audio video is composed of main video (main video), main audio (main audio), sub video (sub video), sub audio (sub audio), sub picture (subtitle), and the like.
・セカンダリービデオセット:プライマリービデオセットの置き換えを目的とした映像や音声といったデータから成る。セカンダリービデオセットには,サブスティテュートオーディオビデオ(メインビデオとメインオーディオを置き換える),サブスティテュートオーディオ(メインオーディオを置き換える),セカンダリーオーディオビデオ(サブビデオとサブオーディオを置き換える)の3タイプがある。 Secondary video set: Consists of data such as video and audio intended to replace the primary video set. There are three types of secondary video sets: substitute audio video (replace main video and main audio), substitute audio (replace main audio), and secondary audio video (replace sub video and sub audio).
・アドバンスドアプリケーション:メニュボタンを画面上に配置したり,トリックプレイを行ったりするためのアプリケーション用のデータ。マニフェスト(アプリケーションでどのデータを使用するかなどを規定するXMLファイル),マークアップ(ボタン配置やタイミング処理などを規定するXMLファイル),スクリプト(ECMAスクリプトで記述された再生制御ファイル),画像ファイル,イフェクトオーディオ(効果音用音声ファイル),フォント(画面上にメッセージを表示させる時などに使用するオープンタイプフォント)などから構成される。 -Advanced application: Data for an application for placing menu buttons on the screen or performing trick play. Manifest (XML file that defines what data is used in the application), markup (XML file that defines button layout, timing processing, etc.), script (playback control file written in ECMA script), image file, It consists of effect audio (sound file for sound effects), font (open type font used when displaying a message on the screen, etc.) and the like.
・アドバンスドサブタイトル:映像ストリームに合わせこんだ字幕(サブピクチャー)とは別に,XMLによってアプリケーションのように記述可能な字幕。アドバンスドアプリケーション用のマークアップを字幕用に特化させたアドバンスドサブタイトルのマークアップが用いられる。 • Advanced subtitle: Subtitles that can be described as an application in XML, separately from subtitles (sub-pictures) that are tailored to the video stream. An advanced subtitle markup is used in which the markup for the advanced application is specialized for subtitles.
(2)コンテンツ選択メニュ用データのデータ構造
1枚のディスクDに複数のコンテンツが格納されている場合,再生させるコンテンツを選択する必要がある。ここでは,コンテンツ選択メニュを表示する方法を考える。つまり,ディスクDを挿入し再生を開始させると,コンテンツ選択メニュが表示される。コンテンツ選択メニュにリストアップされたコンテンツの中から,ユーザが1つのコンテンツを選ぶことで,コンテンツの再生が開始される。
(2) Data structure of content selection menu data When a plurality of contents are stored in one disc D, it is necessary to select the content to be reproduced. Here, a method of displaying the content selection menu is considered. That is, when the disc D is inserted and playback is started, the content selection menu is displayed. When the user selects one content from the contents listed in the content selection menu, the reproduction of the content is started.
ここでは,コンテンツ選択メニュに用いる各コンテンツのサムネイル表示用の画像素材や,ディスクに格納されているコンテンツの数や各コンテンツの名前などの情報(コンテンツ管理情報)が入ったファイル(コンテンツ管理ファイル)のデータ構造について述べる。これらをまとめてコンテンツ選択メニュ用データと呼ぶことにする。 Here, a file (content management file) that contains information (content management information) such as image material for thumbnail display of each content used in the content selection menu, the number of contents stored on the disc, and the name of each content The data structure of is described. These are collectively called content selection menu data.
図3A,図3Bはそれぞれ,コンテンツ選択メニュ用データを格納したディスクDのデータ構造の例を示す図である。図3Aの例では,コンテンツ選択メニュ用データをルートディレクトリの直下に格納している。図3Bの例では,コンテンツ選択メニュ用のディレクトリをルートディレクトリの直下に置き,その中にコンテンツ選択メニュ用データを格納している。 3A and 3B are diagrams showing examples of the data structure of the disc D storing the content selection menu data. In the example of FIG. 3A, content selection menu data is stored directly under the root directory. In the example of FIG. 3B, a directory for content selection menu is placed directly under the root directory, and content selection menu data is stored therein.
変形例として,図3A,図3B以外のデータ構造を採用することも可能である。例えばコンテンツ管理ファイルだけ別ディレクトリの下に置いても良い。コンテンツ選択メニュ用ディレクトリ直下にサムネイル画像などを格納しても良い。図3Bの例のようにコンテンツごとに再生データや再生制御ファイル等を格納する場合に,そちらのディレクトリ内にコンテンツ選択メニュ用データを置くことも出来る。 As a modification, a data structure other than those shown in FIGS. 3A and 3B can be adopted. For example, only the content management file may be placed under another directory. A thumbnail image or the like may be stored directly under the directory for content selection menu. When storing reproduction data, a reproduction control file, etc. for each content as in the example of FIG. 3B, content selection menu data can be placed in that directory.
これらの変形例に比べて,図3A,図3Bの例は,個々のコンテンツのデータ構造としてHD DVD-Video規格を採用することが容易である。なお,コンテンツおよびコンテンツ選択メニュ用データそれぞれのデータ構造として図2Aおよび図2Bの何れか,図3Aおよび図3Bの何れかを適宜に組み合わせることが可能である(4通りの組み合わせ)。 Compared to these modified examples, the examples of FIGS. 3A and 3B can easily adopt the HD DVD-Video standard as the data structure of each content. It should be noted that any one of FIGS. 2A and 2B and any of FIGS. 3A and 3B can be appropriately combined as the data structure of the content and content selection menu data (four combinations).
図4Aおよび図4Bは,コンテンツ管理情報の内容および書式の一例を示す図である。
図4Aの例では,ディスクDに格納されているコンテンツ数を記述し,コンテンツ別にID,タイトル,HVDVD_TSディレクトリURI,ADV_OBJディレクトリURI,サムネイル表示用画像URIを記述している。この例は図3Aのデータ構造例に対応している。なお,URI(Uniform Resource Identifier)は,ディレクトリ,ファイル等が存在する位置を表す1種の位置情報である。
4A and 4B are diagrams showing examples of the contents and format of the content management information.
In the example of FIG. 4A, the number of contents stored in the disc D is described, and ID, title, HVDVD_TS directory URI, ADV_OBJ directory URI, and thumbnail display image URI are described for each content. This example corresponds to the data structure example of FIG. 3A. A URI (Uniform Resource Identifier) is a type of location information indicating the location where a directory, file, etc. exists.
図4Bの例では,ディスクDに格納されているコンテンツ数を記述し,コンテンツ別にID,タイトル,コンテンツデータのディレクトリURI,サムネイル表示用画像URIを記述している。この例は図3Bのデータ構造例に対応している。 In the example of FIG. 4B, the number of contents stored in the disk D is described, and the ID, title, content data directory URI, and thumbnail display image URI are described for each content. This example corresponds to the data structure example of FIG. 3B.
なお,書式は本例と同じでなくても良い。情報再生装置110がコンテンツ選択メニュを表示させたり,選択されたコンテンツを再生させたりするために必要な情報が記述出来れば良い。
The format may not be the same as this example. It is only necessary that the
以上のように,ディスクDは,図3Aまたは図3Bと,図4Aまたは図4Bとを組み合わせたデータ構造を有する。このようなデータ構造のディスクDは,通常のHD−DVDの製造装置を用いて製造することができる。 As described above, the disk D has a data structure in which FIG. 3A or 3B and FIG. 4A or 4B are combined. The disk D having such a data structure can be manufactured using a normal HD-DVD manufacturing apparatus.
B.ディスクDのデータの詳細
以下,ディスクDに格納されているデータの詳細を説明する。
(1)DISCID.DAT(図5)
図5は,DISCID.DATのデータ構造の例を示す図である。DISCID.DATはコンテンツのIDやプレイリストをどこから読み込むかなどを設定するための設定ファイルである。
B. Details of Data on Disk D Details of data stored on the disk D will be described below.
(1) DISCID.DAT (Figure 5)
FIG. 5 shows an example of the data structure of DISCID.DAT. DISCID.DAT is a setting file for setting the content ID and where the playlist is read from.
・CONFIG_ID:設定ファイルのID。ISO8859-1の文字コードで”HDDVD-V_CONF”と記述される。12バイト。
・DISC_ID:バイナリ表現で記述されたディスクのID。ネットワークを使用しない場合は”1b”で埋める。16バイト。
・PROVIDER_ID:バイナリ表現で記述されたプロバイダのID。パーシステントストレージ内のプロバイダIDディレクトリを使用しない場合は”1b”で埋める。16バイト。
・CONTENT_ID:バイナリ表現で記述されたコンテンツのID。パーシステントストレージ内のプロバイダIDディレクトリを使用しない場合は”1b”で埋める。16バイト。
・SEARCH_FLG:スタートアップ処理の初期プレイリスト探索の際にパーシステントストレージ内を探索するかどうかを示すフラグ。探索しないなら”0b”,探索するなら”1b”を記述。1バイト。
・reserved:リザーブド領域として67バイト残してある。
・ CONFIG_ID: ID of the configuration file. It is described as “HDDVD-V_CONF” in ISO8859-1 character code. 12 bytes.
-DISC_ID: ID of the disk described in binary representation. When not using the network, fill it with “1b”. 16 bytes.
-PROVIDER_ID: Provider ID described in binary representation. If the provider ID directory in the persistent storage is not used, fill it with “1b”. 16 bytes.
-CONTENT_ID: ID of the content described in binary representation. If the provider ID directory in the persistent storage is not used, fill it with “1b”. 16 bytes.
SEARCH_FLG: A flag indicating whether or not to search in the persistent storage when searching for an initial playlist in the startup process. Enter “0b” if not searching, and “1b” if searching. 1 byte.
• reserved: 67 bytes are left as a reserved area.
(2)プレイリスト(図6〜図13)
図6は,プレイリストによる制御内容を表す図である。
プレイリストは,初期時のシステム設定に関する情報や再生に使用されるオブジェクト間の同期合わせ情報などを記述するための再生制御ファイルである。プレイリストはXML言語によって記述され,プライマリービデオセット,セカンダリービデオセット,アドバンスドアプリケーション,アドバンスドサブタイトルなどをどのタイミングで再生させるかといった再生制御情報を含む。
(2) Playlist (FIGS. 6 to 13)
FIG. 6 is a diagram showing the contents of control by a play list.
The playlist is a playback control file for describing information related to initial system settings, synchronization information between objects used for playback, and the like. The playlist is described in XML language, and includes playback control information such as when to play back the primary video set, secondary video set, advanced application, advanced subtitle, and the like.
図7は,プレイリストの概要を示す図である。
図7の1行目に記述された<?xml … ?>という文はXML宣言と呼ばれる記述である。この宣言は,「このドキュメントはXML言語で記述されている」ということを示している。
FIG. 7 is a diagram showing an outline of a playlist.
The sentence <? Xml ...?> Described in the first line of FIG. 7 is a description called an XML declaration. This declaration indicates that "This document is written in the XML language."
XMLでは,各要素をツリー状に保持する。プレイリストのルート要素(ツリーの根っこの要素)はプレイリスト要素である。プレイリスト要素は<Playlist …>と</Playlist>で囲まれた部分として記述される。本例では,プレイリスト要素の子要素として,<Configuration>(構造情報),<MediaAttributeList>(メディア属性情報),<TitleSet>(タイトル情報)が記述されている。構造情報には,システムの設定に関する情報が記載される。メディア属性情報には再生に使用されるビデオやオーディオのコーデック(圧縮方式)に関する情報などが記載される。タイトル情報には,どのタイミングでどのビデオを流すかなどといったオブジェクトマッピング情報などが記載される。 In XML, each element is held in a tree shape. The root element of the playlist (the root element of the tree) is a playlist element. The playlist element is described as a portion surrounded by <Playlist ...> and </ Playlist>. In this example, <Configuration> (structure information), <MediaAttributeList> (media attribute information), and <TitleSet> (title information) are described as child elements of the playlist element. In the structure information, information related to system settings is described. In the media attribute information, information relating to a video or audio codec (compression method) used for reproduction is described. The title information includes object mapping information such as which video is to be played at which timing.
図8〜図13は,タイトル情報のデータ構造の一例を示す図である。
タイトル情報は,<TitleSet>要素の子要素として1つ以上の<Title>要素を記述することによって構成される。また,<TitleSet>要素の子要素としては,<Title>要素以外にプレイリストアプリケーションエレメント情報を記述することもできる。
8 to 13 are diagrams illustrating an example of the data structure of the title information.
The title information is configured by describing one or more <Title> elements as child elements of the <TitleSet> element. In addition to the <Title> element, playlist application element information can also be described as a child element of the <TitleSet> element.
<Title>要素の中にはそれぞれのタイトルに関する情報(タイトルエレメント情報と呼ぶことにする)が記載される。タイトルエレメント情報には,オブジェクトマッピングインフォメーション,リソースインフォメーション,プレイバックシーケンスインフォメーション,トラックナビゲーションインフォメーション,スケジュールコントロールインフォメーションなどが含まれる(図9)。オブジェクトマッピングインフォメーションは,タイトルの再生におけるオブジェクトの割り当て情報である。リソースインフォメーションは,タイトルで使用する画像などのリソース情報である。プレイバックシーケンスインフォメーションは,チャプターと呼ばれる単位でタイトルを分割するための情報である。トラックナビゲーションインフォメーションは,ビデオやオーディオのトラック割り当てを行うための情報である。スケジュールコントロールインフォメーションは,あるタイミングで一時停止をかけたりイベントを発生させたりするための情報である。 Information related to each title (referred to as title element information) is described in the <Title> element. The title element information includes object mapping information, resource information, playback sequence information, track navigation information, schedule control information, etc. (FIG. 9). The object mapping information is information for assigning objects in title reproduction. The resource information is resource information such as an image used in the title. Playback sequence information is information for dividing a title into units called chapters. The track navigation information is information for assigning video or audio tracks. The schedule control information is information for making a pause or generating an event at a certain timing.
タイトルエレメント情報の一種であるオブジェクトマッピングインフォメーションには,ビデオやオーディオ,アドバンスドアプリケーション,アドバンスドサブタイトルといったオブジェクトの再生開始/終了時間に関する情報やそれらの再生に使用するファイルの情報などが記述される(図10)。 Object mapping information, which is a kind of title element information, describes information related to playback start / end times of objects such as video, audio, advanced application, and advanced subtitle, and information on files used for playback (FIG. 10). ).
オブジェクトマッピングインフォメーションとして記述可能な要素には,<PrimaryAudioVideoClip>要素,<SubstituteAudioVideoClip>要素,<SubstituteAudioClip>要素,<SecondaryAudioVideoClip>要素,<AdvancedSubtitleSegment>要素,<ApplicationSegment>要素などがある(図10〜図12)。 Elements that can be described as object mapping information include <PrimaryAudioVideoClip> element, <SubstituteAudioVideoClip> element, <SubstituteAudioClip> element, <SecondaryAudioVideoClip> element, <AdvancedSubtitleSegment> element, <ApplicationSegment> element, and the like (FIGS. 10 to 12). .
<PrimaryAudioVideoClip>要素には,プライマリーオーディオビデオの再生開始/終了時間や当該オブジェクトがファイルとして格納されている場所を示すURIといった情報などが記載される。<SubstituteAudioVideoClip>要素には,サブスティテュートオーディオビデオの再生開始/終了時間や当該オブジェクトがファイルとして格納されている場所を示すURIといった情報などが記載される。<SubstituteAudioClip>要素には,サブスティテュートオーディオの再生開始/終了時間や当該オブジェクトがファイルとして格納されている場所を示すURIといった情報などが記載される。<SecondaryAudioVideoClip>要素には,セカンダリーオーディオビデオの再生開始/終了時間や当該オブジェクトがファイルとして格納されている場所を示すURIといった情報などが記載される。<AdvancedSubtitleSegment>要素には,アドバンスドサブタイトルの表示開始/終了時間やアドバンスドサブタイトルのマニフェストファイルを指すURIといった情報などが記載される。<ApplicationSegment>要素には,アドバンスドアプリケーションの実行開始/終了時間やアドバンスドアプリケーションのマニフェストファイルを指すURIといった情報などが記載される。 In the <PrimaryAudioVideoClip> element, information such as a reproduction start / end time of the primary audio video and a URI indicating a location where the object is stored as a file is described. In the <SubstituteAudioVideoClip> element, information such as a start / end time of playback of the substitute audio video and a URI indicating a location where the object is stored as a file is described. In the <SubstituteAudioClip> element, information such as a start / end time of the substitute audio and a URI indicating a location where the object is stored as a file are described. In the <SecondaryAudioVideoClip> element, information such as a reproduction start / end time of the secondary audio video and a URI indicating a location where the object is stored as a file is described. In the <AdvancedSubtitleSegment> element, information such as the display start / end time of the advanced subtitle and the URI indicating the manifest file of the advanced subtitle are described. In the <ApplicationSegment> element, information such as the execution start / end time of the advanced application and the URI indicating the manifest file of the advanced application are described.
タイトルエレメント情報のオブジェクトマッピングインフォメーションとして記述されるアドバンスドアプリケーションをタイトルアプリケーションと呼ぶ。タイトルアプリケーションは,当該タイトルの再生中のみ有効となる(厳密には,当該タイトルの再生中で,<ApplicationSegment>要素で規定した再生開始/終了時間の間のみ)。これに対し,当該プレイリストの再生中ずっと有効なアドバンスドアプリケーションをプレイリストアプリケーションと呼ぶ。プレイリストアプリケーションに関する情報は,<TitleSet>要素の子要素として<PlaylistApplication>要素の形で記述することができる(図13)。 An advanced application described as object mapping information of title element information is called a title application. The title application is valid only during playback of the title (strictly speaking, only during the playback start / end time specified by the <ApplicationSegment> element during playback of the title). On the other hand, an advanced application that is effective during the reproduction of the playlist is called a playlist application. Information about the playlist application can be described in the form of a <PlaylistApplication> element as a child element of the <TitleSet> element (FIG. 13).
(3)マニフェスト(図14)
プレイリストの<ApplicationSegment>要素では,当該アプリケーションで使用するマニフェストファイルを指定する。マニフェストはアドバンスドアプリケーションの初期化情報である。情報再生装置110はマニフェストに記述された情報に従ってアドバンスドアプリケーションを起動させる。マニフェストには,最初に実行されるマークアップに関する情報,アプリケーション開始処理で実行されるスクリプト(複数可)に関する情報などがXML言語で記述される。
(3) Manifest (Figure 14)
In the <ApplicationSegment> element of the playlist, specify the manifest file used in the application. The manifest is initialization information for the advanced application. The
図14は,マニフェストのデータ構造の一例を示す図である。マニフェストのルート要素は<Application>要素である。<Application>要素の子要素には,領域エレメント<Region>,スクリプトエレメント<Script>,マークアップエレメント<Markup>,リソースエレメント<Resource>を記述することができる。<Script>および<Resource>は複数記述することができ,<Region>は1つ必須,<Markup>は0または1つでなければならない。 FIG. 14 is a diagram illustrating an example of a data structure of a manifest. The root element of the manifest is an <Application> element. In a child element of the <Application> element, a region element <Region>, a script element <Script>, a markup element <Markup>, and a resource element <Resource> can be described. Multiple <Script> and <Resource> can be described, one <Region> is required, and <Markup> must be 0 or 1.
<Region>要素では,アプリケーションのカンバス上における領域を規定する。<Script>要素では,アプリケーションで使用するスクリプトファイル(詳細は後述)を指定する。<Markup>要素では,アプリケーションで使用するマークアップファイルを指定する。<Resource>要素では,アプリケーションで使用する全てのリソース(画像データやフォントデータ等に加えて上記スクリプトファイルやマークアップファイルも含む)を指定する。 The <Region> element specifies a region on the application's canvas. In the <Script> element, specify the script file (details will be described later) used in the application. In the <Markup> element, specify the markup file to be used in the application. In the <Resource> element, all resources used in the application (including the above script file and markup file in addition to image data and font data) are specified.
(4)マークアップ(図15)
マークアップは,XML言語で記述される再生制御ファイルである。画面上にボタンを配置したりメッセージを表示させたりする場合には,マークアップが利用される。1つのアドバンスドアプリケーションに対して複数のマークアップを同時に再生させることはできない。
(4) Markup (Figure 15)
Markup is a playback control file written in XML language. Markup is used to place buttons and display messages on the screen. A plurality of markups cannot be reproduced simultaneously for one advanced application.
マークアップのルート要素は<root>であり,その子供にはタイミング情報,スタイリング情報,コンテント情報などが記述される(図15)。コンテント情報とはアプリケーションで使用するボタンやオブジェクトに関する情報であり,<button>要素,<object>要素,<input>要素などである。タイミング情報とはボタン押下時の振る舞いなどに関する情報であり,<animate>要素,<event>要素,<set>要素などである。スタイリング情報とはボタンの配置やフォントの表示サイズを指定する際などに使用される情報であり,<style>要素の各種属性(style:fontSize,style:backgroundColorなど)を設定することによってそれを実現させることができる。 The root element of the markup is <root>, and timing information, styling information, content information, etc. are described in the child (FIG. 15). Content information is information about buttons and objects used in the application, such as <button> element, <object> element, <input> element, and the like. Timing information is information related to the behavior when the button is pressed, such as <animate> element, <event> element, and <set> element. Styling information is information used to specify the button layout and font display size, and is realized by setting various attributes (style: fontSize, style: backgroundColor, etc.) of the <style> element Can be made.
(5)スクリプト(図16)
スクリプトは,ECMAスクリプトで記述される再生制御ファイルである。HD DVD-Videoでは,ECMAスクリプト規格で規定されたプロパティ(名前で参照できる値:例Player.countryCodeプロパティには情報再生装置110の国コードが入る)やファンクション(処理:例Player.playlist.pause()ファンクションがコールされると再生が一時停止される)に加えて,HD DVD-Video特有のプロパティやファンクションを使用することができる。使用できるプロパティやファンクションの集合をAPIと呼ぶ。
(5) Script (Fig. 16)
A script is a playback control file described by an ECMA script. In HD DVD-Video, properties (values that can be referenced by name: example Player.countryCode property contains the country code of the information playback device 110) and functions (processing: example Player.playlist.pause ( (In addition, playback is paused when a function is called), and HD DVD-Video specific properties and functions can be used. A set of properties and functions that can be used is called an API.
HD DVD-Video特有のAPIには,次の12種類がある。
・Application API:アプリケーションで使用可能なオブジェクトなどを規定
・System API:HD DVD-Videoシステムで使用可能なストリングアレイやタイマーなどを規定
・File IO API:パーシステントストレージへの入出力関数などを規定
・Diagnostics API:主に情報再生装置110の開発時のデバッグで使用するためのオブジェクトなどを規定
・Controller API:リモコンのキーやマウスカーソルなどに関することを規定
・Drawing API:画面上に図形を描画する際に使用する関数などを規定
・Network API:インターネット上から再生データをダウンロードするための関数などを規定
・Data Cache API:データキャッシュ113(一時保存用メモリ)のサイズを取得するためのプロパティなどを規定
・Player API:早送りやタイトルジャンプ,ビデオのサイズ変換などの再生制御関数などを規定
・Persistent Storage API:パーシステントストレージに関する情報を取得するためのプロパティなどを規定
・XML API:マークアップなどのXML言語で記述された情報を操作するための関数などを規定
・Animated Property API:マークアップで記述された要素や属性を取得/設定するための関数などを規定
There are the following 12 APIs specific to HD DVD-Video.
-Application API: Defines objects that can be used in applications-System API: Defines string arrays and timers that can be used in HD DVD-Video systems-File IO API: Defines input / output functions to persistent storage, etc. Diagnostics API: stipulates objects used mainly for debugging during development of the
これらのAPIを使うことにより,再生しているビデオの1コマを静止画としてパーシステントストレージに保存する,画面上に絵を描く,マークアップで表示させたメッセージの文を変更するといった様々なことを実現できる。 By using these APIs, various things such as saving one frame of the video being played back to persistent storage as a still image, drawing a picture on the screen, changing the message text displayed in markup, etc. Can be realized.
図16は,スクリプトの一例を示す図である。この例では,captureEventというイベントが発行されると(イベントの発行は,プレイリストで記述したり,ボタン押下時に発行されるようにマークアップで設定したりすることができる),再生が一時停止される。そしてその時に表示されているビデオの映像が静止画として取り込まれ,データキャッシュ113に保存される。その後,その静止画像のサイズが1/2に変更され,映像・音声出力装置120の画面上(のマークアップでCaptureDisplayWindowと定義されたエリア)に表示される。
FIG. 16 is a diagram illustrating an example of a script. In this example, when an event called captureEvent is issued (events can be described in a playlist or set with markup to be issued when the button is pressed), playback is paused. The The video image displayed at that time is captured as a still image and stored in the
(情報再生システム100の動作)
情報再生システム100では,複数のHD DVD-VideoコンテンツをディスクDに格納し,1つを選択して再生できる。ディスクDを情報再生装置110で再生させると,コンテンツを選択するためのメニュ(コンテンツ選択メニュ)が映像・音声出力装置120上に表示され,ユーザが再生させたいコンテンツを選択することで,コンテンツの再生が開始される。
(Operation of information reproduction system 100)
In the
ディスクDが挿入されると,以下のA,B,Cの順に処理が実行される。
A.コンテンツの選択(図17)
挿入されたディスクDにつき,コンテンツ選択部132を用いてコンテンツが選択される。
図17は,コンテンツ選択手順の一例を表すフロー図である。
When the disk D is inserted, processing is executed in the following order of A, B, and C.
A. Content selection (Fig. 17)
For the inserted disc D, the content is selected using the
FIG. 17 is a flowchart showing an example of a content selection procedure.
(1)コンテンツ管理情報の読み込み(ステップS11,S12)
ディスクD等の所定の格納場所にコンテンツ管理情報が格納されているか否かが判断される(ステップS11)。コンテンツ管理情報が発見されれば,コンテンツ管理情報を読み込む(ステップS12)。コンテンツ管理情報が発見されなければ,ディスクDに単一のコンテンツが格納されていると判断され,コンテンツの再生が開始される(ステップS17)。
(1) Reading content management information (steps S11 and S12)
It is determined whether the content management information is stored in a predetermined storage location such as the disk D (step S11). If the content management information is found, the content management information is read (step S12). If the content management information is not found, it is determined that a single content is stored in the disc D, and the reproduction of the content is started (step S17).
(2)コンテンツの選択(ステップS13〜S15)
コンテンツ管理情報に記述されているサムネイル画像が読み込まれ(ステップS13),コンテンツ管理情報に記述されているタイトル名やサムネイル画像を用いてコンテンツ選択メニュが映像・音声出力装置120上に表示される(ステップS14)。コンテンツ選択メニュを用いて,ユーザが再生させるコンテンツを1つ選択する(ステップS15)。
図18は,コンテンツ選択メニューの一例を表す図である。コンテンツ1〜3のサムネイル画像および選択用のボタンが画面上に表示される。ユーザが入力部116によってボタンを選択してアクセスすることで,コンテンツが選択される。
(2) Content selection (steps S13 to S15)
A thumbnail image described in the content management information is read (step S13), and a content selection menu is displayed on the video /
FIG. 18 is a diagram illustrating an example of a content selection menu. Thumbnail images of
(4)基準ディレクトリへのマウント(ステップS16)
基準ディレクトリへのマウントがなされる。このマウントは,コンテンツのデータ構造によって異なる。
・図2Aのデータ構造の場合
コンテンツ内で使用されるURIのfile:///dvddisc/HVDVD_TSおよびfile:///dvddisc/ADV_OBJを,ユーザによって選択されたコンテンツのHVDVD_TSディレクトリ(HVDVD_TS01など)およびADV_OBJディレクトリ(ADV_OBJ01など)にマウントする。例えば,HVDVD_TS01およびADV_OBJ01が,HVDVD_TSディレクトリ,ADV_OBJディレクトリそれぞれの基準ディレクトリとして,設定情報記憶部117に記憶される。そして,設定情報記憶部117に記憶される基準ディレクトリに基づいて,ディスクDからデータが読み出し,再生される。
(4) Mount on the reference directory (step S16)
Mount to the base directory. This mount depends on the data structure of the content.
In the case of the data structure of FIG. 2A, file: /// dvddisc / HVDVD_TS and file: /// dvddisc / ADV_OBJ of the URI used in the content are replaced with the HVDVD_TS directory (such as HVDVD_TS01) and ADV_OBJ of the content selected by the user. Mount to a directory (such as ADV_OBJ01). For example, HVDVD_TS01 and ADV_OBJ01 are stored in the setting
・図2Bのデータ構造の場合
コンテンツ内で使用されるURIのfile:///dvddisc/を,ユーザによって選択されたコンテンツのディレクトリ(HDCONT01など)にマウントする。例えば,HDCONT01が,HDCONTディレクトリの基準ディレクトリとして,設定情報記憶部117に記憶される。そして,設定情報記憶部117に記憶される基準ディレクトリに基づいて,ディスクDからデータが読み出し,再生される(つまり,以降はルートディレクトリがHDCONT01になる)。
In the case of the data structure of FIG. 2B Mount the file: /// dvddisc / of the URI used in the content on the directory (such as HDCONT01) of the content selected by the user. For example, HDCONT01 is stored in the setting
以上のコンテンツの選択の後,コンテンツの種別判定およびコンテンツの再生が行われる。 After the above selection of content, content type determination and content reproduction are performed.
B.コンテンツの種別判別(図19)
HD DVD-Videoではスタンダードコンテンツ及びアドバンスドコンテンツという二種類のコンテンツが規定されている。このため,情報再生装置110のコンテンツ種別判定部131がコンテンツ再生時に,スタート処理として,対象コンテンツがどちらのコンテンツなのかを判別する。
B. Content type discrimination (FIG. 19)
HD DVD-Video defines two types of content: standard content and advanced content. For this reason, the content type determination unit 131 of the
図19は,対象コンテンツの判別手順の一例を表すフロー図である。
(1)ディスクDが挿入されると,DISCID.DATファイルが存在するかどうかが確認される(ステップS21)。DISCID.DATファイルが存在すれば,対象コンテンツはアドバンスドコンテンツであると判定される(ステップS22)。
FIG. 19 is a flowchart showing an example of a procedure for determining target content.
(1) When the disk D is inserted, it is confirmed whether or not a DISCID.DAT file exists (step S21). If the DISCID.DAT file exists, it is determined that the target content is advanced content (step S22).
(2)DISCID.DATが存在しなければ,VMG_ID(スタンダードコンテンツのID情報の一種)が有効か否かが確認される(ステップS23)。VMG_IDが有効であればスタンダードコンテンツと判定される(ステップS24)。VMG_IDが有効でなければ,不明なコンテンツ(HD DVDのアドバンスドコンテンツでもスタンダードコンテンツでもないもの)と判定される(ステップS25)。
本実施形態では,HD DVDのアドバンスドコンテンツを対象とするので,以降では,ディスクD内のコンテンツがアドバンスドコンテンツであるとする。
(2) If DISCID.DAT does not exist, it is confirmed whether VMG_ID (a kind of standard content ID information) is valid (step S23). If VMG_ID is valid, it is determined as standard content (step S24). If VMG_ID is not valid, it is determined that the content is unknown (that is neither advanced content nor standard content of HD DVD) (step S25).
In the present embodiment, since the advanced content of HD DVD is targeted, hereinafter, it is assumed that the content in the disc D is the advanced content.
C.再生処理(図20)
図20は,コンテンツの再生手順の一例を表すフロー図である。
(1)DISCID.DATファイルを読み込む(ステップS31)。
(2)ディスプレイが定義されているか否かを判断する(ステップS32)。ディスプレイの定義の有無に応じて,探索対象ファイルが選択される。なお,ディスプレイが定義されていることは,情報再生装置110に映像・音声出力装置120の表示部が接続され,使用可能な状況にあることを意味する。
C. Reproduction process (FIG. 20)
FIG. 20 is a flowchart showing an example of a content reproduction procedure.
(1) A DISCID.DAT file is read (step S31).
(2) It is determined whether a display is defined (step S32). The search target file is selected according to whether the display is defined. The definition of the display means that the display unit of the video /
(3)ディスプレイが定義されている場合,VPLST$$$.XPLが探索され,初期プレイリストが決定される(ステップS41〜S45)。なお,「$$$」は3桁の数字を意味する。
・DISCID.DATファイル中のSEARCH_FLGが1であるか否かを判断する(ステップS41)。SEARCH_FLGが1であるか否かに応じて,ステップS43,S42に移行する。
(3) If a display is defined, VPLST $$$. XPL is searched and an initial playlist is determined (steps S41 to S45). “$$$” means a three-digit number.
It is determined whether SEARCH_FLG in the DISCID.DAT file is 1 (step S41). Depending on whether SEARCH_FLG is 1, the process proceeds to steps S43 and S42.
・全てのパーシステントストレージST内の特定のディレクトリ下にあるプレイリストファイル(VPLST$$$.XPL)を探索する(ステップS42)。
・ディスク内のADV_OBJディレクトリ直下にあるプレイリストファイル(VPLST$$$.XPL)を探索する(ステップS43)。
・VPLST$$$.XPLが1つ以上見つかったか否かを判断する(ステップS44)。VPLST$$$.XPLが1つ以上見つかった場合,初期プレイリストが決定される(ステップS45)。即ち,VPLST$$$.XPLの中で番号の一番大きなものを初期プレイリストとして再生が開始される。
Search for a playlist file (VPLST $$$. XPL) under a specific directory in all persistent storages ST (step S42).
Search for a playlist file (VPLST $$$. XPL) directly under the ADV_OBJ directory in the disc (step S43).
It is determined whether one or more VPLST $$$. XPL has been found (step S44). When one or more VPLST $$$. XPL is found, an initial playlist is determined (step S45). That is, playback starts with the largest playlist in VPLST $$$. XPL as the initial playlist.
(4)ディスプレイが定義されていない場合,APLST$$$.XPLが探索され,初期プレイリストが決定される(ステップS51〜S55)。これらのステップでは,ステップS41〜S45でのVPLST$$$.XPLに替えて,APLST$$$.XPLが用いられる。
APLST$$$.XPLが見つからない場合,例えば,再生が中止される(ステップS56)。このときの振る舞いは設定情報記憶部117の設定情報で定められる。
(4) If the display is not defined, APLST $$$. XPL is searched and an initial playlist is determined (steps S51 to S55). In these steps, APLST $$$. XPL is used instead of VPLST $$$. XPL in steps S41 to S45.
If APLST $$$. XPL is not found, for example, playback is stopped (step S56). The behavior at this time is determined by the setting information in the setting
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張,変更可能であり,拡張,変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(Other embodiments)
Embodiments of the present invention are not limited to the above-described embodiments, and can be expanded and modified. The expanded and modified embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
100…情報再生システム,110…情報再生装置,111…データアクセスマネージャ,112…ナビゲーションマネージャ,113…データキャッシュ,114…プレゼンテーションエンジン,115…AVレンダラ,116…入力部,117…設定情報記憶部,120…映像・音声出力装置,131…コンテンツ種別判定部,132…コンテンツ選択部,133…コンテンツ再生部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
第2のディレクトリの下に配置される,前記第1のコンテンツと異なる第2のコンテンツに対応する第2のコンテンツファイルと,この第2のコンテンツの再生を制御するための第2のプレイリストファイルと,
所定のディレクトリの下に配置され,前記第1,第2のコンテンツの選択を管理するためのコンテンツ管理ファイルと,
を具備することを特徴とする情報記憶媒体。 A first content file corresponding to the first content and a first playlist file for controlling the reproduction of the first content, which are arranged under the first directory;
A second content file corresponding to a second content different from the first content and a second playlist file for controlling reproduction of the second content, which are arranged under a second directory When,
A content management file disposed under a predetermined directory for managing selection of the first and second contents;
An information storage medium comprising:
ことを特徴とする請求項1記載の情報記憶媒体。 2. The information storage medium according to claim 1, wherein the recording medium corresponds to an HD-DVD standard.
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報記憶媒体。 The information storage medium according to claim 1, wherein the first and second directories are the same directory.
をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報記憶媒体。 4. The apparatus according to claim 1, further comprising first and second image files arranged under the predetermined directory and respectively representing the contents of the first and second contents. An information storage medium described in 1.
前記コンテンツ管理ファイルが,前記第1〜第3のコンテンツの選択を管理するためのものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報記憶媒体。 A third content file corresponding to a third content different from the first and second content, which is arranged under the third directory, and a third content for controlling the reproduction of the third content A playlist file, and
5. The information storage medium according to claim 1, wherein the content management file is for managing selection of the first to third contents.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007125816A JP2008282475A (en) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | Information storage medium, its manufacturing apparatus and information reproduction method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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