JP2008281238A - Supply and exhaust device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、たとえば、空気調和機の室内機に備えられる給排気装置に関する。 The present invention relates to an air supply / exhaust device provided in an indoor unit of an air conditioner, for example.
この種の給排気装置には、吸気経路と排気経路を備え、ファンの回転により吸気経路を介して外気を吸気し、排気経路を介して室内空気を排気するものがある。また、吸気経路の室外開口部側はフィルタによって塞がれ、屋外からの塵埃(昆虫なども含む)の進入を防止するようになっている。 This type of air supply / exhaust device includes an intake path and an exhaust path, and there is an apparatus that sucks outside air through the intake path by rotation of a fan and exhausts indoor air through the exhaust path. In addition, the outdoor opening side of the intake path is blocked by a filter to prevent entry of dust (including insects) from outside.
ところで、給排気動作が継続されると、フィルタには塵埃が蓄積されて吸気量が低下し良好な給排気が期待できなくなるため、フィルタは定期的に清掃する必要がある。 By the way, if the air supply / exhaust operation is continued, dust is accumulated in the filter and the intake air amount decreases, so that good air supply / exhaust cannot be expected. Therefore, the filter needs to be periodically cleaned.
そこで、従来においては、吸気経路と排気経路を切り替えて塵埃が蓄積されたフィルタ側に排気流を流してその排気動圧によって塵埃を吹き飛ばして除去するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、従来においては、吸気経路と排気経路を複数に分岐し、これらの分岐経路の接続を複数の開閉ダンパの動作により切り替えることにより、排気流をフィルタに導いて塵埃を吹き飛ばしていたため、構成的に複雑化し、コスト高になるとともに、メンテナンスも手間取るものとなっていた。 However, conventionally, the intake path and the exhaust path are branched into a plurality of parts, and the connection of these branch paths is switched by the operation of a plurality of open / close dampers, so that the exhaust flow is guided to the filter and the dust is blown away. However, it has become complicated and expensive, and maintenance is also troublesome.
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、簡単な構成でフィルタを自動的に清掃できるようにした給排気装置を提供することにある。 The present invention has been made paying attention to the above circumstances, and an object thereof is to provide an air supply / exhaust device that can automatically clean a filter with a simple configuration.
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ファンの回転により吸気ダクトを介して空気を吸気し、この吸気した空気を前記吸気ダクトに一部を隣接する排気ダクトを介して排気する給排気装置において、前記吸気ダクト及び前記排気ダクトの隣接部分に設けられ、前記吸気ダクトによって吸気される空気中の塵埃を捕獲するフィルタと、この塵埃を捕獲したフィルタを前記吸気ダクトから前記排気ダクト側に移動させて前記フィルタの塵埃を排気動圧により除去させる移動手段とを具備する。 In order to solve the above-mentioned problems, according to the first aspect of the present invention, air is sucked in through an intake duct by rotation of a fan, and the sucked air is exhausted through an exhaust duct adjacent to the intake duct. In the air supply / exhaust device, a filter that is provided in the intake duct and an adjacent portion of the exhaust duct and captures dust in the air sucked by the intake duct, and a filter that captures the dust from the intake duct to the exhaust duct. Moving means for moving the filter to the side to remove dust from the filter by the exhaust dynamic pressure.
本発明によれば、フィルタを移動するだけで塵埃を除去でき、構成的に簡略化してコストを低減できるとともに、メンテナンスも容易になる。 According to the present invention, dust can be removed simply by moving the filter, the structure can be simplified to reduce the cost, and maintenance is facilitated.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1乃至図3は、本発明の第1の実施の形態である空気調和機の室内機1を示すものである。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(First embodiment)
1 to 3 show an
室内機1は室内機本体3を有し、この室内機本体3は室内と室外とを仕切る壁2の内側面に取付けられている。室内機本体3の前面部と上面部とには複数の吸込口4が形成されている。室内機本体3の下部には、ルーバー5により開度を調整可能な吹出口6が形成されている。
The
室内機本体3内には、エアフィルタ7と、このエアフィルタに付着した塵埃を取り除くフィルタ清掃装置8と、熱交換器9と、横流ファン10と、吸排気ファン11と、吸着体12と、ドレンパン13と、制御器14とが配設されている。
In the
また、室内機本体3と室外との間には、吸気ダクト15と排気ダクト16と2本の冷媒管17、18とが壁2を貫通して配管されている。なお、図2は各部品における空気の流れを理解するために模式的に表わしたもので、実際の各部品の室内機本体3内の配置とは若干異なっている。
An
エアフィルタ7は、室内機本体3の前面部と上面部との吸込口4に対向する位置に配置され、メッシュ状に形成されている。吸込口4から吸い込まれる空気中に塵埃が含まれている場合、この空気がエアフィルタ7を通過する過程で塵埃がエアフィルタ7により捕捉される。
The
熱交換器9は、室外に設置されている室外機(図示せず)の室外熱交換器との間を2本の冷媒管17、18を介して接続され、内部に冷媒が流れ、冷房運転状態と暖房運転状態とに切替可能に設けられている。熱交換器9は、冷房運転時には低温となって熱交換器9の周囲を流れる空気を冷却し、暖房運転時には高温となって熱交換器9の周囲を流れる空気を加熱する。
The
横流ファン10は、長尺円筒形状に形成された貫流送風機であり、室内機本体3内の長手方向に沿って吸着体12の長手方向と平行に設置される。すなわち、室内機1が壁2に取付けられた場合、室内機本体3内に設置された横流ファン10は、横流ファン10の長手方向が壁2と平行であって水平な方向に向けられている。横流ファン10には、この横流ファン10を回転駆動させるモータ19が連結されている。横流ファン10が駆動されることにより、室内の空気が吸込口4から室内機本体3内に吸い込まれ、吸い込まれた空気が熱交換器9の周囲を通過することにより冷却されて冷風となり、又は加熱されて温風となり、冷風又は温風が吹出口6から室内に吹き出す。
The
吸排気ファン11には、この吸排気ファン11を回転駆動させるモータ20が連結されている。吸排気ファン11が回転駆動されることにより、室外の空気が室内機本体3内に吸気され、また、この吸気された空気が室外に排気される。
The intake /
室外からの空気の吸気は、室内機本体3と室外との間に壁2を貫通して配管された吸気ダクト15を用いて行われる。室外への空気の排気は、室内機本体3と室外との間に壁2を貫通して配管された排気ダクト16を介して行われる。
Intake of air from the outside is performed using an
吸気ダクト15は、吸着体12に供給する空気を室外から吸気するものである。吸着体12は、空気中の水分を吸着し、その後、高温にすることで吸着した水分を空気中に脱離する機能を有する。この吸着体12は、図4及び図5に示すように、吸着板ユニット21と保持体22とにより構成されている。
The
吸着板ユニット21は、長方形の板状に形成されて水分を吸着可能及び脱離可能な複数枚の吸着板23を有し、これらの吸着板23が面と面とを対向させてそれらの面と面との問に通風可能な隙間をもって連結されている。吸着板23は、紙などを素材とする基板と、基板の表面に塗布されたゼオライト等の吸着材粒子とにより形成されている。吸着材は、低温(外気温)で水分を吸着し、高温になると吸着した水分を脱離する。
The adsorbing plate unit 21 has a plurality of
複数枚の吸着板23の連結は、吸着板23の長手方向の両端をリング状枠24で固定することにより行われ、吸着板ユニット21の外形形状は円柱状とされている。リング状枠24には、吸着板23と平行に配置された仕切板25が固定されている。仕切板25は、両端を一対のリング状枠24の直径部分に固定され、吸着板23を2つのグループに2分割すると共に、吸着板ユニット21の補強を兼ねている。
The plurality of
仕切板25の長手方向の側面中央部には、仕切板25の長手方向に沿って外側向きに延びた回転軸26が固定されている。
A
保持体22は、吸着板ユニット21を保持体22内で回転軸26の中心線回りに回転可能に保持している。保持体22は、保持する吸着板ユニット21における一部の吸着板23の長手方向に沿った方向の外周部を気密に覆う第1カバー部27と、保持する吸着板ユニット21における他の一部の吸着板23の長手方向の両端部を気密に覆う一対の第2カバー部28とを有している。第1カバー部27は、吸着板ユニット21の周方向の約180度の範囲を覆う半円筒形に形成されている。第2カバー部28は、半円状に形成されている。第2カバー部28には、回転軸26を回転可能に軸支する支持穴29が形成されている。
The holding body 22 holds the suction plate unit 21 so as to be rotatable around the center line of the
吸着体12には、空気が通風可能な第1空気通路30と第2空気通路31とが形成されている。第1空気通路30は、第1カバー部27と一部の吸着板23とに囲まれて形成され、各吸着板23の間を長手方向(図4に示す矢印A方向)に空気が通風可能とされている。第2空気通路31は、一対の第2カバー部28と他の一部の吸着板23とに囲まれて形成され、各吸着板23の間を吸着板23の長手方向と直交する方向(図4及び図1に示す矢印B方向)に空気が通風可能とされている。なお、第1空気通路30と第2空気通路31との間に仕切板25が位置するようにして、空気が第1空気通路30と第2空気通路31との間を行き来することがないようにしている。
The adsorbent 12 is formed with a
図2に示すように、吸着体12が室内機本体3内に設置された場合、保持体22が図示しない保持機構により保持され、回転軸26には吸着板ユニット21を回転軸26の中心線回りに回転駆動させるモータ32が減速機構33を介して連結されている。減速機構33は、複数のギアを噛み合わせることにより構成されている。
As shown in FIG. 2, when the
図1に示すように、ドレンパン13は、冷房運転時において熱交換器9で発生するドレン水を受ける皿状の部材であり、横流ファン10の中心線方向に沿った長尺形状に形成され、熱交換器9の下側に配置されている。
As shown in FIG. 1, the
吸気ダクト15は、上述したように、壁2を貫通して室内機本体3内と室外との間に配管され、室外空気は、このダクト15を介して吸着体12に供給される。
As described above, the
室内機本体3内に位置する吸気ダクト15の一端は、ドレンパン13の長手方向の一端側に連結されている。この連結は、図6に示すように、吸気ダクト15がドレンパン13の底面を貫通してドレンパン13に固定、保持されることにより行われている。
One end of the
ドレンパン13の底面を貫通した吸気ダクト15の先端側は、ドレンパン13の底面より上方に突出している。ドレンパン13の底面より上方に突出した吸気ダクト15の先端には、室外から吸気される空気を吸着体12の第1空気通路30に導く通路35が接続されている。通路35は吸着体12に向けて延出され、その先端部が吸着体12の第1空気通路30の一端側の入口30A(図2参照)に接続されている。
The front end side of the
ドレンパン13の長手方向の他端には、排気ダクト16が固定、保持されている。この保持は、図6に示すように、排気ダクト16がドレンパン13の底面に設けられた円筒形の立上げ部60に囲まれる貫通孔61を貫通することにより行われている。
An
排気ダクト16の室内機本体3内に位置する端部は、吸着体12の第1空気通路30の出口30B(図2参照)に接続されている。
An end portion of the
ところで、上記した吸気ダクト15及び排気ダクト16の壁2を貫通した屋外に位置する端部は図1〜図3に示すように隣接され、この隣接する端部側に対向する状態でフィルタ装置51が設けられている。このフィルタ装置51は図7に分解して示すように、円形状の回転体としての回転板52を備えている。この回転板52には一対の円形状の開口部52a,52bが穿設され、これら開口部52a,52bの一方にはメッシュ状のフィルタ53が取り付けられている。このフィルタ53は通常時は、吸気ダクト15の開口端を塞ぐように位置している。
By the way, the edge part located in the outdoor which penetrated the
回転板52の中央部には駆動モータ55の駆動軸55aが接続、固定され、回転板52は駆動モータ55の駆動により定期的、例えば、10日ごと等、に180度回転される。この回転によりフィルタ53は排気ダクト16の開口端側に対向され、この対向後、所定時間、吸排気ファン11が運転され、その後、吸排気ファン11が停止され、再度、回転板52が180度回転されてフィルタ53が初期位置、即ち、吸気ダクト15の開口端側に対向する位置に移動されるようになっている。
A
また、排気ダクト16の開口端側の前方部には、クリーニングブラシ56が設けられ、フィルタ53が排気ダクト16の開口端側から吸気ダクト15の開口端側に移動する際ににはクリーニングブラシ56に摺接されるようになっている。
In addition, a cleaning brush 56 is provided in the front part on the opening end side of the
一方、上記した制御器14は、室内機本体3内の制御対象物の制御を行う。
On the other hand, the
制御器14には、図8に示すように、吸着体12の吸着板ユニット21を回転駆動させるモータ32と、吸排気ファン11を回転駆動させるモータ20と、横流ファン10を回転駆動させるモータ19と、ルーバー5を駆動させるモータ45と、回転板52を回転駆動するモータ55等と、温度センサ等の各種のセンサと、空気調和機の運転状態を操作するリモコン46からの赤外線信号を受光する受光部47が接続されている。リモコン46には、使用者が操作する各種ボタン(冷房、暖房、加湿、運転/停止、設定温度、風量等)が配置され、それぞれのボタン操作がなされた場合、それぞれの操作内容に応じた赤外線信号が出力されるようになっている。
As shown in FIG. 8, the
次に、加湿運転時における室内機1の動作について説明する。
制御器14は、リモコン46から加湿開始の信号が入力された場合には、吸排気ファン11を駆動させて室外の空気を吸気ダクト15を通して吸気することにより加湿運転を開始させる。吸気ダクト15から吸気される室外空気はフィルタ53を介して吸気され、塵埃はフィルタ53によって捕捉除去され、内部への侵入が防止される。そして、塵埃が除去された室外空気は、吸気ダクト15内と通路35内とを通って吸着体12側へ流れる。この空気は、吸着体12の入口30Aから吸着体12の第1空気通路30内に流入する。この空気が吸着体12の第1空気通路30内を流れる過程において、室外空気中の水分が第1空気通路30内に位置する吸着板23に吸着される。第1空気通路30内を通過した空気は、水分が吸着板23に吸着されることにより湿度が低下し、湿度が低下した状態で排気ダクト16内を通って室外に排気される。
Next, the operation of the
When the humidification start signal is input from the
この加湿運転時には、予め設定された時間毎にモータ32が駆動され、吸着板ユニット21が回転軸26の回りに約180度ずつ回転する。この回転により、回転前に第1空気通路30内に位置して水分の吸着が行われた吸着板23が第2空気通路31内に移動し、また、回転前に第2空気通路31内に位置していた吸着板23が第1空気通路30内に移動する。加湿運転が行われるのは暖房運転が行われる冬揚であり、第2空気通路31には熱交換器9により加熱された温風の一部が図1の矢印Bで示す方向に流れている。
During this humidification operation, the
これにより、第2空気通路31内に位置する吸着板23が加熱されてこの吸着板23から水分が脱離され、脱離された水分は横流ファン10により熱交換器9側へ吸い込まれた後に吹出口6から室内に吹出し、室内が加湿されることになる。
As a result, the
ところで、上記した加湿運転が継続されると、吸気ダクト15の開口端部を塞ぐフィルタ53に塵埃が蓄積され、室外空気の吸気量が低下して加湿量が減少してしまう。このため、フィルタ53は定期的に清掃してその塵埃が除去される。
By the way, if the above-described humidification operation is continued, dust is accumulated in the
次に、フィルタ53の清掃動作について説明する。
Next, the cleaning operation of the
この場合にはモータ55によって回転板52が180度回転される。この回転により回転板52のフィルタ53が吸気ダクト15の開口端側から排気ダクト16の開口端側に向かって移動し、排気ダクト16の開口端に対向する。すなわち、フィルタ53が吸気ダクト15の開口端側に位置していた時には、吸い込み側となっていたフィルタの面が、フィルタ53が排気ダクト16の開口端側に位置すると、吹出し側に位置することになる。このとき、吸排気ファン11が運転され、排気ダクト16の開口端から空気が排気され、フィルタ53の塵埃は排気ダクト16の開口端の下流側に位置するため、排気動圧によってフィルタ53から吹き飛ばされて除去される。塵埃が除去されたのちは、吸排気ファン11が停止し、モータ55によって回転板52が再度180度回転され、フィルタ53が排気ダクト16の開口端側から吸気ダクト15の開口端側に向かって移動し、吸気ダクト15の開口端を閉塞するように対向する。これにより、吸気ダクト15から吸気される室外空気は再度フィルタ53を介して吸気されることになり、塵埃が捕捉除去される。
In this case, the rotating
また、フィルタ53が排気ダクト16の開口端側から吸気ダクト15の開口端側に向かって移動する際には、フィルタ53の表面がクリーニングブラシ56に摺接される。従って、フィルタ53上に塵埃が一部残留していた場合であっても、クリーニングブラシ56によって残留塵埃を除去でき、より確実な清掃が可能となる。
Further, when the
上記したように、この第1の実施の形態によれば、回転板52を回転させるだけで、フィルタ53の清掃を行なうことができ、従来のように複数に分岐される吸気経路と排気経路をダンパの切替動作によって切り替えて清掃を行なう場合に比較して構成的に簡略化できる利点を有する。
As described above, according to the first embodiment, the
なお、フィルタ清掃装置8は、エアフィルタ7の表面に付着した塵埃を図示しないブラシを用いて取り除くもので、取り除かれた塵埃は、吸排気ファン11の運転によってフィルタ清掃装置8から排気ダクト16を介して屋外に排気される。なお、この第1の実施の形態においては、エアフィルタ7の表面に付着した塵埃を排気ダクト16を介して屋外に排気しなければならないため、回転板52の開口部52a、52bの一方にのみフィルタ53を設けたが、このようなエアフィルタ7の塵埃の排気を行なわない場合には、回転板52の開口部52a,52bの両方にそれぞれフィルタ53を設けるようにしてもよい。
The
これによれば、回転板52を180度回転させて一方のフィルタ53を吸気ダクト15の開口端側から排気ダクト16の開口端側へ移動させたときには、他方のフィルタ53が排気ダクト16の開口端側から吸気ダクト15の開口端側へ移動するため、フィルタ53の清掃時においても吸気ダクト15から吸気される室外空気中の塵埃を他方のフィルタ53によって除去できる利点がある。
According to this, when the
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の第2の実施の形態である空気調和機の室内機101を示すものである。この空気調和機の室内機101は、その内部に室内空気を吸引し、室外に排気する換気装置として機能する給排気装置110を備えたものである。
(Second Embodiment)
FIG. 9 shows an
この室内機101は、室内と室外とを仕切る壁102の内側面に取付けられる室内機本体103を有し、室内機本体103の前面部と上面部とには複数の吸込口104が形成されている。室内機本体103の下部には、ルーバー105により開度を調整可能な吹出口106が形成されている。
This
室内機本体103内には、エアフィルタ107と、熱交換器108と、空調用ファン109とが配置されている。
In the indoor unit
エアフィルタ107は、室内機本体103の前面部と上面部との内側に配置され、メッシュ状に形成されている。吸込口104から室内機本体103内に吸い込まれる空気中に塵埃が含まれている場合、この空気がエアフィルタ107を通過する過程で塵埃がエアフィルタ107により捕集される。
The
熱交換器8は、室外に配置されている室外機(図示せず)内に設けられている熱交換器に接続され、内部に冷媒が流れ、冷房運転と暖房運転とに切替可能に設けられている。冷房運転時には熱交換器108の周囲を流れる空気が冷却され、暖房運転時には熱交換器108の周囲を流れる空気が加熱される。
The
空調用ファン109は、長尺形状に形成された貫流(横流)ファンであり、一端にモータ(図示しない)が連結され、このモータにより回転駆動される。空調用ファン109が駆動されることにより、室内の空気が吸込口104から吸い込まれ、吸い込まれた空気が熱交換器108を通過して吹出口106から吹き出される。吹出口106から吹き出される空気は、冷房運転時には冷たい熱交換器108を流れることにより冷却されて冷風となり、暖房運転時には、暖かい熱交換器108を流れることにより加熱されて温風となる。
The air-
ところで、室内機本体103内の一側下部側には図10にも示すように本願発明に係わる給排気装置110が設けられている。
Incidentally, an air supply /
給排気装置110は、排気ファン112と、この排気ファン112を収容するファンケーシング113を備えている。排気ファン112にはファンモータ114が連結されている。ファンケーシング113の吸込側には吸気ダクト115の一端部側が接続され、排出側には排気ダクト116の一端部側が接続されている。
The air supply /
吸気ダクト115の他端部側は、室内機本体103の側面部から室内に開口されている。排気ダクト116の他端部側は、室内機本体103内から壁102を貫通して室外に延び出している。
The other end portion side of the
吸気ダクト115と排気ダクト116の中途部は隣接され、この中途部を横切るようにフィルタ装置117が設けられている。このフィルタ装置117は、図11にも示すように回転板118を備え、この回転板118の外周面部にはギヤ119が形成され、このギヤ119には駆動ギヤ120が噛み合わされている。駆動ギヤ120にはモータ121のモータ軸121aが接続されている。
A midway portion of the
回転板118の板面には、一対の円形状の開口部118a、118bが穿設され、これら開口部118a、118bの一方にはメッシュ状のフィルタ123が取り付けられている。フィルタ123は通常は吸気ダクト115を仕切るように位置し、この状態から回転板118が180度回転されることにより排気ダクト116を仕切る位置に移動されるようになっている。
A pair of
次に、室内空気の排気動作について説明する。 Next, the indoor air exhausting operation will be described.
この場合には、ファンモータ114により排気ファン112が駆動回転され、室内空気が吸気ダクト115から吸気される。この吸気された室内空気は、フィルタ123を通過することによりその塵埃が除去される。この除去後、室内空気は排気ファン112に吸い込まれたのち排気ダクト116を介して室外に排気される。この給排気が継続されると、フィルタ123に塵埃が蓄積され、給排気流量が減少してしまうため、フィルタ123は定期的に清掃してその塵埃を除去する必要がある。
In this case, the
次に、フィルタ123の清掃動作について説明する。
Next, the cleaning operation of the
この場合にはモータ121の回転によって駆動ギヤ120が回転され、この駆動ギヤ120の回転により回転板118が180度回転される。この回転によりフィルタ123が吸気ダクト115から排気ダクト116に向かって移動し、排気ダクト116を仕切るように位置する。このとき、塵埃はフィルタ123の下流側に位置するため、排気ダクト116内を流れる室内空気がフィルタ123を通過することによりその排気動圧によって吹き飛ばされて除去される。この除去後、駆動ギヤ120の回転により回転板118が再度180度回転されて排気ダクト116から吸気ダクト115に向かって移動し、吸気ダクト115を仕切るように位置する。これにより、吸気ダクト115から吸気される室内空気中の塵埃は再度、フィルタ123によって除去される。
In this case, the
この第2の実施の形態によっても、上記した第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。 Also according to the second embodiment, the same effects as those of the first embodiment described above can be obtained.
なお、この第2の実施の形態においては、回転板118の開口部118a、118bの一方のみにフィルタ123を設けたが、これに限られることなく、回転板118の開口部118a,118bの両方にそれぞれフィルタ123を設けるようにしてもよい。
In the second embodiment, the
これによれば、回転板118を180度回転させて一方のフィルタ123を吸気ダクト115から排気ダクト116へ移動させたときに、他方のフィルタ123が排気ダクト116から吸気ダクト115へ移動して吸気ダクト115を仕切るため、フィルタ123の清掃時においても他方のフィルタ123によって吸気ダクト15から吸気される室外空気中の塵埃等を除去できる利点がある。
According to this, when the
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。 Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment as it is, and can be embodied by modifying the constituent elements without departing from the scope of the invention in the implementation stage. Various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of constituent elements disclosed in the above-described embodiments. For example, you may delete some components from all the components shown by embodiment mentioned above. Furthermore, you may combine the component covering different embodiment suitably.
11,112…ファン、15、115…吸気ダクト、16,116…排気ダクト、52,118…回転板(移動手段)、53,123…フィルタ、56…クリーニングブラシ。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記吸気ダクト及び前記排気ダクトの隣接部分に設けられ、前記吸気ダクトによって吸気される空気中の塵埃を捕獲するフィルタと、
この塵埃を捕獲したフィルタを前記吸気ダクトから前記排気ダクト側に移動させて前記フィルタの塵埃を排気動圧により除去させる移動手段と、
を具備することを特徴とする給排気装置。 In the air supply / exhaust device for sucking air through the intake duct by rotation of the fan, and exhausting the intake air through the exhaust duct adjacent to the intake duct,
A filter that is provided in an adjacent portion of the intake duct and the exhaust duct and captures dust in the air sucked by the intake duct;
Moving means for moving the filter that has captured the dust from the intake duct to the exhaust duct side to remove the dust of the filter by exhaust dynamic pressure;
An air supply / exhaust device comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007123810A JP2008281238A (en) | 2007-05-08 | 2007-05-08 | Supply and exhaust device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007123810A JP2008281238A (en) | 2007-05-08 | 2007-05-08 | Supply and exhaust device |
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JP2008281238A true JP2008281238A (en) | 2008-11-20 |
Family
ID=40142197
Family Applications (1)
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-
2007
- 2007-05-08 JP JP2007123810A patent/JP2008281238A/en active Pending
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