JP2008265153A - Screen printer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、印刷パターンが形成されたマスクの汚れを除去するためのクリーニング機構を備えたスクリーン印刷機に関する。 The present invention relates to a screen printer provided with a cleaning mechanism for removing dirt on a mask on which a printed pattern is formed.
従来、印刷パターンが形成されたマスクの汚れを除去するためのクリーニング装置が一般に知られている(例えば下記特許文献1)。このクリーニング装置は、負圧源とバキュームホースを介して接続された吸込口を有し、この吸込口からマスクの汚れを吸引して除去するように構成されている。この種のクリーニング装置を備えた印刷機として、下記特許文献2に記載の印刷機が知られている。このクリーニング装置は、基台上に移動可能に設けられたユニット本体を備え、ユニット本体の上部には、マスクとの接触面に吸込口を有する吸気箱が設けられている。その吸気箱内部と連通して設けられた配管接続部は可撓性を有するバキュームホースを通じて負圧源に接続されている。このようなクリーニング装置によると、吸気箱をマスクに接触させた状態でユニット本体をマスクの面方向に沿って移動させることにより、マスクの汚れを吸引して除去することができる。これにより印刷品質を維持できる。
しかしながら、上記したクリーニング装置では、ユニット本体を移動させることにより、配管接続部に接続されたバキュームホースがユニット本体に追従して小さな半径で大きく湾曲する場合があり、この場合には配管接続部との接続部分に無理な応力がかかることで、バキュームホースの耐久性能を低下させる一因となってしまう。そうすると、バキュームホースに亀裂が入ることによりマスクの汚れの吸引性能を低下させ、印刷品質を低下させてしまう。 However, in the cleaning device described above, by moving the unit body, the vacuum hose connected to the pipe connection portion may be largely curved with a small radius following the unit body. If an excessive stress is applied to the connecting portion, the durability performance of the vacuum hose is reduced. If it does so, the suction performance of the dirt of a mask will fall by a crack entering a vacuum hose, and print quality will fall.
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、バキュームホースの耐久性能を維持することで、長期間に亘ってクリーニング機能を確保し、もって印刷品質の安定化を図ることを目的とする。 The present invention has been completed based on the above circumstances, and maintains the durability of the vacuum hose to ensure a cleaning function for a long period of time, thereby stabilizing the print quality. With the goal.
本発明は、印刷パターンが形成されたマスクの汚れを除去するためのクリーニング機構を備えたスクリーン印刷機において、クリーニング機構は、マスクの面方向に沿って相対移動可能に設けられたユニット本体と、このユニット本体に設けられマスクに接触する接触面に吸込口を有する吸気箱と、ユニット本体の側部に吸気箱に連通して設けられユニット本体の移動方向と交差する方向の軸周りに回動可能とされ、かつ、その軸に対して交差方向に延びる配管接続部を有する中空の継手部材と、この継手部材の配管接続部と負圧源との間を接続して可撓性を有するバキュームホースとを備える構成としたところに特徴を有する。 The present invention relates to a screen printing machine provided with a cleaning mechanism for removing stains on a mask on which a printed pattern is formed.The cleaning mechanism includes a unit main body that is relatively movable along the surface direction of the mask; An intake box provided on the unit body and having a suction port on the contact surface that contacts the mask, and is rotated around an axis in a direction intersecting the moving direction of the unit body provided on the side of the unit body and communicating with the intake box A hollow joint member having a pipe connection portion which is made possible and extends in a direction crossing the axis thereof, and a vacuum having flexibility by connecting between the pipe connection portion of the joint member and a negative pressure source It is characterized by having a configuration including a hose.
このような構成でユニット本体を移動させた場合、これに伴って配管接続部に接続されたバキュームホースがユニット本体に追従して移動するものの、配管接続部がユニット本体の移動方向と交差する方向の軸周りに回動することによって、配管接続部との接続部分にかかる応力を分散させることができる。したがって、バキュームホースの耐久性能を維持することができる。 When the unit main body is moved in such a configuration, the vacuum hose connected to the pipe connecting portion moves along with the unit main body, but the pipe connecting portion intersects the moving direction of the unit main body. The stress applied to the connecting portion with the pipe connecting portion can be dispersed by rotating around the axis of the pipe. Therefore, the durability performance of the vacuum hose can be maintained.
上記したクリーナユニットの実施態様として、以下の構成が好ましい。
ユニット本体の内部には、吸気箱の吸込口を覆う通気性のクリーニングシートを供給する供給ロールと、クリーニングシートの先端側を巻き取る巻取ロールとが設けられている構成としてもよい。このような構成によると、クリーニングシートによってマスクの汚れを拭き取りつつ吸込口に吸引することができる。
As an embodiment of the cleaner unit described above, the following configuration is preferable.
The unit main body may be provided with a supply roll for supplying a breathable cleaning sheet that covers the suction port of the intake box and a take-up roll for winding up the leading end side of the cleaning sheet. According to such a configuration, the cleaning sheet can be sucked into the suction port while wiping off the dirt on the mask.
継手部材は、吸気箱側に連なってユニット本体の移動方向と交差する方向に延びる円筒管と、この円筒管の外周に嵌合する挿通孔を有する継手箱と、この継手箱の側部に突設された配管接続部とを備える構成としてもよい。このような構成によると、バキュームホースを継手箱の配管接続部に接続すると共にこの継手箱を円筒管に対して回動可能に支持することができる。 The joint member includes a cylindrical tube extending in a direction intersecting with the moving direction of the unit main body, connected to the intake box side, a joint box having an insertion hole fitted to the outer periphery of the cylindrical tube, and protruding to the side of the joint box. It is good also as a structure provided with the provided piping connection part. According to such a structure, while connecting a vacuum hose to the piping connection part of a joint box, this joint box can be supported rotatably with respect to a cylindrical tube.
吸気箱は、ユニット本体に対して上下に移動可能に支持されると共に昇降機構により上下に駆動可能とされ、円筒管は吸気箱に固定的に設けられて吸気箱と一体的に昇降し、ユニット本体の側部には、円筒管の上下移動を許容しつつ貫通させる貫通孔が設けられている構成としてもよい。 The intake box is supported so as to be movable up and down with respect to the unit body, and can be driven up and down by an elevating mechanism, and the cylindrical tube is fixedly provided on the intake box and moves up and down integrally with the intake box. It is good also as a structure provided in the side part of the main body with the through-hole penetrated while allowing the cylindrical tube to move up and down.
継手箱の挿通孔の周縁部と円筒管の外周面との間にはシール部材が設けられている構成としてもよい。このような構成によると、シール部材によって継手箱の挿通孔の周縁部と円筒管の外周面との間をシール状態に保つことができる。 A sealing member may be provided between the peripheral edge of the insertion hole of the joint box and the outer peripheral surface of the cylindrical tube. According to such a configuration, the seal member can maintain a sealed state between the peripheral portion of the insertion hole of the joint box and the outer peripheral surface of the cylindrical tube.
本発明によると、バキュームホースの耐久性能を維持することで、長期間に亘ってクリーニング機能を確保し、もって印刷品質の安定化を図ることができる。 According to the present invention, by maintaining the durability performance of the vacuum hose, it is possible to ensure a cleaning function for a long period of time and thereby to stabilize printing quality.
<実施形態1>
本発明の実施形態1について図面を参照しながら説明する。
<スクリーン印刷機の全体構成>
本実施形態における印刷機10は、図1に示すように、基台11上に図1中紙面を貫通する方向(Y軸方向)に移動可能に設けた基板テーブル30を備える。基板テーブル30上にはメインコンベア40が図面上左右方向(X軸方向)に延びるように一体的に設けられている。図1及び図2はそれぞれ、基板搬送位置にある基板テーブル30をY軸方向及びZ軸方向(X軸方向及びY軸方向の双方に対して直交する方向)から見た状態を示している。基板搬入時には、Y軸方向及びZ軸方向のそれぞれの基板搬送位置にある基板テーブル30が、X軸方向における中央部から右方に移動し(図2における図面右側2点波線部)、基板Wを受け渡し可能な間隔(例えば5mm程度)で上流側の不図示のコンベアと連結し、この不図示のコンベアとメインコンベア40が稼働することで基板Wを受け取り可能である。これとは逆に、基板搬出時には、Y軸方向及びZ軸方向のそれぞれの基板搬送位置にある基板テーブル30がX軸方向における中央部から左方に移動し(図2における図面左側2点波線部)、基板Wを受け渡し可能な間隔(例えば5mm程度)で下流側の不図示のコンベアと連結し、この不図示のコンベアとメインコンベア40が稼働することで基板Wを搬出可能である。また、基板Wをクランプするための基板クランプユニット50(図2参照)と、後述するマスク71の下面を清掃するためのクリーナユニット(本発明の「クリーニング機構」の一例)60(図2及び図3参照)とを備えている。
<Embodiment 1>
Embodiment 1 of the present invention will be described with reference to the drawings.
<Overall configuration of screen printer>
As shown in FIG. 1, the
<マスククランプユニットの構成>
基台11に連結されるフレーム12の左右上方には、それぞれ前後方向に延びるフレーム部材16(図1参照)が設けられ、このフレーム部材16にマスククランプユニット70が設けられている。このマスククランプユニット70は、クリーム半田印刷用のマスク71をマスク支持部72により支持し、そのマスク支持部72とマスククランプ73との間でマスク71を構成する枠部材71aを挟み付けて保持する構成である。マスク支持部72は、マスク71の四隅と対応する位置に設けられている。マスククランプ73は、各マスク支持部72と対応してその上方に設けられている。マスククランプ73の昇降機構としてはエアシリンダが用いられ、このエアシリンダにエアを供給するエア供給路の途中にはクランプ昇降切替弁が設けられている。クランプ昇降切替弁の開閉操作を行う操作スイッチがONにされてクランプ昇降切替弁が開放状態になると、エアシリンダにエアが供給され、ピストンロッドに連結されたマスククランプ73がマスク71を構成する枠部材をマスク支持部72に押圧保持可能である。これにより、マスク71は、基板テーブル30の上方において水平配置で張り渡した状態に保持される。
<Configuration of mask clamp unit>
A frame member 16 (see FIG. 1) extending in the front-rear direction is provided above and to the left and right of the frame 12 connected to the
また、マスククランプユニット70は、マスク71の有無を検知する位置センサを備えている。マスククランプ73には位置識別部が設けられ、この位置識別部はマスククランプ73がマスク71をクランプした状態では所定高さ範囲内に位置することで、図示しない位置センサによって読み取られ、位置センサからマスククランプ制御部170(図9参照)へ検出信号が送出される。一方、位置識別部が所定高さより上方位置、あるいは下方位置のいずれかにあれば位置センサによる読み取りができず、従ってマスクリリース状態(マスク71が無い状態)と検知される。
The
<基板搬送装置の構成>
基板搬送装置を構成する前記基板テーブル30は、Y軸テーブル31、X軸テーブル32、R軸テーブル33、昇降テーブル38等を段積みしてなる構成である。Y軸テーブル31は、基台11上においてY軸方向に沿って延びる4本のY方向ガイドレール34によってY軸方向にスライド自在に取り付けられている。Y軸テーブル31と基台11との間には、Y軸モータの動力によって駆動されるY方向ボールねじ機構341が設けられている。これにより、基板テーブル30のY軸テーブル31は、Y方向ボールねじ機構341が駆動することにより基台11に対して、前側すなわち作業者側のY軸方向における基板搬送位置(図2及び図3における基板テーブル30の位置)とY軸方向後端の位置との間で往復移動可能である。尚、Y軸方向における基板搬送位置にある基板テーブル30と待機位置にあるクリーナユニット60とは互いに近接した配置とされている(図3参照)。
<Configuration of substrate transfer device>
The substrate table 30 constituting the substrate transfer apparatus is configured by stacking a Y-axis table 31, an X-axis table 32, an R-axis table 33, an elevating table 38, and the like. The Y-axis table 31 is mounted on the
Y軸テーブル31上には、X軸方向に沿って延びる形態をなす一対のX方向ガイドレール35が設けられ、この両X方向ガイドレール35上にX軸テーブル32がX軸方向にスライド自在に取り付けられている。X軸テーブル32とY軸テーブル31との間には、X軸モータの動力によって駆動されるX方向ボールねじ機構(図示せず)が設けられている。これにより、X軸テーブル31は、X方向ボールねじ機構が駆動することによってY軸テーブル31に対してX軸方向における所望の位置に移動可能である。
A pair of
X軸テーブル32上には、回転ユニット36を介してR軸テーブル33が設けられている。回転ユニット36はR軸モータを備え、このモータの動力によってZ軸方向に延びる回動軸を中心として回転自在に設けられている。これにより、R軸テーブル33は、回転ユニット36が駆動することによってX軸テーブル32に対してZ軸回りにおける所望の角度に回動可能である。
An R-axis table 33 is provided on the X-axis table 32 via a
R軸テーブル33の四隅には、ガイドシャフト37がZ軸方向に沿ってスライド自在に取り付けられ、このガイドシャフト37の上端部に昇降テーブル38が固定されている。また、R軸テーブル33と昇降テーブル38との間には、Z軸モータの動力によって駆動されるボールねじ機構39が設けられている。これにより、昇降テーブル38は、ボールねじ機構39が駆動することによってR軸テーブル33に対して、Z軸方向における所望の位置に移動可能である。尚、X軸モータ、Y軸モータ、Z軸モータ、及びR軸モータは共に、サーボ形式のモータである。
基板テーブル30の昇降テーブル38上には、X軸方向に沿って一対のメインコンベア40が設けられている。メインコンベア40は、昇降テーブル38の昇降動作に伴って基板Wを搬送可能なZ軸方向における基板搬送位置とこの基板搬送位置より上方の印刷位置との間で移動可能である。
A pair of
メインコンベア40は、昇降テーブル38に取り付けられる。基板クランプユニット50は、図3に示すように、メインコンベア40の一対の前後のコンベア40c,40cのそれぞれ外側においてX軸方向に沿って配置された一対の帯板状のクランプ片51を備えている。これにより、両クランプ片51は、メインコンベア40上に搬送された基板Wを、基板Wの上面と両クランプ片51の上面とがZ軸方向で同一高さとする状態で、不図示のシリンダ機構により一方のクランプ片51がY軸方向にスライドしてY軸方向両側から保持可能である。
The
ボールねじ機構39により昇降テーブル38を上昇させることにより、メインコンベア40、両クランプ片51及び両クランプ片51で保持されている基板Wを上昇させることにより、基板Wをマスク71下面に重装することができる。昇降テーブル38には、印刷動作中マスク71の上方のスキージ81により負荷される荷重に対抗して基板Wを支えるバックアップ装置が設けられている。バックアップ装置は、昇降テーブル38に対してZ軸方向に沿ってスライド自在に取り付けられたスライド支柱43と、このスライド支柱43の上端部に固定された載置テーブル41と、昇降テーブル38と載置テーブル41との間に設けた昇降装置とを備えている。この昇降装置はバックアップ装置昇降モータを備え、このモータの駆動力により載置テーブル41をZ軸方向における所望の位置に昇降可能である。載置テーブル41上には、バックアッププレート上に複数のバックアップピンが上向きにセットされたバックアップユニットが載置されており、載置テーブル41が上昇すると、バックアップピンの上端部で基板Wが支持された状態となる。この状態で基板Wが両クランプ片51に保持される。
The substrate W is placed on the lower surface of the
本実施形態における基板テーブル30は、図2及び図3に示すように、基板Wの幅寸法に応じて両コンベア40間のコンベア幅を変更可能なコンベア幅調整機構42を備えている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the substrate table 30 in this embodiment includes a conveyor
尚、本実施形態における印刷機10は、図3に示すように、基板Wのフィデューシャルマークを撮像するための基板撮像カメラ18と、基板Wの印刷後の状態を撮像して検査するための検査カメラ19とを備えている。両カメラ18,19は共に、両フレーム部材16間に梁状に設けた取付部材17に固定されている。また、昇降テーブル38上のY軸方向前側には、マスク71下面のフィデューシャルマーク(図示せず)を撮像してマスク71の位置や種類等を識別するための基板テーブルカメラ49が設けられている。
As shown in FIG. 3, the
<スキージヘッド周りの構成>
前記各フレーム部材16には、図1に示すように、Y軸方向に延びる2本のY方向ガイドレール84が並行して設けられ、それらのY方向ガイドレール84,84に支持されてスキージヘッド支持フレーム83がY軸方向に移動可能に設けられている。このスキージヘッド支持フレーム83には、マスク71の上方に位置するようにしてスキージヘッド80が設けられている。2つのフレーム部材16のうち図1の左側に位置するフレーム部材16には、Y方向ガイドレール84に沿うようにしてボールねじ軸85が回転自在に設けられている。ボールねじ軸85の端部には、同ボールねじ軸85を回転駆動するY軸モータ(図示せず)が固定されている。一方、スキージヘッド支持フレーム83には、上記ボールねじ軸85と螺合するボールナット86が固定されている。これにより、スキージヘッド支持フレーム83は、Y軸モータでボールねじ軸85を駆動することによってY方向ガイドレール84上をY軸方向における所望の位置に移動させることができる。尚、Y軸モータはサーボ形式のモータである。
<Configuration around the squeegee head>
As shown in FIG. 1, each
スキージヘッド80は第1及び第2のスキージ81と、各スキージ81を昇降可能とする第1及び第2のエアシリンダ87とを備えている。各エアシリンダ87を駆動するための空気圧供給装置からのエア供給路の途中には、図示しない第1及び第2の昇降切替弁が設けられており、後述するスキージユニット制御部130からの信号に応じて第1又は第2のスキージ81が選択的に下降する。
The
尚、詳細な説明は省略するが、スキージヘッド80は、スキージヘッド支持フレーム83に設けたボールねじ機構88及びこのボールねじ機構88を回転駆動するモータ89を備えたスキージヘッド昇降機構82によって上下に駆動され、スキージヘッド昇降機構82によってスキージヘッド80が下降されると、スキージ81がマスク71を介して基板Wに押しつけられて印刷荷重が付与される。また、スキージヘッド昇降機構82の内部には、マスク71上面に押圧されたスキージ81の荷重を検知する荷重センサが組み込まれている。荷重センサによって検知された検知荷重は、スキージユニット制御部130(図9参照)に送出され、検知荷重が目標印刷荷重の範囲内となるようにサーボ形式のモータ89に制御信号を送出する。
Although not described in detail, the
<クリーナユニットの構成>
それでは、前記クリーナユニット60の構成について図5ないし図8を参照しながら説明する。クリーナユニット60はユニット本体を有し、このユニット本体は、図7に示すように、底壁601と、この底壁601の幅方向両側端部から上方に立ち上がる一対の側壁602とを備えている。底壁601の下面側には、あり溝状の凹部を有する一対のレール受け部603が設けられ、このレール受け部603の凹部内にY方向ガイドレール34が嵌合することによりクリーナユニット60がY軸方向に移動可能に案内される。尚、図7における右側のレール受け部603の前端側には、クリーナユニット60が前方へ移動することを規制するストッパ111が基台11上にボルト止めされている。
<Configuration of cleaner unit>
Now, the configuration of the
底壁601の下面側であって両レール受け部603の間には、連結用ソレノイド66が配設されている。連結用ソレノイド66は上下方向に突没するロッドを備え、基板テーブル30がY軸方向における基板搬送位置にある状態(図3状態)では、ロッドの下端部が基台11上にボルト止めされた位置決め部材112の位置決め孔(図示せず)に嵌合しており、これによってクリーナユニット60が待機位置に保持される。一方、基板テーブル30には、ロッドが嵌入する連結孔(図示せず)が設けられている。このため、クリーナユニット60は、連結用ソレノイド66のロッドの上端部が基板テーブル30の連結孔に嵌合することで基板テーブル30と連結されると共に、ロッドの下端部が上方に移動することで位置決め部材112に対する係合が解除される。これにより、クリーナユニット60は、基板テーブル30の移動に伴ってY方向ガイドレール34上をY軸方向に沿って移動可能である。
A connecting
両側壁602間には、ロール状のコットン紙(本発明の「クリーニングシート」の一例)61を供給する供給ロール62と、その供給ロール62の上方に位置してコットン紙61を巻き取る巻取ロール63と、コットン紙61の搬送経路の途中に配された複数の案内ロール64とが、互いに平行姿勢でかつ回動可能に設けられている。供給ロール62から供給されたコットン紙61は、供給ロール62の斜め後方に位置する第1の案内ロール641、その第1の案内ロール641の上方でかつ側壁602の上部に位置する第2の案内ロール642(図6参照)、その第2の案内ロール642の前方に位置する第3の案内ロール643、その第3の案内ロール643の下方でかつ巻取ロール63の斜め前方に位置する第4の案内ロール644を通して巻取ロール63に案内される。供給ロール62の端部には、コットン紙61にかかる張力を調整するテンションコントローラ(図示せず)が取り付けられ、巻取ロール63の端部には、巻取ロール63を回転駆動する巻取モータ(図示せず)が設けられている。これにより、コットン紙61は巻取モータを駆動することにより所定の張力で各ロール62〜64間に架け渡された状態に保持される。
Between both
両側壁602の上部間には、鉛直方向の取付面を有する支持部材604が架設され、この支持部材604に箱形をなすクリーナヘッド(本発明の「吸気箱」の一例)67が支持されている。支持部材604の取付面の幅方向両側には、クリーナヘッド67を上下方向に移動可能に案内する案内装置605が取り付けられている。さらに支持部材604の取付面における両案内装置605間には、クリーナヘッド67を上下方向に駆動するエアシリンダ装置606が設けられている。また、クリーナヘッド67は、図6に示すように、第2及び第3の案内ロール642,643の間に位置して設けられている。さらに、エアシリンダ装置606にエアを供給するエア供給路の途中には、クリーナヘッド昇降切替弁(図示せず)が設けられている。したがって、クリーナヘッド67は、クリーナヘッド昇降切替弁を所要時期に切替動作することで第2及び第3の案内ロール642,643間を通過して下端位置と上端位置との間を移動可能である。
A support member 604 having a vertical mounting surface is installed between the upper portions of both
クリーナヘッド67が下端位置にあるときには、クリーナヘッド67の上面(マスク71に接触する接触面)が第2及び第3の案内ロール642,643間に架け渡されたコットン紙61より下方に位置している。一方、クリーナヘッド67が上端位置にあるときには、クリーナヘッド67の上面が第2及び第3の案内ロール642,643間に架け渡されたコットン紙61より上方に位置するため、コットン紙61がクリーナヘッド67により第2及び第3の案内ロール642,643より上方に持ち上げられると共にクリーナヘッド67の上面がコットン紙61を介してマスク71下面に接触する。尚、コットン紙61によって覆われたクリーナヘッド67の上面には、幅方向に延びるスリット形状をなし、クリーナヘッド67の内外を連通させる一対の吸込口671が並んで設けられている。また、クリーナヘッド67の内部には、図示はしないがポンプモータを駆動してコットン紙61に洗浄液を供給する洗浄液供給機構が設けられている。
When the
クリーナヘッド67の図7における左端側には、クリーナヘッド67の内部と連通し、円筒状をなす連通管672が一体に設けられている。この連通管672は、クリーナヘッド67の左端部下面から鉛直方向に延びた後、水平方向(図7の左側)に向きを変え、側壁602に貫通する貫通孔607を通過してクリーナユニット60の外部に延びる形態をなしている。クリーナヘッド67が下端位置にあるときには、図5に示すように、連通管672のうち水平方向に延びる部分(本発明の「円筒管」に相当する。)と貫通孔607の外周面との間に所定のクリアランスSが設けられている。このクリアランスSはクリーナヘッド67が上端位置にあるときに、連通管672の外周面と貫通孔607の内周面とが干渉しないように設定されている。尚、連通管672の水平部分は、クリーナユニット60が基台11上のY方向ガイドレール34上に設置された状態では、クリーナユニット60の移動方向(Y軸方向)と交差する方向(X軸方向)に延びる形態をなしている。
On the left end side of the
連通管672の水平部分の先端側には、箱形の中空に形成された吸引チャンバ65(本発明の「継手箱」の一例)が連通管672の水平部分を回動支持軸として回動可能に取り付けられている。吸引チャンバ65の内部は、連通管672を通じてクリーナヘッド67の内部と連通している。尚、吸引チャンバ65の連通管672への取付構造については、後に詳述する。吸引チャンバ65のうち連通管672との取付面651と隣り合う側面部には、吸引チャンバ65の内部と連通する配管接続部65aが配置されている。この配管接続部65aは、連通管672の水平部分に対して径方向外側に突出して設けられている。
A suction chamber 65 (an example of the “joint box” of the present invention) formed in a box-like hollow is rotatable at the distal end side of the horizontal portion of the
この配管接続部65aには、可撓性を有するバキュームホース68の一端側が外嵌されホースクランプにより固定されている。このバキュームホース68は耐溶剤性を有するゴム材からできており、らせん状のワイヤが内蔵されて型成形されることによって製造されている。また、バキュームホース68は、図3に示すように、待機位置にあるクリーナユニット60の吸引チャンバ65から基台11上に向けてZ軸方向下側に向かった後に、基台11の後端部に向けてY軸方向後側に延びる形態をなしている。すなわち、バキュームホース68の他端側は、図2に示すように、基台11の後端部において、負圧を供給するバキュームモータ(本発明の「負圧源」の一例)に連なるバキューム弁69と接続されている。これにより、バキューム弁69が開放状態になると吸込口671に負圧が供給されて吸引を行うと共に、バキューム弁69が閉止されバキュームホース68の内部が大気圧に開放されると吸込口671による吸引が停止される。
One end of a
次に、吸引チャンバ65の連通管672への取付構造について図8を参照しながら説明する。吸引チャンバ65の外面において連通管672が取り付けられる取付面651には、連通管672の外径より大きい開口径を有する挿通孔652が貫通して形成されている。一方、連通管672において挿通孔652の内周面と対向する位置にはリング状のゴムリング673が外嵌され、さらにゴムリング673の外周には円筒状をなすカラー674が配されている。吸引チャンバ65の挿通孔652の周縁部には、外側に開いたコの字断面をなすリング状のシールリング675が全周に亘って嵌着されている。尚、ゴムリング673及びシールリング675は、本発明における「シール部材」の一例に相当する。
Next, a structure for attaching the
連通管672においてゴムリング673の両側の外周面には、開口径の異なる一対の固定ナット676を螺合可能とするねじ溝が切られている。外側に取り付けられる固定ナット676の開口径は、内側に取り付けられる固定ナット676の開口径よりも大きめに設定され、両固定ナット676の外径は共に同じ径であると共に吸引チャンバ65の挿通孔652の開口径よりも大きめに設定されている。両固定ナット676を吸引チャンバ65の内部及び外部から締め付けると、シールリング675を介して挿通孔652の周縁部が両側から挟持されると共に、ゴムリング673が連通管672、カラー674、及び両固定ナット676によって四方から挟持される。このため、吸引チャンバ65の内部と連通管672の内部との間がシール状態に保持されると共に、吸引チャンバ65が連通管672に対して回動可能に取り付けられる。
In the
<印刷機の作用説明>
本実施形態は以上の構成であり、続いてその作用を説明する。
基板テーブル30はY軸方向及びZ軸方向における基板搬送位置、且つX軸方向の基台11中央部位置にある状態から、X軸テーブル32がX軸方向右側に移動することでメインコンベア40がX軸方向右側に移動し、上流側の装置から基板Wがメインコンベア40上に搬入される。次に、基板Wがメインコンベア40上のX軸方向所定位置において、載置テーブル41が上昇して、バックアップユニットにより基板Wが支持されると基板クランプユニット50により保持される。その後、基板テーブル30はX軸方向の基台11中央部位置に戻る。そして、マスク71下面の清掃が必要であれば、クリーナユニット60による清掃を実施する。クリーナユニット60による清掃を実施するか否かの判定は、例えば予め設定された基板Wの処理枚数と現在の処理枚数とを比較することにより判定してもよいし、作業者がマスク71下面の状態を直接確認して作業者からの入力指示により行ってもよい。
<Description of the operation of the printing press>
The present embodiment has the above configuration, and the operation thereof will be described subsequently.
The
クリーナユニット60による清掃は、連結用ソレノイド66を駆動することにより基板テーブル30とクリーナユニット60を連結状態とした上で、待機位置にあるクリーナユニット60を基板テーブル30と共にY軸方向後側の所定位置まで搬送する。次に、クリーナヘッド67を上昇させてコットン紙61をマスク71下面に密着させ、バキューム弁69を開放状態として吸込口671に負圧を供給してマスク71下面を吸引した状態でクリーナユニット60を基板テーブル30と共にY軸方向後側に移動させることにマスク71下面の付着物はコットン紙61によって拭き取られ、清掃が行われる。このとき、図4に示すように、クリーナユニット60の後方への移動に伴ってバキュームホース68が後方に折り返された状態となり、バキュームホース68の弾発力によってバキュームホース68に接続された配管接続部65aが回動してY軸方向やや前方を向いた状態となる。このため、バキュームホース68に対して無理な応力がかかることが回避される。
Cleaning by the
清掃完了後は、バキューム弁69を閉止状態にすると共にバキュームホース68内を大気圧に開放することによりマスク71下面に対する吸引を解除し、クリーナヘッド67を下降させる。そして、クリーナユニット60を待機位置に戻す動作が、上記と同様に基板テーブル30を駆動することによって行われる。このクリーナユニット60の移動と共にあるいはこれに先立って、不図示の巻取モータを駆動することによってコットン紙61を巻取ロール63側に所定量だけ送って、汚れの付着していない面をクリーナユニット60の上面に露出させる。クリーナユニット60が待機位置まで戻されると、連結用ソレノイド66を駆動してロッドの上端部が下方に移動することで基板テーブル30の連結孔との係合が解除されると共に、ロッドの下端部が位置決め部材112の位置決め孔に嵌合してクリーナユニット60が待機位置に保持される。尚、バキュームホース68は、クリーナユニット60の移動に伴ってバキュームホース68に接続された配管接続部65aが基台11側に回動することで、吸引チャンバ65から基台11側に向けて下方に延びた状態に復帰する。
After the cleaning is completed, the
次に、マスク71交換したとき、印刷枚数が所定枚数に達する毎等、マスク71下面のフィデューシャルマークを撮像する必要がある場合には、基板テーブル30をX軸方向及びY軸方向に移動させて、基板テーブルカメラ49によりマスク71下面のフィデューシャルマークを順次撮像する。引き続き、基板テーブル30をX軸方向及びY軸方向に移動させて、基板撮像カメラ18により基板Wのフィデューシャルマークを順次撮像する。
Next, when the
このようにしてマスク71及び基板Wのフィデューシャルマークの位置情報をそれぞれ取得し、これらの位置情報に基づいてマスク71下面のフィデューシャルマークと基板Wのフィデューシャルマークとを一致させるべく基板テーブル30をX軸方向、Y軸方向、及びZ軸回りに移動させる。これと同時に、昇降テーブル38が印刷位置に向けて上昇を開始し、マスク71に対するX軸方向、Y軸方向、及びZ軸回りの位置合わせが完了した状態で、基板Wをマスク71下面に密着させる。
In this way, the positional information of the fiducial marks on the
次に、スキージヘッド80の現在の位置に応じて一方のスキージ81を選択的に下降させる。マスク71上面にクリーム半田等のペーストを供給し、印刷荷重、移動速度を制御しつつ、スキージ81をY軸方向片側に移動させることにより、マスク71の供給孔を通じて基板W上面の所定の位置にペーストが印刷される。このとき、スキージヘッド支持フレーム83がY軸方向後方へ移動するに伴って、配索ダクト106も撓み変形しつつその折り返し部分も後方へ移動する。
Next, one
この後、基板テーブル30をZ軸方向に基板搬送位置まで下降させると共に、Z軸回り及びY軸方向の位置合わせのための僅かな移動分を元に戻して、Z軸回り及びY軸方向の基板搬送位置とし、載置テーブル41を下降し、クランプ片51による基板Wの保持を解除する。そして、印刷済の基板Wの枚数が目標印刷枚数に至っていない場合には、基板テーブル30をZ軸方向、Z軸回り及びY軸方向の基板搬送位置に保ったまま、X軸方向左側に移動し、下流側の装置へ印刷済基板Wを搬出する。この搬出後、基板テーブル30をX軸方向右側に移動して印刷前基板Wを上流側の装置から搬入し、基板Wをメインコンベア40上の所定位置に保持し、載置テーブル41のバックアップユニットにより支持し、基板クランプユニット50によって保持された状態で、基板テーブル30をX軸方向の基台11中央部位置に戻す。
Thereafter, the substrate table 30 is lowered in the Z-axis direction to the substrate transfer position, and the slight movement for alignment in the Z-axis direction and the Y-axis direction is returned to the original position. At the substrate transfer position, the mounting table 41 is lowered and the holding of the substrate W by the
以上のように本実施形態によると、以下の効果を奏することができる。
1.配管接続部65aが回動することによって、バキュームホース68にかかる応力を分散させることができるから、バキュームホース68の耐久性能を維持することができる。したがって、長期間に亘ってクリーニング機能を確保し、もって良好な印刷品質を保つことができる。
2.ゴムリング673及びシールリング675によって吸引チャンバ65の挿通孔652の周縁部と連通管672の外周面との間をシール状態に保つことで、コットン紙61によってマスク71下面に付着した汚れを拭き取りつつ吸込口671に吸引することができる。
As described above, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
1. By rotating the
2. The
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では配管接続部65aを吸引チャンバ65の取付面651に隣り合う側面部に設けているものの、本発明によると、配管接続部65aを取付面651と反対側の面に設けてもよい。
(2)本実施形態ではコットン紙61を搬送する機構を備えたクリーナユニット60を例示しているものの、本発明によると、コットン紙61を備えていないクリーナユニット60としてもよい。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
(1) Although the
(2) Although the
(3)本実施形態では連通管672を回動支持軸として吸引チャンバ65が回動可能とされているものの、本発明によると、連通管672とは別に回動支持軸を設けてもよい。
(4)本実施形態ではクリーナユニット60の側壁602に設けた貫通孔607に連通管672が通されているものの、本発明によると、貫通孔607である必要はなく、側壁602の上端から下方に切り欠かれた切欠部内を連通管672を配置してもよい。
(3) In the present embodiment, the
(4) In this embodiment, although the
(5)本実施形態ではクリーナヘッド67と吸引チャンバ65が連通管672を通じて一体に設けられているものの、本発明によると、クリーナヘッド67と吸引チャンバ65との間は可撓性を有するバキューム管で接続してもよい。
(6)本実施形態ではゴムリング673及びシールリング675を設けているものの、本発明によると、ゴムリング673及びシールリング675のいずれか一方のみを設けてもよいし、あるいはゴムリング673及びシールリング675の双方を設けなくてもよい。
(5) Although the
(6) Although the
10…印刷機
60…クリーナユニット
601…底壁(ユニット本体)
602…側壁(ユニット本体)
606…エアシリンダ装置(昇降機構)
607…貫通孔
61…コットン紙(クリーニングシート)
62…供給ロール
63…巻取ロール
65…吸引チャンバ(継手部材)
652…挿通孔
65a…配管接続部
67…クリーナヘッド
671…吸込口
672…連通管(円筒管)
673…ゴムリング(シール部材)
675…シールリング(シール部材)
68…バキュームホース
71…マスク
10 ...
602 ... Side wall (unit body)
606 ... Air cylinder device (elevating mechanism)
607 ... through
62 ...
652 ...
673 ... Rubber ring (seal member)
675 ... Seal ring (seal member)
68 ...
Claims (5)
前記クリーニング機構は、
前記マスクの面方向に沿って相対移動可能に設けられたユニット本体と、
このユニット本体に設けられ前記マスクに接触する接触面に吸込口を有する吸気箱と、
前記ユニット本体の側部に前記吸気箱に連通して設けられ前記ユニット本体の移動方向と交差する方向の軸周りに回動可能とされ、かつ、その軸に対して交差方向に延びる配管接続部を有する中空の継手部材と、
この継手部材の前記配管接続部と負圧源との間を接続して可撓性を有するバキュームホースとを備えるスクリーン印刷機。 In a screen printing machine provided with a cleaning mechanism for removing dirt on a mask on which a printed pattern is formed,
The cleaning mechanism includes:
A unit body provided to be relatively movable along the surface direction of the mask;
An intake box having a suction port on a contact surface provided in the unit body and contacting the mask;
A pipe connecting portion provided on a side portion of the unit main body so as to communicate with the intake box and capable of rotating around an axis in a direction intersecting the moving direction of the unit main body and extending in a direction intersecting with the axis A hollow joint member having
A screen printing machine comprising: a vacuum hose having flexibility by connecting the pipe connection portion of the joint member and a negative pressure source.
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- 2007-04-20 JP JP2007111624A patent/JP2008265153A/en active Pending
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