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JP2008255803A - 気筒休止機能付き多気筒エンジン - Google Patents

気筒休止機能付き多気筒エンジン Download PDF

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JP2008255803A JP2007095702A JP2007095702A JP2008255803A JP 2008255803 A JP2008255803 A JP 2008255803A JP 2007095702 A JP2007095702 A JP 2007095702A JP 2007095702 A JP2007095702 A JP 2007095702A JP 2008255803 A JP2008255803 A JP 2008255803A
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信二 斉藤
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Abstract

【課題】一部の気筒の吸気弁および排気弁のうち少なくとも一方をエンジンの運転状態に応じて閉弁休止状態に保持し得る油圧作動式の弁休止機構が動弁装置に設けられ、エンジン本体に弁休止機構の油圧を制御する油圧制御装置が設けられる気筒休止機能付き多気筒エンジンにおいて、弁休止機構の近傍に油圧制御装置を配置しつつその油圧制御装置のエンジン本体からの突出量を小さく抑える。
【解決手段】シリンダヘッド14Aおよびヘッドカバー15Aの一方の外面に凹部66が設けられ、該凹部66に少なくとも一部を収容するようにして油圧制御装置71がシリンダヘッド14Aおよびヘッドカバー15Aの一方に配設される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数気筒を有するエンジン本体のシリンダヘッドならびに該シリンダヘッドに結合されるヘッドカバー間に形成される動弁室に、各気筒毎に前記シリンダヘッドに開閉作動可能に配設される吸気弁および排気弁を開閉駆動する動弁装置が収容され、一部の気筒の前記吸気弁および排気弁のうち少なくとも一方をエンジンの運転状態に応じて閉弁休止状態に保持し得る油圧作動式の弁休止機構が前記動弁装置に設けられ、前記エンジン本体に前記弁休止機構の油圧を制御する油圧制御装置が設けられる気筒休止機能付き多気筒エンジンに関する。
動弁装置に設けられる油圧作動式の弁休止機構の油圧を制御することで、複数気筒のうちの一部の気筒の吸気弁および排気弁の少なくとも一方を閉弁休止し、それにより一部の気筒をエンジンの運転状態に応じて気筒休止状態とし得るようにした多気筒エンジンが、たとえば特許文献1および特許文献2で知られている。
特開2000−205038号公報 特開2006−283578号公報
上記特許文献1で開示されたものでは、弁休止機構の近傍に油圧制御装置を配置するために、シリンダヘッドのうち複数の吸気ポートが設けられているシリンダヘッドの背面に油圧制御装置が配設され、上記特許文献2で開示されたものでは、ヘッドカバーの上面に油圧制御装置が配設されているが、いずれもシリンダヘッドおよびヘッドカバーの外面に油圧制御装置が取付けられており、油圧制御装置がシリンダヘッドおよびヘッドカバーの外面から突出している。このため、特許文献1のものでは、油圧制御装置が吸気ポートや吸気装置の配置に制限を与え、特許文献2のものでは油圧制御装置がヘッドカバーの上方に配置される部品たとえば燃料タンクの配置に制限を与えている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、弁休止機構の近傍に油圧制御装置を配置しつつその油圧制御装置のエンジン本体からの突出量を小さく抑え得るようにした気筒休止機能付き多気筒エンジンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数気筒を有するエンジン本体のシリンダヘッドならびに該シリンダヘッドに結合されるヘッドカバー間に形成される動弁室に、各気筒毎に前記シリンダヘッドに開閉作動可能に配設される吸気弁および排気弁を開閉駆動する動弁装置が収容され、一部の気筒の前記吸気弁および排気弁のうち少なくとも一方をエンジンの運転状態に応じて閉弁休止状態に保持し得る油圧作動式の弁休止機構が前記動弁装置に設けられ、前記エンジン本体に前記弁休止機構の油圧を制御する油圧制御装置が設けられる気筒休止機能付き多気筒エンジンにおいて、前記シリンダヘッドまたは前記ヘッドカバーの外面に凹部が設けられ、該凹部に少なくとも一部を収容するようにして前記油圧制御装置が前記シリンダヘッドまたは前記ヘッドカバーに配設されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記動弁装置は、前記吸気弁および前記排気弁に個別に対応して相互に平行に延びる吸気側および排気側カムシャフトを有し、前記吸気側および前記排気側カムシャフト間に対応する部分で、前記シリンダヘッドまたは前記ヘッドカバーの外面に凹部が設けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加えて、前記吸気側および前記排気側カムシャフトの一端部にクランクシャフトの回転動力を前記カムシャフトに伝達する伝動装置が連結され、前記吸気側および前記排気側カムシャフトの他端側に前記油圧制御装置が配置されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の発明の構成に加えて、作動方向を同一方向としたスプール弁および電磁開閉弁とで構成される前記油圧制御装置の少なくとも一部が、前記シリンダヘッドの側面に設けられる前記凹部に、前記スプール弁および前記電磁開閉弁の作動軸線を前記シリンダ軸線に沿わせた姿勢で収容されることを特徴とする。
さらに請求項5記載の発明は、請求項2または3記載の発明の構成に加えて、作動方向を同一方向としたスプール弁および電磁開閉弁とで構成される前記油圧制御装置の少なくとも一部が、前記ヘッドカバーの上面に設けられる前記凹部に、前記スプール弁および前記電磁開閉弁の作動軸線を前記吸気側および前記排気側カムシャフトの軸線に沿わせた姿勢で収容されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、シリンダヘッドまたはヘッドカバーに設けられた凹部に油圧制御装置の少なくとも一部が収容されるので、弁休止機構の近傍に油圧制御装置を配置しつつ、その油圧制御装置のシリンダヘッドまたはヘッドカバーからの突出量を小さく抑えることができ、油圧制御装置の近傍に配置される他部品の配置の自由度を増大することができる。しかも自動二輪車等に搭載されるエンジンの場合には、飛び石等から油圧制御装置を保護することも可能である。
また請求項2記載の発明によれば、相互に平行な吸気側および排気側カムシャフト間のスペースを有効に利用して凹部を配置することができるとともに、凹部の深さを確保することも容易であるので油圧制御装置のシリンダヘッドまたはヘッドカバーからの突出量をより小さく抑えることができる。
請求項3記載の発明によれば、伝動装置とは反対側に油圧制御装置を配置するようにして、油圧制御装置のシリンダヘッドまたはヘッドカバーからの突出量をより効果的に小さく抑えることができる。
請求項4記載の発明によれば、作動軸線がシリンダ軸線に沿った状態でシリンダヘッドの凹部に油圧制御装置が収容されるので、シリンダヘッド側面からの油圧制御装置の突出量を効果的に抑えることができる。
さらに請求項5記載の発明によれば、作動軸線がカムシャフトの軸線に沿った状態でヘッドカバーの凹部に油圧制御装置が収容されるので、ヘッドカバー上面からの油圧制御装置の突出量を効果的に抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はエンジン本体の一部切欠き平面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3矢示部拡大図、図4はピンホルダを上方から見た斜視図、図5はピンホルダを下方から見た斜視図、図6はスライドピストンおよび戻しばねの斜視図、図7は図1の7−7線断面図、図8は図7の8−8線 矢視図である。
先ず図1および図2において、多気筒たとえば直列4気筒エンジンのエンジン本体11Aは、図示しないクランクシャフトの軸線に沿う方向に並ぶ4つのシリンダボア12…を有するシリンダブロック13と、該シリンダブロック13に結合されるシリンダヘッド14Aと、該シリンダヘッド14Aに結合されるヘッドカバー15Aとを備え、各シリンダボア12…の配列方向すなわち前記クランクシャフトの軸線に沿う方向を車幅方向として、たとえば自動二輪車に搭載される。
前記各シリンダボア12…には、ピストン16…がそれぞれ摺動可能に嵌合されており、前記シリンダブロック13および前記シリンダヘッド14A間には、前記各ピストン16…の頂部を臨ませる第1〜第4燃焼室17A,17B,17C,17Dが形成される。
前記シリンダヘッド14Aには、第1〜第4燃焼室17A〜17Dにそれぞれ通じることを可能とした4つの吸気ポート18…および4つの排気ポート19…が、自動二輪車の後方側に臨むシリンダヘッド14Aの後部側壁(図2の右側側壁)に各吸気ポート18…を開口せしめるとともに自動二輪車の前方側に臨むシリンダヘッド14Aの前部側壁(図2の左側側壁)に前記各排気ポート19…を開口せしめるようにして設けられる。
また前記シリンダヘッド14Aには、第1〜第4燃焼室17A〜17D毎にそれぞれ一対の吸気弁20…が、前記各吸気ポート18…の第1〜第4燃焼室17A〜17Dへの連通・遮断を切換えるようにして開閉作動可能に配設されるとともに、第1〜第4燃焼室17A〜17D毎にそれぞれ一対の排気弁21…が、前記排気ポート19…の第1〜第4燃焼室17A〜17Dへの連通・遮断を切換えるようにして開閉作動可能に配設され、各吸気弁20…および各排気弁21…は、弁ばね22…,23…によってそれぞれ閉弁方向に付勢される。また第1〜第4燃焼室17A〜17Dの中央部に臨むようにして各シリンダボア12…の軸線すなわちシリンダ軸線上に配置される点火プラグ24…が前記シリンダヘッド14Aに取付けられる。
前記各吸気弁20…および前記各排気弁21…は、シリンダヘッド14Aおよびヘッドカバー15A間に形成される動弁室26に収容される動弁装置27で開閉駆動されるものであり、この動弁装置27は、吸気弁20…および排気弁21…に個別に対応してそれらの弁20…,21…の上方に相互に平行に配置される吸気側および排気側カムシャフト28,29と、吸気側カムシャフト28の回転に従動して往復作動すべく吸気側カムシャフト28および吸気弁20…間でシリンダヘッド14Aに摺動可能に嵌合される有底円筒状の吸気側バルブリフタ30…と、排気側カムシャフト29の回転に従動して往復作動すべく排気側カムシャフト29および排気弁21…間でシリンダヘッド14Aに摺動可能に嵌合される有底円筒状の排気側バルブリフタ31…とを有する。
しかも前記吸気側および排気側カムシャフト28,29の一端部には、図示しないクランクシャフトからの回転動力を1/2の減速比で伝達する伝動装置32が連結されるものであり、この伝動装置32は、吸気側および排気側カムシャフト28,29の一端部にそれぞれ固定される吸気側および排気側被動スプロケット33,34と、前記クランクシャフトに固定される駆動スプロケット(図示せず)とにカムチェーン35が巻き掛けられて成り、前記シリンダブロック13および前記シリンダヘッド14Aには前記カムチェーン35を走行させるためのカムチェーン通路36が形成される。
ところで直列に並ぶ4気筒のうち前記伝動装置32とは反対側の2気筒すなわち第3および第4燃焼室17C,17Dを有する気筒では、吸気弁20…および排気弁21…の少なくとも一方を閉弁休止状態に保持することでエンジンの運転状態に応じて気筒休止状態とすることが可能であり、この実施例では、前記動弁装置27は、気筒休止状態では第3および第4燃焼室17C,17Dに対応する吸気弁20…および排気弁21…をともに閉弁休止するように構成され、動弁装置27が備える吸気側および排気側バルブリフタ30…,31…内に、吸気弁20…および排気弁21…を閉弁休止するための油圧作動式の弁休止機構38…が設けられる。
図3において、吸気側バルブリフタ30内に設けられる弁休止機構38は、吸気側バルブリフタ30に摺動可能に嵌合されるピンホルダ39と、吸気側バルブリフタ30の内面との間に油圧室40を形成してピンホルダ39に摺動可能に嵌合されるスライドピン41と、油圧室40の容積を縮少する方向にスライドピン41を付勢するばね力を発揮してスライドピン41およびピンホルダ39間に設けられる戻しばね42と、スライドピン41の軸線まわりの回転を阻止しつつ油圧室40の容積を減少する側へのスライドピン41の移動端を規制するようにしてスライドピン41およびピンホルダ39間に設けられるストッパピン43とを備える。
図4および図5を併せて参照して、ピンホルダ39は、排気側バルブリフタ41内に摺動自在に嵌合されるリング部39aと、該リング部39aの一直径線に沿ってリング部39aの内周間を結ぶ架橋部39bとを一体に備えるものであり、リング部39aの内周および架橋部39bの両側面間は、軽量化を図るために肉抜きされている。
ピンホルダ39の外周すなわちリング部39aの外周には環状溝44が設けられており、ピンホルダ39における架橋部39bには、リング部39aの一直径線に沿う軸線すなわち吸気側バルブリフタ30の軸線と直交する軸線を有して一端を前記環状溝44に開口せしめるとともに他端を閉塞した有底の摺動孔45が設けられる。また架橋部39bの中央下部には、弁ばね22で閉弁方向に付勢された吸気弁20におけるバルブステム47の先端部を挿通せしめる挿通孔48が内端を摺動孔45に開口せしめるようにして設けられ、架橋部39bの中央上部には、前記挿通孔48との間に摺動孔45を挟む延長孔49が、前記バルブステム47の先端部を収容可能として挿通孔48と同軸に設けられる。
また吸気側バルブリフタ30の閉塞端に対向する部分でピンホルダ39の架橋部39bには、延長孔49の軸線と同軸である円筒状の収容筒部50が一体に設けられており、吸気側バルブリフタ30の閉塞端側で延長孔49の端部を塞ぐ円盤状のシム51の一部が、収容筒部50に嵌合される。しかも吸気側バルブリフタ30の閉塞端内面中央部には、前記シム51に当接する突部52が一体に設けられる。
ピンホルダ39の摺動孔45にはスライドピン41が摺動自在に嵌合される。このスライドピン41の一端と吸気側バルブリフタ30の内面との間には、環状溝44に通じる油圧室40が形成され、スライドピン41の他端と摺動孔45の閉塞端との間に形成されるばね室内53には戻しばね42が収納される。
図6を併せて参照して、スライドピン41の軸方向中間部には、前記挿通孔48および延長孔49に同軸に連なり得る収容孔54がバルブステム47の先端部を収容可能として設けられ、該収容孔54の挿通孔48側の端部は、挿通孔48に対向してスライドピン41の下部外側面に形成される平坦な当接面55に開口される。而して当接面55はスライドピン41の軸線方向に沿って比較的長く形成されるものであり、収容孔54は、当接面55の油圧室40寄りの部分に開口される。
このようなスライドピン41は、油圧室40の油圧により該スライドピン41の一端側に作用する油圧力と、戻しばね42によりスライドピン41の他端側に作用するばね力とが均衡するようにして軸方向に摺動するものであり、油圧室40の油圧が低圧であるときの非作動時には、図3で示すように、収容孔54を挿通孔48および延長孔49の軸線からずらせてバルブステム47の先端を当接面55に当接させる位置にあり、油圧室40の油圧が高圧になった作動状態では、挿通孔48に挿通されているバルブステム47の先端部を収容孔54および延長孔49に収容せしめるように図3の右側に移動する。
而してスライドピン41がその収容孔54を挿通孔48および延長孔49に同軸に連ならせる位置に移動したときには、吸気側カムシャフト28から作用する押圧力によって吸気側バルブリフタ30が摺動するのに応じてピンホルダ39およびスライドピン41も排気バルブリフタ41とともに吸気弁20側に移動するが、バルブステム47の先端部が収容孔54および延長孔49に収容されるだけで吸気側バルブリフタ30およびピンホルダ39から吸気弁20に開弁方向の押圧力が作用することはなく、吸気弁20は閉弁したまま、つまり休止したままとなる。またスライドピン41がその当接面55にバルブステム47の先端部を当接させる位置に移動したときには、吸気側カムシャフト28から作用する押圧力によって吸気側バルブリフタ30が摺動するのに応じたピンホルダ39およびスライドピン41の吸気弁20側への移動に伴い吸気弁20に開弁方向の押圧力が作用するので、吸気側カムシャフト28の回転に応じて吸気弁20が開閉作動する。
ところで、ピンホルダ39内でスライドピン41が軸線まわりに回転すると、収容孔54と挿通孔48および延長孔49との軸線のずれが生じ、またバルブステム47の先端部を当接面55に当接させることが不可能となるので、ストッパピン43によりスライドピン41の軸線まわりの回転が阻止される。
ストッパピン43は、摺動孔55の一直径線に沿って吸気側バルブリフタ30の軸線と平行となるピンホルダ39における架橋部39bに同軸に設けられる装着孔56に装着されるものであり、該ストッパピン43は、油圧室40側に開口するようにしてスライドピン41の一端側に設けられるスリット57を貫通する。すなわちストッパピン43は、スライドピン41の軸線方向への移動を許容しつつ該スライドピン41を貫通してピンホルダ39に装着されることになり、スリット57の内端閉塞部にストッパピン43が当接することによりスライドピン41の油圧室40側への移動端も規制されることになる。
ピンホルダ39に装着されるシム51を吸気側バルブリフタ30の閉塞端内面中央部に設けられた突部52に当接させる側にピンホルダ39を付勢するコイルばね58が、該コイルばね58の外周を吸気側バルブリフタ30の内面に接触させることを回避する位置でバルブステム47を囲繞するようにして、ピンホルダ39およびシリンダヘッド14A間に設けられており、ピンホルダ39における架橋部39bには、コイルばね58の端部をバルブステム47の軸線に直交する方向で位置決めする一対の突起59,59が一体に突設される。しかも両突起59…は、コイルばね58の線径以下の突出量でピンホルダ39に一体に突設されるものであり、バルブステム47の軸線を中心とする円弧状に形成されている。また両突起59…の一方には、ストッパピン43の吸気弁20側の端部に当接してストッパピン43が吸気弁20側に移動することを阻止するための段部59aが形成される。
スライドピン41には、該スライドピン41の軸方向移動によるばね室53の加、減圧を防止すべく該ばね室53を収容孔54に通じさせる連通孔60が設けられ、ピンホルダ39には、ピンホルダ39および吸気側バルブリフタ30間の空間の圧力が温度変化により変化することを防止すべく前記空間をばね室53に通じさせる連通孔61が設けられる。
シリンダヘッド14Aには吸気側バルブリフタ30を摺動自在に支承すべく該バルブリフタ30を嵌合せしめる支持孔63が設けられており、この支持孔63の内面には、吸気側バルブリフタ30を囲繞する環状凹部64が設けられる。また吸気側バルブリフタ30には、該バルブリフタ30の支持孔64内での摺動にかかわらず環状凹部64をピンホルダ39の環状溝44に連通させる連通孔65が設けられる。またシリンダヘッド14Aには、前記環状凹部64に通じる油路66が設けられる。
排気側バルブリフタ31内にも、上記吸気側バルブリフタ30内と同様にして弁休止機構38が設けられる。
油圧作動式の前記弁休止機構38…における油圧室40…の油圧はシリンダヘッド14Aに配設される油圧制御装置71で制御される。この油圧制御装置71は、前記シリンダヘッド14Aの外面に設けられた凹部66に少なくとも一部(この実施例では大部分)を収容するようにしてシリンダヘッド14Aに配設される。しかも前記凹部66は、動弁装置27における吸気側および排気側カムシャフト28,29間に対応する部分であって、この実施例では、シリンダヘッド14Aの左右両側面のうち前記伝動装置32とは反対側である左側側面に、前記各シリンダボア12…の軸線すなわちシリンダ軸線に沿う方向長く延びるようにして前記凹部66が設けられる。
図7および図8において、前記油圧制御装置71は、シリンダヘッド14Aに取付けられるスプール弁72と、該スプール弁72の作動方向と同一方向を作動軸線として前記スプール弁72に取付けられる電磁開閉弁73とで構成され、スプール弁72の作動方向および電磁開閉弁73の作動軸線を前記シリンダ軸線に沿わせた姿勢で前記凹部66に収容される。
スプール弁72は、入口ポート77および出口ポート78を有して前記シリンダヘッド14Aに締結される弁ハウジング75と、該弁ハウジング75に摺動可能に嵌合されるスプール弁体76とを備える。
弁ハウジング75には、一端を閉じるとともに他端を開放した有底の摺動孔79が上下に延びるようにして穿設されており、該摺動孔79の他端開口部を閉じるキャップ80が弁ハウジング75に嵌合される。またスプール弁体76は、前記摺動孔79に摺動可能に嵌合されており、スプール弁体76と、前記摺動孔79の一端閉塞部との間にはばね室81が形成され、スプール弁体76の他端およびキャップ80間にはパイロット室82が形成される。ばね室81には、パイロット室82の容積を縮少する側にスプール弁体76を付勢するばね83が収納される。
前記入口ポート77および出口ポート78は、摺動孔79の軸線に沿う一端から他端側に向けて順に間隔をあけた位置で摺動孔79の内面に開口するようにして弁ハウジング75に設けられており、スプール弁体76には、入口ポート77および出口ポート78間を連通可能な環状凹部84が設けられる。而して図7で示すようにスプール弁体76が、パイロット室82の容積を最小とする位置に移動しているときには、スプール弁体76は入口ポート77および出口ポート78間を遮断する状態にある。
入口ポート77にはオイルフィルタ85が装着され、弁ハウジング75には、入口ポート77および出口ポート78間を連通するオリフィス孔86が穿設される。したがってスプール弁体76が図7で示すように入口ポート77および出口ポート78間を遮断する位置にあっても、入口ポート77および出口ポート78間はオリフィス孔86を介して連通されており、入口ポート77に供給された作動油がオリフィス孔86で絞られて出口ポート78側に流れることになる。
また弁ハウジング75には、入口ポート77および出口ポート78間を遮断する位置にスプール弁体76が在るときのみ環状凹部84を介して出口ポート78に通じる解放ポー87が穿設され、この解放ポート87は、シリンダヘッド14Aおよびヘッドカバー15A間の動弁室26に解放する。
弁ハウジング75には、入口ポート77に常時連通する通路88が設けられ、この通路88は、パイロット室82に通じて弁ハウジング75に穿設される接続孔89に、電磁開閉弁73を介して接続される。したがって電磁開閉弁73が開弁作動したときにパイロット室82に油圧が供給され、このパイロット室82内に導入された油圧の油圧力によりスプール弁体76がパイロット室82の容積を増大する側に駆動されることにより、入口ポート77および出口ポート78間がスプール弁体76の環状凹部84を介して連通されるとともに出口ポート78および解放ポート87間を遮断する。
ところでエンジン本体11Aのクランクケース(図示せず)内には、クランクシャフトに連動して作動するオイルポンプ(図示せず)が収納されており、オイルポンプから供給される作動油がシリンダヘッド14Aに設けられた油路90を介して油圧制御装置71における入口ポート77に供給される。
また弁休止機構38…の環状凹部64…に一端を通じさせた前記油路66は、油圧制御装置71の出口ポート77に他端を通じさせるようにしてシリンダヘッド14Aに設けられる。
而して油圧制御装置71の電磁開閉弁73が開弁作動すると、入口ポート77および出口ポート78間が連通することで弁休止機構38…の油圧室40…に高圧の油圧が作用して、弁休止機構38…が吸気弁20…および排気弁21…を閉弁休止するように作動し、油圧制御装置71の電磁開閉弁73が閉弁した状態では、入口ポート77および出口ポート78間が遮断するとともに出口ポート78が解放ポート87に連通することで前記油圧室40…の油圧が解放され、弁休止機構38…のスライドピン41…は、吸気弁20…および排気弁21…を開閉作動せしめる位置に移動することになる。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、シリンダヘッド14Aに設けられた凹部66に油圧制御装置71の少なくとも一部が収容されるので、動弁装置27に設けられた弁休止機構38…の近傍に油圧制御装置71を配置しつつ、その油圧制御装置71のシリンダヘッド14Aからの突出量を小さく抑えることができ、油圧制御装置71の近傍に配置される他部品に与える影響を抑えることができる。しかも自動二輪車等に搭載されるエンジンの場合には、飛び石等から油圧制御装置71を保護することも可能である。
また動弁装置27は、相互に平行に延びる吸気側および排気側カムシャフト28,29を有しており、吸気側および排気側カムシャフト28,29間に対応する部分でシリンダヘッド14Aの外面に凹部66が設けられるので、吸気側および排気側カムシャフト28,29間のスペースを有効に利用して凹部66を配置することができるとともに、凹部66の深さを確保することも容易であるので油圧制御装置71のシリンダヘッド14Aからの突出量をより小さく抑えることができる。
しかも吸気側および排気側カムシャフト28,29の一端部に伝動装置32が連結され、吸気側および排気側カムシャフト28,29の他端側に前記凹部66が配置されるので、伝動装置32とは反対側に凹部66を配置するようにして、油圧制御装置71のシリンダヘッド14Aからの突出量をより効果的に小さく抑えることができる。
さらに作動方向を同一方向としたスプール弁72および電磁開閉弁73とで構成される油圧制御装置71の少なくとも一部が、シリンダ軸線に沿う方向に長くして前記シリンダヘッド14Aの側面に設けられる前記凹部66に、前記スプール弁72および前記電磁開閉弁73の作動軸線を前記シリンダ軸線に沿わせた姿勢で収容されるので、凹部66に有効に油圧制御装置71を収容して、シリンダヘッド14Aからの油圧制御装置71の突出量を効果的に抑えることができる。
図9および図10は本発明の第2実施例を示すものであり、図9は図1に対応したエンジン本体の平面図、図10は図9の10−10線断面図である。
なお第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
エンジン本体11Bは、シリンダボア12…を有するシリンダブロック13と、該シリンダブロック13に結合されるシリンダヘッド14Bと、該シリンダヘッド14Bに結合されるヘッドカバー15Bとを備える。
シリンダヘッド14Bに配設される吸気弁20…および排気弁21…を開閉駆動する動弁装置27は、吸気弁20…および排気弁21…に個別に対応した吸気側および排気側カムシャフト28,29と、吸気側カムシャフト28および吸気弁20…間でシリンダヘッド14Bに摺動可能に嵌合される有底円筒状の吸気側バルブリフタ30…と、排気側カムシャフト29の回転に従動して往復作動すべく排気側カムシャフト29および排気弁21…間でシリンダヘッド14Bに摺動可能に嵌合される有底円筒状の排気側バルブリフタ31…とを有し、吸気側および排気側カムシャフト28,29の一端部には、図示しないクランクシャフトからの回転動力を1/2の減速比で伝達する伝動装置32が連結される。
ところで直列に並ぶ4気筒のうち前記伝動装置32とは反対側の2気筒すなわち第3および第4燃焼室17C,17Dを有する気筒の吸気弁20…および排気弁21…は、吸気側バルブリフタ30…および排気側バルブリフタ31…内に設けられる油圧作動式の弁休止機構38…によって閉弁休止状態を保持することが可能であり、それらの弁休止機構38…の油圧を制御する油圧制御装置71の少なくとも一部が、ヘッドカバー15Bの上面に設けられている凹部67に収容されるようにしてヘッドカバー15Bの外面に配設される。
しかも前記凹部67は、動弁装置27が備える吸気側および排気側カムシャフト28,29間に対応する部分で前記吸気側および前記排気側カムシャフト28,29の軸線に沿う方向に長くして前記ヘッドカバー15Bの上面に設けられ、前記油圧制御装置71は、吸気側および前記排気側カムシャフト28,29の前記伝動装置23とは反対側である他端側に位置するようにして前記凹部67に収容される。
また前記油圧制御装置71は、上記第1実施例と同様に、スプール弁72(第1実施例参照)および電磁開閉弁73(第1実施例参照)の作動軸線を前記吸気側および前記排気側カムシャフト28,29の軸線に沿わせた姿勢で前記凹部76に収容される。
この第2実施例によれば、動弁装置27に設けられた弁休止機構38…の近傍に油圧制御装置71を配置しつつ、その油圧制御装置71のヘッドカバー15Bからの突出量を小さく抑えることができ、油圧制御装置71の近傍に配置される他部品に与える影響を抑えることができる。しかも自動二輪車等に搭載されるエンジンの場合には、飛び石等から油圧制御装置71を保護することも可能である。
また吸気側および排気側カムシャフト28,29間のスペースを有効に利用して凹部67を配置することができるとともに、凹部67の深さを確保することも容易であるので油圧制御装置71のヘッドカバー15Bからの突出量をより小さく抑えることができる。
しかも凹部67内で伝動装置32とは反対側に油圧制御装置71が配置されるので、油圧制御装置71のヘッドカバー15Bからの突出量をより効果的に小さく抑えることができる。
さらに油圧制御装置71の少なくとも一部が、吸気側および排気側カムシャフト28,29の軸線に沿う方向に長くして前記ヘッドカバー15Bの上面に設けられる前記凹部67に、吸気側および排気側カムシャフト28,29の軸線に作動方向を沿わせて油圧制御装置71が収容されるので、凹部67に有効に油圧制御装置71を収容して、ヘッドカバー15Bからの油圧制御装置71の突出量を効果的に抑えることができる。
なお上記ヘッドカバー15Bの凹部67は、油圧制御装置71専用に設けられてもよいが、油圧制御装置71を収容するためではなく従来からヘッドカバー15Bに設けられてきた凹部の一部を利用するようにしてもよい。
なお複数の油圧制御装置71を設ける場合、シリンダブロックの側面およびヘッドカバーの上面に凹部を設け、それらの凹部に油圧制御装置71が配設されるようにしてもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例のエンジン本体の一部切欠き平面図である。 図1の2−2線拡大断面図である。 図2の3矢示部拡大図である。 ピンホルダを上方から見た斜視図である。 ピンホルダを下方から見た斜視図である。 スライドピストンおよび戻しばねの斜視図である。 は図1の7−7線断面図である。 図7の8−8線 矢視図である。 第2実施例のエンジン本体の一部切欠き平面図である。 図9の10−10線断面図である。
符号の説明
11A,11B・・・エンジン本体
14A,14B・・・シリンダヘッド
15A,15B・・・ヘッドカバー
20・・・吸気弁
21・・・排気弁
26・・・動弁室
27・・・動弁装置
28・・・吸気側カムシャフト
29・・・排気側カムシャフト
32・・・調時伝動装置
38・・・弁休止機構
66,67・・・凹部
71・・・油圧制御装置
72・・・スプール弁
73・・・電磁開閉弁

Claims (5)

  1. 複数気筒を有するエンジン本体(11A,11B)のシリンダヘッド(14A,14B)ならびに該シリンダヘッド(14A,14B)に結合されるヘッドカバー(15A,15B)間に形成される動弁室(26)に、各気筒毎に前記シリンダヘッド(14A,14B)に開閉作動可能に配設される吸気弁(20)および排気弁(21)を開閉駆動する動弁装置(27)が収容され、一部の気筒の前記吸気弁(20)および排気弁(21)のうち少なくとも一方をエンジンの運転状態に応じて閉弁休止状態に保持し得る油圧作動式の弁休止機構(38)が前記動弁装置(27)に設けられ、前記エンジン本体(11A,11B)に前記弁休止機構(38)の油圧を制御する油圧制御装置(71)が設けられる気筒休止機能付き多気筒エンジンにおいて、前記シリンダヘッド(14A,14B)または前記ヘッドカバー(15A,15B)の外面に凹部(66,67)が設けられ、該凹部(66,67)に少なくとも一部を収容するようにして前記油圧制御装置(71)が前記シリンダヘッド(14A,14B)または前記ヘッドカバー(15A,15B)に配設されることを特徴とする気筒休止機能付き多気筒エンジン。
  2. 前記動弁装置(27)は、前記吸気弁(20)および前記排気弁(21)に個別に対応して相互に平行に延びる吸気側および排気側カムシャフト(28,29)を有し、前記吸気側および前記排気側カムシャフト(28,29)間に対応する部分で、前記シリンダヘッド(14A,14B)または前記ヘッドカバー(15A,15B)の外面に凹部(66,67)が設けられることを特徴とする請求項1記載の気筒休止機能付き多気筒エンジン。
  3. 前記吸気側および前記排気側カムシャフト(28,29)の一端部にクランクシャフトの回転動力を前記カムシャフト(28,29)に伝達する伝動装置(32)が連結され、前記吸気側および前記排気側カムシャフト(28,29)の他端側に前記油圧制御装置(71)が配置されることを特徴とする請求項2記載の気筒休止機能付き多気筒エンジン。
  4. 作動方向を同一方向としたスプール弁(72)および電磁開閉弁(73)とで構成される前記油圧制御装置(71)の少なくとも一部が、前記シリンダヘッド(14A)の側面に設けられる前記凹部(66)に、前記スプール弁(72)および前記電磁開閉弁(73)の作動軸線を前記シリンダ軸線に沿わせた姿勢で収容されることを特徴とする請求項2または3記載の気筒休止機能付き多気筒エンジン。
  5. 作動方向を同一方向としたスプール弁(72)および電磁開閉弁(73)とで構成される前記油圧制御装置(71)の少なくとも一部が、前記ヘッドカバー(15B)の上面に設けられる前記凹部(67)に、前記スプール弁(72)および前記電磁開閉弁(73)の作動軸線を前記吸気側および前記排気側カムシャフト(28,29)の軸線に沿わせた姿勢で収容されることを特徴とする請求項2または3記載の気筒休止機能付き多気筒エンジン。
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