JP2008245252A - マイクロストリップアレーアンテナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 線状に配列した複数の放射素子の隣接する2個を互いに点対称に配置し、隣接する2個の放射素子を組にしてサブアレーと成し、前記サブアレーに対して位相調整手段で位相遅延を与えるもので、例えば、マイクロストリップ線路の片側の誘電体基板2の上面に、放射素子4を入出力端子9側から所定の間隔で直線状に配列し、それぞれ隣接する2個の放射素子4を互いに点対称配置で配列し、隣接する2個の放射素子4を組にして4つのサブアレーと成し、サブアレー間を接続するマイクロストリップ線路に位相調整回路7を設けて8個の放射素子4を同相で励振する。
【選択図】 図1
Description
ここで、一般的な比誘電率が3、基板厚が0.13mmの誘電体基板にマイクロストリップアレーアンテナを形成し、上記位相調整回路を形成する場合の所要線路長の試算を示す。放射素子の間隔を、主ビームがアンテナ正面方向となるアレーアンテナにおいて、グレーティングローブを発生させない間隔として自由空間における波長λの0.9倍程度とすると、波長短縮効果により給電マイクロストリップ線路における伝搬波長λgに対しては1波長を超える1.35λg程度の間隔となり、隣り合う放射素子を同相で励振するためには、さらに位相を遅延させて位相差を波長λgの整数倍の2倍(4π)とすることになり、その差の0.65λgの位相遅延量を発生させる線路長の位相調整回路の装荷が必要となる。また、例えば8個の放射素子を同相励振するためには、7ヶ所の放射素子間それぞれに位相調整回路の装荷が必要となる。
また、従来のマイクロストリップアレーアンテナでは、放射素子間それぞれに位相調整回路の装荷が必要であり、放射素子の増加にともない位相調整回路の数も増加するという問題があった。
また、この発明は、装荷が必要となる位相調整手段の数が削減された、所定の間隔で線状に配列された複数個の放射素子を同相で励振できるマイクロストリップアレーアンテナを提供することを課題とする。
また、この発明は、位相調整手段からの不要放射が低減された、所定の間隔で線状に配列された複数個の放射素子を同相で励振できるマイクロストリップアレーアンテナを提供することを課題とする。
さらに、この発明は、製造ばらつき等による放射特性変動(放射パターンにおける主ビーム方向のずれ)が低減された、所定の間隔で線状に配列された複数個の放射素子を同相で励振できるマイクロストリップアレーアンテナを提供することを課題とする。
すなわち、この発明に係わるマイクロストリップアレーアンテナは、一方の面に地導体が設けられた誘電体基板の他方の面に形成されたストリップ導体から成るマイクロストリップアレーアンテナにおいて、前記誘電体基板の入出力端から延在するマイクロストリップ線路と、前記マイクロストリップ線路の片側の前記誘電体基板上に所定の間隔で線状に配列すると共に、隣接する2個を互いに点対称配置で配列した複数個の放射素子と、前記放射素子の隣接配置された2個ずつを組にして形成され、前記2個の放射素子間に180度の位相差を付けて励振するための位相差発生手段を有して成された複数のサブアレーと、を備え、前記マイクロストリップ線路で少なくとも前記サブアレーを前記入出力端側から順に直列に接続すると共に少なくとも前記サブアレー間を接続する前記マイクロストリップ線路に位相調整手段を設けたものである。
図1はこの発明の実施の形態1に係わるマイクロストリップアレーアンテナを示す上面図である。また、図2は図1におけるA−A’断面図である。図1及び図2において、1は誘電体基板2の上面に形成されたストリップ導体、3は誘電体基板2の裏面に設けられた地板導体であり、ストリップ導体1は図1のように形成され、マイクロストリップアレーアンテナを構成している。
なお、この発明の実施の形態1に係わるマイクロストリップアレーアンテナでは、説明を簡潔にするため、マイクロストリップ線路の片側の誘電体基板2の上面に、放射素子4を入出力端子9側から所定の1波長未満の一定間隔で直線状に配列し、それぞれ隣接する2個の放射素子4を互いに点対称配置で配列した8個の矩形の同一形状の放射素子4で構成した場合を例示して説明する。
また、ここでは、送信アンテナとして説明するが、一般にアンテナは送受可逆性があり、この発明は、受信アンテナとしても同様に成り立つものである。
図1におけるストリップ導体1によるパターンについて、4a〜4hは所定の間隔で線状に配列すると共に、隣接する2個を互いに点対称配置で配列した放射素子、5はインピーダンス変成器、6a〜6cは分配器、7a〜7cは放射素子4aと4b、4cと4d、4eと4f、4gと4hからそれぞれ構成される2素子サブアレー8a〜8d間を接続するマイクロストリップ線路に位相調整手段として設けられた位相調整回路、9はマイクロストリップアレーアンテナの入出力端子である。
この発明に係わるマイクロストリップアレーアンテナでは、2個ずつ放射素子を組にしてサブアレーと成し、このサブアレーを給電マイクロストリップ線路で直列給電する構成であり、8個の放射素子で成る4つのサブアレーの隣り合う2つのサブアレーの間隔は自由空間での波長λでの放射素子の間隔0.9λの2倍となり、自由空間における波長λの1.8倍となる。これは波長短縮効果によりマイクロストリップ線路における伝搬波長λgに対しては2.7λg程度の間隔となり、隣り合うサブアレーを同相で励振するためには、さらに位相を遅延させて位相差を波長λgの整数倍の3倍(6π)とすることになるが、その差の0.3λgの位相遅延を発生させる線路長の位相調整回路を装荷すればよいことになる。
したがって、所要線路長は前記従来技術での0.65λgの半分以下となり、位相調整回路7a〜7cを小型化できる効果がある。また、位相調整回路の数も3つ装荷すればよいことになり、従来技術では7つ必要となるのに比べ半分以下に削減できる。さらに、放射素子の個数が増加すると、削減の効果も増大する。
また、上記同様に基板厚が0.13mmの誘電体基板にマイクロストリップアレーアンテナを形成する場合には、放射素子の間隔が自由空間における波長λの0.9倍程度の場合に、2素子サブアレーの間隔をマイクロストリップ線路における伝搬波長λgの3倍以下とするには、比誘電率が3.9よりも小さい誘電体基板を用いればよいことになる。
図3は図1における分配器6aを拡大した上面図である。図3における10a〜10cはそれぞれ分配器6aの有するインピーダンス変成器であり、11aはインピーダンス変成器10a〜10cが互いに接続される部位である分岐部、12a、12bはそれぞれ放射素子4b、4aへの給電部である。また、図3に示すように、ここでは分岐部11bから給電部12aまでの線路長(線路の電気長)よりも、分岐部11bから給電部12bまでの線路長(線路の電気長)の方を長く、即ち、図1に示すように、2素子サブアレー8a〜8dを構成するそれぞれの放射素子への分岐部から給電部までの線路長(線路の電気長)は、入出力端子9に近い側に配置された放射素子の方を入出力端子9から遠い側に配置された放射素子より長く設定する。なお、ここでは矩形の放射素子4a、4bの一角から給電して45度偏波を励振する場合を例示しているが、放射素子4への給電位置はこれに限るものではなく、励振する偏波などにより適宜設定する。インピーダンス変成器10aは、入出力端子9側とのインピーダンス整合をとるために設けられている。インピーダンス変成器10bは、位相調整回路7aとのインピーダンス整合をとるために設けられている。インピーダンス変成器10cは、2素子サブアレー8aとのインピーダンス整合をとるために設けられている。また、インピーダンス変成器10a、10b、10cのインピーダンス比を変えることで、各放射素子4に対して励振振幅の分布を持たせることができる。
以上のように、位相調整回路7aは放射素子4b、4cの間においてベンド部15a、15c、15eよりもベンド部15b、15dが放射素子4b、4c側に配置されるように、放射素子4b、4cの反対側に開口させたW字形に形成することで、2素子サブアレー8a、8b間の誘電体基板2のスペース専有効率を向上でき、位相調整回路7aの設置余地の確保に有利になる。また、2素子サブアレー8a、8b間を接続するマイクロストリップ線路に位相調整回路7aを設けても、マイクロストリップアレーアンテナの延在するマイクロストリップ線路を横切る方向の幅を狭く構成することができる。
図1において、入出力端子9からマイクロストリップアレーアンテナに入力された高周波信号は、マイクロストリップ線路を伝搬して分配器6aに入力される。ここで、図3に示す通り、分配器6aの入力部にはインピーダンス変成器10aが設けられており、入出力端子9側とインピーダンス整合がとられているため、反射を生じることなく分配器6aに入力される。分配器6aでは、後段に接続されるサブアレーが3個あるため、インピーダンス変成器10a〜10cが互いに接続される部位からインピーダンス変成器10bおよび10c側を見たインピーダンス比がおよそ1:3となるようにインピーダンス変成器10bおよび10cが設計されているため、分配器6aに入力された信号は上記インピーダンス比に応じたおよそ1:3の電力比で2素子サブアレー8aと位相調整回路7aにそれぞれ分配される。
まず、マイクロストリップ線路幅が設計値よりも細く製作された場合には、マイクロストリップ線路の実効比誘電率は小さくなるため、マイクロストリップアレーアンテナ内のマイクロストリップ線路を通過する信号の位相遅延量が設計よりも小さくなる。
このとき、前述のように、2素子サブアレー8a〜8dを構成するそれぞれの放射素子への分岐部から給電部までの線路長(線路の電気長)は、入出力端子9に近い側に配置された放射素子の方を入出力端子9から遠い側に配置された放射素子より長く設定しているため、それぞれの2素子サブアレー8a〜8d内の放射素子は、入出力端子9から遠い側に配置された放射素子よりも入出力端子9に近い側に配置された放射素子の方が位相が進んで励振され、それぞれの2素子サブアレー8a〜8dの放射パターンの主ビーム方向は入出力端子9と反対側に傾くような影響を受ける。一方、入出力端子9から位相調整回路7a〜7cなどのマイクロストリップ線路を介して配置されている2素子サブアレー8a〜8dは、入出力端子9から遠い側に配置された2素子サブアレーよりも入出力端子9に近い側に配置された2素子サブアレーの方が位相が遅れて励振されるため、それぞれの2素子サブアレー8a〜8dの合成された放射パターンの主ビーム方向は入出力端子9の側に傾くような影響を受ける。
以上のように、2素子サブアレー内の放射素子の励振位相誤差と各2素子サブアレーの励振位相誤差の影響が打ち消し合うため、マイクロストリップアレーアンテナの放射パターンの主ビーム方向はほぼ正面となる。
なお、マイクロストリップ線路幅が設計値よりも太く製作された場合には、前記と逆の状態となり、前記同様にして2素子サブアレー内の放射素子の励振位相誤差と各2素子サブアレーの励振位相誤差の影響が打ち消し合うため、マイクロストリップアレーアンテナの放射パターンの主ビーム方向はほぼ正面となる。
また、同様に、高周波信号の周波数が変化した場合でも、それぞれのマイクロストリップアレーアンテナの放射パターンの主ビーム方向が設計に対して傾くが、2素子サブアレー内の放射素子の励振位相誤差と各2素子サブアレーの励振位相誤差の影響が打ち消し合うため、マイクロストリップアレーアンテナの放射パターンの主ビーム方向はほぼ正面となり、主ビームの方向がほぼ正面となる周波数帯域が広くなる。
さらに、温度変動、経時変化などによる放射特性の変化を低減できる。
なお、分岐部11bから給電部12aまでの線路長と分岐部11bから給電部12bまでの線路長の差は大きい方が効果的であり、差は伝搬波長の約1/2倍の奇数倍としても良い。
さらに、製作誤差や周波数変動による励振位相誤差にともなう放射パターンの主ビーム方向の変化が低減されたマイクロストリップアレーアンテナを得られる効果がある。
また、位相遅延量を発生させる位相調整手段である位相調整回路の各ベンド部からの反射が打ち消され、良好な反射特性が得られる効果がある。
さらに、位相遅延量を発生させる位相調整手段である位相調整回路からの不要放射を抑えられる効果がある。
以上のように、位相調整回路7a〜7cにおけるベンド部15a〜15e間のマイクロストリップ線路の線路幅を狭くすることで位相調整回路7a〜7cを更に小形に構成でき、マイクロストリップアレーアンテナを更に小型化できる効果がある。
また、後述の実施の形態2のマイクロストリップアレーアンテナに適用する場合などには、実施の形態1のマイクロストリップアレーアンテナにおいて、必ずしも前記2素子サブアレー8a〜8dを構成するそれぞれの放射素子への分岐部から給電部までの線路長(線路の電気長)は、入出力端子9に近い側に配置された放射素子の方を入出力端子9から遠い側に配置された放射素子より長く設定されている、に限るものではない。
なお、以上の説明で、送信アンテナとして説明したものについて、アンテナの送受可逆性から、受信アンテナとしても同様に機能し、効果を得られることは言うまでもない。
この発明の実施の形態2に係わるマイクロストリップアレーアンテナは、例えば、この発明の実施の形態1に係わるマイクロストリップアレーアンテナのような各放射素子から放射される電波が同相となるマイクロストリップアレーアンテナ2台を、それぞれの給電方向が逆方向になるような点対称配置で線状に配置し、それぞれの入出力端子から逆相で給電する構成である。
図9はこの発明の実施の形態2に係わるマイクロストリップアレーアンテナを示す上面図であり、誘電体基板2の上面にストリップ導体1が設けられ、誘電体基板2の裏面に地板導体が設けられ、実施の形態1の図1に示した構成のマイクロストリップアレーアンテナ2台を、それぞれのマイクロストリップアレーアンテナの入出力端子9aと入出力端子9bを外側にして点対称配置で線状に配置して構成した場合を示している。また、この例では、逆相電力分配器(図示省略)を介して入出力端子9aと入出力端子9bからトーナメント方式により給電するものとして説明する。
なお、それぞれのマイクロストリップアレーアンテナの細部の構成および動作の説明は、前記実施の形態1での説明と同様であり省略する。
図9において、入出力端子9a、9bから各マイクロストリップアレーアンテナに逆相電力分配器により1つの高周波信号を等振幅かつ逆相に分岐して入力する。一方の入出力端子9aからマイクロストリップアレーアンテナに入力された高周波信号は、実施の形態1で説明したと同様に、マイクロストリップアレーアンテナの各放射素子から等振幅かつ同相で放射される。また、同様に、他方の入出力端子9bから入力された高周波信号もマイクロストリップアレーアンテナの各放射素子から等振幅かつ同相で放射される。
ここで、それぞれのマイクロストリップアレーアンテナは給電方向が逆方向になるような点対称配置で配置されているため、それぞれのマイクロストリップアレーアンテナの入出力端子9a、9bへの入力を予め逆相としており、それぞれのマイクロストリップアレーアンテナの全ての放射素子から放射される電波は等振幅かつ同相となる。
同様に、高周波信号の周波数が変化した場合でも、それぞれのマイクロストリップアレーアンテナの放射パターンの主ビーム方向が設計に対して傾くが、それぞれ反対方向への傾きとなって相殺されるため、実施の形態1のようにマイクロストリップアレーアンテナを単体で用いる場合よりも、主ビームの方向がほぼ正面となる周波数帯域が広くなる。
さらに、温度変動、経時変化などによる放射特性の変化を低減できる。
また、この発明の実施の形態2に係わるマイクロストリップアレーアンテナは、実施の形態1のマイクロストリップアレーアンテナに限らず、所定の間隔で線状に配列された複数個の放射素子を同相で励振できるマイクロストリップアレーアンテナ2台の組み合わせにより実現でき、上記同様の効果を奏する。
Claims (10)
- 一方の面に地導体が設けられた誘電体基板の他方の面に形成されたストリップ導体から成るマイクロストリップアレーアンテナにおいて、前記誘電体基板の入出力端から延在するマイクロストリップ線路と、前記マイクロストリップ線路の片側の前記誘電体基板上に前記入出力端側から線状に配列すると共に、隣接する2個を互いに点対称配置で配列した複数個の放射素子と、前記放射素子の隣接配置された2個ずつを組にして形成され、前記組にした2個の放射素子間に180度の位相差を付けて励振するための位相差発生手段を有して成された複数のサブアレーと、を備え、前記マイクロストリップ線路で少なくとも前記サブアレーを前記入力端側から順に直列に接続すると共に少なくとも前記サブアレー間を接続する前記マイクロストリップ線路に位相調整手段を設けたことを特徴とするマイクロストリップアレーアンテナ。
- 前記位相調整手段は、前記誘電体基板および前記ストリップ導体の諸元並びに前記組にした2個の放射素子間隔の2倍の間隔に基づいて決まる線路長のマイクロストリップ線路で形成したことを特徴とする請求項1記載のマイクロストリップアレーアンテナ。
- 前記位相調整手段は、W字形の線対称形状にマイクロストリップ線路で形成し、前記W字形の各部の線路長をそれぞれ伝搬波長の約1/4倍とすると共に前記W字形の開口間隔を前記誘電体基板および前記ストリップ導体の諸元並びに前記組にした2個の放射素子間隔の2倍の間隔に基づいて決まる線路長に基づいて設定した間隔としたことを特徴とする請求項1記載のマイクロストリップアレーアンテナ。
- 前記マイクロストリップ線路は、前記サブアレー間を接続する前記マイクロストリップ線路に比べて線路幅の狭い高インピーダンス線路であることを特徴とする請求項2又は3記載のマイクロストリップアレーアンテナ。
- 前記サブアレー間を接続する前記マイクロストリップ線路に対して前記放射素子が形成されている側の前記誘電体基板上に、前記W字形の開口を前記マイクロストリップ線路側に向けて設けたことを特徴とする請求項3又は4記載のマイクロストリップアレーアンテナ。
- 前記位相差発生手段は、前記マイクロストリップ線路から引き続き形成したマイクロストリップ線路を2つに分岐して前記組にした2個の放射素子にそれぞれ接続すると共に前記分岐部から前記放射素子への接続部までの線路長の差を伝搬波長の約1/2倍として形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のマイクロストリップアレーアンテナ。
- 前記位相差発生手段は、前記マイクロストリップ線路から引き続き形成したマイクロストリップ線路を2つに分岐して前記組にした2個の放射素子にそれぞれ接続すると共に前記分岐部から前記放射素子への接続部までの線路長の差を伝搬波長の約1/2倍の奇数倍とし、かつ、前記分岐部から前記入出力端側に配置された放射素子への接続部までの線路長の方を長く形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のマイクロストリップアレーアンテナ。
- 前記放射素子は、前記放射素子への接続部の前記マイクロストリップ線路の傍らに、前記接続部からみた前記放射素子のインピーダンス整合に供する所定の幅と長さで形成されたスリットを有することを特徴とする請求項6、又は7記載のマイクロストリップアレーアンテナ。
- 一方の面に地導体が設けられた誘電体基板の他方の面に形成されたストリップ導体から成るマイクロストリップアレーアンテナであって、所定の間隔で線状に配列された複数個の放射素子を同相で励振できるマイクロストリップアレーアンテナの2台をそれぞれ点対称配置で線状に配置した構成を備え、前記2台のマイクロストリップアレーアンテナのそれぞれの入出力端への入出力信号を互いに逆相として駆動することを特徴とするマイクロストリップアレーアンテナ。
- 前記マイクロストリップアレーアンテナの2台は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のマイクロストリップアレーアンテナであることを特徴とする請求項9記載のマイクロストリップアレーアンテナ。
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