JP2008244884A - Data transmission method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、データ伝送方法に関し、特に時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列で表される伝送信号が伝送される伝送路を利用してデータを伝送するデータ伝送方法に関するものである。 The present invention relates to a data transmission method, and more particularly to a data transmission method for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on a time axis is transmitted.
従来、時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列で表される伝送信号によって遠隔から負荷の監視並びに制御を行う遠隔監視制御システムが提供されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been provided a remote monitoring control system that remotely monitors and controls a load using a transmission signal represented by a train of pulse waveforms that are substantially rectangular on a time axis.
かかる遠隔監視制御システムとして、例えば、図12に示すように伝送ユニット21に2線式の信号線Lsを介して入力端末器22と制御端末器23とを接続し、入力端末器22に付設したスイッチやセンサなどからの監視入力に応じて制御端末器23に付設した負荷Lを制御するようにしたものがある(特許文献1参照)。入力端末器22および制御端末器23にはそれぞれアドレスが設定され、入力端末器22に監視入力が入力されると伝送ユニット21に対して監視入力に対応した監視データが伝送され、伝送ユニット21では監視データを受け取ると、アドレスによって入力端末器22との対応関係が設定された制御端末器23に対して監視データに対応した制御データを伝送し、制御端末器23を介して負荷Lを制御するのである。入力端末器22に監視入力を与える手段としては、スイッチだけではなく、スイッチと等価に扱うことができるセンサであってもよいが、以下ではスイッチの操作によって入力端末器22に監視入力が与えられるものとして説明する。すなわち、監視入力がスイッチの操作に呼応して発生するから、監視入力を操作入力と呼ぶことにする。
As such a remote monitoring control system, for example, as shown in FIG. 12, an
伝送ユニット21は、信号線Lsに対して、図13(a)(b)のような形式の伝送信号Vsを送出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始を示すスタートパルスSY、伝送信号Vsのモードを示すモードデータMD、入力端末器22や制御端末器23を各別に呼び出すためのアドレスデータAD、負荷を制御するための制御データCD、伝送エラーを検出するためのチェックサムデータCS、入力端末器22や制御端末器23からの返送信号を受信するタイムスロットである信号返送期間WT等よりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり、時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列をパルス幅変調することによってデータが伝送されるようになっている。
The
各入力端末器22および各制御端末器23では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsのアドレスデータがそれぞれに設定されているアドレスデータに一致すると、伝送信号Vsから制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して監視データを電流モードの信号(信号線Lsを適当な低インピーダンスを介して短絡することにより送出される信号)として返送する。
In each
伝送ユニット21は、常時は伝送信号Vsに含まれるアドレスデータをサイクリックに変化させて入力端末器22および制御端末器23を順次アクセスする常時ポーリングを行う。常時ポーリングの際には、伝送信号Vsに含まれるアドレスデータが一致した入力端末器22または制御端末器23では伝送信号Vsに制御データが含まれていれば制御データを取り込んで動作し、入力端末器22または制御端末器23の動作状態を監視データとして伝送ユニット21に返送する。
The
一方、伝送ユニット21は、いずれかの入力端末器22において、スイッチからの操作入力に対応して発生した図13(c)のような割込信号Viを受信したときに割込信号を発生した入力端末器22を検出した後、その入力端末器22にアクセスして操作入力に呼応した監視データを返送させる割込ポーリングも行う。
On the other hand, the
すなわち、伝送ユニット21では、常時は、アドレスデータをサイクリックに変更した伝送信号Vsを信号線Lsに送出する常時ポーリングを行い、入力端末器22から発生した割込信号Viを伝送信号VsのスタートパルスSYに同期して検出すると、モードデータMDを割込ポーリングモードとした伝送信号Vsを送出する。割込信号Viを発生した入力端末器22は、割込ポーリングモードの伝送信号Vsのアドレスデータの上位ビットが一致していると、その伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して入力端末器22に設定されているアドレスデータの下位ビットを返信データとして返送する。このようにして伝送ユニット21では割込信号Viを発生した入力端末器22のアドレスを獲得する。
In other words, the
このようにして、割込信号Viを発生した入力端末器22のアドレスを伝送ユニット21が獲得すると、伝送ユニット21では入力端末器22に対して監視データの返送を要求する伝送信号Vsを送出し、入力端末器22は操作入力に対応した監視データを伝送ユニット21に返送する。伝送ユニット21は監視データを受け取ると、該当する入力端末器22の操作入力をクリアするように指示を与え、入力端末器22では操作入力のクリアを返送する。つまり、伝送ユニット21では、割込信号Viを検出する伝送信号Vsを含めて4個の伝送信号Vsにより操作入力を受け取ることになる。
In this way, when the
監視データを受け取った伝送ユニット21は、アドレスの対応関係によって入力端末器22に予め対応付けられている制御端末器23に対する制御データを生成し、この制御データを含む伝送信号Vsを信号線Lsに送出して制御端末器23に付設した負荷Lを制御する。
The
ところで、上述のような遠隔監視制御システムでは、ポーリング・セレクティング方式により伝送ユニット21を介して入力端末器22と制御端末器23が通信を行っている。そのために通信速度が比較的に低速であり、例えば、電力量の計測値や通話用の音声のように監視データや制御データに比べて遙かに通信量が多くなるデータの伝送には不向きである。
By the way, in the remote monitoring control system as described above, the
そこで、伝送信号Vsに音声信号を変調して重畳することにより、遠隔監視制御システムと信号線Lsを共用しながら高速通信を行うデータ伝送方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。なお、特許文献2に記載されている従来例では、伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がり時に発生するノイズ(高調波ノイズ)の影響を避けるために伝送信号Vsのパルス波形がハイレベル並びにローレベルに安定している期間にのみ音声信号を重畳するようにしている。
しかしながら、上記従来例では伝送可能なフレームの長さ(フレーム長)が伝送信号Vsのパルス幅の最小値で規定されてしまうためにフレーム長をあまり大きくすることができず、伝送効率がよくないという問題があった。 However, in the above conventional example, the length of the transmittable frame (frame length) is defined by the minimum value of the pulse width of the transmission signal Vs, so the frame length cannot be increased so much and the transmission efficiency is not good. There was a problem.
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、他のデータ伝送方法と信号線を共用しつつデータ伝送の伝送効率の向上が図れるデータ伝送方法を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a data transmission method capable of improving transmission efficiency of data transmission while sharing a signal line with other data transmission methods.
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列で表される伝送信号が伝送される伝送路を利用してデータを伝送するデータ伝送方法であって、前記パルス波形の立ち上がり又は立ち下がりを検出し、前記データと伝送誤り制御用の誤り符号を含むフレームを前記立ち上がり又は立ち下がり検出後の当該パルス波形に重畳して伝送することを特徴とする。 In order to achieve the above object, a data transmission method for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on a time axis is transmitted. The rising or falling edge of the pulse waveform is detected, and the frame including the data and an error code for transmission error control is superimposed and transmitted on the pulse waveform after the rising or falling edge is detected. And
請求項2の発明は、上記目的を達成するために、時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列で表される伝送信号が伝送される伝送路を利用してデータを伝送するデータ伝送方法であって、前記パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりの最短時間間隔と同一の時間間隔で前記フレームに無効なデータを挿入して伝送することを特徴とする。 In order to achieve the above object, a second aspect of the present invention provides a data transmission method for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on a time axis is transmitted. In this case, invalid data is inserted into the frame and transmitted at the same time interval as the shortest time interval between the rising edge and the falling edge of the pulse waveform.
請求項3の発明は、上記目的を達成するために、時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列で表される伝送信号が伝送される伝送路を利用してデータを伝送するデータ伝送方法であって、フレームの伝送中に前記パルス波形の立ち上がり並びに立ち下がりを検出した場合に当該立ち上がり及び立ち下がりを含む区間を再度伝送することを特徴とする。 In order to achieve the above object, a third aspect of the present invention provides a data transmission method for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on a time axis is transmitted. In this case, when the rising and falling edges of the pulse waveform are detected during frame transmission, the section including the rising and falling edges is transmitted again.
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記フレームの同期シンボルをプリアンブルとフレーム開始部で構成したことを特徴とする。
The invention of claim 4 is characterized in that, in the invention of any one of
請求項5の発明は、請求項4の発明において、複数の前記同期シンボルを連続して伝送することを特徴とする。 The invention of claim 5 is characterized in that, in the invention of claim 4, a plurality of the synchronization symbols are continuously transmitted.
請求項6の発明は、請求項5の発明において、連続して伝送する各同期シンボルにおいてはそれぞれのフレーム開始部に残りの同期シンボルのビット数の情報を含めることを特徴とする。 The invention of claim 6 is characterized in that, in the invention of claim 5, in each synchronization symbol transmitted continuously, information on the number of bits of the remaining synchronization symbols is included in each frame start portion.
請求項7の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記フレームの同期シンボルをプリアンブルと複数のフレーム開始部で構成したことを特徴とする。
The invention of claim 7 is characterized in that, in the invention of any one of
請求項8の発明は、請求項5〜7の何れか1項の発明において、連続して伝送する複数の同期シンボルを構成しているプリアンブル並びにフレーム開始部は、各同期シンボル毎に互いに符号間距離の長い異なる符号からなることを特徴とする。 The invention according to claim 8 is the invention according to any one of claims 5 to 7, wherein the preamble and the frame start part constituting a plurality of synchronization symbols to be continuously transmitted are intersymbol-coded for each synchronization symbol. It consists of different codes with long distances.
請求項9の発明は、請求項1の発明において、同一のデータを含む2つのフレームを連結して伝送することを特徴とする。 A ninth aspect of the invention is characterized in that in the first aspect of the invention, two frames including the same data are concatenated and transmitted.
請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記誤り符号として1フレームを等ビット数に分割した複数のブロック毎に伝送誤りが検出可能なブロック符号を用い、連結された2つのフレームの中から伝送誤りが無い若しくは訂正されたブロックを用いて当該フレームを再構成することを特徴とする。
The invention of
請求項1の発明によれば、前記パルス波形の立ち上がり又は立ち下がりを検出し、前記データと伝送誤り制御用の誤り符号を含むフレームを前記立ち上がり又は立ち下がり検出後の当該パルス波形に重畳して伝送するので、伝送路に伝送されるパルス波形の立ち上がり及び立ち下がり時に発生する高調波ノイズの影響によって同期が確立できなくなる率を減らし、さらに、前記高調波ノイズによってフレームの一部に伝送エラーが生じても当該フレームに含まれる伝送誤り制御用の誤り符号によって復元することが可能であり、従来例のように高調波ノイズの含まれない区間のみにフレームを重畳する場合と比較して伝送可能なフレーム長を長くすることができる。その結果、他のデータ伝送方法と伝送路を共用しつつデータ伝送の伝送効率の向上を図ることができる。 According to the first aspect of the present invention, the rising or falling edge of the pulse waveform is detected, and the frame including the data and the error code for transmission error control is superimposed on the pulse waveform after the rising or falling edge detection. Since transmission is performed, the rate at which synchronization cannot be established due to the influence of harmonic noise generated at the rise and fall of the pulse waveform transmitted to the transmission path is reduced, and transmission errors are caused in part of the frame due to the harmonic noise. Even if it occurs, it can be restored by the error code for transmission error control included in the frame, and transmission is possible compared with the case where the frame is superimposed only in the section not including harmonic noise as in the conventional example The frame length can be increased. As a result, the transmission efficiency of data transmission can be improved while sharing the transmission path with other data transmission methods.
請求項2の発明によれば、前記パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりの最短時間間隔と同一の時間間隔で前記フレームに無効なデータを挿入して伝送するので、パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりの区間を跨いでフレームを送信することができ、従来例のように高調波ノイズの含まれない区間のみにフレームを重畳する場合と比較して伝送可能なフレーム長を長くすることができる。その結果、他のデータ伝送方法と伝送路を共用しつつデータ伝送の伝送効率の向上を図ることができる。 According to the invention of claim 2, since invalid data is inserted and transmitted in the frame at the same time interval as the shortest time interval of rise and fall of the pulse waveform, the rise and fall intervals of the pulse waveform The frame length can be transmitted compared to the case where the frame is superimposed only on the section not including the harmonic noise as in the conventional example. As a result, the transmission efficiency of data transmission can be improved while sharing the transmission path with other data transmission methods.
請求項3の発明によれば、フレームの伝送中に前記パルス波形の立ち上がり並びに立ち下がりを検出した場合に当該立ち上がり及び立ち下がりを含む区間を再度伝送するので、従来例のように高調波ノイズの含まれない区間のみにフレームを重畳する場合と比較して伝送可能なフレーム長を長くすることができる。その結果、他のデータ伝送方法と伝送路を共用しつつデータ伝送の伝送効率の向上を図ることができる。また、フレームの一部に高調波ノイズによる伝送エラーが生じたと推定される場合にだけ当該区間を再度伝送することで、請求項2の発明と比較してデータの伝送効率を向上することができる。 According to the invention of claim 3, when the rising and falling edges of the pulse waveform are detected during frame transmission, the section including the rising and falling edges is transmitted again. Compared with the case where a frame is superimposed only on a section not included, the frame length that can be transmitted can be increased. As a result, the transmission efficiency of data transmission can be improved while sharing the transmission path with other data transmission methods. Further, the transmission efficiency of data can be improved compared with the invention of claim 2 by transmitting the section again only when it is estimated that a transmission error due to harmonic noise has occurred in a part of the frame. .
請求項4の発明によれば、フレームの同期シンボルをプリアンブルとフレーム開始部で構成しているから、パルス波形の立ち上がり又は立ち下がり時に発生する高調波ノイズによってプリアンブルの一部に伝送エラーが生じても同期を確立することができる。 According to the invention of claim 4, since the synchronization symbol of the frame is composed of the preamble and the frame start part, a transmission error occurs in a part of the preamble due to the harmonic noise generated at the rise or fall of the pulse waveform. Can also establish synchronization.
請求項5の発明によれば、複数の前記同期シンボルを連続して伝送するから、パルス波形の立ち上がり又は立ち下がり時に発生する高調波ノイズによって同期が取れなくなる確率がさらに低くなる。 According to the fifth aspect of the present invention, since a plurality of the synchronization symbols are continuously transmitted, the probability that synchronization cannot be achieved due to harmonic noise generated at the rising or falling edge of the pulse waveform is further reduced.
請求項6の発明によれば、連続して伝送する各同期シンボルにおいてはそれぞれのフレーム開始部に残りの同期シンボルのビット数の情報を含めるので、同期が確立した後の同期シンボルについては無視すればよいから受信したデータの処理が簡素化できる。 According to the sixth aspect of the present invention, since information on the number of bits of the remaining synchronization symbols is included in each frame start portion in each synchronization symbol transmitted continuously, the synchronization symbols after synchronization is established are ignored. Therefore, processing of received data can be simplified.
請求項7の発明によれば、前記フレームの同期シンボルをプリアンブルと複数のフレーム開始部で構成したので、パルス波形の立ち上がり又は立ち下がり時に発生する高調波ノイズによってプリアンブルの一部に伝送エラーが生じても同期を確立することができるとともに伝送効率が向上できる。 According to the invention of claim 7, since the synchronization symbol of the frame is composed of a preamble and a plurality of frame start parts, a transmission error occurs in a part of the preamble due to harmonic noise generated at the rise or fall of the pulse waveform. However, synchronization can be established and transmission efficiency can be improved.
請求項8の発明によれば、連続して伝送する複数の同期シンボルを構成しているプリアンブル並びにフレーム開始部は、各同期シンボル毎に互いに符号間距離の長い異なる符号からなるので、同期シンボルを読み間違う確率が下がる。 According to the eighth aspect of the present invention, the preamble and the frame start part constituting a plurality of synchronization symbols to be continuously transmitted are composed of different codes having a long inter-code distance for each synchronization symbol. The probability of misreading decreases.
請求項9の発明によれば、同一のデータを含む2つのフレームを連結して伝送するので、伝送エラーの発生確率が下がる。 According to the invention of claim 9, since two frames including the same data are connected and transmitted, the probability of occurrence of a transmission error is lowered.
請求項10の発明によれば、前記誤り符号として1フレームを等ビット数に分割した複数のブロック毎に伝送誤りが検出可能なブロック符号を用い、連結された2つのフレームの中から伝送誤りが無い若しくは訂正されたブロックを用いて当該フレームを再構成するので、伝送エラーが生じても元のフレームを再構成してデータを受け取ることができ、結果的にフレームの再送を減らして伝送効率の向上が図れる。
According to the invention of
以下、従来例で説明した遠隔監視制御システムのデータ伝送方法と信号線Lsを共用するデータ伝送方法に本発明の技術思想を適用した実施形態について説明する。但し、本発明に係るデータ伝送方法が信号線を共用可能である他のデータ伝送方法は実施形態のもの(パルス幅変調による時分割多重伝送)に限定されるものではない。 Hereinafter, an embodiment in which the technical idea of the present invention is applied to the data transmission method of the remote monitoring control system described in the conventional example and the data transmission method sharing the signal line Ls will be described. However, other data transmission methods in which the data transmission method according to the present invention can share a signal line are not limited to those of the embodiment (time division multiplex transmission by pulse width modulation).
まず、本発明に係るデータ伝送方法を実施するデータ伝送システムについて、図1を参照して説明する。 First, a data transmission system that implements a data transmission method according to the present invention will be described with reference to FIG.
本実施形態のデータ伝送システムは、従来技術で説明した遠隔監視制御システムと信号線Lsを共用するものである。遠隔監視制御システムでは、伝送ユニット21に対して入力端末器22並びに制御端末器23が2線式の信号線Lsによって並列接続されてなり、従来技術で説明したようにパルス列をパルス幅変調してなる伝送信号Vsを伝送ユニット21と入力端末器22並びに制御端末器23の間で時分割多重伝送している。
The data transmission system of this embodiment shares the signal line Ls with the remote monitoring and control system described in the prior art. In the remote monitoring control system, an
本実施形態のデータ伝送システムは、図1(a)に示すように互いに信号線Lsに並列接続された複数(図示例では2つ)のデータ伝送装置1,1で構成される。データ伝送装置1は、図1(b)に示すように信号線Lsを介して伝送ユニット21と各端末器22,23の間で伝送される伝送信号Vsを監視する伝送信号監視部10と、他のデータ伝送装置1に伝送すべきデータを含んだフレームを変調するとともに伝送信号Vsに重畳して信号線Lsに送出する送信部11と、信号線Lsを介して伝送されるフレームを伝送信号Vsから分離して受信するとともに復調する受信部12と、内部で発生したデータ若しくは外部から入力されるデータをフレームに格納して送信部11から送信させる送信処理、並びに受信部12で受信し且つ復調されたフレームを取り込んで当該フレームに格納されたデータを取り出す受信処理を実行する伝送制御部13とを備えている。
As shown in FIG. 1A, the data transmission system according to the present embodiment includes a plurality (two in the illustrated example) of
受信部12は、図3(a)に示すようにダイオードブリッジDBによって平衡/不平衡変換を行うことで相対的に低周波数である伝送信号Vsからフレームを分離している。ここで、図3(b)に示すように、ダイオードブリッジDBを通過した信号電圧には伝送信号Vsの立ち上がり並びに立ち下がり時に発生する高調波ノイズNが重畳しているために立ち上がり及び立ち下がり時に過大な瞬時電圧がダイオードブリッジDBの出力端間に印加されて後段のアンプA等が破壊されてしまう虞がある。そこで本実施形態では、ダイオードブリッジDBの高電位側の出力とアンプAの入力端との接続点に、直列接続された一対のダイオードD1,D2からなるクランプ回路を設け、上記過大な瞬時電圧がアンプAに印加されるのを防いでいる。但し、クランプ回路によって信号線Lsの線間電圧が制限されないようにダイオードブリッジDBとクランプ回路の間には直流カット用のコンデンサCcが挿入してある。さらに本実施形態では、ダイオードブリッジDBの出力電圧を定電圧回路REGで定電圧化することでデータ伝送装置1の動作用電源を作成している。
The
データ伝送装置1では、伝送信号監視部10において信号線Lsを介して伝送信号Vsのパルス波形を監視し、パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりに同期した監視信号を伝送制御部13に出力している。そして、伝送制御部13では伝送信号受信部10から出力される監視信号に基づき、パルス波形の立ち上がり又は立ち下がり後に送信部11からフレームを送出して伝送信号Vsに重畳させるタイミングを調整している。
In the
(実施形態1)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図2に示す。一般的なデータ伝送ではフレームに先行して同期確立のために同期シンボルを送信しており、本実施形態ではプリアンブルを同期シンボルとしている。同期シンボルに続いて送信されるフレームは、通常、制御ビット、宛先アドレス、送信元アドレス、データ、フレーム検査シーケンス(FCS)で構成されるが、本実施形態においてはフレーム検査シーケンスの後に伝送誤り制御用の誤り符号としてリード・ソロモン符号を付加している。但し、フレームの途中にリード・ソロモン冗長度を設けてもよい。
(Embodiment 1)
FIG. 2 shows a data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. In general data transmission, a synchronization symbol is transmitted prior to a frame to establish synchronization. In this embodiment, a preamble is used as a synchronization symbol. A frame transmitted following the synchronization symbol is usually composed of a control bit, a destination address, a source address, data, and a frame check sequence (FCS). In this embodiment, transmission error control is performed after the frame check sequence. Reed-Solomon code is added as an error code. However, Reed-Solomon redundancy may be provided in the middle of the frame.
上述のように受信部12のダイオードブリッジDBを通過した信号電圧には伝送信号Vsの立ち上がり並びに立ち下がり時に発生する高調波ノイズNが重畳しているため、この部分でフレームが部分的に潰されて伝送誤りが生じてしまう可能性が高い。しかしながら、かかる高調波ノイズNが伝送信号Vsに重畳する期間は、伝送信号Vsの立ち上がりから立ち下がりまでの期間Tsに対してせいぜい1割乃至2割程度であり、伝送誤り制御用の誤り符号によって訂正することが可能である。しかも、高調波ノイズNによって生じる伝送誤りはバースト誤りであるから、ブロック単位(バイト単位)での誤り訂正が可能なブロック符号(例えば、リード・ソロモン符号)を用いることで伝送誤り訂正の確度を高めることができる。
As described above, since the harmonic noise N generated when the transmission signal Vs rises and falls is superimposed on the signal voltage that has passed through the diode bridge DB of the receiving
但し、同期シンボル(プリアンブル)は誤り符号によって伝送誤り訂正ができないから、プリアンブルの大部分が高調波ノイズによって潰されてしまうと同期が確立できないため、当該プリアンブルに続くフレームを受信することはできない。そこで本実施形態では、同期シンボルによる同期確立の確度を高めるため、伝送信号監視部10において信号伝送信号Vsのパルス波形を監視し、パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりに同期した監視信号を伝送制御部13に出力し、伝送制御部13が、伝送信号受信部10から出力される監視信号に基づいてパルス波形の立ち上がり又は立ち下がり後に送信部11からフレームを送出して伝送信号Vsに重畳させている。その結果、同期シンボルが高調波ノイズNによって潰される可能性が低くなるから、同期確立の確度を高めることができる。
However, since a synchronization symbol (preamble) cannot be corrected for transmission error by an error code, if most of the preamble is destroyed by harmonic noise, synchronization cannot be established, so that a frame following the preamble cannot be received. Therefore, in this embodiment, in order to improve the accuracy of synchronization establishment by the synchronization symbol, the transmission
而して、本実施形態のデータ伝送方法によれば、信号線Lsを介して伝送される伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がりを検出し、データと伝送誤り制御用の誤り符号を含むフレームを立ち上がり又は立ち下がり検出後の伝送信号Vsに重畳して伝送するので、信号線Lsに伝送される伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がり時に発生する高調波ノイズNの影響によって同期が確立できなくなる率を減らし、さらに、高調波ノイズNによってフレームの一部に伝送エラーが生じても当該フレームに含まれる伝送誤り制御用の誤り符号によって復元することが可能であり、従来例のように高調波ノイズの含まれない区間のみにフレームを重畳する場合と比較して伝送可能なフレーム長を長くすることができる。その結果、他のデータ伝送方法と信号線Lsを共用しつつデータ伝送の伝送効率の向上を図ることができる。 Thus, according to the data transmission method of this embodiment, the rising and falling edges of the transmission signal Vs transmitted via the signal line Ls are detected, and the frame including the data and the error code for transmission error control is raised. Alternatively, since transmission is performed by superimposing on the transmission signal Vs after falling detection, the rate at which synchronization cannot be established due to the influence of harmonic noise N generated at the rise and fall of the transmission signal Vs transmitted to the signal line Ls is reduced. Further, even if a transmission error occurs in a part of the frame due to the harmonic noise N, it can be restored by an error code for transmission error control included in the frame, and the harmonic noise is included as in the conventional example. The frame length that can be transmitted can be made longer than in the case where the frame is superimposed only on the non-interval. As a result, it is possible to improve the transmission efficiency of data transmission while sharing the signal line Ls with other data transmission methods.
(実施形態2)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図4に示す。本実施形態では、実施形態1のように伝送誤り制御用の誤り符号(リード・ソロモン符号)をフレームに付加する代わりに、伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がりの最短時間間隔と同一の時間間隔でフレームに無効なデータ(ダミービット)Dmbを挿入している点に特徴がある。但し、リード・ソロモン符号を除く他のフレームの構造については実施形態1と共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 2)
FIG. 4 shows the data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. In this embodiment, instead of adding an error code (Reed-Solomon code) for transmission error control to a frame as in the first embodiment, the transmission signal Vs has the same time interval as the shortest time interval of rising and falling. This is characterized in that invalid data (dummy bits) Dmb is inserted into the frame. However, since the structure of the frame other than the Reed-Solomon code is the same as that of the first embodiment, the description thereof is omitted.
而して、伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がりでは伝送信号Vsに重畳する高調波ノイズNの影響でフレームに伝送エラーが生じる可能性が高いので、伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がりに同期した期間にダミービットDmbを送信すれば、一つのフレームで一括して送信できるデータ(有効なデータ)の量を増やすことができ、しかも、データを分割して多数のフレームで送信する場合と比較して、データ伝送に要するフレームの数を減らして伝送効率を向上することができる。つまり、フレームに含まれるデータ以外の部分(制御ビット、宛先アドレス、送信元アドレス、FCS)によって伝送効率が低下するから、フレーム数を減らすことで前記データ以外の分だけ伝送効率が向上するのである。 Thus, since there is a high possibility that a transmission error will occur in the frame due to the influence of the harmonic noise N superimposed on the transmission signal Vs at the rise and fall of the transmission signal Vs, the period synchronized with the rise and fall of the transmission signal Vs. If the dummy bit Dmb is transmitted, the amount of data (valid data) that can be transmitted in one frame at a time can be increased, and compared with the case where the data is divided and transmitted in many frames. The number of frames required for data transmission can be reduced to improve transmission efficiency. In other words, since the transmission efficiency is reduced by the parts (control bits, destination address, source address, FCS) other than the data included in the frame, the transmission efficiency is improved by the amount other than the data by reducing the number of frames. .
(実施形態3)
本実施形態は、フレームの伝送中に伝送信号監視部10で伝送信号Vsの立ち上がり並びに立ち下がりを検出した場合、伝送制御部13が当該立ち上がり及び立ち下がりを含む区間を送信部11から再度送信させる点に特徴がある。
(Embodiment 3)
In the present embodiment, when the transmission
すなわち、実施形態2では伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がりのタイミングを予測し当該タイミングに同期してダミービットDBmを送信することで伝送エラーの発生確率を低減しているが、無効なデータであるダミービットDBmが周期的に送信されるためにフレーム長が無駄に長くなって伝送効率が低下してしまう可能性がある。 That is, in the second embodiment, the occurrence timing of the transmission signal Vs is predicted and the dummy bit DBm is transmitted in synchronization with the timing to reduce the transmission error occurrence probability. However, the data is invalid. Since the dummy bits DBm are periodically transmitted, the frame length may be increased unnecessarily, and transmission efficiency may be reduced.
これに対して本実施形態では、図5に示すようにフレームの一部区間Tに高調波ノイズによる伝送エラーが生じたと推定される場合にだけ当該区間Tのデータを再度伝送するので、実施形態2に比較してデータの伝送効率を向上することができる。なお、本実施形態においてもフレームには伝送誤り制御用の誤り符号(リード・ソロモン符号)を付加していないが、リード・ソロモン符号を除く他のフレームの構造については実施形態1と共通であるから説明を省略する。 On the other hand, in the present embodiment, as shown in FIG. 5, the data in the section T is transmitted again only when it is estimated that a transmission error due to harmonic noise has occurred in a partial section T of the frame. Compared with 2, data transmission efficiency can be improved. In this embodiment, an error code (Reed-Solomon code) for transmission error control is not added to the frame, but the structure of the other frames excluding the Reed-Solomon code is the same as that of the first embodiment. The description will be omitted.
(実施形態4)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図6に示す。本実施形態では、フレームに先行して送信される同期シンボルをプリアンブルとフレーム開始部(フレーム開始デリミタ)SFDとで構成した点に特徴がある。但し、フレームの構造については実施形態1〜3の何れかと共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 4)
FIG. 6 shows the data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. The present embodiment is characterized in that a synchronization symbol transmitted prior to a frame is composed of a preamble and a frame start unit (frame start delimiter) SFD. However, since the structure of the frame is the same as that of any one of the first to third embodiments, the description thereof is omitted.
実施形態1では伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がりを検出した後にフレームを送信することで同期確立の確度を高めているが、それでも同期が確立できない場合が生じ得る。しかしながら本実施形態にようにプリアンブルとフレーム開始部SFDとで構成された同期シンボルをフレームに先行して送信すれば、高調波ノイズによってプリアンブルの一部に伝送エラーが生じても同期を確立することができ、同期確立の確度をさらに高めることができる。 In the first embodiment, the accuracy of synchronization establishment is improved by transmitting a frame after detecting the rise and fall of the transmission signal Vs. However, there may still be cases where synchronization cannot be established. However, if the synchronization symbol composed of the preamble and the frame start unit SFD is transmitted prior to the frame as in this embodiment, synchronization is established even if a transmission error occurs in a part of the preamble due to harmonic noise. And the accuracy of synchronization establishment can be further increased.
(実施形態5)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図7に示す。本実施形態では、プリアンブルとフレーム開始部SFDとで構成された複数(図示例では3つ)の同期シンボルをフレームに先行して送信する点に特徴がある。但し、各同期シンボル並びにフレームの構造については実施形態4と共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 5)
FIG. 7 shows the data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. The present embodiment is characterized in that a plurality (three in the illustrated example) of synchronization symbols configured by a preamble and a frame start unit SFD are transmitted prior to the frame. However, since the structure of each synchronization symbol and frame is the same as that of the fourth embodiment, description thereof is omitted.
上述のようにプリアンブルとフレーム開始部SFDとで構成された複数の同期シンボルをフレームに先行して送信すれば、高調波ノイズによって何れかの同期シンボルで同期が確立できなくても他の何れかの同期シンボルによって同期を確立することができて同期が取れなくなる確率が低くなる。 As described above, if a plurality of synchronization symbols composed of the preamble and the frame start unit SFD are transmitted prior to the frame, even if synchronization cannot be established with any synchronization symbol due to harmonic noise, The probability that synchronization cannot be established because synchronization can be established with this synchronization symbol becomes low.
(実施形態6)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図8に示す。本実施形態では、実施形態5と同様にプリアンブルとフレーム開始部SFDとで構成された複数(図示例では3つ)の同期シンボルをフレームに先行して送信するとともに、後続の同期シンボルのビット数を合計した値(総ビット数)をフレーム開始部SFDに含める点に特徴がある。但し、各同期シンボル並びにフレームの構造については実施形態4と共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 6)
FIG. 8 shows the data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. In the present embodiment, as in the fifth embodiment, a plurality of (three in the illustrated example) synchronization symbols configured by the preamble and the frame start unit SFD are transmitted prior to the frame, and the number of bits of the subsequent synchronization symbols A characteristic is that a value (total number of bits) obtained by summing is included in the frame start part SFD. However, since the structure of each synchronization symbol and frame is the same as that of the fourth embodiment, description thereof is omitted.
実施形態5では、例えば先頭の同期シンボルで同期が確立できたとしても当該同期シンボルが何番目の同期シンボルであるか、言い換えると、どこからフレームが始まるのかが判らないために受信したデータの処理が煩雑になってしまう。 In the fifth embodiment, for example, even if synchronization can be established with the first synchronization symbol, the number of synchronization symbols is the synchronization symbol, in other words, since it is not known where the frame starts, the received data is processed. It becomes complicated.
これに対して本実施形態では、先頭の同期シンボルのフレーム開始部SFDに2番目と3番目の同期シンボルのビット数を足し合わせた総ビット数を含め、また、2番目の同期シンボルのフレーム開始部SFDに3番目の同期シンボルのビット数を含めているので、受信側のデータ伝送装置1における伝送制御部13では、何れかの同期シンボルで同期が確立した後は当該同期シンボルのフレーム開始部SFDに含まれる総ビット数分の受信データについては無視すればよいから受信したデータの処理が簡素化できる。
In contrast, in the present embodiment, the frame start portion SFD of the first synchronization symbol includes the total number of bits obtained by adding the number of bits of the second and third synchronization symbols, and the frame start of the second synchronization symbol. Since the number of bits of the third synchronization symbol is included in the unit SFD, the
(実施形態7)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図9に示す。本実施形態では、フレームに先行して送信される同期シンボルをプリアンブルと複数(図示例では3つ)のフレーム開始部SFDとで構成した点に特徴がある。但し、フレームの構造については実施形態1と共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 7)
FIG. 9 shows the data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. The present embodiment is characterized in that a synchronization symbol transmitted prior to a frame is composed of a preamble and a plurality (three in the illustrated example) of frame start units SFD. However, since the structure of the frame is the same as that of the first embodiment, the description thereof is omitted.
上述のようにプリアンブルと複数のフレーム開始部SFDとで構成された同期シンボルをフレームに先行して送信すれば、高調波ノイズによってプリアンブルと何れかのフレーム開始部SFDで同期が確立できなくても他の何れかのフレーム開始部SFDによって同期を確立することができて同期が取れなくなる確率が低くなる。 As described above, if a synchronization symbol composed of a preamble and a plurality of frame start units SFD is transmitted prior to the frame, even if synchronization cannot be established between the preamble and any of the frame start units SFD due to harmonic noise. The probability that synchronization can be established by any other frame start unit SFD is reduced, and the probability that synchronization cannot be achieved is reduced.
ここで、例えば上述のように3つのフレーム開始部SFDを連続して送信する場合に、フレーム開始部SFDを「0000_1010_0111」のビットパターンとしたとき、かかるビットパターンと8ビット連続で一致したらフレーム開始部SFDを検出したものとするようにしてもよい。つまり、高調波ノイズによるバースト誤りによって何れかのフレーム開始部SFDの連続した4ビットに伝送誤りが発生してもその前若しくは後のフレーム開始部SFDとの間で検出することが可能である。 Here, for example, when three frame start parts SFD are continuously transmitted as described above, if the frame start part SFD is a bit pattern of “0000_1010_0111”, the frame start is started when the bit pattern coincides with 8 bits continuously. The part SFD may be detected. That is, even if a transmission error occurs in consecutive 4 bits of any frame start part SFD due to a burst error due to harmonic noise, it can be detected between the frame start part SFD before or after that.
(実施形態8)
本実施形態は、実施形態5〜7のように連続して送信する複数のプリアンブル並びにフレーム開始部SFDを、各同期シンボル毎あるいはフレーム開始部SFD毎に互いに符号間距離の長い異なる符号で構成している点に特徴がある。
(Embodiment 8)
In the present embodiment, as in the fifth to seventh embodiments, a plurality of preambles to be transmitted continuously and the frame start unit SFD are configured with different codes having a long inter-code distance for each synchronization symbol or each frame start unit SFD. There is a feature in that.
例えば、図10に示すように3ビットであれば(001)、(010)、(100)で各プリアンブルやフレーム開始部SFDを構成すれば、伝送制御部13において同期シンボルを読み間違う確率を下げることができる。
For example, as shown in FIG. 10, if each preamble and frame start unit SFD are configured with (001), (010), and (100) if they are 3 bits, the
(実施形態9)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図11(a)に示す。本実施形態では、プリアンブルからなる同期シンボルの後に同一のデータを伝送するための複数(図示例では2つ)のフレームを連結して送信する点に特徴がある。但し、フレームの構造については実施形態1と共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 9)
FIG. 11A shows the data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. The present embodiment is characterized in that a plurality of (two in the illustrated example) frames for transmitting the same data are concatenated and transmitted after a synchronization symbol consisting of a preamble. However, since the structure of the frame is the same as that of the first embodiment, the description thereof is omitted.
実施形態1で説明したように、フレームの最後に付加されているリード・ソロモン符号はブロック単位(バイト単位)での誤り訂正が可能である。従って、例えば、1フレームを同一バイト数の8つのブロックに分けたとすると、高調波ノイズによるバースト誤りで先頭のフレームの2番目〜8番目のブロックと、後のフレームの1番目のブロックとに発生した伝送誤りが訂正できずに破棄されたとしても、伝送誤りが訂正できた残りのブロック、すなわち、先頭のフレームの1番目のブロックと後のフレームの2番目〜8番目のブロックを繋げることで元のフレームを再構成してデータを受け取ることができる(図11(b)参照)。 As described in the first embodiment, the Reed-Solomon code added at the end of the frame can be error-corrected in units of blocks (bytes). Therefore, for example, if one frame is divided into 8 blocks of the same number of bytes, a burst error due to harmonic noise occurs in the 2nd to 8th blocks of the first frame and the first block of the subsequent frame. Even if the transmission error is discarded without being corrected, the remaining blocks in which the transmission error can be corrected, that is, the first block of the first frame and the second to eighth blocks of the subsequent frame are connected. The original frame can be reconstructed to receive data (see FIG. 11B).
上述のように本実施形態では、連結された2つのフレームの中からリード・ソロモン符号によって伝送誤りが訂正されたブロックを用いて当該フレームを再構成するので、伝送エラーが生じても元のフレームを再構成してデータを受け取ることができ、結果的にフレームの再送を減らして伝送効率の向上が図れる。 As described above, in the present embodiment, the frame is reconstructed using the block in which the transmission error is corrected by the Reed-Solomon code from the two concatenated frames. Therefore, even if a transmission error occurs, the original frame is reconstructed. Can be reconfigured to receive data, and as a result, retransmission of frames can be reduced and transmission efficiency can be improved.
なお、上述の実施形態1〜9では本発明に係るデータ伝送方法を遠隔監視制御システムとは別のデータ伝送システムで実施する場合を例示したが、遠隔監視制御システムの端末器(入力端末器22や制御端末器23)にデータ伝送装置1の機能を搭載し、遠隔監視制御システムにおいて本発明に係るデータ伝送方法を実施しても構わない。
In the above-described first to ninth embodiments, the case where the data transmission method according to the present invention is implemented in a data transmission system different from the remote monitoring control system is exemplified. However, the terminal (
1 データ伝送装置
10 伝送信号監視部
11 送信部
12 受信部
13 伝送制御部
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記パルス波形の立ち上がり又は立ち下がりを検出し、前記データと伝送誤り制御用の誤り符号を含むフレームを前記立ち上がり又は立ち下がり検出後の当該パルス波形に重畳して伝送することを特徴とするデータ伝送方法。 A data transmission method for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on a time axis is transmitted,
A data transmission characterized by detecting a rising or falling edge of the pulse waveform and transmitting a frame including the data and an error code for transmission error control superimposed on the pulse waveform after the rising or falling edge is detected. Method.
前記パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりの最短時間間隔と同一の時間間隔で前記フレームに無効なデータを挿入して伝送することを特徴とするデータ伝送方法。 A data transmission method for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on a time axis is transmitted,
A data transmission method characterized by inserting invalid data into the frame and transmitting it at the same time interval as the shortest time interval of rise and fall of the pulse waveform.
フレームの伝送中に前記パルス波形の立ち上がり並びに立ち下がりを検出した場合に当該立ち上がり及び立ち下がりを含む区間を再度伝送することを特徴とするデータ伝送方法。 A data transmission method for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on a time axis is transmitted,
A data transmission method characterized in that when a rise and fall of the pulse waveform is detected during frame transmission, a section including the rise and fall is transmitted again.
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