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JP2008118237A - 映像編集装置 - Google Patents

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JP2008118237A
JP2008118237A JP2006297332A JP2006297332A JP2008118237A JP 2008118237 A JP2008118237 A JP 2008118237A JP 2006297332 A JP2006297332 A JP 2006297332A JP 2006297332 A JP2006297332 A JP 2006297332A JP 2008118237 A JP2008118237 A JP 2008118237A
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Katsuhiro Wada
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Abstract

【課題】
映像の切り替えがあっても、フレーム又はフィールドに固有の付加情報を映像と適切に対応付けする。
【解決手段】
映像信号切替えスイッチ12は、映像信号32,36のいずれか一方を選択する。選択された映像信号は、タイムコード分離装置16及び復号化装置18を介してフレームバッファ20に格納される。制御回路25は、復号化装置18の動作状況に従い、フレームバッファ20から読み出すべき映像信号と、タイムコード生成装置24の生成するタイムコードを制御する。フレームバッファ20は、リファレンス信号生成装置22からのリファレンス信号に同期して、指定された映像信号を読み出す。信号重畳装置26は、フレームバッファ20からの映像信号に、タイムコード生成装置24からのタイムコードを重畳する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、DVC(Digital Video Camera)等の撮像装置からの映像信号を入力する映像編集装置に関し、より具体的には、フィールドまたはフレーム単位で映像信号及び付加情報を同期させる映像編集装置に関する。
近年、高精細画像対応大画面テレビの普及に伴い、撮影も高精細画質で行いたいというニーズが高まっている。また、複数のDVCで撮影を行ない、簡易なシステムで編集を行いたいという要求があり、様々な編集形態、手法が提案されている。
例えば、特許文献1には、メモリを用いて時間軸補正等を行なうビデオ信号処理装置が記載されている。メモリから読み出されたビデオ信号の同期信号を基準同期信号に置換する場合に、垂直帰線期間におけるデータが失われないようにする。
特開平05−130568号公報
放送局及びスタジオ等で映像機器間の映像信号の伝送には、SDI(Serial Degital Interface)信号が広く用いられている。放送局及びスタジオ等では、ハウスシンク信号を利用し、編集作業を行う際の時刻の同期を取っている。編集機等はフレームシンクロナイズ機能を有し、映像信号の同期を取って、SDI信号を伝送する。符号化された映像信号を扱う編集機のデコーダもまた、フレームシンクロナイズ機能を有する。
デコーダに入力される映像信号にVITC(Vertical Interval Time Code)等のフレーム又はフィールドに固有の付加情報が重畳されている場合、デコーダにより復号化された映像信号に対しても、フレーム又はフィールドに対応付けられた付加情報が重畳されなければならない。
しかし、ハウスシンク信号を利用して時刻の同期を取る場合、復号化処理で1フレーム飛ばしたり、同一のフレームを繰り返して出力する処理が行われたときに、復号化された映像信号に対して正確にフレーム又はフィールドに固有の付加情報を対応付けすることが難しかった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、フレーム又はフィールドに固有の付加情報を映像と適切に対応付けできる簡易な構成の映像編集装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る映像編集装置は、入力される複数の映像から1つを選択する映像選択手段と、当該映像選択手段で選択された映像を処理する映像処理手段と、当該映像処理手段で処理された映像を記憶する映像バッファと、フレームまたはフィールドに固有の付加情報を生成する付加情報生成手段と、当該付加情報生成手段で生成される付加情報を、当該映像バッファから読み出された映像に重畳する重畳手段と、当該映像処理手段の処理状況に応じて、当該付加情報生成手段の生成する付加情報を制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、映像の切り替えがあっても、フレーム又はフィールドに固有の適切な付加情報を重畳して、映像を連続的に出力できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である映像編集装置の概略構成ブロック図である。映像編集装置10には、撮像装置30から映像信号32が入力し、撮像装置34から映像信号36が入力する。映像信号32,36は、例えば、符号化されたエレメンタリーストリーム(ES)である。
映像編集装置10の映像信号切替えスイッチ12は、撮像装置30からの映像信号32と撮像装置34からの映像信号36のいずれか一方を選択する。そして、選択した映像信号をビデオ信号検出装置14とタイムコード分離装置16に供給する。
垂直同期検出装置14は、映像信号切替えスイッチ12で選択された映像信号32又は36からフレームパルス(INPUT_Frame)又は垂直同期信号Vsyncを検出する。垂直同期検出装置14は、検出したフレームパルスをフレームバッファ20に印加する。詳細は後述するが、フレームバッファ20は、垂直同期検出装置14からのフレームパルスVsyncに同期して、復号化装置18の出力データを取り込む。
タイムコード分離装置16は、映像信号切替えスイッチ12で選択された映像信号32又は36から、各フレーム又はフィールドに付加されている付加情報としてのタイムコードを分離、即ち削除する。タイムコード分離装置16は、タイムコードを除去した映像信号を復号化装置18に供給する。このようにして、スイッチ12によりどちらの映像信号32,36を選択しようと、復号化装置18には、付加情報を除去した符号化映像信号が入力する。復号化装置18が符号化映像信号の復号化の際に付加情報を無視する場合には、タイムコード分離装置16は不要である。
復号化装置18は、タイムコード分離装置16からの符号化された映像信号を、その符号化方式に応じた方法で復号化し、復号化により復元された映像信号をフレームバッファ20に印加する。フレームバッファ20は、垂直同期検出装置14からのフレームパルスVsyncに従い、復号化装置18の出力映像信号を取り込む。フレームバッファ20は、数フレーム分の映像信号を記憶可能な容量を具備する。
リファレンス信号生成装置22は、自走する発振器を内蔵しており、基準となる垂直同期信号、即ち垂直同期リファレンス信号Vsync−refを生成し、フレームバッファ20と、タイムコード生成装置24に印加する。
タイムコード生成装置24は、垂直同期リファレンス信号Vsync−refに同期して、フレーム毎又はフィールド毎に固有のタイムコードを生成し、信号重畳装置26に印加する。制御回路25は、復号化装置18における復号化状態を監視し、垂直同期リファレンス信号Vsync−refの立ち上がり時点の復号化装置18の復号化状態に応じて、タイムコード生成装置24の生成するタイムコードを制御する。即ち、タイムコード生成装置24が生成するタイムコードは、入力映像信号32,36に付加されているタイムコードとは無関係であるが、復号化装置18の復号化状態に依存する。この詳細は、具体例に即して、後述する。
フレームバッファ20は、リファレンス信号生成装置22からの垂直同期リファレンス信号Vsync−refに従い、記憶する映像信号を信号重畳装置26に読み出す。
信号重畳装置26は、フレームバッファ20からの映像信号に、タイムコード生成装置24からのタイムコードを重畳する。信号重畳装置26の重畳結果が、映像編集装置10の出力40として外部に出力される。
映像編集装置10のフレームシンクロナイズ機能を説明する。説明の便宜上、復号化装置18の復号化処理による遅延が1フレームであるとする。図2乃至図5において、映像信号32のフレームをFa1〜Fa7で示し、映像信号36のフレームをFb1〜Fb7で示す。1〜7はフレーム番号である。
先ず、図2乃至図5を参照して、垂直同期リファレンス信号Vsync−refの周期が映像信号32,36のフレームパルス周期よりも若干短い場合の動作を説明する。
図2は、継続的に映像信号32を選択した場合のタイミングチャートを示す。図2(1)は、垂直同期検出装置14により検出されるフレームパルスVsyncである。同(2)は、スイッチ12により選択される映像信号(のフレーム)である。同(3)は復号化装置18の出力映像信号(のフレーム)である。同(4)はリファレンス信号生成装置22の出力する垂直同期リファレンス信号Vsync−refである。同(5)は、フレームバッファ20から読み出される映像信号(のフレーム)である。同(6)は、タイムコード生成装置24の生成するタイムコードである。
図2に示す例では、垂直同期リファレンス信号Vsync−refの周期が、選択された映像信号32の垂直同期信号の周期よりも若干短くなる。このことから、フレームFa3をフレームバッファ20から読み出した後の、垂直同期リファレンス信号Vsync−refの立ち上がり時点で、フレームバッファ20に、次のフレームFa4が存在しない。この事実を、制御回路25は、復号化装置18の動作状態を継続的に監視することで、認識できる。この状況を検出すると、制御回路25は、フレームメモリ20からフレームFa3を再度、読み出すことを指示し、タイムコード生成回路24には、同じタイムコード値の繰り返し出力を指示する。この結果、図2(5)に示すように、出力フレームとして、フレームFa3が2回繰り返され、図2(6)に示すように、この2つの同じフレームFa3に対して、同じタイムコード”3”が付加される。
図3は、復号化装置18が映像信号32のフレームFa4の復号化を開始する前又は復号化途中に、切替えスイッチ12をユーザの指示に応じて即座に映像信号32から映像信号36に切り替えた場合のタイミングチャートを示す。図3(1)は、垂直同期検出装置14により検出されるフレームパルスVsyncである。同(2)は、スイッチ12により選択される映像信号(のフレーム)である。同(3)は復号化装置18の出力映像信号(のフレーム)である。同(4)はリファレンス信号生成装置22の出力する垂直同期リファレンス信号Vsync−refである。同(5)は、フレームバッファ20から読み出される映像信号(のフレーム)である。同(6)は、タイムコード生成装置24の生成するタイムコードである。
図3の例では、最初のフレームFa3がフレームバッファ20から読み出された後に、次のフレームFa4も、切り替え後の映像信号のフレームFb1もフレームバッファ20に格納されていない。従って、制御回路25は、切替え前の映像信号32の最後のフレームFa3の再読み出しを指示し、タイムコード生成回路24には、同じタイムコード値の繰り返し出力を指示する。この動作を、切り替え後の映像信号のフレームFb1もフレームバッファ20に格納されているときまで、繰り返す。
結局、フレームFa3をフレームバッファ20から読み出した後の、垂直同期リファレンス信号Vsync−refの3回の立ち上がり時点で、フレームバッファ20に、映像信号32の次のフレームFa4も、切替え後の映像信号36のフレームFb1も存在しないことになる。このようにして、図3に示す例では、切替え前の映像信号のフレームFa3が4回繰り返して出力され、これらのフレームには同じタイムコード”3”が付加される。その後、切替え後の映像信号36のフレームFb1,Fb2が、それぞれタイムコード”1”,”2”を付加されて、順に出力される。
図4は、映像信号32から映像信号36へのユーザ切替指示に対して、映像信号32の最後のフレームFa4の復号化処理を完了して、フレームバッファ20に格納した後に、切替えスイッチ12が映像信号32から映像信号36に切り替わった場合のタイミングチャートを示す。図3との相違は、映像信号32のフレームFa4を出力できる点であり、これに応じて、タイムコード生成装置24の生成するタイミングコードも更新される。図4(1)は、垂直同期検出装置14により検出されるフレームパルスVsyncである。同(2)は、スイッチ12により選択される映像信号(のフレーム)である。同(3)は復号化装置18の出力映像信号(のフレーム)である。同(4)はリファレンス信号生成装置22の出力する垂直同期リファレンス信号Vsync−refである。同(5)は、フレームバッファ20から読み出される映像信号(のフレーム)である。同(6)は、タイムコード生成装置24の生成するタイムコードである。
図4に示す例では、最初のフレームFa3がフレームバッファ20から読み出された後に、次のフレームFa4も切り替え後の映像信号36のフレームFb1もフレームバッファ20に格納されていない。よって、フレームFa3が同じタイムコード”3”を付加されて、繰り返し出力される。
この後の垂直同期リファレンス信号Vsync−refの立ち上がり時点で、フレームバッファ20に映像信号32の次のフレームFa4が格納されており、切り替え後の映像信号36のフレームFb1が格納されていない。このときは、切替え前の映像信号のフレームFa4が、タイムコード”4”を付加されて出力される。
更に次の垂直同期リファレンス信号Vsync−refの立ち上がり時点で、フレームバッファ20に切り替え後の映像信号36の次のフレームFa4が格納されており、切り替え後の映像信号36のフレームFb1が格納されていない。このときは、切替え前の映像信号32のフレームFa4が再び、タイムコード”4”を付加されて出力される。
フレームFa4が2回、出力された後では、垂直同期リファレンス信号Vsync−refの立ち上がり時点で、フレームバッファ20に切り替え後の映像信号36の次のフレームFb1が格納されている。このとき、制御回路25は、フレームFb1の読み出しをフレームバッファ20に指示し、タイムコードの更新をタイムコード生成回路24に指示する。
このようにして、図4に示す例では、切り替え前の映像信号32のフレームFa3が2回、フレームFa4が2回、出力された後に、切り替え後の映像信号36のフレームFb1が出力される。複数回出力されるフレームFa3,Fa4には、それぞれに同じタイムコードが付加され、切り替え後の映像信号には、フレーム毎に異なる固有のタイムコードが付加される。
同じフレームを繰り返し出力する場合、同じフレームに同じタイムコードを付与せずに、異なるタイムコードを付与しても良い。図5は、図4に示すのと同じ例で、同じフレームFa3,Fa4に異なるタイムコードを付与する場合のタイミングチャートを示す。図5(1)は、垂直同期検出装置14により検出されるフレームパルスVsyncである。同(2)は、スイッチ12により選択される映像信号(のフレーム)である。同(3)は復号化装置18の出力映像信号(のフレーム)である。同(4)はリファレンス信号生成装置22の出力する垂直同期リファレンス信号Vsync−refである。同(5)は、フレームバッファ20から読み出される映像信号(のフレーム)である。同(6)は、タイムコード生成装置24の生成するタイムコードである。
図5に示す例では、制御回路25は、同じフレームの出力に対し、タイミングコード生成装置24にタイムコードの更新を指示する。
図6及び図7を参照して、垂直同期リファレンス信号Vsync−refの周期が映像信号32,36のフレームパルス周期よりも若干長い場合の動作を説明する。
図6は、継続的に映像信号32を選択する場合のタイミングチャートを示す。図6(1)は、垂直同期検出装置14により検出されるフレームパルスVsyncである。同(2)は、スイッチ12により選択される映像信号(のフレーム)である。同(3)は復号化装置18の出力映像信号(のフレーム)である。同(4)はリファレンス信号生成装置22の出力する垂直同期リファレンス信号Vsync−refである。同(5)は、フレームバッファ20から読み出される映像信号(のフレーム)である。同(6)は、タイムコード生成装置24の生成するタイムコードである。
図6に示す例では、垂直同期リファレンス信号Vsync−refの3回目の立ち上がり及び2回目の立ち上がりでは、フレームFa4の復号化が開始されており、フレームバッファ20から読み出しに対応できる。そこで、図6(5)に示すように、フレームFa2の読み出しの後、フレームFa3をスキップして、フレームFa4をフレームバッファ20から読み出す。
このように、図6に示す例では、垂直同期リファレンス信号Vsync−refの周期が長い分、適宜に、間引きを行う。但し、タイムコードについては、元の映像の連続性を尊重し、間引きを考慮して、タイムコードもスキップさせる。即ち、制御回路25は、フレームバッファ20から読み出すフレームをスキップする場合、タイムコード生成装置24にも、同様にスキップしたタイムコードを生成させる。
図7は、継続的に映像信号32を選択する場合で、フレームのスキップがあっても、タイムコードをスキップしないようにした例のタイミングチャートを示す。図7(1)は、垂直同期検出装置14により検出されるフレームパルスVsyncである。同(2)は、スイッチ12により選択される映像信号(のフレーム)である。同(3)は復号化装置18の出力映像信号(のフレーム)である。同(4)はリファレンス信号生成装置22の出力する垂直同期リファレンス信号Vsync−refである。同(5)は、フレームバッファ20から読み出される映像信号(のフレーム)である。同(6)は、タイムコード生成装置24の生成するタイムコードである。
図7に示す例では、制御回路25は、フレームバッファ20から読み出すフレームをスキップするかしないかに関わらず、タイムコード生成装置24に、フレーム毎に異なるタイムコードを生成させる。
フレームに付加する情報として、タイムコードを例示したが、フレームに固有となるべきその他の情報が、本発明の付加情報となりうる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例の第1動作例のタイミングチャートである。 本実施例の第2動作例のタイミングチャートである。 本実施例の第3動作例のタイミングチャートである。 本実施例の第4動作例のタイミングチャートである。 本実施例の第5動作例のタイミングチャートである。 本実施例の第6動作例のタイミングチャートである。
符号の説明
10 映像編集装置
12 映像信号切替えスイッチ
14 垂直同期検出装置
16 タイムコード分離装置
18 復号化装置
20 フレームバッファ
22 リファレンス信号生成装置
24 タイムコード生成装置
25 制御装置
26 信号重畳装置

Claims (3)

  1. 入力される複数の映像から1つを選択する映像選択手段(12)と、
    当該映像選択手段で選択された映像を処理する映像処理手段(18)と、
    当該映像処理手段で処理された映像を記憶する映像バッファ(20)と、
    フレームまたはフィールドに固有の付加情報を生成する付加情報生成手段(24)と、
    当該付加情報生成手段で生成される付加情報を、当該映像バッファから読み出された映像に重畳する重畳手段(26)と、
    当該映像処理手段の処理状況に応じて、当該付加情報生成手段の生成する付加情報を制御する制御手段(25)
    とを具備することを特徴とする映像編集装置。
  2. 当該付加情報は、タイムコードであることを特徴とする請求項1に記載の映像編集装置。
  3. 当該制御手段は、当該映像処理手段の処理状況に応じて、さらに当該映像バッファからの映像の読み出しを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の映像編集装置。
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