JP2008113292A - 動き推定方法,装置,そのプログラムおよびその記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フレーム間予測を伴う動画像符号化において,複数の参照フレームを用いた動き補償を利用する場合,一定の空間変移に必要な時間変移量を重み値とする,処理対象フレーム内の該空間変移の距離にある画素間の空間輝度勾配と隣接フレーム間の時間輝度勾配との加重和からなるコスト関数を最小化する時間変移量を求め(S101〜S111),求めた時間変移量に対応するフレーム,またはさらにその前後の複数フレームを参照フレームとして動き推定を行う(S112,S113)。
【選択図】図1
Description
松尾翔平,永吉功,花村剛,富永英義,"複数参照フレームを用いた効率的動き探索に関する検討",電子情報通信学会研究報告,2005-AVM-50 ,Oct. 2005
以下では,簡単のため1次元信号を例にとり説明する。第tフレームの位置xにおける画素値をf(x,t)とする。フレーム間隔をΔt とする。平行移動モデルを仮定し,1画素の変移に必要なフレーム数(時間変移量)をbとすると,次式の関係が成り立つ。
上式の右辺はテイラー展開の一次近似により,次式のように近似できる。
es (x,t,a)=f(x−a,t)−f(x,t),および,
et (x,t,a)=f(x−a,t−Δt )−f(x−a,t)
とおくと,E(ba )は以下の通り,展開できる。なお,es (x,t,a)を空間輝度勾配,et (x,t,a)を時間輝度勾配と呼ぶ。
式(6)を用いて,局所領域R内の全画素について,時間変移量を求める。この結果得られるf(x,t)(x∈R)における時間変移量をb(x,t,a)とおく。b(x,t,a)(x∈R)の頻度が最多となる値をbopt として,第(t−bopt )フレームを参照フレームとする。
実施例1の動き推定処理の流れについて,図1を参照して説明する。
図2は,実施例1の動き推定装置の構成図である。図2を参照して,実施例1の動き推定装置を説明する。
実施例2の動き推定処理の流れについて,図3を参照して説明する。
図4は,実施例2の動き推定装置の構成図である。図4を参照して,実施例2の動き推定装置を説明する。
102,202 当該フレーム記憶部
103,203 空間変移量読込み部
104,204 空間変移量記憶部
105,205 隣接フレーム読込み部
106,206 隣接フレーム記憶部
107,207 参照フレーム数読込み部
108,208 参照フレーム数記憶部
109,209 空間輝度勾配算出部
110,210 空間輝度勾配記憶部
111,211 時間輝度勾配算出部
112,212 時間輝度勾配記憶部
113 積算処理部
114 積算値記憶部
115 二乗演算処理部
116 二乗値記憶部
117,217 最終画素判定処理部
118,213 除算処理部
119,214 除算値記憶部
120,220 参照フレーム読込み部
121,221 参照フレーム記憶部
122,222 動き推定処理部
123,223 変移量記憶部
215 ヒストグラム更新部
216 ヒストグラム記憶部
218 最大頻度要素検出部
219 最大頻度要素記憶部
Claims (6)
- 1または複数の参照フレームを用いた動き補償を利用するフレーム間予測を伴う動画像符号化における動き推定方法において,
処理対象フレームにおける処理対象画素と,その処理対象画素から所定の整数画素分の空間変移量だけ離れた画素との間の空間画素値勾配を算出する空間画素値勾配算出ステップと,
当該処理対象フレームにおける前記処理対象画素から前記空間変移量だけ離れた変移位置画素と,隣接フレームにおける前記変移位置画素に対応する位置にある変移位置画素との間の時間画素値勾配を算出する時間画素値勾配算出ステップと,
前記空間画素値勾配と前記時間画素値勾配との,前記空間変移量に必要な時間変移量を重み値とする加重和からなるコスト関数を最小化する時間変移量を算出する時間変移量算出ステップと,
前記算出された時間変移量に対応するフレーム,またはさらにその前後の複数フレームを参照フレームとして,動き補償における動きを推定する動き推定ステップとを有する
ことを特徴とする動き推定方法。 - 1または複数の参照フレームを用いた動き補償を利用するフレーム間予測を伴う動画像符号化における動き推定方法において,
処理対象フレームにおける処理対象画素と,その処理対象画素から所定の整数画素分の空間変移量だけ離れた画素との間の空間画素値勾配を,当該処理対象フレームにおける局所領域内の各画素について算出する空間画素値勾配算出ステップと,
当該処理対象フレームにおける前記処理対象画素から前記空間変移量だけ離れた変移位置画素と,隣接フレームにおける前記変移位置画素に対応する位置にある変移位置画素との間の時間画素値勾配を,当該処理対象フレームにおける局所領域内の各画素について算出する時間画素値勾配算出ステップと,
前記空間画素値勾配と前記時間画素値勾配との比を算出し,前記局所領域内の各画素ごとの時間変移量を推定する時間変移量推定ステップと,
推定された各画素ごとの時間変移量に基づき,この局所領域内の全画素に対する時間変移量のヒストグラムを生成し,該ヒストグラムにおける最大頻度の時間変移量を求める時間変移量算出ステップと,
前記算出された時間変移量に対応するフレーム,またはさらにその前後の複数フレームを参照フレームとして,動き補償における動きを推定する動き推定ステップとを有する
ことを特徴とする動き推定方法。 - 1または複数の参照フレームを用いた動き補償を利用するフレーム間予測を伴う動画像符号化における動き推定装置において,
処理対象フレームにおける処理対象画素と,その処理対象画素から所定の整数画素分の空間変移量だけ離れた画素との間の空間画素値勾配を算出する空間画素値勾配算出手段と,
当該処理対象フレームにおける前記処理対象画素から前記空間変移量だけ離れた変移位置画素と,隣接フレームにおける前記変移位置画素に対応する位置にある変移位置画素との間の時間画素値勾配を算出する時間画素値勾配算出手段と,
前記空間画素値勾配と前記時間画素値勾配との,前記空間変移量に必要な時間変移量を重み値とする加重和からなるコスト関数を最小化する時間変移量を算出する時間変移量算出手段と,
前記算出された時間変移量に対応するフレーム,またはさらにその前後の複数フレームを参照フレームとして,動き補償における動きを推定する動き推定手段とを備える
ことを特徴とする動き推定装置。 - 1または複数の参照フレームを用いた動き補償を利用するフレーム間予測を伴う動画像符号化における動き推定装置において,
処理対象フレームにおける処理対象画素と,その処理対象画素から所定の整数画素分の空間変移量だけ離れた画素との間の空間画素値勾配を,当該処理対象フレームにおける局所領域内の各画素について算出する空間画素値勾配算出手段と,
当該処理対象フレームにおける前記処理対象画素から前記空間変移量だけ離れた変移位置画素と,隣接フレームにおける前記変移位置画素に対応する位置にある変移位置画素との間の時間画素値勾配を,当該処理対象フレームにおける局所領域内の各画素について算出する時間画素値勾配算出手段と,
前記空間画素値勾配と前記時間画素値勾配との比を算出し,前記局所領域内の各画素ごとの時間変移量を推定する時間変移量推定手段と,
推定された各画素ごとの時間変移量に基づき,この局所領域内の全画素に対する時間変移量のヒストグラムを生成し,該ヒストグラムにおける最大頻度の時間変移量を求める時間変移量算出手段と,
前記算出された時間変移量に対応するフレーム,またはさらにその前後の複数フレームを参照フレームとして,動き補償における動きを推定する動き推定手段とを備える
ことを特徴とする動き推定装置。 - 請求項1または請求項2記載の動き推定方法を,コンピュータに実行させるための動き推定プログラム。
- 請求項1または請求項2記載の動き推定方法を,コンピュータに実行させるための動き推定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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