JP2008102298A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、複数の記録材の搬送路の間に無端状の搬送ベルトが介在する画像形成装置において、ジャム処理やカートリッジ交換の際の装置の操作性を改善することである。
【解決手段】プロセスカートリッジ2と、第一の搬送路41を介してカートリッジ2に対向して設けられ、複数のローラ20,31に張架された搬送ベルト7を有し、装置本体1に対して回動支点17を中心に開閉可能なベルトフレーム11と、第二の搬送路42を介してベルトフレーム11より外側で装置本体1の外装を成し、装置本体1に対して回動支点19を中心にベルトフレーム11と同方向に開閉可能なドアパネル18と、を有し、少なくともベルトフレーム11に、装置本体1の外部に露出した、開閉ための把手部材21を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】プロセスカートリッジ2と、第一の搬送路41を介してカートリッジ2に対向して設けられ、複数のローラ20,31に張架された搬送ベルト7を有し、装置本体1に対して回動支点17を中心に開閉可能なベルトフレーム11と、第二の搬送路42を介してベルトフレーム11より外側で装置本体1の外装を成し、装置本体1に対して回動支点19を中心にベルトフレーム11と同方向に開閉可能なドアパネル18と、を有し、少なくともベルトフレーム11に、装置本体1の外部に露出した、開閉ための把手部材21を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子写真方式を採用する複写機やレーザープリンタ等の画像形成装置に関するものである。
従来より、複数の感光体ドラムを一列に並べたタンデム型又はインライン型と呼ばれる多色画像形成装置がある。このタンデム型画像形成装置は、主として複数の感光体ドラムを水平方向へ並べた横配置のものと、鉛直方向へ並べた縦配置のものが知られている。縦配置式は横配置式と比較して、装置高さが高くなるものの設置面積は小さく出来、ジャム処理のユーザビリティに優れるという利点が挙げられる。
例えば、縦配置式のタンデム型画像形成装置としては、特開2003−241466号公報(以下、特許文献1という)が開示されている。この特許文献1には、ジャム処理及び消耗品交換のためにユニット化された静電搬送ベルトを退避させる構成が記載されている。詳しくは、図8及び図9に示すように、ベルトユニット101を各感光体ドラムから退避させるにあたり、装置外装を成すドアパネルを開放させる必要がある。このドアパネルは上カバー102と下カバー103に分割されており、ベルトユニット101及び下カバー103はそれぞれ装置下方に回動ヒンジ104,105を有し、各回動ヒンジを中心に回動可能となっている。
まず上カバー102を上方へ開くと、ベルトユニット101に形成された把手部材106が現れる。次に把手部材106を引くと、ベルトユニット101は下カバー103を押しながら共に開口する。下カバー103は装置本体に対して閉じる方向へバネ107で付勢されるレバー部材108を有し、開口時に重力で下方に引かれるベルトユニット101及び下カバー103をサポートしている。
上記従来例において、ベルトユニット101と上カバー102、下カバー103の間にある記録材の搬送路111でのジャム処理は、上カバー102、下カバー103のいずれか一方または両方を開ける必要があり、状況に応じて複数回の操作が必要であった。
また、ベルトユニット101と各感光体ドラムの間にある記録材の搬送路110のジャム処理または消耗品交換のためには、上カバー102を開けた後にベルトユニット101を開けなければならず、常に複数回の操作が必要であった。
本発明の目的は、複数の記録材の搬送路の間に無端状のベルト部材が介在する画像形成装置において、ジャム処理や消耗品交換の際の装置の操作性を改善することである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、像担持体に画像を形成する画像形成部と、記録材の第一の搬送路を介して前記画像形成部に対向して設けられ、複数の回転体に張架された無端状のベルト部材を有し、画像形成装置本体に対して回動支点を中心に開閉可能なベルトユニットと、記録材の第二の搬送路を介して前記ベルトユニットより外側で画像形成装置本体の外装を成し、画像形成装置本体に対して回動支点を中心に前記ベルトユニットと同方向に開閉可能な外装部材と、を有し、少なくとも前記ベルトユニットに、画像形成装置本体の外部に露出した、開閉ための把手部材を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、第二の搬送路を開放するには外装部材のみを開方向に回動させれば良い。また、第一の搬送路を開放するには前記把手部材によってベルトユニットを開方向に回動させることで、前記外装部材も同方向に回動される。これにより、複数の記録材の搬送路の間に無端状のベルト部材が介在する画像形成装置であっても、ジャム処理もしくは消耗品の交換作業を1回の操作で行うことができ、装置の操作性を改善することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を図3に示す。なお、ここで例示している画像形成装置は、転写式電子写真プロセスを利用した非磁性1成分トナーを用いたカラー画像形成装置である。更に詳しくは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色のプロセスカートリッジを直線上に備えたいわゆるタンデム方式のフルカラーレーザービームプリンタである。以下に本実施形態に係る画像形成装置について詳細に説明する。
第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を図3に示す。なお、ここで例示している画像形成装置は、転写式電子写真プロセスを利用した非磁性1成分トナーを用いたカラー画像形成装置である。更に詳しくは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色のプロセスカートリッジを直線上に備えたいわゆるタンデム方式のフルカラーレーザービームプリンタである。以下に本実施形態に係る画像形成装置について詳細に説明する。
図3において、1はプリンタ本体であり、右側方向が装置正面である。2はプリンタ本体1に対して着脱自在な画像形成部としてのプロセスカートリッジである。本例において、プロセスカートリッジの構成は、像担持体である感光体ドラム3、該感光体ドラムに対して現像を行う現像部、該感光体ドラム上の転写残りトナーをクリーニングするクリーニング部からなり、現像剤であるトナーを収容する。各色毎に上記構成のプロセスカートリッジを備える(ここでは4個)。ここでは、4個のプロセスカートリッジは鉛直方向に並べて配置しているが、本発明はプロセスカートリッジの配置を縦方向のみに限定するものではない。
4は走査光学装置であり、プリンタ本体1に接続したコンピュータ等から送られる画像情報信号に対応して変調されたレーザー光Lを出力して、一様に帯電処理された感光体ドラム3の表面を走査露光して静電潜像を形成する。走査光学装置4は、不図示のレーザー光学系と、レーザー光学系より射出されたレーザー光をスキャニングする、モータによって回転駆動される回転多面鏡5と、レーザー光のスポットを形成するレンズ群6から構成される。複数の感光体ドラムに対応して、同数の走査光学装置を備える。ここで、走査光学装置本体及び回転多面鏡は感光体ドラムと必ずしも同数である必要はなく、最終的に射出されるレーザー光の数が各感光体ドラムに対応していれば良い。また、例えばLEDアレイ等の露光手段であっても差し支えない。なお、走査光学装置4は前記プロセスカートリッジに対してその水平方向に配設される。上述の感光体ドラム3上に形成された静電潜像は不図示の現像器によってトナー像として現像される。上記感光体ドラム上に形成したトナー像は搬送ベルト上の記録材に各色を重ね合わせて転写を行う。
給送カセット8に積載収納された記録材Pは、給送ローラ9の回転動作により一枚ずつ分離給送され、無端状のベルト部材である記録材搬送ベルト7によって、転写部10に搬送される。
転写材搬送ベルト7は、駆動ローラ31及び従動ローラ20により張架され、ベルトユニットを成すベルトフレーム11に取り付けられている。駆動ローラ31は装置本体より不図示の駆動継手を介して駆動力を得ている。なお、ベルトフレーム11上にモータを備える構成でも差し支えない。ここで、ベルトフレーム11は下端付近に回動支点となるヒンジ17を具備し、装置本体に対して回動可能に保持されている。このベルトフレーム11は、記録材の第一の搬送路41を介して前記各プロセスカートリッジ2に対向して設けられている。
更にベルトフレーム11の外側には、記録材の第二の搬送路42を介して装置本体の外装を成す外装部材としてのドアパネル18が設けられている。このドアパネル18は、下端付近に回動支点19を備え、装置本体に対して回動可能に保持されている。すなわち、ドアパネル18は、ベルトフレーム11より外側でベルトフレーム11と同方向に開閉可能に保持されている。
転写部10を出た記録材Pは熱定着器12へと搬送される。熱定着器12ではヒーターを内蔵した熱ローラ13と加圧ローラ14との定着ニップ部を通ることで、トナー像の熱圧定着を行う。定着を終えた記録材は排出ローラ対15によって排出スタッカ16上に排出される。
次に、ジャム処理及びプロセスカートリッジの交換方法について説明する。
プロセスカートリッジは、像担持体と、これに作用するプロセス手段とを一体的にユニット化し、装置本体に対して着脱可能なものである。プロセス手段としては、帯電手段、現像剤担持体を含む現像手段、クリーニング手段などがあるが、プロセスカートリッジは像担持体と、これらプロセス手段の少なくとも1つが含まれていれば良い。本実施形態における各プロセスカートリッジ2は、前述したように、感光体ドラム3と現像部とクリーニング部とからなり、トナーが収容され、感光体ドラム3に画像を形成する画像形成部を成している。そして、このプロセスカートリッジは、トナーを消耗した場合や像担持体に異常が発生した場合にはユーザーが自ら交換できるものである。プロセスカートリッジは、装置本体内部に設けられた不図示のレール状の部材に沿って所定の位置に装着される。この装置本体内部の所定の位置では、上述したようにプロセスカートリッジを縦積み状に配置する。
ユーザーのジャム処理には大別すると2種類ある。1つは、給送された記録材に画像を転写・定着する第一の搬送路(各プロセスカートリッジとベルトフレーム7の間の記録材の搬送路)41のジャムを処理する場合である。もう1つは、画像が定着された記録材を再び転写部に給送するための第二の搬送路(ベルトフレーム11とドアパネル18の間の記録材の搬送路)42のジャムを処理する場合である。第一の搬送路41のジャム処理の際にはベルトフレーム11とドアパネル18を開く必要があり、これは各プロセスカートリッジ2の交換の際にも同様である。また、第二の搬送路42のジャム処理の際にはドアパネル18を開く必要がある。
そこで、本実施形態では、図4に示すように前記ベルトフレーム11に、装置本体1の外部に露出した、開閉ための把手部材21を設けている。
更に本実施形態では、図4に示すように前記ドアパネル18にも、前記ベルトフレーム11の把手部材21とは別に、装置本体1の外部に露出した、開閉のための把手部材22を設けている。
前記ベルトフレーム11には、ドアパネル18との間に当接部材としての突起部23が設けてある。この突起部23は、ベルトフレーム11を開方向に回動させた際にドアパネル18に当接して該ドアパネル18を同方向に回動させる。更に、ドアパネル18を閉方向に回動させた際に該ドアパネル18が突起部23に当接してベルトフレーム11を同方向に回動させる。なお、ここでは、ベルトフレーム11に突起部23を設けているが、ドアパネル18側に突起部を設けても良い。突起部23を設けることにより、開閉動作時に互いのユニット11,18の当接によるベルトの損傷などを防止することができる。
ここで、図1及び図2を用いてベルトフレーム11及びドアパネル18の開閉について説明する。
第二の搬送路42でのジャム処理については、ユーザーは本体正面からドアパネル18の把手部材22を持って開くことにより1回の操作で難なくジャム処理を行うことができ、閉じる際も当然ながら1回の操作での作業が可能である。また前述したように、ドアパネル18には、ベルトフレーム11の把手部材21とは別に把手部材22を設けているため、ドアパネル18の開閉操作が容易であり、且つベルトフレーム11を開閉操作することとの識別性も良く、誤操作を防止できる。
第一の搬送路41のジャム処理もしくはプロセスカートリッジの交換については、ユーザーはベルトフレーム11の把手部材21を持って開くことにより、ベルトフレーム11の突起部23がドアパネル18へ突き当たってドアパネル18も同方向に同時に開く。このため、1回の操作でのジャム処理もしくはプロセスカートリッジの交換を行うことができる。閉じる際はドアパネル18を閉じることにより、ドアパネル18がベルトフレーム11の突起部23に突き当たってベルトフレーム11も同方向に同時に閉じることができる。このため、1回の操作での作業が可能となる。
上述したように、本実施形態によれば、ジャム処理またはプロセスカートリッジ交換の際、1回の操作で作業を行うことができ、優れた操作性を有する画像形成装置を実現できる。
また、図示しないが類似した構成としてベルトフレーム11のみに装置外部に露出した把手部材を設け、ドアパネル18には把手部材を設けない構成としても良い。これは、ベルトフレーム11とドアパネル18の間へのアクセス頻度よりも、各プロセスカートリッジ2とベルトフレーム11の間へのアクセス頻度の方が多いことを鑑みている。更に構成が簡易になり、コスト面においても利点がある。
なお、この構成の場合、ベルトフレーム11に設ける把手部材を、ドアパネル18との境目に設ける。そして、前記ベルトフレーム11の把手部材は、ベルトフレーム11を直接つかむ把手部を有する。更に、ドアパネル18との境目側にドアパネル18を直接つかむための開口部を有する。なお、ベルトフレーム11の把手部材の開口部が接するドアパネル18の境目は、ドアパネル18の側端に限定されるものではなく、例えばドアパネル18の一部に前記把手部材を外部に露出させる開口を設けて、該開口の一縁部としても良い。
これにより、アクセス頻度の高い第一の搬送路41でのジャム処理やプロセスカートリッジ交換の際は、ベルトフレーム11の把手部材の把手部を握って開くことでドアパネル18も同時に開くことができる。このため、ユーザの動作が1回の操作で行える。そして、これよりもアクセス頻度の低い第二の搬送路42でのジャム処理の際も、ドアパネル18とベルトフレーム11が連結されてはいないので、前記ベルトフレーム11の把手部材の開口部から直接ドアパネル18を握って開くことができる。このため、ユーザの動作が1回の操作で行える。
このように上述した構成であっても、ジャム処理またはプロセスカートリッジ交換の際、その作業を1回の操作で行うことができ、優れた操作性を有する画像形成装置を実現できる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態に係る画像形成装置の概略構成を図5、図6及び図7に示す。なお、ここで例示している画像形成装置も、前述した実施形態と同様に、転写式電子写真プロセスを利用した非磁性1成分トナーを用いたカラー画像形成装置である。更に詳しくは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色のプロセスカートリッジを直線上に備えたいわゆるタンデム方式のフルカラーレーザービームプリンタである。以下に本実施形態に係る画像形成装置について説明するが、前述した実施形態のプリンタと共通する構成機器・部分については同一の符号を付すとともに、構成的且つ機能的に変わらないものについては、再度の説明を省略する。
第2実施形態に係る画像形成装置の概略構成を図5、図6及び図7に示す。なお、ここで例示している画像形成装置も、前述した実施形態と同様に、転写式電子写真プロセスを利用した非磁性1成分トナーを用いたカラー画像形成装置である。更に詳しくは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色のプロセスカートリッジを直線上に備えたいわゆるタンデム方式のフルカラーレーザービームプリンタである。以下に本実施形態に係る画像形成装置について説明するが、前述した実施形態のプリンタと共通する構成機器・部分については同一の符号を付すとともに、構成的且つ機能的に変わらないものについては、再度の説明を省略する。
ドアパネル18に、装置本体1の外部に露出した、開閉のための把手部材28を設けると共に、ベルトフレーム11と連結解除可能に連結している連結部材25を設けている。
前記把手部材28は、上向き部26と下向き部27とを有している。上向き部26は、前記連結部材25を操作する第一の把手部である。また下向き部27は、前記連結部材25を操作しない第二の把手部である。
前記連結部材25はドアパネル18に回転可能に取り付けられている。また連結部材25は一方でベルトフレーム11の係合部24に係合してドアパネル18とベルトフレーム11を連結している。また連結部材のもう一方はドアパネル18の把手部材28の一部(上向き部26)を担っている。この連結部材25は、図示しないバネ等の付勢手段により、通常はベルトフレーム11の係合部24に係合するように付勢されている。
なお、本実施形態では、ベルトフレーム11の回動支点(ヒンジ)17とドアパネル18の回動支点19が同じ位置となっている。
ここで、図5及び図6を用いてベルトフレーム11及びドアパネル18の開閉について説明する。
第一の搬送路41のジャム処理もしくはプロセスカートリッジの交換については、ユーザーは本体正面からドアパネル18の把手部材を下向きに持って開く、即ち把手部材28の下向き部27をつかんで開く。これにより、連結部材25はベルトフレーム11の係合部24に係合されたままであるため、ドアパネル18とベルトフレーム11が連結された状態で開くことができる。このため、1回の操作で難なくジャム処理もしくはプロセスカートリッジの交換を行うことができる。また閉じる際も当然ながら1回の操作での作業が可能である。
第二の搬送路42でのジャム処理については、ドアパネル18の把手部材28を上向きに持って開き、即ち把手部材28の上向き部26をつかんで開く。これにより、このとき連結部材25がベルトフレーム11の係合部24から離れる方向に回転し、ドアパネル18とベルトフレーム11の連結が外れ、ドアパネル18のみ開くことができる。このため、1回の操作でのジャム処理を行うことができる。また閉じる際はドアパネル18を閉じることでドアパネル18の連結部材25がベルトフレーム11の係合部24に突き当たる。さらにドアパネル18を押し込むことで連結部材25が回転し、再びベルトフレーム11の係合部24に係合されて同時にドアパネル18も閉じることができる。
ここでは、連結部材25をドアパネル18側に設けた構成を例示しているが、連結部材をベルトフレーム11側に設けた構成としても良い。
上述したように、本実施形態によれば、ジャム処理またはプロセスカートリッジ交換の際、1回の操作で作業を行うことができ、優れた操作性を有する画像形成装置を実現できる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、色の異なる画像形成部(プロセスカートリッジ)を4つ使用した構成を例示しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。また、4個のプロセスカートリッジを鉛直方向に並べて配置しているが、本発明はプロセスカートリッジの配置を縦方向のみに限定するものではない。
前述した実施形態では、色の異なる画像形成部(プロセスカートリッジ)を4つ使用した構成を例示しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。また、4個のプロセスカートリッジを鉛直方向に並べて配置しているが、本発明はプロセスカートリッジの配置を縦方向のみに限定するものではない。
更に前述した実施形態では、感光体ドラムを含むプロセスカートリッジが画像形成装置本体に対して着脱自在な構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えばプロセスカートリッジとトナー収容容器とを別個に設け、画像形成装置本体に対して着脱可能な構成など、画像形成部を構成する各構成部材が画像形成装置本体に対してそれぞれ着脱可能な構成であっても良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。また、無端状のベルト部材としての転写材搬送ベルトを有する画像形成装置を例示したが、これに限定されるものではない。無端状のベルト部材として中間転写ベルトを使用し、該中間転写ベルトに各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写ベルトに担持されたトナー像を記録材に一括して転写する画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
P …記録材
1 …プリンタ本体(画像形成装置本体)
2 …プロセスカートリッジ(画像形成部)
3 …感光体ドラム(像担持体)
7 …搬送ベルト(無端状のベルト部材)
10 …転写部
11 …ベルトフレーム(ベルトユニット)
17 …ヒンジ(ベルトユニットの回動支点)
18 …ドアパネル(外装部材)
19 …回動支点(外装部材の回動支点)
20 …従動ローラ(ベルト部材を張架する回転体)
21 …把手部材(ベルトユニットの把手部材)
22 …把手部材(外装部材の把手部材)
23 …突起部(当接部材)
24 …係合部
25 …連結部材
26 …上向き部(第一の把手部)
27 …下向き部(第二の把手部)
28 …把手部材(外装部材の把手部材)
31 …駆動ローラ(ベルト部材を張架する回転体)
41 …第一の搬送路
42 …第二の搬送路
1 …プリンタ本体(画像形成装置本体)
2 …プロセスカートリッジ(画像形成部)
3 …感光体ドラム(像担持体)
7 …搬送ベルト(無端状のベルト部材)
10 …転写部
11 …ベルトフレーム(ベルトユニット)
17 …ヒンジ(ベルトユニットの回動支点)
18 …ドアパネル(外装部材)
19 …回動支点(外装部材の回動支点)
20 …従動ローラ(ベルト部材を張架する回転体)
21 …把手部材(ベルトユニットの把手部材)
22 …把手部材(外装部材の把手部材)
23 …突起部(当接部材)
24 …係合部
25 …連結部材
26 …上向き部(第一の把手部)
27 …下向き部(第二の把手部)
28 …把手部材(外装部材の把手部材)
31 …駆動ローラ(ベルト部材を張架する回転体)
41 …第一の搬送路
42 …第二の搬送路
Claims (7)
- 像担持体に画像を形成する画像形成部と、
記録材の第一の搬送路を介して前記画像形成部に対向して設けられ、複数の回転体に張架された無端状のベルト部材を有し、画像形成装置本体に対して回動支点を中心に開閉可能なベルトユニットと、
記録材の第二の搬送路を介して前記ベルトユニットより外側で画像形成装置本体の外装を成し、画像形成装置本体に対して回動支点を中心に前記ベルトユニットと同方向に開閉可能な外装部材と、を有し、
少なくとも前記ベルトユニットに、画像形成装置本体の外部に露出した、開閉ための把手部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記外装部材にも、前記ベルトユニットの把手部材とは別に、画像形成装置本体の外部に露出した、開閉のための把手部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトユニットの把手部材を前記外装部材との境目に設け、前記把手部材は前記ベルトユニットを直接つかむ把手部を有し、更に前記外装部材との境目側に前記外装部材を直接つかむための開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトユニットを開方向に回動させた際に前記外装部材に当接して前記外装部材を同方向に回動させ、前記外装部材を閉方向に回動させた際に前記ベルトユニットに当接して前記ベルトユニットを同方向に回動させる当接部材を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 像担持体に画像を形成する画像形成部と、
記録材の第一の搬送路を介して前記画像形成部に対向して設けられ、複数の回転体に張架された無端状のベルト部材を有し、画像形成装置本体に対して回動支点を中心に開閉可能なベルトユニットと、
記録材の第二の搬送路を介して前記ベルトユニットより外側で画像形成装置本体の外装を成し、画像形成装置本体に対して回動支点を中心に前記ベルトユニットと同方向に開閉可能な外装部材と、を有し、
前記外装部材に、画像形成装置本体の外部に露出した、開閉のための把手部材を設けると共に、前記ベルトユニットと連結解除可能に連結している連結部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記把手部材は、前記連結部材を操作する第一の把手部と前記連結部材を操作しない第二の把手部を有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は、像担持体と前記像担持体に作用するプロセス手段とを一体に有し、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010002609A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 開閉装置及び画像形成装置 |
JP2011197021A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | カバーの開閉機構および画像形成装置 |
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