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JP2008199213A - 画像読取装置 - Google Patents

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JP2008199213A JP2007031076A JP2007031076A JP2008199213A JP 2008199213 A JP2008199213 A JP 2008199213A JP 2007031076 A JP2007031076 A JP 2007031076A JP 2007031076 A JP2007031076 A JP 2007031076A JP 2008199213 A JP2008199213 A JP 2008199213A
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Abstract

【課題】ガラス部材の着脱を簡単にすることができると共に、ガラス部材を高精度に位置決めすることのできる画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取部329に設けられた画像読取手段により、シート搬送路を通過するシートの画像をシート搬送路に配されたガラス部材越しに読み取る。そして、ガラス部材340をガラス保持手段350により着脱自在に保持すると共に、画像読取部329に接離可能に圧接するガラス保持手段350を、ガラス部材340を着脱する際、移動手段370により、画像読取部から離間させ、ガラス部材340の着脱が可能な位置に移動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートの画像を読み取る画像読取装置に関し、特にシートの画像を読み取る際、シートが通過するガラス部材を着脱する構成に関する。
従来、複写機、スキャナ、ファクシミリ等にはシートである原稿の画像を読み取る画像読取装置を備えたものがある。そして、このような画像読取装置として、自動原稿搬送装置(ADF)により原稿を原稿台ガラス上に搬送しながら原稿台ガラスの下方に位置する画像読取手段により原稿の画像を読み取る、いわゆる流し読みを行うものが知られている(特許文献1参照)。
さらに、従来の画像読取装置においては、原稿の表裏両面に形成された画像を自動原稿搬送装置による流し読みにて読み取るようにしたものがある。ここで、このような画像読取装置において、表裏両面に画像が形成された原稿を流し読みにて読み取る場合は、まず画像読取部により原稿の片面(第1面)を読み取る。次に、片面が読み取られた原稿を自動原稿搬送装置に設けられた表裏反転パスにて反転させた後、再度、画像読取部を通過させ、このとき原稿の反対側の面(第2面)を読み取るようにしている。
しかし、この場合、読取に時間がかかることから、生産性向上のため従来の画像読取装置においては、画像読取装置本体に原稿の片面を読み取る画像読取部を設けると共に自動原稿搬送装置に原稿の反対側の面を読み取る画像読取部を設けるようにしたものがある。そして、このように画像読取部を2つ設けることにより、原稿の表裏両面の画像を一度の搬送で読み取ることができる(特許文献2参照)。
図14は、このように画像読取部を2つ設けた従来の画像読取装置の構成を示す図である。この画像読取装置400は、原稿の片面を読み取る第1画像読取部401を備えた画像読取装置本体402と、第2画像読取部301を備えた自動原稿搬送装置(ADF)300とから構成される。
この第2画像読取部301には、図15に示すようにコンタクトイメージセンサ330と、原稿搬送面側に白基準部材302が取り付けられたガラス部材303が設けられている。ここで、ガラス部材303は、コンタクトイメージセンサ330による原稿画像の読取が可能な原稿読み取り位置と、シェーディング補正を行うようコンタクトイメージセンサ330に白基準部材302が臨むシェーディング位置との間で移動可能となっている。
そして、シェーディング補正を行う場合には、ガラス部材303を、図15に示す原稿読み取り位置からシェーディング位置に移動させることにより、第2画像読取部301における長手方向の読み取りレベルの均一化補正を行うようにしている。
特開2001−285595号公報 特開2001−127952号公報
ところで、このような画像読取部を備えた従来の画像読取装置では、例えば第2画像読取部301において、ガラス部材303にごみ等が付着すると、読み取り画像にスジが発生する場合がある。この場合、ガラス部材303を自動原稿搬送装置300から取り外して汚れを清掃する必要がある。
ここで、読み取り画像の解像度を保証するためには、コンタクトイメージセンサ330に対し、ガラス部材303を高精度に位置決めする必要がある。このため、ガラス部材303はコンタクトイメージセンサ330に近接配置されると共に突き当て部材等により位置関係が保証されている。
しかし、このように構成した場合、突き当て部材等が近接して配置されるため、ガラス部材303を清掃する際、ガラス部材303の取り付け取り外し、即ち着脱に手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、ガラス部材の着脱を簡単にすることができると共に、ガラス部材を高精度に位置決めすることのできる画像読取装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート搬送路を通過するシートの画像を読み取る画像読取装置において、前記シート搬送路に配されたガラス部材と、前記シート搬送路を通過するシートの画像を前記ガラス部材越しに読み取る画像読取手段を備えた画像読取部と、前記ガラス部材を着脱自在に保持すると共に、前記画像読取部に接離可能に圧接するガラス保持手段と、前記ガラス部材を着脱する際、前記ガラス保持手段を前記画像読取部から離間させ、前記ガラス部材の着脱が可能な位置に移動させる移動手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明は、シート搬送路を通過するシートの画像を読み取る画像読取装置において、前記シート搬送路に配されたガラス部材と、前記シート搬送路を通過するシートの画像を前記ガラス部材越しに読み取る画像読取手段と、前記ガラス部材を前記画像読取手段の方向に付勢する付勢部材と、を有し、前記ガラス部材への前記付勢部材の付勢が解除されることで、前記画像読取手段が設けられている装置本体から前記ガラス部材が着脱可能となることを特徴とするものである。
本発明のように、ガラス保持手段を画像読取部に圧接させると共に、ガラス部材を着脱する際、ガラス保持手段を画像読取部から離間させることにより、ガラス部材の着脱を簡単にすることができると共に、ガラス部材を高精度に位置決めすることができる。また、付勢部材の付勢が解除されることで、ガラス部材が着脱可能となるように構成したので、ガラス部材の位置精度を確保しながらガラス部材の着脱が容易になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成を示す図である。
図1において、200は画像読取装置であり、この画像読取装置200は、流し読みを行う際、シートである原稿の表面(第1面)の画像を読み取る第1画像読取部102を備えたスキャナ装置200Aを備えている。また、この画像読取装置200は、原稿の裏面(第2面)の画像を読み取る第2画像読取部302を備えた自動原稿給送装置(ADF)100を備えている。
第1画像読取部102は、流し読みを行う際、自動原稿給送装置100により搬送される原稿が通過する透明な表面ガラス部材121と、読み取り位置に対向して配置された白色の読み取りローラ120が設けられている。
また、第1画像読取部102は、ランプ201a、ミラー201bを有し、表面ガラス部材上を通過する原稿に光を照射して原稿画像を読み取る第1ミラーユニット201と、2つのミラー209a,209bを有する第2ミラーユニット209を有している。
なお、210はレンズ、16はCCD(センサ)であり、第1画像読取部102は、流し読みの際、表面ガラス部材上を通過する原稿の表面に対しランプ201aから光を照射するようにしている。そして、原稿からの反射光は、ミラー201b,209a,209bを介してレンズ210に導かれ、レンズ210によってCCD16の受光部に結像されるようになっている。
また、202はスキャナ装置200Aの上面に設けられた原稿台ガラスである。そして、第1及び第2ミラーユニット201,209を移動させながら原稿画像を読み取る固定読みの場合、原稿は自動原稿給送装置100により、或は手動により原稿台ガラス上にセットされる。自動原稿給送装置100は、スキャナ装置200Aに対して、図1の奥側を回動支点として回動可能に設けられている。自動原稿給送装置100をスキャナ装置200Aに対して開くことで、原稿台ガラス202に原稿をセットできるように原稿台ガラス202を露出させることができる。
そして、このような固定読みの場合、第1及び第2ミラーユニット201,209は、不図示の駆動モータの回転駆動により、ランプ201aにより原稿の下面を照射しながら原稿台ガラス202と平行に移動するようになっている。
なお、241は、固定読みのため原稿を原稿台ガラス202にセットする際、原稿の位置を規定するための突き当て部であり、242は原稿台ガラス上に設けられ、第1画像読取部102の白基準となる白基準部材である。
自動原稿給送装置100により搬送される原稿の裏面画像を読み取る第2画像読取部302は、不図示のランプ、レンズ、CCDが一体に構成される画像読取手段であるコンタクトイメージセンサ330を有している。また、第2画像読取部302は、裏面ガラス321と、コンタクトイメージセンサ330による読み取り位置に、コンタクトイメージセンサ330に対向して設けられた白色の裏面読み取りローラ320とを有している。そして、裏面ガラス321の、搬送される原稿に面する原稿搬送面側にはコンタクトイメージセンサ330の白基準となる白基準部材341が設けられている。
自動原稿給送装置100は、原稿トレイ111に積載された不図示の原稿を、例えば流し読みの際、第1画像読取部102及び第2画像読取部302に搬送するものであり、原稿トレイ111の上方に設けられ、原稿を送り出す給紙ローラ112を備えている。
ここで、給紙ローラ112は、上下方向に回動自在な不図示のアームに軸支されており、通常、アームの上方回動によりホームポジションである上方位置に退避しており、原稿のセット作業を阻害しないようになっている。また、給紙動作が開始されると、アームの下方回動により給紙ローラ112は下降して原稿の上面に当接するようになっている。
給紙ローラ112の下流には、原稿を1枚ずつ分離する分離搬送ローラ113と分離パッド114とからなる分離部が設けられている。さらに、分離部の下流には分離部により1枚ずつ分離された原稿を搬送する搬送ローラ対117、搬送ローラ対117により搬送された原稿の先端を揃えるための上部リードローラ対103が設けられている。
そして、搬送ローラ対117により搬送された原稿の先端を静止した状態の上部リードローラ対103のニップ部に突き当て、原稿にループを生じさせることにより、原稿の先端を揃えるようにしている。
なお、Rは裏面ガラス321が配されると共に原稿が搬送される原稿搬送路(シート搬送路)、R1は第2画像読取部302の下流に設けられた原稿反転パスである。そして、第2画像読取部302を通過した原稿は、選択的にスイッチバックして原稿反転パスR1に送り込まれ、上部リードローラ対103へ向けて再度、搬送される。
次に、このように構成された画像読取装置200の流し読みモードにおける原稿画像読み取り動作について説明する。
流し読みモードにより原稿画像読み取る場合には、まずアームを下降させて給紙ローラ112を原稿の上面に当接させた後、分離搬送ローラ113と同一駆動源により給紙ローラ112を回転し、最上位の原稿を分離部に搬送する。ここで、原稿が複数枚重なって搬送された場合には、分離部において最上位の原稿を他の原稿から分離して搬送する。
1枚に分離された原稿は、上部リードローラ対103によって原稿の先端を揃えられた後、上部リードローラ対103により第1画像読取部102に案内され、表面ガラス部材121上を通過する。このとき、原稿の表面(第1面)の画像情報を第1画像読取部102(のCCD16)にて読み取る。
次に、原稿の表面画像の読み取りが終了すると、原稿は、第2画像読取部302に搬送される。そして、裏面ガラス321上を通過する際、原稿の裏面(第2面)の画像情報をコンタクトイメージセンサ330にて読み取る。なお、このようにコンタクトイメージセンサ330による原稿の裏面画像読み取りが終了すると、この後、原稿は、下流リードローラ対118及び排紙ローラ対115により排紙トレイ116上に排紙される。
図2は、自動原稿給送装置100に設けられた第2画像読取部302の構成を示す斜視図である。図2において、340は裏面ガラス321等を備えたガラス部材である裏面ガラスユニットである。この裏面ガラスユニット340は、ガラス保持手段であるガラスハウジングユニット350に着脱自在に保持されると共に、ガラスハウジングユニット350を介して自動原稿給送装置100の装置本体101Aに上下方向に回動可能に取り付けられている。
また、図2において、329はコンタクトイメージセンサ330を備え、第2画像読取部302を構成するコンタクトイメージセンサユニット、370は原稿の搬送を案内するガイドユニットである。
ここで、裏面ガラスユニット340(の裏面ガラス321)は、図3に示すように、その装着方向上流側端部には、裏面ガラスユニット340をガラスハウジングユニット350から取り外すための把手部材344が設けられている。また、裏面ガラスユニット340の装着方向下流側端部には銅箔テープ部材345が設けられている。
なお、コンタクトイメージセンサ330は、原稿搬送路R(図1参照)を搬送された原稿が、裏面ガラスユニット340の底面である原稿搬送側面を通過する際、原稿画像を、この裏面ガラス部材越しに読み取るようになっている。
裏面ガラス321の底面である原稿搬送側面には、不図示の導電性のコーティングが施されており、これにより銅箔テープ部材345と裏面ガラス321とは導通状態となる。また、裏面ガラスユニット340の原稿搬送側面には、図4に示すように、裏面ガラス321の原稿搬送側面に順に貼り付けられた白基準部材341と、その周辺に配置される白基準周辺部材342と、搬送シート部材343とにより構成される。
ここで、白基準部材341は白色の紙であり、コンタクトイメージセンサ330が、裏面ガラス部材越に白基準部材341を画像として読み取ることにより、コンタクトイメージセンサ330の白レベル調整を行うことができる。なお、白基準周辺部材342は白基準部材341と同じ厚みの部材であり、白基準部材341と白基準周辺部材342を覆うように搬送シート部材343が貼付けられる。
そして、画像が読み取られる際、原稿は搬送シート部材343の表面に接触しながら搬送され、この際、原稿画像は白基準部材341等が貼り付けられていない領域においてコンタクトイメージセンサ330により読み取られる。
このような裏面ガラスユニット340が取り付けられるガラスハウジングユニット350は、図5の(a)及び(b)に示すように裏面ガラスユニット340が上面に着脱可能に取り付けられるガラスハウジング部351を有している。また、このガラスハウジングユニット350は、ガラス導通部材352、スライド軸受け部材353、軸受け押さえ部材354を有している。
さらに、このガラスハウジングユニット350は、ガラス装着口355を有しており、このガラス装着口355から、図6に示すように裏面ガラスユニット340がガラスハウジング部上面に沿って矢印方向に装着されるようになっている。なお、裏面ガラスユニット340を取り出す際は、裏面ガラスユニット340を矢印と反対方向から抜き出すようにしている。
つまり、コンタクトイメージセンサ330が設けられている装置本体に対して、裏面ガラス321の原稿搬送側面と平行であって且つ原稿の搬送方向と交差する方向に裏面ガラスユニット340は着脱可能である。スキャナ装置200Aに回動自在な自動原稿搬送装置100の回動端側(回動支点と反対側)にガラス装着口355があるので、ユーザによって裏面ガラスユニット340の着脱操作性がよい。
ここで、このように裏面ガラスユニット340が装着されると、ガラス導通部材352は裏面ガラスユニット340の銅箔テープ部材345と当接する。これにより、裏面ガラス321の導電性コーティング層は銅箔テープ部材345、ガラス導通部材352を介して自動原稿給送装置本体101A(図2参照)の不図示のフレームとの導電性が確保される。
スライド軸受け部材353は軸受け押さえ部材354によりガラスハウジング部351に取り付けられる摺動部材であり、このスライド軸受け部材353は、図7に示す案内軸364に挿通されるようになっている。なお、スライド軸受け部材353は、ビス354aによってガラスハウジング部351に固定される軸受け押さえ部材354により、上方から押え付けられるようになっている。
なお、このガラスハウジングユニット350は、後述する駆動部360により駆動され、この際、スライド軸受け部材353を案内軸364に沿って摺動させながら図7の(a)及び図7の(b)に示す位置を往復移動する。なお、図7の(a)に示す位置はコンタクトイメージセンサ330が原稿画像を読み取る原稿読取位置(シート読取位置)であり、図7の(b)に示す位置はコンタクトイメージセンサ330が白基準部材341を読み取るシェーディング位置である。
図8は、ガラスハウジングユニット350を駆動する駆動部360の構成を示す図である。図8において、363はタイミングベルトであり、このタイミングベルト363はガラスハウジング部351と、軸受け押さえ部材354との間に挟持されることによりガラスハウジングユニット350と固定されている。
また、このタイミングベルト363は、駆動モータ361の駆動力によりプーリ362を介して駆動される。そして、駆動モータ361の駆動力によりタイミングベルト363を駆動することにより、ガラスハウジングユニット350は案内軸354により案内されながら図8の(a)に示す原稿読取位置と、図8の(b)に示すシェーディング位置との間で往復移動する。
なお、図8において、100Bはガラスハウジングユニット350と一体的に設けられ、ガラスハウジングユニット350を往復移動可能に支持する保持する支持部材である。そして、この支持部材100Bは、自動原稿給送装置本体101Aに上下方向に回動可能に取り付けられると共に、駆動部360が取り付けられている。
また、365は自動原稿給送装置本体101Aに設けられ、図5に示すガラスハウジング部351の案内溝部351aと係合するガイド付勢力突き当て部材である。そして、ガラスハウジングユニット350は、このガラスハウジング部351の案内溝部351aと、ガイド付勢力突き当て部材365とを係合することにより、往復移動が案内される。
図9はガイドユニット370の構成を示す斜視図である。ガイドユニット370は、裏面ガラスユニット340の原稿搬送側面に裏面ガラスユニット340に対向して設けられ、原稿の搬送を案内するガイド部材371、裏面読取ローラ320、2つのガイド突き当て部材372、ガイド付勢部材373を有している。なお、このガイドユニット370は、下流リードローラ対118のローラ軸118aに回動可能に支持されている。
ここで、ガイドユニット370は下流リードローラ対118の軸線上の両端部に設けた2つのガイド付勢部材373により、図10に示すように上方に位置する裏面ガラスユニット340に圧接するように付勢されている。また、ガイドユニット370は裏面ガラスユニット340の着脱時には図10の(a)に示す原稿搬送位置から回動し、図10の(b)に示すメンテナンス位置へ移動可能となっている。
そして、このようにガイドユニット370が退避すると、これに伴いガラスハウジングユニット350(支持部材100B)が下方回動する。これにより、それまでコンタクトイメージセンサユニット(以下、センサユニットという)329に接離可能に圧接していたガラスハウジングユニット350がセンサユニット329から退避する。なお、このメンテナンス位置は、ガラスハウジングユニット350(裏面ガラスユニット340)が移動した際、裏面ガラスユニット340がセンサユニット329のハウジングに当たらない必要最低量を確保できる位置である。
ガイド突き当て部材372は、図9に示すように裏面読取ローラ320の軸線上両端部に回転可能に設けられ、裏面読取ローラ320よりも大径のコロ部材により構成されている。そして、このガイド突き当て部材372は、ガイドユニット370が図10の(a)に示す原稿搬送位置にあるとき、裏面ガラスユニット340に圧接するようになっている。
これにより、ガイドユニット370と裏面ガラスユニット340との相対位置の保証を行うことができ、裏面読取ローラ320及びガイド部材371と、裏面ガラスユニット340との間に原稿を通過させることのできる空間を形成することができる。なお、ガイド部材371は、後述するようにガラスハウジングユニット350がセンサユニット329に圧接する位置にあるとき、シート搬送路Rの一部を構成するようになっている。
また、ガラスハウジングユニット350は、ガイド付勢部材373により裏面ガラスユニット340を介してコンタクトイメージセンサ330に近づく方向に付勢力を受けている。そして、このような付勢力により、ガラスハウジング部351の案内溝部351a(図8参照)と、ガイド付勢力突き当て部材365(図7参照)とが当接し、ガラスハウジングユニット350及び裏面ガラスユニット340の位置が保証される。
なお、本実施の形態において、図10の(b)に示すメンテナンス位置において、ガイドユニット370が下方回動した場合、ガイド付勢部材373の付勢力がガラスハウジングユニット350に作用しないようになっている。このため、メンテナンス位置においては、ガイド付勢力突き当て部材365からガラスハウジング部351の案内溝部351aが離れ、ガラスハウジングユニット350及び裏面ガラスユニット340はセンサユニット329から退避する方向に移動する。
図11は、コンタクトイメージセンサ330を備えたセンサユニット329の斜視図である。このセンサユニット329は、図12に示すように、コンタクトイメージセンサ330、読取部突き当て部材331A,331B、読取部付勢部材332、センサフレーム333より構成される。
読取部突き当て部材331A,331Bは、読取部付勢部材332による付勢力により裏面ガラスユニット340の原稿搬送面と反対側の面、即ち上面と当接するようになっている。そして、このように読取部突き当て部材331A,331Bが裏面ガラスユニット340と当接することにより、コンタクトイメージセンサ330と裏面ガラスユニット340との相対位置の保証を行うことができる。
つまり、本実施の形態において、裏面ガラスユニット340は、この読取部付勢部材332と、既述したガイド付勢部材373とにより上下両方向から付勢力を受けるようになっている。そして、このように裏面ガラスユニット340を上下両方向から付勢力を受けるようにすることにより、裏面ガラスユニット340の位置決めを高精度に行うことができる。
なお、この裏面ガラスユニット340を付勢する際、ガイド付勢部材373の付勢力の方を、読取部付勢部材332の付勢力よりも大きくしている。このため、裏面ガラスユニット340及びガラスハウジングユニット350は、原稿読取時には図10の(a)に示すようにガラスハウジング部351の案内溝部351aとガイド付勢力突き当て部材365とが付勢力方向に当接した状態で位置が保証される。
なお、図13に示すように読取部突き当て部材331A,331Bには、裏面ガラスユニット340をガラスハウジングユニット350に装着する際、裏面ガラスユニット340の装着方向先端部を案内する案内部331a,331bが設けられている。
次に、このように構成された第2画像読取部302におけるガラスユニット340の清掃時における着脱動作について説明する。
ガラスユニット340を清掃する場合、まずガイドユニット370を不図示のロック機構を解除して図10の(a)に示す原稿搬送位置から回動し、図10の(b)に示すメンテナンス位置へ移動させる。そして、このようにガイドユニット370を移動させると、これに伴いガラスハウジングユニット350がセンサユニット329(のコンタクトイメージセンサ330)から退避する。この状態で把手部材344を引っ張ることにより、裏面ガラスユニット340をガラスハウジングユニット350から取り外すことができる。
次に、このようにして取り出した裏面ガラスユニット340を清掃し、この後、裏面ガラスユニット340をガラスハウジングユニット350に装着する。なお、このとき裏面ガラスユニット340の装着は、図13に示す読取部突き当て部材331A,331Bに設けられた案内部331a,331bにより案内される。
次に、ガイドユニット370を回動し、図10の(b)に示すメンテナンス位置から図10の(a)に示す原稿搬送位置に移動させる。これにより、ガイドユニット370と裏面ガラスユニット340とが圧接し、裏面読取ローラ320と裏面ガラスユニット340との間に原稿を通過させることのできる空間が形成される。
また、ガラスハウジング部351の案内溝部351aとガイド付勢力突き当て部材365とが当接し、自動原稿給送装置本体101Aにおけるガラスハウジングユニット350(の裏面ガラスユニット340)の位置が保証される。さらに、ガイドユニット370のガイド突き当て部材372により、裏面読取ローラ320と裏面ガラスユニット340との相対位置の保証が行われる。また、センサユニット329の読取部突き当て部材331A,331Bにより、センサユニット329とガラスハウジングユニット350(の裏面ガラスユニット340)との相対位置の保証が行われる。
このように、本実施の形態においては、ガラスユニット340を着脱する際、ガラスハウジングユニット350をセンサユニット329から退避させることにより、ガラスユニット340の交換性を良好にすることができる。また、ガラスユニット340に対してセンサユニット329及びガイドユニット370の位置関係を保証することができる。
即ち、ガラスハウジングユニット350をセンサユニット329に圧接させると共に、ガラスユニット340を着脱する際、ガラスハウジングユニット350をセンサユニット329から離間させるようにしている。これにより、ガラスユニット340の着脱を簡単にすることができると共に、ガラスユニット340を高精度に位置決めすることができる。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成を示す図。 上記画像読取装置に設けられた第2画像読取部の構成を示す斜視図。 上記自動原稿給送装置に設けられた裏面ガラスユニットの斜視図。 上記裏面ガラスユニットの分解斜視図。 上記裏面ガラスユニットが取り付けられるガラスハウジングユニットの構成を説明する図。 上記裏面ガラスユニットが取り付けられたガラスハウジングユニットの状態を示す斜視図。 上記ガラスハウジングユニットの、(a)は原稿読取位置に移動した状態を示す斜視図、(b)はシェーディング位置に移動した状態を示す斜視図。 上記ガラスハウジングユニットを駆動する駆動部の構成及び動作を説明する図。 上記自動原稿給送装置に設けられたガイドユニットの構成を示す斜視図。 上記ガイドユニットの、(a)は原稿搬送位置にあるときの状態を示す斜視図、(b)はメンテナンス位置に移動した状態を示す斜視図。 上記自動原稿給送装置に設けられたコンタクトイメージセンサユニットの斜視図。 上記コンタクトイメージセンサユニットの分解斜視図。 上記コンタクトイメージセンサユニットに設けられた読取部突き当て部材の構成を示す斜視図。 従来の画像読取装置の構成を示す図。 上記従来の画像読取装置に設けられた第2画像読取部の構成を説明する図。
符号の説明
100 自動原稿給送装置(ADF)
102 第1画像読取部
200 画像読取装置
200A スキャナ装置
302 第2画像読取部
321 裏面ガラス
329 コンタクトイメージセンサユニット
330 コンタクトイメージセンサ
332 読取部付勢部材
340 裏面ガラスユニット
341 白基準部材
344 把手部材
350 ガラスハウジングユニット
360 駆動部
365 ガイド付勢力突き当て部材
370 ガイドユニット
371 ガイド部材
372 ガイド突き当て部材
373 ガイド付勢部材
R 原稿搬送路(シート搬送路)

Claims (8)

  1. シート搬送路を通過するシートの画像を読み取る画像読取装置において、
    前記シート搬送路に配されたガラス部材と、
    前記シート搬送路を通過するシートの画像を前記ガラス部材越しに読み取る画像読取手段を備えた画像読取部と、
    前記ガラス部材を着脱自在に保持すると共に、前記画像読取部に接離可能に圧接するガラス保持手段と、
    前記ガラス部材を着脱する際、前記ガラス保持手段を前記画像読取部から離間させ、前記ガラス部材の着脱が可能な位置に移動させる移動手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記移動手段は、前記ガラス保持手段を前記画像読取部に圧接する方向に付勢する付勢部材を備えると共に、前記ガラス保持手段を前記付勢部材により前記画像読取部に圧接させる位置と、前記付勢部材による付勢を解除して前記ガラス保持手段を前記画像読取部から離間させる位置とに移動可能であることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記移動手段は、シートの搬送を案内するガイド部材を備え、前記ガラス保持手段を前記画像読取部に圧接させる位置にあるとき、前記ガイド部材が前記シート搬送路の一部を構成するように構成されたガイド手段であることを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記ガラス部材は、搬送されるシートに面する搬送側面に設けられた白基準部材を有し、
    前記ガラス保持手段は、前記画像読取手段により前記白基準部材が読み取られるシェーディング位置と、シートの画像が読み取られるシート読取位置との間を往復移動することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記画像読取部は、前記ガラス保持手段を前記移動手段の方向に付勢する付勢部材を有し、
    前記移動手段の付勢部材の付勢力は、前記画像読取部の付勢部材の付勢力よりも大きいことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記画像読取部は、前記ガラス部材に当接する突き当て部材を備え、前記突き当て部材には前記ガラス部材を着脱する際に、前記ガラス部材の着脱を案内する案内部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記ガラス部材の装着方向上流側端部には把手部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. シート搬送路を通過するシートの画像を読み取る画像読取装置において、
    前記シート搬送路に配されたガラス部材と、
    前記シート搬送路を通過するシートの画像を前記ガラス部材越しに読み取る画像読取手段と、
    前記ガラス部材を前記画像読取手段の方向に付勢する付勢部材と、を有し、
    前記ガラス部材への前記付勢部材の付勢が解除されることで、前記画像読取手段が設けられている装置本体から前記ガラス部材が着脱可能となることを特徴とする画像読取装置。
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