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JP2008176303A - マスク生成方法、マスク形成方法、パターン形成方法および半導体装置 - Google Patents

マスク生成方法、マスク形成方法、パターン形成方法および半導体装置 Download PDF

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JP2008176303A JP2007322938A JP2007322938A JP2008176303A JP 2008176303 A JP2008176303 A JP 2008176303A JP 2007322938 A JP2007322938 A JP 2007322938A JP 2007322938 A JP2007322938 A JP 2007322938A JP 2008176303 A JP2008176303 A JP 2008176303A
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幸也 川上
Atsushi Yamamoto
淳 山本
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Abstract

【課題】設計データに基づいて領域分けを行ってOPC処理を行った場合に、領域ごとに処理が行われてしまう。OPC精度が必要な領域と必要ではない領域が隣接していた場合には、精度の低い領域の影響が及んで、精度が必要な領域で所望の形状が得られない場合があった。
【解決手段】OPC精度が必要な領域と必要ではない領域の境界部分で精度が必要な領域を精度の高い領域に適した領域分拡張し、精度が必要ではない領域は精度の高い領域に適した領域分縮小する領域調整を行って、調整された領域データに基づいてOPC対象パターンの計算精度を決めてOPC付加計算を行ってマスクデータを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子を製造する際の光学近接効果補正方法に関する。
近年の半導体製造技術の進歩によって、最小加工寸法65nmサイズ以下の半導体集積回路が製造されている。このような微細化はマスクプロセス技術、光リソグラフィ技術、およびエッチング技術等の微細パターン形成技術の高度化によって可能となった。露光機がi線・g線を使い、パターンサイズが光の波長より十分大きい時代には、ウェハ上に形成したいLSIパターンの平面形状をそのまま露光用マスク上に転写し、出来上がったマスクパターンを投影光学系によってウェハ上に更に転写し、マスクパターンの下にあるパターンを形成したい層(例えば、半導体基板、半導体膜、絶縁膜、導電膜)をエッチングすることによってほぼ部位ごとに設計寸法を満たすLSIパターンをウェハ上に形成できた。しかしパターンの微細化が進むにつれて、各プロセスでパターンを忠実に転写・形成することが困難になってきており、最終的な仕上り寸法(CD:Critical Dimension)が元のLSIパターンの寸法(CD)を再現できない問題が生じてきた。
特に微細加工を達成するために最も重要なリソグラフィおよびエッチングプロセスにおいては、形成したいパターンの周辺に配置された他のパターンレイアウトによって、目的とするパターンの寸法精度(CD精度)が大きく変動するようになった。そこでこれらの変動を抑制するために、加工後の寸法が所望の値となるように、予め、この変動が顕著であるマスクパターンのエッジやコーナー部分を変形する光近接効果補正(OPC:Optical Proximity Correction)技術が用いられるようになった。
現在においては、光近接効果補正(OPC)技術の複雑化に伴い、設計者が作成したLSIパターンと、露光時に使用されるマスクパターンとが大きく異なるため、ウェハ上での仕上がりパターン形状を容易に予測することができなくなっている。このため、次の手順でOPCをマスクパターンに適用している。
先ず、経験的シミュレーションを用いて、サンプルのマスクパターンでの測定値(測定CD)と計算値(計算CD)を合わせ込んだ、シミュレーションモデルを作成する。前記シミュレーションモデルは、原理上、前記サンプルのマスクパターンと同じ露光条件・エッチング条件である限り、任意のLSIパターンのウェハ上での仕上がりパターン形状を予測できるため、選択したOPC手法の適用後のウェハ上での仕上がりパターン形状を計算することで、そのOPCが適切であるかを確認できる。そこで、幾つかの条件に基づいて、元のパターンをエッジの集合に変えて、その個別のエッジの位置を僅かにずらせて、OPCを施す手法(ルールベース・OPC)では、この経験的シミュレーションを用いて形状を検証して、短絡・断線・細りすぎ・太りすぎ等の問題がないことを確認してマスクを作成する。
更に進んで、シミュレーションモデルに基づいて、元のパターンをエッジの集合に変えて、その個別のエッジの位置を僅かにずらせて、再度、仕上がりパターン形状を見て、所望の形状、或いは所望CDを機械的に得られるよう、トライアンドエラーを繰り返す手法(モデルベース・OPC)がある。これは、シミュレーションモデルの精度が高く、ウェハ上での仕上がりパターンを正確に予測できるなら、完全にCDを制御できることを意味する。
モデルベース・OPCにおいて、OPC精度に関わるものは二つある。一つは、シミュレーションモデルの精度で、もう一つは、トライアンドエラーの繰り返し回数である。シミュレーションモデルの精度向上はほぼ計算時間の増大に繋がる。また、OPC付加計算を行っても1回で望むべき部分サイズは得られないため、再度OPC計算を行い、所望CDになるまでトライアンドエラーを繰り返す必要がある。これも当然、繰り返し回数に比例して計算時間が増大する。パターンにOPC付加を行う計算に要する時間は、高速計算機を用いても時には数日を要し、精度追求を行うと計算時間の増大を招き、マスクの設計効率を落とすことになる。
そこで、計算時間の短縮のため、様々な手法が考案された。特許文献1には設計データで規定される複数のパターンを、レイアウトや形状に分けた上で補正を行う方法が開示されている。また、特許文献2には設計レイアウトデータに基づき、OPCを行う領域と行わない領域に分けてOPC処理を行う方法が開示されている。特許文献3には、OPCを行う領域と行わない領域のサイズを調整するOPC処理が開示されている。
特開2002−341514 特開2002−055431 WO2005/024519
設計データに基づいて領域分けを行ってOPC処理を行った場合に、領域ごとに処理が行われてしまう。OPC精度が必要な領域と必要ではない領域が隣接していた場合には、精度の低い領域の影響が及んで、精度が必要な領域で所望の形状が得られない場合があった。
露光用マスクに関わる設計データをパターンレイアウトデータと領域レイアウトデータに分ける工程と、領域レイアウトデータを精度に応じて分類する工程と、領域レイアウトデータの精度の境界部分において精度の高い領域を精度の低い領域へ精度の高い領域に適した領域分拡大し、精度の低い領域では前記精度の高い領域に適した領域分縮小することによって領域レイアウトデータの調整を行う領域調整工程と、パターンレイアウトデータを分割し、シミュレーション対象の分割単位を設定する工程と、領域調整工程で調整された調整後領域レイアウトデータに基づいて分割単位を精度分けする工程と、精度分けされた複数の分割単位をそれぞれの属する領域の精度に基づく補正パラメータを用いて補正を行って複数の補正された分割単位を形成する工程と、複数の補正された分割単位を合成する工程とを有することを特徴とする。ここで、精度の高い領域に適した領域分の拡大および縮小は精度の高い領域の境界部分での近接効果の補正量に応じて決定する。
領域レイアウトデータの高精度領域と低精度領域の境界付近に存在するパターンを形成する場合に、高精度領域と低精度領域の境界付近の高精度領域にあるパターンを精度良く形成することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)図1は本発明の実施形態1に関わるマスク生成フローを示す図である。具体的には回路設計データの準備からOPCパターン出力までの工程を示している。
まず、回路設計により露光用マスクのためのチップレイアウトデータが生成される(ステップ1:S1)。このデータには図17に示す最終的な出来上がりチップでの機能に基づく領域レイアウトデータと、それぞれの機能を形成するプロセスに基づく各層ごとのパターンを含んだパターンレイアウトデータ(図19) を含んでいる。ここで領域レイアウトデータは図17では領域1の一時レイアウト210(高精度要求領域)、領域2の一時レイアウト220(ある程度の精度が要求される領域)、領域3の一時レイアウト230(精度不要の領域)が示されており、これらは例えばチップ上のトランジスタ領域(Tr領域)、デカップリングキャパシタ領域(DC領域)、ダミー領域(Dummy領域)に相当する。これら領域は必ず3つの領域に分けられるとは限られず、精度や機能に応じて適切な数の領域で設定される。また、パターンレイアウトデータには拡散層、ゲート層、コンタクト層などの層ごとのパターンが含まれる。
チップレイアウトデータのうちパターンレイアウトデータ100と領域レイアウトデータ200を分離する(図1:ステップ2:S2)。
パターンレイアウトデータに対して計算領域設定を行う(ステップ3:S3)。この計算領域設定とはパターンレイアウト100に対してXY方向の座標130の設定により分割を行って計算対象となる領域を設定することである(図11)。通常この分割単位120はAmbit等と呼び、設計ルールに依存し、例えば90nmルールでは1μm程度の正方形の領域とする。OPCは前述の通り光学近接効果補正で、近接効果が働く距離があり、それは前述のAmbitである。つまり、今OPCを行う箇所からAmbit1つ分離れたところのOPCは、今のOPCを行う箇所には影響を与えない特性を持つ。
ステップ2で分離された領域レイアウトデータに対して領域調整ステップ200(S200)を行う。領域調整ステップとは一時レイアウトの領域の調整を行ってレイアウトの境界を適切に設定し、調整後領域レイアウトデータを求めるステップである。ここで、実パターンに基づいて領域調整ステップ200をまず説明する。
図12は本発明を適用して精度の異なる領域レイアウト210、220の境界上にゲートパターン10を形成する方法を説明する図である。領域調整ステップ200では例えば図12(a)に示すように領域1の一時レイアウト210に相当するトランジスタ領域と領域2の一時レイアウト220に相当するデカップリングキャパシタ領域の境界では一時トランジスタ領域210の外周部を所定の領域分拡大する。ここで、所定の領域分とは最小スペース幅、セル寸法、ピッチなどの領域調整幅40に基づいて外周を拡大・縮小した領域となる。領域調整幅は設計ルールによって決まる値であり、この整数倍、例えば1〜5倍の値で設定されるがAmbitサイズには至らず、その数分の一となる。なぜなら、90nmルールでは、Ambitの中に、直線形状では2〜2.5本、コンタクトやドットでは8〜9個が収まるからである。
領域調整幅の設定は本実施形態で作成されるマスクを露光に用いる際の露光条件およびそれぞれの領域レイアウトデータの精度によって設定されるが、直線が幾つも並ぶような形状では、2ピッチ以内で例えば1ピッチ程度、図15に示すようなコンタクトホールの並ぶものなら2ピッチ以内で1〜2個、図16に示すような解像度限界に近いドットのような図形なら2ピッチ以内で1〜2パターン程度と、光近接効果の影響範囲の最大値の大きさに至らない所定のサイズで領域を広げれば良い。特にこれは拡大領域の最外部分、本来精度の要らない部分が、内部の精度を要求される部分と外部との緩衝領域となって、二つの領域を連続的に繋げるためである。
例えばトランジスタ領域に該当する領域レイアウトは最低限1ピッチ、所要の精度に達しない場合、2ピッチ拡大し、その分デカップリングキャパシタ領域を縮小し、次にデカップリングキャパシタ領域の拡大は最小スペース幅分拡大し、ダミー領域を縮小することができる。一方、領域1の一時レイアウト210の拡大に伴って、隣接する領域2の一時レイアウト220は拡大された所定の領域分縮小される。このようにして調整後領域1のレイアウト410および調整後領域2のレイアウト420の領域調整が行われる(図12(b))。ここでピッチとは図15や図16に示されるとおりあるパターンの左端から次のパターンの右端である。
領域調整ステップ200について図2を用いてフローを説明する。領域レイアウトデータ200は精度および機能に応じて例えば領域1の一時レイアウトデータ210、領域2の一時レイアウトデータ220、領域3の一時レイアウトデータ230に分類される(ステップ20:S20)。領域1の一時レイアウトデータ210は所定の領域分拡大されて(ステップ21:S21)調整後領域1のレイアウトデータ410となる。領域1の一時レイアウト210の領域拡大に伴って領域2および領域3の一時レイアウトは縮小される(ステップ22:S22)。次に、領域2の一時レイアウトデータについて所定の領域分拡大されて(ステップ23:S23)調整後領域2のレイアウトデータ420となり、領域3の一時レイアウトデータは所定の領域分縮小されて調整後領域3のレイアウトデータ430となる。3以上の領域が存在する場合にも同様にして精度の高い領域を拡大し、隣接する精度の低い領域が縮小される領域調整が繰り返されることとなる。拡大縮小を行う所定の領域はすべて同じ幅である必要はなく精度に応じて設定される。
次にステップ3で分割された分割単位を領域調整ステップ200で調整された調整後領域レイアウトデータ400に基づき精度分けを行うステップ5について説明する。ここで再び図12を用いて説明を行う。領域調整ステップ200を行うことにより図12(b)に示される調整後領域レイアウトデータ410と調整後領域レイアウトデータ420が得られる。このときにゲートパターン10はステップ3の計算領域設定ステップで例えば、計算の処理単位である1Pixel(1Ambitの或る整数N分の1:Nは5〜20で)角に分割され分割番号が付されている。本ステップではこの分割単位が領域調整後の領域上でどの領域に存在するかを分ける。これは領域調整前に図12(a)でゲートパターン10のうちの直線領域13が領域2の一時レイアウト220に存在していたが、領域調整後には領域1の一時レイアウト410に存在するようにすることを意味する。ステップ5の精度分け後には後述するとおり領域ごとに適した補正パターン形成ステップを行うため、直線領域13にはより高精度の補正が行われることになる。
図1のフローの説明に戻る。ステップ3にてパターンレイアウトデータ100は図11に示されるように全領域にわたって分割番号が付され、これら分割単位が順番にステップ5にて精度分けが行われて領域に応じたシミュレーションモデルが設定され(ステップ6:S6)、シミュレーションの繰り返し回数が設定されて(ステップ7:S7)、OPC付加計算が行われる(ステップ8:S8)。
ステップ8の分割番号1の分割単位についてOPCの付加計算の終了後、計算対象となる分割単位が残っているかどうかの判定が行なわれる(ステップ9:S9)。分割番号1の分割単位の計算の後には計算対象が残っているので分割番号2、3、4・・・の分割単位が計算領域設定で計算対象として設定され、ステップ5〜8が行われ、各領域精度にあったOPC計算が行われる。計算された分割単位の結果は順次もとの分割単位のあった位置に反映される。
ステップ9(S9)で計算対象となるパターンが無くなったと判定されるとOPCパターンが出力される(ステップ12:S12)。出力されたOPCパターンによりマスクデータが作成され、これに基づいてマスク基板上にパターンが作成され露光用マスクが作成される。次にトランジスタなどの素子形成用基板上にレジスト膜を塗布し、このレジスト膜を、作成した露光用マスクを用いて露光することによりレジストパターンを形成し、このマスクを用いてエッチングを行うことによりパターンが形成される。
この実施例の効果を図12−14を用いて説明する。図13、図14は図12のゲートパターン10の直線領域11から14にそれぞれ該当する、素子および半導体基板上に形成されたパターンを示している。図14は具体的には素子分離(不図示)が形成された基板上にゲート絶縁膜とゲート電極膜を形成しゲートパターンを作成し、拡散層領域を形成した半導体装置内の最小ピッチの領域を示している。図13はゲートパターンと領域の素子の機能による関係を示した図である。ゲートパターン10がトランジスタ領域に存在する場合にはゲートパターンの直線領域が実際にトランジスタのゲートになっており、デカップリングキャパシタ領域に存在する場合にはゲートパターンの直線領域が実際はデカップリングキャパシタの電極として動作することになる。このような場合にデカップリングキャパシタ部分に当たるゲートパターンの直線領域13および14はトランジスタほどの精度を求められない。
従来例公報ではこのような領域を考慮した補正を行なう方法を開示している。しかし、実際は境界部分でそのままきり分けを行ってしまうと例えば図14(b)に示すようにゲートパターンの直線領域12のような高精度が要求される部分での影響が無視できない。ここで本実施例を適用すると、図14(a)で示されるように高精度部分で低精度部分から影響を受けていた箇所も短時間で高精度を得ることができるようになった。これにより、電気特性としてより精度の求められるトランジスタを、より精度の要らないデカップリングキャパシタ領域からの影響を受けないように形成することが可能となった。よって、図14(a)に示されるとおり、精度の求められるトランジスタ領域ではその端までゲート電極であるパターンが略均一な加工精度で形成される。逆に、精度の低くても良いデカップリングキャパシタ領域ではトランジスタ領域のパターンに比べて領域の境界付近では加工精度がやや低くなりデカップリングキャパシタ領域内部では精度の悪いパターンとしてデカップリングキャパシタが形成された半導体装置が形成される。ここで、加工精度のやや低い部分は領域調整を行った領域に該当する。
また、従来例公報3では光近接効果の影響範囲の最大値の大きさ(本願発明で言うところのAmbit)の拡大処理を行っている。OPC処理が一度で済む場合は、大まかに拡大した領域も含めても問題ないが、OPCの精度を追求しようとすると、OPC処理を行い、現像シミュレーションを行い、それに基づいてOPC処理を変更して再度現像シミュレーションを行う、という繰り返しになり、精度の不要な領域もいたずらにOPCを掛けて計算時間を長大化するという問題が生じる。拡大領域を様々に調整して試行した結果、このような繰り返し計算を二回以上行う領域は、“光近接効果の影響範囲の最大値”の大きさ(本願発明で言うところのAmbit)領域まで広げる必要は無いことが分かった。このため、幾つかのパターンで本実施形態の方法を試したところ、“光近接効果の影響範囲の最大値”の大きさ(本願発明で言うところのAmbit)領域まで広げた場合の計算時間に対して、前述の所定の領域分で広げた場合の計算時間は最大で40%の短縮が出来た。計算は数日に渡る場合もあるので、この差は多大である。
(第2の実施形態)領域レイアウトデータ図17は実際には図18で示されるような繰り返し領域1の一時レイアウト215、繰り返し領域2の一時レイアウト225、繰り返し領域3の一時レイアウト235を含む繰り返し領域140と非繰り返し領域1の一時レイアウト218、非繰り返し領域2の一時レイアウト228、非繰り返し領域3の一時レイアウト238を含む非繰り返し領域150が存在する。繰り返し領域とは例えば特定のトランジスタやデカップリングキャパシタ、ダミーパターンが繰り返される領域である。繰り返し領域140中には単位セルが複数あるような部分であり、それ以外の領域は非繰り返し領域150である。また、パターンレイアウトデータにもトランジスタ、デカップリングキャパシタ、ダミー領域の繰り返し、非繰り返しデータを例えばセル単位で含んでいる。
第2の実施形態では図3に基づいて説明を行う。図3では繰り返し単位セルを3種類としているが、実際は複数のトランジスタ繰り返し、複数のデカップリングキャパシタ繰り返し、複数のダミーと3種類以上存在する。これらの繰り返し部分は例えば図9のような配置であるため、単位セルに対して計算を行えば、計算後のセルを並べるだけでよいため、計算時間の大幅な短縮が可能となる。第2の実施形態ではこの繰り返しセルを考慮した計算方法について実施例1と異なる部分を中心に図3を用いて説明する。
この実施の形態2ではすべてのパターンレイアウトの分割単位に対する順次のシミュレーションは(繰り返し)行わない。そのために、パターンレイアウト中で繰り返しセルは、単位セルの配列表現で管理するようになっているので、チップレイアウトの段階で、前記の単位セルの配列表現で管理する領域を、繰り返し領域のレイアウトとして、領域レイアウトデータに含ませ、一方、パターンレイアウトから、前記の単位セルを抽出し、繰り返しパターンOPC計算ステップ510(図5:S510)をステップ3の計算領域設定の前に行う。
繰り返しパターンOPC計算ステップ510では繰り返し単位セル1を中心のOPC計算が外周の影響を受けない程度に敷き詰めて(ステップ51(S51):アレイ展開)、繰り返し単位セル1をアレイ展開した領域の精度に対応したシミュレーションモデルと繰り返し回数を設定し(ステップ52〜53:S52−53)、OPC付加計算を行い(ステップ54:S54)、中心セルを抽出し(ステップ55:S55)、OPC付繰り返し単位セル1(ステップ56:S56)とする。ここで決定されたOPCは非繰り返し部のOPCが計算終了した後の未計算領域のセルに入れ替えられる(図3のステップ11)。この計算は繰り返し単位セルの種類に応じて繰り返し単位セル2、3・・・と同様に行われる。ここで、繰り返し単位セル1、繰り返し単位セル2、繰り返し単位セル3は例えばトランジスタ繰り返し単位セル、デカップリングキャパシタ単位セル、ダミー繰り返し単位セルである。この場合シミュレーションモデルは繰り返し単位セルがトランジスタセルであればトランジスタセルが展開された領域の、繰り返し単位セルがデカップリングキャパシタセルであればデカップリングキャパシタセルが展開された領域のシミュレーションモデルが採用される。
実施形態2の領域調整ステップは繰り返し領域140を考慮した領域調整ステップ300となる。領域調整ステップ300(S300)のフローを図4に示す。領域調整ステップ300では繰り返し領域についてはトランジスタ領域、デカップリングキャパシタ領域、ダミー領域などにあたる繰り返しの領域一時レイアウト215、225、235それぞれの外周部を繰り返し領域と非繰り返し領域の境界上で所定の領域分縮小する。これら縮小分を非繰り返し領域のそれぞれ対応する精度領域に対して加算した上で、非繰り返し領域に対して領域調整ステップ200と同様に精度に応じた領域分で高精度領域の外周部を拡大し、低精度領域を縮小する領域調整を行う。ここで、繰り返し、非繰り返し領域間の領域調整における所定の領域とは単位セルの大きさによって決まる領域でありこの整数倍の値、たとえば1〜5倍の値で設定される。また、この整数倍の値は本実施形態で作成されるマスクを露光に用いる際の露光条件および計算対象のセルによる領域の精度によって設定されることが望ましい。非繰り返し領域の領域調整ステップでは実施形態1と同様に行われる。領域調整ステップ300により、繰り返しの調整後領域レイアウトデータ440および非繰り返しの調整後領域レイアウトデータ450からなる領域レイアウトデータ400が生成する。
ステップ3の計算領域設定が実施形態1と同様に行われる。次に領域調整ステップ300で得られた調整後領域データ400を参照して分割単位が繰り返し領域レイアウトデータ440に存在するものか判定される(ステップ4)。ここで、分割番号1(図11)の分割単位がステップ4で繰り返しの調整後領域レイアウトデータ440に存在するものではない(NO)と判定されると、非繰り返しの調整後領域レイアウトデータ450を参照して領域による精度分けステップで精度分けが行われる(ステップ5)。続いて精度分けに基づいてOPC付加計算が行われる(ステップ6〜8)。一方、分割番号36の分割単位が繰り返し領域140に存在し、領域調整後ステップ300を行った後にも繰り返しの調整後領域レイアウトデータ440に存在するとする。この場合、ステップ4の繰り返し領域判定でYESとなり計算が行われないためOPCが新たに付加されないパターンデータのままとなる。このようにして、実施形態2のステップ4からステップ10は領域調整ステップ300で非繰り返しの調整後領域レイアウトデータに存在すると判定されたもののみOPCが新たに付加され、繰り返し領域は未計算領域部として残るというフローが分割単位に対して順番に行われる。
未計算領域部をステップ510で作った単位セルの配列を展開して入れ替えることで、全領域のOPCパターン出力が終了する(ステップ11:S11)。この入れ替えは繰り返しの調整後領域レイアウトデータ440を参照して行われる。
実施形態2の意義について説明する。繰り返し領域の内部はどの単位セルでもおなじOPCが掛けられるが、境界付近では周囲の影響を受けて、内部とは異なるOPCとなる。そのため、そのまま繰り返し領域の外周部でも、内部と同じOPCとすれば、境界部で不連続なOPCとなる。そこで、繰り返し領域の外周部を、繰り返し領域と見なさず、繰り返し領域外部のOPC計算をさせることで、境界部で連続なOPCとすることが可能となる。
(第2の実施形態の変形例)
実施形態2の変形例を図6に示す。この変形例では繰り返しパターンOPC計算ステップ510(S510)による計算結果を全体のOPCをかける前にステップ520(S520)で予め置き換える点が実施形態2と異なっている。この場合は、繰り返し、非繰り返しパターンが領域の境界で不連続に繋がる度合いが小さくなる。これはOPCを掛ける場合、その周辺の露光条件がOPCに影響するため、境界で、その周辺となる部分にOPC後の単位セルがあった場合、このセル自体はOPC計算が掛からないことになるが、OPCを施す部位に近接するため、このような効果が生じる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態に対して異なる部分を中心に説明する。第3の実施形態では領域調整ステップ200で得られた調整後領域レイアウトデータをレイアウトデータ単独で保管するのではなく、パターンレイアウトデータに保管する。図8にこの保管方法を図示する。これは領域レイアウトが、パターンレイアウトデータの形式で扱えることにより、パターンレイアウトデータの空きレイヤーに収めることにしたものである。
第3の実施形態での利点は、設計変更に伴う領域レイアウトの変更の管理が容易であり、演算の際に別ファイルを読み込む必要が無いことである。マスク形成のフローとしては第1の実施形態と同じであるが、このような構成による効果は以下の通りである。人間がOPCの出来栄えを検証する際、例えばOPC精度の変化を確認する際に、そこが例えばトランジスタの領域で、その必要なOPC精度が与えられていることを、二つのレイヤーを重ねて見ることで用意に判断できる。また、領域レイアウトをパターンレイアウトと別々のファイルに分けた場合、OPCの精度やモデルを変えたために生じたヴァージョンがあれば、ヴァージョンの同一でない、領域レイアウトとパターンレイアウトでOPCを掛けるというミスを生じる恐れがあるが、一つのファイルにまとめれば、そういったミスは生じない。
この第3の実施形態は第1の実施形態への適用だけではなく、第2の実施形態およびその変形例にも適用できる。第2の実施形態およびその変形例に適用した場合にはパターンレイアウトデータ内に領域調整ステップ300で得られた調整後レイアウトデータ400を保管する形態となる。
以上、本発明の構成について説明したが、これらの構成を任意に組み合わせたものも本発明の態様として有効である。
実施形態1のマスク生成方法の流れを示す図 実施形態1のマスク生成方法の流れの一部を示す図 実施形態2のマスク生成方法の流れを示す図 実施形態2のマスク生成方法の流れの一部を示す図 実施形態2のマスク生成方法の流れの一部を示す図 実施形態2の変形例のマスク生成方法の流れを示す図 実施形態3のマスク生成方法の流れを示す図 実施形態3のデータ保管法を示す図 パターンレイアウトの繰り返し部の説明図 繰り返し、非繰り返し領域の説明図 計算領域設定の説明図 本発明のパターンとレイアウトの関係を示す図 本発明のパターンとレイアウトの関係を示す図 本発明のパターンとレイアウトの関係を示す図 コンタクトホールへの適用例 ドットパターンへの適用例 領域レイアウトの説明図 繰り返し領域レイアウトの説明図 パターンレイアウトデータの説明図
符号の説明
10−14 ゲートパターン
22 拡散層
40 領域調整幅
c 単位セル
100 パターンレイアウトデータ
120 分割単位
130 座標
140 繰り返し領域
150 非繰り返し領域
210 領域1の一時レイアウト
220 領域2の一時レイアウト
230 領域3の一時レイアウト
410 調整後領域1のレイアウト
420 調整後領域2のレイアウト
215 繰り返し領域1の一時レイアウト
225 繰り返し領域2の一時レイアウト
235 繰り返し領域3の一時レイアウト
218 非繰り返し領域1の一時レイアウト
228 非繰り返し領域2の一時レイアウト
238 非繰り返し領域3の一時レイアウト

Claims (18)

  1. 露光用マスクに関わる設計データを
    パターンレイアウトデータと領域レイアウトデータに分ける工程と、
    第1の領域レイアウトデータを近接効果の影響範囲の最大値より小さい範囲で所定の領域分拡大し第1の調整後領域レイアウトデータを生成し、第2の領域レイアウトデータは前記第1の領域レイアウトデータとの境界部分で前記所定の領域分縮小され第2の調整後領域レイアウトデータが生成する領域調整工程と、
    前記第1の調整後領域レイアウトデータに含まれるパターンレイアウトデータに第1の光近接光学補正を行なう工程と、
    前記第2の調整後領域レイアウトデータに含まれるパターンレイアウトデータに第2の光近接光学補正を行なう工程とを含むことを特徴とするマスクデータ生成方法。
  2. 前記第1の領域レイアウトデータで要求されるOPC(Optical Proximity Correction)精度は前記第2の領域レイアウトデータで要求されるOPC精度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載のマスクデータ生成方法。
  3. 前記光近接光学補正を行なう工程は
    前記パターンレイアウトデータを分割し、シミュレーション対象の分割単位を設定する工程と、
    前記領域調整工程で調整された調整後領域レイアウトデータに基づいて前記分割単位を分類する工程と、
    前記分類された複数の分割単位をそれぞれの属する領域に基づく補正パラメータを用いて補正を行って複数の補正された分割単位を形成する工程と、
    前記複数の補正された分割単位を合成する工程とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のマスクデータ生成方法。
  4. 露光用マスクに関わる設計データを
    パターンレイアウトデータと領域レイアウトデータに分ける工程と、
    前記領域レイアウトデータを繰り返し領域レイアウトデータと非繰り返し領域レイアウトデータにおいてOPC精度に応じて分類する工程と、
    OPC精度ごとに前記繰り返し領域レイアウトデータと前記非繰り返し領域レイアウトデータの境界部分において、前記繰り返し領域レイアウトデータをそのOPC精度に適した領域分縮小して繰り返し領域の調整後領域レイアウトデータとし、前記非繰り返し領域レイアウトデータに前記領域分加算し、前記領域分加算された複数の非繰り返し領域レイアウトデータのOPC精度の境界部分において非繰り返し領域のOPC精度の高い領域を非繰り返し領域のOPC精度の低い領域へ近接効果の影響範囲の最大値より小さい範囲でOPC精度の高い領域に適した領域分拡大し、前記非繰り返し領域のOPC精度の低い領域では記OPC精度の高い領域に適した領域分縮小することによって前記領域レイアウトデータの調整を行って非繰り返し領域の調整後領域レイアウトデータを得る領域調整工程と、
    前記パターンレイアウトデータから繰り返し単位セルを抽出する工程と、
    前記抽出した単位セルをアレイ展開し、アレイ展開した領域に応じた補正パラメータを用いて補正を行って補正された単位セルを抽出する工程と、
    前記パターンレイアウトデータのうち前記非繰り返し領域の調整後領域のOPC精度に基づいた光近接光学補正を行なう工程と、
    前記補正された単位セルを繰り返しの前記調整後領域レイアウトデータを参照して入れ替える工程とを有することを特徴とするマスクデータ生成方法。
  5. 前記補正された単位セルを前記非繰り返し領域の光近接光学補正を行った後で入れ替えることを特徴とする請求項4に記載のマスクデータ生成方法。
  6. 前記補正された単位セルを前記非繰り返し領域の光近接光学補正を行う前に入れ替えることを特徴とする請求項4に記載のマスクデータ生成方法。
  7. 前記光近接光学補正を行なう工程は
    前記パターンレイアウトデータを分割し、分割単位を設定する工程と、
    繰り返し領域の前記調整後レイアウトデータに基づいて前記分割単位が繰り返し領域に存在するデータであるかを判定する工程と、
    前記判定工程で繰り返し領域に存在するデータではないと判定された前記分割単位を非繰り返し領域の前記調整後レイアウトデータに基づいてOPC精度分けする工程と、
    前記OPC精度分けされた複数の分割単位をそれぞれの属する領域のOPC精度に基づく補正パラメータを用いて補正を行って複数の補正された分割単位を形成する工程と、
    前記複数の補正された分割単位を合成する工程とを含むことを特徴とする請求項4−6のいずれか1つに記載のマスクデータ生成方法。
  8. 前記領域レイアウトデータがトランジスタ領域データ、デカップリングキャパシタ領域データ、ダミー領域データの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1−7のいずれか1つに記載のマスクデータ生成方法。
  9. 前記調整後領域レイアウトデータをパターンレイアウトデータの空きレイヤーに保管することを特徴とする請求項1−8のいずれか1つに記載のマスクデータ生成方法。
  10. 前記OPC精度の高い領域およびOPC精度の低い領域に含まれる光近接効果補正対象のパターンがラインパターンであることを特徴とする請求項2−9のいずれか1つに記載のマスクデータ生成方法。
  11. 前記OPC精度の高い領域に適した領域分の拡大および縮小を2ピッチ以内で行うことを特徴とする請求項10に記載のマスクデータ生成方法。
  12. 前記OPC精度の高い領域およびOPC精度の低い領域に含まれる光近接効果補正対象のパターンがホールパターンであることを特徴とする請求項2−9のいずれか1つに記載のマスクデータ生成方法。
  13. 前記OPC精度の高い領域に適した領域分の拡大および縮小を2ピッチ以内で行うことを特徴とする請求項12に記載のマスクデータ生成方法。
  14. 前記OPC精度の高い領域およびOPC精度の低い領域に含まれる光近接効果補正対象のパターンがドットパターンであることを特徴とする請求項2−9のいずれか1つに記載のマスクデータ生成方法。
  15. 前記OPC精度の高い領域に適した領域分の拡大および縮小を2ピッチ以内で行うことを特徴とする請求項14に記載のマスクデータ生成方法。
  16. 請求項1−15のいずれか1つのマスク生成方法により得られたマスクデータを取得して、前記マスクデータに基づいて、マスク基板上にパターンを形成することを特徴とするマスク形成方法。
  17. 基板上にレジスト膜を形成し、
    請求項16に記載のマスク形成方法により形成されたマスクを用いて、
    前記レジスト膜を露光することによってレジストパターンを形成し、
    前記レジストパターンをマスクにしてエッチングを行う工程を有するパターン形成方法。
  18. トランジスタ領域と
    前記トランジスタ領域のゲート電極を電極として用いるデカップリングキャパシタを有するデカップリングキャパシタ領域を有する半導体装置であって、
    前記トランジスタ領域側では領域内の前記ゲート電極が略均一な加工精度を有し、
    前記デカップリングキャパシタ領域側では前記トランジスタ領域との境界付近の前記電極の加工精度が前記ゲート電極の加工精度より低く、前記デカップリングキャパシタ領域内部の前記加工精度はさらに低くなっていることを特徴とする半導体装置。
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