JP2008038311A - パルプの叩解方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 紙の製造工程において、機械的叩解処理の後に、パルプ懸濁液中に好ましくは液体噴流によってキャビテーションを生じさせ、それに伴って生じる微細気泡をパルプ懸濁液中に導入し、その微細気泡の崩壊時の衝撃力を利用して、該パルプを所望の濾水度に調製する。
【選択図】図1
Description
ここで、キャビテーション数が大きいということは、その流れ場がキャビテーションを発生し難い状態にあるということを示す。特にキャビテーション噴流のようなノズルあるいはオリフィス管を通してキャビテーションを発生させる場合は、ノズル上流側圧力p1、ノズル下流側圧力p2、、試料水の飽和蒸気圧pvから、キャビテーション数σは下記式(2)のように書きかえることができ、キャビテーション噴流では、p1、p2、pv間の圧力差が大きく、p1≫p2≫pvとなることから、キャビテーション数σはさらに以下の数式2のように近似することができる(H. Soyama, J. Soc. Mat. Sci. Japan, 47(4), 381 1998)。
本発明の叩解方法において、パルプ繊維に対して内部フィブリル化が抑制され、外部フィブリル化が促進される理由としては、完全に解明されたわけではないが次のように考えられる。キャビテーションにより生じる微細な気泡の崩壊時には、前述したように数μmオーダーの局所的な領域に強力なエネルギーが発生する。従って、微細な気泡または気泡雲がパルプ繊維表面あるいは近傍で崩壊する場合、その衝撃力は直接あるいは液体を介してパルプ繊維表面に到達し、パルプ繊維を構成するセルロースの特に非結晶領域に吸収されることにより、パルプ繊維の外部フィブリル化と膨潤が起こるものと考えられる。キャビテーションによりパルプ懸濁液中に生じた気泡はパルプ繊維に対して非常に小さく、その衝撃力は主にパルプ繊維表面近傍に作用し、パルプ繊維全体を損傷させる程大きくはない。更に、パルプ繊維は液体中に分散しており固定されていないため、気泡雲の連続崩壊のような極めて大きな衝撃力であっても、過剰のエネルギーをパルプ繊維自体の運動エネルギーとして吸収する。従って、本発明の方法は、機械的作用単独による従来の叩解方法に比べてパルプ繊維の短小化・切断などの損傷を抑えることができ、内部フィブリル化を抑えることができると考えられる。さらに、予め機械的叩解処理を施し、ある程度パルプ繊維表面に損傷を与えることによって、キャビテーション気泡崩壊時の作用点が増加するため、シート表面性が向上するとともにキャビテーション単独による処理に比べて作用効率が向上し、所望の濾水度に調整するために必要な電力を大幅に削減できる。
市販広葉樹漂白クラフトパルプシートを低濃度パルパーで離解した後、ナイアガラビーターを用いて、処理濃度2%で、カナダ標準濾水度(CSF)566mlまで叩解したものを原料Aとした。原料Aを任意の濃度に調整後、図1に示されるキャビテーション噴流式洗浄装置(ノズル径1.5mm)を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとして、処理時間を変化させて処理し、濾水度を調整した。なお、噴射液として濃度1.1重量%のパルプ懸濁液を使用し、容器内のパルプ懸濁液(濃度1.1重量%)をキャビテーション処理した。処理後のパルプについて、保水度、及びカナダ標準濾水度(CSF)を測定し、結果を表1に示した。
・保水度:JAPAN.TAPPI No.26:2000に従った。
・カナダ標準濾水度(CSF):JIS P 8121:1995に従った。
更に処理後のパルプについてJIS P 8222:1998に基づいて手抄きシートを作製した。手抄きシートの厚さ、坪量を下記の方法で測定し、これを元に密度及び嵩を算出した。さらに、裂断長及び引張破断伸び、比引裂強さ、平滑度、透気抵抗度、比散乱係数を下記の方法で測定した。
・厚さ:JIS P 8118:1998に従った。
・坪量:JIS P 8124:1998(ISO 536:1995)に従った。
・密度及び嵩:手抄きシートの厚さ、坪量の測定値より算出した。
・裂断長及び引張破断伸び:JIS P 8113:1998に従った。
・比引裂強さ:JIS P 8116:2000に従った。
・平滑度、透気抵抗度:JAPAN TAPPI 紙パルプ試験法 No.5-2:2000に従い、王研式平滑度透気度試験機により測定した。
・比散乱係数:TAPPI T425om-91に準拠して色差計(村上色彩製)で測定した。
また、微細繊維を歩留まらせるため、白水を循環させながらシートを作製すること、乾燥プレート、リングを使用せずに、JIS P 8111:1998に規定する標準状態で、一昼夜放置し乾燥させること以外はJIS P 8222:1998に準じてパルプシートを作製し、これについて、JAPAN TAPPI 紙パルプ試験方法 No.27Aに従い、60分後の浸水伸度を測定した。値が大きいほど、水中でシートが伸びたことを示す。これらの結果を表2に示す。
市販広葉樹漂白クラフトパルプシートを低濃度パルパーで離解した後、ナイアガラビーターでCSF448mlまで叩解したものを原料Bとして、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとして、処理時間を変化させてキャビテーション処理し、濾水度を調整した。処理後のパルプについて保水度、カナダ標準濾水度を測定し、結果を表1に示した。さらに、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表2に示した。
市販広葉樹漂白クラフトパルプシートを低濃度パルパーで離解した後、ナイアガラビーターでCSF345mlまで叩解したものを原料Cとして、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとしてキャビテーション処理し、濾水度を調整した。処理後のパルプについて保水度、カナダ標準濾水度を測定し、結果を表1に示した。さらに、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表2に示した。
市販広葉樹漂白クラフトパルプシートを低濃度パルパーで離解した後、ナイアガラビーターでCSF247mlまで叩解したものを原料Dとして、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとしてキャビテーション処理し、濾水度を調整した。処理後のパルプについて保水度、カナダ標準濾水度を測定し、結果を表1に示した。さらに、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表2に示した。
ナイアガラビーターを用いて、濾水度を調整した原料Aを比較例1、同様に原料Bを比較例2、原料Cを比較例3、原料Dを比較例4、さらに叩解処理を行いCSF159mlに調整したものを比較例5とした。叩解後のパルプについて保水度、カナダ標準濾水度を測定し、結果を表1に示した。さらに、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行い、結果を表2に示した。
工場製広葉樹漂白クラフトパルプの完成原料を原料Eとした。原料Eを実機ダブルディスクリファイナーを用いてカナダ標準濾水度(CSF)440mlまで叩解して原料Fとして、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとしてキャビテーション処理し、濾水度を調整した。処理後のパルプについてカナダ標準濾水度を測定し、表3に示した。また、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行った。さらに、表面粗さとしてPPS粗さを以下の方法に従って測定した。
・PPS粗さ:JIS P 8151:2004
また、原料パルプ1tのカナダ標準濾水度(CSF)を100ml低下させるために必要な電力(電力原単位)を算出し、結果を表4に示した。
原料Eを実機ダブルディスクリファイナーを用いてCSF330mlまで叩解したものを原料Gとして、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとしてキャビテーション処理し、濾水度を調整した。処理後のパルプについてカナダ標準濾水度を測定した。また、実施例11と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行った。結果を表3、4に示した。
原料Eを比較例6、原料Fを比較例7、原料Gを比較例8として、それぞれについてカナダ標準濾水度を測定した。さらに、実施例11と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行った。結果を表3、4に示した。
原料Eを、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとして、処理時間を変化させてキャビテーション処理し、濾水度を調整した。処理後のパルプについてカナダ標準濾水度を測定した。また、実施例11と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行った。結果を表3、4に示した。
工場製広葉樹漂白クラフトパルプの完成原料を実機ダブルディスクリファイナーを用いてCSF118mlまで叩解したものを原料Hとして、実施例1と同様にキャビテーション噴流式洗浄装置を用いて、噴射液の圧力(上流側圧力)を7MPa(噴流の流速70m/秒)、被噴射容器内の圧力(下流側圧力)を0.3MPaとしてキャビテーション処理し、濾水度を調整した。処理後のパルプについてカナダ標準濾水度を測定した。また、実施例1と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行った。結果を表5に示した。
原料Hを比較例13とし、原料Hを実機ダブルディスクリファイナーを用いてさらに叩解したものを比較例14として、それぞれについてカナダ標準濾水度を測定した。さらに、実施例13と同様にして手抄きシートを作成し、同様の項目について測定を行った。結果を表5に示した。
2:ノズル
3:キャビテーション噴流セル
4:プランジャポンプ
5:上流側圧力制御弁
6:下流側圧力制御弁
7:上流側圧力計
8:下流側圧力計
9:給水弁
10:循環弁
11:排水弁
12:温度センサー
13:ミキサー
Claims (10)
- 機械的叩解処理の後にキャビテーションによる叩解処理を行うパルプの叩解方法であって、該キャビテーションによる叩解処理がパルプ懸濁液中にキャビテーションによって気泡を発生させ、該気泡をパルプに接触させてパルプを所望の濾水度に調製することを特徴とするパルプの叩解方法。
- キャビテーションによるパルプの叩解処理が、パルプ懸濁液中に液体噴流を用いてキャビテーションを発生させることを特徴とする請求項1記載のパルプの叩解方法。
- パルプ懸濁液を液体噴流として噴射することによってキャビテーションを発生させることを特徴とする請求項2記載のパルプの叩解方法。
- 清水または工程水を液体噴流として、反応容器内のパルプ懸濁液中に噴射することによってキャビテーションを発生させることを特徴とする請求項2記載のパルプの叩解方法。
- パルプ懸濁液を連続的に供給し、処理することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパルプの叩解方法。
- パルプ懸濁液を循環させ複数回処理することにより所望の濾水度に調製することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパルプの叩解方法。
- 対象とするパルプが化学パルプである請求項1〜6のいずれかに記載のパルプの叩解方法。
- 対象とするパルプが機械パルプである請求項1〜6のいずれかに記載のパルプの叩解方法。
- 対象とするパルプが再生パルプである請求項1〜6のいずれかに記載のパルプの叩解方法。
- 請求項1〜9記載の叩解方法で所望の濾水度に調製されたパルプを含有する紙。
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-
2006
- 2006-08-09 JP JP2006217506A patent/JP2008038311A/ja active Pending
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