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JP2008004175A - 不揮発性半導体記憶装置及びその電圧印加方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその電圧印加方法 Download PDF

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JP2008004175A JP2006173127A JP2006173127A JP2008004175A JP 2008004175 A JP2008004175 A JP 2008004175A JP 2006173127 A JP2006173127 A JP 2006173127A JP 2006173127 A JP2006173127 A JP 2006173127A JP 2008004175 A JP2008004175 A JP 2008004175A
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Mario Sako
万里生 酒向
Akira Umezawa
明 梅沢
Norimasa Hara
徳正 原
Kazunori Masuda
和紀 増田
Emiko Hase
恵美子 長谷
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Abstract

【課題】不揮発性半導体記憶装置において微細化及び大容量化と読み出しマージンの向上を同時に達成すること。
【解決手段】本発明においては、行列状に配置された複数の不揮発性メモリセル114と、複数の不揮発性メモリセルのソースに接続されたソース線SLと、消去時にこのソース線に接続された高電圧トランジスタからなるソース線駆動トランジスタ121と、列毎に配置された複数の不揮発性メモリセルのドレインにそれぞれ接続された複数のビット線BLと、ビット線の選択を行い、ソース・ドレイン間の耐圧が高電圧トランジスタよりも低い複数のカラム選択トランジスタQ0〜mから構成されるカラム選択回路とを具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、EEPROMやフラッシュメモリとして用いられる、電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置のひとつであるNOR型フラッシュメモリにおいては、メモリセルに接続されたソース線及びウェル領域に高電圧である消去電圧を供給することにより消去を行う。
このような不揮発性半導体記憶装置においては、微細化及び大容量化が求められ、また同時に、読み出しマージンの向上が求められている。
微細化、大容量化を目的として選択ゲートトランジスタのゲート長を短くした例は以下の文献に開示されている。
特開2000−269468
本発明においては、不揮発性半導体記憶装置において微細化及び大容量化と読み出しマージンの向上を同時に達成することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態では、行列状に配置された複数の不揮発性メモリセルと、前記複数の不揮発性メモリセルのソースに接続されたソース線と、消去時にこのソース線に接続された高電圧トランジスタからなるソース線駆動トランジスタと、列毎に配置された前記複数の不揮発性メモリセルのドレインにそれぞれ接続された複数のビット線と、前記ビット線の選択を行い、ソース・ドレイン間の耐圧が前記高電圧トランジスタよりも低い複数のカラム選択トランジスタから構成されるカラム選択回路とを具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される。
上記手段により、本発明の一実施形態においては、微細化及び大容量化と、読み出しマージンの向上を同時に達成することができる。
前述したように、不揮発性半導体記憶装置のひとつであるNOR型フラッシュメモリにおいては、メモリセルに接続されたソース線及びウェル領域に高電圧である消去電圧を供給することにより消去を行う。
メモリセルは、例えば、浮遊ゲートを有するトランジスタによって構成され、そのトランジスタのゲートに−7.5V、ソース及びウェル領域には10Vの電圧を印加することにより、消去がなされる。
このような高電圧を供給するには、電源電圧である例えば3.3Vが印加される通常のトランジスタとは異なった高電圧用トランジスタを用いる。それは、高電圧を用いる箇所においては、ソースとドレインが短絡する「パンチスルー」という現象により、ドレインからソースに電流が流れてしまう、「リーク電流」という問題が生じる懸念があるからである。
このような高電圧用トランジスタにおいては、ソースとドレインとの間の距離(チャネル長)が、通常のトランジスタのチャネル長よりも長い。設計時においては、NOR型の不揮発性半導体記憶装置において一番高い電圧であるところの消去電圧でも十分な耐圧が確保されるように、例えば高耐圧トランジスタのゲート長はすべて0.55μm以上にするというようなルールを設け、高電圧を用いる系(システム)においては、すべてこのルールを適用していた。
半導体メモリにおいて回路面積の縮小は一つの大きな課題であり、セルの微細化と共に周辺回路も同様に微細化が求められる。特にセルアレイに近い位置にあるカラム選択トランジスタに対する微細化の要求は高い。また、カラム選択トランジスタのゲート長は、オン時(導通時)のドレイン・ソース間抵抗に比例する。これはすなわち、読み出し時にセルに流れる電流を減少させ、正確な読み出しを困難にしている。
しかしながら、従来においては、カラム選択トランジスタも消去電圧をブロックするに足りる十分な耐圧を要求して、消去電圧を供給するのに用いるトランジスタと同様の高耐圧トランジスタを用いていた。
そこで、本発明においては、消去時にカラム選択トランジスタのソースとドレインが短絡する「パンチスルー」という現象が起こることをあえて回避せずに、消去電圧を供給するのに用いるトランジスタの耐圧よりも低い耐圧のトランジスタをカラム選択トランジスタに用いる。
より具体的には、書き込み電圧が5.25V、消去電圧が10Vである場合には、カラム選択トランジスタには、書き込み電圧以上の耐圧を確保するが、消去電圧の耐圧を確保しない。カラム選択トランジスタには、5.25V以上10V以下の耐圧のトランジスタを用いる。
このように、カラム選択トランジスタに消去電圧の保証をしなくてもかまわない理由は、消去時には、ビット線に消去電圧よりわずかに低い約9.4Vの電圧が印加される(この電圧降下は、セルトランジスタのドレインとウェルとの間のPN接合によって生じる。)ところ、この電圧によってカラム選択トランジスタにパンチスルーが生じても、隣接するビット線にも同様の電圧が供給されている以上、あえて問題にはならないからである。
一方で、カラム選択トランジスタが共通接続された端子(データの入出力回路側の端子)からより外側(書き込み回路やデータに入出力回路)で消去電圧(実際にはこれよりもわずかに低い電圧)に耐え得るだけの高耐圧トランジスタを用いる。
このようにして、微細化されたビット線と同様のピッチで配列しなければならないカラム選択トランジスタには小さなトランジスタを用いることができ、その結果、ビット線やメモリセルのさらなる微細化が可能となり、不揮発性半導体記憶装置の大容量化が達成される。同時に、カラム選択トランジスタにチャネル長の小さいトランジスタを用いることにより、チャネルのオン抵抗が小さくなり、読み出しマージンがより向上する。
従来は、カラム選択トランジスタに10V以上の耐圧を確保して、無用に大きなトランジスタをカラム選択トランジスタに用いていたことによって、大容量化と読み出しマージンの向上を阻んでいた。しかし、本発明によって、このような問題が解決される。
本発明の実施例1を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1にかかるNOR型フラッシュメモリの回路構成図である。
メモリセルアレイ114は、複数の不揮発性メモリセルを行列状(n+2行m+1列)に並べて構成されている。各メモリセルはウェルの中に形成されたフローティングゲートを有するMOSトランジスタから構成されており、このMOSトランジスタは、ゲート、ソース、ドレインを有している。
このメモリセルのデータを消去するためには、例えば、ソース及びウェルに10Vを印加しゲートに−7.5Vの負電圧を印加する。この結果、フローティングゲートに注入されていた電子がトンネル酸化膜を介してウェルへと放出される。この際、ドレインには電圧を印加せず、フローティング状態にするが、実際には、ウェル・ドレイン間のPN接合に準バイアスがかかる。このウェル・ドレイン間のPN接合は0.6Vの閾値を有するので、ドレインには約9.4V程度の電圧がかかることになる。
このメモリセルにデータの書き込みを行うには、例えば、ドレインに5.25V、ゲートに10Vを印加する。この結果、ドレイン近傍でホットエレクトロンが発生し、フローティングゲートに電子が蓄積されることになる。
このメモリセルからデータの読み出しを行うには、例えば、ドレインには例えば1.2V、ゲートには例えば3.3V、ソースには0Vの電圧を印加し、ドレインからソースに電流が流れているかどうかを検出する。
このメモリセルアレイ114中のすべてのメモリセルのソースは、ソース線SLに接続されている。
また、このメモリセルアレイ114中のすべてのメモリセルは、一つのウェル内に形成されており、そのウェルはウェル端子NWからウェル電位が供給されるように構成されている。
このメモリセルアレイ114中各列のメモリセルのドレインは、それぞれ、列毎にビット線BL0〜BLmに接続されている。
このメモリセルアレイ114には1行のフラグセル113と、1+n行のノーマルセル(メモリセルアレイ114中のフラグセル113以外の部分)が存在し、各メモリセルのゲートは、それぞれ、ワード線WLF、WL0〜WLnに接続されている。
これらワード線WLF、WL0〜WLnはワード線ドライバ108によって駆動される。フラグセル113に接続されたフラグワード線WLFを駆動するワード線ドライバ108には、フラグセルを選択する信号であるフラグセル選択信号FLAGSELが供給され、それ以外のワード線ドライバ108にはロウデコーダ106の出力である選択信号がそれぞれ供給される。
ロウデコーダ106はメモリセルアレイ114の行選択を行うところの行アドレスROWADDが供給される。
前述した消去負電圧(−7.5V)を生成する回路が消去負電圧用昇圧回路102であり、この消去負電圧用昇圧回路102は、電源電圧VDDによって動作する。
消去時にソース等に供給する消去電圧(10V)を発生させる回路が消去正電圧用昇圧回路101であり、この回路も電源電圧VDDによって動作する。
前述したように、ソース及びウェルには、消去電圧(10V)または接地電圧(0V)が印加される。トランジスタ121〜124は、これら消去電圧または接地電圧を、ソース及びウェルに印加するのに用いられる。信号ERS_ONが高レベルになると、トランジスタ121、122が導通して消去電圧がソース線とウェルに供給される。信号ERS_ONが低レベルになると、インバータ125の出力が高レベルとなり、トランジスタ123、124が導通し、接地電圧がソース線とウェルに供給される。これらトランジスタ121〜124及びインバータ125を構成するトランジスタはいずれも10Vの高電圧でもパンチスルーがおきないような高耐圧トランジスタが用いられる。例えば、0.55μmのゲート長のトランジスタが用いられる。
各ビット線BL0〜BLmには、それぞれ異なったカラム選択トランジスタQ0〜mが接続されている。このカラム選択トランジスタQ0〜mの耐圧は、その設計上、消去電圧(10V)までは保証されていない。つまり、消去電圧(10V)がソースに印加された場合にパンチスルーが起きる可能性があることを前提に設計されている。仮にパンチスルーがおきた場合でも、カラム選択トランジスタQ0〜mのドレイン側の共通接続端子であるデータ線DLも10V近く(正確には、ビット線BLの電圧は電圧降下により9.4Vとなっているので、データ線DLもその程度の電圧である。)まで上昇するが、消去動作時には、すべてのビット線BLが10V近くまで上昇しているため、動作には影響が生じない。
しかしながら、このカラム選択トランジスタQ0〜mは、書き込み電圧(5.25V)に対する耐圧は十分に保証されている。そうしなければ、書き込み電圧がカラム選択トランジスタQ0〜mの共通接続端子であるデータ線DLに印加された場合に、すべてのビット線BLに同様の書き込み電圧が印加されてしまうおそれがあるからである。
カラム選択トランジスタQ0〜mのゲートには、カラム選択信号線が供給されており、このカラム選択信号線はカラムデコーダ回路107によって駆動される。カラムデコーダ回路107にはカラムアドレスCOLADDが供給され、このカラムアドレスCOLADDの組み合わせにより、メモリセルの行選択がなされる。
カラム選択トランジスタQ0〜mの共通接続端子であるデータ線DLには、書き込み回路が接続されている。この書き込み回路は、高耐圧トランジスタによって構成されるトランジスタ131と、書き込み負荷トランジスタ109と、書き込み電圧用昇圧回路103と、書き込み制御回路132等から構成される。
書き込み制御回路132には書き込みデータDATAと、書き込み制御信号PRG_ONが供給され、両者のANDをとって、書き込み負荷トランジスタ109を制御する。このように、書き込み制御信号PRG_ONが高レベルのときには、書き込みデータDATAに応じ、トランジスタ109、131が導通し、書き込み電圧用昇圧回路103で発生した書き込み電圧5.25Vがデータ線DLに供給される。
前述したように、カラム選択トランジスタQ0〜mは消去電圧をブロックするだけの耐圧を保証していない。したがって、データ線DLに消去電圧(厳密には、消去電圧よりもやや低い電圧)が現れる可能性がある。そこで、トランジスタ131の耐圧は、消去電圧(厳密にはこれよりやや低い電圧)に耐えられるだけの大きさを確保している。
カラム選択トランジスタQ0〜mの共通接続端子であるデータ線DLには、さらに、読み出し回路が接続されている。この読み出し回路は、高耐圧トランジスタによって構成されるトランジスタ110と、Nチャネルトランジスタ141、142、Pチャネルトランジスタ143、144、リファレンス電位発生回路104、センスアンプ111、データラッチ回路105等から構成される。
読み出し時には、読み出し制御信号READ_ONが高レベルとなり、トランジスタ110が導通し、Nチャネルトランジスタ141、142、Pチャネルトランジスタ143、144から構成される負荷回路がメモリセルに流れる電流を読み出し電圧に変換する。この読み出し電圧は、センスアンプ111により、リファレンス電位発生回路104の出力である参照電圧と比較され、その比較結果がデータラッチ回路105でラッチされる。
前述したように、カラム選択トランジスタQ0〜mは消去電圧をブロックするだけの耐圧を保証していない。したがって、データ線DLに消去電圧(厳密には、消去電圧よりもやや低い電圧)が現れる可能性がある。そこで、トランジスタ110の耐圧は、消去電圧(厳密にはこれよりやや低い電圧)に耐えられるだけの大きさを確保している。
以上説明した回路において、トランジスタ121のドレイン耐圧VR0と、トランジスタ131ないし110のソース耐圧VR1と、カラム選択トランジスタQ0〜mのソース耐圧VR2を比較すると、以下の不等式(1)が成立する。
VR0≧VR1>VR2 ・・・(1)
トランジスタの耐圧の違いを前提にチャネル長を適宜設定するのであれば、ただし、トランジスタ121のチャネル長をL0と、トランジスタ131ないし110のチャネル長をL1と、カラム選択トランジスタQ0〜mのチャネル長をL2とすれば、以下の不等式(2)が成立する。
L0≧L1>L2 ・・・(2)
具体的には、L0は0.55μm、L1は0.5μm、L2は0.35μmである。
なお、ソース線SLに印加される消去電圧よりもビット線BLないしデータ線DLに印加されることになる消去電圧のほうが、メモリセルのウェル・ドレイン間の電圧降下分だけ低い。したがって、このような電圧降下を考慮してトランジスタ耐圧の使い分けをするのであれば、以下の不等式(3)が成立する。
VR0>VR1>VR2 ・・・(3)
トランジスタの耐圧の違いを前提にチャネル長を適宜設定するのであれば、以下の不等式(4)が成立する。
L0>L1>L2 ・・・(4)
具体的には、L0は0.55μm、L1は0.5μm、L2は0.35μmである。
このようにして、微細化されたビット線と同様のピッチで配列しなければならないカラム選択トランジスタQ0〜mには小さなトランジスタを用いることができ、その結果、ビット線やメモリセルのさらなる微細化が可能となり、不揮発性半導体記憶装置の大容量化が達成される。同時に、カラム選択トランジスタQ0〜mにチャネル長の小さいトランジスタを用いることにより、チャネルのオン抵抗が小さくなり、読み出しマージンがより向上する。
続いて、カラム選択トランジスタQ0〜mに低耐圧トランジスタを用いることにより、読み出しマージンが向上することを説明する。
図2は、MOSトランジスタのドレイン電流IDのドレイン電圧VD依存性を表したグラフである。図中Aの線は、消去電圧(10V)の耐圧を保証して設計した高耐圧トランジスタの特性である。ドレイン電圧を上げてゆくと、三極管領域から五極管領域へと移行(A0)し、ついでドレイン電圧が10Vを超えると突如としてパンチスルーが発生する(A1)。図中Bの線は、消去電圧の耐圧は保証していないが、書き込み電圧(5.25V)の耐圧は保証して設計したトランジスタの特性である。ドレイン電圧を上げてゆくと、三極管領域から五極管領域へと移行する(B0)ことは図中Aと同じであるがチャネル長が短いため、同一チャネル幅であれば、ドレイン電流が大きい。5.25Vを超えるとパンチスルーが発生する(B1)。このトランジスタが複数のカラム選択トランジスタQ0〜mの特性である。
この図からも理解されるように、本発明の一実施形態においては、書き込み時には、書き込み電圧として、複数のカラム選択トランジスタQ0〜mの耐圧よりも低い電圧を印加し、消去時には、消去電圧として、複数のカラム選択トランジスタQ0〜mの耐圧よりも高い電圧を印加している。
このように、トランジスタの耐圧を下げると、同一チャネル幅で駆動電流の大きいトランジスタを設計することが容易となる。そして、このようなトランジスタを読み出し回路に直列に挿入したほうが、読み出しのマージンが高くなる。
従来は、カラム選択トランジスタQ0〜mに10V以上の耐圧を確保して、無用に大きなトランジスタを用いていた。そして、大容量化と読み出しマージンの向上を阻んでいた。しかし、本実施例に係る本発明の不揮発性半導体記憶装置によって、このような問題が解決される。
本発明の実施例2を、図面を参照して説明する。
図3は本発明の実施例2にかかるNOR型フラッシュメモリのカラム選択回路部分の回路構成図である。その他の部分の構成は図1と同様なので省略する。
実施例1と実施例2の違いは、カラム選択回路を多段構成(2段構成)としたことである。
実施例2のカラム選択回路は、ツリー(木)状にカラム選択トランジスタが接続されており、ビット線に近い側の1段目カラム選択トランジスタQ10、Q11・・・は、ソースが直接ビット線BL0、BL1・・・に接続され、ドレインは共通に接続されている。同様に、1段目カラム選択トランジスタQ14、Q15・・・は、ソースが直接ビット線BLk、BLk+1・・・BLmに接続され、ドレインは共通に接続されている。1段目カラム選択トランジスタQ10、Q11・・・のドレインは、2段目カラム選択トランジスタQ21のソースに、1段目カラム選択トランジスタQ14、Q15・・・は、2段目カラム選択トランジスタQ22のソースにそれぞれ接続されている。2段目カラム選択トランジスタQ21、22のドレインは共通にデータ線DLに接続されている。このようにして、ビット線BLとデータ線DLとは、2つのトランジスタを介して接続される。このような構成では、カラム選択信号線の本数を大幅に減らすことが可能となり、よりチップ面積を縮小することができる。したがって、カラム選択トランジスタの低耐圧化とあいまって、大容量の不揮発性半導体記憶装置を得ることができる。
この発明は、携帯電話やメモリカード等に搭載される電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置の大容量化、特性の向上に利用することができる。
本発明の実施例1にかかるNOR型フラッシュメモリの回路構成図 本発明の実施例1における効果を説明するグラフ 本発明の実施例2にかかるNOR型フラッシュメモリの回路構成図
符号の説明
SL ソース線
WLF、WL0〜n ワード線
BL0〜m ビット線
Q0〜m カラム選択トランジスタ
DL データ線
101 消去正電圧用昇圧回路
102 消去負電圧用昇圧回路
103 書き込み電圧用昇圧回路
104 リファレンス電位発生回路
105 ラッチ回路
106 ロウデコーダ回路
107 カラムデコーダ回路
111 センスアンプ
113 フラグセル
114 メモリセルアレイ
109、110、121、122、123、124、131、141、142、143、144 トランジスタ
125 インバータ
132 書き込み制御回路

Claims (5)

  1. 行列状に配置された複数の不揮発性メモリセルと、
    前記複数の不揮発性メモリセルのソースに接続されたソース線と、
    消去時にこのソース線に接続された高電圧トランジスタからなるソース線駆動トランジスタと、
    列毎に配置された前記複数の不揮発性メモリセルのドレインにそれぞれ接続された複数のビット線と、
    前記ビット線の選択を行い、ソース・ドレイン間の耐圧が前記高電圧トランジスタよりも低い複数のカラム選択トランジスタから構成されるカラム選択回路と
    を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記カラム選択トランジスタの耐圧は、前記不揮発性メモリセルの書き込み電圧よりも高いことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、さらに、
    前記高耐圧トランジスタから構成され、前記書き込み電圧を前記カラム選択トランジスタを介して前記メモリセルに供給する書き込み回路とを具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 行列状に配置された複数の不揮発性メモリセルと、
    前記複数の不揮発性メモリセルのソースに接続されたソース線と、
    消去時にこのソース線に高電圧を与えるソース線駆動トランジスタと、
    列毎に配置された前記不揮発性メモリセルのドレインにそれぞれ接続された複数のビット線と、
    それぞれゲートに前記ビット線を選択するための信号が供給され、ゲート長が前記ソース線駆動トランジスタよりも短い複数のカラム選択トランジスタと
    を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  5. 行列状に配置され、書き込み電圧を印加することにより書き込まれ、前記書き込み電圧よりも高い電圧を印加することにより消去される複数の不揮発性メモリセルと、
    列毎に配置された前記複数の不揮発性メモリセルのドレインにそれぞれ接続された複数のビット線と、
    それぞれ一端が前記複数のビット線に接続された複数のカラム選択トランジスタを具備する不揮発性半導体記憶装置における電圧印加方法であって、
    書き込み時には、前記書き込み電圧として、前記複数のカラム選択トランジスタの耐圧よりも低い電圧を印加し、
    消去時には、前記消去電圧として、前記複数のカラム選択トランジスタの耐圧よりも高い電圧を印加する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の電圧印加方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010044824A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Seiko Instruments Inc 半導体不揮発性記憶装置
WO2013042439A1 (ja) * 2011-09-23 2013-03-28 太陽誘電株式会社 半導体装置
CN111091860A (zh) * 2019-12-26 2020-05-01 普冉半导体(上海)有限公司 Eeprom存储器

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