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JP2008065895A - 編集装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

編集装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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JP2008065895A JP2006241865A JP2006241865A JP2008065895A JP 2008065895 A JP2008065895 A JP 2008065895A JP 2006241865 A JP2006241865 A JP 2006241865A JP 2006241865 A JP2006241865 A JP 2006241865A JP 2008065895 A JP2008065895 A JP 2008065895A
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Abstract

【課題】ポストロール区間を記録しないようにする。
【解決手段】AUTO EDITコマンドを受信すると、記録を開始させるIN点までプリロールされ、再生が開始される。IN点まで再生がされると、記録が開始される。記録が開始されると、記録を終了させるOUT点に到達するまで記録が継続される。OUT点に到達すると、ポストロール区間を記録するように設定されているか否かが判断される。ポストロール区間を記録しないと設定されていた場合、記録が終了され、ポストロール区間を記録すると設定されていた場合、ポストロール区間の記録が継続されたあと、記録が終了される。本発明は、映像を編集する編集システムに適用できる。
【選択図】図13

Description

本発明は編集装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、複数の映像の編集時に、ポストロールを記録しない編集を行えるようにした編集装置および方法、並びにプログラムに関する。
ビデオテープなどに記録された映像から必要な部分を切り出し、つなぎ合わせ、新たな映像を作り出したり、既にある映像に所定のシーンを挿入したりするといった編集が行われることがある。
図1は、従来の編集システムの一例の構成を示す図である。図1に示した編集システムは、再生用VTR(Video Tape Recoder)11、記録用VTR12、および、編集用コントローラ13を含む構成とされている。図1に示した編集システムは、リニア編集を行う場合のシステム構成例である。
再生用VTR11は、ビデオテープに記録されている映像や音声(以下、代表して映像とだけ記載する)を再生し、記録用VTR12に供給する。再生用VTR11が再生を開始したり、終了したりする動作や、記録用VTR12が、記録を開始したり、終了したりする動作は、編集コントローラ13により制御される。
図1に示した編集システムで行われる編集について説明する。編集システムによる編集として、例えば、図2に示すように、素材テープに記録されている映像A、映像B、映像Cを切り出し、映像B、映像A、映像Cの順番でつなぎ合わせ、記録用テープ(完パケテープ)を作成する編集がある。このような、素材テープの必要箇所を順次ダビングするような編集が行われる場合、以下のような処理が、図1に示した編集システムにおいて行われる。
まず、再生用VTR11で、素材テープのうちの映像Bの部分が再生され、記録用VTR12に供給され、記録用VTR12で映像Bが記録される。次に、再生用VTR11で、映像Aの部分が再生され、、記録用VTR12に供給され、記録用VTR12で映像Aが記録される。そして、再生用VTR11で、映像Cの部分が再生され、記録用VTR12に供給され、記録用VTR12で映像Cが記録される。
このような再生と記録が繰り返されることにより、映像B、映像A、映像Cの順番で記録された完パケテープが作成される。このような再生や記録が行われるように、編集コントローラ13は、再生用VTR11と記録用VTR12にコマンドを出して制御を行う。また、このような編集ができるように、再生用VTR11と記録用VTR12は、それぞれタイミングが合った動作を行う必要がある。
図1に示した編集システムにおいて、編集コントローラ13が、再生用VTR11と記録用VTR12を制御するとしたが、再生用VTR11と記録用VTR12のうちの、どちらかが、編集コントローラ13の役割を兼ねる構成とされるときもある。
他の編集としてインサートと称される編集がある。インサートとは、図3に示すように、既に映像が記録されている記録済テープに対して、映像Aを挿入し、完パケテープを作成するような編集である。インサートの場合、記録済テープに記録されている映像の一部区間に、映像Aの映像が上書きされる。
インサートの場合には、例えば、記録用VTR12に、映像が記録されている記録済テープがセットされ、再生用VTR11に映像Aが記録されているビデオテープがセットされ、再生される。再生用VTR11により再生された映像Aが、記録用VTR12に供給され、記録済テープのインサートが指示された部分に上書きされる。
次に、他の編集としてアセンブルと称される編集について説明する。アセンブルという編集は、基本的に空のビデオテープ(映像が記録されていないビデオテープ)に、映像を順次記録していく編集である。アセンブルに関し、図4を参照して説明する。
時点1は、ビデオテープに何も記録されていない状態である。この空のビデオテープは、記録用VTR12にセットされる。時点2において、映像Aが、空のビデオテープに記録される。時点2のときには、再生用VTR11に映像Aが記録されているビデオテープがセットされ、再生され、記録用VTR12に供給されることにより、記録用VTR12で、空のビデオテープに映像Aが記録される。
このように、映像Aが記録されるように、編集コントローラ13は、再生用VTR11と記録用VTR12にコマンドを出し、再生の開始の制御や記録の開始の制御などを行う。
時点3において、映像Aが記録されたビデオテープに映像Bがさらに記録される。この映像Bが記録されるときも、映像Aが記録されたときと同様の処理が、編集システムにおいて行われる。さらに、時点4において、映像Aと映像Bが記録されたビデオテープに映像Cが記録される。この映像Cが記録されるときも、映像Aや映像Bが記録されたときと同様の処理が、編集システムにおいて行われる。
図5を参照し、さらに、詳細にアセンブルに関する処理について説明を加える。時点1は、ビデオテープに映像Xが記録されている状態である。図4を参照した説明においては、“空のビデオテープ”と記述したが、実際には、ビデオテープの先頭部分には、予め所定の信号が記録されている。所定の信号とは、例えば、カラーバーなどのテスト用の信号である。
時点1に示したように、テスト用の信号が記録されているビデオテープに、映像Aを記録させる。映像Aは、IN点から記録される。IN点から映像Aが記録される場合、IN点より少し前に頭出し(プリロール)がされ、再生が開始される。このように、実際に記録を開始するIN点より前から再生を開始するのは、ビデオテープの走行を安定させるのに必要な区間を確保するため、また、再生用VTR11と記録用VTR12のタイミングを合わせるために必要な区間を確保するためである。
ビデオテープが再生され、IN点に到達すると(時点3)、映像Aの記録が開始される。
記録用VTR12には、映像Xが記録されたビデオテープがセットされ、記録用VTR12は、そのセットされているビデオテープのIN点より前の部分から再生を開始する。再生されている間に、ビデオテープが安定走行する状態になり、再生用VTR11とのタイミングが合う状態にされる。そして、IN点に到達すると、再生用VTR11により映像Aが再生され、記録用VTR12で供給される映像Aの記録が開始される。
編集コントローラ13は、IN点まで再生し、IN点に到達した時点で、記録に切り替えるように、記録用VTR12を制御する。また編集コントローラ13は、IN点に到達した時点で、映像Aの再生が開始されるように、再生用VTR11を制御する。
映像Aの記録が継続され、映像Aの記録を終了するOUT点(記録したい区間の最後)に到達しても、記録は継続される(時点4)。OUT点から実際に記録が終了されるまでの区間は、ポストロール(POSTROLL)区間などと称される。ポストロール区間は、例えば、2秒間などである。
ポストロール区間が設けられるのは、次の編集に備えた区間であり、余裕の区間が必要とされるからである。このように、OUT点に到達してもポストロール区間が経過するまで、記録用VTR12は記録を継続する。
時点2から時点5までの処理は、編集コントローラ13から“AUTO EDIT”というコマンドが記録用VTR12に出されることにより実行される。
さらに、映像Aの後に映像Bが記録される場合、時点6に示すように、先にOUT点とされた点がIN点とされ、そのIN点から映像Bが記録される。すなわち、時点2や、時点3のときの処理と同じように、映像AのOUT点(映像BのIN点)より前の部分から再生され、IN点に到達したときに、映像Bの記録が開始される。
このように、ポストロール区間は、次の編集で上書きされてしまうため、最終的な完パケテープには残らない。
ここまでは、図1に示したようなリニア編集を行う編集システムにおける編集について説明したが、説明した編集は、図6に示すようなノンリニア編集を行う編集システムにおいても基本的に同様に行われる。
図6に示した編集システムは、ノンリニア編集を行うシステムであり、VTR21とノンリニア編集機(NLE)22を含む構成とされている。VTR21は、映像や音声が記録されたビデオテープを再生し、ノンリニア編集機22に供給する。ノンリニア編集機22は、例えば、PC(Personal Computer)などから構成され、内蔵するハードディスクドライブ(HDD)に、VTR21からの映像を取り込む。
HDDは、ランダムアクセス可能なので、例えば、図2を参照して説明したような、所定の映像から必要な箇所を切り取り、順番を入れ換えて記録するといったような編集を、ビデオテープの場合とは異なり、テープの巻き戻しや早送りといった処理を行わなくても行うことが可能であるため、編集がしやすいという利点がある。
ノンリニア編集機22は、内蔵したHDDなどに記録された映像を編集し、完パケを作成する。作成された完パケは、VTR21に供給され、VTR21にセットされたビデオテープに記録される。
このように、VTR21から素材をノンリニア編集機22に供給する(手順1)、ノンリニア編集機22で編集を行い、完パケを作成する(手順2)、ノンリニア編集機22から作成された完パケを供給し、VTR21で完パケを記録する(手順3)といった流れで処理が行われる。手順1と手順3は、リニア編集のときと同じコマンドが用いられて処理が実行される。
リニア編集のときとノンリニア編集のときとで、同じ制御コマンドが用いられることにより、素材中の所望の区間を正確に取り込むこと(VTR21からノンリニア編集機22に、所望の区間の映像を正確に供給し、記録させること)ができ、完パケをビデオテープに正確に記録させること(ノンリニア編集機22からVTR21に完パケを正確に供給し、VTR21にセットされているビデオテープに正確に記録させること)ができる。
また、ノンリニア編集機22からVTR21に完パケを供給し、VTR21で記録するとき、AUTO EDITコマンドが使われることがある。AUTO EDITコマンドが使われた場合、図7を参照して説明するように処理が行われる。
時点1は、新たな映像を記録させるビデオテープにカラーバーなどのテスト信号の映像Xが既に記録されている状態であり、そのようなビデオテープがVTR21にセットされている状態である。時点2において、AUTO EDITが実行されると、ノンリニア編集機22からVTR21に完パケAが供給され、VTR21において、信号Xの次に完パケAがIN点からOUT点まで記録され、さらにOUT点からポストロール区間分、記録処理が継続される。OUT点から記録されるポストロール区間には、例えば黒画像の信号が記録される。
ノンリニア編集機22において、複数の完パケを作成し、それらの完パケをつなげて、新たな完パケを作成する場合、時点3に示すように、例えば、完パケAの後に完パケBが記録される。完パケBの先頭部分は、完パケAの記録の際に作成されたポストロール区間に上書きされる。そのため、完パケAと完パケBの間にポストロール区間は存在しない状態になる(時点3)。
このように、ポストロール区間は、次の完パケが上書きされることにより、新たに作成された完パケには、ポストロール区間が存在せずに、完パケ同士が綺麗につながった完パケが作成される。ただし、図7の時点3に示すように、最後に書き込まれた完パケBの末尾には、ポストロール区間が存在する。
上記したような編集を行う装置は、例えば、非特許文献1に示すように、流通している。
ソニー株式会社、[online]、[平成18年9月1日検索]、インターネット<URL:http://www.ecat.sony.co.jp/business/video_production/acc/index.cfm?PD=22584&KM=RM-280>
上記したような説明においては、記録媒体がビデオテープの場合(完パケの記録を行うのがVTRの場合)を例にあげて説明した。近年、記録媒体として、ビデオテープ以外の記録媒体が用いられるつつある。例えば、ディスク状の記録媒体が用いられたビデオカメラ、再生装置、記録装置などが普及しつつある。ビデオテープ以外の記録媒体が用いられた場合においても、上記したような編集は同様に行われているし、ユーザも同様に行えることを期待している。
しかしながら、例えばテープ状の記録媒体とディスク状の記録媒体を比較したとき、それぞれの記録媒体に特徴があり、同一に扱うことができない場合もある。例えば、ディスク状の記録媒体を用いたときには、図8に示すような再生と記録が行われる。
ディスク状の記録媒体に記録されている映像データが再生されている状態のとき、時刻t1において、記録の指示が出されると、既に映像データが記録されているポイントP2の位置から記録が行われる。換言すれば、時刻t1のとき、ポイントP1が再生されていても、そのポイントP1から記録が開始されるのではなく、既に記録がされている映像データの末尾であるポイントP2から記録が開始される。
さらに換言するならば、ディスク状の記録媒体が用いられているときには、上書きされずに、記録が行われる。このように上書きされないように制御されることにより、誤って既に記録されている映像データを上書きしてしまう(削除してしまう)ようなことを防ぐことが可能なる。また、既に記録されている映像データを再生し、その映像を確認しているような場合であっても、記録させたい映像があったときに、即座に対応すること(記録を開始すること)が可能となる。
ビデオテープの場合、例えば、記録されている映像を再生しているときに、記録を開始させると、その時点で再生されているテープ上のポイントから記録が開始される。この場合、既に記録されている映像があると、その上に上書きされてしまうことになり、既に記録されていた、そのポイント以降の映像は失われてしまうことになる。
または、テープが早送りされ、映像が記録されていない箇所まで移動され、そこから記録が開始される。この場合、テープが早送りされている間、記録が行われないため、ユーザが記録したかった映像が記録できない(記録のチャンスを失う)可能性があった。
ディスク状の記録媒体では、ビデオテープ記録媒体と異なり、ランダムアクセス可能なため、上記したように、既に記録されているデータを削除するようなことなく、再生から記録へと動作を即座に切り替えることができる。
ディスク状の記録媒体においては、図8を参照して説明したように、既に記録されているデータを削除しないように、新たなデータの記録が行われる。ここで、このような制御が行われるディスク状の記録媒体を用いて、例えば、図7を参照して説明したような編集(アセンブル)が行われるときの処理について説明を加える。
ディスク状の記録媒体が用いられて、複数の完パケが接続され1つの完パケが作成される場合、図9に示すように作成される。図9の時点2’は、AUTO EDITが1度実行されたあとの状態であり、AUTO EDITが実行されたことにより完パケAが記録されている状態を示している。これは、図7に示したビデオテープに完パケAを記録した状態(時点2)と同等な状態である。すなわち、ディスク状の記録媒体で編集するときも、ポストロール区間が記録される。
完パケAが記録されたあと、さらに、AUTO EDITが実行され、完パケBが記録される場合、図9の時点3’に示すように、ポストロール区間の後に完パケBの記録が開始される。すなわちこの場合、ポストロール区間には上書きされずに、ポストロール区間がそのまま残ることになる。これは、図8を参照して説明したように、ディスク状の記録媒体の場合、再生されているときに記録が開始されると、既に記録されているデータを上書きしないように制御されるためである。
完パケBが完パケAの後に記録されるとき、処理の流れとしては、まず完パケAが再生される。そして、完パケAのOUT点(完パケBのIN点)に到達すると記録が開始されるが、再生から記録に処理が変わるので、図8に示した状態と同じであり、既に記録されているデータに上書きしないような制御が行われ、結局、ポストロール区間の末尾まで記録位置が移動され、ポストロール区間の終了点が、完パケBのIN点とされ、記録が開始される。
このような処理が行われるため、完パケAと完パケBとの間にポストロール区間が残ってしまう。編集者が、完パケAと完パケBが連続した映像を期待して編集したような場合であっても、作成された完パケは、完パケAと完パケBとの間に、黒画像などのポストロール区間の映像が挿入された形の映像となってしまう。
このように、ポストロール区間が残ってしまうことにより、編集者が意図した映像と異なる映像が、編集者に提供されてしまうといった不都合が生じることがあった。
換言すれば、ビデオテープを用いた編集と同様に、AUTO EDITのコマンドで、編集をさせると、ビデオテープを用いた編集のときには得られていた映像が、ディスク状の記録媒体を用いたときには得られないといったことが発生してしまう可能性があった。そのためにディスク状の記録媒体が用いられたときには、ビデオテープの場合と同様の編集を、同様に行わせることができず、編集者が混乱してしまうといったことや、編集者に煩わしさを感じさせてしまうといったことがあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の映像を余分な映像を挟むことなく接続できるようにするものである。
本発明の一側面の編集装置は、所定のコマンドを受信したときに、そのコマンドに対応する処理として、記録を制御する記録制御手段と、前記記録制御手段により記録が制御され、所定の記録媒体にデータを記録する記録手段とを備え、前記記録制御手段は、前記データの記録を終了させる時点で、記録を終了させるか否かを判断し、記録を終了させると判断した場合、記録を終了するように前記記録手段を制御し、記録を終了させないと判断した場合、所定の時間分のデータを記録したあと、記録を終了するように前記記録手段を制御する。
前記所定のコマンドは、AUTO EDITコマンドであるようにすることができる。
前記所定の記録媒体は、ディスク状の記録媒体であるようにすることができる。
前記所定の時間分のデータは、ポストロール(POSTROLL)区間分のデータであるようにすることができる。
前記記録制御手段は、ユーザにより設定された設定情報に基づき、記録を終了させるか否かの判断を行い、前記設定情報をユーザが設定できるユーザインタフェースをさらに備えるようにすることができる。
本発明の一側面の編集方法は、所定の記録媒体にデータを記録する記録手段を備える編集装置の編集方法であって、所定のコマンドを受信したときに、そのコマンドに対応する処理として、前記記録手段による記録を制御する記録制御ステップを含み、前記記録制御ステップは、前記データの記録を終了させる時点で、記録を終了させるか否かを判断し、記録を終了させると判断した場合、記録を終了するように前記記録手段を制御し、記録を終了させないと判断した場合、所定の時間分のデータを記録したあと、記録を終了するように前記記録手段を制御する。
本発明の一側面のプログラムは、所定の記録媒体にデータを記録する記録手段を制御するコンピュータのプログラムであって、所定のコマンドを受信したときに、そのコマンドに対応する処理として、前記記録手段による記録を制御する記録制御ステップを含み、前記記録制御ステップは、前記データの記録を終了させる時点で、記録を終了させるか否かを判断し、記録を終了させると判断した場合、記録を終了するように前記記録手段を制御し、記録を終了させないと判断した場合、所定の時間分のデータを記録したあと、記録を終了するように前記記録手段を制御する。
本発明の一側面の編集装置および方法、並びにプログラムにおいては、所定の記録媒体にデータを記録するとき、記録が終了される時点で、記録を即座に停止するか、所定の区間分だけ記録を継続したあと記録を停止するかの判断が行われ、その判断に基づく記録が実行される。
本発明の一側面によれば、複数の映像を接続するときに、ポストロール区間などと称される区間を、含ませるか否かをユーザが選択できるようになる。また、ユーザの選択の結果、ポストロール区間を含ませないと選択されたときには、映像同士をポストロール区間がない状態で接続することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の編集装置(例えば、図11の記録装置51)は、所定のコマンドを受信したときに、そのコマンドに対応する処理として、記録を制御する記録制御手段(例えば、図11の制御部71)と、前記記録制御手段により記録が制御され、所定の記録媒体にデータを記録する記録手段(例えば、図11の記録部72)とを備える。
前記記録制御手段は、ユーザにより設定された設定情報に基づき、記録を終了させるか否かの判断を行い、前記設定情報をユーザが設定できるユーザインタフェース(例えば、図15に示した画面)をさらに備えるようにすることができる。
本発明の一側面の編集方法およびプログラムは、所定の記録媒体にデータを記録する記録手段を備える編集装置の編集方法であって、所定のコマンドを受信したときに、そのコマンドに対応する処理として、前記記録手段による記録を制御する記録制御ステップを含み、前記記録制御ステップは、前記データの記録を終了させる時点で、記録を終了させるか否かを判断し(例えば、図13のステップS16,S17)、記録を終了させると判断した場合、記録を終了するように前記記録手段を制御し(例えば、図13のステップS18)、記録を終了させないと判断した場合、所定の時間分のデータを記録したあと、記録を終了するように前記記録手段を制御する(例えば、図13のステップS19)。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図10は、本発明を適用した編集システムの一実施の形態の構成を示す図である。図10に示した編集システムは、記録装置51とノンリニア編集機52を含む構成とされている。図10に示した編集システムにおいて、ノンリニア編集機52は、内蔵する記録媒体、例えばハードディスクドライブ(HDD)に、映像データを記録し、その記録されている映像データを編集し、完パケデータを作成する。
なおここでは、“映像データを編集する”、“映像データを記録する”といった記載をするが、映像データに付随する音声データも、映像データの編集に合わせて編集や記録がされる。すなわち、“映像データを編集する”、“映像データを記録する”といった記載には、適宜、音声データも編集、記録されていることを含む記載であるとし、映像データのみが編集や記録の対象となっているという限定を示す記載ではない。
ノンリニア編集機52により作成された完パケは、記録装置51に供給され、記録装置51にセットされている所定の記録媒体に記録される。
ノンリニア編集機52は、内蔵する記録媒体に映像データを記録するが、その記録する映像データは、記録装置51から供給されるようにしても良い。すなわち、記録装置51が再生機能を有し、その再生機能により再生された映像データが、ノンリニア編集機52に供給され、記録されるようにしても良い。
図11は、記録装置51の内部構成例を示す図である。記録装置51は、制御部71、記録部72、および、操作・表示部73を備える構成とされる。
制御部71は、CPU(Central Processing Unit)などから構成され、記録装置51の各部を制御する。具体的に、制御部71は、ノンリニア編集機52からのAUTO EDITコマンドを入力すると、AUTO EDITコマンドが入力されたときの処理を、記録部72の記録動作を制御することにより行う。また、制御部71は、そのような制御を行うために、記録部72の状態を監視する。
記録部72は、所定の記録媒体に対して、映像データを記録する。所定の記録媒体として、例えば、ディスク状の記録媒体が用いられる。
操作・表示部73は、キーボードやマウスなどで構成される操作部と、操作部による操作を反映した表示を行うディスプレイなどで構成される表示部とから構成される。操作・表示部73は、タッチパネルなどで構成されていても良く、タッチパネルなどで構成される場合、操作部と表示部が一体型に構成される。
図12は、ノンリニア編集機52の内部構成例を示す図である。ノンリニア編集機52は、パーソナルコンピュータで構成することができ、図12に示した構成は、パーソナルコンピュータの構成例を示す。
CPU101は、ROM(Read Only Memory)102、または記憶部108に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)103には、CPU101が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104により相互に接続されている。
CPU101にはまた、バス104を介して入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107が接続されている。CPU101は、入力部106から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU101は、処理の結果を出力部107に出力する。
入出力インタフェース105に接続されている記憶部108は、例えばハードディスクからなり、CPU101が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。また、記憶部108は、記録装置51からの映像データを記憶する。通信部109は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
また、通信部109を介してプログラムを取得し、記憶部108に記憶してもよい。
入出力インタフェース105に接続されているドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部108に転送され、記憶される。
次に、図10に示した編集システムで実行される編集について説明する。ここでは、アセンブルなどと称される、複数の映像(完パケ)を接続し、新たな映像(完パケ)を作成する際の処理を例にあげて説明する。
アセンブルについては、図5、図7、図9を参照して説明したが、再度、これらの図面を参照し、簡便に説明を加える。
図5を再度参照するに、時点1のビデオテープには、テスト信号として映像Xが記録されている。テスト用の信号が記録されているビデオテープに、映像Aを記録させる場合、AUTO EDITコマンドが出されることにより、IN点から映像Aの記録が開始される。
映像Aの記録が継続され、映像Aの記録を終了するOUT点(記録したい区間の最後)に到達しても、ポストロール(POSTROLL)区間分だけ記録が継続される(時点3,4)。ポストロール区間は、例えば、2秒間などである。
引き続き、AUTO EDITコマンドが出されることにより、映像Bが記録される場合、映像AのOUT点が映像BのIN点とされ、記録が行われる。すなわち、映像Aが記録されたときに作成されたポストロール区間は、映像Bが上書きされることにより削除され、映像Aと映像Bが連続的に接続された映像とされる。
このような編集は、ビデオテープなどのテープ状の記録媒体が用いられているときは一般的に行われていた編集である。ディスク状の記録媒体が用いられているときにも、AUTO EDITコマンドが出されることにより、映像Aと映像Bが接続されるときには、同様の処理が行われる。しかしながら、ディスク状の記録媒体に映像Aと映像Bが、同様の処理が行われることにより記録される場合、図9を参照して説明したように、映像Aと映像Bの間に、ポストロール区間が存在する映像とされてしまう。
これは、ディスク状の記録媒体に記録が行われるときには、既に記録されているデータに上書きしないというルールに基づいて記録が行われるからである。
ディスク状の記録媒体に映像Aと映像Bを記録させたとき、編集者が、映像Aと映像Bとの間にポストロール区間が残っている映像を意図して作成したときならば良いが、テープ状の記録媒体のときと同様な映像、すなわち、映像Aと映像Bとの間にポストロール区間が存在しない映像を意図して作成したときだと、編集者の意図と異なる編集がされてしまうことになる。
このような不都合が生じないようにディスク状の記録媒体に複数の映像を記録させるような編集のときであっても、映像と映像の間にポストロール区間が存在しないように制御されるようにする。
そのような制御が行われる編集システムの処理、ここでは特に、記録装置51で行われる処理について、図13、図14を参照して説明する。また、図13に示したフローチャートの処理は、記録装置51がAUTO EDITコマンドを受信したときに、行われる一連の動作である(1回のAUTO EDITコマンドで実行される動作である)。
ステップS11において、記録装置51の制御部71(図11)は、ノンリニア編集機52からAUTO EDITコマンドを受信する。AUTO EDITコマンドを受信するときに、記録部72にセットされている記録媒体に記録されている映像は、図14のステップS11の状態として示したように、映像Aが記録されている状態であるとする。換言すれば、AUTO EDITコマンドが映像Aに対して実行され、記録された状態であるか、または、先頭部分にカラーバーなどの映像信号が記録されている状態である。
映像Aが記録媒体に記録されている状態のときに、AUTO EDITコマンドが受信され、映像Bが続けて記録される場合を例にあげて説明する。
制御部71は、AUTO EDITコマンドを受信すると、ステップS12において、記録部72を制御し、IN点にプリロール(PREROLL)する。そして、ステップS13において再生が開始される。
IN点とは、記録を開始させる位置である。IN点にプリロールするとは、IN点より所望の区間、例えば、数秒前の位置に頭出しすることを意味する。例えば、図14のステップS12の状態として示したように、映像Bの記録を開始させるIN点より数秒前のポイントP1の位置から再生が開始される。
制御部71の制御のもと、記録部72により再生が開始されると、ステップS14において、IN点に到達したか否かが判断される。図14のステップS13の状態として示したように、映像Aの再生がIN点まで到達すると(換言すれば、映像Aの終端まで再生がされると)、IN点に到達したと判断され、ステップS15に処理が進められる。制御部71は、記録部72の状態を監視し、IN点に到達したか否かを、IN点に到達したと判断するまで、判断し続ける。
IN点に到達されたと判断されると、ステップS15において、記録が開始される。制御部71は、記録部72が、再生を停止し、ノンリニア編集機52から供給される映像Bの記録に処理を切り替えるような制御を開始する。この場合、図14のステップS15の状態として示すように、IN点から映像Bの記録が開始される。映像Bの記録が開始されると、ステップS16において、OUT点に到達したか否かが判断される。OUT点とは、記録を終了させる位置である。
図14のステップS16の状態として示したように、映像Bの記録が継続されていると、OUT点に到達する。制御部71は、記録部72の状態を監視し、OUT点に到達したか否かを、OUT点に到達したと判断するまで、判断し続ける。OUT点に到達した時点で、ステップS17において、ポストロール区間の記録が設定されているか否かが判断される。
ポストロール区間の記録が設定されているか否かの判断は、例えば、制御部71が、設定情報を確認することにより行われる。設定情報は、制御部71が各種の処理を実行する上で必要となるデータを保持する記憶部(不図示)に記憶されている。また、設定情報は、ユーザの指示に基づき生成され、記憶される。
ここで、ポストロール区間の記録を設定するか否かを、ユーザが設定できるようにするためのユーザインタフェース(UI:User Interface)について説明を加える。図15は、操作・表示部73に表示される画面の一例を示す図である。図15に示した画面には、ポストロール区間の記録を行うか否かの選択肢が記載された選択肢表示領域131、選択肢表示領域131に表示されている選択肢を選択する際に操作されるボタン132とボタン133、選択された選択肢で設定するときに操作されるボタン134、および、設定を取り消すとき操作されるボタン134が表示されている。
選択肢表示領域131には、ポストロール区間を記録するように設定されるときの選択肢として“ON”という表示と、ポストロール区間を記録しないように設定されるときの選択肢として“OFF”という表示がされている。この“ON”または“OFF”を選択するのに、ボタン132およびボタン133が操作される。ボタン132乃至ボタン134は、マウスなどを操作することにより選択できるように構成されている。またはタッチパネルなどにより、直接操作できるようにしても良い。
また、選択肢表示領域131において選択されている選択肢は、選択されていない選択肢と区別がつくように表示される。図14に示した例においては、“ON”という選択肢が選択されていることをユーザに認識させるために、四角で“ON”という文字が囲まれて表示されている。
選択されている選択肢で設定するときには、ボタン134が操作され、設定を保存せずに処理を終了させるときにはボタン135が操作される。
ボタン134が操作されたとき、その時点で設定されている設定情報が記憶される。例えば、ポストロール区間を記録しないという選択肢である“OFF”が選択されている状態のときに、ボタン134が操作されると、“ポストロール区間を記録しない”という設定情報が、制御部71により設定され、記憶される。
このような設定は、図13に示したフローチャートの処理が開始される前、すなわち、AUTO EDITコマンドが出される前の時点で行われる。このようなポストロール区間を記録させるか否かの設定は、ステップS17において実行される判断処理が行われる前の時点で行われていれば良い。
また、図15に示したような画面で一度設定された情報は、設定が変更されるまで継続されても良いし、AUTO EDITコマンドを受信するたびに設定し直されるようにしても良い。例えば、映像Aが記録される前の時点で設定が行われ、映像Bが記録されるときにも、引き続きその設定が引き継がれて記録が行われるようにしても良いし、映像Bが記録されるときには、新たに設定し直されるようにしても良い。
図13のフローチャートの説明に戻り、ステップS17においては、制御部71により記憶されている設定情報が参照され、ポストロール区間の記録が設定されているか否かが判断される。ステップS17において、ポストロール区間の記録が設定されいないと判断された場合、ステップ18に処理が進められる。ステップS18に処理が来る場合、OUT点まで到達し、ポストロール区間を記録しない設定となっているため、記録の処理が終了される。制御部71は、記録部72を記録が停止されるように制御する。
このようにポストロール区間の記録がされずに、記録が終了されると、図14のステップS18の状態として示したような完パケが作成される。図14に示したように、ポストロール区間が記録されないために、OUT点で記録が終了されている。このような完パケに対して、さらに映像Cを接続するような場合、映像BのOUT点が映像CのIN点とされ、記録が行われるため、映像Bと映像Cの間に、ポストロール区間が挿入されたような映像となるようなことはない。
一方、ステップS17において、ポストロール区間を記録すると設定されていると判断された場合、ステップS19に処理が進められる。ステップS19に処理が来る場合、OUT点まで到達し、ポストロール区間を記録するという設定となっているため、ポストロール区間の記録が行われ、その後、記録の処理が終了される。
このようにポストロール区間の記録がされたあと、記録が終了されると、図14のステップS19の状態と示したような完パケが作成される。図14に示したように、ポストロール区間が記録されるために、OUT点以降も所定の秒数だけ記録されてから記録が終了されている。
例えば、記録媒体としてディスク状の記録媒体が用いられている場合には、OUT点から、所定の時間分だけのデータが記録された状態で記録が終了される(すなわち、例えば、予めポストロール区間分のデータが用意されており、そのデータが記録媒体に書き込まれることで、記録処理が終了される)。また記録媒体としてテープ状の記録媒体が用いられている場合には、所定の時間分だけ記録が継続されることにより、所定の時間分のデータが記録され、その後、記録が終了される。
このように、本実施の形態においては、ポストロール区間を記録するか否かをユーザが設定できるようになる。よって、例えば、ディスク状の記録媒体を用いて編集を行うような場合であっても、ポストロール区間の映像がない、複数の映像(完パケ)が連続した完パケを作成することが可能となる。また、ポストロール区間を記録するか否かの設定だけ行えば、ユーザは、ビデオテープなどのテープ状の記録媒体を用いて編集する場合と同じ操作で意図する映像を作成することが可能となる。
上述した実施の形態においては、図10に示したように、ノンリニア編集機52による組み合わせで編集システムを組む場合を例にあげて説明したが、リニア編集を行う編集機との組み合わせで編集システムを組む場合にも、本発明を適用することができる。
また、上述した実施の形態においては、映像を編集する場合を例にあげて説明したが、音声を編集する場合にも本発明を適用することは可能である。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図12に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア111、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM102や、記憶部108を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである通信部109を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
従来の編集システムの一例の構成を示す図である。 編集について説明する図である。 編集について説明する図である。 編集について説明する図である。 編集について説明する図である。 従来の編集システムの他の構成例を示す図である。 編集について説明する図である。 再生から記録に処理が移行するときの処理について説明する図である。 ポストロール区間が残ることについて説明するための図である。 本発明の編集システムの一実施の形態の構成を示す図である。 記録装置の内部構成例を示す図である。 ノンリニア編集機の内部構成例を示す図である。 記録装置の動作について説明するフローチャートである。 編集について説明する図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。
符号の説明
51 記録装置, 52 ノンリニア編集機, 71 制御部, 72 記録部, 73 操作・表示部, 101 CPU, 102 ROM, 103 RAM, 104 バス, 105 入出力インタフェース, 106 入力部, 107 出力部, 108 記憶部, 109 通信部, 110 ドライブ, 111 リムーバブルメディア

Claims (7)

  1. 所定のコマンドを受信したときに、そのコマンドに対応する処理として、記録を制御する記録制御手段と、
    前記記録制御手段により記録が制御され、所定の記録媒体にデータを記録する記録手段と
    を備え、
    前記記録制御手段は、前記データの記録を終了させる時点で、記録を終了させるか否かを判断し、
    記録を終了させると判断した場合、記録を終了するように前記記録手段を制御し、
    記録を終了させないと判断した場合、所定の時間分のデータを記録したあと、記録を終了するように前記記録手段を制御する
    編集装置。
  2. 前記所定のコマンドは、AUTO EDITコマンドである
    請求項1に記載の編集装置。
  3. 前記所定の記録媒体は、ディスク状の記録媒体である
    請求項1に記載の編集装置。
  4. 前記所定の時間分のデータは、ポストロール(POSTROLL)区間分のデータである
    請求項1に記載の編集装置。
  5. 前記記録制御手段は、ユーザにより設定された設定情報に基づき、記録を終了させるか否かの判断を行い、
    前記設定情報をユーザが設定できるユーザインタフェースをさらに備える
    請求項1に記載の編集装置。
  6. 所定の記録媒体にデータを記録する記録手段を備える編集装置の編集方法であって、
    所定のコマンドを受信したときに、そのコマンドに対応する処理として、前記記録手段による記録を制御する記録制御ステップを含み、
    前記記録制御ステップは、前記データの記録を終了させる時点で、記録を終了させるか否かを判断し、
    記録を終了させると判断した場合、記録を終了するように前記記録手段を制御し、
    記録を終了させないと判断した場合、所定の時間分のデータを記録したあと、記録を終了するように前記記録手段を制御する
    編集方法。
  7. 所定の記録媒体にデータを記録する記録手段を制御するコンピュータのプログラムであって、
    所定のコマンドを受信したときに、そのコマンドに対応する処理として、前記記録手段による記録を制御する記録制御ステップを含み、
    前記記録制御ステップは、前記データの記録を終了させる時点で、記録を終了させるか否かを判断し、
    記録を終了させると判断した場合、記録を終了するように前記記録手段を制御し、
    記録を終了させないと判断した場合、所定の時間分のデータを記録したあと、記録を終了するように前記記録手段を制御する
    プログラム。
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