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JP2007525927A - 広帯域無線接続通信システムのスリープモードにおける周期的レンジングシステム及び方法 - Google Patents

広帯域無線接続通信システムのスリープモードにおける周期的レンジングシステム及び方法 Download PDF

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JP2007525927A JP2007501725A JP2007501725A JP2007525927A JP 2007525927 A JP2007525927 A JP 2007525927A JP 2007501725 A JP2007501725 A JP 2007501725A JP 2007501725 A JP2007501725 A JP 2007501725A JP 2007525927 A JP2007525927 A JP 2007525927A
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Abstract

移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、基地局により、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間で周期的レンジングを遂行すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、移動加入者端末機により、前記聴取期間で前記通報を受信し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記特定時点で前記周期的レンジングを遂行する段階と、を有する。

Description

本発明は広帯域無線接続通信システムに関するもので、特に、スリープモードで加入者端末機と周期的レンジングを遂行するシステム及び方法に関するものである。
次世代通信システムである4世代(4th Generation:以下、“4G”とする)通信システムで、高い伝送速度による多様なサービス品質(Quality of Service:以下、“QoS”とする)を有するサービスをユーザーに提供するための活発な研究が進んでいる。最近、4G通信システムでは、無線近距離通信ネットワーク(Local Area Network:以下、“LAN”とする)システム、及び無線都市地域ネットワーク(Metropolitan Area Network:以下、“MAN”とする)システムのような広帯域無線接続(Broadband Wireless Access:BWA)通信システムに、移動性(mobility)とサービス品質(QoS)を保証しながら高速サービスを支援するための研究が活発になされている。その代表的な通信システムが、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16a通信システム、及びIEEE802.16e通信システムである。
IEEE802.16a通信システム、及びIEEE802.16e通信システムは、無線MANシステムの物理チャンネル(physical channel)に、広帯域伝送ネットワークを支援するために直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:以下、“OFDM”とする)方式、及び直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access:以下、“OFDMA”とする)方式を適用する。IEEE802.16a通信システムは、加入者端末機(Subscriber Station:以下、“SS”とする)が固定された状態、すなわちSSの移動性を全く考慮しない状態と、単一セル構造だけを考慮している。これに対して、IEEE802.16e通信システムは、IEEE802.16a通信システムにSSの移動性を考慮するシステムである。ここで、移動性を有するSSは、MSS(Mobile Subscriber Station)と称する。
図1は、一般的なIEEE802.16e通信システムの構造を概略的に示す図である。
図1を参照すると、IEEE802.16e通信システムは、多重セル構造、すなわちセル100とセル150を有する。また、IEEE802.16e通信システムは、セル100を管理する基地局(Base Station:BS)110と、セル150を管理する基地局140と、複数のMSS111,113,130,151,153とを含む。そして、基地局110,140とMSS111,113,130,151,153との間の信号送受信は、OFDM/OFDMA方式を使用して遂行される。ここで、MSS111,113,130,151,153の中のMSS130は、セル100とセル150との境界領域、すなわちハンドオーバー(handover)領域に位置する。したがって、MSS130が、基地局110と信号を送受信する間に、基地局140が管理するセル150に移動すると、そのMSS130に対するサービング基地局(serving BS)が基地局110から基地局140に変更される。
MSSの移動性を考慮するIEEE802.16e通信システムでは、MSSの電力消耗が、システム全体の性能の重要な要因として作用する。したがって、MSSの電力消耗を最小化するために、MSSと基地局との間にスリープモード(sleep mode)動作、及びアウェイクモード(awake mode)動作が提案された。また、MSSと基地局とのチャンネル状態の変化に対応するために、MSSは、周期的に基地局とのタイミングオフセット(timing offset)、周波数オフセット(frequency offset)、及び電力を調整するレンジング(ranging)動作を遂行するようになる。特に、MSSの移動性を考慮するIEEE802.16e通信システムでは、上述のようなレンジングの中の周期的(periodic)レンジングに対する重要度が高くなってきている。
以下に、図2を参照して、IEEE802.16e通信システムのスリープモード動作について説明する。
図2は、一般的なIEEE802.16e通信システムのスリープモード動作を概略的に示す。
スリープモードは、パケットデータの伝送時に、パケットデータが伝送されない期間が発生するアイドル(idle)期間で、MSSの電力消耗を最小化するために提案された。すなわち、スリープモードは、MSSと基地局とが同時にスリープモードに状態遷移(mode-transit)することによって、パケットデータが伝送されないアイドル期間でのMSSの電力消耗を最小化する。
一般的に、パケットデータは、バースト(burst)的に発生する特性を有する。そのため、パケットデータが伝送されない期間とパケットデータが伝送される期間の両方において同一に動作することは不合理であるという理由で、スリープモードが提案された。その反面、スリープモードにおいて伝送するパケットデータが発生すると、基地局とMSSは、同時にアウェイクモードに状態遷移してパケットデータを送受信すべきである。
スリープモードは、電力消耗だけでなくチャンネル信号間の干渉(interference)を最小化するための方式としても提案される。しかしながら、パケットデータはトラフィック(traffic)に影響を大きく受けるため、スリープモード動作は、パケットデータのトラフィック特性及び伝送方式特性などを考慮して遂行しなければならない。
図2を参照すると、参照番号211は、パケットデータの発生パターンを示すもので、複数のオン/オフ期間で構成される。オン期間はパケットデータ、すなわちトラフィックが発生するバースト期間で、オフ期間はトラフィックが発生しないアイドル期間である。上記のようなトラフィック発生パターンにより、MSSと基地局は、スリープモードとアウェイクモードとの間を遷移し、MSSの電力消耗を最小化すると同時にチャンネル信号間の干渉を防止することが可能である。
参照番号213は、基地局及びMSSのモード変更(mode change)パターンを示すもので、複数のアウェイクモードとスリープモードで構成される。アウェイクモードでは、トラフィックが生成されて、基地局とMSSとは実質的にパケットデータを送受信する。一方、スリープモードでは、トラフィックが生成されず、基地局とMSSとの間にパケットデータの送受信が実質的になされない。
参照番号215は、MSSの電力レベルを示すもので、アウェイクモードにおけるMSSの電力レベルは“K”で、スリープモードにおけるMSSの電力レベルは“M”である。ここで、アウェイクモードにおけるMSSの電力レベルKとスリープモードにおけるMSSの電力レベルMとを比較すると、Mの値がKの値に比べてはるかに小さい。すなわち、スリープモードでは、パケットデータの送受信がなされないため、MSSは電力がほとんど消耗されない。
スリープモード動作を支援するための、IEEE802.16e通信システムで現在提案している方式を説明すると、次のようである。
まず、スリープモードに状態遷移するためには、MSSが基地局から状態遷移の許可を受信すべきである。また、基地局は、MSSがスリープモードに状態遷移をするように許可し、MSSにパケットデータを送信する。なお、基地局は、MSSの聴取期間(listening interval)でMSSに伝送されるパケットデータが存在することを知らせなければならない。このとき、MSSは、スリープモードからアウェイクし、基地局からこのMSSに伝送されるべきパケットデータが存在するか否かを確認する。聴取期間について、下記に、より詳細に説明する。
確認の結果、基地局からMSSに伝送されるパケットデータが存在する場合に、MSSは、スリープモードからアウェイクモードに状態遷移し、基地局からパケットデータを受信する。一方、確認の結果、基地局からMSSに伝送されるパケットデータが存在しない場合に、MSSは、スリープモードに復帰するか、或いはアウェイクモードをそのまま維持することが可能である。
以下に、スリープモードとアウェイクモードで動作を支援するために要求されるパラメータ(parameter)を説明する。
(1)スリープ識別子(SLPID)
IEEE802.16e通信システムで提案するスリープ識別子(Sleep Identifier:SLPID)は、MSSがスリープモードに状態遷移する過程で、スリープ応答(Sleep-Response:SLP_RSP)メッセージを通じて割り当てられる値で、スリープモードで動作するMSSのみに対する固有の値として使用される。すなわち、スリープ識別子は、聴取期間を含むスリープモードのMSSを区分するのに使用され、該当MSSがアウェイクモードに遷移するときに、スリープ識別子は、基地局に戻され、スリープ応答メッセージを通じて、スリープモードに遷移しようとする他のMSSに再使用され得る。ここで、スリープ識別子は、10ビットのサイズを有し、これによって1024個のスリープモード動作を遂行するMSSを支援可能になる。
(2)スリープ期間
スリープ期間は、MSSが要求し、MSSの要求により基地局によって割り当てられる期間である。このスリープ期間は、MSSがスリープモードに状態遷移してから聴取期間が始まるまでスリープモードを維持する時間期間(time interval)を示す。つまり、スリープ期間は、MSSがスリープモードで動作する時間として定義される。
スリープ期間以後にも基地局からMSSに伝送されるデータがない場合に、MSSは、持続的にスリープモードで動作することができる。この場合に、MSSは、予め設定されている初期スリープウィンドウ(initial sleep window)値、及び最終スリープウィンドウ(final sleep window)値を用いて、スリープ期間を増加させることによって、スリープ期間をアップデートする。ここで、初期スリープウィンドウ値は最小スリープウィンドウ値を示し、最終スリープウィンドウ値は最大スリープウィンドウ値を示す。また、初期スリープウィンドウ値、及び最終スリープウィンドウ値は、フレームの数で表すことが可能である。下記にこの最小ウィンドウ値及び最大ウィンドウ値を説明するため、ここではその詳細な説明を省略する。
聴取期間は、MSSが要求し、MSSの要求により基地局によって割り当てられる期間である。この聴取期間は、MSSがスリープモードからしばらくウェイクアップした後に、基地局のダウンリンク(downlink)信号に同期してトラフィック指示(Traffic Indication:以下、“TRF_IND”とする)メッセージのようなダウンリンクメッセージを受信する時間期間を示す。TRF_INDメッセージは、MSSに伝送されるトラフィック(すなわち、パケットデータ)が存在するか否かを示すメッセージである。このTRF_INDメッセージは下記に説明するため、ここではその詳細な説明を省略する。
聴取期間の間、MSSは、TRF_INDメッセージを受信待機する。TRF_INDメッセージに含まれているスリープ識別子ビットマップ上のMSSを示すビットが、ポジティブ指示(positive indication)を示す値で表記されると、MSSはアウェイクモードを継続して維持し、結果的にアウェイクモードにモード遷移する。その反対に、TRF_INDメッセージに含まれているスリープ識別子ビットマップ上のMSSを示すビットが、ネガティブ指示(negative indication)を示す値で表記されると、再びスリープモードに遷移する。
(3)スリープ期間アップデートアルゴリズム
MSSは、スリープモードにモード遷移すると、予め設定されている最小ウィンドウ値を最小スリープモード期間として見なして、スリープ期間を決定する。その後、MSSは、聴取期間でスリープモードからアウェイクし、基地局から伝送されるパケットデータが存在するか否かを確認する。その結果、伝送されるパケットデータが存在しないと、MSSは、スリープ期間を以前のスリープ期間の2倍の値に設定し、継続してスリープモードで動作する。例えば、最小ウィンドウ値が“2”である場合に、MSSは、スリープ期間を2フレームに設定し、2フレームの間スリープモードで動作する。2フレームが経過した後に、MSSは、スリープモードからアウェイクし、TRF_INDメッセージが受信されるか否かを判定する。TRF_INDメッセージが受信されない場合に、すなわち、基地局からMSSに伝送されるパケットデータが存在しない場合に、MSSは、スリープ期間を2フレームの2倍である4フレームに設定し、4フレームの間スリープモードで動作する。このように、スリープ期間は、初期スリープウィンドウ値から最終スリープウィンドウ値までの間で増加する。上述したようなスリープ期間のアップデートのためのアルゴリズムは、スリープ期間アッアップデートアルゴリズムである。
以下に、スリープモード及びアウェイクモードにおける動作を支援するために、IEEE802.16e通信システムで現在定義しているメッセージが説明される。
(1)スリープ要求(Sleep Request:SLP_REQ)メッセージ
スリープ要求メッセージは、MSSから基地局に伝送されるメッセージのことを指し、MSSがスリープモードへのモード遷移を要求するときに使用される。スリープ要求メッセージは、MSSがスリープモードに遷移するときに要求されるパラメータ、すなわち情報エレメント(Information Element:IE)が含まれる。下記の<表1>は、スリープ要求メッセージのフォーマットを示す。
Figure 2007525927
スリープ要求メッセージは、MSSの接続識別子(Connection Identifier:以下、“CID”とする)に基づいて伝送される専用メッセージ(dedicated message)である。<表1>に示すようなスリープ要求メッセージの情報エレメントの各々を説明すると、次のようである。
まず、管理メッセージタイプ(Management Message Type)は、現在伝送されるメッセージのタイプである。この管理メッセージタイプが45の値を有する場合(管理メッセージタイプ=45)に、それはスリープ要求メッセージを示す。初期スリープウィンドウ値はスリープ期間のために要求された開始値を示し、最終スリープウィンドウ値はスリープ期間のために要求された終了値(stop value)を示す。すなわち、スリープ期間アップデートアルゴリズムで説明したように、スリープ期間は、初期スリープウィンドウ値から最終スリープウィンドウ値までの間でアップデートが可能になる。また、聴取期間は、フレーム値で示すことができる。
(2)スリープ応答(Sleep Response:SLP_RSP)メッセージ
スリープ応答メッセージは、スリープ要求メッセージに対する応答メッセージである。このスリープ応答メッセージは、MSSによって要求されたスリープモードへのモード遷移を許容するか否かを示すメッセージとして使用可能であり、また、非要求指示(unsolicited instruction)を示すメッセージとしても使用可能である。スリープ応答メッセージは、MSSがスリープモードで動作するときに要求される情報エレメントが含まれる。スリープ応答メッセージのフォーマットは、下記の<表2>のようである。
Figure 2007525927
また、スリープ応答メッセージは、MSSのCIDに基づいて伝送される専用メッセージで、<表2>に示すような情報エレメントを含む。
まず、管理メッセージタイプは、現在伝送されるメッセージのタイプを示す。例えば、管理メッセージタイプが46の値を有する場合(管理メッセージタイプ=46)に、それはスリープ応答メッセージを示す。また、スリープ許可(sleep-approved)値は1ビットで示す。スリープ許可値が‘0’である場合には、スリープモードへの遷移が拒否されることを示す。一方、スリープ許可値が‘1’である場合には、スリープモードへの遷移が許可されることを示す。スリープモードへの遷移に対するMSSの要求が拒否された場合(すなわち、スリープ許可値が‘0’に設定される場合)に、MSSは、スリープ要求メッセージを基地局に伝送するか、或いは非要求指示を示すスリープ応答メッセージを基地局から受信待機する。スリープ許可値が‘1’である場合に、スリープ応答メッセージは、上記に説明した開始フレーム、初期スリープウィンドウ、最終スリープウィンドウ、聴取期間、及びスリープ識別子を含む。スリープ許可値が‘0’である場合に、スリープ応答メッセージは、再要求動作(REQ-Action)と、再要求時間(REQ-Duration)の値を含む。
ここで、開始フレーム値は、MSSが第1のスリープ期間に進入するまでのフレーム(スリープ応答メッセージを受信したフレームは含まれない)の数のことを指す。すなわち、MSSは、スリープ応答メッセージを受信したフレーム以後、すぐ次のフレームから開始フレーム値に該当するフレームが経過した後で、スリープモードに状態遷移する。スリープ識別子は、スリープモードで動作するMSSを区分するために使用され、全体で1024個のスリープモードで動作するMSSを区分することができる。
上述したように、初期スリープウィンドウ値は、スリープ期間のための開始値(フレーム単位で測定される値)を示す。聴取期間は、聴取期間のための値(フレーム単位で測定される値)を示す。最終スリープウィンドウ値は、スリープ期間のための終了値(フレーム単位で測定される値)を示す。再要求動作値は、スリープモードへの遷移が拒否されたときに、MSSがすべき動作を示す。
(3)トラフィック指示(Traffic Indication)メッセージ
TRF_INDメッセージは、聴取期間でMSSに伝送するメッセージであって、基地局からMSSに伝送するパケットデータが存在するか否かを示す。TRF_INDメッセージのフォーマットは、下記の<表3>に示すようである。
Figure 2007525927
TRF_INDメッセージは、スリープ要求メッセージ又はスリープ応答メッセージとは異なるブロードキャスティング(broadcasting)方式により伝送されるブロードキャスティングメッセージである。TRF_INDメッセージは、基地局から所定のMSSに伝送されるパケットデータが存在するか否かを示すメッセージである。MSSは、ブロードキャスティングされるTRF_INDメッセージを聴取期間でデコーディングし、アウェイクモードに遷移するか、或いはスリープモードに再び戻るかを決定する。
MSSがアウェイクモードに遷移する場合に、MSSはフレーム同期を確認する。その確認の結果、MSSが予想するフレームシーケンス番号(frame sequence number)と一致しない場合、MSSは、アウェイクモードで損失されたパケットデータの再伝送を要求することができる。一方、MSSが聴取期間でTRF_INDメッセージを受信しなかった場合、或いはMSSによって受信されたTRF_INDメッセージがポジティブ指示を含まない場合に、MSSは、スリープモードに復帰する。
以下に、上記の<表3>に示すようなTRF_INDメッセージの情報エレメントを各々説明する。
まず、管理メッセージタイプは、現在伝送されるメッセージのタイプを示す。例えば、管理メッセージタイプが48の値を有する場合(管理メッセージタイプ=48)に、それはTRF_INDメッセージを示す。スリープ識別子ビットマップは、スリープモードでMSSを区分するためにMSSに割り当てられたスリープ識別子別に1ビットずつ割り当てられたビットを有する、指示インデックスの集合を示す。すなわち、スリープ識別子ビットマップは、現在スリープモードで動作するMSSに割り当てられたスリープ識別子に(最大値-1)、各MSSごとに1ビットずつ割り当てられたビットのグループを意味する。スリープ識別子ビットマップは、バイトアラインメントのためにダミー(dummy)ビットが割り当てられることも可能である。
MSSに割り当てられたビットは、基地局から該当MSSに伝送されるデータの存在有無を示す。そこで、スリープモードのMSSは、聴取期間で受信したTRF_INDメッセージから、スリープモードへの遷移時に割り当てられたスリープ識別子とマッピングされたビットを読み取る。その後、スリープ識別子がポジティブ指示値、すなわち‘1’の値であると、MSSは、アウェイクモードを継続して維持することによって、アウェイクモードに遷移する。一方、スリープ識別子がネガティブ指示値、すなわち‘0’の値であると、MSSは再びスリープモードに遷移する。
図2を参照して、一般的なIEEE802.16e通信システムのスリープモード動作について説明した。次に、図3を参照して、一般的なIEEE802.16e通信システムのレンジング動作について説明する。
図3は、一般的なIEEE802.16e通信システムのレンジング過程を概略的に示す信号流れ図である。
図3を参照すると、MSS300がパワーオン状態になると、MSS300は、予め設定されているすべての周波数帯域をモニタリングし、最大強度、すなわち最大キャリア対干渉雑音比(Carrier to Interference and Noise Ratio:以下、“CINR”とする)を有するパイロット信号を検出する。そして、MSS300は、最大CINRを有するパイロット信号を送信した基地局をMSS300が現在属している基地局、すなわちサービング基地局320として判定する。MSS300は、サービング基地局320から伝送されるダウンリンクフレームのプリアンブル(preamble)を受信し、サービング基地局320とのシステム同期を獲得する。
MSS300がMSS300とサービング基地局320との間のシステム同期を獲得すると、サービング基地局320は、MSS300にDL(DownLink)_MAPメッセージとUL(UpLink)_MAPメッセージを送信する(ステップ311,313)。ここで、DL_MAPメッセージは、下記の<表4>に示すようなフォーマットを有する。
Figure 2007525927
<表4>に示すように、DL_MAPメッセージは、複数のIE、すなわち送信されるメッセージのタイプを示す管理メッセージタイプと、同期を獲得するために物理(PHY)チャンネルに適用される変調方式及び復調方式に対応して設定されるPHY同期化セット(Physical Synchronization set)と、ダウンリンクバーストプロファイル(burst profile)を含んでいるダウンリンクチャンネルディスクリプタ(Downlink Channel Descriptor:DCD)メッセージの構成(configuration)変化に対応するカウントを示すDCDカウントと、基地局識別子を示す基地局IDと、基地局ID以後に存在するエレメントの個数を示すDL_MAPエレメントの個数n(Number of UL_MAP Element n)とを含む。特に、<表4>に示していないが、DL_MAPメッセージは、OFDMA通信システムでレンジングに各々割り当てられるレンジングコードに関する情報を含む。特に、MSS300は、DL_MAPメッセージを通じて、ダウンリンクフレームを構成するダウンリンクバーストに関する情報を検出することができる。したがって、MSSは、ダウンリンクフレーム内のダウンリンクバーストを区分して、このバースト内のデータ、すなわちデータフレームを受信することが可能になる。
このUL_MAPメッセージは、下記の<表5>のようなメッセージフォーマットを有する。
Figure 2007525927
<表5>に示すように、UL_MAPメッセージは、複数のIE、すなわち送信されるメッセージのタイプを示す“Manabement Message Type”と、使用されるアップリンクチャンネル識別子を示す“Uplink Channel ID”と、アップリンクバーストプロファイルを含んでいるアップリンクチャンネルディスクリプタ(Uplink Channel Descriptor:以下、“UCD”とする)メッセージの構成変化に対応するカウントを示す“UCD Count”と、UCD Count以後に存在するエレメントの個数を示す“Number of UL_MAP Elements n”とを含む。ここで、“Uplink Channel ID”は、媒体接続制御(Medium Access Control:以下、“MAC”とする)サブ階層(sublayer)のみで割り当てられる。
一方、MSS300がサービング基地局320との同期を獲得した後、すなわちダウンリンク/アップリンク制御情報及び実際のデータ送受信位置を認識した後に、MSS300は、サービング基地局320にレンジング要求(RNG_REQ)メッセージを送信する(ステップ315)。このRNG_REQメッセージを受信したサービング基地局320は、MSS300にレンジングのための周波数、時間、及び送信電力を補正するための情報を含むレンジング応答(RNG_RSP)メッセージを送信する(ステップ317)。
下記で、レンジングは、初期レンジング(initial ranging)と、維持管理レンジング(maintenance ranging)、すなわち周期的レンジング(periodic ranging)と、帯域要求レンジング(bandwidth request ranging)とに分類される。MSSは、前記レンジング動作によって、アップリンクを通じてデータを送信する前に送信電力を調整し、タイミングオフセット及び周波数オフセットを更新することができる。
第1に、初期レンジングについて説明する。
初期レンジングは、基地局との同期獲得のためにMSSによって遂行されるレンジングであって、MSSと基地局との間で正確な時間オフセットを合せ、送信電力を調整する。すなわち、MSSは、パワーオンした後に、DL_MAPメッセージ及びUL_MAPメッセージを受信し、基地局との同期を獲得する。したがって、MSSは、MSSと基地局との間の時間オフセット及び送信電力を調整するために初期レンジングを遂行する。
第2に、周期的レンジングについて説明する。
周期的レンジングは、初期レンジングを通じてMSSと基地局との間の時間オフセット及び送信電力を調整したMSSが、MSSと基地局との間のチャンネル状態などを調整するために周期的に遂行するレンジングである。
第3に、帯域要求レンジングについて説明する。
帯域要求レンジングは、初期レンジングを通じてMSSと基地局との間の時間オフセット及び送信電力を調整したMSSが、基地局との実際の通信を遂行するために帯域幅の割り当てを要求するレンジングである。
上述したように、IEEE802.16e通信システムは、MSSの移動性を考慮するため、MSSの周期的レンジングは、信頼性あるデータ送受信のために非常に重要な要因として作用する。この周期的レンジングは、MSSが基地局と信頼性ある通信を遂行するために必要なパラメータの測定及び更新のための動作である。したがって、基地局は、MSSが周期的レンジングを遂行することが可能なように、すなわち、MSSが基地局にレンジング要求メッセージを送信することが可能なように、アップリンクリソースを割り当てなければならない。すなわち、基地局は、MSSの周期的レンジングのためのアップリンクリソースをMSSに割当てるべく、このアップリンクリソース割り当て情報をUL_MAPメッセージを通じてMSSに通報しなければならない。すると、MSSは、割り当てられたアップリンクリソースを通じて基地局にレンジング要求メッセージを送信し、基地局との周期的レンジングを遂行し始めるようになる。MSSから受信されるレンジング要求メッセージに対応して、基地局は、送信電力、タイミングオフセット、及び周波数オフセットを更新し、MSSにレンジング要求メッセージに対する応答メッセージであるレンジング応答メッセージを送信する。すると、周期的レンジングが終了する。
しかしながら、現在のIEEE802.16e通信システムにおいて、スリープモード動作と、レンジング動作、特に周期的レンジング動作とは、相互に独立的に動作するように提案されており、相互に全く関連性を有していない。すなわち、スリープモードで動作するMSSも、基地局と信頼性ある通信を遂行するためには、周期的レンジングを遂行しなければならない。しかしながら、スリープモードで動作するMSSは、基地局から送信されるメッセージを全く受信することが不可能であり、周期的レンジングのために割当てられたリソースを受信することが不可能である。したがって、スリープモードで動作するMSSの周期的レンジング方式に対する必要性が浮かび上がる。
したがって、上記のような従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、広帯域無線接続通信システムのスリープモードで周期的レンジングを遂行するシステム及び方法を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、前記基地局により、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間で周期的レンジングを遂行すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、前記移動加入者端末機により、前記聴取期間で前記通報を受信し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記特定時点で前記周期的レンジングを遂行する段階と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、前記基地局により、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に周期的レンジングを遂行すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、前記移動加入者端末機により、前記聴取期間で前記通報を受信し、予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記周期的レンジングを遂行する段階と、を有することを特徴とする。
本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、前記基地局により、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行し、制御情報を受信する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に、周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、前記移動加入者端末機により、前記聴取期間で前記通報を受信し、予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信する段階と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出する段階と、前記移動加入者端末機がスリープ期間で前記周期的レンジングを遂行すべきであることを、前記スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、を有することを特徴とする。
さらに、本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出する段階と、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続した後に前記周期的レンジングを遂行すべきであることを、前記スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、を有することを特徴とする。
本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行し、基地局から制御情報を受信する必要性があることを検出する段階と、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続した後に前記周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信すべきであることを、前記スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、前記スリープ期間の特定時点で基地局と周期的レンジングを遂行する必要性があることを示す前記移動加入者端末機への通報を、スリープ期間以前の聴取期間で受信する段階を有することを特徴とする。
本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、前記スリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に前記基地局と周期的レンジングを遂行する必要性があることを示す前記移動加入者端末機への通報を、スリープ期間以前の聴取期間で受信する段階を有することを特徴とする。
または、本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行システムであって、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間で周期的レンジングを遂行すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する基地局と、前記聴取期間で前記基地局からの通報を受信し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記特定時点で前記基地局と前記周期的レンジングを遂行する移動加入者端末機と、を含むことを特徴とする。
さらに、本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行システムであって、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に周期的レンジングを遂行すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する基地局と、前記聴取期間で前記通報を受信し、予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記基地局と前記周期的レンジングを遂行する移動加入者端末機と、を含むことを特徴とする。
本発明は、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行システムであって、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行し、制御情報を受信する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に、周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する基地局と、前記聴取期間で前記通報を受信し、予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記基地局と前記周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信する移動加入者端末機と、を含むことを特徴とする。
本発明は、OFDM/OFDMA方式を使用する広帯域無線接続通信システム、すなわちIEEE802.16e通信システムのスリープモード及びアウェイクモード動作を支援すると同時に、周期的なレンジング動作も支援することが可能である。特に、本発明は、IEEE802.16e通信システムのスリープモードで動作するMSSの周期的レンジング動作を支援することによって、互換性(backward compatibility)を保証しつつ、最小の消費電力を有し、且つ信頼性が高い通信を提供することができる。その結果、本発明は、サービス品質が向上された通信を提供することができる効果がある。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
以下の説明では、本発明に関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
本発明は、広帯域無線接続(Broadband Wireless Access:BWA)通信システムであるIEEE802.16e通信システムにおいて、スリープモード(sleep mode)で動作する移動加入者端末機(Mobile Subscriber Station:以下、“MSS”とする)の周期的レンジングを提案する。すなわち、本発明は、スリープモードのMSSに周期的レンジングのためのアップリンクリソースを割り当てることによって、MSSが周期的レンジングを遂行して信頼性ある通信を遂行する方式を提示する。IEEE802.16e通信システムは、OFDMA方式を使用するBWA通信システムで、複数の副搬送波を使用して物理チャンネル信号を送信することによって、高速データ送信が可能で、多重セル構造を支援してMSSの移動性を支援する通信システムである。本発明は、IEEE802.16e通信システムを一例として説明するが、この通信システムだけでなく、スリープモード動作及び周期的レンジング動作を支援する通信システムすべてに適用可能であることはもちろんである。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態では、一般的なIEEE802.16e通信システムのフォーマットをそのまま使用するTRF_IND(Traffic Indication)メッセージを用いてスリープモードで動作するMSSの周期的レンジング方式を提案する。すなわち、本発明の第1の実施形態によるMSSの周期的レンジング方式において、MSSがスリープモードで動作する間に周期的レンジングを遂行するように制御される場合に、スリープ期間(sleep interval)が始まる前の聴取期間(listening interval)で、基地局がブロードキャスティング方式で送信するTRF_INDメッセージのスリープ識別子(SLPID)ビットマップにおいてこのMSSを示すSLPIDビットを、強制的にポジティブ指示として設定して、周期的レンジングを遂行する方式を提案する。
以下に、図4を参照して本発明の第1の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいてスリープモードで動作するMSSの周期的レンジング動作について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいてスリープモードで動作するMSSの周期的レンジング動作を概略的に示す。
MSSがスリープモードで動作しているため、MSSは、聴取期間とスリープ期間を反復しつつ、基地局から放送されるTRF_INDメッセージを受信し、MSSをターゲットとするデータが送信される否かを判定する。従来技術の部分で説明したように、一般的なIEEE802.16e通信システムでは、MSSをターゲットとして送信されるデータが存在しない場合に、TRF_INDメッセージに含まれるスリープ識別子ビットマップのMSSを示すスリープ識別子ビットを、ネガティブ指示(negative indication)に設定して送信する。しかしながら、本発明の第1の実施形態で、MSSがスリープモードで動作する間、特にMSSがスリープ期間の動作を継続する間に、MSSが周期的レンジングを遂行しなければならない場合に、MSSをターゲットとして送信されるデータが存在しなくても、周期的レンジングを始める以前の聴取期間で、TRF_INDメッセージに含まれるスリープ識別子ビットマップのMSSを示すスリープ識別子ビットを、ポジティブ指示(positive indication)に設定して送信する。
ここで、MSSを示すスリープ識別子ビットをポジティブ指示に設定する理由は、MSSが実際に受信すべきデータがなくても、周期的レンジングを遂行するために、基地局からUL_MAPメッセージを受信してアップリンクリソース割り当て情報を認識可能にするためである。すなわち、基地局は、MSSを示すスリープ識別子ビットをポジティブ指示に設定して送信することによって、MSSが聴取期間からスリープ期間に戻らず、代わりに聴取期間の動作を継続するように強制的に制御する。すると、MSSは、TRF_INDメッセージを受信し、スリープモードからアウェイクモードに強制遷移して基地局との周期的レンジングが遂行可能になる。
MSSが周期的レンジングを遂行する間に、すなわち、基地局にレンジング要求(Ranging Request:以下、“RNG_REQ”とする)メッセージを送信し、基地局からRNG_REQメッセージに対する応答メッセージであるレンジング応答(Ranging Response:以下、“RNG_RSP”とする)メッセージを受信する間に、MSSはスリープモードに遷移することが不可能である。したがって、MSSが、スリープモードに遷移するためには、RNG_REQメッセージに対応するRNG_RSPを受信するか、或いは基地局から非要求指示タイプのスリープ応答メッセージを受信しなければならない。
図4を参照すると、MSSは、スリープモードで動作可能なため、聴取期間401で基地局から放送するTRF_INDメッセージ403を受信する。ここで、MSSは、聴取期間401の次のスリープ期間405で基地局と周期的レンジングを開始(407)しなければならない。周期的レンジングを開始(407)するために、基地局は、聴取期間401で、TRF_INDメッセージ403に含まれるSLPIDビットマップ上のMSSを示すSLPIDビットをポジティブ指示で表記して放送する。
TRF_INDメッセージ403を受信すると、MSSは、TRF_INDメッセージにおけるMSSに対するSLPIDビットのポジティブ指示に基づいて、スリープ期間405に戻らず、代わりにアウェイクモード409に遷移する。アウェイクモード409で、MSSは、基地局との周期的レンジングを遂行する。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態は、一般的なIEEE802.16e通信システムのフォーマットと異なるフォーマットを使用するTRF_INDメッセージを用いる、スリープモードで動作するMSSの周期的レンジング方式を提案する。
本発明の第1の実施形態によるMSSの周期的レンジング方式では、MSSがスリープモードで周期的レンジングを遂行しなければならない場合に、基地局はスリープ期間の開始前の聴取期間でTRF_INDメッセージを送信し、それによってMSSがアウェイクモードに遷移可能になる。しかしながら、従来技術の部分で説明したように、スリープ期間アップデートアルゴリズムにより、このスリープ期間が、比較的長い期間に設定され、MSSが周期的レンジングを始める前までアウェイクモードを維持しなければならないため、不必要な電力が消費される可能性がある。したがって、本発明の第2の実施形態では、周期的レンジングのためのアウェイクモードの維持による不必要な電力消費を防止するために、下記の<表6>に示すようなTRF_INDメッセージフォーマットを提案する。
Figure 2007525927
<表6>に示すように、本発明の第2の実施形態によって提案されたTRF_INDメッセージは、スリープモードで動作するMSSを示すSLPIDビットマップを使用する。しかしながら、本発明の第2の実施形態によって提案されたTRF_INDメッセージは、一般的なIEEE802.16e通信システムのTRF_INDメッセージとは異なり、MSSが聴取期間で遂行しなければならない動作を区分するために、各MSS当り2個のSLPIDビットが割り当てられるように構成される。ここで、2個のSLPIDビットは、“SLPIDビット対(SLPID bit pair)”と呼ばれる。
以下に、<表6>に示すようなTRF_INDメッセージの情報エレメント(IE)の各々を説明する。
まず、管理メッセージタイプ(Management Message Type)は、現在伝送されるメッセージのタイプを示す情報である。例えば、管理メッセージタイプが47の値を有する場合(Management Message Type=47)に、それはTRF_INDメッセージを示す。SLPIDビットマップのバイトは、SLPIDビットマップのバイト数を示す。SLPIDビットマップは、スリープモードで動作するMSSのSLPIDビット対を示す。各SLPIDビット対を構成する2ビットの中で、先行する1ビットは、MSSが周期的レンジングを遂行すべきであるか否かを示し(このビットが、ポジティブ指示に設定されると、MSSが周期的レンジングを遂行しなければならないことを示し、ネガティブ指示に設定されると、MSSが周期的レンジングを遂行する必要がないことを示す)、次の1ビットは、MSSをターゲットとするデータが存在するか否かを示す。ここで、SLPIDビットマップは、バイトアラインメントのためにダミー(dummy)ビットを挿入される(padded)ことが可能である。ダミービットの挿入(padding)は、10ビットのサイズを有するアウェイクフレームオフセットによって発生するバイトアラインメント問題を解決するために、ダミービットを追加することを示し、このアウェイクフレームオフセットは、下記に後述するので、その詳細な説明を省略する。MSSの周期的レンジングの数(NUM_of_MSS_Periodic Ranging)は、現在聴取期間でTRF_INDメッセージを受信しているMSSの中で、次のスリープ期間に遷移して周期的レンジングを遂行しなければならないMSSの数を示す。
アウェイクフレームオフセット(Frame Offset of Awake for Periodic Ranging)は、周期的レンジングを遂行するためにMSSがスリープ期間でアウェイクしなければならないフレームを示す。ここで、アウェイクフレームオフセットは、MSSが存在(stay)可能な最大スリープ期間、すなわち最大ウィンドウと同一のサイズを有することが可能であるため、10ビットのサイズを有し、このアウェイクフレームオフセットの値は、スリープ期間の開始フレームから周期的レンジングの開始フレーム(すなわち、周期的レンジングを始めるフレーム)までのフレームの数を示す。一例として、アウェイクフレームオフセットが10の値を有する場合に、当該MSSは、周期的レンジングを開始するために、スリープ期間の2番目のフレームでアウェイクモードに遷移しなければならない。ここで、MSSが聴取期間でネガティブ指示を示すTRF_INDメッセージを受信すると、MSSは、聴取期間の終了前でもスリープモードに遷移することが可能である。この場合に、スリープモードへの遷移は、アウェイクフレームオフセットの値には含まれない。
下記に、SLPIDビット対について説明する。
まず、SLPIDビット対は、上記に説明したように、相互に異なる情報を示す2ビットを含む。
(2ビット)=(周期的レンジングを遂行する必要性の要否:トラフィックの存在有無)
ここで、2ビットうちの第1のビットは、周期的レンジングの遂行が必要であるか否かの情報を示し、第2のビットはトラフィックの存在可否の情報を示す。
SLPIDビット対で、先行ビットは、MSSが周期的レンジングを遂行すべきであるか否かを示す。先行ビットが1に設定されると、次のスリープ期間で周期的レンジングを遂行する必要があることを示す。すると、MSSは、アウェイクフレームオフセット値を読み取り、該当動作を遂行しなければならない。
SLPIDビット対で、次のビットは、先行ビットの値により多様な意味を示す。特に、先行ビットが0として表記される場合、すなわち、先行ビットが次のスリープ期間で周期的レンジングの遂行が不必要であることを示す場合に、その次のビットは、一般的なIEEE802.16e通信システムのSLPIDビットと同一の意味を有する。すなわち、次のビットが1として表記される場合には、MSSをターゲットとするトラフィック、すなわちデータが存在することを意味し、そのため、MSSはアウェイクモードに遷移しなければならない。その反対に、次のビットが0として表記される場合には、MSSをターゲットとするトラフィックが存在しないため、MSSはスリープモードで継続して動作しなければならない。
しかしながら、先行ビットが1として表記される場合、すなわち次のスリープ期間で周期的レンジングの遂行が必要であることを示す場合に、0として表記される次のビットは、MSSが次のスリープモードで周期的レンジングを完了した後、スリープモードに再び遷移しなければならないことを示す。一方、1として表記される次のビットは、MSSがアウェイクモードを維持して、基地局から送信されるトラフィックを受信しなければならないことを示す。
基地局は、MSSと周期的レンジングを遂行した後に、MSSに追加的に送信するMAC(Medium Access Control)管理メッセージを有する場合、或いはMSSが基地局によって放送されるMAC管理メッセージを受信する必要がある場合に、基地局は、送信されたSLPIDビット対の先行ビットを1として、その次のビットを1として表記する。一例として、MSSがスリープ期間で周期的レンジングを遂行し、周期的レンジングを通じて変更されたUCD(Uplink Channel Descriptor)情報を含んでいるUCDメッセージのようなMAC管理メッセージを受信しなければならない場合に、基地局は、SLPIDビット対を11(binary)として表記して送信する。
11として表記されたSLPIDビット対が含まれているTRF_INDメッセージを受信したMSSは、周期的レンジングを終了した後でもアウェイクモードで動作し、基地局から制御情報(すなわち、MAC管理メッセージ)を受信しなければならない。その反面、基地局がMSSに送信する制御情報を有していない場合に、基地局は、SLPIDビット対を10として表記して送信する。
下記に、SLPIDビット対の値に基づくMSSの動作について説明する。
(1)SLPIDビット対が00として表記された場合
SLPIDビット対の先行ビットが0であるため、この場合は、一般的なIEEE802.16e通信システムのTRF_INDメッセージのSLPIDビットが、ネガティブ指示で表記された場合と同一である。したがって、MSSは、スリープ期間の間、スリープ期間アップデートアルゴリズムによってスリープモードで動作する。
(2)SLPIDビット対が01として表記された場合
SLPIDビット対の先行ビットが0であるため、この場合は、一般的なIEEE802.16e通信システムのTRF_INDメッセージのSLPIDビットが、ポジティブ指示で表記された場合と同一である。したがって、MSSは、スリープモードからアウェイクモードに遷移する。
(3)SLPIDビット対が10として表記された場合
SLPIDビット対の先行ビットが1であるため、MSSは、スリープ期間アップデートアルゴリズムによって増加されたスリープ期間の間スリープモードに戻る。しかしながら、MSSは、スリープ期間で周期的レンジングを遂行しなければならないので、周期的レンジングを始めるフレーム、すなわち基地局がMSSの周期的レンジングのためにアップリンクリソース(すなわち、アップリンクバースト)を割り当てるUL_MAPメッセージが送信されるフレームで、一時的にアウェイクモードに遷移しなければならない。したがって、MSSは、TRF_INDメッセージのアウェイクフレームオフセット値を読み取らなければならない。
特に、MSSは、TRF_INDメッセージのSLPIDビットマップを読み取り、SLPIDビット対の先行ビットの値を1として表記されたMSSのうち、MSS自身の序数(ordinal number)を検出する。すなわち、10又は11として表記されたSLPIDビット対が割り当てられた各MSSは、MSSの中で自身の序数を検出しなければならない。例えば、SLPIDビット対の先行ビットが1として表記された各MSSの個数が全体でM個であると仮定する場合に、K番目のMSSは、SLPIDビットマップの次に位置したM個のアウェイクフレームオフセットの中でK番目のアウェイクフレームオフセットを検出しなければならない。
MSSは、検出されたアウェイクフレームオフセットに該当する期間の間スリープモードで動作し、周期的レンジングのために一時的にアウェイクモードに遷移する。また、SLPIDビット対の次の値が0として表記されるため、MSSは、周期的レンジングの完了後に、スリープモードに再び遷移する。もし、周期的レンジングが、スリープ期間が終了する時点まで遂行されると、MSSは、聴取期間で受信された次のTRF_INDメッセージに対応して動作しなければならない。
(4)SLPIDビット対が11として表記された場合
MSSは、SLPIDビット対が11として表記された場合に、SLPIDビット対が10として表記された場合とほぼ同一に動作する。但し、MSSは、周期的レンジングを遂行完了した後でもアウェイクモードを持続的に維持することが異なるだけである。
下記に、図5を参照して、本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいてスリープモードで動作するMSSの周期的レンジングについて説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいてスリープモードで動作するMSSの周期的レンジングを概略的に示す図である。
図5の説明に先立ち、一つの基地局内にスリープモードで動作する4個のMSSが存在し、これら4個のMSSは、SLPIDビット対が各々00,01,10,11(2進数)として表記されたTRF_INDメッセージを受信すると仮定する。まず、4個のMSSは、基地局から送信されたTRF_INDメッセージ511を受信する。
第1に、聴取期間513で01として表記されたSLPIDビット対を含むTRF_INDメッセージを受信したMSSは、上記のように、一般的なIEEE802.16e通信システムのTRF_INDメッセージのSLPIDビットがポジティブ指示で表記された場合と同一に動作するため、アウェイクモード515に遷移する。
第2に、聴取期間517で00として表記されたSLPIDビット対を含むTRF_INDメッセージを受信したMSSは、上記のように、一般的なIEEE802.16e通信システムのTRF_INDメッセージのSLPIDビットがネガティブ指示で表記された場合と同一に動作するため、更にスリープモード519に遷移する。なお、MSSは、継続してスリープモード動作を遂行するため、他の聴取期間521で基地局から放送されるTRF_INDメッセージ523を受信する。
第3に、聴取期間525で10として表記されたSLPIDビット対を含むTRF_INDメッセージ511を受信したMSSは、聴取期間525の次のスリープ期間で周期的レンジングを遂行する必要性を認識し、TRF_INDメッセージ511のアウェイクフレームオフセットを検出して該当動作を遂行する。特に、MSSが基地局の境界においてスリープモードで動作するMSSの中で、1として表記された先行ビットを有するSLPIDビット対が割り当てられた各MSSの中の最初のMSSであるため、MSSは、TRF_INDメッセージ511の最初のアウェイクフレームオフセットを検出する。そして、MSSは、検出されたアウェイクフレームオフセットに基づいて、MSSが次のスリープ期間でアウェイクすべきフレームを計算し、該当フレームで周期的レンジング527を始めるために、アウェイクモード529に遷移する。しかしながら、周期的レンジングが次のスリープ期間以後に終了するため、MSSは、基地局から送信されるTRF_INDメッセージ531を受信しなければならない。MSSは、以前に受信されたTRF_INDメッセージ511によりスリープモードに遷移すべきであるが、既に聴取期間533に入っているため、TRF_INDメッセージ531のSLPIDビット対に対応して次の動作を遂行しなければならない。
第4に、聴取期間535で11として表記されたSLPIDビット対を含むTRF_INDメッセージ511を受信したMSSは、聴取期間535の次のスリープ期間で周期的レンジングを遂行すべきであることを認識し、TRF_INDメッセージ511のアウェイクフレームオフセットを検出して該当動作を遂行する。特に、MSSが基地局の境界においてスリープモードで動作するMSSの中で、1として表記された先行ビットを有するSLPIDビット対が割り当てられた各MSSの中の2番目のMSSであるため、MSSは、TRF_INDメッセージ511の2番目のアウェイクフレームオフセットを検出する。そして、MSSは、検出されたアウェイクフレームオフセットに基づいて、MSSが次のスリープ期間でアウェイクすべきフレームを計算し、該当フレームで周期的レンジング537を始めるために、アウェイクモード539に遷移する。周期的レンジングの終了後に、MSSは、SLPIDビット対の次のビットが1として表記されるため、継続してアウェイクモード541で動作する。
図6A及び図6Bは、本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるMSSの動作過程を示すフローチャートである。
まず、ステップ611で、MSSは、スリープモードで動作を遂行する。ステップ613で、MSSは、スリープ期間が終了したか否かをチェックする。その結果、スリープ期間が終了していない場合に、MSSは、ステップ615に進行する。ステップ615で、終了していないスリープ期間で、MSSが周期的レンジングを遂行したか否かを検査する。その検査の結果、MSSがスリープ期間内で周期的レンジングを遂行していない場合、すなわち、スリープ期間で周期的レンジングを遂行せずに、一般的なスリープモード動作を遂行していた場合、MSSは、スリープ期間が終了するまで継続してスリープモード動作を遂行するために、ステップ613に戻る。一方、ステップ615の検査の結果、MSSがスリープ期間で周期的レンジングの遂行を完了した場合、すなわちステップ643で周期的レンジングの完了後にスリープモードに戻るとの命令を受けた状態で、MSSがスリープ期間の終了前に周期的レンジングを完了した場合に、ステップ645に進行して、残っているスリープ期間での電力の消費を防止する。ステップ645で、MSSは、スリープモードに遷移した後にこれら手順を終了する。
一方、ステップ613のチェックの結果、スリープ期間が終了していた場合に、MSSはステップ617に進行する。ステップ617で、MSSは、聴取期間が終了したか否かをチェックする。その結果、聴取期間が終了していた場合に、MSSはステップ645に進行する。ステップ617のチェックの結果、聴取期間が終了していない場合に、MSSはステップ619に進行する。ステップ619で、MSSは、基地局からTRF_INDメッセージが受信されたか否かをチェックする。その結果、基地局からTRF_INDメッセージが受信されていない場合に、MSSはステップ617に戻る。
ステップ619のチェックの結果、基地局からTRF_INDメッセージが受信されていた場合に、MSSはステップ621に進行する。ステップ621で、MSSは、受信されたTRF_INDメッセージにMSSを示すSLPIDビット対が含まれているか否かをチェックする。その結果、TRF_INDメッセージがMSSを示すSLPIDビット対を含まない場合に、MSSはステップ647に進行する。ここで、TRF_INDメッセージにMSSを示すSLPIDビット対が含まれていないことは、MSSと基地局との間で情報の同期が一致しないことを示す。ステップ647で、MSSは、アウェイクモードに遷移した後にこれら手順を終了する。
一方、ステップ621のチェックの結果、TRF_INDメッセージがMSSを示すSLPIDビット対を含む場合に、MSSはステップ623に進行する。ステップ623で、MSSは、SLPIDビット対が00として表記されているか否かをチェックする。その結果、SLPIDビットが00として表記されている場合に、MSSはステップ645に進行する。もし、ステップ623のチェックの結果、SLPIDビット対が00として表記されていない場合に、MSSはステップ625に進行する。ステップ625で、MSSは、SLPIDビット対が01として表記されているか否かをチェックする。その結果、SLPIDビット対が01として表記されている場合に、MSSはステップ647に進行する。
一方、ステップ625のチェックの結果、SLPIDビット対が01として表記されていない場合に、MSSはステップ627に進行する。ステップ627で、MSSは、SLPIDビット対が10として表記されているか否かをチェックする。その結果、SLPIDビット対が10として表記されていない場合、すなわちSLPIDビット対が11として表記された場合に、MSSはステップ631に進行する。ステップ631で、MSSは、SLPIDビット対が11として表記されているため、次のスリープ期間で周期的レンジングを遂行する必要性を認識すると共に、MSSをターゲットとするトラフィックが存在するため、この周期的レンジングを遂行した後にアウェイクモードにそのまま存在すべきであることを認識した後、ステップ633に進行する。
ステップ627のチェックの結果、SLPIDビット対が10として表記されている場合に、MSSはステップ629に進行する。ステップ629で、MSSは、SLPIDビット対が10として表記されているため、次のスリープ期間で周期的レンジングを遂行する必要性を認識すると共に、MSSをターゲットとするトラフィックが存在しないため、周期的レンジングの遂行後にスリープモードに遷移しなければならないことを認識し、その後、ステップ633に進行する。
ステップ633で、MSSは、TRF_INDメッセージに含まれているMSSに該当するアウェイクモードオフセットを検出する。ステップ635で、MSSは、スリープモードに遷移する。ステップ637で、MSSは、アウェイクモードオフセットに該当する時間期間(time inerval)が経過したか否かをチェックする。その結果、アウェイクモードオフセットに該当する期間が経過していた場合に、MSSはステップ639に進行する。ステップ639で、MSSは、基地局と周期的レンジングを遂行する。ステップ641で、MSSは、周期的レンジングが完了したか否かをチェックする。その結果、周期的レンジングが完了していた場合に、MSSはステップ643に進行する。
ステップ643で、MSSは、周期的レンジングの完了後にアウェイクモードに遷移すべきであるか否かをチェックする。ここで、MSSは、TRF_INDメッセージを通じて受信したSLPIDビット対の値により、周期的レンジングを完了した後にアウェイクモードに遷移すべきであるか否かをチェックする。すなわち、MSSは、ステップ629又はステップ631でチェックした結果に基づいて、アウェイクモードに遷移すべきであるか否かを判定する。ステップ643のチェックの結果、アウェイクモードに遷移する必要がない場合に、MSSはステップ613に戻る。その反面、アウェイクモードに遷移しなければならない場合に、MSSはステップ647に進行する。
図6A及び図6Bを参照して、本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるMSSの動作過程について説明した。次に、図7A及び図7Bを参照して、本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける基地局の動作過程について説明する。
図7A及び図7Bは、本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける基地局の動作過程を示すフローチャートである。
図7A及び図7Bを参照すると、ステップ711で、基地局は、スリープモードで動作するすべてのMSS端末が遂行すべき動作に関する情報を含んでいる一つのTRF_INDメッセージを構成するために、すなわち基地局はスリープモードで動作するすべてのMSSに伝送される単一TRF_INDメッセージを構成するために、該当MSSに割り当てられたSLPIDにマッピングされた2ビットを設定する。ここで、基地局は、SLPID1から2ビットの設定を遂行し、基地局がSLPID1からすべてのSLPIDに対して2ビットの設定を遂行した場合に、TRF_INDメッセージが完全に構成される。ステップ713で、基地局は、当該SLPIDが当該MSSに割り当てられたか否かをチェックする。その結果、当該MSSにSLPIDが割り当てられていない場合、すなわち当該SLPIDを使用する当該MSSが既にアウェイクモードに遷移したため、当該SLPIDは、今後スリープモードに遷移しようとするMSSのために使用可能である。また、その2ビットの値が意味のない値であるため、基地局はステップ735に進行する。ステップ735で、基地局は、TRF_INDメッセージのSLPIDビットマップ上の該当MSSをターゲットとするSLPIDビット対を00と表記した後に、ステップ739に進行する。
ステップ713のチェックの結果、SLPIDが当該MSSに割り当てられていた場合、すなわちSLPIDを使用しているMSSが存在する場合に、基地局はステップ715に進行する。ステップ715で、基地局は、当該SLPIDを有するMSSを選択し、ステップ717に進行する。ステップ717で、基地局は、選択したMSSのスリープ期間が終了したか否かをチェックする。その結果、選択されたMSSのスリープ期間が終了していない場合に、基地局はステップ735に進行する。一方、ステップ717の結果、選択されたMSSのスリープ期間が終了していた場合に、基地局はステップ719に進行する。ステップ719で、基地局は、選択されたMSSに送信するトラフィックが存在するか否かをチェックする。その結果、該MSSに送信するトラフィックが存在する場合に、基地局はステップ723に進行する。ステップ723で、基地局は、TRF_INDメッセージのSLPIDビットマップ上の選択されたMSSをターゲットとするSLPIDビット対を01と表記し、ステップ739に進行する。
ステップ719のチェックの結果、MSSに送信するトラフィックが存在しない場合に、基地局はステップ721に進行する。ステップ721で、基地局は、MSSが次のスリープ期間で周期的レンジングを遂行すべきであるか否かをチェックする。その結果、MSSが次のスリープ期間で周期的レンジングを遂行する必要性がない場合に、基地局はステップ725に進行する。ステップ725で、基地局は、TRF_INDメッセージのSLPIDビットマップ上の該当MSSをターゲットとするSLPIDビット対を00と表記し、ステップ739に進行する。
一方、ステップ721のチェックの結果、MSSが次のスリープ期間で周期的レンジングを遂行しなければならない場合に、基地局はステップ727に進行する。ステップ727で、基地局は、次のスリープ期間で周期的レンジングのためのアウェイクフレームオフセットを計算し、TRF_INDメッセージのSLPIDビットマップに、この計算されたアウェイクフレームオフセットを追加する。次に、ステップ729で、基地局は、MSSと周期的レンジングを遂行した後に、MSSに追加制御情報、すなわちMACメッセージを送信すべきであるか否かをチェックする。その結果、MSSに追加制御情報を送信する必要性がある場合に、基地局はステップ731に進行する。ステップ731で、基地局は、TRF_INDメッセージのSLPIDビットマップ上の該当MSSをターゲットとするSLPIDビット対を11と表記し、ステップ739に進行する。一方、その結果、MSSに追加制御情報を送信する必要性がない場合に、基地局はステップ733に進行する。ステップ733で、基地局は、TRF_INDメッセージのSLPIDビットマップ上の該当MSSをターゲットとするSLPIDビット対を10と表記し、ステップ739に進行する。
ステップ739で、基地局は、MSSのSLPIDが、基地局が割り当て可能な値のうちの最大値を有するか否かを検査する。その結果、MSSのSLPIDが最大値を有していない場合に、基地局はステップ737に進行する。ステップ737で、基地局は、SLPIDを1ずつ増加(SLPID=SLPID+1)させた後、次のMSSの動作のための2ビットをセッティングするために、ステップ713に戻る。ステップ739の結果、MSSのSLPIDが最大値を有する場合に、他のMSSの動作のために設定するこれ以上のビット対が存在しない状態であるため、基地局はステップ741に進行する。ステップ741で、基地局は、MSSにTRF_INDメッセージを送信し、この手順を終了する。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、形式や細部についての様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
一般的なIEEE802.16e通信システムの構造を概略的に示す図である。 一般的なIEEE802.16e通信システムのスリープモード動作を概略的に示す図である。 一般的なIEEE802.16e通信システムのレンジング過程を概略的に示す信号流れ図である。 本発明の第1の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいてスリープモードで動作するMSSの周期的レンジング動作を概略的に示す図である。 本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいてスリープモードで動作するMSSの周期的レンジング動作を概略的に示す図である。 本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるMSSの動作過程を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおけるMSSの動作過程を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける基地局の動作過程を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおける基地局の動作過程を示すフローチャートである。
符号の説明
100 セル
110 基地局
140 基地局
150 セル
111,113,130,151,153 MSS
211 パケットデータの発生パターン
213 基地局及びMSSのモード変更パターン
215 MSSの電力レベル
300 MSS
320 サービング基地局
401 聴取期間
403 TRF_INDメッセージ
405 スリープ期間
407 周期的レンジングを開始
409 アウェイクモード
511 TRF_INDメッセージ
513 聴取期間
515 アウェイクモード
517 聴取期間
519 スリープモード
521 聴取期間
523 TRF_INDメッセージ
525 聴取期間
527 周期的レンジング
529 アウェイクモード
531 TRF_INDメッセージ
533 聴取期間
535 聴取期間
537 周期的レンジング
539 アウェイクモード
541 アウェイクモード

Claims (24)

  1. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、
    前記基地局により、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間で周期的レンジングを遂行すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、
    前記移動加入者端末機により、前記聴取期間で前記通報を受信し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記特定時点で前記周期的レンジングを遂行する段階と、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、
    前記基地局により、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に周期的レンジングを遂行すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、
    前記移動加入者端末機により、前記聴取期間で前記通報を受信し、予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記周期的レンジングを遂行する段階と、
    を有することを特徴とする方法。
  3. 前記移動加入者端末機が、前記周期的レンジングを遂行した後に前記スリープモードに遷移する段階をさらに有することを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、
    前記基地局により、前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行し、制御情報を受信する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に、周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、
    前記移動加入者端末機により、前記聴取期間で前記通報を受信し、予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信する段階と、
    を有することを特徴とする方法。
  5. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、
    前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出する段階と、
    前記移動加入者端末機がスリープ期間で前記周期的レンジングを遂行すべきであることを、前記スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、
    を有することを特徴とする方法。
  6. 前記移動加入者端末機に通報することは、前記移動加入者端末機にトラフィック指示メッセージを送信することであることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 前記トラフィック指示メッセージは、前記移動加入者端末機が前記聴取期間の動作を継続しなければならないことを示すポジティブ指示を報告する前記移動加入者端末機のためのスリープ識別子を含むことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記移動加入者端末機に、前記スリープ期間で前記周期的レンジングを遂行すべきであることを通報した後に、前記特定時点で前記移動加入者端末機と前記周期的レンジングを遂行する段階をさらに有することを特徴とする前記請求項5記載の方法。
  9. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、
    前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出する段階と、
    前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続した後に前記周期的レンジングを遂行すべきであることを、前記スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、
    を有することを特徴とする方法。
  10. 前記移動加入者端末機に前記スリープ期間で前記周期的レンジングを遂行すべきであることを通報した後に、前記スリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に前記特定時点で前記移動加入者端末機と周期的レンジングを遂行する段階をさらに有することを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記移動加入者端末機が前記周期的レンジングを遂行した後に前記スリープモードに遷移すべきであることを示す情報を含んで、前記周期的レンジングを遂行する必要性のあることが通報されること特徴とする請求項9記載の方法。
  12. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、
    前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行し、基地局から制御情報を受信する必要性があることを検出する段階と、
    前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続した後に前記周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信すべきであることを、前記スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する段階と、
    を有することを特徴とする方法。
  13. 前記移動加入者端末機に前記スリープ期間で前記周期的レンジングを遂行すべきであることを通報した後に、予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続し、前記移動加入者端末機と周期的レンジングを遂行した後に前記制御情報を送信する段階をさらに有することを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、
    前記スリープ期間の特定時点で基地局と周期的レンジングを遂行する必要性があることを示す前記移動加入者端末機への通報を、スリープ期間以前の聴取期間で受信する段階を有することを特徴とする方法。
  15. 前記通報に対応して、前記特定時点で前記基地局と周期的レンジングを遂行する段階をさらに有することを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、
    前記スリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に前記基地局と周期的レンジングを遂行する必要性があることを示す前記移動加入者端末機への通報を、スリープ期間以前の聴取期間で受信する段階を有することを特徴とする方法。
  17. 前記通報に対応して、前記スリープ期間の開始時点から前記予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後、前記スリープモードからアウェイクモードに遷移して前記基地局と周期的レンジングを遂行する段階をさらに有することを特徴とする請求項16記載の方法。
  18. 前記周期的レンジングを遂行した後に、前記アウェイクモードから前記スリープモードに遷移する段階をさらに有することを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行方法であって、
    前記スリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に、前記基地局と周期的レンジングを遂行し、制御情報を受信する必要性があることを示す前記移動加入者端末機への通報を、スリープ期間以前の聴取期間で受信する段階を有することを特徴とする方法。
  20. 前記通報に対応して前記スリープ期間の開始時点から前記予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に、前記スリープモードからアウェイクモードに遷移して前記基地局と周期的レンジングを遂行する段階と、
    前記基地局から前記制御情報を受信する段階と、
    をさらに有することを特徴とする請求項19記載の方法。
  21. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行システムであって、
    前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間で周期的レンジングを遂行すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する基地局と、
    前記聴取期間で前記基地局からの通報を受信し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記特定時点で前記基地局と前記周期的レンジングを遂行する移動加入者端末機と、
    を含むことを特徴とするシステム。
  22. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行システムであって、
    前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に周期的レンジングを遂行すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する基地局と、
    前記聴取期間で前記通報を受信し、予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記基地局と前記周期的レンジングを遂行する移動加入者端末機と、
    を含むことを特徴とするシステム。
  23. 前記移動加入者端末機は、前記周期的レンジングを遂行した後に前記スリープモードに遷移することを特徴とする請求項22記載のシステム。
  24. 移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在しないスリープモードと、移動加入者端末機と基地局との間で送信されるデータが存在するアウェイクモードとを有し、前記スリープモードが、データの受信が不可能なスリープ期間と、データの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける周期的レンジングの遂行システムであって、
    前記スリープモードで動作する移動加入者端末機が前記スリープ期間の特定時点で周期的レンジングを遂行し、制御情報を受信する必要性があることを検出すると、前記移動加入者端末機がスリープ期間の開始時点から予め定められた期間の間前記スリープ期間の動作を継続した後に、周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信すべきであることを、スリープ期間以前の聴取期間で前記移動加入者端末機に通報する基地局と、
    前記聴取期間で前記通報を受信し、予め定められた期間の間スリープ期間の動作を継続し、前記スリープモードから前記アウェイクモードに遷移した後に、前記基地局と前記周期的レンジングを遂行し、前記制御情報を受信する移動加入者端末機と、
    を含むことを特徴とするシステム。
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