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JP2007514367A - 階層セル構造における移動体通信 - Google Patents

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Abstract

階層セル構造(HCS)を有する移動体通信システムは、同一の周波数帯域を有する、より小さなマイクロセルを含むマクロセルを備える。マクロセルはマクロセル基地局を含み、マイクロセルはマイクロセル基地局を含む。アップリンク通信セル境界がマクロセル及びマイクロセル間で確立され、ダウンリンク通信セル境界がマクロセル及びマイクロセル間で確立される。無線ネットワーク・コントローラは、ダウンリンクセル境界とアップリンクセル境界との間で、不平衡リンクが実装されるべき状況がHCSシステム内に存在するか否かを判定する。もし係る状況が存在すれば、電力及びアンテナビーム角度の少なくともいずれかを低下させて、アップリンクとダウンリンクのマイクロセル境界を不平衡化する。また、無線ネットワーク・コントローラは、マイクロ基地局と関連する移動局が検出するパイロット信号の電力レベルを数学的に低減させるためにオフセット値を利用してもよい。

Description

本発明は、階層セル構造における移動体通信に関する。
階層移動体通信システムは、種々のサイズのセルを使用して、サービスエリアの広い、基本サービス(マクロセル)および比較的狭いエリアにおける高品質、大容量無線サービス(マイクロセル)の両者を提供する。マイクロセルは容量の増大が必要な特定のエリアにおいて有用である。例えば、マイクロセルは、マクロセルの中のトラフィックの集中するエリアにサービスを提供する、あるいは高速データサービスを提供するように位置設定することができる。マイクロセルは、高さの低いアンテナ、および基地局の低送信電力を使用し、小さなセルおよび短い周波数再使用距離が得られ、容量が増大する。移動局がマイクロセルの基地局と通信する場合、恐らく比較的離れた位置にあるより大きなマクロセルの基地局と通信するより、低いアップリンク送信電力を実質的に恐らく使用するので、比較的小さなセルのさらなる利点には、ユーザにとってより長い通話時間(電池の寿命)が含まれる。
階層セル構造(hierarchial cell structure、HCS)では、マクロセルおよびマイクロセルは、扱う種々のトラフィックパターンあるいは無線環境が一般的に重複する。マイクロセル基地局は、ディジタル伝送線路を介してマクロセル基地局に接続されることができる、あるいはマイクロセル基地局は丁度マクロセルのように取り扱われ、公知の移動通信用グローバルシステム(global system for mobile communications、GSM)の基地局コントローラ(base station controller、BSC)あるいは第3世代、広帯域、符号分割多元アクセス(wideband、code division muliple access、WCDMA)システムの無線ネットワーク・コントローラ(radio network controller、RNC)のような基地局コントローラノードに直接接続されることができる。
マクロセルとマイクロセル間の円滑なハンドオーバは、移動通信にとって通信の連続性を提供する上で重要である。しかし、特にマイクロセル環境における、高速移動局の場合にしばしば遭遇する建物などの大きな障害物がある場合、およびサービスエリアの重複のために、マクロセルとマイクロセル間のハンドオーバは、従来のマクロセル間のハンドオーバより実行がより困難である。HCSのハンドオーバを実行する一方法は、マクロセルおよびマイクロセルに異なる周波数を使用させることである。同じセルクラスやセルサイズでは同じ搬送周波数を使用し、異なるセルクラスやセルサイズでは異なる搬送周波数を使用する。CDMAは、同じ階層の隣接するセル(即ち、全てのマイクロセル)において同じ周波数のチャネルの効率的使用が可能であるが、電力制御の問題および大きな干渉を回避するために、異なる周波数のチャネルが異なる階層のセルに割り当てられる。しかし、これら周波数が異なるために、マクロセルとマイクロセル間の「ソフト」ハンドオーバおよびマクロダイバシティは実行不可能である。代りに、周波数間の「ハード」ハンドオーバが必要となる。さらに、CDMAシステムでは、継ぎ目のない周波数間ハンドオーバは厄介である。これらの不利に加えて、異なる周波数を使用すると、単純に異なるクラスやサイズのセル間でスペクトラムを分割しなければならないので、利用可能な周波数スペクトラムの有効利用が制限される。もし異なる周波数を使用すると、2倍の帯域幅が必要となる。さらに、より大きく、より強力な重複するマクロセルからマイクロセルを防御するために、マイクロセルの周辺に保護領域を保持しなければならない場合、容量はさらに低減する。
また、マクロセルおよびマイクロセルは同じ周波数を使用することができ、ソフトハンドオーバおよびマクロダイバシティが使用でき、より大きな容量を提供する。移動通信におけるソフトハンドオーバには、セルの境界において通信が切断する前にハンドオーバーを行ってサービスの連続性を維持したり、受信信号に対するフェージングやその他の外乱を補償したりできるという、幾つかのよく知られる利点がある。そして、全てのシステムには容量の増加が期待される。
しかしながら、同一周波数のHCSシステムに対して、従来的には「平衡リンク」が必要であると考えられている。平衡リンクは、移動局から基地局へのアップリンク通信に対するセル境界が、基地局から移動局へのダウンリンク通信に対するセル境界と同じであることを意味する。これは、マクロ基地局とマイクロ基地局間のセル境界に位置する移動局にとって、マクロ基地局およびマイクロ基地局における移動局のアップリンク信号の受信に、同じ送信電力が必要であることを意味する。ダウンリンクでは、移動局は同じ電力レベルでマクロ基地局およびマイクロ基地局からパイロット信号を受信する。
アップリンクとダウンリンクを平衡させるには、2つの(またはより多数の)基地局がパイロット信号電力割り当て比-搬送周波数当たりの総送信電力に対するパイロット電力の比、を調整する。パイロット信号電力割り当て比の計算は、参照により本明細書に組み込まれる、シャピーラ(Shapira)著「CDMA移動体ネットワークにおけるマイクロセル技術("Microcell Engineering in CDMA Cellular Netwaorks")」IEEE 車載技術論文誌、43巻、4号、1994年11月に記載されている。もしアップおよびダウンリンクが不平衡であれば、その場合一方のリンクが容量を制限し、他方のリンクには容量に幾らかのマージンがある。
同じ周波数が互いのセルおよびアップリンクおよびダウンリンクの両方向でそれぞれ使用される場合、送信電力制御(transmit power control、TPC)も必要である。送信電力制御の目的は、(1)基地局において受信する移動局信号の実際の信号品質を目標信号品質に近く維持し、(2)移動局において受信する基地局信号の実際の信号品質を目標信号品質に近く維持する、ことである。しかし、TPCは、移動局とセル基地局間の通信中の電力レベルの管理にのみ有効である。TPCは、アップリンクにで別のセルと通信中の移動局の送信電力を制御せず、TPC命令を送信する移動局と通信中でない基地局の電力を制御しない。HCSのダウンリンク通信の場合、無線経路の高速フェーディングおよびシャドウイングの少なくともいずれかの存在は、マイクロセル内の移動局への大きな干渉となる。これは、マクロ基地局が、通常比較的高いアンテナ、およびマイクロ基地局の動的電力制御範囲を超える可能性のある、比較的大きな総送信電力を有するからである。マイクロセルにおける送信電力制御は、通常マクロ基地局からマイクロ基地局と通信中の移動局へのこの大きな干渉を防止しない。ダウンリンクにおけるマクロセルに起因する大きな干渉はマイクロセルにおける容量の減少あるいは呼の切断にさえなる。
HCSシステムの別の問題は、移動局が高速で移動する場合の接続の早まった、およびしばしば不必要なハンドオーバである。高速で移動する移動局は、ハンドオーバを保証するに足るほどの時間に亘ってマイクロセルに留まることは恐らくない。HCSシステムにおいて高速で移動する移動局に対する不必要なマイクロセルのハンドオーバを防止することは、オーバヘッド、信号授受、および不必要なハンドオーバのための信号授受に伴う帯域の結果的な減少を回避するために有益である。
本発明は、不平衡リンクを使用して、HCSに関する以上のおよび他の問題を解決する。HCSのマクロセルおよびマイクロセルは、同じ周波数や周波数帯域を使用して、異なる周波数や周波数帯域を使用するのと比較して容量を増加させ、ダイバーシティの利点を達成する。時に不安定であり得る、複雑で時間を消費する、周波数間ハンドオーバも回避される。マイクロセルのダウンリンクのサービスエリアは縮小され、その結果HCSの無線アップリンクおよびダウンリンクは意図的に不平衡である。ダウンリンクのより小さなマイクロセルは、負荷は多いが、比較的小さなサービスエリアに対して安定したサービスを提供することに関して有益である。
ダウンリンクマイクロセルのサービスエリアの縮小は、一実施形態ではマイクロセルのパイロット送信電力レベルを実際に低減することにより実行することができる。別の実施形態では、ダウンリンクマイクロセルのサービスエリアの縮小は、マイクロセルからダウンリンク信号を送信し、マイクロセルへのアップリンク信号を受信するマイクロセル基地局のアンテナビームを傾斜させることにより実行することができる。第3の実施形態では、ダウンリンクマイクロセルのサービスエリアの縮小は、マイクロセルのパイロット信号の検出電力レベルを数学的に低減し、ハンドオーバの判定に低減されたパイロット電力を使用することにより実行することができる。
検出された、あるいは他の方法により決定されたマイクロセルのパイロット電力に基づく、不平衡リンクのマイクロセルへのハンドオーバは、平衡リンクが使われた場合より頻度が少なく、より遅く生じる。実際、幾つかの潜在的なハンドオーバは生じることもない。マイクロセルのダウンリンクのサービスエリアは不平衡リンクにより縮小されるが、平衡リンクであればマイクロセルによりサービスを受ける筈の移動局は、マクロセルにより適切にサービスを受ける。そして、不平衡リンクは、マイクロセルではより安定なHCSサービスを提供し、より大きな総合的な容量の利得をHCSシステムにもたらす。さらに、不平衡リンクはマイクロセル基地局にダウンリンク送信電力の「マージン」をもたらす。マイクロセル基地局のサービスエリアの縮小は、マイクロセル基地局からの総送信電力が低減されることを意味する。比較的近い移動局への基地局送信電力は、基地局から比較的遠い移動局への送信電力に比べて、比較的小さい。その結果、大きな干渉を受ける移動局に満足な信号電力および品質により到達する必要がある場合、マイクロセル基地局には最大送信電力を増加させる幾らかの付加的マージンや柔軟性がある。
階層セル構造(HCS)移動体通信システムは、同じ周波数帯域を使用するより小さなマイクロセルを内包するマクロセルを含む。マクロセルはマクロセル基地局を含み、マイクロセルは、マイクロセル基地局を含む。マクロセルとマイクロセル間にアップリンク通信セル境界が確立され、マクロセルとマイクロセル間にダウンリンク通信セル境界が確立される。無線ネットワーク・コントローラは、アップリンクおよびダウンリンクマイクロセル境界が不平衡であるべきであることを示す条件がHCSシステムに存在することを判定する。もし条件が満たされ、あるいは存在すれば、マイクロセル基地局からのダウンリンクの有効送信範囲が縮小され、直接あるいは間接に、アップリンクおよびダウンリンクのHCSセル境界を不平衡にする。
不平衡リンクを実行する3つの非制限的例示技術を説明する。第1に、無線ネットワークは、直接マイクロセル基地局にそのパイロット信号の電力レベルを低減することを指示する。第2に、無線ネットワークは、マイクロセル基地局にマイクロセルパイロットに対応するアンテナを傾け、方位角を低下することを指示し、これによりパイロット信号の範囲を有効に縮小する。第3に、無線ネットワーク・コントローラは、マイクロセル近傍の1以上の移動局にオフセット値を送信することができる。これらの移動局はこのオフセットを使用して、マイクロセル基地局から検出されるパイロット電力を数学的に低減する。このオフセットにより受信するマイクロセルのパイロット電力が低減されるので、移動局はマイクロセル基地局が遠く離れていると感じ、従ってマクロセル基地局によりサービスを受ける見込みがより高い。あるいは、無線ネットワークは、移動局が通報するパイロット電力にオフセットを選択的に適用し、同様な効果を達成することができる。これら後者の2つの「間接的」方法は、パイロット電力レベルを実際には低減しないので、好ましいであろう。強いパイロット信号は正確な評価および信号の復調に必要である。しかし、これら2つの方法は、さらにダウンリンクマイクロセルサイズを縮小する。
別の本発明の特徴は、マイクロセル近傍の移動局が不平衡リンクの状況で送信する場合に生じるアップリンクの干渉に関係する。セル間干渉は、不平衡のためマクロ基地局との通信を強いられたマイクロセル近傍で送信する移動局に主として起因する。もし移動局からマクロセル基地局へのアップリンクの送信に伴う干渉が、予め定めた制限を超えそうであれば、その場合マイクロセル基地局の受信器において、好ましくは干渉の除去(interference cancellation、IC)が行われる。
さらに別の本発明の特徴は高速移動局に関係する。もし移動局の速度が閾値を超えると、無線ネットワーク・コントローラは、マイクロセルのダウンリンクの範囲を縮小(あるいは大幅に縮小)することによりマイクロセルへの移動局の接続のハンドオーバを防止することができる。より小さなマイクロセルのダウンリンクは、早く移動する移動局がマイクロセルにハンドオーバされ、次いで素早くマクロセルにハンドバックされる可能性を減じる。マクロからマイクロそしてマクロセルへのハンドオーバのためのオーバヘッド、信号授受および関連する帯域の減少が回避される。
制限ではなく、説明のために、特定の電子回路、手順、技術など特別に詳細な事項を以下で説明し、本発明の理解に資する。しかし、当業者にとって、本発明がこれら特別に詳細な事項とは異なる他の実施形態において実施されうることは明らかである。他の例では、公知の方法、装置、および技術などの詳細な説明は割愛し、不必要な詳細事項により本説明を曖昧にしないようにする。個々の機能ブロックは1以上の図に示される。当業者は個別構成要素あるいはマルチ機能ハードウエアを使用して機能を実装することができることを理解する。特に、処理機能は、プログラムされたマイクロプロセッサあるいは汎用コンピュータ、アプリケーション専用集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、および1以上のディジタル信号処理装置(digital signal prosessor、DSP)のうち少なくともいずれかを使用することにより実装できる。
図1は、移動体通信システムで使用する階層セル構造(HCS)を示す。大きなマクロセルはより小さなマイクロセルを内包する。マクロセルは、マクロセルの移動局(mobile station、MS)およびマイクロセルの中あるいは近傍の1以上の移動局と通信するマクロセル基地局(base station、BS)を含む。マイクロセルは、マイクロセルの移動局およびマクロセルの多分1以上の移動局と通信するマイクロセル基地局を含む。マクロ基地局およびマイクロ基地局は共に、CDMAおよびWCDMAシステムにおいて行われるように、同じ周波数を用いて動作する。これにより、マクロ基地局およびマイクロ基地局が異なる周波数を使用する状況に比して、システム容量が増大する。周波数間「ハード」ハンドオーバも回避される。
マクロセルおよびマイクロセルは、HCSにおいて同じ周波数帯域を使用するので、ソフトハンドオーバおよびセルサイトダイバシティを使用することができる。しかしながら、同じ周波数のHCSシステムに対して、従来的には「平衡リンク」が必要であると考えられている。平衡リンクでは、移動局から基地局へのアップリンク通信のためのマクロセルとマイクロセルとの境界は、基地局からその移動局へのダウンリンク通信のためのマクロセルとマイクロセルとの境界と同じである。これは2つのことを意味する:(1)マクロ基地局とマイクロ基地局間のセル境界に位置する移動局にとって、マクロ基地局およびマイクロ基地局において移動局のアップリンク信号が受信されるためには、同じ送信電力が必要であり、(2)ダウンリンクでは、移動局は、マクロ基地局およびマイクロ基地局からそれぞれのパイロット信号を同じ電力レベルで受信する。
この平衡リンクの概念は、図2に示され、上のグラフでは、(1)移動局が要求する送信電力対HCSにおけるマクロセル基地局からの距離を示し、下のグラフでは、(2)移動局が受信するパイロット電力対HCSのマクロセル基地局からの距離を示す。上のグラフは、マクロセルとマイクロセル間のアップリンクセル境界と見なすことができる。下のグラフは、マクロセルとマイクロセル間のダウンリンクセル境界と見なすことができる。マイクロセルおよびマクロセルの線が交差する垂直の破線は、アップリンクおよびダウンリンクのマクロセルとマイクロセルとの境界が、マクロセル基地局から等距離にあり、平衡リンクとなることを示す。
図3は、より大きなマクロセルに埋め込まれたマイクロセルを有するHCSを組み込む移動体通信システム10を示す。基地局あるいは他の無線ネットワーク・コントローラ12は、雲14により表される1以上の他のネットワークおよびノードに結合される。基地局あるいは無線ネットワーク・コントローラ12は、またマクロセル基地局16およびマイクロセル基地局17に結合され、また1以上の他のマクロ基地局あるいはマイクロ基地局に結合されることができる。マイクロ基地局およびマクロセル基地局は、第3世代、WCDMA移動体システムで使用されるような公知の無線アクセス技術およびプロトコルを使用する無線空中線インタフェースを介して移動局18と通信する。
WCDMAシステムの基地局制御ノード12は、無線ネットワーク・コントローラ(RNC)であり、特には、RNC12における一般的あるいは総合的動作を制御する監視コントローラ20、セルおよびセクターの少なくともいずれかの間の移動局の接続のソフトハンドオーバを制御するダイバシティハンドオーバコントローラ22、およびマクロ基地局とマイクロセル基地局間のアップリンクおよびダウンリンクセル境界の不平衡化およびその程度を制御するリンク平衡コントローラ24を含む。マクロセル基地局16は、特には、監視コントローラ26、送信電力コントローラ28、および無線送受信回路30を含む。マイクロセル基地局17は、監視コントローラ32、特には、送信電力コントローラ34、および無線送受信回路36を含む。マイクロセル基地局17は、また好ましくはアンテナ傾斜回路38および干渉除去回路40を含む。図示しないが、各移動局18は、無線ネットワークとの無線通信を行い、そのアップリンク送信電力を調整し、ダウンリンクの基地局の送信信号品質を検出し、無線ネットワーク・コントローラに通報するのに十分な無線送受信回路および制御回路の構成要素を含む。
背景技術で説明した状況および理由のため、1以上の条件あるいはシナリオの下では、リンク平衡コントローラ24がマクロ基地局およびマイクロセル基地局16および17間に不平衡リンクを実装することが望ましい。図4は、図1のものに似るが、不平衡リンクを有するHCSを示す。特に、マイクロセル基地局17からのダウンリンク(downlink、DL)送信セル境界は、マイクロセル基地局17へのアップリンク(uplink、UL)送信セル境界より狭い。
図5は、上のグラフで移動局が要求する送信電力対マクロセルからの距離を示し、下のグラフにおいてマクロセルからの距離に基づいて移動局が受信するパイロット電力を示す。図3と同様に、上のグラフは、マクロセルとマイクロセル間のアップリンクセル境界と見なすことができ、下のグラフは、マクロセルとマイクロセル間のダウンリンクセル境界と見なすことができる。しかし、図3と違って、マイクロセルおよびマクロセルの線が交差する垂直の破線は、アップリンクおよびダウンリンクの境界がマクロセル基地局からの距離が同じではなく、これにより不平衡リンクであることを明示する。特に、上のグラフにおける交差は図3の場合と同じであるが、下のグラフの最初の交差は、マクロセル基地局からより遠い距離において生じ、2つの下の方の交差は互いに接近している。要するに、マイクロセルのダウンリンクのサービスエリアはマイクロセルのアップリンクのサービスエリアより狭い。
縮小されたマイクロセルのダウンリンクは、適切な方法で実装することができる。3つの非制限的な例示的技術を説明する。他の技術を使用することもできる。1つの明確な方法は、リンク平衡コントローラ24がマイクロ基地局電力コントローラ34にマイクロセル基地局パイロット信号の送信電力をリンク平衡コントローラ24により決定される量だけ直接低減することを指示することである。
しかし、縮小されたマイクロセル基地局のパイロット電力は、不平衡サービスエリア内における平衡リンクからマイクロセルにおける正確なチャネル推定を行う、移動局の能力を損ないうる。正確なチャネル推定は、復調、受信に必要である。事実、パイロット電力は、幾つかの受信器動作で使用される。従って、実際のパイロット電力レベルを低減することを避け、マイクロセルのダウンリンク境界を縮小するある他の「間接的な」方法を使用することが有用でありうる。
不平衡リンクを直接創出する別の実施形態は、リンク平衡コントローラ24が、マイクロ基地局のアンテナ傾斜回路38に指示して、パイロット信号を送信するアンテナ或いはアンテナ列を下向きに「傾斜させる」(例えば、方位角をより低く)ことである。この下方への傾斜により、マイクロセルのサービスエリアが縮小し、従ってダウンリンクのマイクロセルサイズを縮小する。アンテナ傾斜の量は、ダウンリンクのマイクロセルサイズを縮小する量に依存し、その量はリンク平衡コントローラ24により決定される。パイロット電力レベルは低減されないので、アンテナ傾斜の方法はチャネル推定を損なうことはないが、(以下に説明する理由のためマイクロセルにおいて有用であり得る)干渉の除去は、このビーム傾斜の方法ではある程度制限される。図5のアップリンクとダウンリンク間のエリアに位置する移動局に関する情報が無いので、干渉の除去はこれらの移動局に適用できない。
第3の方法は、パイロット電力あるいはアンテナの傾斜によりマイクロセルのサービスエリアを実際に縮小することなく、マイクロセルのダウンリンクサイズを間接的に縮小し、不平衡リンクを創出する。ここで、間接とは、測定された受信パイロット電力が使用される前に修正されることを単に意味する。リンク平衡コントローラ24は、マクロ基地局およびマイクロ基地局の少なくともいずれかを介してマイクロセルの近傍あるいはマイクロセルの1以上の移動局へのブロードキャスト・チャネルあるいはある制御チャネルに電力オフセット情報を送信する。それぞれのこのような移動局は、マイクロセル基地局により送信されたパイロット信号から検出する電力レベルからそのオフセットを差し引く。このオフセットを減じた、マイクロセルパイロット電力値に基づいて、移動局は通常通りハンドオーバを開始する。さらに、(オフセットを減じない)実際に測定された値は無線ネットワーク・コントローラに通報される。
より低い電力値は、無線ネットワーク・コントローラのハンドオーバの決定に影響を与え、マイクロセルにハンドオーバされる移動局の数を効果的に削減する。低減されたパイロット電力値は、マイクロセルがその移動局に対して良好な接続を確立するには遠すぎることを示す。
不平衡リンクの必要性および程度はリンク平衡コントローラ24によって決定され、1以上の要因や状況に基づくことができる。非制限的な、例示的な要因或いは状況には、以下の1以上の事項が含まれる:移動体システムの負荷、トラヒック状況、マクロセル基地局と移動局間の無線リンク伝搬状況(propagation condition)、マクロセル基地局におけるアンテナの高さ、セルサイズ、マクロセル基地局とマイクロセル基地局間の地理的関係、および移動局の速度。マクロセルからマイクロセルへの大きなダウンリンクの干渉量はこれらの要因に依存する。
リンクの平衡化か不平衡化を決定する1つの非制限的実施形態は、ダウンリンクにおける移動局ユーザのサービス品質に基づく。リンク平衡コントローラ24は、1以上の移動局ユーザが平衡リンクにより満足なあるいは要求したサービス品質を受ける見込みを測定する。もし見込みが予め決められた値より低ければ、リンク平衡コントローラ24は不平衡リンクを使用する。1つの例は、サービス「障害」、即ち要求したサービス品質に満足しない移動局ユーザの割合である。また、任意の1以上の上記の要因又は状況(および他の要因又は状況のうち少なくともいずれか)は、リンクを平衡化するか、或いは、不平衡化するかの判定において考慮することができる。
説明した要因の1つは、移動の速度あるいは早さであり、これはフェーデイングのドップラー周波数に対応する。動きの早い移動局は短い時間の間にマイクロセルを通過する。移動局は素早くマイクロ基地局の範囲外に移動するので、その短い時間は、恐らくハンドオーバを行うに値しないことを意味する。しかし、もし動きの早い移動局に対してハンドオーバがあるとすれば、その場合マイクロセル基地局との通信は短時間である。絶対的に、あるいは動きのより遅い移動局に対する量と比較して、マイクロセルサイズを縮小させる量を増加させることにより、無線ネットワークは、動きの早い移動局がマイクロセルにハンドオーバされる確率を下げることができる。より小さなマイクロセルのダウンリンクは、動きの早い移動局がマイクロセルにハンドオーバされ、次いで素早く、直ちにマクロセルにハンドバックされる可能性を下げる。マクロセルからマイクロセルへ、そしてマクロセルへのハンドオーバのためのオーバヘッド、信号授受、および付随する帯域減少は回避される。移動局は、ダウンリンクにおいて各基地局から受信するパイロット電力に基づいて、ハンドオーバを開始する。もし移動局がその速度に従ってオフセット値を増加させれば、その場合移動局の動きが早いほどオフセット値が大きくなり、マイクロセル基地局からのパイロット電力を低減させることになる。これにより、マイクロセルのサービスエリアが小さくなるに応じてマイクロセル基地局からのパイロット電力が低減する。移動局の速度を検出する一方法は、フェーディングのドップラー周波数を測定する、あるいは好適な位置測定サービスが利用可能であれば、移動距離を測定時間で割り算することである。
リンクの不平衡は幾つかの効果をもたらす。第1に、その時点で最早マイクロ基地局のパイロットによりサービスされないマイクロセルとマクロセルとの境界近傍の幾つかの移動局は、マイクロ基地局よりむしろマクロセル基地局と通信する。第2に、そしてその結果、マイクロセルへのハンドオーバは少なくなり、ハンドオーバの発生はより遅くなる。マクロセルおよびマイクロセルへハンドオーバ、或いは、マクロセルおよびマイクロセルからのハンドオーバの判定は、受信パイロット信号の強度や品質のハンドオーバの閾値との比較に基づく。例えば、移動局がマイクロセルを通過中の場合、マイクロセルは比較的小さいので、移動局の接続は、恐らくやがてマクロセルへハンドバックされる。第3に、マイクロ基地局からのダウンリンク信号電力の低減は、マクロセルに「新しい」エリアが追加されることを意味する。
第4の効果は、マクロ基地局と通信する新マクロセルエリアの、あるいは近傍の移動局がマイクロセル基地局の送信からのダウンリンクの干渉を余り受けないことである。この干渉の減少により、ダウンリンクの干渉が、マイクロセルが平衡リンクにおいて通信する可能性を秘める移動局に大きくは影響しないことが保証される。マイクロ基地局からの干渉は、これらの移動局への送信電力を調整するマクロセルによるダウンリンク電力制御により管理することができる。
第5に、マイクロセル基地局は、縮小されたサイズのマイクロセル内の移動局に到達するダウンリンク送信電力のマージンを得る。換言すれば、もし必要、あるいは望ましければ、マイクロセル基地局は、マイクロセルの移動局に選択を基本に、より大きな送信電力を割り当てることができる。例えば、マイクロセルの移動局にマクロセル基地局の送信に起因する大きな干渉が生じる期間があり得る。送信電力のマージンにより、マイクロセル基地局は、マージンの幾らか、あるいは全てに対応する送信電力レベルの増加により、その大きな干渉を防止することができる。
第6の効果は、不平衡リンク、或いは、縮小されたダウンリンクのマイクロセルサイズから得られる送信電力のマージンの増加に応じて、マイクロセル基地局の送信電力制御(TPC)がより広い動的電力範囲を有することである。第7に、この新エリアにおいてマクロセル基地局に送信する移動局は、比較的大電力レベルで送信し、マクロセル基地局に到達するので、マクロセルのアップリンクで幾ばくかの干渉が追加される。
不平衡リンクの条件では、図3に示すようにマクロセルに新たに加えられた「グレー」エリアで送信するマイクロセルの移動局にアップリンクの干渉追加がある。換言すれば、この新しい「グレー」エリアで送信するこれら移動局は、かなり高い電力レベルでマクロ基地局に逆に送信し、これによりマイクロセルのアップリンクの干渉が増す。ある状況では、このアップリンクの干渉の追加は、受容でき、必ずしも補償する必要はない。このような1つの例は、インターネットタイプのトラフィックであり、アップリンクのトラフィック量は比較的軽く、トラフィックの大部分は、インターネットから来るダウンリンク、例えばウエブページ、などのダウンロードである。
一方、マイクロセルでこのアップリンクの追加干渉を補償する必要のある状況があり得る。従って、マイクロ基地局の無線送受信回路36は、好ましくはアップリンクの干渉の追加を低減、あるいはさもなければ補償する干渉の除去(IC)を含む。干渉の除去(IC)を説明する1つの文献は、有吉他による「W-CDMAマルチステージ並列干渉除去受信器における前方-後方フィルタリングを行うチャネル推定の効果について」、IEICE、通信学会論文誌、E85-B巻、10号、2002年10月、1898-1905ページ、であり、この文献の開示するところを参照により本明細書に組み込む。一般に、マイクロ基地局におけるマルチステージ並列干渉除去受信器は、干渉の除去を、一時的に復調された信号から生成する各移動局ユーザの信号の干渉の写しを全受信信号から差し引き、マルチアクセス干渉を抑制することで行う。干渉除去受信器において、全ての通話中の移動局ユーザに対する干渉除去の処理は同時に並列に行われ、数ステージに亘って繰り返される。他のIC技術も使用できる。
1つの干渉除去の方法は、マイクロセルのアップリンクの干渉を恐らく増加させるマイクロセルの外部から送信する移動局からと同様に、マイクロセル内部で送信する移動局からのアップリンクの干渉を低減することである。これら外部移動局は、主として、平衡リンクでは通常マイクロセルに接続されるところ、不平衡リンクのためにマクロセルに接続された移動局である。あるいは、干渉除去は、もっと単純にマイクロセル内部から送信する移動局からのアップリンク送信からセル内干渉のみを低減することにより行うことができる。この代替IC方法は干渉除去量を制限しがちであるが、マイクロセルの外部から送信する移動局に関する情報を取得し、考慮する必要がないので、実装がより簡単である。その理由は、もしセル間の方法が使用されると、マクロセル基地局は、マイクロセル基地局にアップリンクセル境界とダウンリンクセル境界間の(図5において黒い楕円により示す)エリアで干渉を行う移動局に関する、実際の電力レベル、スクランブル符号、タイミング、などを含む、情報を提供しなければならないからである。マイクロセル基地局の干渉除去器はこの情報を使用し、除去すべき干渉の移し或いは推定を生成する。
次に、本発明の幾つかの態様に関する非制限的な、例示的手順を示す図6のフローチャートについて説明する。ステップS1で、無線ネットワーク・コントローラ12は、HCSシステムのステータスや状況を調べ、どのタイプのリンクが必要であるか、あるいは適当かを決定する。ステップS2で、ステータスや状況に基づいて、マイクロセルとマクロセル境界間で不平衡、あるいは平衡リンクが必要であるかの判定を行う。以上で説明したように、このリンク不平衡化の判定は、任意の適切な要因に基づいて無線ネットワーク・コントローラによりなされる。サービス「障害」、即ち、所定割合の移動局が、HCSにおいて最低のサービス品質要求を受けられそうにないの見込みがあるので、リンクの不平衡化を指示する1つのこのような要因が必要となろう。もしサービス品質、あるいは他の基準や複数の基準が満たされれば、平衡リンクは維持される(ステップS3)。パイロット電力、あるいはビーム傾斜に修正はなされない。
不平衡リンクの場合、無線ネットワーク・コントローラは、リンクを不平衡にする量を決定し、(この実施形態の場合)マイクロ基地局へ命令を送信し、その不平衡を実行する(ステップS4)。以上で説明したように、(中でも)不平衡を実現するための2つの非制限的な方法は、下り方向のマイクロセルが効果的にそのサービスエリアを縮小するダウンリンクパイロット信号に対応して、マイクロセル基地局のパイロット電力を低減するか、或いは、マイクロ基地局のアンテナ列の方位角を傾斜させることである。
マイクロセル、あるいはマイクロセル近傍のマクロセルの各移動局は、マクロセル基地局、あるいはマイクロセル基地局からブロードキャストする情報を受信し、これらそれぞれの信号の受信パイロット電力を測定する(ステップ5)。また、移動局は、好ましくは(しかし必須ではないが)自己のその時点の速度を測定し、その速度を使用し、ブロードキャスト・チャネルにより提供されるオフセット値により修正パイロット電力を決定することができる。移動局の比較的早い速度に対して、オフセット値は修正パイロット電力を増し、マイクロセル基地局へのアクセスの見込みを減じる。無線ネットワークは、移動局の各基地局からの受信パイロット電力に依存して、移動局のマクロセル基地局、あるいはマイクロセル基地局へのアクセスを決定する(ステップS6)。もし(移動局の速度が考慮される場合に、修正された)マクロセル基地局のパイロット電力が、マイクロセル基地局のパイロット電力より大きければ、マクロセル基地局が選択される。勿論、基地局の選択過程において、他の要因も考慮することができる。
図7は、本発明の幾つかの追加態様に関する非制限的な実施形態の手順を有する別の実施形態を示す。ステップS1で、無線ネットワーク・コントローラ12は、HCSシステムのステータスや状況を調べ、必要な、あるいは適当なリンクタイプを決定する。ステップS2で、ステータスや状況に基づいてマイクロセルとマクロセル境界間で、不平衡、あるいは平衡リンクが必要であるかの判定がなされる。以上で説明したように、このリンク不平衡化の判定は、任意の適切な要因に基づいて無線ネットワーク・コントローラによりなされる。サービス「障害」、即ち所定割合の移動局が、HCS内で最低のサービス要求品質を受けられそうにない見込みがあるので、リンクの不平衡化を指示する1つのこのような要因が必要となろう。もしサービス品質、あるいは他の基準や複数の基準が満たされれば、平衡リンクは維持される(ステップS3)。パイロット電力、あるいはビーム傾斜に修正はなされない。
不平衡リンクの場合、無線ネットワーク・コントローラは、リンクを不平衡にする量を決定し、(この実施形態の場合)マイクロ基地局へ命令を送信し、その不平衡を実行する(ステップS4)。以上で説明したように、干渉の除去がマイクロセル基地局に適用され、不平衡を実行する第3の実施形態の方法が使用される場合、この実施形態は適当である。特に、第3の方法は、ブロードキャスト・チャネルにおいて通報されるオフセット値を受信パイロット電力から減算する。
マイクロセル、あるいはマイクロセル近傍のマクロセルの各移動局は、マクロセル基地局、あるいはマイクロセル基地局からブロードキャスト情報を受信し、これらそれぞれの信号の受信パイロット電力を測定する(ステップ5)。また、移動局は、好ましくは(しかし必須ではないが)自己のその時点の速度を測定し、その速度を使用し、ブロードキャスト・チャネルにより提供されるオフセット値により修正パイロット電力を決定することができる。移動局の比較的早い速度に対して、オフセット値は修正パイロット電力を増し、マイクロセル基地局へのアクセスの見込みを減じる。無線ネットワークは、移動局の各基地局からの受信パイロット電力に依存して、移動局のマクロセル基地局、あるいはマイクロセル基地局へのアクセスを決定する(ステップS6)。もし(もし移動局の速度が考慮される場合、修正される)マクロセル基地局のパイロット電力が、マイクロセル基地局のパイロット電力より大きければ、マクロセル基地局が選択される。勿論、基地局の選択過程において、他の要因も考慮することができる。
図7のフローチャートのステップS7からS11は、干渉除去に関係する。干渉除去は、望ましくはあり得るが、不平衡リンクにより動作する場合に、常に必要とされるものではない。決定は、アップリンクとダウンリンク間の不平衡の程度およびトラフィック負荷の相違に依存する。もしアップリンクの負荷がかなり高い、あるいは不平衡が本質的である、あるいは両方の場合、その場合アップリンクの干渉除去がより望ましくなる。もし減算タイプの干渉除去が使用される(他の干渉除去技術も使用することができる)と、その場合移動局に関するタイミング情報およびスクランブル/拡散符号情報が必要となる。使用される干渉除去タイプに依存して、また除去されるべきアップリンクの送信が、(1)マイクロセルの外部の移動局(セル間)、あるいは(2)マイクロセル内部の移動局(セル内)から発生するかを知ることが重要であり得る。
ステップS7で、この移動局が平衡リンクの状況において、たまたまマイクロ基地局に接続されるが、不平衡リンクの状況においてはマイクロ基地局に接続されるかの判定がなされる。もしこれが事実であれば、無線ネットワーク・コントローラは、そのスクランブル/拡散符号、速度、検出電力レベル、タイミング、などを含むこの移動局に関する情報を干渉除去においてできれば使用するためにマイクロ基地局に送信する(ステップS8)。ステップS9で、マイクロセル基地局は、この移動局によってもたらされるセル内アップリンク干渉の写しを生成するために、干渉生成ユニット(interference generation unit、IGU)をこの移動局に割り当てる。ステップS10で、この移動局からのアップリンク信号電力が、除去を保証するのに十分大きいかの判定がなされる。十分大きいなら、マイクロ基地局は干渉除去技術を使用して、この移動局からの受信信号を除去する(ステップS11)。
本発明を、最も実用的であり、好ましい実施形態であると現在考えられるものに関して説明した。例えば、リンクを不平衡にするべきかの判定、リンクを不平衡にする方法、および、干渉除去を実行するか否か、また、干渉除去を如何にして実行するかに関して、種々の方法およびパラメータを説明した。これらの変形の任意の組み合わせを使用することができる。さらに、他の方法及びパラメータの少なくともいずれかを使用することもできる。しかし、本発明は、開示した実施形態、あるいは実施形態に制限されないことが理解されるべきである。逆に、本発明は、添付の特許請求の範囲内に含まれる種々の変更および等価な装置をカバーするものと考えられる。
マクロセルがより小さなマイクロセルを内包する移動体通信システムで使用する階層セル構造(HCS)を示す。 HCSにおけるマクロセル基地局からの距離に基づいて移動局が必要とする送信電力および移動局が受信するパイロット電力を示す。 移動体通信システムの図1に示す階層セル構造(HCS)における種々のノードの機能ブロック図である。 図1に示す階層セル構造(HCS)の不平衡リンクを示す図である。 図4に示すHCSにおけるマクロセル基地局からの距離に基づいて移動局が必要とする送信電力および移動局が受信するパイロット電力を示す。 移動体通信システムの図4に示すようなHCSの不平衡リンクを実施し、管理する非制限的実施形態に従う手順を示すフローチャート図である。 移動体通信システムの図4に示すようなHCSの不平衡リンクを実装し、管理する別の非制限的実施形態に従う手順を示すフローチャート図である。

Claims (31)

  1. より小さなマイクロセルを含むマクロセルを包含する移動体通信システム(10)において利用される方法であって、
    アップリンク通信セル境界を、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間で確立する工程と、
    ダウンリンク通信セル境界を、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間で、前記アップリンク通信セル境界とは異なるように確立する工程と、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記アップリンク通信セル境界は、前記ダウンリンク通信セル境界よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ダウンリンク通信セル境界は、前記マイクロセルと関連づけられる基地局(17)からブロードキャスト信号を送信するための電力を低下させることにより確立されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記ダウンリンク通信セル境界は、ブロードキャスト信号を送信する前記マイクロセルに関連づけられた基地局(17)のダウンリンク・アンテナ・ビームを傾斜させて、前記ブロードキャスト信号のカバーエリアを縮小させることにより確立されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記ダウンリンク通信セル境界は、前記マイクロセルにより送信された信号の検出電力レベルを減少させることにより確立されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記マイクロセル基地局におけるアップリンク干渉レベルが、閾値を超えるか否かを判定し、もし前記閾値を超える場合に、干渉除去動作を実行して前記アップリンク干渉レベルを補償する工程を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記マイクロセル内におけるセル内アップリンク干渉と、前記マイクロセル内におけるセル間アップリンク干渉との一方又は両方を補償するか否かを決定する工程と、
    前記ダウンリンク通信セル境界の前記マクロセル側に位置する1つ以上の移動局1つ以上のパラメータを検出する工程と、
    前記マイクロセル内においてアップリンク干渉除去に利用するために、前記1つ以上のパラメータを提供する工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 移動局(18)が所定速度以上の速度で移動していることを判定する工程と、
    前記ダウンリンク通信マイクロセル境界を効果的に縮小させる工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  9. 前記マクロセルがマクロセル基地局(16)を含み、前記マイクロセルがマイクロセル基地局(11)を含み、前記方法は、
    前記システム内の状況が、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間のダウンリンクセル境界と、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間のアップリンクセル境界とが、不平衡とされるべき状況を示しているか否かを判定する工程と、
    前記不平衡とされるべき状況を示していると判定された場合に、前記ダウンリンクマイクロセル境界を縮小させ、前記アップリンク及びダウンリンクのマイクロセル境界を不平衡化する工程と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記不平衡とされるべき状況は、前記アップリンク及びダウンリンクのマイクロセル境界とが平衡である場合に、前記システム(10)内の移動局(18)が、所定のサービス品質を受けられないとの予測に基づくものであることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記不平衡とされるべき状況は、システム負荷、トラヒック、前記マクロセル基地局と前記移動局との間の無線リンク伝搬状況、前記マクロセル基地局のアンテナの高さ、セルサイズ、前記マクロセル基地局と前記マイクロセル基地局との間の地理的関係、及び、前記移動局の移動速度のうち、1つ以上に基づくものであることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記ダウンリンクセル境界は、前記マイクロセルと関連づけられる基地局からパイロット信号を送信するための電力を低下させることにより、縮小されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 前記ダウンリンクセル境界は、マイクロセル・パイロット信号を前記マイクロセル基地局から送信するためのダウンリンク・アンテナ・ビームを傾斜させることにより、縮小されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  14. 前記ダウンリンクセル境界は、前記マイクロセル基地局により送信されたパイロット信号の検出電力レベルを低下させることにより、縮小されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  15. 移動局(18)から前記マクロセル基地局(16)へのアップリンク送信に関連する干渉が、所定の限界値を超える見込みがあるか否かを判定する工程と、
    もし前記所定の限界値を超える見込みがあると判定された場合に、前記マイクロセル基地局(17)干渉除去を実行する工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  16. より小さなマイクロセルを含むマクロセルを包含する移動体通信システム(10)において使用される装置であって、
    アップリンク通信セル境界を、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間で確立する手段(12、24)と、
    ダウンリンク通信セル境界を、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間で、前記アップリンク通信セル境界とは異なるように確立する手段(12、24)と、
    を備えることを特徴とする装置。
  17. 前記アップリンク通信セル境界は、前記ダウンリンク通信セル境界よりも広いことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記マイクロセルと関連づけられる基地局(17)からブロードキャスト信号を送信するための電力を低下させて、前記ダウンリンク通信セル境界を縮小させる手段(24又は34)を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記ダウンリンク通信セル境界は、パイロット信号を送信する前記マイクロセルに関連づけられた基地局(17)のダウンリンク・アンテナ・ビームを傾斜させて、前記パイロット信号のカバーエリアを縮小させる手段(24又は38)を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  20. 前記マイクロセルにより送信された信号の検出電力レベルを低下させる手段(24又は34)を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  21. 前記マイクロセル基地局におけるアップリンク干渉レベルが、閾値を超えるか否かを判定し、もし前記閾値を超える場合には、前記マイクロセルの受信器において干渉除去動作を実行して前記アップリンク干渉レベルを補償する手段(24、36、40)を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  22. 前記マイクロセル内におけるセル内アップリンク干渉と、前記マイクロセル内におけるセル間アップリンク干渉との一方又は両方を補償するか否かを決定する手段と、
    前記ダウンリンク通信セル境界の前記マクロセル側に位置する1つ以上の移動局1つ以上のパラメータを検出する手段と、
    前記マイクロセル内においてアップリンク干渉除去に利用するのために、前記1つ以上のパラメータを提供する手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 移動局が所定速度以上の速度で移動していることを判定する手段と、
    前記ダウンリンク通信マイクロセル境界を効果的に縮小させる手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  24. 前記マクロセル基地局(16)及び前記マイクロセル基地局(11)の1つ以上の動作を制御するように構成された監視コントローラ(20)を更に備え、
    前記確立する手段は(12,24)は、前記監視コントローラ(20)と結合され、前記システム内の状況が、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間のダウンリンクセル境界と、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間のアップリンクセル境界との間で不平衡リンクを実装すべき状況か否かを判定し、もし前記不平衡リンクを実装すべき状況と判定した場合に、前記ダウンリンクマイクロセル境界を縮小させ、前記不平衡リンクを実装するように構成された、リンク平衡コントローラ24を含むことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  25. 前記状況は、前記アップリンク及びダウンリンクのマイクロセル境界が平衡である場合に、前記システム(10)内の移動局(18)が、所定のサービス品質を受けられないとの予測に基づくものであることを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記状況は、システム負荷、トラヒック、前記マクロセル基地局と前記移動局との間の無線リンク伝搬状況、前記マクロセル基地局のアンテナの高さ、セルサイズ、前記マクロセル基地局と前記マイクロセル基地局との間の地理的関係、及び、前記移動局の移動速度のうち、1つ以上に基づくものであることを特徴とする請求項24に記載の装置。
  27. 階層セル構造(HCS)システムであって、より小さなマイクロセルを含むマクロセルを備え、前記マクロセルはマクロセル基地局(16)を含み、前記マイクロセルはマイクロセル基地局(17)を含み、前記HCSシステムは、
    前記マクロセル基地局(16)及びマイクロセル基地局(17)と結合され、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間のダウンリンクセル境界と、前記マクロセルと前記マイクロセルとの間のアップリンクセル境界との間で、不平衡リンクが実装されるべきか否かを判定し、もし実装すべきと判定した場合に、前記ダウンリンクマクロセル境界を縮小して前記不平衡リンクを実装するように構成された、無線ネットワーク・コントローラ(12)を備えることを特徴とするHCSシステム。
  28. 前記無線ネットワーク・コントローラ(12)は、前記マイクロセル基地局(17)へコマンドを送信して、前記マイクロセル基地局(17)から送信されるパイロット信号の電力を低下させるように構成されている、ことを特徴とする請求項27に記載のHCSシステム。
  29. 前記無線ネットワーク・コントローラ(12)は、前記マイクロセル基地局(17)へコマンドを送信して、前記マイクロセル基地局(17)からパイロット信号を送信する前記マイクロセル基地局(17)のダウンリンクアンテナビームを傾斜させるように構成されている、ことを特徴とする請求項27に記載のHCSシステム。
  30. 前記無線ネットワーク・コントローラ(12)は、
    前記マイクロセル基地局(17)により送信されたパイロット信号の検出電力を下げるために、オフセットを利用するように構成されている、ことを特徴とする請求項27に記載のHCSシステム。
  31. 前記無線ネットワーク・コントローラ(12)は、前記移動局で検出されるパイロット信号の電力レベルを低減されるために、前記システム内の1以上の移動局(18)にコマンドを前記オフセットと共に送信することを特徴とする請求項36に記載のHCSシステム。
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