JP2007500508A - 抗体とエフェクター機能が増強された遺伝子組み換え抗体を作成する方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】 図7
Description
本明細書は、2003年6月29日に出願された米国仮出願番号第60/491,310号に対して優先権を主張し、その全内容はこの参照によって本明細書に組み込まれる。
それ以外にMMR成熟細胞のドミナントネガティブ対立遺伝子の発現がこれらの宿主細胞のMMRを欠損性にすることが、Nicolaidesら(Nicolaides et al.(1998)A Naturally Occurring hPMS2 Mutation Can Confer a Dominant Negative Mutator Phenotype Mol.Cell.Biol.18:1635〜1641)によって示された。MMR欠損細胞を作成することで、宿主生物の子孫のゲノム全体で遺伝子を変化させることができ、特徴が変化した生化学物質を生産することができる遺伝子組み換え子孫または同胞の集団を生み出すことができる。本特許出願では、抗体産生細胞のドミナントネガティブMMR遺伝子の使用について示し、これだけに限らないが、げっ歯類ハイブリドーマ、ヒトハイブリドーマ、ヒト免疫グロブリン遺伝子産物を産生するキメラげっ歯類細胞、免疫グロブリン遺伝子を発現するヒト細胞、単鎖抗体を産生する哺乳類細胞、哺乳類免疫グロブリン遺伝子、または単鎖抗体に含まれる分子など、キメラ免疫グロブリン分子を産生する原核細胞を含む。抗体を産生するために使用される上述の細胞発現系は、抗体治療の分野で当業者に周知である。
MMR欠損性の特徴は、宿主細胞のゲノムに不安定なマイクロサテライト反復が発生していることである。この表現型は、マイクロサテライト不安定性(MI)と呼ばれる(Modrich,P.(1994)Mismatch repair,genetic stability,and cancer.Science 266:1959〜1960;Palombo,F.,et al.(1994)Mismatch repair and cancer.Nature 36:4 17)。MIは、宿主細胞のゲノム全体にある反復モノ、ジ、および/またはトリヌクレオチドの欠失および/または挿入から成る。真核細胞の広範な遺伝分析では、MIを作成できる生化学的欠損のみが欠損MMRであることが分かった(Strand,M.,et al.(1993)Destabilization of tracts of simple repetitive DNA in yeast by mutations affecting DNA mismatch repair.Nature 365:274〜276;Perucho,M.(1996)Cancer of the microsatellite mutator phenotype.Biol Chem.377:675〜684;Eshleman J.R.,and Markowitz,S.D.(1996)Mismatch repair defects in human carcinogenesis.Hum.Mol.Genet.5:1489〜494)。MIを促進する際に欠損MMRが有するこの固有の特徴を考慮し、現在は宿主細胞にMMR活性がない調査での生化学的マーカーとして利用されている(Perucho,M.(1996)Cancer of the microsatellite mutator phenotype.Biol Chem.377:675〜684;Eshleman J.R.,and Markowitz,S.D.(1996)Mismatch repair defects in human carcinogenesis.Hum.Mol. Genet.5:1489〜494;Liu,T.,et al.(2000)Microsatellite instability as a predictor of a mutation in a DNA mismatch repair gene in familial colorectal cancer.Genes Chromosomes Cancer 27:17〜25)。
本明細書内で紹介されている方法の応用は、MMR欠損ハイブリドーマまたは細胞を産生する他の免疫グロブリンを利用し、生化学的特徴が変化した抗体を産生する免疫グロブリン遺伝子を遺伝的に変化させるものである。この適用の例はこの実施例の中で証明され、これによって、抗ヒト免疫グロブリンE(hIgE)MAbを産生するMMR欠損細胞株のHB134ハイブリドーマ(実施例1)を20世代増殖させ、そのクローンは96ウェルプレートで単離し、hIgE結合をスクリーニングした。図3は、高親和性MAbsを産生するクローンを同定するスクリーニング法の概要を示しており、前記タンパク質の軽鎖または重鎖可変領域の変化が原因と推定される。前記アッセイではプレート酵素免疫抗体法(ELISA)を利用し、高親和性MAbsを産生するクローンをスクリーニングした。HBvecまたはHB134プールの単細胞を含む96ウェルプレートは、増殖培地(RPMI1640+10%ウシ胎仔血清)+0.5mg/mlのG418において9日間増殖させ、クローンが前記発現ベクターを保持していることを確認した。9日後、プレートはhIgEプレートELISAによりスクリーニングし、それによって96ウェルプレートは、50μlsの1μg/mlのhIgE溶液で4時間、4℃でコーティングさせた。プレートは、カルシウムとマグネシウムを含まないリン酸緩衝生理食塩水溶液(PBS−/−)で3回洗浄し、室温で1時間、100μlsのPBS−/−と5%ドライミルク中でブロッキングした。ウェルは、1:5に希釈した各細胞クローンの条件培地を含む100μlsのPBS溶液で、2時間洗浄、インキュベートした。次にプレートをPBS−/−で3回洗浄し、室温で1時間、1:3000に希釈した2次抗体と結合したヒツジ抗マウス西洋わさびペルオキシダーゼ(HRP)を含む50μlsのPBS−/−溶液でインキュベートさせた。次にプレートは、PBS−/−で3回洗浄し、室温で15分間、50μlsのTMB−HRP基質(BioRad)でインキュベートし、各クローンで生産された抗体量を検出した。反応は、50μlsの500mM重炭酸ナトリウムを添加することで停止し、BioRadプレートリーダーを用い、415nmでのODで分析した。次に、バックグラウンド細胞(H36コントロール細胞)においてシグナルが増強することが示されたクローンを単離し、10mlの培地に増殖し、3回の実験でELISAデータの特徴をさらに確認した。ELISAは前記同じクローンの条件培地(CM)で実施し、各ウェルの条件培地で総Igの生産を測定した。次に、ELISAシグナルを増強させ、抗体レベルが上昇したクローンでさらに、実施例4で説明されるとおり、抗体が過剰発現および/または過剰分泌した変異体を分析した。HBvecまたはHB134細胞の96ウェルプレート5枚を分析し、前記HBvecコントロールと比べ、光学濃度(OD)値が高い、有意な数のクローンが前記MMR欠損HB134細胞で観察されることが分かった。図4は、親和性が高く、(IgEの場合)特異的抗原に結合する抗体を産生するHB134クローンの代表例を示している。図4では、96ウェルのHBvec(左のグラフ)またはHB134(右のグラフ)の分析による生データを提供し、1)IgE抗体への結合力が増強された抗体可変ドメインの遺伝的変化、または2)前記抗体分子の過剰生産/分泌につながる細胞宿主の遺伝的変化により、HB134プレートの2クローンでODの読み値が高くなることを示している。抗Ig ELISAでは、図4で示される2種類のクローンで、IgレベルがCM内にあり、OD値が低いことを示す周囲のウェルと同等であることが分かった。これらのデータは、前記抗体の抗原結合ドメインで遺伝的変化が発生し、これにより抗原結合力が高くなる可能性があることを示している。
軽鎖アンチセンス:5’−ACT GGA TGG TGG GAA GAT GGA−3’ (配列ID番号:2)
重鎖センス:5’−A(G/T)GTN (A/C)AG CTN CAG (C/G)AG TC−3’ (配列ID番号:3)
重鎖アンチセンス:5’−TNC CTT G(A/G)C CCC AGT A(G/A)(A/T)C−3’ (配列ID番号:4)
前述のスクリーニング戦略の後、H36およびHB134のクローンを分析することで、培地への抗体生産量が増加した有意な数のクローンを同定した。これらのクローンのサブセットはELISAで決定されたとおり、前記可変領域に含まれる前記抗原結合ドメインの変異の結果として、より高いIg結合性のデータを示したが、その他は抗体産生の「増強」を含むことが分かった。Mabの産生分泌量が増加したクローンのまとめは、表2に示されており、HB134細胞の有意な数のクローンで、H36コントロール細胞と比べ、前記条件培地のAb産生が亢進することが分かった。
MMRの初期段階は、MutSαおよびMutLαと呼ばれる2種類のタンパク質複合体に依存している(Nicolaides et al.(1998)A Naturally Occurring hPMS2 Mutation Can Confer a Dominant Negative Mutator Phenotype.Mol.Cell.Biol.18:1635〜1641)。ドミナントネガティブMMR対立遺伝子は、「補正された」ヌクレオチドを有するヌクレオチドの切除と重合に関与する下流の生化学物質を用い、これらの複合体形成を混乱させることができる。この適用の例は、ハイブリドーマ細胞株に発現された時、切断されたMMR対立遺伝子(PMS134)と完全長のヒトPMS2がMMRをブロッキングし、細胞分裂ごとにゲノム全体で遺伝的変化を獲得する高頻度変異細胞株となる能力を示している。抗体、単鎖抗体、免疫グロブリン遺伝子の過剰発現、および/または抗体分泌の亢進をコードする遺伝子に遺伝的変化を含む細胞株が産生されると、前記細胞宿主の遺伝的統合性を回復することが望ましい。これは、誘導ベクターを利用することで達成される可能性があり、ドミナントネガティブMMR遺伝子はそのようなベクターにクローニングされ、Ab産生細胞に導入される。前記細胞は誘導分子存在下および/または条件下で培養される。誘導ベクターには、これだけに限らないが、前記ステロイド誘導MMTV、テトラサイクリン制御プロモーター、温度感受性MMR遺伝子の対立遺伝子、温度感受性プロモーターなど、化学的に制御されたプロモーターを含む。
前記親クローンと比べ、前記抗体の親和性上昇に寄与する前記免疫グロブリンコード配列の変異について、前記H36変異型細胞株によって産生された抗体の軽鎖および重鎖の核酸配列を検討した。この結果は、表3に示した。このデータは、前記重鎖および軽鎖の可変ドメイン両方におけるプロリン置換が、抗体の抗原に対する親和性上昇に寄与することを示している。特定のホットスポットは、配列ID番号:6のアミノ酸の6位にあるように見られ、ここにおいてアミノ酸置換が起こり、HB91−47、HB134DRMA13、HB134DRMA55で前記親配列のアラニンがプロリンに変化した。これら3つのクローンは、9位および10位の変異も有していた。9位では、前記親配列のバリンがグリシンまたはアルギニンに置換されていたが、配列ID番号:6の10位で、前記親配列のアルギニンがいずれの場合もリジンに置換されていた。
本発明の方法を用いて作成した抗体クローン変異体により抗体依存性細胞毒性(ADCC)が上昇すると、おそらく以下のように検出される。1つの実施形態では、健常ドナーから単離されたヒト末梢血単核球(PBMC)がエフェクター細胞として利用され得る。簡潔に言えば、400mlの全血をリン酸緩衝生理食塩水(PBS)を用いて1:1(容積:容積)で希釈し、Ficoll−Paque(Amersham)溶液に入れ、2,000 RPM、18℃で、30分間遠心分離した。前記単核細胞を含む間期を回復させ、新しい試験管に移し、細胞はPBSで洗浄した。赤血球細胞は、次にACK溶解緩衝液(150mMのNH4C1、10mMのKHCO3、0.1mMのNa2EDTA)で5分間、室温にて溶解させた。PBMCは再び洗浄し、トリパンブルー排除によりその数と生存度を決定した。典型的には、2×108個以上の細胞がこの方法で回復され、このうち60%は凍結保存とその後の培養に耐えるものである(以下を参照)。PBMCは、10%ウシ胎仔血清(FBS)(Invitrogen)、2mMのL−グルタミン(Invitrogen)、5%のDMSO(Sigma)を含む完全高グルコースRMPI−1640(Invitrogen)に、細胞密度20×106/mlで懸濁させた。細胞は、1ml/バイアルで凍結用バイアル(cryovial)に移し、使用するまで−80℃で保存した。細胞は、急速に37℃にさらし、事前に暖めた競合RPMIで1回洗浄し、10ng/mlのヒト組み換えインターロイキン2(hIL−2)(R&D Systems)を含む完全高グルコースRPMIに、細胞密度2.5×106/mlで再懸濁し、3日間、37℃、5%CO2で増殖させた。このインキュベーションの最後に、PBMCの生存度が典型的には85%を超え、前記予想収率では600個以上の抗体産生クローンをスクリーニングすることができ、エフェクター:標的細胞比が5:1であると想定された。前記アッセイの前に、細胞を一度PBS緩衝液で洗浄し、トリパンブルー排除で計数し、CD−CHO無血清培地(Invitrogen)に懸濁し、ADCCアッセイに使用した。5,000個のクローンをスクリーニングするためには、約10件のドナーからPBMCを単離することが必要である。従来は、この数で望みの特徴を持ったクローンの単離に十分であった。各ドナーのPBMCは別のスクリーニングに利用され、他のドナーのPBMCとは混合されない。
ADCC活性が上昇したクローン産生抗体を選択するために、表現型が多様な細胞を作成するように、mAb産生細胞は前記ベクターp0124(pEF1−hPMS2−134−IRES−TK)をトランスフェクトして、前記hPMS−134遺伝子を発現させ、上述のFugene試薬を用いてミスマッチDNA修復を抑制した。G41 8(0.75mg/ml)で選択後、それぞれELISAとウエスタンブロット法で評価されたとおり、細胞をサブクローニングして、同時にhPMS−134タンパク質を発現した抗体産生クローンを単離した。細胞は20世代以上増殖させ、次に使用まで液体窒素中に凍結保存した。
前記hPMS−134を発現したmAb産生細胞は、限界希釈法でサブクローニングし、平底96ウェルプレートに播種した。1プレート当たり40個の単細胞コロニーを入手して単クローン性を概算するための播種密度は、経験的に決定された。
腫瘍抗原に対する非結合治療用モノクローナル抗体の主な作用モデルの1つは、前記腫瘍細胞に免疫エフェクター集団を補充するものである(Clynes R,Takechi Y,Moroi Y,Houghton A,Ravetch JV.Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.1998 Jan 20;95(2):652〜6;Clynes RA,Towers TL,Presta LG,Ravetch JV.Nat.Med.2000 Apr;6(4):443〜6)。特定の抗体が腫瘍細胞に免疫エフェクター細胞を補充できる効果は、前記腫瘍細胞表面の同種抗原で前記抗体の親和性の影響を受け、高親和性抗体は、同じ抗原を認識する低親和性抗体よりも、前記腫瘍細胞に免疫エフェクターを効率的に増強することを示していると仮定される。限られた報告から、in vitroでこの関連性を証明する試みがなされた(Alsmadi,0.and Tilley,SA.J.Virol.1998 Jan;72(1):286〜293;McCall,AM.,Shahied,L.,Amoroso,AR.,Horak,EM.,Simmons,RH.,Nielson,U.,Adams,GP.,Schier,R.,Marks,JD.,Weiner,LM.J.Immunol.2001 May 15;166(10):6112〜7,as well as in vivo (Velders,MP,van Rhijn,CM.,Oskam,GJ.,Warnaar,SO.and Litvinov,SV.J.Cancer 1998;78(4):476〜483)。このような関連性があるか否かを決定するため、in vitroで増加したmAbのADCC活性、およびこれらの抗体の親和性は、表面プラスモン共鳴分光法により、これらの関連抗原と比較した。
Claims (20)
- エフェクター機能が増強された抗体を産生する方法であって、
抗体産生細胞をミスマッチ修復遺伝子のドミナントネガティブ対立遺伝子に導入し、それによって前記抗体産生細胞が高頻度変異可能となる工程と、
前記高頻度変異可能細胞からエフェクター機能が増強された抗体を産生する細胞をスクリーニングし、それによってエフェクター機能が増強された抗体を産生する工程と
を有する方法。 - 請求項1の方法において、
前記ドミナントネガティブ対立遺伝子は、PMS2対立遺伝子である。 - 請求項2の方法において、
前記PMS2対立遺伝子は、コドン134に切断変異を有するものである。 - 請求項3の方法において、
前記切断変異は、野生型PMS2のヌクレオチド424におけるチミジンである。 - 請求項3の方法において、
前記PMS2対立遺伝子は、野生型PMS2の第1の133アミノ酸をコード化しているものである。 - 請求項2の方法において、
前記PMS2対立遺伝子は、ヒトPMS2である。 - 請求項1の方法において、
前記エフェクター機能は、抗体依存性細胞毒性(ADCC)活性である。 - 請求項1の方法であって、さらに、
前記抗体産生細胞に遺伝的安定性を回復させる工程を有するものである。 - 請求項1の方法であって、さらに、
前記抗体産生細胞を化学的突然変異誘発要因に曝露させる工程を有するものである。 - 請求項1の方法において、
前記抗体は、プロリンまたはヒドロキシプロリンでのアミノ酸置換を有するものである。 - 請求項1の方法において、
前記抗体は、重鎖可変領域においてアミノ酸置換を有するものである。 - 請求項1の方法において、
前記抗体は、軽鎖可変領域においてアミノ酸置換を有するものである。 - 請求項1の方法において、
前記抗体は、重鎖の第1のフレームワーク領域においてアミノ酸置換を有するものである。 - 請求項13の方法において、
前記置換は、配列ID番号:18のアミノ酸配列を有する、第1のフレームワーク領域の6位で生じるものである。 - 請求項1の方法において、
前記抗体は、軽鎖の第2のフレームワーク領域においてアミノ酸置換を有するものである。 - 請求項14の方法において、
前記アミノ酸置換は、プロリンまたはヒドロキシプロリンを有するものである。 - 請求項15の方法において、
前記置換は、配列ID番号:21のアミノ酸配列を有する、第2のフレームワーク領域の22位で生じるものである。 - 請求項1の方法において、
前記抗体は、重鎖の第1のフレームワーク領域においてアミノ酸置換を有し、軽鎖の第2のフレームワーク領域においてアミノ酸置換を有するものである。 - 請求項17の方法において、
前記アミノ酸置換は、プロリンまたはヒドロキシプロリンを有するものである。 - 請求項1の方法により産生された、エフェクター機能が増強された抗体。
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