JP2007323015A - 消耗装置、料金支払方法及び料金支払システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】交換可能なトナーカートリッジ11から、トナーカートリッジ11を特定するためのシリアル番号を読み取る。そして、このシリアル番号読取部24で読み取ったシリアル番号と、日時計測部25が計測した日時と、及び使用状況履歴管理部26が管理している使用状況とをプリントアウトして、販売店やサービス専門会社の修理が適正に行われているかどうかを判断する。
【選択図】図1
Description
第1のパーチャーは、トナーやインクなどの使用量に応じた課金方法であり、例えば、実際に使用した使用料金に、基本料金を付加して所定期間ごとにお客様に請求するものである。この場合、メンテナンス料金は契約が発生している限りかからない。
そして、メーカー側でその超過メンテナンスの発生原因を追求しようとしても、現状の消耗装置においては、どの消耗品に対して超過メンテナンスが必要になったかを知ることができないという問題があった。
図1は、本実施の形態に適用される画像形成装置の機能を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置1には、トナーを消耗する消耗品であるトナーカートリッジ11が着脱可能に設けられている。ここで画像形成装置1は消耗品であるトナーカートリッジ11のトナーを消耗する消耗装置として位置づけられる。以下、画像形成装置1を消耗装置と同義の装置として説明する。
図2において、まず、シリアル番号読取部24で読み取ったシリアル番号が、シリアル番号読取部24が前回読み取ったシリアル番号と異なるシリアル番号であるか否かが判断される(ステップS1)。すなわち、この判断ステップS1では、画像形成装置1のシリアル番号読取部24がトナーカートリッジ11内のIDチップのシリアル番号記憶部21から読み取ったシリアル番号が、前回読み取ったシリアル番号と異なるシリアル番号となっているときは、画像形成装置1に対してトナーカートリッジ11が交換して装着されたと判断され、前回読み取ったシリアル番号と同じシリアル番号である場合は、トナーカートリッジ11が交換されていないと判断される。
図3において、画像形成装置1の本体には、ハードウエア構成として、不揮発性記憶メモリー(既述の「本体メモリー7」に相当する)が備えられている。この本体メモリー7への読み書きは、画像形成装置1本体の制御部となるCPU2によって制御される。そして、本体メモリー7には、当該画像形成装置1の製造番号,製造年月日,及び、製造時の検査データが記憶されると共に、当該画像形成装置1の電源立ち上げ時の状態や現在までの総プリント(コピー)枚数、あるいは、現在までに発生したエラー及び故障の種類等を含め、当該画像形成装置の状態に関する各種情報が記憶されている。
更にIDチップ12は、画像形成装置1を使用中に発生するエラーや故障の発生履歴情報を格納する記憶領域を有すると共に、画像形成装置1の本体メモリー7の記憶内容すべてを転送させて格納する記憶領域をも有している。
一方、IDチップ12からのデータの読み出し時には、アドレスデータにより指定されているIDチップ12内の領域に記憶されているデータが、CPU2に送られる。
図4の左図に示すように、このIDチップ12はトナーカートリッジ11の上部に備えられている。IDチップ12に保持される情報は、本体に装着されときに、本体のコネクタ端子を介して本体に読み取られる。なお、IDチップ12に保持される情報を本体が読み取る動作は、トナーカートリッジ11の本体への装着の検知にも使用される。
現在のところでは、トナーカートリッジ11のIDチップ12は、電気コネクタ等により画像形成装置1の本体と電気的に接続される構成であるが、将来のIDチップ情報33は、画像形成装置1とトナーカートリッジ11との間で、電気コネクタを介することなく、非接触のRF−ID型(Radio Frequency Identification)により赤外線を含む電磁波で相互に交信するようにしてもよい。
また、トナー使用関連の情報として、トナーEDP(Electronic Data Processing)コード、トナー残量、トナーエンド履歴、リフィルフラグ、トナー装着時トータルカウンター、トナー装着時カラーカウンター、トナーエンド時トータルカウンター、トナーエンド時カラーカウンター、トナー装着年月日、トナーエンド時年月日などを記憶することが想定されている。
さらに、本体の使用関連の情報として、ユニット出力枚数、コピーアプリカウンター、スキャナアプリカウンター、FAXアプリカウンター、LS(load system)アプリカウンター、プリンターアプリカウンター、カバレッジデータなども考えられている。
このSMCプリント出力41としては、図5に示されるように、その必須項目として、機番と出力年月日(図の42)、及び各種使用項目のカウンターページ数(図43)が印刷されるが、これ以外にも、IDチップ12に記憶されているサプライシリアル番号(図の44)が印刷されるようになっている。
図6において、販売店53又はサービス専門会社52では、ユーザーからマシントラブルの連絡を受け付けると、サービスマンをユーザー宅に訪問させて、サービスマンによる本体装置の修理をさせる。サービスマンは、修理の際に、本体装置から図5に示したシリアル番号を印刷したSMC62をプリント出力し、サービスレポート(シリアル番号を記載した保守レポート)61と共に販売店に提出する。
販売店53は、自らサービスマンを訪問させたときは、サービス専門会社52に、シリアル番号を印刷したSMC62とサービスレポート(シリアル番号を記載した保守レポート)61のコピーを送付する(ステップS11)。
ここで、キットシステムエラーのエラー条件としては、高額部品使用時である場合、機器ファイルに登録がない場合などが考えられる。例えば、シリアル番号の記入が間違っていたり、同一シリアル番号で3回以上の修理訪問があったりするような場合などは、不適正な修理の可能性が高いが、後述する図の65で示すキットシステムエラー内容の再申請についての相互確認においてシリアル番号を印刷したSMC62を用いて判定可能であるため、キットシステムエラーから除外している。
すなわち、サービス専門会社52は、メーカー51に、再申請の内容確認のために、キットシステムエラー明細書64と、シリアル番号を印刷したSMC62とサービスレポート(顧客認印のある保守レポート)61とを送付する(ステップS16)。
Claims (5)
- 交換可能な消耗品から、該消耗品を特定するための識別情報を読み取る読取手段と、
日時を計測可能な計測手段と、
装置の使用状況の履歴を管理する履歴管理手段と、
前記読取手段が読み取った識別情報、前記計測手段が計測した日時、および前記履歴管理手段が管理している使用状況を入手し、用紙上にプリントするプリント手段と、
を設けたことを特徴とする消耗装置。 - 交換可能な消耗品から、該消耗品を特定するための識別情報を読み取る読取手段と、
日時を計測可能な計測手段と、
装置の使用状況の履歴を管理する履歴管理手段と、
前記読取手段が読み取った識別情報、前記計測手段が計測した日時、および前記履歴管理手段が管理している使用状況を入手し、入手した情報を外部サーバに送信する送信手段と、
を設けたことを特徴とする消耗装置。 - 本体部に対して交換可能な消耗品に、該消耗品を特定するための識別情報を記憶するステップと、
前記消耗品の交換時に前記消耗品の交換の日時及び前記本体部の使用状況を交換後の消耗品に記憶するステップと、
前記本体部の修理時に、前記交換後の消耗品に記憶されている、前記交換後の消耗品を特定する識別情報、前記消耗品の交換の日時及び前記本体部の使用状況を用紙上にプリント出力するステップと、
前記用紙上にプリント出力された前記交換後の消耗品を、前記消耗品の識別情報、前記消耗品の交換の日時及び前記本体部の使用状況と、予め定められた前記消耗品に対する適正修理時期及び適正使用範囲に基づいて、前記本体部の修理の内容の適否を判定するステップと、
前記本体部の修理の内容の適否の判定結果が適正であると判断されたとき、前記本体部の修理に対する料金の支払いを行うステップと
を含む料金支払方法。 - 本体部に対して交換可能な消耗品に、該消耗品を特定するための識別情報を記憶するステップと、
前記消耗品の交換時に前記消耗品の交換の日時及び前記本体部の使用状況を交換後の消耗品に記憶するステップと、
前記本体部の修理時に、前記交換後の消耗品に記憶されている、前記交換後の消耗品を特定する識別情報、前記消耗品の交換の日時及び前記本体部の使用状況を外部サーバに送信するステップと、
前記外部サーバに送信された前記交換後の消耗品を、前記消耗品の識別情報、前記消耗品の交換の日時及び前記本体部の使用状況と、予め定められた前記消耗品に対する適正修理時期及び適正使用範囲に基づいて、前記本体部の修理の内容の適否を判定するステップと、
前記本体部の修理の内容の適否の判定結果が適正であると判断されたとき、前記本体部の修理に対する料金の支払いを行うステップと
を含む料金支払方法。 - 本体装置と外部サーバから構成される料金支払いシステムであって、
前記本体装置は、
本体部に対して交換可能な消耗品に、該消耗品を特定するための識別情報を記憶する識別情報記憶部と、
前記消耗品の交換時に前記消耗品の交換の日時を交換後の消耗品に記憶する交換日時記憶部と、
前記消耗品の交換時に前記本体部の使用状況を交換後の消耗品に記憶する使用状況記憶部と、
前記本体部の修理時に、前記識別情報記憶部、前記交換日時記憶部及び前記使用状況記憶部に記憶されている、前記交換後の消耗品の識別情報、前記消耗品の交換の日時及び前記本体部の使用状況を出力する出力部と、を備え、
前記外部サーバは、
前記本体装置から出力された前記交換後の消耗品の識別情報、前記消耗品の交換の日時及び前記本体部の使用状況と、予め定められた前記消耗品に対する適正修理時期及び適正使用範囲に基づいて、前記本体部の修理の内容の適否を判定する判定部と、
前記本体部の修理の内容の適否の判定結果が適正であると判断されたとき、前記本体部の修理に対する支払いをする支払い部と、を備えている
ことを特徴とする料金支払システム。
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JP2006156315A JP2007323015A (ja) | 2006-06-05 | 2006-06-05 | 消耗装置、料金支払方法及び料金支払システム |
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