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JP2007313977A - 車両用シート - Google Patents

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JP2007313977A JP2006143950A JP2006143950A JP2007313977A JP 2007313977 A JP2007313977 A JP 2007313977A JP 2006143950 A JP2006143950 A JP 2006143950A JP 2006143950 A JP2006143950 A JP 2006143950A JP 2007313977 A JP2007313977 A JP 2007313977A
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勝治 合津
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Abstract

【課題】シートクッションのシート前方への移動量の低減とシートクッションのサイズの確保とを両立することが可能であり、しかも、折り畳み形態とするための操作性に優れる車両用シートを提供する。
【解決手段】シートバック14は、第二リンク部材36及び第三リンク部材38のシート後方側への回動によって、その回動中心(第二リンク部材36及び第三リンク部材38との連結部)のシート後方への移動を伴いながら前倒しされる。従って、車両用シート10を折り畳み形態とするために、シートクッション12の前方への移動量を大きくしたり、シートクッション12の前後長を短くしたりすることを防止できる。また、シートバック14を前倒ししたことに連動してシートクッション12をシート前方へ移動する連動機構を備える。従って、車両用シート10を折り畳み形態とするためには、シートバック14の前倒し操作を行うだけで良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、シートクッションをシート前方に移動させると共にシートバックを前倒しさせて折り畳み形態とすることが可能な車両シートに関する。
この種の車両用シートとしては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載の例では、シートバックの下方部がヒンジブラケットを介してボディに回動自在に支持されており、シートクッションの前方部が第一リンクによりボディに回動自在に支持されている。また、シートバックとシートクッションの後方部とが第二リンクにより連結されている。そして、シートバックをシートクッションの座面に向けて前倒しすると、第一リンク、および第二リンクがシート前方側へ回動して、シートクッションがシート前方部のボディ床面に移動すると共にシートバックが折り畳まれて、シートバックの裏面がリヤデッキ面に続く水平な荷床面を形成するように構成されている。
特開2003−252097号公報 特開2003−220866号公報
しかしながら、特許文献1に記載の例では、シートバックを前倒してシートクッションとシートバックとが前後に隣り合わせで連なる平面を形成するためには、シートクッションの前方への移動量を大きくしたり、シートクッションの前後長を短くしたりする必要がある。また、この種の車両用シートでは、車両用シートを折り畳み形態とするための操作性に優れることが望ましい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、シートクッションのシート前方への移動量の低減とシートクッションのサイズの確保とを両立することが可能であり、しかも、折り畳み形態とするための操作性に優れる車両用シートを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用シートは、車体フロア部に支持部材を介してシート前方へ移動自在に支持されたシートクッションと、一端側が前記車体フロア部に回動自在に連結されたリンク部材の他端側が回動自在に連結され、起立姿勢と、前記リンク部材の前記車体フロア部との連結部を支点としたシート後方側への回動を伴いながらシート前方へ前倒しされた前倒し姿勢とを取り得ると共に、前倒し時にシート前方へ移動した前記シートバックと隣り合わせで連なる面を形成可能なシートバックと、前記シートバックの前倒し動作に連動して前記シートクッションをシート前方へ移動させる連動機構と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の車両用シートでは、一端側が車体フロア部に回動自在に連結されたリンク部材の他端側がシートバックに回動自在に連結されており、シートバックは、このリンク部材の車体フロア部との連結部を支点としたシート後方側への回動を伴いながらシート前方へ前倒しされる構成である。つまり、シートバックは、リンク部材のシート後方側への回動によって、その回動中心(リンク部材との連結部)のシート後方への移動を伴いながら前倒しされる。従って、シートバックを前倒してシートクッションとシートバックとを隣り合わせで連なる面とするために、シートクッションの前方への移動量を大きくしたり、シートクッションの前後長を短くしたりすることを防止できる。これにより、シートクッションのシート前方への移動量の低減とシートクッションのサイズの確保とを両立することが可能となる。
しかも、請求項1に記載の車両用シートでは、シートバックを前倒ししたことに連動して連動機構が作動し、この連動機構によりシートクッションがシート前方へ移動される。従って、車両用シートを折り畳み形態とするためには、シートバックの前倒し操作を行うだけで良く、シートバックとシートクッションの両方を操作する必要が無い。このように、請求項1に記載の車両用シートでは、車両用シートを折り畳み形態とするための操作性に優れる。
請求項2に記載の車両用シートは、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記連動機構は、前記シートクッションをシート前方へ付勢する付勢部材と、前記リンク部材の前記車体フロア部との連結部よりもシート後方側に配置されたプーリと、前記プーリに巻き掛けられて前記シートクッションと前記リンク部材とに連結された連結ワイヤと、を有して構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の車両用シートでは、シートクッションが付勢部材によりシート前方へ付勢されている。また、シートクッションとリンク部材とには、連結ワイヤがプーリに巻き掛けられた状態で連結されている。従って、車両用シートが着座形態にあるとき、すなわち、シートバックが起立状態でリンク部材もシート前方へ位置しているときには、このリンク部材に連結された連結ワイヤの引っ張り力がプーリを介してシートクッションに伝達され、付勢部材の付勢力に抗してシートクッションがシート後方側に位置される。一方、この状態から、シートバックをシート前方へ前倒しさせると、このときのリンク部材の回動により連結ワイヤが緩むことで、この連結ワイヤの引っ張り力が減少する。そして、シートバックが付勢部材の付勢力によりシート前方へ移動されて、車両用シートが折り畳み形態となる。
また、このようにして車両用シートが折り畳み形態にある状態から、シートバックをシート後方側へ回動させて起立させると、リンク部材の回動に伴って連結ワイヤが引っ張られてシートクッションがシート後方側へ移動し、車両用シートが着座形態となる。このように、請求項2に記載の車両用シートでは、シートバックの回動に連動してシートバックを前後させることができ、折り畳み形態と着座形態との切替操作を容易に行うことが可能である。
請求項3に記載の車両用シートは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シートにおいて、前記シートクッション及び前記シートバックで形成される前記連なる面上に展開可能な展開ボードを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の車両用シートでは、シートバックを前倒しして車両用シートを折り畳み形態としたときに、シートクッション及びシートバックで形成される連なる面上に展開ボードを展開することができる。これにより、よりフラットで安定した荷室スペースを確保することが可能となる。
以上詳述したように、本発明によれば、シートクッションのシート前方への移動量の低減とシートクッションのサイズの確保とを両立することが可能であり、しかも、折り畳み形態とするための操作性にも優れたものとすることが可能である。
はじめに、図1乃至図5を参照しながら、本発明の一実施形態に係る車両用シート10の構成について説明する。
図1乃至図5には、本発明の一実施形態に係る車両用シート10の構成が示されている。なお、これらの図において、矢印Frは、車両前後方向前側、矢印Upは、車両上下方向上側、矢印Outは、車両幅方向外側をそれぞれ示している。
本発明の一実施形態に係る車両用シート10は、例えば、図1に示されるように、車両の荷室72に隣接して配置される後部座席として好適に用いられるものである。この車両用シート10は、各図に示されるように、シートクッション12とシートバック14とを備えている。
シートクッション12の前方部には、第一リンク部材16の一端側が回動自在に連結されており、この第一リンク部材16の他端側は、車体フロア70に一体的に設置されたフレーム部材18の前方部に回動自在に連結されている。シートクッション12の後方部には、車両幅方向外側に突出するピン20が設けられており、フレーム部材18には、シートクッション12の側方位置にガイド部材22が設けられている。ガイド部材22には、車両前後方向に延びるガイド孔24が形成されており、上述のシートクッション12に設けられたピン20は、ガイド部材22のガイド孔24に車両前後方向に移動自在に支持されている。
ガイド部材22には、ロックレバー26が回動自在に設けられており、このロックレバー26には、ピン20を係止可能な係止部28が形成されている。ロックレバー26は、図1に示される如く、フレーム部材18に設けられたスプリング30により常時R1方向へ付勢されると共に、フレーム部材18に設けられたロック解除機構32にワイヤ34を介して接続されている。
ロック解除機構32は、ロック解除レバー32Aを備え、このロック解除レバー32Aが引き操作されると、ワイヤ34を引き寄せてロックレバー26をR2方向へ回動させる構成である。また、このロック解除機構32は、フレーム部材18の後方部に設けられ、荷室72側(例えば、図示しない背面ドア開口部)から手の届く位置に配置されている。
一方、シートバック14の下方部には、第二リンク部材36及び第三リンク部材38の一端側がそれぞれ回動自在に連結されている。この第二リンク部材36及び第三リンク部材38の他端側は、車体フロア70に一体的に設置されたフレーム部材18の中央部及び後方部にそれぞれ回動自在に連結されている。
また、シートバック14は、図1乃至図3に示される如く、第二リンク部材36及び第三リンク部材38のシート後方側(R3方向,R4方向)への回動を伴って前倒しされる。このとき、シートバック14は、第二リンク部材36及び第三リンク部材38がシート後方側へ回動されることにより、その回動中心(第二リンク部材36及び第三リンク部材38との連結部)のシート後方への移動を伴いながら前倒しされる。
また、本実施形態の車両用シート10は、上述の如く、シートバック14が前倒しされると共にシートクッション12がシート前方へ移動されることで、図3に示される如く折り畳み形態となり得るように構成されている。このとき、シートバック14とシートクッション12とは、前後に隣り合わせとなって連なる平面40を形成するように構成されている。
また、本実施形態の車両用シート10には、シートバック14の背面に展開ボード42が設けられている。この展開ボード42は、二つの板材42A,42Bにより構成されている。一方の板材42Aは、シートバック14の背面に一体的に固定されており、他方の板材42Bは、一方の板材42Aに連結部44を介して連結されている。また、この二つの板材42A,42Bは、略同一形状で構成されており、図1乃至図3に示される如く、シートバック14の背面上で折り畳むことができる一方で、図4に示される如く、シートバック14とシートクッション12とが前後に隣り合わせとなって連なる平面40を形成した際には、この平面40上に展開することができるようになっている。
さらに、本実施形態の車両用シート10には、上述の如く、折り畳み形態とされる際に、シートバック14の前倒し動作に連動してシートクッション12をシート前方へ移動させるための連動機構が設けられている。すなわち、この連動機構の構成について詳述すると、シートクッション12の裏側には、図5に示される如く、結合ブラケット46が一体的に固定されており、この結合ブラケット46には、スライドワイヤ48の一端が結合されている。このスライドワイヤ48は、フレーム部材18に一体的に固定されたプーリ50を介して方向変換されて、その他端がフレーム部材18に一端が一体的に固定されたテンションスプリング52の他端に結合されている。そして、この構成により、シートクッション12には、シート前方へテンションスプリング52の引っ張り力が常時作用するようになっている。
一方、図1,図5に示されるように、フレーム部材18の第三リンク部材38との連結部よりもシート後方側には、プーリ54が配置されている。また、図1に示されるように、第三リンク部材38の長手方向中間部には、連結ワイヤ56の一端が固定されている。この連結ワイヤ56は、プーリ54に巻き掛けられることでシート後方側からシート前方側へ方向変換されると共にシート下方へ配索され、その他端が上述の結合ブラケット46に結合されている。そして、この構成により、シートクッション12には、第三リンク部材38の回動に応じてシート後方側へ連結ワイヤ56の引っ張り力が作用するようになっている。
また、このとき、連結ワイヤ56の中間部には、テンションワイヤ58の一端が結合部60により結合されている。このテンションワイヤ58は、上述のプーリ50を介して方向変換されて、その他端がフレーム部材18に一端が一体的に固定されたテンションスプリング62の他端に結合されている。そして、この構成により、連結ワイヤ56の弛みが防止されるようになっている。
次に、本発明の一実施形態に係る車両用シート10の動作について説明する。
(シートモードから荷室モードへの変換)
図1に示されるように、車両用シート10が着座形態にあるシートモードのときに、車両用シート10を荷室モードとして荷室72を拡大するためには、次の如く操作する。すなわち、先ず、ロック解除機構32のロック解除レバー32Aを引き操作する。このようにして、ロック解除機構32のロック解除レバー32Aを引き操作すると、ロックレバー26がワイヤ34により引っ張られることでR2方向へ回動し、ロックレバー26の係止部28からピン20が解除される。
この状態から、図2に示されるように、シートバック14を前倒しする。このようにしてシートバック14を前倒しすると、第三リンク部材38のシート後方側(R4方向)への回動に伴って連結ワイヤ56が緩み、シートクッション12に対する連結ワイヤ56の引っ張り力が減少する。そして、シートクッション12がテンションスプリング52の付勢力によりシート前方へ移動する。このとき、シートクッション12は、第一リンク部材16のシート前方側(R5方向)への回動を伴ってシート前方へ移動する。また、このとき、シートクッション12の後方部は、ピン20がガイド孔24を移動することによってガイド部材22に支持される。
このように、本実施形態の車両用シート10では、シートバック14の前倒し動作に連動してシートクッション12がシート前方へ移動する。また、このとき、シートバック14は、第二リンク部材36及び第三リンク部材38の車体フロア70側の連結部を支点としたシート後方側(R3方向、R4方向)への回動を伴いながらシート前方へ前倒しされる。つまり、シートバック14は、第二リンク部材36及び第三リンク部材38のシート後方側(R3方向、R4方向)への回動によって、その回動中心(第二リンク部材36及び第三リンク部材38との連結部)のシート後方への移動を伴いながら前倒しされる。
そして、この状態から、シートバック14をさらに前倒しする。このようにして、シートバック14をさらに前倒しすると、図3に示される如く、シートバック14とシートクッション12とが前後に隣り合わせとなって、車両用シート10が折り畳み形態となる。また、このときには、シートバック14とシートクッション12とが前後に隣り合わせとなって連なる平面40を形成する。
続いて、図4に示される如く、シートバック14とシートクッション12とが前後に隣り合わせとなって形成された連なる平面40上に、展開ボード42を展開する。これにより、車両用シート10が荷室モードに変換されて、荷室72が拡大されると共に、よりフラットで安定した荷室スペースが形成される。
(荷室モードからシートモードへの変換)
一方、上述のように、車両用シート10が荷室モードにあるときに、車両用シート10をシートモードへ変換するためには、次の如く操作する。すなわち、先ず、図3に示される如く、展開ボード42をシートバック14の背面上に折り畳み、この状態から、図2に示される如く、シートバック14をシート後方側へ回動させる。このようして、シートバック14をシート後方側へ回動させると、第三リンク部材38のシート前方側(R6方向)への回動に伴って連結ワイヤ56が引っ張られてシートクッション12がシート後方へ移動する。
なお、このときには、連結ワイヤ56にテンションワイヤ58を介してテンションスプリング62の引っ張り力が作用しているので、連結ワイヤ56の弛みが防止されている。従って、シートバック14の回動動作に連動してシートクッション12がスムーズにシート後方へ移動する。
そして、図1に示される如く、シートバック14を起立した状態とすると、シートクッション12がシート後方へ最も後退した位置に移動し、ピン20がロックレバー26の係止部28に係止される。このように、本実施形態の車両用シート10では、シートバック14をシート後方側へ回動させて起立させるだけで、シートクッション12が連動してシート後方へ移動し、元の位置に保持される。そして、これにより、車両用シート10がシートモードに変換されて、乗員が車両用シート10に着座可能となる。
次に、本発明の一実施形態に係る車両用シート10の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用シート10では、シートバック14が、上述の如く、第二リンク部材36及び第三リンク部材38のシート後方側(R3方向、R4方向)への回動によって、その回動中心(第二リンク部材36及び第三リンク部材38との連結部)のシート後方への移動を伴いながら前倒しされる。従って、シートバック14を前倒してシートクッション12とシートバック14とを隣り合わせで連なる面とするために、シートクッション12の前方への移動量を大きくしたり、シートクッション12の前後長を短くしたりすることを防止できる。これにより、シートクッション12のシート前方への移動量の低減とシートクッション12のサイズの確保とを両立することが可能となる。
しかも、本実施形態に係る車両用シート10では、上述の如く、シートバック14を前倒ししたことに連動してシートクッション12がシート前方へ移動される。従って、車両用シート10を折り畳み形態とするためには、シートバック14の前倒し操作を行うだけで良く、シートバック14とシートクッション12の両方を操作する必要が無い。このように、本実施形態に係る車両用シート10では、車両用シート10を折り畳み形態とするための操作性に優れる。
また、本実施形態に係る車両用シート10では、上述の如く、シートバック14の回動に連動してシートバック14を前後させることができ、折り畳み形態と着座形態との切替操作も容易に行うことが可能である。
また、本実施形態に係る車両用シート10では、車両用シート10を折り畳み形態とするためのロック解除機構32が、上述の如く、フレーム部材18の後方部に設けられ、荷室72側(例えば、図示しない背面ドア開口部)から手の届く位置に配置されている。従って、荷室72側からのロック解除機構32の操作も容易である。
さらに、本実施形態に係る車両用シート10では、シートバック14を前倒しして車両用シート10を折り畳み形態としたときに、シートクッション12及びシートバック14で形成される連なる平面40上に展開ボード42を展開することができる。これにより、よりフラットで安定した荷室スペースを確保することが可能となる。
また、本実施形態に係る車両用シート10では、シートクッション12及びシートバック14を前後に配置してフラットにすることができるので、サイドウィンドウ側に跳ね上げ式の車両用シートのようにサイドウィンドウ側の視界を妨げることが無く、ローディングハイトの嵩上げ量も最小限に抑えることができ、フラット化された車両用シート10を含む荷室72への荷物の載せ下ろしも容易である。
また、本実施形態に係る車両用シート10では、上述のように、シートクッション12のサイズを確保しつつ、シートクッション12及びシートバック14を前後に配置してフラットにできるので、車両用シート10の快適性と荷室スペースの拡大を両立させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの全体構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートの動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートの動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートの動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートの底面図である。
符号の説明
10 車両用シート
12 シートクッション
14 シートバック
16 第一リンク部材(支持部材)
18 フレーム部材(車体フロア部の一部)
34 ワイヤ(連動機構の一部)
36 第二リンク部材(リンク部材)
38 第三リンク部材(リンク部材)
40 平面(連なる面)
42 展開ボード
46 結合ブラケット(連動機構の一部)
48 スライドワイヤ(連動機構の一部)
50 プーリ(連動機構の一部)
52 テンションスプリング(付勢部材、連動機構の一部)
54 プーリ(連動機構の一部)
56 連結ワイヤ(連動機構の一部)
58 テンションワイヤ(連動機構の一部)
60 結合部(連動機構の一部)
62 テンションスプリング(連動機構の一部)
70 車体フロア(車体フロア部の一部)

Claims (3)

  1. 車体フロア部に支持部材を介してシート前方へ移動自在に支持されたシートクッションと、
    一端側が前記車体フロア部に回動自在に連結されたリンク部材の他端側が回動自在に連結され、起立姿勢と、前記リンク部材の前記車体フロア部との連結部を支点としたシート後方側への回動を伴いながらシート前方へ前倒しされた前倒し姿勢とを取り得ると共に、前倒し時にシート前方へ移動した前記シートバックと隣り合わせで連なる面を形成可能なシートバックと、
    前記シートバックの前倒し動作に連動して前記シートクッションをシート前方へ移動させる連動機構と、
    を備えたことを特徴とする車両用シート。
  2. 前記連動機構は、
    前記シートクッションをシート前方へ付勢する付勢部材と、
    前記リンク部材の前記車体フロア部との連結部よりもシート後方側に配置されたプーリと、
    前記プーリに巻き掛けられて前記シートクッションと前記リンク部材とに連結された連結ワイヤと、
    を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記シートクッション及び前記シートバックで形成される前記連なる面上に展開可能な展開ボードを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
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