JP2007229193A - 炭火ロースター - Google Patents
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Abstract
【課題】炭への着火作業を容易にする炭火ロースターを提供すること。
【解決手段】テーブル天板に係止される外胴2と、外胴2の内壁との間に吸煙空間4を形成しつつ外胴2内に係止される内胴3と、内胴3内に配置される炭コンロ21と、炭コンロ21の上方に設置される網11と、吸煙空間4の上方を閉鎖する配置で前記網11の上方に載置される吸煙リング12と、外胴及び内胴に形成した燃焼空気供給口201、301の外側に配置したファン8と、先端部がファン7の送風口の近傍において炭コンロ21側に向くように配置された点火ノズル9と、点火ノズル9の先端部近傍に配設した点火プラグ10と、外胴及び内胴に形成した着火確認窓202、301を開閉自在としたシャッター6と、シャッター6を閉めることにより作動して前記ファン8を駆動可能としたリミットスイッチ7と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】テーブル天板に係止される外胴2と、外胴2の内壁との間に吸煙空間4を形成しつつ外胴2内に係止される内胴3と、内胴3内に配置される炭コンロ21と、炭コンロ21の上方に設置される網11と、吸煙空間4の上方を閉鎖する配置で前記網11の上方に載置される吸煙リング12と、外胴及び内胴に形成した燃焼空気供給口201、301の外側に配置したファン8と、先端部がファン7の送風口の近傍において炭コンロ21側に向くように配置された点火ノズル9と、点火ノズル9の先端部近傍に配設した点火プラグ10と、外胴及び内胴に形成した着火確認窓202、301を開閉自在としたシャッター6と、シャッター6を閉めることにより作動して前記ファン8を駆動可能としたリミットスイッチ7と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、炭火ロースターに係り、より詳しくは、ロースター内部において炭への火起こしを可能にするとともに、炭への着火操作及び着火確認を容易にした炭火ロースターに関する。
一般的に、焼肉等の加熱調理においては、加熱源として炭を用いることによって、炭からの輻射熱により肉等を柔らかく調理することが可能であることから、ロースターにおいても、炭を加熱源として用いた炭火ロースターが高く評価されている。
しかしながら、炭火ロースターの場合には、スイッチ等の操作のみで点火が可能なガス式ロースターや電気式ロースターと異なり、まず、炭の火起こしをしなければならない一方、炭への着火は時間がかかるという問題点があるため、従来の炭火ロースターでは、予め、異なった場所に設置した炉等を用いて炭の火起こしをしておき、ロースターを使用する際に、火起こしが済んでいる炭をロースターまで運びつつロースターの中に入れることが行われている。
そのため、このような異なった箇所で予め火起こしが済んでいる炭をロースターまで運んでいく方法では、高温の炭を移動させなければならず、特に大型の焼肉店等においては、高温の炭の持ちながら多数個あるテーブル間を移動しなければならないために、常に危険が伴うという問題点がある。
また、予め炉等で火起こしを行っておく方法では、火起こしの開始から実際に炭を使用するまでの時間が長い場合には、炭が燃え尽きてしまうことが往々にしてあり、それにより、資源の無駄になるとともにコストも高くなってしまうという問題点が考えられる。
そのために、本発明者は過去において、ロースター内において、短時間で炭の火起こしを行うことを可能とした炭コンロを提案した。
ここで、図3はこの従来の炭コンロを説明するための図であり、この炭コンロを用いた炭火ロースターの縦断正面構造を示している。
そして、図において31が従来の炭火ロースターであり、この従来の炭火ロースターでは、テーブル天板Tに係止されるとともに、任意の箇所に排煙手段3201が連結される外胴32を備えており、この外胴32内には、周辺部任意の箇所において外胴32との間に吸煙空間34が形成される配置で内胴33が係止され、この内胴33内に炭コンロ41が配設されている。
ここで、炭コンロ41について説明すると、従来の炭コンロ41では、底部中央部分に開口4201が形成されたすり鉢状の炭コンロ本体42を有し、この炭コンロ本体42内には着火具43が係止されている。
そして、着火具43は、全体をすり鉢状にするとともに底部に略円形の開口4401が形成された着火具本体44と、この着火具本体44の下側に連設された、略円筒形状の着火源収容部45とを有しており、着火具本体44の周縁部を前記炭コンロ本体42の内壁に係止し、これにより、着火源収容部45が、炭コンロ本体42の開口4201より下方に突出する配置としている。
また、前記着火具本体44内には、着火具本体44の底部開口4401を閉鎖するような配置で、メッシュ状の網により形成した網ロストル46が配置されており、この網ロストル46は、その中央部及びその周辺部において前記開口4401を閉鎖するとともに、周縁部が前記着火具本体44の内壁部分に係止可能な寸法にしているとともに、その中央部分を凸状にしている。
そして、このように構成される炭火ロースター31を使用する場合には、前記炭コンロ本体42をロースターの内胴33内に係止し、その状態で、網ロストル46上に細かく砕いた屑炭を略平らに敷きつめ、更にその上に、任意の長さで切断した炭を積み重ねる。
次に、新聞紙等の可燃性の素材を細長く切り裂いたものをロール状にまるめて着火源を構成し、この着火源を前記着火源収容部45内に挿装する。
そして、その後に、ライター等の火種を用いて着火源に着火するとともに、シロッコファン等を用いて、炭コンロが係止されている内胴内に燃焼空気を供給する。
そうすると、着火源からの火により、まず屑炭に着火され、その後、この屑炭よりの火によって炭に着火し、これにより、炭コンロ41内で炭の火起こしを行うことが可能となる。
特開2005−270281号公報
しかしながら、前述の従来の炭火ロースターでは、ライター等の火種を用いて着火源に着火しなければならないために着火作業が面倒になるという問題点が考えられる。
また、従来の炭火ロースターでは、着火源に着火した後にファン36を駆動する動作が必要になるため、これによっても着火作業が面倒になるとともに、ファン36の駆動を忘れてしまい、これによって炭の燃焼空気を供給することができず、炭を有効に燃焼させることができなくなってしまうという問題点も考えられる。
そこで、本発明は、ロースター内部で炭の火起こしを可能とした炭火ロースターにおいて、炭への着火作業を容易にすることを可能とした炭火ロースターを提供することを課題としている。
本発明における炭火ロースターは、
テーブル天板に係止される、側壁任意の箇所に外胴側燃焼空気供給口および外胴側着火確認窓がそれぞれ形成されるとともに排気口が形成された外胴と、
該外胴内において前記外胴の内壁との間に吸煙空間を形成しつつ係止される、前記外胴側燃焼空気供給口及び外胴側着火窓に対向する箇所にそれぞれ内胴側燃焼空気供給口及び内胴側着火確認窓が形成された内胴と、
前記内胴内に配置される、前記内胴内の底部に設置されるホルダーと、該ホルダー上に設置される本体部と、該本体部の下部に連設された着火源収容部と、前記本体部の底部に載置されるメッシュ状のロストルと、前記本体部の上部に設置される枠体と、を具備する炭コンロと、
該炭コンロの上方に設置される網と、
前記吸煙空間の上方を閉鎖する配置で前記網の上方に載置される、吸煙窓が形成された吸煙リングと、
前記外胴側燃焼空気供給口の外側に、送風口が外胴側燃焼空気供給口側に向くように配置されたファンと、
先端部が前記ファンの送風口の近傍において前記着火源収容部側に向くように配置された、先端部から点火用ガスを噴射可能とした点火ノズルと、
該点火ノズルの先端部近傍に配設した、前記点火ノズルの先端から噴出する点火ガスに着火するための点火プラグと、
前記外胴側着火確認窓を開閉自在とした扉と、
該扉を閉めることにより作動して前記ファンを駆動可能としたスイッチと、を備えたことを特徴としている。
テーブル天板に係止される、側壁任意の箇所に外胴側燃焼空気供給口および外胴側着火確認窓がそれぞれ形成されるとともに排気口が形成された外胴と、
該外胴内において前記外胴の内壁との間に吸煙空間を形成しつつ係止される、前記外胴側燃焼空気供給口及び外胴側着火窓に対向する箇所にそれぞれ内胴側燃焼空気供給口及び内胴側着火確認窓が形成された内胴と、
前記内胴内に配置される、前記内胴内の底部に設置されるホルダーと、該ホルダー上に設置される本体部と、該本体部の下部に連設された着火源収容部と、前記本体部の底部に載置されるメッシュ状のロストルと、前記本体部の上部に設置される枠体と、を具備する炭コンロと、
該炭コンロの上方に設置される網と、
前記吸煙空間の上方を閉鎖する配置で前記網の上方に載置される、吸煙窓が形成された吸煙リングと、
前記外胴側燃焼空気供給口の外側に、送風口が外胴側燃焼空気供給口側に向くように配置されたファンと、
先端部が前記ファンの送風口の近傍において前記着火源収容部側に向くように配置された、先端部から点火用ガスを噴射可能とした点火ノズルと、
該点火ノズルの先端部近傍に配設した、前記点火ノズルの先端から噴出する点火ガスに着火するための点火プラグと、
前記外胴側着火確認窓を開閉自在とした扉と、
該扉を閉めることにより作動して前記ファンを駆動可能としたスイッチと、を備えたことを特徴としている。
本発明の炭コンロでは、着火源に点火するための点火ノズル及び点火プラグを備え、これにより、ライター等を用いること無く炭の火起こしを可能としているために、火起こしが容易である。
また、着火源への着火確認窓を開閉自在とした扉を備えるとともに、この扉を閉めることにより作動するスイッチを備え、扉を閉めることによりスイッチを作動させてファンを駆動可能としており、これにより、着火確認後に扉を閉めることで自動的にファンが駆動するため、ファンの駆動操作が不要となり、ファンの駆動忘れも無くすることができる。
本発明の炭火ロースターでは、テーブル天板に係止される外胴を備えており、この外胴は、側壁任意の箇所に外胴側燃焼空気供給口および外胴側着火確認窓がそれぞれ形成され、更に、底部には、排気ダクトが連結される排気口が形成されている。
また、外胴内には、内胴が係止されており、この内胴には、前記外胴側燃焼空気供給口及び外胴側着火窓に対向する箇所にそれぞれ内胴側燃焼空気供給口及び内胴側着火確認窓が形成され、更に、内胴は、周辺部において外胴との間に吸煙空間が形成される配置で、外胴内に係止されている。
次に、内胴内には炭コンロが配置されており、この炭コンロは、内胴内の底部に設置されるホルダーを有し、このホルダーの上部には、底部中央部分に開口が形成された本体部が設置されている。そして、この本体部の下方には、略円筒状にするとともにその内部に紙等の可燃性着火源を収容可能とした着火源収容部が連設されている。また、本体部内には、本体部の開口の上方に、メッシュ状にするとともに中央部分を凸状とした網ロストルが載置され、更に、本体部の上方側には、その下端部分が着火具本体の内周側に挿装される配置で枠体が配置されている。
そして、このように構成される炭コンロの上方には網が設置されており、更に、この網の上方には、吸煙窓が形成された吸煙リングが、前記吸煙空間の上方を閉鎖する配置で設置されている。
次に、前記外胴側燃焼空気供給口の外側には、ファンが、その送風口が外胴側燃焼空気供給口側に向くように配置されている。
また、本発明の炭火ロースターでは、前記着火源収容部内に収容した着火源に点火するための点火ノズルを有しており、この着火ノズルは、その先端部が前記ファンの送風口の近傍において着火源収容部側に向くようにして配置され、先端部から、着火源収容部側に向けて点火用ガスを噴射可能としている。
更に、点火ノズルの先端部近傍には、点火ノズルの先端から噴出する点火ガスに着火するための点火プラグを備えている。そしてこれにより、点火ノズルにガス管等のガス供給管を連結した状態で点火つまみを回すことにより、点火ノズルの先端からガスを噴出するとともに、点火プラグにより噴出させたガスに着火させ、その炎により着火源収容部に収容した着火源に着火可能としている。
また、外胴には、前記外胴側着火確認窓を開閉自在としたシャッターを備えるとともに、このシャッターを閉めることにより作動して前記ファンを駆動可能としたスイッチを有しており、着火の確認後にシャッターを閉めることでファンが駆動し、これにより、内胴内に炭の燃焼空気が供給されることとしている。
本発明の炭火ロースターの実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例に用いる炭火ロースターをテーブル天板に係止した状態における一部断面図であり、図において1が炭火ロースター、また、Tがテーブル天板である。
そして、この炭火ロースター1は、テーブル天板Tに形成された切欠内に挿装される外胴2を備えており、この外胴2は、有底の略円筒状、または上部を開口とした有底の箱形状としている。そして、その底部には、図示しない排気ダクトが連結される排気口203が形成され、この排気口203を塞ぐようにしてグリスフィルター204が配置され、更にグリスフィルター204の下方には防火用ダンパー205が配設されている。
また、外胴2の側壁には外胴側燃焼空気供給口201が形成されており、更に、同じく外胴2の側壁には外胴側着火確認用窓202が形成されている。なお、外胴側燃焼空気供給口201及び外胴側着火確認用窓202の形成箇所は特に限定されず、互いに異なった位置に形成されていればよい。
次に、前記外胴2内には内胴が係止されている。即ち、図において3が内胴であり、本実施例において前記内胴3は、有底の略円筒形状としており、上端部には、その全域において、外周側に向けて係止縁部303が形成されている。
また、側壁任意の箇所には係止突起304が突設されており、この係止突起304を、前記外胴2の内周側に形成した係止棚部206に係止し、これにより、外胴2内に内胴3が係止されているとともに、係止に際しては、内胴3の外周と前記外胴2の内壁との間に吸煙空間4が形成されるようにしている。
また、前記内胴3の側壁には、内胴3を外胴2に係止した際に前記外胴側燃焼空気供給口201及び外胴側着火確認用窓202に対向する箇所にそれぞれ、内胴側燃焼空気供給口301及び内胴側着火確認用窓302が形成されている。
なお、本実施例においては、外胴側燃焼空気供給口201及び外胴側着火確認用窓202の上下部分には内側に向けて外胴側ひさし部208が形成され、また、内胴側燃焼空気供給口301及び内胴側着火確認用窓302の上下部分には外側に向けて内胴側ひさし部305が形成されており、上下の内胴側ひさし部305のそれぞれが、上下の外胴側ひさし部208のそれぞれの上側になるように配置している。そしてこれにより、内胴3を上方に持ち上げることのみで内胴3を取り外すことを可能にしている。
なお、図において5は水槽であり、本実施例においては、前記内胴2内の底部に水槽5を配設するとともに、この水槽5を灰受けに兼用している。
次に、図において12は吸煙リングである。即ち、本実施例の炭火ロースター1では、前記吸煙空間4の上方に、吸煙空間4を閉塞するような配置で吸煙リング12を備えている。そして、この吸煙リング12は、複数個の吸煙窓1201を備えたリング状としており、その上端側を前記外胴2の内周側上部近傍に形成した係止部207に係止しつつ、その下端を前記内胴3の係止縁部303上に載置して設置されている。
また、前記吸煙リング12の上方には化粧リング13が設置されており、本実施例においてこの化粧リング13は、リング状にするとともに周縁部を下方に向けた形態し、下方に向けた周縁部の下端を前記吸煙リング12の周縁部に載置して装着されている。
次に、前記内胴3の内部には炭コンロ21が配設されており、この炭コンロ21の上方には、肉、野菜等を載置して加熱調理するために用いる網11が載置されている。
ここで、前記炭コンロ21について説明すると、本実施例において炭コンロ21は、水槽5内に設置されるホルダー26を有し、このホルダー26の上部には本体部23が支持され、この本体部23の上方には枠体22が設置されて構成されており、枠体22の上部部分に前記網11を載置可能としている。
そして、本体部23は、全体を略すり鉢状にするとともに底部に略円形の開口が形成されている。
また、前記本体部23の下方側には、前記本体部23の底部開口に連通した着火源収容部24が連設されており、本実施例においてこの着火源収容部24は、略円筒形状とし、その内部に紙等の着火源15を収容可能としている。
次に、前記本体部23内には、本体部23の底部開口を閉鎖するような配置で、メッシュ状の網により形成した網ロストル25が配置されている。そして、本実施例においてこの網ロストル25は、その周縁部が前記本体部23の内壁部分に係止可能な寸法にしているとともに、その中央部分2501を凸状にしている。
また、前記本体部23の上方には枠体22が配設されている。ここで、この枠体22について説明すると、本実施例において前記枠体22は、全体として略すり鉢状にするとともに、底部には開口が形成されており、その下端部分が前記本体部23内に挿装される配置で、前記内胴3に形成した係止縁部303に係止されている。
次に、図において8は、前記内胴3内へ炭の燃焼空気を送り込むためのファンであり、このファン8は、前記外胴側燃焼空気供給口201の外側に、通風口が前記外胴側燃焼空気供給口201側に向くような配置で設置されている。
また、本実施例の炭火ロースター1では、前記着火源収容部24内に収容された紙等の着火源15に着火するための点火ノズル9が備えられている。そして、この点火ノズル9は、その先端部が前記ファン8の通風口近傍に配置されており、また他端は、点火ユニット14内に延設されており、他端にガスボンベ等のガス供給手段Bを連結することで、先端部から点火用ガスを噴出可能としている。
更に、この点火ノズル9の先端部近傍には、点火ノズル9より噴出させたガスに点火するための点火プラグ10が配置されている。そして、点火ノズル9の他端にガス供給手段を連結した状態で点火ユニット14に備えた点火つまみ1408を操作することにより、点火ノズル9の先端からガスを噴出するとともに、この噴出させたガスに向けて点火プラグ10から火花を飛ばし、これにより、前記着火源収容部24内に収容された紙等の着火源15に着火可能としている。
従って、本実施例の炭火ロースター1では、ライター等を用いることなく着火源15に着火することができ、炭の火起こし作業が極めて容易である。
次に、図において6は、前記外胴側着火確認用窓202の外側に配置した扉であり、本実施例の炭火ロースター1では、外胴2における前記外胴側着火確認用窓202の外側に扉としてのシャッターを開閉自在に配置し、これにより、前記外胴側着火確認用窓202の開閉を可能としている。
そして、本実施例においては、このシャッター6の近傍にリミットスイッチ7を配置するとともに、このリミットスイッチ7を前記ファン8に接続し、シャッター6を閉じた際にリミットスイッチ7が作動してファン8が駆動するようにしている。
このように、本実施例の炭火ロースター1では、着火源への着火を確認した後にシャッター6を閉じるのみでファン8を自動的に駆動することができるので、ファン8の駆動忘れを未然に防止することができる。
なお、ここで、図2は前記点火ユニット14の内部構成を示すブロック図であり、図において1401は基板である。そして、この基板1401には電源1402を接続可能とし、更に、メインスイッチ1403、前記リミットスイッチ7及びファン8が接続されている。
一方、前述したように、前記リミットスイッチ7とファン8は接続されており、シャッター6を閉じることでリミットスイッチ7がオンすると、それに連動してファン8が駆動することとしている。
なお、図において1404はファン8用の可変ボリュームであり、本実施例においては、ボリュームつまみ1405を操作することにより、可変ボリューム1404を介して、前記ファン8の回転速度を可変自在としている。
次に、図において1407は点火コック、1408は点火つまみであり、前記点火コック1407内には、先端部に点火ノズル9を備えたガス管が配設されるとともに、このガス管の他端にはガス供給口1409が連結されており、更に、点火コック1407には、先端部に点火プラグ10が接続されたイグナイター1406が接続されている。そして、ガス供給口1409にガスボンベ等のガス供給手段Bを連結した状態で点火つまみ1408を着火側に回すことで、点火ノズル9より点火用ガスを噴出するとともに、点火プラグ10から火花を飛ばし、点火ノズル9より噴出させたガスに着火させ、この火によって、着火源収容部24内に収容した着火源に着火可能としている。
次に、このように構成される本実施例の炭火ロースターの作用について説明すると、本実施例の炭火ロースター1を用いて焼肉等の調理を行う場合には、点火ユニット14に商用100Vあるいは200V等の電源を接続するとともにメインスイッチ1403をオンにし、更に、ガス供給口1409にガスボンベ等を連結した状態において、まず、新聞紙等の可燃性素材によりなる着火源15を着火源収容部24内に挿装する。
そして、その後に、前記網ロストル25上に、まず、細かく砕いた屑炭16を、網ロストル25における凸部分2501を除いて略平らに敷きつめ、更にその屑炭16上に、任意の長さで切断した炭17を積み重ねる。
次に、シャッター6を開放した状態において、点火つまみ1408を着火側に回す。そうすると、点火ノズル9の先端より点火用ガスが噴出するとともに、点火プラグ10から火花が出て前記点火用ガスに引火し、この炎が矢印Aで示すように着火源15に向い、これにより着火源15に着火することができる。
そして、着火確認用窓202、302を介して着火源への着火を確認した後にシャッター6を閉じると、リミットスイッチ7がオンになり、これによりファン8が駆動し、外胴側燃焼空気供給口201および内胴側燃焼空気供給口301を介して、炭の燃焼空気が内胴3内に供給される。
そうすると、着火源15からの火により、まず屑炭16に着火され、その後、この屑炭16よりの火によって炭17に着火し、これにより炭17の火起こしが完了する。そして、この火起こしが完了した炭17の熱により、網11上に載置した肉、野菜等を加熱調理することが可能となる。
このように、本実施例の炭火ロースターでは、火種ライター等を用いること無く、着火つまみを着火側に回すことのみで炭の火起こしを行うことができるために、火起こし炭への着火作業を容易にすることが可能である。
また、着火源への着火を確認した後にシャッターを閉めるのみでファンを駆動させることができるために、ファンの駆動忘れを未然に防止することも可能である。
なお、前記シャッターの開閉方法は特に限定されず、シャッター自体を手動で開閉してもよく、あるいは、開閉用のスイッチを備え、そのスイッチを操作することでシャッターを開閉可能としてもよい。
本発明では、ロースター内部において短時間で炭への着火を行うことを可能にした炭火ロースターにおいて、炭への着火作業を容易にするとともに、炭の燃焼空気を供給するためのファンの駆動忘れを防止することもできるため、炭を用いた加熱調理器全般に適用可能である。
1 炭火ロースター
2 外胴
201 外胴側燃焼空気供給口
202 外胴側着火確認窓
203 排気口
204 フィルター
205 防火ダンパー
206 内胴受け
207 係止棚部
208 外胴側ひさし部
3 内胴
301 内胴側燃焼空気供給口
302 内胴側着火確認窓
303 係止縁部
304 係止突起
305 内胴側ひさし部
4 吸煙空間
5 水槽
6 シャッター
7 リミットスイッチ
8 ファン
9 点火ノズル
10 点火プラグ
11 網
12 吸煙リング
13 化粧リング
14 点火ボックス
15 着火源
16 屑炭
17 炭
21 炭コンロ
22 枠体
2201 開口
23 本体部
24 着火源収容部
25 網ロストル
2501 凸状にしたロストルの中央部分
26 ホルダー
T テーブル天板
B ガスボンベ
2 外胴
201 外胴側燃焼空気供給口
202 外胴側着火確認窓
203 排気口
204 フィルター
205 防火ダンパー
206 内胴受け
207 係止棚部
208 外胴側ひさし部
3 内胴
301 内胴側燃焼空気供給口
302 内胴側着火確認窓
303 係止縁部
304 係止突起
305 内胴側ひさし部
4 吸煙空間
5 水槽
6 シャッター
7 リミットスイッチ
8 ファン
9 点火ノズル
10 点火プラグ
11 網
12 吸煙リング
13 化粧リング
14 点火ボックス
15 着火源
16 屑炭
17 炭
21 炭コンロ
22 枠体
2201 開口
23 本体部
24 着火源収容部
25 網ロストル
2501 凸状にしたロストルの中央部分
26 ホルダー
T テーブル天板
B ガスボンベ
Claims (2)
- テーブル天板(T)に係止される、側壁任意の箇所に外胴側燃焼空気供給口(201)および外胴側着火確認窓(202)がそれぞれ形成されるとともに排気口(203)が形成された外胴(2)と、
該外胴(2)内において前記外胴(2)の内壁との間に吸煙空間(4)を形成しつつ係止される、前記外胴側燃焼空気供給口(201)及び外胴側着火窓(202)に対向する箇所にそれぞれ内胴側燃焼空気供給口(301)及び内胴側着火確認窓(302)が形成された内胴(3)と、
前記内胴(3)内に配置される、前記内胴(3)内の底部に設置されるホルダー(26)と、該ホルダー(26)上に設置される本体部(23)と、該本体部(23)の下部に連設された着火源収容部(24)と、前記本体部(23)の底部に載置されるメッシュ状のロストル(25)と、前記本体部(23)の上部に設置される枠体(22)と、を具備する炭コンロ(21)と、
該炭コンロ(21)の上方に設置される網(11)と、
前記吸煙空間(4)の上方を閉鎖する配置で前記網(11)の上方に載置される、吸煙窓(1201)が形成された吸煙リング(12)と、
前記外胴側燃焼空気供給口(201)の外側に、送風口が外胴側燃焼空気供給口(201)側に向くように配置されたファン(8)と、
先端部が前記ファン(8)の送風口の近傍において前記着火源収容部(24)側に向くように配置された、先端部から点火用ガスを噴射可能とした点火ノズル(9)と、
該点火ノズル(9)の先端部近傍に配設した、前記点火ノズル(9)の先端から噴出する点火ガスに着火するための点火プラグ(10)と、
前記外胴側着火確認窓(202)を開閉自在とした扉(6)と、
該扉(6)を閉めることにより作動して前記ファン(8)を駆動可能としたスイッチ(7)と、を備えたことを特徴とする炭火ロースター。 - 前記扉(6)をシャッター式扉にするとともに、前記スイッチ(7)を、前記扉(6)を閉めることにより作動するリミットスイッチとしたことを特徴とする請求項1に記載の炭火ロースター。
Priority Applications (1)
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JP2006054350A JP2007229193A (ja) | 2006-03-01 | 2006-03-01 | 炭火ロースター |
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JP2006054350A JP2007229193A (ja) | 2006-03-01 | 2006-03-01 | 炭火ロースター |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-03-01 JP JP2006054350A patent/JP2007229193A/ja active Pending
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