JP2007282737A - Liquid level adjusting method of drip chamber for priming liquid - Google Patents
Liquid level adjusting method of drip chamber for priming liquid Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007282737A JP2007282737A JP2006111535A JP2006111535A JP2007282737A JP 2007282737 A JP2007282737 A JP 2007282737A JP 2006111535 A JP2006111535 A JP 2006111535A JP 2006111535 A JP2006111535 A JP 2006111535A JP 2007282737 A JP2007282737 A JP 2007282737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- physiological saline
- drip chamber
- air
- line
- blood circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
Description
本発明は、先端に所定容量の生理食塩液を収容した生理食塩液収容手段が接続されて血液回路に生理食塩液を供給し得る生理食塩液用ラインの途中に形成された生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法に関するものである。 The present invention relates to a physiological saline drip formed in the middle of a physiological saline line capable of supplying a physiological saline to a blood circuit by connecting a physiological saline containing means containing a predetermined volume of physiological saline at the tip. The present invention relates to a liquid level adjustment method for a chamber.
血液浄化装置としての透析装置は、図5に示すように、先端101aに動脈側穿刺針(不図示)が取り付けられる動脈側血液回路101、及び先端102aに静脈側穿刺針(不図示)が取り付けられる静脈側血液回路102から成る血液回路と、動脈側血液回路101及び静脈側血液回路102の間に介装されて血液回路を流れる血液を浄化するダイアライザ103と、動脈側血液回路101に配設された血液ポンプ104と、静脈側血液回路101及び静脈側血液回路102にそれぞれ配設された動脈側ドリップチャンバ105、107及び静脈側ドリップチャンバ106と、ダイアライザ103に透析液を供給し得る透析装置本体108とから主に構成されている。
As shown in FIG. 5, the dialysis device as a blood purification device has an
また、動脈側血液回路101における血液ポンプ104より上流側からは、途中に生理食塩液用ドリップチャンバ110が形成された生理食塩液用ラインL101が延設されており、その先端には所定量の生理食塩液(プライミング液)を収容したバッグ109が接続されている。然るに、血液回路の洗浄及びプライミング時には、動脈側穿刺針及び静脈側穿刺針が取り付けられる前の動脈側血液回路101の先端101aと静脈側血液回路102の先端102aとを例えばシャントコネクタキャップ等で接続して循環回路を形成するとともに、生理食塩液用ラインL101を動脈側血液回路101の途中に接続しておく。
Further, from the upstream side of the
そして、かかる状態で生理食塩液用ラインL101の電磁バルブV1を開状態としつつ、血液ポンプ104を駆動すると、バッグ109内のプライミング液としての生理食塩液が循環回路を流れることとなり、例えば静脈側ドリップチャンバ106のオーバーフローラインL103から生理食塩液がオーバーフローした時点で血液ポンプ104の駆動を停止する。
In this state, when the
これにより、透析治療前における血液回路にプライミング液としての生理食塩液を満たすことができ、血液回路の洗浄及びプライミング作業が終了する。その後、透析治療を行うべく、動脈側血液回路101の先端101a及び静脈側血液回路102の先端102aにそれぞれ動脈側穿刺針及び静脈側穿刺針を取り付け、それら穿刺針を患者に穿刺するとともに、血液ポンプ104を駆動させれば、血液回路を血液が体外循環し、その過程においてダイアライザ103にて浄化治療が行われることとなる。
As a result, the blood circuit before dialysis treatment can be filled with physiological saline as a priming solution, and the blood circuit cleaning and priming operations are completed. Thereafter, in order to perform dialysis treatment, an arterial puncture needle and a venous puncture needle are attached to the
ところで、生理食塩液用ラインL101の途中に形成された生理食塩液用ドリップチャンバ110は、動脈側ドリップチャンバ105、107及び静脈側ドリップチャンバ106と同様な構成のものであり、内部に形成される空気層側へ生理食塩液中の気泡を逃がすとともに、生理食塩液の流れを目視にて確認させ得るものである。かかる生理食塩液用ドリップチャンバ110内の液面を調整するには、従来、以下の如き方法が採られていた。
Incidentally, the physiological
すなわち、生理食塩液用ドリップチャンバ110を手で押し潰して、内部の空気を所望量バッグ109側に排出させた後、当該生理食塩液用ドリップチャンバ110が元の形状に戻ろうとする復元力でバッグ109内に生理食塩液を導いて充填させる方法や、生理食塩液用ドリップチャンバ110を反転させた状態で生理食塩液を注入し、適量充填した時点で使用時の状態に戻す方法が採用されていた。尚、このような生理食塩液用ドリップチャンバ110における液面調整のための先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献はない。
That is, after the physiological
しかしながら、上記従来の生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法においては、医療従事者等による手作業が必要であるため、血液回路の洗浄及びプライミングを自動で行わることが困難となってしまうという問題があった。即ち、医療従事者等の負担軽減を図るべく血液回路の洗浄及びプライミングを自動工程にて行わせるためには、生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整作業も自動で行わせる必要があるが、従来においては、専ら手作業によるものであり、洗浄及びプライミングの自動化の妨げとなっていたのである。 However, in the conventional method for adjusting the liquid level of the physiological saline drip chamber, since manual work by a medical worker or the like is necessary, it is difficult to automatically clean and prime the blood circuit. There was a problem. In other words, in order to perform blood circuit cleaning and priming in an automatic process in order to reduce the burden on medical personnel etc., it is necessary to automatically perform the liquid level adjustment work of the physiological saline drip chamber, In the past, it was exclusively manual work, which hindered automation of cleaning and priming.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、生理食塩液用ラインに形成された生理食塩液用ドリップチャンバにおける液面調整作業の自動化を図ることができる生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法を提供することにある。 The present invention has been made in view of such circumstances, and is a physiological saline drip chamber that can automate liquid level adjustment work in a physiological saline drip chamber formed in a physiological saline line. It is in providing the liquid level adjustment method.
請求項1記載の発明は、先端に動脈側穿刺針が取り付けられる動脈側血液回路及び先端に静脈側穿刺針が取り付けられる静脈側血液回路から成るとともに、当該動脈側穿刺針から静脈側穿刺針まで患者の血液を体外循環させ得る血液回路と、該血液回路の動脈側血液回路及び静脈側血液回路の間に介装されて当該血液回路を流れる血液を浄化する血液浄化手段と、前記血液回路から延設され、先端に所定容量の生理食塩液を収容した生理食塩液収容手段が接続されて当該血液回路に生理食塩液を供給し得る生理食塩液用ラインと、該生理食塩液用ラインの途中に形成された生理食塩液用ドリップチャンバとを具備した血液浄化装置における生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法において、前記生理食塩液収容手段から血液回路に向かう前記生理食塩液用ラインの順方向に当該生理食塩液収容手段内の生理食塩液を強制流動させて、当該生理食塩液用ラインにおける前記生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側と下流側とを生理食塩液で満たすとともに、当該生理食塩液用ドリップチャンバ内に空気を内在させる第1工程と、該第1工程後、前記順方向とは逆方向に前記生理食塩液用ラインの生理食塩液を強制流動させ、前記生理食塩液用ドリップチャンバ内の空気を当該生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側に逃がして空気層を形成するとともに、その空気層の空気が所定体積となった時点で強制流動を停止させる第2工程と、該第2工程後、前記生理食塩液用ラインの順方向に生理食塩液を強制流動させ、前記生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側の空気層の空気を当該生理食塩液用ドリップチャンバ内に収容する第3工程とを有することを特徴とする。
The invention according to
請求項2記載の発明は、請求項1記載の生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法において、前記血液浄化装置は、前記動脈側血液回路又は静脈側血液回路に接続された動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバと、当該動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバの空気層側から延設された開放ラインと、該開放ラインの途中に配設されたしごき型ポンプから成り、前記動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバに対し当該開放ラインを介して空気を導入又は排出し、これら動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバの液面を調整し得るエアポンプとを具備するとともに、前記エアポンプを正転又は逆転させることにより、前記生理食塩液用ラインの生理食塩液を順方向又は逆方向に強制流動させることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the method for adjusting the liquid level of the physiological saline drip chamber according to the first aspect, the blood purification device is an arterial drip chamber connected to the arterial blood circuit or the venous blood circuit. Or a venous drip chamber, an arterial drip chamber or an open line extending from the air layer side of the venous drip chamber, and a squeezing pump disposed in the middle of the open line. And an air pump capable of adjusting the liquid level of the arterial drip chamber or the venous drip chamber through the open line and adjusting the liquid level of the arterial drip chamber or the venous drip chamber. Or, by reversing, the physiological saline line is forced to flow forward or backward And characterized in that.
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法において、前記生理食塩液用ラインにおける生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側の空気を検知し得る空気検知用センサを配設するとともに、当該空気検知用センサにて前記第2工程における空気層の所定体積を検知することを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the drip chamber adjustment method for the physiological saline drip chamber according to the first or second aspect, air upstream of the physiological saline drip chamber in the physiological saline line is provided. An air detection sensor that can be detected is disposed, and the air detection sensor detects a predetermined volume of the air layer in the second step.
請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法において、前記第2工程は、前記生理食塩液用ラインの生理食塩液を所定時間だけ逆方向に強制流動させることにより、前記生理食塩液用ドリップチャンバ内の空気層を所定体積とすることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the drip chamber adjustment method for the physiological saline drip chamber according to the first or second aspect, the second step is a step of supplying the physiological saline solution in the physiological saline line for a predetermined time. By forcedly flowing in the reverse direction, the air layer in the physiological saline drip chamber has a predetermined volume.
請求項1の発明によれば、第2工程における所定体積の空気層が、第3工程において生理食塩液用ドリップチャンバ内に収容され、その液面が所望位置となるよう設定されているので、第1工程乃至第3工程を順次経ることにより、生理食塩液用ラインに形成された生理食塩液用ドリップチャンバにおける液面調整作業の自動化を図ることができる。 According to the first aspect of the present invention, the air layer having a predetermined volume in the second step is accommodated in the physiological saline drip chamber in the third step, and the liquid level is set at a desired position. By sequentially performing the first to third steps, it is possible to automate the liquid level adjustment operation in the physiological saline drip chamber formed in the physiological saline line.
請求項2の発明によれば、エアポンプを正転又は逆転させることにより生理食塩液用ラインにおける生理食塩液を順方向又は逆方向に強制流動させることができるので、当該エアポンプの駆動により第1工程乃至第3工程を順次行わせることができるとともに、そのエアポンプにて、治療時における動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバの液面調整を行わせることができる。また、エアポンプが動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバと連結された既存の血液浄化装置に適用が容易である。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、空気検知用センサにて第2工程における空気層の所定体積を検知するので、より確実に所望の液面位置とすることができるとともに、当該空気検知用センサを生理食塩液の液切れセンサとして流用することができる。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、第2工程は、生理食塩液用ラインの生理食塩液を所定時間だけ逆方向に強制流動させることにより、生理食塩液用ドリップチャンバ内の空気層を所定体積とするので、生理食塩液用ラインに空気検知用センサ等がないものにも適用が容易である。 According to the invention of claim 4, in the second step, the physiological saline line drip chamber is forced to flow in the reverse direction for a predetermined time, so that the air layer in the physiological saline drip chamber has a predetermined volume. Therefore, it can be easily applied to a physiological saline line that does not have an air detection sensor or the like.
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る血液浄化装置は、透析治療を行うための透析装置から成り、図1に示すように、動脈側血液回路1及び静脈側血液回路2から成る血液回路と、動脈側血液回路1及び静脈側血液回路2の間に介装されて血液回路を流れる血液を浄化するダイアライザ3(血液浄化手段)と、血液ポンプ4と、動脈側ドリップチャンバ5、7及び静脈側ドリップチャンバ6と、生理食塩液用ドリップチャンバ10が形成された生理食塩液用ラインL4と、ダイアライザ3に透析液を供給し得る透析装置本体8とから主に構成されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
The blood purification apparatus according to this embodiment includes a dialysis apparatus for performing dialysis treatment. As shown in FIG. 1, a blood circuit including an
動脈側血液回路1は、その先端1aが動脈側穿刺針を接続し得るようになっているとともに、途中にしごき型の血液ポンプ4及び除泡のための動脈側ドリップチャンバ5、7(血液ポンプ4とダイアライザ3との間に動脈側ドリップチャンバ5、生理食塩液用ラインL4と動脈側血液回路1との接続部と血液ポンプ4との間に動脈側ドリップチャンバ7)が配設されている一方、静脈側血液回路2は、その先端2aが静脈側穿刺針を接続し得るようになっているとともに、途中に静脈側ドリップチャンバ6が接続されている。
The
そして、動脈側穿刺針及び静脈側穿刺針を患者に穿刺した状態で、血液ポンプ4を駆動させると、患者の血液は、動脈側血液回路1を通ってダイアライザ3に至った後、該ダイアライザ3によって血液浄化が施され、静脈側ドリップチャンバ6で除泡がなされつつ静脈側血液回路2を通って患者の体内に戻る。即ち、患者の血液を血液回路にて体外循環させつつダイアライザ3にて浄化するのである。尚、静脈側ドリップチャンバ6の空気層(上部)側からは、オーバーフローラインL3が延設されており、その途中には当該オーバーフローラインL3の流路を閉塞し得る電磁バルブV2が配設されている。
When the blood pump 4 is driven while the patient is punctured with the arterial puncture needle and the venous side puncture needle, the blood of the patient reaches the
ダイアライザ3は、その筐体部に、血液導入ポート3a、血液導出ポート3b、透析液導入ポート3c及び透析液導出ポート3dが形成されており、このうち血液導入ポート3aには動脈側血液回路1が、血液導出ポート3bには静脈側血液回路2がそれぞれ接続されている。また、透析液導入ポート3c及び透析液導出ポート3dは、透析装置本体8から延設された透析液導入ラインL1及び透析液排出ラインL2とそれぞれ接続されている。
The
ダイアライザ3内には、複数の中空糸が収容されており、該中空糸内部が血液の流路とされるとともに、中空糸外周面と筐体部の内周面との間が透析液の流路とされている。中空糸には、その外周面と内周面とを貫通した微少な孔(ポア)が多数形成されて中空糸膜を形成しており、該膜を介して血液中の不純物等が透析液内に透過し得るよう構成されている。
A plurality of hollow fibers are accommodated in the
一方、透析装置本体8には、ダイアライザ3中を流れる患者の血液から水分を除去するための除水ポンプ(不図示)が配設されており、更には、透析液導入ラインL1の一端がダイアライザ3(透析液導入ポート3c)に接続されるとともに、他端が所定濃度の透析液を調製する透析液供給装置(不図示)に接続されている。また、透析液排出ラインL2の一端は、ダイアライザ3(透析液導出ポート3d)に接続されるとともに、他端が図示しない廃液手段と接続されており、透析液供給装置から供給された透析液が透析液導入ラインL1を通ってダイアライザ3に至った後、透析液排出ラインL2を通って廃液手段に送られるようになっている。
On the other hand, the
動脈側血液回路1の先端1aと血液ポンプ4との間からは、生理食塩液用ラインL3が延設され、その先端にプライミング液(生理食塩液)を所定量収容したバッグ7(生理食塩液収容手段)が接続されている。生理食塩液用ラインL3の途中には、生理食塩液用ドリップチャンバ10と電磁バルブV1とが配設されており、当該電磁バルブV1による流路の閉塞により、生理食塩液の血液回路側への供給を停止することができる。かかる生理食塩液用ドリップチャンバ10は、生理食塩液用ラインL3における流路の径より大きな径の収容空間を有しており、動脈側ドリップチャンバ5、7及び静脈側ドリップチャンバ6と同様の構成とされている。
A saline solution line L3 extends from between the tip 1a of the
そして、電磁バルブV1を開状態としつつ血液ポンプ4を駆動させると、バッグ7内の生理食塩液が生理食塩液用ラインL4を介して血液回路内に供給されるとともに、その過程において生理食塩液が生理食塩液用ドリップチャンバ10を通過することから、内部に形成される空気層側へ生理食塩液中の気泡を逃がすとともに、生理食塩液の流れを目視にて確認させ得るよう構成されている。
When the blood pump 4 is driven while the electromagnetic valve V1 is opened, the physiological saline in the
また、生理食塩液用ラインL4における生理食塩液用ドリップチャンバ10より上流側(バッグ9側)には、当該生理食塩液用ラインL4を流れる空気を検知し得る空気検知用センサ12が配設されている。かかる空気検知用センサ12は、例えば生理食塩液用ラインL4を介して超音波や光を送受信させ、その部位を液体(生理食塩液)が流れているのか、或いは空気が流れているのかを検知し得るよう構成されている。
In addition, an
ここで、本実施形態において、空気検知用センサ12は、図3に示すように、バッグ9の底面(生理食塩液用ラインL4との接続部)からの寸法がTaとなる位置に配設されている。かかる寸法Taは、生理食塩液用ドリップチャンバ10内で形成すべき所望空気層の寸法Tb(図4参照)に基づいて決定され、寸法Taにおける空気の体積とTbにおける空気の体積とが同一となるよう設定される。
Here, in this embodiment, as shown in FIG. 3, the
一方、動脈側ドリップチャンバ5、7及び静脈側ドリップチャンバ6における空気層が形成される側(上部)からは、先端aが大気開放状態とされた開放ラインL5が延設されている。かかる開放ラインL5の先端a側には、しごき型のエアポンプ11が配設されており、正逆転駆動により、動脈側ドリップチャンバ5、7及び静脈側ドリップチャンバ6に空気を導入又は排出し、これらドリップチャンバの液面を調節し得るよう構成されている。
On the other hand, from the side (upper part) where the air layer is formed in the
即ち、開放ラインL5を介して空気が導入されれば、各ドリップチャンバ内の液位が下がり、空気が排出されれば、液位が上がるので、任意液位となるようエアポンプ11を駆動させれば、これらドリップチャンバの液面を調整し得るようになっている。然るに、開放ラインL5の適宜位置には、電磁バルブV3〜V5が配設されており、これら電磁バルブを選択的に開状態又は閉状態とすることにより、任意の動脈側ドリップチャンバ5、7又は静脈側ドリップチャンバ6に対してエアポンプ11による空気の導入又は排出作用を及ぼすことが可能とされている。
That is, if air is introduced through the open line L5, the liquid level in each drip chamber is lowered, and if air is discharged, the liquid level is raised. Therefore, the
尚、動脈側ドリップチャンバ5、7及び静脈側ドリップチャンバ6から圧力センサP1〜P3まで延びる圧モニタラインが形成されており、本実施形態においては、当該圧モニタラインから更に分岐させ、電磁バルブV3〜V5を介して先端aまで至るラインを開放ラインL5としている。即ち、開放ラインL5は、液面調整時には、電磁バルブV3〜V5が開状態とされてエアポンプ11による作用が各ドリップチャンバの空気層に及ぼされ、それ以降の治療時には、当該電磁バルブV3〜V5が閉状態とされ、動脈側ドリップチャンバ5、7及び静脈側ドリップチャンバ6の空気層の圧力が圧力センサP1〜P3にて計測されるのである。
A pressure monitor line extending from the
次に、上記透析装置における生理食塩液用ドリップチャンバ10の液面調整方法について説明する。
まず、図1に示すように、ダイアライザ3を介装させた動脈側血液回路1の先端1aと静脈側血液回路2の先端2aとを接続して循環回路を形成した後、電磁バルブV1を開状態として生理食塩液用ラインL3を開放するとともに、エアポンプ11を駆動して正転させる(第1工程)。このとき、電磁バルブV4は開状態、電磁バルブV3、V5は閉状態とされるとともに、透析液導入ラインL1及び透析液排出ラインL2は図示しない電磁バルブにて閉塞状態となっている。
Next, the liquid level adjustment method of the physiological
First, as shown in FIG. 1, the distal end 1a of the
すると、図2に示すように、バッグ9から血液回路に向かう生理食塩液用ラインL4の順方向(同図矢印方向)に当該バッグ9内の生理食塩液が強制流動し、当該生理食塩液用ラインL4における生理食塩液用ドリップチャンバ10より上流側と下流側とが生理食塩液で満たされる。このとき、生理食塩液用ラインL4の流路の径に対して生理食塩液用ドリップチャンバ10の径が大きいため、生理食塩液は生理食塩液用ドリップチャンバ10内を通過するが溜まらない(溜まったとしても底に僅かな量が溜まる程度)ので、空気を内在した状態が維持される。
Then, as shown in FIG. 2, the physiological saline in the
上記第1工程後、エアポンプ11の駆動を逆転させ、図3に示すように、順方向とは逆方向(同図矢印方向)に生理食塩液用ラインL4の生理食塩液を強制流動させる(第2工程)。これにより、生理食塩液用ドリップチャンバ10内の空気が当該生理食塩液用ドリップチャンバ10よりも上流側に逃がされ、その部位において空気層が形成される。尚、逃がされた空気は、バッグ9内の空気層に至ることとなる。
After the first step, the drive of the
しかして、生理食塩液用ラインL4の上流側にて空気がバッグ9側へ逃がされる過程において、その空気層と生理食塩液との境界面(流動する生理食塩液の液面)を空気検知用センサ12が検知した時点で、エアポンプ11が停止するよう制御されている。これにより、生理食塩液の逆方向の強制流動が停止され、生理食塩液用ラインL4内の空気層の高さ寸法がTaに調整されることとなる。即ち、第1工程にて、生理食塩液用ドリップチャンバ10内に空気を内在させた後、その空気の体積が所望となるまで、第2工程にて空気を逃がすよう構成されているのである。
Thus, in the process of air escaping to the
その後、図4に示すように、再びエアポンプ11を正転させることにより、生理食塩液用ラインL4の順方向に生理食塩液を強制流動させれば、生理食塩液用ドリップチャンバ10よりも上流側の空気層の空気(寸法Ta内の空気)を当該生理食塩液用ドリップチャンバ10内に収容させることができる(第3工程)。従って、高さ寸法がTbの空気層Aが生理食塩液用ドリップチャンバ10内に形成されるので、当該生理食塩液用ドリップチャンバ10内の液面が所望位置となる。
Thereafter, as shown in FIG. 4, if the physiological saline is forced to flow in the forward direction of the physiological saline line L <b> 4 by rotating the
以上で生理食塩液用ドリップチャンバ10の液面調整作業が終了するので、続いて血液回路が循環回路を構成した状態を維持しつつ血液ポンプ4を駆動させれば、当該血液回路内を生理食塩液で満たしてプライミングを行わせることができる。その後、生理食塩液で満たされた血液回路の動脈側血液回路1の先端1aと静脈側血液回路2の先端2aとの接続を解き、それぞれに動脈側穿刺針及び静脈側穿刺針を取り付けて患者に穿刺するとともに、血液ポンプ4を駆動させ、血液を血液回路にて体外循環させつつダイアライザ3にて浄化、除水して透析治療が行われる。
The liquid level adjustment operation of the physiological
上記生理食塩液用ドリップチャンバ10の液面調整方法によれば、第2工程における所定体積(高さ寸法Ta)の空気層が、第3工程において生理食塩液用ドリップチャンバ10内に収容され、その液面が所望位置となるよう設定されているので、第1工程乃至第3工程を順次経ることにより、生理食塩液用ラインL4に形成された生理食塩液用ドリップチャンバ10における液面調整作業の自動化を図ることができる。
According to the liquid level adjustment method of the physiological
また、エアポンプ11を正転又は逆転させることにより生理食塩液用ラインL4における生理食塩液を順方向又は逆方向に強制流動させることができるので、当該エアポンプ11の駆動により第1工程乃至第3工程を順次行わせることができるとともに、そのエアポンプ11にて、治療時における動脈側ドリップチャンバ5、7又は静脈側ドリップチャンバ6の液面調整を行わせることができる。また、エアポンプ11が動脈側ドリップチャンバ5、7又は静脈側ドリップチャンバ6と連結された既存の透析装置に適用が容易である。
Further, since the physiological saline in the physiological saline line L4 can be forced to flow in the forward direction or the reverse direction by rotating the
更に、空気検知用センサ12にて第2工程における空気層の所定体積(高さ寸法Ta)を検知するので、より確実に空気層Aにおいて所望の液面位置とすることができるとともに、当該空気検知用センサ12を生理食塩液の液切れセンサとして流用することができる。尚、空気検知用センサ12による空気層の検知に代え、例えば第2工程におけるエアポンプ11の駆動時間を所定に設定するよう構成してもよい。この場合、第2工程において、空気層の高さ寸法が所望高さとなるまでの時間を予め計測しておき、その時間だけエアポンプ11を駆動(逆転)させれば、上記実施形態と同様、第3工程で生理食塩液用ドリップチャンバ10内の液面を自動的に調整することができる。このように、第2工程において、生理食塩液用ラインL4の生理食塩液を所定時間だけ逆方向に強制流動させることにより、生理食塩液用ドリップチャンバ10内の空気層を所定体積とすれば、生理食塩液用ラインL4に空気検知用センサ等がないものにも適用が容易である。
Further, since the
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば開放ラインL5における電磁バルブV4及びV3を閉状態としつつ電磁バルブV5を開状態とし、エアポンプ11を駆動(正転又は逆転)させることにより、上記第1工程乃至第3工程を行わせるよう構成してもよい。この場合、第1工程にて順方向に強制流動させる生理食塩液が十分な液量となるよう、動脈側ドリップチャンバ7の接続位置が設定されている必要があるものの、上記実施形態と同様に、生理食塩液用ドリップチャンバ10内の液面を自動的に調整することができる。
Although the present embodiment has been described above, the present invention is not limited to this. For example, while the electromagnetic valves V4 and V3 in the open line L5 are closed, the electromagnetic valve V5 is opened and the
また、血液ポンプ4を正転及び逆転可能なものとすれば、当該血液ポンプ4にて上記第1工程乃至第3工程を行わせることができる。具体的には、血液ポンプ4を正転させ、生理食塩液用ラインL4においてバッグ9内の生理食塩液を順方向に強制流動させた後(第1工程)、血液ポンプ4を逆転させ、生理食塩液用ラインL4内の生理食塩液を逆方向に強制流動させ、空気層が任意高さ(寸法Ta)となった時点で当該強制流動を停止する(第2工程)。そして、再び血液ポンプ4を正転させて、寸法Ta内の空気層を生理食塩液用ドリップチャンバ10内に収容させれば、上記実施形態と同様に、生理食塩液用ドリップチャンバ10内の液面を自動的に調整することができる。
Further, if the blood pump 4 can be rotated forward and backward, the blood pump 4 can perform the first to third steps. Specifically, the blood pump 4 is rotated forward, the physiological saline in the
尚、動脈側血液回路にはドリップチャンバが1つのみ形成されたもの、或いは当該動脈側血液回路にはドリップチャンバが形成されないものにも適用できる。その場合、静脈側ドリップチャンバを介してエアポンプの作用が生理食塩液用ライン側に及ぼされることとなる。また、本実施形態においては、透析治療時に用いられる透析装置に適用しているが、患者の血液を体外循環させつつ浄化し得る他の装置(例えば血液濾過透析法、血液濾過法、AFBFで使用される血液浄化装置、血漿吸着装置など)に適用してもよい。 The arterial blood circuit can be applied to one in which only one drip chamber is formed, or the arterial blood circuit in which no drip chamber is formed. In that case, the action of the air pump is exerted on the physiological saline line side through the vein drip chamber. In this embodiment, the present invention is applied to a dialysis apparatus used at the time of dialysis treatment, but is used in other apparatuses that can purify the patient's blood while circulating it outside the body (for example, blood filtration dialysis, blood filtration, AFBF). The present invention may be applied to blood purification devices, plasma adsorption devices, and the like.
生理食塩液用ラインにおける生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側と下流側とを生理食塩液で満たすとともに、当該生理食塩液用ドリップチャンバ内に空気を内在させる第1工程と、生理食塩液用ドリップチャンバ内の空気を当該生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側に逃がして所定体積の空気層を形成する第2工程と、生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側の空気層の空気を当該生理食塩液用ドリップチャンバ内に収容する第3工程とを有する生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法であれば、他の形態及び用途のものにも適用することができる。 A first step of filling the physiological saline drip chamber upstream and downstream of the physiological saline drip chamber with physiological saline, and causing air to be contained in the physiological saline drip chamber; A second step of releasing air in the drip chamber upstream of the physiological saline drip chamber to form an air layer of a predetermined volume; and air in the air layer upstream of the physiological saline drip chamber The liquid level adjusting method of the physiological saline drip chamber having the third step to be accommodated in the physiological saline drip chamber can be applied to other forms and uses.
1 動脈側血液回路
2 静脈側血液回路
1a、2a 先端
3 ダイアライザ(血液浄化手段)
4 血液ポンプ
5、7 動脈側ドリップチャンバ
6 静脈側ドリップチャンバ
8 透析装置本体
9 バッグ(生理食塩液収容手段)
10 生理食塩液用ドリップチャンバ
11 エアポンプ
12 空気検知用センサ
L1 透析液導入ライン
L2 透析液排出ライン
L3 オーバーフローライン
L4 生理食塩液用ライン
L5 開放ライン
DESCRIPTION OF
4
10
Claims (4)
該血液回路の動脈側血液回路及び静脈側血液回路の間に介装されて当該血液回路を流れる血液を浄化する血液浄化手段と、
前記血液回路から延設され、先端に所定容量の生理食塩液を収容した生理食塩液収容手段が接続されて当該血液回路に生理食塩液を供給し得る生理食塩液用ラインと、
該生理食塩液用ラインの途中に形成された生理食塩液用ドリップチャンバと、
を具備した血液浄化装置における生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法において、
前記生理食塩液収容手段から血液回路に向かう前記生理食塩液用ラインの順方向に当該生理食塩液収容手段内の生理食塩液を強制流動させて、当該生理食塩液用ラインにおける前記生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側と下流側とを生理食塩液で満たすとともに、当該生理食塩液用ドリップチャンバ内に空気を内在させる第1工程と、
該第1工程後、前記順方向とは逆方向に前記生理食塩液用ラインの生理食塩液を強制流動させ、前記生理食塩液用ドリップチャンバ内の空気を当該生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側に逃がして空気層を形成するとともに、その空気層の空気が所定体積となった時点で強制流動を停止させる第2工程と、
該第2工程後、前記生理食塩液用ラインの順方向に生理食塩液を強制流動させ、前記生理食塩液用ドリップチャンバよりも上流側の空気層の空気を当該生理食塩液用ドリップチャンバ内に収容する第3工程と、
を有することを特徴とする生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法。 It comprises an arterial blood circuit with an arterial puncture needle attached to the tip and a venous blood circuit with a venous puncture needle attached to the tip, and can circulate the patient's blood extracorporeally from the arterial puncture needle to the venous puncture needle Blood circuit,
Blood purification means for purifying blood flowing between the arterial blood circuit and the venous blood circuit of the blood circuit and flowing through the blood circuit;
A physiological saline line that extends from the blood circuit and is connected to a physiological saline storage means that stores a predetermined volume of physiological saline at the tip, and can supply the physiological saline to the blood circuit;
A physiological saline drip chamber formed in the middle of the physiological saline line;
In the method for adjusting the liquid level of the drip chamber for physiological saline in the blood purification apparatus comprising:
Forcing the physiological saline in the physiological saline containing means to flow in the forward direction of the physiological saline line from the physiological saline containing means to the blood circuit, and for the physiological saline in the physiological saline line A first step of filling the upstream and downstream sides of the drip chamber with physiological saline and causing air to be contained in the physiological saline drip chamber;
After the first step, physiological saline in the physiological saline line is forced to flow in a direction opposite to the forward direction, and air in the physiological saline drip chamber is upstream of the physiological saline drip chamber. A second step of escaping to the side to form an air layer and stopping forced flow when the air in the air layer reaches a predetermined volume;
After the second step, the physiological saline is forced to flow in the forward direction of the physiological saline line, and the air in the air layer upstream from the physiological saline drip chamber is allowed to enter the physiological saline drip chamber. A third step of accommodating;
A method for adjusting the liquid level of a drip chamber for physiological saline.
前記動脈側血液回路又は静脈側血液回路に接続された動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバと、
当該動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバの空気層側から延設された開放ラインと、
該開放ラインの途中に配設されたしごき型ポンプから成り、前記動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバに対し当該開放ラインを介して空気を導入又は排出し、これら動脈側ドリップチャンバ又は静脈側ドリップチャンバの液面を調整し得るエアポンプと、
を具備するとともに、前記エアポンプを正転又は逆転させることにより、前記生理食塩液用ラインの生理食塩液を順方向又は逆方向に強制流動させることを特徴とする請求項1記載の生理食塩液用ドリップチャンバの液面調整方法。 The blood purification device comprises:
An arterial drip chamber or venous drip chamber connected to the arterial blood circuit or venous blood circuit;
An open line extending from the air layer side of the arterial drip chamber or venous drip chamber;
It comprises a squeezing type pump disposed in the middle of the open line, and introduces or discharges air through the open line to the arterial drip chamber or venous drip chamber, and these arterial drip chamber or venous drip An air pump capable of adjusting the liquid level in the chamber;
2. The physiological saline solution according to claim 1, wherein the physiological saline line is forcibly flowed in a forward direction or a reverse direction by rotating the air pump forward or backward. Liquid level adjustment method for drip chamber.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006111535A JP4656427B2 (en) | 2006-04-14 | 2006-04-14 | Liquid level adjustment method for drip chamber for priming liquid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006111535A JP4656427B2 (en) | 2006-04-14 | 2006-04-14 | Liquid level adjustment method for drip chamber for priming liquid |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007282737A true JP2007282737A (en) | 2007-11-01 |
JP4656427B2 JP4656427B2 (en) | 2011-03-23 |
Family
ID=38755048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006111535A Expired - Fee Related JP4656427B2 (en) | 2006-04-14 | 2006-04-14 | Liquid level adjustment method for drip chamber for priming liquid |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4656427B2 (en) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009240609A (en) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Kuraray Medical Inc | Liquid component collection device and body fluid component collection method using the same |
JP2009268762A (en) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Nikkiso Co Ltd | Blood purifying apparatus and method for discriminating blood purifying means thereof |
JP2009285128A (en) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Nikkiso Co Ltd | Blood purifier and method of forming liquid reservoir in drip chamber for priming liquid |
JP2010000161A (en) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Sepi Koko:Kk | Blood circuit in dialysis and priming method of dialyzer |
JP2012139405A (en) * | 2010-12-29 | 2012-07-26 | Nipro Corp | Blood purifying apparatus and automatic priming method for blood circulation path thereof |
WO2012173161A1 (en) * | 2011-06-15 | 2012-12-20 | ニプロ株式会社 | Blood purification device and method for automatically priming blood purification device |
WO2013024825A1 (en) * | 2011-08-17 | 2013-02-21 | 日機装株式会社 | Blood purification device |
WO2014024972A1 (en) * | 2012-08-09 | 2014-02-13 | 日機装株式会社 | Blood purification device and priming method therefor |
JP2014184108A (en) * | 2013-02-22 | 2014-10-02 | Kawasumi Lab Inc | Liquid level adjusting device |
JP2014210135A (en) * | 2013-04-22 | 2014-11-13 | 川澄化学工業株式会社 | Liquid level adjustment device |
US10195336B2 (en) | 2013-11-11 | 2019-02-05 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus and priming method thereof |
US10406273B2 (en) | 2014-09-12 | 2019-09-10 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US10441699B2 (en) | 2015-01-23 | 2019-10-15 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US10610634B2 (en) | 2015-05-21 | 2020-04-07 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US10625007B2 (en) | 2015-06-24 | 2020-04-21 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus and blood purification system |
US11123463B2 (en) | 2015-06-24 | 2021-09-21 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US11278655B2 (en) | 2016-01-25 | 2022-03-22 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US11413387B2 (en) | 2016-09-23 | 2022-08-16 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US11690942B2 (en) | 2016-09-12 | 2023-07-04 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus with a bypass line that bypasses an ultrafiltration pump |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11278654B2 (en) | 2017-12-07 | 2022-03-22 | Medtronic, Inc. | Pneumatic manifold for a dialysis system |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150564A (en) * | 1984-05-18 | 1986-03-12 | フレセニウス・ア−ゲ− | Physiological basic solution filling method and apparatus for performing the same |
JPH0451803Y2 (en) * | 1990-05-24 | 1992-12-07 | ||
JPH05111532A (en) * | 1991-10-19 | 1993-05-07 | Asahi Medical Co Ltd | Blood transfusion set |
JPH11276578A (en) * | 1998-03-26 | 1999-10-12 | Ube Ind Ltd | Measuring container and continuous blood purifying device using the same |
-
2006
- 2006-04-14 JP JP2006111535A patent/JP4656427B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150564A (en) * | 1984-05-18 | 1986-03-12 | フレセニウス・ア−ゲ− | Physiological basic solution filling method and apparatus for performing the same |
JPH0451803Y2 (en) * | 1990-05-24 | 1992-12-07 | ||
JPH05111532A (en) * | 1991-10-19 | 1993-05-07 | Asahi Medical Co Ltd | Blood transfusion set |
JPH11276578A (en) * | 1998-03-26 | 1999-10-12 | Ube Ind Ltd | Measuring container and continuous blood purifying device using the same |
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009240609A (en) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Kuraray Medical Inc | Liquid component collection device and body fluid component collection method using the same |
JP2009268762A (en) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Nikkiso Co Ltd | Blood purifying apparatus and method for discriminating blood purifying means thereof |
JP2009285128A (en) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Nikkiso Co Ltd | Blood purifier and method of forming liquid reservoir in drip chamber for priming liquid |
JP2010000161A (en) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Sepi Koko:Kk | Blood circuit in dialysis and priming method of dialyzer |
JP2012139405A (en) * | 2010-12-29 | 2012-07-26 | Nipro Corp | Blood purifying apparatus and automatic priming method for blood circulation path thereof |
WO2012173161A1 (en) * | 2011-06-15 | 2012-12-20 | ニプロ株式会社 | Blood purification device and method for automatically priming blood purification device |
JPWO2012173161A1 (en) * | 2011-06-15 | 2015-02-23 | ニプロ株式会社 | Blood purification apparatus and automatic priming method for blood purification apparatus |
WO2013024825A1 (en) * | 2011-08-17 | 2013-02-21 | 日機装株式会社 | Blood purification device |
JP2013039241A (en) * | 2011-08-17 | 2013-02-28 | Nikkiso Co Ltd | Blood purification apparatus |
CN103732270A (en) * | 2011-08-17 | 2014-04-16 | 日机装株式会社 | Blood purification device |
EP2745860A1 (en) * | 2011-08-17 | 2014-06-25 | Nikkiso Company Limited | Blood purification device |
EP2745860A4 (en) * | 2011-08-17 | 2015-04-15 | Nikkiso Co Ltd | Blood purification device |
WO2014024972A1 (en) * | 2012-08-09 | 2014-02-13 | 日機装株式会社 | Blood purification device and priming method therefor |
US9872951B2 (en) | 2012-08-09 | 2018-01-23 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus and priming method for the same |
CN104379186A (en) * | 2012-08-09 | 2015-02-25 | 日机装株式会社 | Blood purification device and priming method therefor |
JP2014184108A (en) * | 2013-02-22 | 2014-10-02 | Kawasumi Lab Inc | Liquid level adjusting device |
JP2014210135A (en) * | 2013-04-22 | 2014-11-13 | 川澄化学工業株式会社 | Liquid level adjustment device |
US10195336B2 (en) | 2013-11-11 | 2019-02-05 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus and priming method thereof |
US10406273B2 (en) | 2014-09-12 | 2019-09-10 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US10441699B2 (en) | 2015-01-23 | 2019-10-15 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US10610634B2 (en) | 2015-05-21 | 2020-04-07 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US10625007B2 (en) | 2015-06-24 | 2020-04-21 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus and blood purification system |
US11123463B2 (en) | 2015-06-24 | 2021-09-21 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US11278655B2 (en) | 2016-01-25 | 2022-03-22 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
US11690942B2 (en) | 2016-09-12 | 2023-07-04 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus with a bypass line that bypasses an ultrafiltration pump |
US11413387B2 (en) | 2016-09-23 | 2022-08-16 | Nikkiso Company Limited | Blood purification apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4656427B2 (en) | 2011-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4656427B2 (en) | Liquid level adjustment method for drip chamber for priming liquid | |
JP6685374B2 (en) | Blood purification device and priming method thereof | |
JP5205036B2 (en) | Blood purification equipment | |
JP5294985B2 (en) | Blood purification apparatus and priming method thereof | |
US10124106B2 (en) | Blood purification apparatus | |
JP5808062B2 (en) | Blood purification apparatus and priming method thereof | |
WO2009153955A1 (en) | Blood purification apparatus and priming method therefor | |
JP5519427B2 (en) | Hemodialysis machine | |
JP6810686B2 (en) | Blood purification device and priming method | |
JP2007275213A (en) | Priming method of blood circuit | |
JP5319381B2 (en) | Blood purification apparatus and method for removing bubbles | |
WO2013183599A1 (en) | Blood purifying device and priming method therefor | |
JP4613831B2 (en) | Blood purification apparatus and automatic priming method for blood circulation circuit thereof | |
JP6053107B2 (en) | Blood purification apparatus and priming method thereof | |
JP2009285128A (en) | Blood purifier and method of forming liquid reservoir in drip chamber for priming liquid | |
JP2009153640A (en) | Blood purifying device and its priming method | |
JP5822152B2 (en) | Hemodialysis machine | |
JP5929912B2 (en) | Blood purification apparatus and automatic priming method for blood purification apparatus | |
JP6011701B2 (en) | Dialysis machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101215 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |