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JP2007280544A - 再生装置、および、再生方法 - Google Patents

再生装置、および、再生方法 Download PDF

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JP2007280544A
JP2007280544A JP2006107130A JP2006107130A JP2007280544A JP 2007280544 A JP2007280544 A JP 2007280544A JP 2006107130 A JP2006107130 A JP 2006107130A JP 2006107130 A JP2006107130 A JP 2006107130A JP 2007280544 A JP2007280544 A JP 2007280544A
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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させた適切な再生が行える再生装置等を提供する。
【解決手段】記憶部11には、再生対象となる楽曲群を論理的に分け、それぞれを異なるソース(仮想ディスク)として管理するためのソース管理情報11aと、ソース単位に再生される楽曲が中断された際の状況を示す中断時情報を記憶する再生管理情報11bとが記憶される。処理制御部15は、操作部16から任意のソースが指定され、そのソースの再生が指示されると、ソース管理情報11aを参照し、ディスク再生部12の再生を制御する。つまりディスク再生部12は、ソースの楽曲群を、対象のディスクから順番に再生する。なお、ソースの再生が中断されると、再生管理情報11bに中断時情報がセットされる。そして、再びそのソースが再生される際には、この中断時情報に従って、中断した楽曲から再生が再開される。
【選択図】図1

Description

この発明は、再生装置、および、再生方法に関する。
近年、楽曲が記録されたCDやMD等のディスクや、映像及び音声が記録されたDVD等のディスクを再生する再生装置が広く普及している。このような再生装置は、一般に、リジューム(レジューム)再生機能を有しており、ディスクの再生を途中で終わらせても、次の再生時に、前回中断した箇所(リジュームポイント)から引き続いて再生が行えるようになっている。
また、最近では、リジューム時に、中断した楽曲(映像等)の先頭に戻って、再生を再開することのできる再生装置も知られている。
なお、このようなリジューム機能の一例として、リジュームポイントからの再生、若しくは、リジュームポイントを含むトラックの先頭からの再生を、再生中断状況に応じて自動的に選択することのできる再生装置の技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−35063公報 (第4−5頁、第1図)
上述したリジューム機能を有する再生装置では、ディスクの再生を中断した後に、別のディスクの再生を行ってしまうと、再び元のディスクを再生しようとしても、リジューム機能が使えないという問題があった。つまり、ディスクAの再生を途中で終え、ディスクBに切り替えて再生を行うと、再度ディスクAに切り替えて再生しても、リジュームポイント等から再生されず、通常通りにディスクAの最初から再生が開始されてしまう。
また、再生装置は、プログラム再生機能も有しており、ユーザが所望の楽曲(映像等)を登録して、それらを順番に再生することができる。例えば、1枚のディスクにお気に入りの楽曲が2曲(曲A,曲B)あった場合、ユーザは、それらを登録することで、プログラム再生機能により、曲A,曲Bを連続して聴くことができる。
それでも、このプログラム再生機能は、登録された楽曲を順番に再生するだけであるため、楽曲の再生途中で中断(スキップ等)した後に、別の楽曲を再生してしまうと、再度その中断した楽曲から再生を再開することはできなかった。例えば、曲Aの再生を中断して、曲Bを再生してしまうと(曲Bに進んでしまうと)、曲Aの中断箇所から再生を再開することは、不可能であった。
すなわち、従来の再生装置では、ユーザの利便性を向上させた再生が実現できていないという問題があった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ユーザの利便性を向上させた適切な再生を行うことのできる再生装置、および再生方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る再生装置は、
複数のコンテンツが記録された記録媒体を再生する再生装置であって、
各コンテンツのうち、再生対象となるコンテンツをコンテンツ群として論理的に分け、それぞれを異なるソースとして管理するソース管理手段と、
前記ソース管理手段により管理されるソースのうち、1つのソースを任意に選択し、ソース単位の再生を指示する再生指示手段と、
前記再生指示手段によって再生が指示されたソースのコンテンツ群に含まれるコンテンツを、対象の記録媒体から順番に再生する再生手段と、
を備えることを特徴とする。
上記の再生装置は、前記再生手段によって再生されるソースのコンテンツの再生が中断された際の状況を示す中断時情報をソース単位に記憶する中断時情報記憶手段を更に備え、
前記再生手段は、再生対象となるソースに対応した中断時情報が前記中断時情報記憶手段に記憶されている場合に、当該中断時情報に従って、中断されたコンテンツから再生を再開してもよい。
前記ソース管理手段は、再生モードが同一となるコンテンツをコンテンツ群として論理的に分け、それぞれを再生モードが異なるソースとして管理し、
前記再生手段は、再生が指示されたソースのコンテンツ群に含まれるコンテンツを、対象の再生モードに切り替えて、記録媒体から再生してもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る再生装置は、
楽曲が記録された複数のディスクを切り替えて再生可能な再生装置であって、
各ディスクの楽曲のうち、再生対象となる楽曲を楽曲群として論理的に分け、それぞれを異なる仮想ディスクとして管理する仮想ディスク管理手段と、
前記仮想ディスク管理手段により管理される仮想ディスクのから、1つの仮想ディスクを任意に選択し、仮想ディスク単位の再生を指示する再生指示手段と、
前記再生指示手段によって再生が指示された仮想ディスクの楽曲群に含まれる楽曲を、対象のディスクを切り替えながら順番に再生する再生手段と、
前記再生手段によって再生される仮想ディスクの楽曲の再生が中断された際の状況を示す中断時情報を仮想ディスク単位に記憶する中断時情報記憶手段と、を備え、
前記再生手段は、再生対象となる仮想ディスクに対応した中断時情報が前記中断時情報記憶手段に記憶されている場合に、当該中断時情報に従って、中断された楽曲から再生を再開する、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る再生方法は、
複数のコンテンツが記録された記録媒体を再生する装置における再生方法であって、
各コンテンツのうち、再生対象となるコンテンツをコンテンツ群として論理的に分け、それぞれを異なるソースとして管理するソース管理ステップと、
前記ソース管理ステップにて管理されるソースのうち、1つのソースを任意に選択し、ソース単位の再生を指示する再生指示ステップと、
前記再生指示ステップにて再生が指示されたソースのコンテンツ群に含まれるコンテンツを、対象の記録媒体から順番に再生する再生ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの利便性を向上させた適切な再生を行うことができる。
本発明の実施の形態にかかる再生装置について、以下図面を参照して説明する。なお、楽曲が記録されたディスク(CD等)を再生する再生装置を一例として説明する。
図1は、この発明の実施形態に適用される再生装置の構成の一例を示す模式図である。
図示するように、この再生装置1は、記憶部11と、ディスク再生部12と、アンプ13と、スピーカ14と、処理制御部15と、操作部16と、表示部17とから構成される。
記憶部11は、例えば、不揮発性メモリ等からなり、ソース管理情報11a及び、再生管理情報11b等を記憶する。
ソース管理情報11aは、ディスク再生部12にて実際に再生対象となるディスク(物理ディスク)に記録された各楽曲から、所望の楽曲群を論理的に分け、それぞれ異なるソース(仮想ディスク)として管理するための情報である。
具体的には、図2(a),(b)に示すように、所望の楽曲群がそれぞれの仮想ディスクに論理的に分けられて管理される。つまり、仮想ディスク毎に、各楽曲の曲名、ディスクID(例えば、TOCのダイジェスト等)、及び、トラック(トラック番号)が管理されている。
この例の場合では、図2(c)に示すように、1枚の物理ディスクの楽曲が2枚の仮想ディスクに論理的に分けられて管理されている。
なお、物理ディスクの数は、複数であってもよく、また、仮想ディスクの数も、2より大きくてもよい。
図1に戻って、再生管理情報11bは、ソース単位(仮想ディスク単位)に再生される楽曲が中断された状況を管理するための情報である。
具体的には、図3に示すように、仮想ディスク毎に中断時情報が管理される。つまり、中断の有無と、中断時の再生状況が管理されている。
この例の場合では、一方の仮想ディスク(BD1)に中断があったことを示している。
図1に戻って、ディスク再生部12は、処理制御部15に制御され、ディスク(物理ディスク)に記録された対象の楽曲を再生する。そして、再生した楽曲信号をアンプ13に供給する。つまり、ディスク再生部12は、ソース管理情報11a(任意の仮想ディスク)に沿って、対象の楽曲を順番に再生する。
なお、ディスク再生部12は、複数のディスク(物理ディスク)を切り替えて再生可能であってもよい。例えば、再生装置1がディスクチェンジャ機構等を有している場合に、ディスク再生部12は、処理制御部15に制御され、ソース管理情報11aに沿って、複数のディスクを適宜切り替えながら、対象の楽曲を再生する。
アンプ13は、例えば、イコライザ機能を備えた増幅ユニット等からなり、ディスク再生部12から供給される楽曲信号(音声信号)を適宜増幅等して、スピーカ14に供給する。
スピーカ14は、例えば、2チャンネルのステレオスピーカ等からなり、アンプ13から供給された楽曲信号に基づいて、楽曲音を出力する。
処理制御部15は、メモリを備えたCPU(Central Processing Unit)等からなり、再生装置1全体を制御する。
具体的に処理制御部15は、ユーザから操作部16を介して再生対象となる任意のソース(仮想ディスク)が指定され、そのソースの再生が指示されると、記憶部11に記憶されたソース管理情報11a(指定された仮想ディスク)を参照し、ディスク再生部12を制御して、対象の楽曲群を順番に再生させる。
そして、再生中に、ソースの切り替え等により、楽曲の再生が中断すると、処理制御部15は、記憶部11の再生管理情報11bに中断した際の再生状況を示す中断時情報をセットする。そして、再び、元のソースが再生対象となると、処理制御部15は、再生管理情報11b(セットされた中断時情報)を参照して、中断した楽曲から再生を再開する。
操作部16は、再生装置1に配置された操作パネルや、所定のリモコン等からなり、ユーザの操作に応じた指示情報を処理制御部15に供給する。
例えば、操作部16は、ソース(仮想ディスク)を指定した再生や、再生中のソース切り替え等の指示情報を処理制御部15に供給する。
表示部17は、液晶表示パネルや光電管表示パネル等からなり、再生装置1の動作状況等をユーザに報知するため、処理制御部15に制御され、種々の情報を表示する。
例えば、表示部17は、ユーザに指定された仮想ディスクを表す情報や、実際に再生しているディスク(物理ディスク)のトラック番号やタイムコード等を表示する。
以下、このような構成の再生装置1の動作について、図4を参照して説明する。図4は、処理制御部15にて実行されるリジューム再生処理を説明するためのフローチャートである。
このリジューム再生処理は、一例として、ユーザからの再生指示(ソースを指定した再生指示)に応答して開始される。なお、記憶部11には、上述した図2(a),(b)に示すようなソース管理情報11a等が記憶されているものとする。
まず、処理制御部15は、指定されたソース(仮想ディスク)の再生を受け付ける(ステップS11)。つまり、ユーザにより操作部16が操作され、任意の仮想ディスクを指定した再生指示が、操作部16から処理制御部15に供給される。そして、処理制御部15は、この再生指示を取得して、再生対象の仮想ディスクを認識する。
処理制御部15は、指定されたソースに対応する中断時情報が有るか否かを判別する(ステップS12)。つまり、記憶部11に記憶される再生管理情報11bに、指定された仮想ディスクについての中断時情報がセットされているかどうかを判別する。
より詳細には、上述した図3に示す再生管理情報11bにおいて、中断有無が有りとなっている場合に、処理制御部15は、指定された仮想ディスクについての中断時情報がセットされていると判別する。
処理制御部15は、対応する中断時情報がないと判別すると、ソース管理情報11aを参照し、そのソースの最初の楽曲から再生を開始する(ステップS13)。
例えば、仮想ディスクIDがBD2の仮想ディスクが指定された場合に、処理制御部15は、上述した図2(b)に示すようなソース管理情報11aを参照し、最初の楽曲(Track7)の再生をディスク再生部12に指示する。そして、ディスク再生部12がその楽曲の再生を開始する。
一方、対応する中断情報が有ると判別した場合に、処理制御部15は、中断情報を参照し、中断した楽曲から再生を再開する(ステップS14)。
例えば、仮想ディスクIDがBD1の仮想ディスクが指定され、上述した図3に示すような再生管理情報11bが参照されると、処理制御部15は、中断した楽曲(Track3)のタイムコード(2:23)からの再生をディスク再生部12に指示する。そして、ディスク再生部12がその楽曲のタイムコードから再生を開始する。
そして、処理制御部15は、対象の中断時情報をクリアする(ステップS15)。つまり、中断した楽曲からの再生を開始したため、不要となった中断時情報をクリアして再生管理情報11bを更新する。
こうして楽曲の再生を開始すると、処理制御部15は、ソース管理情報11aに沿って、楽曲の再生を続ける(ステップS16)。つまり、再生中の楽曲が終了したら、その仮想ディスクにおける次の楽曲の再生を引き続き行う。
処理制御部15は、ソースの切り替えが有ったか否かを判別する(ステップS17)。つまり、ユーザにより操作部16が操作され、再生中において、別の仮想ディスクへの切り替え指示がなされたかどうかを判別する。
処理制御部15は、ソースの切り替えが有ったと判別すると、再生管理情報11bの中断時情報を更新する(ステップS18)。つまり、再生を中断したディスクID、中断時のトラック(トラック番号)及び、中断時のタイムコードを含む中断時情報を再生管理情報11bにセットする。
そして、処理制御部15は、ステップS11に処理を戻し、切り替え先のソースの再生を受け付けることからやり直す。
一方、ステップS17にて、ソースの切り替えがないと判別した場合に、処理制御部15は、全曲の再生が終了したか否かを判別する(ステップS19)。つまり、仮想ディスクにおける楽曲群を全て再生し終えたかどうかを判別する。
処理制御部15は、全曲の再生が終了していないと判別すると、ステップS16に処理を戻し、上述したステップS16〜S19の処理を繰り返し実行する。
一方、全曲の再生が終了していないと判別すると、処理制御部15は、リジューム再生処理を終了する。
このようなリジューム再生処理によって、仮想ディスク単位の再生を行うことができ、そして、仮想ディスクの切り替えにより楽曲の再生が中断すると、中断時情報が再生管理情報11bにセットされる。このため、再び元の仮想ディスクに切り替えて再生を行う際に、この中断時情報が参照され、中断した楽曲から再生が再開される。
この結果、ユーザの利便性を向上させた適切な再生を行うことができる。
次に、図5を参照して、より具体的な再生装置1の動作について説明する。つまり、2枚の仮想ディスク(BD1,BD2)の切り替えと楽曲の再生の様子について、具体的に説明する。
なお、最初の状態で、再生管理情報11bには、何れの仮想ディスクについても、中断時情報がセットされていないものとする。
まず、ユーザにより操作部16を介して、仮想ディスクBD1が指定され、仮想ディスクBD1の再生が指示されると、再生装置1は、仮想ディスクBD1の中断時情報が再生管理情報11bにないため、図2(a)に示すソース管理情報11aを参照して先頭の楽曲の再生を開始する。つまり、タイミングT1にて、Track3の楽曲を、タイムコードの始め(0:00)から再生する。
その後、タイミングT2にて、ユーザにより仮想ディスクBD2への切り替えが指示されると、Track3の再生が中断され、再生装置1は、中断時のタイムコード(2:23)を含む仮想ディスクBD1の中断時情報を再生管理情報11bにセットする。そして、再生装置1は、仮想ディスクBD2の中断時情報が再生管理情報11bにないため、図2(b)に示すソース管理情報11aを参照して先頭の楽曲の再生を開始する。つまり、Track7の楽曲を、タイムコードの始め(0:00)から再生する。
また、タイミングT3にて、仮想ディスクBD1への切り替えが指示されると、Track7の再生が中断され、再生装置1は、中断時のタイムコード(1:58)を含む仮想ディスクBD2の中断時情報を再生管理情報11bにセットする。そして、再生装置1は、仮想ディスクBD1の中断時情報を参照し、中断した楽曲の再生を再開する。つまり、Track3の楽曲を、中断時のタイムコード(2:23)から再生する。
また、タイミングT4にて、仮想ディスクBD2への切り替えが指示されると、Track3の再生が中断され、再生装置1は、中断時のタイムコード(4:18)を含む仮想ディスクBD1の中断時情報を再生管理情報11bにセットする。そして、再生装置1は、仮想ディスクBD2の中断時情報を参照し、Track7の楽曲を中断時のタイムコード(1:58)から再生する。
更に、タイミングT5にて、仮想ディスクBD1への切り替えが指示されると、Track7の再生が中断され、再生装置1は、中断時のタイムコード(3:04)を含む仮想ディスクBD2の中断時情報を再生管理情報11bにセットする。そして、再生装置1は、仮想ディスクBD1の中断時情報を参照し、Track3の楽曲を中断時のタイムコード(4:18)から再生する。
以降同様に、仮想ディスクが切り替わる度に、中断時のタイムコードから再生が再開されることになる。なお、仮想ディスクが切り替わる前に、楽曲の再生が終わると、ソース管理情報11aに沿って、次の楽曲の再生が行われる。例えば、タイミングT5にて再生を再開したTrack3の再生がそのまま終了すると、図2(a)ソース管理情報11aが参照され、Track2の楽曲がタイムコードの始め(0:00)から再生される。
上記の実施形態では、仮想ディスクが2枚の場合について説明したが、仮想ディスクの数は、2枚より多く増やすことも可能である。つまり、BD1,BD2,・・・,BDnと、適宜増やすことが可能である。ただし、管理や操作上の都合も考慮し、実働上、不便さが感じないnの値を設定することになる。
例えば、図6(a)に示すような、設定画面を表示部17に表示し、操作部16からユーザが所望の値を設定できるようにしてもよい。
そして、ユーザに設定されたn枚の仮想ディスクを使用して、再生装置1は、仮想ディスク単位の再生を行う。
つまり、図6(b)に示すように、n枚の仮想ディスク(BD1,BD2,・・・BDn)の切り替えても、楽曲の再生を適宜行うことができる。以下、簡単に説明する。
まず、タイミングT1にて、仮想ディスクBD1が指定されて再生が指示されると、再生装置1は、先頭のTrack3の楽曲を始め(0:00)から再生する。その後、タイミングT2にて、仮想ディスクBD2への切り替えが指示されると、再生装置1は、仮想ディスクBD1の中断時情報をセットし、仮想ディスクBD2における先頭のTrack7の楽曲を始め(0:00)から再生する。その後、タイミングT3にて、仮想ディスクBDnへの切り替えが指示されると、再生装置1は、仮想ディスクBD2の中断時情報をセットし、仮想ディスクBDnにおける先頭のTrack9の楽曲を始め(0:00)から再生する。
また、タイミングT4にて、仮想ディスクBD1への切り替えが指示されると、再生装置1は、仮想ディスクBDnの中断時情報をセットし、仮想ディスクBD1の中断時情報を参照して、Track3の楽曲をタイムコード(2:23)から再生する。また、タイミングT5にて、仮想ディスクBD2への切り替えが指示されると、再生装置1は、仮想ディスクBD1の中断時情報をセットし、仮想ディスクBD2の中断時情報を参照して、Track7の楽曲をタイムコード(1:58)から再生する。また、タイミングT6にて、仮想ディスクBDnへの切り替えが指示されると、再生装置1は、仮想ディスクBD2の中断時情報をセットし、仮想ディスクBDnの中断時情報を参照して、Track9の楽曲をタイムコード(1:22)から再生する。
更に、タイミングT7にて、仮想ディスクBD1への切り替えが指示されると、再生装置1は、仮想ディスクBDnの中断時情報をセットし、仮想ディスクBD1の中断時情報を参照して、Track3の楽曲をタイムコード(4:18)から再生する。
以降同様に、仮想ディスクが切り替わる度に、中断時のタイムコードから再生が再開されることになる。
上記の実施形態では、中断した仮想ディスクを再度再生する際に、中断時情報を参照して、中断した楽曲のタイムコードから、つまり、楽曲の中断箇所から再生を再開する場合について説明した。
しかしながら、再生を再開する位置は、このような中断箇所に限られず、適宜変更可能である。例えば、その楽曲の先頭に戻って、再生を再開するようにしてもよい。
更に、中断時のタイムコードの値に応じて、楽曲の先頭に戻って再生を再開するか、又は、そのタイムコードから再生を再開するかを、自動的に選択するようにしてもよい。
一例として、中断時のタイムコードの値が、その楽曲の全再生時間の半分以下であれば、楽曲の先頭に戻って再生を再開し、また、全再生時間の半分より大きければ、そのタイムコードから再生を再開する。
上記の実施形態では、ディスクがCDの場合を一例として説明したが、ディスクの種類等はCDに限られず任意である。例えば、MD、CD(MP3等の圧縮対応)、HDD、DVD、CD−CHANGER、及び、MD−CHANGER等にも適宜適応可能である。
例えば、映画等のDVD(DVD−Video)等では、メイキングと本編が記録されている場合が多い。つまり、同一ディスク内でも視点を変えた違う楽しみ方をすることが一種の醍醐味となっている。
そのため、メイキングと本編とを別のソースとして管理を分けることにより、ソース切り替え操作のみで、メイキングと本編とを適宜再生することが可能である。つまり、仮想ディスクBD1をメイキングの映像及び音声、そして、仮想ディスクBD2を本編の映像及び音声として、ソース管理情報11aに登録(記憶)することで、上記と同様に、仮想ディスクの切り替え操作だけで、簡単に、メイキングと本編とを切り替えて再生することができる。
しかも、切り替えによる中断時の情報が再生管理情報11bにて管理されるため、仮想ディスクBD1を指定してメイキングを再生している途中で、仮想ディスクBD2に切り替えて本編を再生し、更に本編を再生している途中で再び仮想ディスクBD1に切り替えた場合でも、中断したメイキングの途中から再度再生することができる。
また、仮想ディスクBD1を英語字幕の映像及び音声、そして、仮想ディスクBD2を日本語字幕の映像及び音声として、ソース管理情報11aに登録(記憶)することで、上記と同様に、仮想ディスクの切り替え操作だけで、簡単に、英語字幕と日本語字幕とを切り替えて再生することができる。
更に、再生手法の違いを別のソースとして管理を分けることにより、ソース切り替え操作のみで、再生モードを切り替えて適宜再生するようにしてもよい。
例えば、MDの再生には、グループに分けて登録した楽曲をグループ単位で再生するグループ再生という再生機能(再生手法)が備わっている場合が多い。
そのため、MD1ソース選択の場合は、グループ再生モードとし、MD2ソース選択の場合は、通常再生モードといったように、ソース切り替え操作のみで、再生モードを切り替えて再生することができる。つまり、従来の再生装置のようなグループ再生機能の切り替えを用いずとも、グループ再生と通常再生を切り替えて再生することができる。
具体的には、図7(a)に示すような設定画面を表示部17に表示し、ユーザが任意に設定を行えるようにする。この場合、ユーザがグループ化したMDを再生する再生手法がソース切り替え操作のみで2通り(グループ再生ON/OFF)選ぶことができ、利便性が向上する。
また、再生仕様の違いを別のソースとして管理を分けることにより、ソース切り替え操作のみで、再生モードを切り替えて適宜再生するようにしてもよい。
例えば、CD−R等にMP3/WMAのような圧縮された楽曲データと、圧縮されていないCDDAの楽曲データとが混在して記録されている場合もある。
そのため、CDソース選択の場合は、MP3/WMAのような圧縮再生モードとし、CD2ソース選択の場合は、CDDA再生モードといったように、ソース切り替え操作のみで、再生モードを切り替えて再生することができる。つまり、従来の再生装置のような再生切り替えを用いずとも、圧縮再生モードとCDDA再生モードを切り替えて再生することができる。
具体的には、図7(b)に示すような設定画面を表示部17に表示し、ユーザが任意に設定を行えるようにする。この場合、圧縮/非圧縮の楽曲データが混在しているディスクを再生する際に、再生仕様がソース切り替え操作のみで2通り(圧縮再生/CDDA再生)選ぶことができ、利便性が向上する。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザの利便性を向上させた適切な再生を行うことができる。
本発明の実施形態に適用される再生装置の構成の一例を示す模式図である。 (a),(b)がソース管理情報を説明するための模式図あり、(c)が物理ディスクと仮想ディスクとの関係を説明するための模式図である。 再生管理情報(中断時情報)を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に適用されるリジューム再生処理を説明するためのフローチャートである。 2枚の仮想ディスクの切り替えと、楽曲の再生の様子を具体的に説明するための模式図である。 (a)が表示部に表示される表示例を示す模式図であり、(b)がn枚の仮想ディスクの切り替えと、楽曲の再生の様子を具体的に説明するための模式図である。 (a),(b)共に、表示部に表示される表示例を示す模式図である。
符号の説明
1 再生装置
11 記憶部
12 ディスク再生部
13 アンプ
14 スピーカ
15 処理制御部
16 操作部
17 表示部

Claims (5)

  1. 複数のコンテンツが記録された記録媒体を再生する再生装置であって、
    各コンテンツのうち、再生対象となるコンテンツをコンテンツ群として論理的に分け、それぞれを異なるソースとして管理するソース管理手段と、
    前記ソース管理手段により管理されるソースのうち、1つのソースを任意に選択し、ソース単位の再生を指示する再生指示手段と、
    前記再生指示手段によって再生が指示されたソースのコンテンツ群に含まれるコンテンツを、対象の記録媒体から順番に再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 前記再生手段によって再生されるソースのコンテンツの再生が中断された際の状況を示す中断時情報をソース単位に記憶する中断時情報記憶手段を更に備え、
    前記再生手段は、再生対象となるソースに対応した中断時情報が前記中断時情報記憶手段に記憶されている場合に、当該中断時情報に従って、中断されたコンテンツから再生を再開する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記ソース管理手段は、再生モードが同一となるコンテンツをコンテンツ群として論理的に分け、それぞれを再生モードが異なるソースとして管理し、
    前記再生手段は、再生が指示されたソースのコンテンツ群に含まれるコンテンツを、対象の再生モードに切り替えて、記録媒体から再生する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 楽曲が記録された複数のディスクを切り替えて再生可能な再生装置であって、
    各ディスクの楽曲のうち、再生対象となる楽曲を楽曲群として論理的に分け、それぞれを異なる仮想ディスクとして管理する仮想ディスク管理手段と、
    前記仮想ディスク管理手段により管理される仮想ディスクのから、1つの仮想ディスクを任意に選択し、仮想ディスク単位の再生を指示する再生指示手段と、
    前記再生指示手段によって再生が指示された仮想ディスクの楽曲群に含まれる楽曲を、対象のディスクを切り替えながら順番に再生する再生手段と、
    前記再生手段によって再生される仮想ディスクの楽曲の再生が中断された際の状況を示す中断時情報を仮想ディスク単位に記憶する中断時情報記憶手段と、を備え、
    前記再生手段は、再生対象となる仮想ディスクに対応した中断時情報が前記中断時情報記憶手段に記憶されている場合に、当該中断時情報に従って、中断された楽曲から再生を再開する、
    ことを特徴とする再生装置。
  5. 複数のコンテンツが記録された記録媒体を再生する装置における再生方法であって、
    各コンテンツのうち、再生対象となるコンテンツをコンテンツ群として論理的に分け、それぞれを異なるソースとして管理するソース管理ステップと、
    前記ソース管理ステップにて管理されるソースのうち、1つのソースを任意に選択し、ソース単位の再生を指示する再生指示ステップと、
    前記再生指示ステップにて再生が指示されたソースのコンテンツ群に含まれるコンテンツを、対象の記録媒体から順番に再生する再生ステップと、
    を備えることを特徴とする再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009164766A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Panasonic Corp コンテンツ再生装置

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